このスレの議論って現実を無視した、形而上の理論の言い合いになるからつまらない。
たとえば、お金を刷るとインフレになる、っていうのも、政策で変わるのよ。

たとえばこういうケースでかんがえてみ。
日本の年金は、老人の人口が増えすgて、もはや10年もいまの制度を続けることは不可能。
で、財政危機で年金がゼロになったとする。
そうすると、老人の生活費が毎月20万円かかるする。
65歳から85歳までで、医療は介護も含めて4800万円の生活費が必要になる。
この場合、78歳で食費に苦労したり、ホームレスになるのは、相当つらいでしょ。

だからそういう場合は何十年もかけて個人は貯金をし続ける。
毎月10万円を貯めても、4800万円貯めるのに40年かかる。
給料が毎月入ってきても、そのうち10万円は絶対に使えないから、
消費が増えないし、貯金されたお金は市中に出てこない。

つまりインフレが起こらないのよ。
まあ、いまの日本も年金の不足額が天文学的規模だからインフレにはならない。
個人資産が1840兆円、一世帯平均で2800万円も持ってるのに、そのお金が流れてこないでしょ。だからデフレになる。
で、個人商品が伸びないで、人口が2000万人もこれから減るから、企業も
借金して設備投資をやって供給を増やしたら倒産するから、やらない。つまりさらにデフレ社会になる。

一方、年金が信頼されてる国だと、貯金しなくても、老後の生活でホームレスにならないから、お金を使う。
消費が増えるから、企業は設備投資をする。
だから適度なインフレがふつうに起こる。

つまりインフレがどうこう言っても、現実社会は、そういう政策がらみなのよ。
そういう現実社会や、現実の経済の説明がMMTには一切ない。
インフレになったら増税で止めるって言ったって、日本の議会では増税なんか
国民も政治感も猛反対になって、10年以上かかるけど、そういう政治も一切無視。
で、政府がお金を刷るってことは、利権政治家がお金の発行権を持つってことで、
それで何十カ国が悲惨な失敗をしたから、中央銀行が管理するようになったんだし。