本因坊秀甫
キビキビした縦横無尽な打ち回し、待っていて相手が転ぶのを待つのではなく、自ら出掛けていって相手を転がす碁。
しかも、一旦優勢になると盤石の店仕舞い…逃げ腰の店仕舞いではなく、積極的店仕舞いとでも言おうか。もっと解りやすく言うとこの人の碁の完成型が今の中国若手の碁といった感じ。対秀栄との碁などは、坂田・高川戦と並んで日本棋士が中国若手にヤラレる様に酷似している。
もちろん秀栄・高川が日本側ね。 林海峰が秀甫好きだった気がする。
あと、チャンホにオススメの古碁を聞かれて依田が名前を挙げてたような。
棋風に関しては誰かが「相手の鼻面を取っ手引き回す碁」って表現してた記憶が。