金融の世界史: バブルと戦争と株式市場 (新潮選書) | 板谷 敏彦

13世紀マルコポール、雲南地方で子安貝が以前として貨幣として使われていて驚いたが、
首都大都(北京)では桑の樹皮でできた紙幣が流通していてさらに衝撃。
少しあとの、イブン・バットゥータは、ディール金貨やディルハム銀貨は市場では誰も受け取って
くれないと驚く。紙幣に価値があるとは地中海の人には理解できなかった。
平清盛の宋銭輸入は紙幣の普及による。