>>669さん
663です。
自分が翡翠 冴で作りが雑だと思ったのは仕舞った時に元上と他のブランクスの高さに差がありトップカバーを付けてもカタカタと揺れる事。
玉口部分が薄くならず塗装が雑な事。
元竿部分の偽カーボンプリントが安っぽ過ぎること、「硬調」などのプリントが滲みがちでまるで偽ブランドのような雰囲気。ブランクスの尻栓側は切りっぱなしで頻繁に出し入れしたら太い方のブランクスの内側が削れそう。こんな所です。
SMTを避けた場合、ダイワの最上位機種であり、最新機種であるのが翡翠
冴だったので質感もそれなりに期待していたんですが、質感に関してはシマノ天平の方が遥かに高く同じダイワでも早春と同等レベルかそれ以下に感じました。
ただ、先調子、張り、パワー、軽さ、感度、細さと言う実釣面ではとんでもないレベルで高く、カタログにある「最上位機種も凌駕する調子と感度」と言う売り文句はあながち嘘ではないと思います。
カタログでは源流竿に次ぐ先調子でありながら、大物、大重り用の
碧羅に次ぐ張り、ハイエンドの鋭覇、流覇に次ぐ軽量さ。
感度、パワー、軽量さをとてつもなく高い次元で両立しているのが翡翠 冴です。
ただ、その高い実釣性能だけにあと少し仕上げにもこだわって質感を高めて欲しいなとは思いました。

仕上げ、質感などの面を除けば、相反する要素をとんでもなく高いレベルで両立させた素晴らしい渓流竿です、渓流竿を知れば知るほど何故この自重でこんな先調子で張りのある竿が出来るんだと驚愕するレベルの素晴らしい竿です。