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マテリアル・パズル 連載中 Part.2
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0001マロン名無しさん
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2019/08/16(金) 20:56:46.88ID:???
月刊少年ガンガンにて 2002年2月号より連載が開始された「マテリアル・パズル」
この漫画について色々語りましょう
なお、この作品は粗筋書きがテンションあがってくることで二日に1話のペースで連載されるようです
たまにテンション下がって変な時期に休載したり合併号になったりすることもありますが気にしないでね


※注意※
連載中スレとは連載終了した漫画作品を第1話〜最終話まで順々に、
『現在連載されているもの』つまり現在進行形で語り合うスレです。

●ただし、あらすじは単行本基準で進行していきますが、
●まれにページが多く、やむを得ず同シナリオでも複数に分ける場合があります。
●(「第1話・A」とか「第2話・前」等)
●スレ住人から教えられた場合は別ですが、この場合、
●区切りのいい所や一定のページで一旦切り上げる場合があります。ご了承下さい。

ネタバレ発言はご法度。現在明かされてる情報のみで語り合いましょう。
連載中スレにそぐわない話は楽屋裏スレで行いましょう。
次スレが立ったら or 連載終了して合図があったら楽屋裏! 現代に戻って好き放題に語り合え!

関連スレ等
連載中スレの楽屋裏 第35幕
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/csaloon/1531910380/

連載中スレまとめ
http://rensaimatome.blog.fc2.com/
連載中スレ過去ログ倉庫(更新停止中)
http://rensai.nobody.jp/
※前スレ
マテリアル・パズル 連載中
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/csaloon/1557216556/
0276マロン名無しさん
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2019/09/30(月) 17:23:13.36ID:QzN/eEgY
〔下等な人間共よ久しぶりだな 私は女神の三十指 ダークアイ・Qだ
 なんでもメモリア魔法陣という魔法使い同士の闘いが発動するようだな
 頂点に輝いた者は伝説の魔法が与えられるという話だが…ふん 私は興味ないな〕

扉絵にて、ダークアイ・Qが読者の皆にそう語りかけるのであった −ω−)


  第70話|アクアとスーパーキャンデー28号


ヨマに切り落とされたアクアの腕は、メモリア城の技術により無事再生に成功
アクアも一息つきつつ技術者の老婆、モチャにも礼を言いつつ帽子かぽ

「礼ならこいつに言っとくれ ふたつの五大石がこの城の魔力の制御を全て行ってくれるのだ
 なんせ5つ揃えば大魔王デュデュマすら押さえつけてしまうらしいからの」
「…よく城を救ってくれたなアクア ほらアメだぞ」「わーい」

ティトォもアクアも変わらない様子に、モチャもバレットも笑顔が浮かぶ
できればプリセラにも一目会いたかったが…とはいえM・P<マジックパイル>用のデータは取れた
急げば魔法陣までにも間に合う可能性があるとの事で

「あたし達3人がそれぞれ異なる力を鍛えたのはそのためさね
 全ての力をひとつにする時が来たんだ

 プリセラの身体 あたしの魔力 そしてティトォの頭脳と回復と強化の力―――
 メモリア魔法陣 全てを重ね合わせてあたし達が優勝だ!!」

きたるメモリア魔法陣に向け、アクアもうずまきあめを咥えながら笑みを浮べるのだった −ω−)
0277マロン名無しさん
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2019/09/30(月) 17:24:03.13ID:QzN/eEgY
ミカゼの山篭りの特訓も順調そうで、今日も何からやるか額のシンメ師匠に問いかけるミカゼ
シンメも内心困惑しつつも、いずれ乗っ取る身体だし鍛えておいても損は無いだろう、として
自身の編み出した、魔獣の術、魔法使いと戦うためのその奥義をミカゼに伝授する事に
…そういえばシンメ師匠とはいったい何者なのかミカゼも聞いてみる
シンメによれば、自分は年を経て魔の力を持った獣 人からも獣からも恐れられた、魔獣の王
その頃は調子に乗って悪さばかりしていたが、そんなシンメを退治しに現れたのがメモリアの魔法使いらしく…

「それで…やられたんすか?」
【ああ ズタボロにな…… 魔法使いは人間の頂点を極めた連中だ
 特に攻撃系の魔法使いときたら戦闘において太刀打ちできる者など皆無であろう】
「それで編み出したのが…」
【ああ 確かお前の身体を使って一度見せたな
 対攻撃魔法奥義 万象の杖<ばんしょうのつえ>】

魔法使いへの復讐のための奥義を編み出し、シンメは単身メモリアに乗り込むが
街の方はさらに強い魔法使い達がわんさかいて、完膚なきまでに叩きのめされ
さらに魔法で面に封印され、長い年月の中、シンメの存在は忘れ去られていったと言う…

そんな自分を救ってくれた事に、シンメもミカゼには感謝の言葉を述べながらも
裏ではメモリアの復讐のためにミカゼを乗っ取らんと画策するシンメであった…
という訳でシンメの特訓が始まるが、その下準備としてシンメが命じたのは きのこ狩り
これにはミカゼも思いっきり嫌そうな顔になっちゃうのでした

とりあえずどっさりキノコを収穫してきたミカゼ、ここから毒がある者も取り分けて
【よし!毒だけ食え!!】「アホですかい!!」
【古からの邪法だ 毒を食って毒を制す 肉体を短期間で強化するちびっこは絶対マネをしてはいけない危険な方法だ
 毒など外部からの刺激にも強くなれる それだけじゃない 筋肉も血も魔力抵抗もだ
 強くなりたかったら好き嫌い言わない!!】
シンメのお叱りの言葉が山に響くのでした
0278マロン名無しさん
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2019/09/30(月) 17:24:31.60ID:QzN/eEgY
城のほうでは、皆揃ってお茶会中の護衛隊のメンバー達にハワードが首をかしげる
グリンは街に出かけてるとパンナが言い、ハワードも護衛しなくて良いのかと仰天するが
今のグリンには自分達100人分以上の護衛が付いている、と笑い飛ばすブラウリーに
ハワードも大体今のグリンに誰が付いているかを察したようで

グリンについているのはアクア、リュシカ、ジール・ボーイの早々たる面々
なんでもアクアに行きたい所があるとの事だが、グリンもメモリアの町並みは大分変わったので
ガイドブック片手で無いと案内はできないが、アクア曰く目的地はわかってるそうで…

「…何を買うんだよアクア」「武器」
グリンの問いに、アクアはにんまりと笑みを浮べていた

…何処かの工場のようなところに視点を移し、稼動するその機械を難しい顔で眺めるおっさんの姿があり
どうやらその機械、スーパーキャンデー28号は不調のようで…
娘はもう寿命だとするが、父は修理のための部品を調達してくる、という
そんな父に娘も声を荒げる 作るのは大きいばかりで売れない、でかい飴ばかり
工場には出来上がった大槌サイズの巨大な棒付き飴の在庫が大量に眠っていた

「ちゃんと店に卸せる飴だけ作ってよ 父さん うちの工場そんなに大きくないんだから無駄な事はしないで」
「……無駄なんかじゃない」

静かにそう呟きながら、父の脳裏に一つの記憶が浮かび上がる…
0279マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/30(月) 17:25:12.16ID:QzN/eEgY
―――(回想)―――

「ねぇ もっとデカいのないの?」
不意に、客からそう問われる駄菓子屋の手伝いをしてた少年
しかしうちで作っているのは手持ちの星型飴ちゃんで最大サイズとのことで
んじゃ一番でかいの100本注文するとの言葉に少年も驚きつつ
…両手に飴ちゃんどっさりの袋をずるずる引きずりつつ、店を後にするその少女
少年はそんなにいっぱいの飴をどうするのか、疑問が浮かんでしまうが

「特訓…いや 食べるのさ 全部あたしが ここのが一番質がいいからね」
「ふーん 親父が作った飴なんだけど…俺にはよくわかんねぇや どれも一緒じゃないか?」

そんな少年に、少女は「 馬 鹿 タ レ !!」と怒りの鉄拳が飛ぶ −ω−)
「あんたは自分が売ってるこの飴がどんなもんかも知らないのかい!!
 厳選された素材を使った独創的かつ奥深い味わい!!人の目を楽しませる彩り鮮やかな形状!!
 小さい子が誤って飲み込まないよう―――

 その娘は親父の作った飴の素晴らしさを私に延々と語り続けた……
 たまにやってきては大量に飴を買っていき――― その度にこう呟いていた

「もっとでっかいのあればなァ」

 私はその娘と会って飴の話をするのが楽しみだった
 しかしある日を境にぷっつりと来なくなってしまった
 あの飴に対する情熱に打たれたのか…私は親父の後を継ぎおいしいお菓子を子供達に与え続けようと思った
 またいつか 私の所に来るかもしれない…そんな想いが特大飴製造機 スーパーキャンデー28号を造らせた

 あれから50年――― 彼女は来ない……

―――(回想終わり)―――
0280マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/30(月) 17:25:49.79ID:QzN/eEgY
……長く年月はたち…飴屋の親父ももはやくたびれてしまったか…
もう、休ませてやろうか、と寂しげな笑みを浮べていたが…

「こんにちわー 飴ちょーだい」アクアが笑顔で飴ちゃん注文しに来ました
訪れた少女の姿に、親父は即座にスーパーキャンデー28号で製造した巨大飴を取り出す

「おーこれこれ 全部ちょーだい ありがとそれじゃーね また来るね」
そう言ってアクアは、満面の笑顔を見せるのだった
…アクア達が店を後にすると…親父の闘志に再び炎が宿る
俺もスーパーキャンデー28号もまだまだこれからだ、と猛々しく叫ぶ親父であった

ジール・ボーイとグリンの男手はアクアの巨大飴を運ぶ係でした
ジール・ボーイはともかくグリンはさすがに重そうだが、そこになにやら爆走する動物たちの姿と
それを追いかけるネクバーバ船長の姿がありました
なんでも密輸しようとした珍獣たちの野生の血が目覚めて暴走したとの事で、逃げるよう叫ぶが
そんな光景に、ジール・ボーイは「……見せてみろ」と巨大飴をアクアに差し出す
…巨大飴を構えながら、アクアの脳裏には妹アロアの事が浮かび上がる…

 アロア…あんたがどうやって生き残ってどうしてグリ・ムリ・アについたのかはわからない
 でもこれだけは言える 全てあたしの責任だ―――

 殺してでもあんたを取り戻す 力が足りないと言うなら強くなってやる

「マテリアル・パズル スパイシードロップ」
そしてアクアの振るうその巨大飴の一撃は
暴走する珍獣たちをまとめて薙ぎ払い、吹き飛ばす!!(ネクバーバごと
そしてきたるメモリア魔法陣に向け、妹を倒すための力を得るため、彼女もまた優勝を狙うのだった

<続く>
0281マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/30(月) 18:21:17.68ID:???
キノコ嫌いでなくても毒キノコをスキキライせず食えとか嫌過ぎるわw
0282マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/30(月) 20:58:02.44ID:???
飴職人の、おっちゃんはなんだかわからんけどしんみりしちゃう
0283マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/30(月) 22:30:26.41ID:???
アクアが得物的にランサーのサーヴァントと化した件
0285マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/01(火) 07:28:35.68ID:???
そういえばベニテングダケって味だけは美味しいらしいね
食ったら死ぬけど(
0286粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/02(水) 17:13:03.84ID:NiEpQNej
 斬り裂き魔 それはメモリア王国に一年ほど前から出没している殺人鬼の事だ
 ライトさんはそいつの事を調べていた―――


  第71話|サンとカミッツ


変なオブジェの噴水がたつ公園にて、待ち合わせ中の女性に声をかけるライト
彼氏の方が大分遅刻してるようだが…
そんな女性にライトは夜になる前に帰ったほうがいい、として
斬り裂き魔に関してライトが女性に語る
なんでも最初の被害者は1回、二人目は2回、そして先日の8人目は8回斬られて殺されたという

「そしてこれはあまり知られてませんが…実は数日前にも現れていたんです 斬り裂き魔は…
 魔法使いが街を襲いその騒ぎでかき消されてしまいましたが
 9回斬りつけられた九人目の犠牲者が出ているんです」

ライトの話に女性も顔面蒼白 そこに彼氏も遅れて到着した模様で
…果たして10人目の犠牲者は出てしまうのか…ライトも苦悶の表情が浮かぶ
その容疑者としてライトが睨んでいたのは、魔法大会に出場していた剣士、カミッツ
たとえ犯人でなくとも、切り方から犯人は剣術の達人らしく、何か手掛かりがあるかもしれない
その後ろで遅刻した彼氏が彼女に「遅い!!!」とぶん殴られてたけど −ω−)

…自分が首を突っ込むような事ではないのはライトも解っていたが
何か、漠然とだが…一連の斬り裂き魔事件に、嫌な予感を感じていた…
0287粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/02(水) 17:13:50.85ID:???
 真似事だが記者をしているぼくの勘だ これはただの猟奇殺人とは違う―――
 剣の達人… 斬られた回数… 斬られた人数… 全て意味があるはず…
 意味のある異常殺人、しかし目的は不明――― そして並の人間の手で起こしたものではない…

 これは…ぼくが以前から調べている"魔法使いが起こした事件"に共通するものがある…
 魔法使い…女神の三十指か…? いや、三十指がメモリアに集結する以前から事件は起こっていた…
 …最初からひとりで潜伏していたのかもしれないが…それはわからない
 まずはあの剣士カミッツだ あの男は三十指ではなさそうだが…

まずカミッツの泊まる宿に足を向けるグリンだが、その宿から丁度件のカミッツが出てきた
グリンの前を通り過ぎるカミッツの姿に、グリンも僅かに緊張の汗が額に浮かぶ…
それからカミッツは、石碑の立ち並ぶ広い平原で足を止め…

「人目のつかない所に来てやったぞ 出てこい」
尾行し隠れていた存在を容易く捕らえ、そう告げるカミッツ
グリンも両手を挙げ、自分に害意が無い事を示しながら彼を取材したいとの旨を話すが
そんなグリンにカミッツは「お前じゃない!!」と返す
どうやらグリン以外にカミッツを尾行していたのがもう一人、それも数日も彼を追う人物がいるようで
・・・すると、微かな笑い声が響くと共に、石碑の裏からサンがその姿を現す!

サンは石碑から飛び上がると、カミッツに向けて精霊たちを放つが
カミッツの剣術は襲い掛かる精霊たちを容易く薙ぎ払う 精霊しくしく

「…なんだこの術は…!?魔法使いか!?」
「残念だが違うね 俺は精霊使い
 石には精霊が宿るって聞いた事無いか?特に美しく輝く石にはより強い精霊が宿っている―――ってな
 俺はその精霊たちと話をできる才能を持つ男!!
 しばらく見張らせてもらったがどうやら三十指ではないみたいだな
 だから安心して出てきてやったぜ」
「ハデな奴だな…よく潜んでられたものだ」
ドハデな衣装でくるくるはしゃぐサンにはカミッツもちょっと白い目
0288粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/02(水) 17:14:34.09ID:???
…実際、三十指のメモリア襲撃の際、一人逃げた件はサン自身負い目があった様で
カミッツを捕まえて何か手掛かりを掴むくらいはしないととても戻れない、と苦い表情
今ごろは皆も自分の心配をしているだろうか…そんな思いを浮かべていたが

城のほうでは、そういえば最近あいつを見ない、とアクアが洩らす −ω−)
が、サンの事ではなくバレットにくっついてるジンナ殿のことでした
なんでも持病のヘルニアが悪化したので療養中だそうな
「辛いぜ… ヘルニアは…」ハイロゥも何処か影を帯びながらそう呟く 経験者は語る
結局サンのことはまるっきり話題にも上がりませんでした

サンとカミッツの対決に視点を戻し、サンはありったけの精霊の弾幕を放つ
腹を割って話し合おうじゃないかとしながら、攻撃の手を一切緩めないサン
カミッツもその弾幕を凌ぎながら自らの素性を明かすカミッツ
彼ははるか東の国からある者を追いこのメモリアに来たと言う
その何者かの手によって、世界最高峰の十二剣士、剣仙十二格(けんせんじゅうにかく)が殺されたのだと明かす
彼等の名はライトも聞き及んでいたが、そんな情報は入っては―――

(そうか 彼等は人とは離れ仙人のような暮らしをしている人が多い―――
 発覚していないだけか!!)

―――カミッツの背後から襲い掛かる精霊の群れは
石碑の上に立つカミッツを球状に包囲するが、それを剣の一振りでまとめて薙ぎ払う…!!
そして石碑から降り立ち、カミッツは堂々と名乗りを上げる

「私は剣仙十二客がひとり 幻サイの一番弟子 カミッツなり!!」
0289粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/02(水) 17:15:04.41ID:???
……改めて、ライトとサンはカミッツからの話を聞く事に
カミッツの師、幻サイが病に倒れ無くなった際
カミッツはその旨を他の剣仙に伝えるために世界各地を回っていたが
会いに行った10人は皆、殺されていたという…同じく剣の達人の手によって
生きている剣仙はカミッツともう一人、その人物も何年も行方不明になっていたが
先日、カミッツはその行方不明の一人の居場所を突き止めた、と言うが

「メモリア城の中だ!!」 カミッツの言葉に、二人も衝撃にその目を見開く…!
さらにその最後の剣仙とされるのは、グリン王子の護衛の一人だという…!!

グリン王子の護衛は5人
シュダン、ブラウリー、ハイロゥ、ハワード、パンナケトル
彼等の中に剣仙十二客を殺した存在が紛れているのか… カミッツもその人物を語ろうとするが
横から走ってきたいぬに剣を横取りされた これにはカミッツも悲鳴を上げながら気が動転しちゃう

「うわわ―――――ッ!!!剣が…剣がないよぉ―――ッ!!
 剣がないと駄目なんだよ――!! 怖いよ――――ッ!!」

涙目で震え上がるカミッツでした そんな彼にサンがいぬから剣をうばいかえし −ω−)あんっ
カミッツに返してあげました カミッツもうっとり剣に頬ずりすりすり


(で!! 誰!!?)


<続く>
0290マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/02(水) 18:08:15.93ID:???
なんか1/N時代とはいろいろ真逆だなカミッツw
前は剣が持てない剣士だったのに今度は剣がないと駄目な子にw
0292マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/02(水) 21:02:02.41ID:???
サンは久々の活躍やな、ここらで諸々の汚名返上して欲しいところ
0293マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/02(水) 21:55:23.30ID:???
多数相手にってシチュなら映えると思うんだけどなあ
なにせ敵側の三十指が少数精鋭なかたちと
本人の勝てる勝負しかしない性格なせいでなかなか活躍に恵まれない>サン
0294マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/03(木) 20:22:57.57ID:???
このタイミングでもろもろの人が姿を消してるのって、色んな人に斬り裂き魔疑惑を植え付けたいんだろうけど
さすがにジンナはねーだろうなあw どう考えても敵にしても華がないし
0295粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/04(金) 17:29:30.71ID:vq2SzZ1m
〔五本の指 ヨマの襲来やメモリア魔法陣開催によりうやむやになっている斬り裂き魔事件
 しかしその斬り裂き魔も魔法使い――― 
 三十指の仕業ではないかとライトとやらが調べ始めたみたいだな
 人間にしてはなかなか鋭いな…だが愚かだ 確かに斬り裂き魔は三十指―――
 しかも5本の指のひとりだ ただの人間が深入りするにはあまりに危険すぎる…〕


  第72話|ライトとカミッツの誓い


[数日前――― メモリア南区]
夜も更けた頃、一人の女性、ジョネがほろ酔い状態で帰路に着こうとしていた
飲み仲間も気をつけて帰るように声をかける、斬り裂き魔の事も心配だが…
…その帰り道、ジョネを道ばたに立つ人物に呼び止められる

「危ないよお嬢さん こんなに夜遅くひとりで歩いていちゃ…
 特にこんな…… 星も出ない夜には… 危ないよ…ひとりじゃ…
 危ないよ… そんな――― 綺麗な肌してちゃあ…

 斬り裂き魔はね…それを斬り刻むのが大好きなんだから……」

薄ら笑いを浮べるその人物はその言葉と共に、宙に浮かぶ刃を生成する…!
そして悲鳴を上げ逃げ出す女性に向け、その斬り裂き魔は―――

「マテリアル・パズル 四閃三獄<しせんさんごく>」
自身の魔法で生成したその刃を、ジョネに向けて放ち 夜の街に血飛沫が舞い上がる・・・

「うん…9本目の試し切りもうまくいったよ」
ジョネの血飛沫の跡を見下ろし、斬り裂き魔は去り際にぽつりと呟く

「しばらくボクは控えろって…? ふふ…アダラパタ…そんな事できないよ」
0296粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/04(金) 17:29:52.38ID:???
夜が明けたメモリア城では、グリンが護衛隊メンバーとの戦いに挑んでいた
四方からの攻撃に苦戦しながらも反撃を放つグリンだが、ハワードに容易くカウンターを浴びせられる ぎゃふん

「わかったかバカ王子!!穿印がなきゃただのガキなんだよ!」
「魔法陣は出られないねー」
「くっそー!!もう一度だもう一度!!」
四対一の戦いにもめげずにその闘志を燃やすグリン そんな一向にシュダンは静かに足を向けながら語る

「魔力…M・P<マテリアル・パワー>…それはつまり才能の事です
 高い魔力を持つ者というのは溢れる才能を持つ者の事です
 グリン様は高い魔力をお持ちですがまだ若すぎます 穿印という魔力を調節する蛇口がないと力をほとんど出せないのです
 その才能を洗練し完成させたものが魔法――マテリアル・パズルでそれを使う者が魔法使いです
 これが魔法使いは人間の頂点を極めた者とされる所以です 
 グリン様も魔法使いですが例外ですね 生まれつき魔法を持っていましたから

 グリン様はまだ完成されていません 才能をどう使うかはこれからにかかっているのです
 バランスよく全ての能力地を上昇させましょう」
「わかってるってシュダン だからこうやって鍛えてるじゃないか…魔法陣に出るために
 へへ 見てな 今に五人とも簡単にぶっ倒してやるんだからな!!」

自分も魔法陣に出場するために、その闘志を燃やすグリンだがそんな彼を冷めた目で見やるハワード
何せ出場条件はハートオブメモリアで武装した護衛隊を素手で倒す事
王もシュダンも、皆グリンを危険な目で逢わせない為に無理難題を押し付けているのだとするハワードだが…
ひとまず今日はこの辺で、とするがグリンもまだまだこれから、と不敵な笑みで返す
そんなグリンにシュダンも微かな笑みを浮かべるのだった

「―――ですが早く終わりにしないとこの後の数学のお勉強が遅れてしまいますから―――」「ギク;」
「あーおめーそれが嫌で長引かせようとしてたな」「ちちち…ちがちが」
0297粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/04(金) 17:30:25.41ID:???
シュダンはその後、バレット王の下へと足を向け
執務中の王に、本当にグリン様をメモリア魔法陣に出場させるおつもりかと問う

「バレット様 あなたは強かった…メモリア王家でも歴代最強とまで言われた…
 しかし…グリン様はそんなあなたをも遥かに超える力を持っておられます
 おそらくあっというまに私達などより強くなってしまうでしょう…
 出てしまわれますよ…メモリア魔法陣に」
「そうだ…そのために鍛えてもらっているのだからな」

僅かに緊張の汗を浮べながらその細目を開きそう語るシュダンに、バレットも淡々と返し…
……僅かに黙しつつ、シュダンはグリンをずっと、息子のように思っている、と言い
そんなシュダンにバレット王も微かな笑みと共に「ありがとう」と返す

「皆がグリンを大事に思うのはありがたいがあいつにはやらせてやりたい
 グリンは昔の私と同じだ だからよくわかるのだ
 少年のあやつの心に…どんな想いが秘められているのかが…
 そしてメモリア王家の者はその時代の世界の敵と闘うのが宿命―――
 私はもう年を取ってしまった…グリンに闘ってもらわなくてはならん

 グリンには無事でいてほしい…だからお前達に鍛えてもらっているのだ
 何があっても大丈夫なようしっかり強くしてやってくれ」

バレット王直々の命に、シュダンも頭を下げ従い…部屋を後にしようとするが
そんなシュダンの去り際に、バレットは一言問いかける

「ところでシュダンよ もう剣は持たんのか?」
0298粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/04(金) 17:31:05.53ID:???
「最後の剣仙十二客はシュダンだ!」

場面はメモリア町外れのカミッツとサン、ライトに移り
カミッツの語る最後の剣仙、その名に二人も衝撃を受ける
他の10の剣仙を殺し、メモリアに逃げ、そして今世間を騒がせる斬り裂き魔の正体が…
・・・が、それはカミッツ自身が否定する 剣仙達が殺されていた時点でシュダンは既にメモリアに在籍していた
恐らく犯人はシュダンを追ってメモリアに来たが、その後何故か斬り裂き魔として人々を襲っている、と見る

だが、それなら早くシュダンに危険が迫っている事を伝えなくては…!
もしかしたら斬り裂き魔は、すでにシュダンの近くにいるのかもしれない
グリン王子の穿印を斬り飛ばしたのも、今思えば奴が斬り裂き魔だったのやもしれないが…

「いや…もっと前―――
 魔法結界を張る装置が何者かによって使用不能にされていたんだ…!!
 普通じゃ切れない鋼鉄線をやられて…… あれも同一犯の仕業だとしたら…
 つまり斬り裂き魔は城内の事を知り尽くしているのでは…

 まさか斬り裂き魔は シュダンさんと同じ城の関係者―――!!?

 だとしたらまずい…シュダンさんが剣仙だと言う事はバレているのか…?
 だとしたら…殺されてしまう!! カミッツさん早く城に行こう!!
 シュダンさんやバレット王にこの事を伝えなければ!!」

ライトもカミッツを連れ、急いでバレット王とシュダンにこの事を伝えんとするが
そんなライトにサンは、彼の言う事を全部信じるのか?と釘を刺す
彼が偽りの証言を並べ立て、本当は彼が剣仙を殺した斬り裂き魔ではないとは言い切れないが…
そんなサンの言葉に、自身もお前達の事を信じてはいない、と険しい形相で刃を向ける
斬り裂き魔ではなくとも何らかのつながりがある可能性があるとして
カミッツはこのまま情報を洩らさぬよう、共に城に向かうよう告げるが…
0299粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/04(金) 17:31:52.40ID:???
…ライトは城に向かう前に行くところがある、として
サンとカミッツの二人にも同行を願う、向かった先は9人目の犠牲者となったジョネ宅付近
ここで少し聞き込みを行おうとするライトだが…家の前で座り込む、一人の少女の姿に一行が気づく 
被害にあったジョネには年の離れた妹が一人いて、母を早くに亡くした妹にとってはジョネが母親代わりだったそうで・・・
・・・家の前で座り込み、涙ぐむ妹…その前に、指輪が転がってくると
指輪の宝石から、ちいさな精霊が【ぴ――】と涙ぐみながら姿を現す
そんな何処か可愛らしい精霊の姿に、妹さんも自然と笑みが浮かぶ

「あれー?どこ行ったっけな おじさん指輪おとしちゃったんだけど知らないかな」
そこにわざとらしくサンが少女にそう聞いてみると、妹さんも素直に指輪を返してくれた
サンも礼を言いつつ、指輪はおじょうちゃんにあげる、と言ってあげる
その後精霊は姿を消すが、宝石の中に戻っただけとするサン 姿は無くてもいつも近くで見守ってくれる、とも…
そして少女も涙を止め…新たな友達を宿したその指輪を、握り締めるのだった…

「行こうぜ 今日は…やめといてやれよ」
「カミッツさん…誓ってくれますか? あの子の前で自分は斬り裂き魔ではないと――…」

その後、一行はバレット王とシュダンに事の次第を語る
グリンも斬り裂き魔に関してシュダンに心当たりは無いかを問うが
若い頃は剣仙の一人に弟子入りし、その称号は継承したものの剣士としての自分に限界を感じたか
剣の道に見切りをつけ、城に戻ってからも剣を手にした事は無く、他の剣仙に関しても心当たりはないとのことで…

「絶対に捕まえるんだ…」不意に、カミッツはそう呟きながら
「私は今まで技を磨くためだけに…自分が強くなるためだけに剣を振っていた…」
その脳裏には、斬り裂き魔の犠牲となった女性の妹、あの子の流した涙が浮かぶ…

「あの子は私とはなんの関係もない…今日初めて会っただけだ
 だが私は誓う――― これから一生 あの子のためだけに剣を振る事を―――!!」

<続く>
0300マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/04(金) 18:10:01.12ID:???
まじでやべー奴っぽいな、斬り裂き魔
ヨマとは違った方向で不気味で底知れない感じ
0301マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/04(金) 19:00:17.78ID:???
そもそも5本の指やべー奴多すぎな件 ここまで出た中でも
100個も城を落とした国際犯罪者のヨマがダントツでやべーし
女を狙う通り魔の斬り裂き魔も身近に潜む恐怖でやべーし
あとジャンクーアも三十指でありながら女神に逆らってなお生きてるって時点でやべー奴確定だろうし
こうやって見るとジルさんはまだかなりまともなほうだったんだなあ
0302マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/04(金) 19:44:05.31ID:???
そういやあと一人出てないんだな、五本の指
ここまで名前も出てないとなると本部防衛が任務とかだろうか
0303マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/05(土) 01:46:43.97ID:???
これは切り裂き魔とやりあう際、シュダンが犠牲になるフラグにしかみえん
下手にスポット当たると危ない位置だしなあ、シュダンあたりは
0304マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/05(土) 19:11:22.91ID:???
ようやくサンがかっこいい感じになってきてうれしい・・・
0305マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/05(土) 19:50:18.12ID:???
ライト側はちょっとサスペンスじみてきた感じがするな
殺人事件を起こす犯人と、それを追う側ていう刑事ドラマ的な
0306粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/06(日) 17:35:58.87ID:XR4kY34m
[メモリア魔法陣発動まであと3ヶ月―――
 メモリア王国 中央区―――]

市街地では月丸、太陽丸の姉妹の姿があるが
月丸のほうがなんだか可愛らしいぬいぐるみに目を奪われていた様子
お店のおじさんもそのぬいぐるみは人気商品だとのことで

`・ω・)
「はりきりムームーマウスって言ってね ここら辺(背中)を指で押すと―――…」
 ○ω○)ぴーん 

「はりきって飛び跳ねるんだよ」
((( ○ω○) ムイー(すっぽんすっぽん  −ω−)ムフー

 そ れ が ど う し た !!

これには太陽丸も真顔 月丸は弟に買ってとねだるも無駄遣いは駄目と返す
そんな弟に、月丸は人差し指を合わせながらうわめづかいで…
・・・太陽丸も溜め息をつきながら、懐から小銭を取り出すのであった

結局二人が三十指の潜伏するホテルに到着するのは夜になってから
アダラパタも到着した二人にはいつも通り、暗殺と敗北した三十指の始末を頼むが
すると太陽丸は、自身も魔法陣に出させてほしいと志願するが
アダラパタはそれを駄目ですと一蹴 二人の仕事は裏の仕事、それに優勝はヨマで決まりだともする
…しかしヨマは夜はどう過ごすのか、太陽丸も疑問が浮かぶが…
0307粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/06(日) 17:36:34.24ID:???
「どこかでひとりで震えてやがるんでしょう 夜の奴を見た事のある者はいやがりません」
「そこまで魔力が低下してしまうのか?」
「確かに光刺態にはなれず回復もできやがりません それでも並の三十指よりは上なんですがね…
 いかんせん 精神(こころ)が―――」

「夜のヨマは…… 三十指最弱―――か」

二人の言葉が示すとおり…ヨマは一人、暗い部屋で縮こまり、頭を抱えて震え上がっていた…
そしてアダラパタは、微かな笑みと共に一人呟く
「勝ちやがりなさいヨマ 貴様が優勝し剣の封印を解きやがるんですよ キャキャきャ
 その時は――― 貴様の魔法の本当の名前を教えてあげますよ」

           マジックパイル
  第73話|ティトォとM・P試運転

メモリア城の静寂の間にて、アクアは一人薬の入った籠とにらめっこ
「えっと…白が1錠で青が3錠 ピンクが6錠……」 む〜・・・
難しい顔しながら、アクアはそれを一気に口の中に投げ込み
薬を飲み込むと、アクアは眠るように倒れる…

[ティトォとアクアとプリセラの精神の中――― "夢の樹"]
3人の中にて、久しぶりに顔を会わせるティトォ、アクア、プリセラ
グリ・ムリ・アとの戦いも佳境となり、剣を手に入れれば最終決戦となるだろう
女神の本拠地もバレット、ライトの協力で目星がついているとのこと
0308粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/06(日) 17:37:24.67ID:???
「アクア…プリセラ… ぼくらはグリ・ムリ・アに故郷のドーマローラを滅ぼされた
 でもその恨みを晴らすためだけに闘わないでほしいんだ
 恨み…憎しみ…強大すぎる敵…勝てないかも知れない…負の感情……
 それは時として人を縛り付けてしまう
 考えすぎると動けなくなる 想いに押し潰されそうになる
 だから… ひとつの事だけを考えていよう

 世界のためとか国を救うとかそんな大それた事じゃなく
 もっと身近な人達の事を想うだけでいいんだ
 友達の事… 家族の事… その人達と共に……
 ただ共に 生きる事だけを望んで」

「想いをひとつにすれば…… 魂はひとつに―――」
その言葉と共に、3人はその手を重ねあわせ…

マジック・パイル
 「M・P」 3人の心を 想いを ひとつに重ねる…!

同じ頃、バレット王は城の人員を一人一人、書類を手に調べていたところ
考えたくはないが、城内の人間が斬り裂き魔である可能性は否定できず…
街に出没する斬り裂き魔と、剣仙を殺した人物との関連は不明だが
少なくとも結界発動機を壊した者は城内に精通している、そういう者の手引きを受けているはず
シュダンも恐らくは同一人物であろう、としつつ剣仙10人を殺した実力を見ても
その容疑者が魔法使い、女神の三十指メンバーである可能性も高い…

「自分を鍛えるためこの城を離れ剣仙の元で修行を積みました
 しかし私は弱かった…剣の技が冴え鋭さが増してゆくとその力に魅入られ…
 剣を持つとまるで自分が別のモノにでもなってしまうかのような感覚を……
 私がメモリアに戻ってきたのは逃げて剣を捨てるためなのです

 斬り裂き魔は剣に魅入られた者でしょう
 大変危険です… 私やカミッツが必ず捕らえてみせます」
0309粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/06(日) 17:37:49.28ID:???
斬り裂き魔への対応はそれで結論が付いたところで
―――突如、メモリア城が膨大な力に包まれ、メモリア城の周囲をゆるがす…!?

「な…なんだこの反応は……!!!」
その反応を検地したアダラパタも、愕然と表情が歪む

そしてメモリア城には、3つの魂を一つにあわせた
迸るオーラを放つ、赤く変色した好戦的な笑みを浮べるM・Pティトォが顕現する…!

「はしゃぐな……」
その圧倒的な力に震える手を抑えながら、M・Pティトォは懐からあめ玉を取り出し
それを口に含んでからおもむろに吐き出すと、そのあめ玉がメモリア城地下を崖ごと吹き飛ばす!
そこから外に出ると…M・Pティトォは、グリ・ムリ・アに向けて高らかに叫ぶ

「グリ・ムリ・アぁあああ!!! そこでせいぜい踏ん反り返って待っていやがれ
 必ず俺達がそこまで行ってぶっ倒してやるからな―――ッ!!!」

その叫びが遥か海の向こうにへと響き…
女神の本拠地と思われる、何とも異質な箱型の塔にて
グリ・ムリ・アもその叫びに表情を鋭くさせているかのようであった…

・・・M・Pの発動はほんの一時に過ぎなかったが
アダラパタの極楽連鞭には、全開の三大神器にも匹敵する魔力が観測されていた

「…悪ーですけど太陽丸さん やっぱ貴様も魔法陣に出場してもらえやがりませんかねぇ」
アダラパタの言葉に、太陽丸もにやりと笑みを浮べるのだった

[そして――― メモリア魔法陣に出場する18名が決定する―――]

<続く>
0310マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/06(日) 18:49:54.80ID:???
ヨマはまじで不安定な奴だな ある意味こいつを仲間に引き入れた女神のカリスマが凄いw
0311マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/06(日) 22:39:04.81ID:???
MPティトォ(でいいのか?呼称)が殆ど中身アクアな件w
0312マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/07(月) 07:23:41.84ID:???
太陽丸も参加するのは意外だったが本人的にはどういう意図があるのだろうか
わざわざアダラパタに売り込む辺り、何かしらの考えがありそうなものだが
まあこの漫画だし姉にいいとこ見せたい、くらいかもしれんがw
0313マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/07(月) 08:38:42.01ID:???
アデルバの意味が分からないのは、本当の名前が隠されてるからか
魔法の本当の名前を知ったところでどうこうなるような気もしないし、ヨマがそれを求めるようなヤツでもない気はするが、どんな意味があるのやら
0314マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/07(月) 17:36:42.41ID:???
本当の名前、てなるとまだ何かしら秘密がありそうだなー、アデルバ
アレだけ暴れまわってまだ何か奥の手があるとか空恐ろしい
0315マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/07(月) 19:36:33.00ID:???
光を吸収するのではなく、オレ自身が光になるのが本当の魔法だとかかな、思い浮かぶのは
0317マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/07(月) 21:22:43.10ID:???
いわれて見れば光刺態はまんまソレだな
うーん、溜めた光を全て放つビームもBBジャベリンズとかぶるし
これ以上の強化手段はなかなか思い浮かばんもんだわ
0318粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/08(火) 17:22:17.52ID:KLZhC+Ax
ダークアイ・Qの前回までのあらすじ     ◎△◎)
今日は葉っぱの傘をもって猫と一緒に雨宿り中 −ω−)

〔メモリア魔法陣開催が世界中に発表された
 ほとんどの人間は少し大きな祭りだと思っているようだな
 だがやはり知っている者は知っている…様々な国から使者が送り込まれてくるようだ
 ついに出場者が18人揃う時がやってきたな…まあ私には興味ない事だが〕


  第74話|アイスと花


メモリア城では、グリン王子が護衛隊の3人を圧倒していた
この短期間で護衛隊を下すグリンにハワードも唖然
こうなれば本気で―――だが、ハワードの振るう一撃は
グリンの眼前で触れてもいないのに弾かれてしまう

グリンも満面の笑みで、これで魔法陣に出られる、とさっそく親父に報告しに走る
…自分達を圧倒するまでに成長したグリンには、ブラウリーも微かに笑みを浮べていた

「認めてあげようハワード グリン様はもう私達の手を離れる時なんだ
 見送ろう 少し寂しいだろうがな」 =ω=)

しかしそんなブラウリーに対し、ハワードはまだまだグリンを認めていないようで
そんな何処か拗ねたようなハワードにパンナも大笑いで
…と、そこにグリンが戻ってきた とたとた足踏みしながら誰か付いて来てほしいとの事で
ハワードも溜め息つきつつ一人で行けばいいだろうと返すも、30年ぶりの再会もあってか、まだまだ慣れない様で
しょうが無いのでハワードがついていく事に そんな光景にパンナも
「まだまだ手のかかる"弟"ですね」とするのでした
0319粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/08(火) 17:22:50.08ID:???
バレット王は剣の素振りをしていたところで、素振り中の王にシュダンが声をかける

「若返りましたね ティトォ様達がこの国に帰っていらしてから冴えてらっしゃる
 そして三十指が襲来してきてからは 力が漲ってらっしゃる」
「枯れてる場合じゃないからな 私も魔法の封印を解かねばならんだろう…」

バレットもその言葉と共に、強い決意の瞳を宿す…
「まさか親父も魔法陣出る気じゃないよな
 俺が出るんだから安心して隠居してなって」
「シュダンさん すいません やられちまいました;」
と、そこにグリンとハワードが顔を出してくる
そう言えば出場者18人は決まったのか聞くが、まだ全員集まっていないそうで
過去の歴史を見てもメモリア魔法陣の出場者が18人に達した事は一度もないとの事で
ある意味で魔法使いやそれに順ずる実力者が、大舞台に大勢揃う事自体が異例でもあるが

「でも今は三十指だっているし…それに他の応募者も殺到してるって聞いたぜ」
「ハイロゥがふるいにかけています 実力が認められた者は出場が許され18名に達した所で終了です」
「ハイロゥがか あのおっさん厳しいからなー いじわるだしハゲつつあるし…」 −ω−)

選考会場ではハイロゥが集まって来た魔法使い達をふるいにかけていた所
しかし中には顔だけで不合格とされて、不満の声を上げるおっさんもいたが

「ワシの動物占いで何人の恋人たちが結婚できたと思ってるのだ!!」
「…あのねぇ どんな大会だと思ってるの 強くなけりゃ意味ないんだよ 死ぬよ」

と、そこに新たに現れたのはネクバーバ船長 
ハイロゥもその面構えには中々やりそうだと声を上げる

「俺の祖父は海で死んだ 血地も海で死んだ
 俺は…ふっ いつどこでくたばるんだろうな」
そしてネクバーバはその手にオーラを宿し、自身の力を見せんとする
おさかながはいった金魚鉢の水にそっと指をいれ…その目を見開く
0320粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/08(火) 17:23:32.96ID:???
「こいつは便秘だ!!」
「国へ帰れ」船長不合格でした

と、さらに新たに出場希望と思われる者達が現れる
ハイロゥの前に出たのは、冬服を着込んだクリスタベース国の代表者達 
その中で出場希望者は眼つきの鋭い少年一人、とお付きの女性と老人は言う
それを見たハイロウは、即座に少年、リゼルの参戦を認めるのだった

これには集まった人達も不満の声を上げるが、それを前にリゼルは手袋を取ると
「いいよおっさん達 納得行かないならやってみる?この俺とさ!」
不敵な笑みをうかべるリゼルの周囲に、強烈な冷気が放たれる…! 
が、お付きの女性に寒いからやめなさい、と頭小突かれるのだった −ω−)

「てめぇリーザ!!兄ちゃんに向かって……!!
 いつもなんだその口のきき方は!!」
「は?なーにが兄ちゃんよ ガキのくせして ちーび」
「ななななんだとぉ!!妹のクセに!!ふたつ年下のくせに!!」

これにはリゼルもお怒りだけど、頭押さえられて駄々っ子みたいに腕振るしか出来ませんでした −ω−)
「悔しかったらあたしみたいに早く大人になりなさい」
「け! 何が大人だよ お前は ケ バ い だけだろ」

―――リゼルの言葉に、リーザの形相が修羅と変わる…!! リゼルぼこられました
グリン王子も天然生粋の魔法使いと聞き、自分と同じ相手に楽しみ、と声を上げるリゼル
不敵な笑みを浮べながら、リゼルは懐からアイスバーを取り出し口に咥えるのであった
0321粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/08(火) 17:24:22.39ID:???
場面はメモリアを離れ…石と鉄の国、ウォーブール
その刑務所、マテリアル使い用結界房へと移る
一人の刑務官が見回りしていると、独房内の囚人の一人が、今日が何日か聞いてくる
なんでも今日は誕生日だったそうで、お昼はデザートつけてくれと頼むその囚人
これには刑務官も知るかバァカと怒鳴り声を上げるが
自分のでは無くエイミアの誕生日、と答える囚人 なおさら知るかと当然の対応されるが

…と、そこに新たに軍の高官と思われる人物もその囚人の独房前に現れる
高官は囚人、イドに向けて条件付でここから出してやる、と告げる
これには刑務官もイドも「はあ?」と声を上げるが…高官はさらにこう続ける

「お前がこの国の代表に選ばれたのだ イド
 メモリア王国で禁断魔法封印解除戦闘儀式が行われる そこに出場し勝て!!
 メモリア魔法陣という大会だ 魔なる力を持つ者達が集い闘いが始まる
 お前はそこで優勝し剣をこの国に持ち帰るのだ
 優勝したら今までの罪は全て免除だそうだ どうする 出場するか?イド」

その言葉にイドは、仲間達も自由の身にしてくれれば出場するとの条件に
高官は即座に了承しイドの独房を開けんとする、がイドは力付くで独房の扉を殴り破る!?

「脱獄しようと思えばいつでもできたんだよ 仲間さえ捕まっていなければ
 この程度の枷がなんだよ」

さらに両手を拘束するグローブ状の手枷も容易く握りつぶしてしまう
鋭い笑みを浮べるイドは、その後飯のついでに何故自分が選ばれたのかを高官に問う

「調査の結果 魔導膨斧<まどうぼうふ>を使いこなせる魔力を持つ者はおまえだけだそうだ」
「…?マーボードーフ?」
「魔法陣が始まるまで2ヶ月しかない お前はこれから特殊施設に入り特訓を行ってもらう
 今から一度だけ家に帰る事が許される 荷物をまとめるんだ」
「家!?は!んなもんねーよ!!   あ…家じゃねぇけど…ちょっと寄りたい所がある」
0322粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/08(火) 17:24:40.23ID:???
その後イドが訪れたのは、廃墟の一角に咲く花畑であった
「久しぶりだな エイミア メイリン ドロシー しばらく水やれなくてごめんな」
花に水をあげながら、イドは何処か優しい笑みを浮べていた

「メモリア魔法陣か…めんどいけど出てやるよ 出るからには優勝してやる
 そしたらあいつらの罪もなくしてやってくれ …それと 俺のいない間こいつらに水をやってくれ
 枯らすんじゃねえぞ 俺の恋人達を」

―――新たにまだ見ぬ未知の強者達も、魔法陣への参戦が決まり
メモリア魔法陣発動まで、あと2ヶ月―――

<続く>
0323マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/08(火) 18:34:29.74ID:???
ダークアイはなんかいつの間にか語り部役になってんな
意外と重要ポジなんかこいつ
0324マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/08(火) 21:22:27.93ID:???
明らかにグリンが相手しそうな生意気なガキが出てきたw
0325マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/08(火) 22:32:12.20ID:???
船長はどこまでもギャグキャラだなーw
ただいろいろ殺伐としてきた展開の中、割と変わらん船長はある種の癒しかもしれないw
0326マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/08(火) 22:33:21.37ID:???
船長はどこまでもギャグキャラだなーw
ただいろいろ殺伐としてきた展開の中、割と変わらん船長はある種の癒しかもしれないw
0328マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/08(火) 23:09:29.09ID:???
リゼルは未知数だがイドはビジュアル的にも噛ませ感しかしない
0330マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/09(水) 18:42:11.83ID:???
太陽丸、リゼル、イドがインしたけどそれでもまだ二人空きがあるんだよね
一人はバカでいいけどあと一人まじで思いつかん
0332粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/10(木) 17:34:20.46ID:d2n4JnNF
  第75話|集う想いと集う魂

家臣たちの参列する中、グリンを連れて赤じゅうたんを歩くバレット王
王のどこか威圧感を感じるその面持ちには、家臣の皆も緊張の汗が浮かぶ
ついにメモリア魔法陣、参加者の18人が集まり、その発動の準備に取り掛かる王だが…

「おーいバレット グリンあたしも連れてっておくれ――」
と、アクアが王に寄ってくると、背中に抱きついて来た
で、バレットとじゃれあい、アクアのお馬さんにされちゃうバレット
…そんな光景に家臣たちもちょっと苦笑いが浮かんじゃうのでした
――――――――――――――――――――――――――――――
○壊 アクア 魔法:スパイシードロップ
100年前グリ・ムリ・アに滅ぼされたドーマローラ国の生き残り
星のたまごを身体に秘め不老不死となる
――――――――――――――――――――――――――――――

「これはこれは世界一の大国バレット王様のお馬さんが見られるとは
 これを見られただけでもこの国を訪れた価値があったナリね」
そんな言葉と共に、王の前に姿を見せるのは他国からの参戦者、ゴビ国の代表者であった

「この度は我がゴビ国をお招き頂きありがとうナリ」
「グリン王子様 ご機嫌いかがでドゥーブル?
 ボクも魔法陣に出場させてもらうドゥーブル お手柔らかにドゥーブル」
――――――――――――――――――――――――――――――
○尾 ヒルドゥマーロ
ゴビ国の代表者
――――――――――――――――――――――――――――――

前衛的な語尾をつけて挨拶するゴビ国の代表者、ヒルドゥマーロ
バレット王も語尾にズラを付けて対応しつつ
グリンは正直な所、彼の実力では敵ではないと見ていたようで…
0333粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/10(木) 17:35:33.29ID:???
ところで他のメンバーはどうしてるのかバレットとグリンがアクアに問う
アクアも知らないと返し、皆、自分を鍛えるために出て行ってそれっきりだとの事で…
…そんな話題が出てた頃、ジールボーイは水面の上に立ち、静かに瞑想していた
アダラパタに右腕の魂を砕かれ、合成魔法拳を構築できなくなったジール・ボーイだが
だが元々両腕を使った合成魔法拳は、未完成の荒業だともしていた
そしてその拳を握り締めながら、ジール・ボーイは静かに決意する

(つくり出すんだ――― 左腕だけでも 完璧な合成魔法拳を―――!!!)
――――――――――――――――――――――――――――――
○拳 ジール・ボーイ 魔法:三獅村祭
元・女神の三十指/五本の指にしてアルカナ特捜隊隊長
――――――――――――――――――――――――――――――

さらに場面変わり、ちょっとしたレストランほどの大きなパン屋にて
店長も新作のパンに舌鼓を打っていた所 そのパンを作ったのは他でもない、リュシカであった
見習いに来て数ヶ月でここの味を自分のものにするばかりか、店主の味も越えたやも知れぬリュシカには
店主のおじさんも惚れ惚れするばかりであった むしろ嫁になってほしいくらい

「…しかしリュシカよ どんなパンの達人でも越えられない壁があるのを知っているか?
 どんな天才でも達する事の出来ない域がある事を…!!」
「越えられない壁…!? それは一体なんなんですか!?」

「それは… パ ン 神 様 だ!!」

店主のおっさん曰く、パン神様とはパン職人に突如降りてくる神様だと言う
神が降りた時に作られたパンは全てを越えた究極の芸術品、超パンとも言うべき逸品となる
かくいう店主も一度だけパン神様が降りてきた時が有ったが
その時のパンは、どうしても再現する事が出来なかったと言う

「しかしリュシカよ…私は信じている
 心の底からパンを愛し…パンに認められた者ならその力を手に入れる事ができるはずだ……
 リュシカ… お前ならできるはずだ パン神の力を自分のものとする事が…!!」
0334粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/10(木) 17:36:19.90ID:???
店主の言葉に、リュシカもできるかは分からないがやってみる、とその意気込みを語る
そんなリュシカに…店主のおっさんはパン神教とかあやしい宗教に引き込むのでした −ω−)
――――――――――――――――――――――――――――――
○羽 リュシカ 魔法:エンゼルフェザー
元・女神の三十指のパン屋さん
――――――――――――――――――――――――――――――

また、剣仙十二客の一人、カミッツもシュダンから魔法陣への出場を頼まれる
優勝者には命七乱月と呼ばれる魔法を使える剣が与えられる
カミッツ達が行方を追う斬り裂き魔も剣士なら、出場者に紛れて剣を狙う可能性もある
…そのサポートとして、シュダンはカミッツに一本の魔剣を託す

「私は立場的にも実力的にも魔法陣に参加する事ができません 頼みました カミッツ」
「魔法の剣か?」
「いえ 魔力を攻撃力に変換するハートオブメモリアと同じ様なものです
 かなりの荒馬ですが乗りこなしてください」

「斬り裂き魔は必ず捕まえるが…どうせ出場するなら優勝してみたいものだな
 私も命七乱月という剣に興味がある」
――――――――――――――――――――――――――――――
○剣 カミッツ
剣術の最高峰、剣仙十二客のひとり
――――――――――――――――――――――――――――――

カミッツへの用件も終わり、シュダンはグリンと行動を共にしようとするが
その前にグリンに寄りたい所がある、とする 
そうして訪れたのはメモリア広場の巨大な石碑、母の墓前であった
0335粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/10(木) 17:37:32.79ID:???
グリンがその石碑を見上げていると、たまたま近くにいた子供から声をかけられた
グリンもそんな子供に握手してあげながら、微かな笑みを浮べていた
…と、そこにハワード達がグリンの元に合流、ここに来ると思って先回りしてたそうで
修理の終わった穿印をグリンに返す一行 これにはグリンも大はしゃぎ

「モチャさん急いでくれたんだぞ 魔法陣に間に合うように
 ―――ま 頑張れ 死なない程度にな」
ハワードの言葉にグリンも「ああ!!」と笑みと共に返しながら
「行ってくるよ 母さん!!」母に向けて、そう語りかけるグリン
空の上では、母メルルシアとねこ、いぬ、らいおんさんの笑顔が浮かぶのだった
――――――――――――――――――――――――――――――
○時・雷 グリン 魔法:ゴッドマシン、穿印
メモリア王国の王子
禁断魔法ゴッドマシンを使ったため何十年も眠り続けていた
――――――――――――――――――――――――――――――

・・・そして、女神の三十指達も迫るメモリア魔法陣に参戦
「頼みやがりましたよ 三十指の皆さん
 女神様のためにねェ キャきゃきャ」
アダラパタもその高笑いと共に三十指を出撃させるのであった
――――――――――――――――――――――――――――――
○映 太陽丸 魔法:修羅万華鏡
○蛇 影鬼(エイキ) 魔法:妖老裸骨蛇
○土 メルチナ 魔法:メテオン
○情 コモレビ 魔法:オーライーター
○笑 ピィゲル 魔法:シャイニングベイスン
○鏡 チョー 魔法:怨身万華鏡
女神の三十指
――――――――――――――――――――――――――――――
0336粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/10(木) 17:38:29.94ID:???
あとドルチルは今日もテンション最高潮です
そんなドルチルにコクマもこいつ一人で大丈夫か、内心不安そうであった
――――――――――――――――――――――――――――――
○熱 ドルチル 魔法:パイナップルフラッシュ
バカ
―――――――――――――――――――――――――――――― 

……そして日の光が、一本の大木の上で狂気の眼光を浮べるヨマを照らす…
――――――――――――――――――――――――――――――
○光 夜馬(ヨマ) 魔法:アデルバ
女神の三十指 / 五本の指
――――――――――――――――――――――――――――――

メモリア魔法陣に参加する、他国からの参戦者の姿もあり
ハイロゥとブラウリーが控える中、イドは花の手入れをしながら穏やかな笑みが浮かぶ

「今日の花の手入れか 飽きないねおっさん」
「誰がおっさんだガキ ぶっとばすぞ
 …ところであいつなんだ? ここにいるってこたー出場者なんだろうがよ…
 気味の悪いガキだぜ いっつも怯えた顔して誰とも顔合わせようとしねえ
 あんなんで魔法陣戦えるのかよ」
0337粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/10(木) 17:40:58.19ID:???
イドがそう指し示す先にいたその人物とは
女神の三十指に部族を皆殺しにされたシャラカ族の生き残り、シャルロックであった…
――――――――――――――――――――――――――――――
○餌 シャルロック
月丸と太陽丸に皆殺しにされたシャラカ族の生き残り

○斧 威塗(イド)
ウォーブール国代表

○凍 リゼル 
クリスタベース国代表
――――――――――――――――――――――――――――――

[そして―――     そして]

【身体だけでなく心も静かに保て!!
 地に置いた足から根を張るようにどっしりと構え
 その根から水を吸い上げるように全身から力を集めるんだ!!
 指先が熱くなったら… 廻せ!!!】

  エンコ
「 焔 狐 」 
シンメの指示の下、ミカゼの繰り出す両腕を突き出し捻りをあわせた掌底は
容易くミカゼの前にあった大岩を、バラバラに砕いてみせる!!
――――――――――――――――――――――――――――――
○面 御風(ミカゼ)
アクアにおめんをつけられた田舎の少年
――――――――――――――――――――――――――――――

ここに全ての役者は揃い、遂にメモリア魔法陣が発動するのであった

<続く>
0338粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/10(木) 17:42:22.75ID:???
エイキ━━━┓                 ┏ リゼル
ヒルドゥ ━━╋━━┓      ┏━━━╋ 太陽丸
ミカゼ  ━━┛   ┃      ┃     ┗ カミッツ
             ┃      ┃
シャルロ━━━┓  ┃      ┃    ┏━━ バカ
メルチナ  ━━╋━╋━剣━━╋━━╋━━ チョー
ジール男 ━━┛  ┃      ┃    ┗━━ 夜馬
             ┃      ┃
TAP ━━━┓   ┃      ┃     ┏━━ ピィゲル
リュシカ ━━╋━━┛      ┗━━━╋━━ コモレビ
イド   ━━┛                 ┗━━ グリン
0339マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/10(木) 18:44:40.85ID:???
トーナメント戦キタコレ
どこも見ごたえありそうで楽しみな試合ばっかりだぜ
0340マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/10(木) 19:14:50.12ID:???
実際これどこが勝ち抜くのかなかなか予想できんな
ミカゼは勝ち残ると思いたいが、その後でジールボーイ、TAPかリュシカが勝ち上がると
味方同士でのつぶし合いになるからなあ、ゲスト枠でシャルロックかイド辺りが上がるだろうか
0341マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/10(木) 20:06:55.85ID:???
バカチョーヨマとかどんな組み合わせだよ
全員三十指なのもそうだけと、バカと冴えないおっさんと五本の指って
まあ、次戦でグリンと当たるからヨマなんだろうけど、バカと絡むってことはヨマもギャグ落ちするのか?
0342マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/10(木) 20:43:44.94ID:???
まあBブロックの方はグリン、ヨマの勝ち上がりは固いだろうな
どっちもやりあってないし、何より二人も割と対になってるところがある感じだし
大人な子供がヨマで、少年な大人がグリンって感じで相対する上でも丁度いい感じだと思う

ただそうなると残りの一人、上がってくるのが外見も内面もクソガキなリゼルという
最強のガキ決定戦になりそうだけどw
0343マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/10(木) 23:29:40.66ID:???
シャル懐かしい 属性が「餌」とかなかなか不穏な感じだ さすがに少年誌でカニバることはせんだろうけど
…村の敵討ちはまず無理そうだなw まず太陽丸のほうが勝ちあがれる気がしない
0344マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/11(金) 00:55:04.10ID:???
勝たせるならドルチルの気がする

この枠にわざわざドルチル入れる意味考えると…

優勝はミカゼだよね。単行本8巻のおまけファイルがソース
0346マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/11(金) 19:50:53.20ID:???
>>344
>「俺が何か自分に合った魔法のアイテムを手に入れたら魔法使いになれるかも…」
8巻読み返したけどここのことか。確かに何かしらの魔法アイテムゲットさせるなら今回はうってつけだな
0347マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/12(土) 06:58:33.71ID:???
決勝はやっぱミカゼとヨマなのかな
シャルロックと太陽丸がぶつかりそうなのに反対ブロックなのが謎だ
0348マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/12(土) 14:49:45.32ID:???
順当にグリンとヨマが勝ち上がったら右側2回戦目で章としてのクライマックス迎えちゃわない?大丈夫?
0349粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/12(土) 17:27:32.75ID:PvwSzwe+
ダークアイ・Qの前回までのあらすじ

〔メモリア魔法陣がついに発動するみたいだな ここでもう一度説明してやろう下等生物共よ
 この大会は禁断魔法の封印を解くための儀式なのだ
 かつて禁断魔法のひとつ 命七乱月がこのメモリアの地に封印された
 まず剣の中に封印され さらに何重もの結界で包んだ
 メモリア魔法陣に勝ち進む事でその反応はひとつずつ解かれ
 優勝した者は剣を手にする資格が得られるというわけだ
 
 剣がメモリア側に渡れば女神に対し大いなる戦力となる
 剣が女神側に渡ればもはや何者も太刀打ちできない存在となる
 つまりこの大会の行方が世界の運命を左右するのだ!!〕

メモリア魔法陣発動の舞台となる小島に向けて、バレット王が発動の儀式を執り行い
儀式の発動に反応し、小島の石碑が光輪を纏い、島全体が淡い光に包まれる
…儀式の反動からか、終わると共によろめいてしまうバレット王
グリンも心配そうに無理すんなと言うも
バレットも王の役目、と息を切らせながらも親指を立てて返すのだった

メモリア魔法陣の発動により、明日より封印解除の第一段階が行われる
組み合わせで選ばれた3人が島に入り、その魔力を競い合う闘いとなり
勝ち残ったものは掌に勝利の証の紋章が刻まれ、第二段階に進む資格が得られる、という仕組みである

シュダンも家臣の皆に魔法陣のサポートを頼む 
特に医療班の担当者達は死人を出さぬためにその死力を尽くすことを決めるのだった
0350粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/12(土) 17:28:55.25ID:???
  第76話|狐と蛇

 3月12日 メモリア魔法陣 封印解除 第一段階目

 第一戦  御風 VS 影鬼 VS ヒルドゥマーロ

ミカゼが島に入るなり、額のシンメも珍妙な島と洩らす
島の中は気候も生態系も外のものとはまるで別物 
さながら自然の霊場で作られた天然の結界と言った様相
以前ティトォ達が済んでいた山上の結界に近い模様で
ティトォも入ったらすぐに珍しい植物をスケッチ始める姿が目に浮かぶミカゼであった

のんきに野草食ってるミカゼだが、のんびり食ってる場合かとシンメも苦言を洩らす
【この島には敵がいるんだぞ お前の他にもうふたりか うまく考えねばな
 どちらか片方と先に接触し もう片方を倒すために協力できたらいいが…】

別の場所ではヒルドゥマーロも持参したティーセットでお昼のティータイム中
……すると、森の中、前方から即座に何者かの気配を感じ取るが…
ヒルドゥマーロの背後から、蛇の牙がその首に喰らい付く!?

(後…ろ? 前方…から迫ってきたのに… いつの間に死角…!! はや…い!!)
そのままヒルドゥマーロは喰らい付く蛇の牙により、森の奥へと引きずりこまれ
木に押さえつけられながら、その身を締め上げられてしまう…

「…流石に参加者だけの事はあるか 毒じゃ死なねぇな…痺れるだけか…まぁ十分だが」
ヒルドゥマーロを締め上げながら木の上からそう言い放つのは、女神の三十指が一人、エイキであった
そのまま止めを刺さんとするが…四肢を押さえられている筈のヒルドゥマーロの反撃がエイキの顔面を打つ!
蛇尾の拘束が緩み、間一髪で逃れるヒルドゥマーロ 彼の背には尾のようなものが生えていた
0351粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/12(土) 17:29:49.23ID:???
「ボクは生まれつき尾が生えてたドゥーブル ボクの尾は手足よりも器用で強いドゥーブル」
そう言いながら、その尾が振るう一撃は容易く木をへし折ってしまう
「キミもそんな所に手を突っ込んでないで あまりボクをなめずに本気を出したまえドゥーブル」

「…言ってみろ もっぺん言ってみろ……ッ!!!」
エイキに向けてそう言い放つヒルドゥマーロだが…その言葉に、エイキは激昂の形相を向ける…!

その頃、城のほうではてくてくあるくアクアを見つけたメイド二人が声をかける
アクアは島の前で待ってても仕方ないので帰ってきたそうな
しかし先輩メイドさんも、一回戦はミカゼの出番、心配じゃないのか聞いてみるけど
アクアは「なるようになるさ」と淡々と返す てくてく

「ミカゼさんの事 信頼されているんですね」そんなアクアにマルチーノも笑顔で言うが
「信頼? ミカゼはまだクソガキだよ 数ヶ月鍛えたからって相手は女神の三十指だよ
 太刀打ちできるわけないじゃないか 
 …まあ いい機会だね 若い奴が自分の限界を知る……ね」

アクアもそう返しながら、冷たい笑みを浮べるのであった
…ティトォとは全然雰囲気の違うアクアの様子にはメイド二人もちょっと汗たらり
・・・と、アクアは暫し考え込みながら、こうも続ける
「…信頼か…… ………そうだね……… あたしゃこれだけは信じてるよ」

―――場面はメモリア魔法陣の戦いに戻り…
ヒルドゥマーロも善戦していたであろうが、エイキに打ちのめされてしまう
そして倒れたヒルドゥマーロをヒキガエルの如く潰し、トドメを刺さんとするエイキ
それを間一髪で、ミカゼが倒れたヒルドゥマーロを救出する!

「やめろよ!!そこまでする事ないだろ!!死んじまうぞ!!」
そう叫ぶミカゼに、エイキも
「殺すに決まってんだろ!!これは死闘だぞバカ!!!」と返す
また、ヒルドゥマーロも助けてくれたミカゼに、自分のことはほっといて闘ってほしいとする
ミカゼもそうする、と返しながらヒルドゥマーロの身体をそのへんの草原にポイ
0352粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/12(土) 17:30:24.49ID:???
…そして、再び対峙するミカゼとエイキ 互いに険しい形相で睨み合い…
「キツネ…お前にはメモリア城での借りがある お前から先に殺す事に決めたぜ
 マテルアル・パズル 妖老裸骨蛇」

エイキの蛇足が繰り出す連撃に耐えながら、その足を掴もうとするミカゼ
だが反撃の蹴りに吹き飛ばされ、ダウンするミカゼ そこにバク宙からの強烈な追撃がミカゼを襲う!!

・・・アクアとメイド二人の会話に視点を移し…
「ミカゼはあたし達を家に帰すって言ったんだ それだけは信じてる
 だから何があってもそれまでは 死ぬわきゃない!」
アクアなりの、ミカゼへの信頼をそう語るのであった

アクアの言葉を示すように、エイキの強烈な追撃が突き刺さりながらも
ミカゼは気合の雄叫びと共に立ち上がる!!

【バカ者!真正面から向かっていく奴があるか!!】
「痛たた…死ぬかと思った(首ゴキ☆っと鳴らし
 でもちゃんと師匠に言われた通り受身とりましたよ」

…立ち上がったミカゼの姿に、エイキも忌々しげに表情を歪めていた

<続く>
0353マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/12(土) 17:57:24.82ID:???
ヒルなんとかさん流石に弱すぎと言いたいが、
魔法使い対マテリアル使いの図式だとどうしてもこれくらいの力の差があるもんなんだろうな。
そう言う意味ではミカゼ一人で魔法使いと渡り合ってるのを見ると、かなりレベルアップしたもんだと思うわ。
0355マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/12(土) 20:28:31.27ID:???
エイキは手ネタだけで流石に引っ張りすぎな気がするなぁ…
0356マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/13(日) 03:27:40.55ID:???
流石に2回も引っぱるネタじゃないよなあ 
ここから封印されし両腕が…とかされてもちょっと反応に困るし
何よりエイキそういうキャラじゃねーと思うしな
0357マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/13(日) 13:17:11.17ID:???
新キャラが1話で活躍終わりって事も無いだろうし
ドゥーブルはまだどっかで見せ場があるはず
0358マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/13(日) 21:35:19.70ID:???
ツンツン気味だけどアクアがミカゼのことをちょっと信用してる感じなのいいなw
大分付き合いも長いしアクアも思うところがあるのかなー
0359粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/14(月) 17:11:06.51ID:FYPX2s1w
 マテリアル+パズル
 おまけFILE G

[ネクバーパ]
A.D.1680 3月現在 36歳
A.D.1643 3月18日生まれ 血液型:B

[好み]
*好きな者
・珍奇な物 ・珍奇収集 ・珍奇鑑賞 ・ビーチボンボン棒 ・海

*嫌いな物
・普通の物 ・個性の無い物

[人生とその目的]
・珍奇な物をあつめられたらそれでいい
0360粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/14(月) 17:11:21.20ID:???
[キャラクターを考えよう]
・中心にはいないが物語の奥行きを出す為に脇を固めるキャラのひとり
 その中では目立つほう
・敵でも味方でもないが たぶん味方寄り
・特に物語に関係ない時はギャグキャラとして合間合間に登場する使いやすいキャラ
・顔の傷を書くのがめんどくさい
・片腕がハサミだが手はある

[ネクバーパの魔法]
○珍 ―――ない 魔法レベル0
・水の生き物と会話ができる力を持ち、昔から海に入るのが好きだった
 グノキングとも友達となり、一緒に冒険をするようになる
・腕っ節の強さとその人柄に引かれた者達が自然と集まり、いつの間にか海賊の頭になった
・腕のハサミは特に意味はない あるとちょっと攻撃力アップ
0361粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/14(月) 17:11:45.48ID:???
[メイプルソン]
A.D.1680 3月現在 26歳
A.D.1653 11月2日生まれ

[好み]
*好きな物
・ガム ・手品 ・ナイフ ・こども ・ハト ・シルクハット

*嫌いな物
・リンゴ ・チョコレート ・ピエロ

[人生とその目的]
・メイプルソンは売れないマジシャンだった
 ヘタで駄目な手品師としてサーカスの道化役をずっとやっていた ずっと笑いものだった
・そこをグリ・ムリ・アにつけこまれ魔法の力を与えられる
 手品を超える力を手にいれ手品の事はどうでもよくなってしまう
 自分には才能があると女神にすり込まれた
 しかし、手品の才能がない事を、本当は手品が好きだと言う事を思い出し、また練習を始める
0362粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/14(月) 17:12:00.00ID:???
[キャラクターを考えよう]
・根は優しくてこども好き こどもが喜ぶような手品師になりたかった
・基本的に小物だが、それを覆い隠すように大きな態度でふるまっていた
 姿も口調も、全て皮を被った偽りのもの
・ティトォの見せ場をつくる為に出したキャラ
 頭脳でも 最後には力でも負けてしまう
 ただ一番美味しいところはグリンが持っていった

[メイプルソンの魔法]
○皮 ディシーヴワールド 魔法レベル30

・ガムの魔力を変換し皮を作り出す
 発動にはある程度の時間ガムを噛んで魔力を込めなければならない
・その皮で物や人、自分さえも包み込んで別の姿へと変える事ができる
 それにより力を押さえ込んだり自分の力を上げたりできる
 ただし、あくまで上っ面だけなのでほとんどパワーアップしない
・サイズはある程度大きくしたり小さくしたり出来る
・一度でも触れたものなら完璧な姿を再現できる 指紋ですらも
0363粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/14(月) 17:12:28.39ID:???
〔下等なる人間共よ 私は女神の三十指 ダークアイ・Qだ
 ついにメモリア魔法陣が始まったようだな

 誰が優勝するか? さあな 興味ないな
 それより見よ この大いなる自然を! 素晴らしい…自分などなんてちっぽけな存在なんだ〕

崖の上から大海原を見おろし、そう洩らすダークアイ・Q
そして蒼空に映し出す、ダークアイ・Qとねこの笑顔できめっ☆


 つ づ く (−ω(○△○
0364マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/14(月) 18:41:50.19ID:???
プルえもん意外と魔法レベル低いのな
いろいろ応用が利きそうなもんだけどあくまで小手先の上っ面だけに過ぎたいって事か
0365マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/15(火) 01:00:55.70ID:???
魔法レベルって何基準なのかいまいちよくわからん……
0366粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/15(火) 17:27:41.93ID:???
なんの策も考えも無しにエイキに立ち向かうミカゼ、そんな彼にはシンメもお叱りの声が出てしまう
まともに真正面からやりあっても勝ち目はないが、ミカゼも人がやられそうなのを見て放っておく事は出来ず
・・・なんであれ、エイキとミカゼ、ヒルドゥマーロ、1回戦の参加者が一同に集結するのであった


  第77話|ミカゼと万象の杖


まずは姿を隠し、相手を探り戦略を練る手筈であったが
目の前に出てしまったものは仕方ない、どう対峙するかは戦いながら考えることにするシンメ
それに相手は"蛇"、潜むのは向こうも得意とするところであろう
そこを考えれば、確かに真っ向勝負が最善策ではありそうだが…

エイキもその足に膨大な魔力を込め、ミカゼに仕掛けんとするが
ミカゼ自体はたいした事はない、としつつも…エイキの脳裏には、一つの懸念があった

(メモリア戦で撃ったボブリッツとの必殺の合わせ技―――
 なぜ奴は受け止められた…? それも腕一本で…!!
 
 いや…あれは単に受け止めたわけじゃない…何か…おかしかった……
 次の一手で見極めてやる)

そしてエイキは飛び上がり、とぐろを巻いた蛇足の一撃をミカゼに向けて放つ!
その技を前に、ミカゼは正面から立ち向かい―――


   万 象 の 杖 


―――エイキの放つその強烈な一撃を、ミカゼは そっと手を添えるようにして受け止めた
0367粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/15(火) 17:28:14.05ID:???
―――(回想)―――

と、ここで場面はエイキの攻撃を受け止めたミカゼの技
"万象の杖"に関して、シンメ師匠からの指導を受けていたミカゼに移る(きのこもぐもぐ

【万象の杖は対攻撃魔法奥義 自らを空虚とし魔法による打撃を通過させて無効化させる技
 身体の中に魔力の滝を発生させ その流れに魔法を飲ませてしまうのだ

 右掌に流れの入り口を作り出し攻撃を受け 魔法の衝撃を体内の道に通して行く
 そして威力が対角線上の左脚の裏の出口まで達した刹那 その脚で地面を踏みつける!
 そして全ての魔力を脚の裏から放出するのだ】

その大技に、ミカゼもすげえと声を上げる まさしく無敵のような技ではあるが
無論、それ相応に大きなリスクもある 
魔力を最も無防備な身体の中を通す故に、流れに乱れがあれば体内にその衝撃が襲い掛かる
間違いなく致命傷…その言葉にミカゼもぞーっとしちゃう
さらに受け止める腕にも気を配る必要がある 左腕だと魔力を放出する道筋に心臓を通す必要が出てくる為だ
踏みつける左脚も、しっかりと威力を放出しなければ脚が破壊される危険もある

【成功すれば無傷だが……失敗すれば受けるダメージを増大させる諸刃の業―――
 多様もできん ここぞという時 必ず決めろ】

―――(回想終わり)―――

そしてミカゼの受け止めたエイキの魔力をその脚で放出し、大地が爆ぜる!
そのままエイキの蛇足を払いのけながら、ミカゼはシンメからの教えを脳裏に浮かべる

―この万象の杖は力で強引に受け止めるとか跳ね返すとかではない
 そのため相手には全く反動がない ミカゼの身体に力が吸収されてしまうような感覚になるはずだ

 そう 全身の力が一瞬抜ける!!その機を逃すな!! 必殺の時だ!!!―
0368粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/15(火) 17:28:52.58ID:???
万象の杖でエイキの技を無効化し、無防備になったエイキのどてっぱらに
ミカゼの両の手で放つ掌低、焔狐が突き刺さる!! 

見事、理想的なカウンター技がエイキを下す…と思われたが
血反吐を吐きながらも、エイキは立ち上がってみせる…!

【あれをくらって立つ…か… 魔物め……!!】
そして再びエイキの蛇足が、変幻自在の動きでミカゼに襲い掛かる!
正面からと見せかけ、地中から飛び出した蛇はミカゼの周囲を包囲するが
間一髪、締め上げられる前にミカゼはその包囲から脱出

(蛇の何がヤバいって―――毒でも噛み付きでもない!! 締め!!)
「捕まったらもう終わりだ!!」

ここは森に逃げて体勢を立て直そうとするミカゼだが
蛇足は平気で樹の合間を縫ってミカゼを追いかける 森を抜け崖から飛び降りるが
次の瞬間、森から一本の樹がロケットの如く飛び出し、その木に乗ったエイキの姿が!
そこからエイキの放つ蛇の一撃を、ミカゼが樹に捕まり グリン!と裏側に回りこむ
そのままエイキとミカゼは、宙を飛ぶ樹の上で激しい乱打戦を展開する!
激しい闘いに、二人が乗る樹が耐え切れなくなったか中心部分から真っ二つに裂ける
両者地面に着地するが、傷を負ってしまったミカゼとは対照的にエイキは余裕の笑みを見せる…

(まずい…技を見切られている… 右腕をやられた…!!
 これでは万象の杖は使えない…!!!)

魔法使いに対抗する奥義を封じられ、ミカゼは窮地に立たされる…

<続く>
0369マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/15(火) 18:06:11.82ID:???
万象の杖はなかなか面白い効果でいいな
マワシウケ的な達人の技っぽさがあるわ
0371マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/15(火) 19:30:08.82ID:???
久々のガチバトルでええのう 
エイキも確かな実力もちで、伊達にヨマのお付きやってるわけじゃないのが解る
この手の奴って大体強いやつの威を借る、的なのがお約束だし
0372マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/15(火) 20:19:52.96ID:???
一、二回でミカゼの技の性質を見切るあたりはさすがだよね
実際ここからミカゼもどう挽回したものか
0373マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/16(水) 07:31:57.19ID:???
樹に乗ってすっ飛んでくるエイキが完全にタオパイパイな件
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