円安インフレ論というのは、低知能層にはなんだか分った気になれる便利なツールなんでしょうが、これは、金融緩和を否定して、何としても金利を上げてほしい銀行屋さんの思惑に洗脳された低知能大衆の、非常に愚かな反応であるとも言えるわけですよ。

もちろん、低知能大衆の大半はアベガーと呼ばれる極悪大衆でもあり、アベノミクスの全否定は彼らが大喜びするところでもあります。

彼らとは常に間違う人たちです。間違い以外絶対に何もしない、それが大衆ですよ。

ましてや、マクロ経済の常識から見ても、円安で上昇するのは、輸入価格であって、しかしマクロ経済では、価格と物価はまるで異なるものなのです。

例えば、一部の輸入物価が上昇しても、消費者はその分だけ他の製品を買い控えることになり、売れなくなった商品は値下がりするしかなく、つまり一部の商品の値上げは物価を上昇させない、というのがマクロ経済の常識的な考えなんですよ。
物価というのは、円安インフレ論を言っている低知能大衆が考えているよりも、はるかに抽象的で全体的な指標なんです。

円安インフレ論を言っている愚か者たちは、統計学とマクロ経済の基礎的な考え方くらいは、せめて勉強してからものを言うべきでしょうね。