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「クロノ・トリガー」「ゼノギアス」作曲家・光田康典、ゲームの音作りへのこだわりを語る - TOKYO FM+
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◆さまざまな“挑戦”が詰め込まれた「ゼノギアス」

中川:光田さんの代表作である「ゼノギアス」は根強いファンが多い作品だと思います。どういった
特徴のあるゲームなんでしょうか?

光田:根強いファンがいてくださって、嬉しい限りです。当時、スクウェアはアニメを主軸にしたゲームを
作っていなかったんですよね。

ハマ:ほうほう!

光田:ディレクターの意向もありまして、オープニングではCGをすごく使って、アニメ調で物語を作りました。
ゲームでは宗教とかニーチェといった、今の世の中ではなかなか出せないような際どい内容を扱っていました。

「神とは何か」「我々人間はどうやって生まれたのか」みたいなところがテーマだったりするので、今遊べる
メディアがあるならば、ぜひプレイしていただきたいゲームではあります。

ハマ:すごいな。

光田:音楽も非常に宗教的なものが多いです。そして、スクウェアで初めての“歌もの”を入れたゲームでもあります。

ハマ:そうなんですか!?

光田:「ファイナルファンタジー」シリーズでは8から歌ものが入ったんですけども、その前に「ゼノギアス」で
やりました。(プラットフォームが)プレイステーションに移って容量が増えたので、何曲かは生録音したものを
収録できるようになりました。「やるんだったら最大限にやりたいな」と思いましたね。

ハマ:収録時間も30分を超えるフルボイスのアニメーション! 当時の人からしたら「すげえ!」って話ですよ。

光田:斬新ですごいことでしたね。

ハマ:発売されたのは1998年です。「ゼノギアス」は初めての試みが多かった作品だったんですね。

光田:そうですね。