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マテリアル・パズル 連載中 Part.2
レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。
0001マロン名無しさん
垢版 |
2019/08/16(金) 20:56:46.88ID:???
月刊少年ガンガンにて 2002年2月号より連載が開始された「マテリアル・パズル」
この漫画について色々語りましょう
なお、この作品は粗筋書きがテンションあがってくることで二日に1話のペースで連載されるようです
たまにテンション下がって変な時期に休載したり合併号になったりすることもありますが気にしないでね


※注意※
連載中スレとは連載終了した漫画作品を第1話〜最終話まで順々に、
『現在連載されているもの』つまり現在進行形で語り合うスレです。

●ただし、あらすじは単行本基準で進行していきますが、
●まれにページが多く、やむを得ず同シナリオでも複数に分ける場合があります。
●(「第1話・A」とか「第2話・前」等)
●スレ住人から教えられた場合は別ですが、この場合、
●区切りのいい所や一定のページで一旦切り上げる場合があります。ご了承下さい。

ネタバレ発言はご法度。現在明かされてる情報のみで語り合いましょう。
連載中スレにそぐわない話は楽屋裏スレで行いましょう。
次スレが立ったら or 連載終了して合図があったら楽屋裏! 現代に戻って好き放題に語り合え!

関連スレ等
連載中スレの楽屋裏 第35幕
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/csaloon/1531910380/

連載中スレまとめ
http://rensaimatome.blog.fc2.com/
連載中スレ過去ログ倉庫(更新停止中)
http://rensai.nobody.jp/
※前スレ
マテリアル・パズル 連載中
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/csaloon/1557216556/
0002粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/08/16(金) 21:11:29.29ID:???
*最初に連載中スレのルール、テンプレ
【連載中スレに参加したい人へ】
・連載中スレとは?
 すでに連載終了した漫画を第1話〜最終話まで順々に『連載されている当時に戻って』語り合うスレです。
 過去の作品を現在進行形で楽しめ、1話ずつ掘り下げてじっくり語り合えるので、
 今までと違った面白さが見つかるかもしれません。
 基本的に1日1話、定時に更新します。月刊漫画などページの多い漫画は2日に1話といった場合もあります。
 時折何らかの都合で更新出来ない日や、時間が早まったり遅れたりする事もあります。

・連載中スレに参加する上での注意。
 漫画が連載されているものとして語り合うのですから、当然先の展開など知りません。
 「主人公の過去にはこんな秘密が!」「このキャラの正体は○○だ!」「こいつ後で裏切る」
 などといったネタバレ発言はご法度。
 まあ現在連載されているまでの情報で予想・推測可能な場合は、それを明記して書き込むといいかと。
 連載当時に先の展開を読めた人もいるんだしね。
 でも容易に先が読める時はともかく、安易なネタバレは空気を壊すだけ。
 「俺の勘だけど孫○空とピッ○ロって宇宙人じゃね!?」とか客観的に見てどう思う?
 それとメル欄会話も出来るだけ避けましょう。

・連載中スレの時空間。
 連載中スレは基本的に『連載当時に戻って』語り合います。『現実時間』でやる形式もあるけど基本は『連載当時』ね。
 よって、現実で起きた出来事、発売されたゲーム、話題等も当時に戻って語り合いましょう。
 故に時事ネタは注意しましょう。
 『時事ネタは極力控える』『未来の固有名詞、AAは出さない』『時事ネタを振る時は結果を覚悟してから!』
 なんか怪しいなと思ったら楽屋裏にどうぞ。
 ちなみにリアルタイムで1日経っても、スレの中で週刊漫画なら1週間、月刊漫画なら1ヶ月経ってます。

・次スレが立ったら。
 次スレが立ち、誘導するためのリンクが貼られたら、そのスレの残りは楽屋裏となります。
 連載中スレに関する感想、話題など、好きな事を語り合いましょう。
 次スレが立つのはたいてい950前後ですので、あまり多くを語り合う事は出来ません。
 だからこそ濃縮した話を出来るのです。これも連載中スレの華。
0003粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/08/16(金) 21:12:45.69ID:???
【連載中スレを立てたい人へ】
 まとめWikiの『連載中スレについて』を熟読の上、ここ楽屋裏で相談しよう。

【連載中スレで困った事が起きたなら】
・揉め事、トラブル発生時は連載中スレの楽屋裏でご相談を。
 ここ『連載中スレの楽屋裏』は、連載中スレでは話せない事柄を話し合うためにあります。
 スレ立ての相談はもちろん、あらすじ書きさんが定時更新不可能な時にあらすじを貼り、代理更新を依頼するなど。
 連載中スレで話せない雑談を交わす事も結構ですが、ここは連載中スレ全ての楽屋裏ですので、
 ひとつの連載中スレについて延々と語り合うのはやめましょう。
 とはいってもみんな適当に雑談したりしてますから『空気を読んで』気軽に語り合うのも有り。

・連載中スレにてネタバレされたり、連載終了した作品を語り合ってる事に疑問を感じる人が現れたら。
 スルーしよう。
 ただし連載中スレの主旨を知らず、初めてスレを覗いただけの人である可能性もある。
 その場合は楽屋裏へのリンクを貼り、改めて連載中スレの主旨を説明して仲間を増やそう。
 また、単にまだ出てきていない部分の話を「もう出てたはずだよな〜」と勘違いしてレスしただけかもしれないし、
 本スレやその漫画関連の別スレと勘違いして、素のレスをしてしまう事もある。
 ネタバレをされたからといってそれが悪意の行動とは限りません。寛容な精神を持ちましょう。

・人多杉とか出て見れない時。
 専用ブラウザを使えば見れます。2chを見るためのソフトで、無料で使えて便利機能いっぱい。
 さらに鯖にかける負担を減らすため2ch側から推奨されてます。以下のアドレス参照。
ttp://directory.infoseek.rakuten.co.jp/196491/
ttp://2ch.tora3.net/viewer.html
ttp://www.monazilla.org/
0004粗筋書きのアダラパタ
垢版 |
2019/08/16(金) 21:22:34.40ID:???
  マテリアル+パズル
  おまけFILE C

はい主人公にして最大の黒幕 アダラパタです
新スレ開始早々またまた始まりやがりましたねェ おまけファイル
ボクの活躍を見やがるためにこのスレを訪れてくれた皆さんありがとうございます
この極楽連鞭で魂引っ張り出して切り刻んだりとかしてあげたいくらいですよ −ω−)

さて今回は前回の続きです!!登場人物紹介!!
なつかしい人も見られますよ…… フフフ…キャキャ…
0005粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/08/16(金) 21:23:16.19ID:???
[阿白 ―アビャク― ]
A.D.1679 9月現在 享年27歳
A.D.1651 7月23日生まれ 血液型:AB

[好み]
*好きな物
・水 ・人間を風船のように破裂させる事 ・戦闘 ・泳ぐ事
・米類 ・いぬ肉 ・雨 ・ナイフ ・好きな色は透明に近い青

*嫌いな物
・自分より強いヤツ ・頭を使う事 ・甘い飲み物 ・砂漠

[人生とその目的]
・砂漠の町で生まれる いつも水不足で悩まされていた
・両親は幼い頃盗賊に殺されてしまう
・生きるために盗み、暴力、殺人を繰り返し続けた
 人々は彼を恐れ遠ざけた 彼はいくら水を飲んでも心も身体も潤う事はなかった
 しかしそこに女神が現れた 彼の行き方を受け入れ必要な人間だと言った
・闘う事で彼は満たされ潤った 敗北は全てを失う事を意味し そしてその存在は消された
0006粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/08/16(金) 21:24:05.92ID:???
[キャラクターを考えよう]
・ティトォ達が100年以上力を蓄え、初めて闘う敵であり
 作品中でも最初に登場する敵なのでストレートでわかりやすい魔法を使うようにしました
 ティトォが炎なので逆の水使いに 正確も短絡的で残忍非道
 命を奪う事をなんとも思わないゲス野郎と言う悪役中の悪役 しかしマヌケ

 だが戦闘の天才であり、強さは5本の指を除けばトップクラス
 水場で闘えばほぼ無敵と言うけっこうスゴイキャラです
・油断がなかったら瞬殺されていておかしくなかったがマヌケだったので助かった
・なんだかんだでかわいそうな奴でした

*アビャクの魔法
○水 ブルーリングス 魔法レベル64

・水の魔力を変換し自分の力とする魔法 水を完全に支配し操る
・全身に"吸い口"ともいうべき穴が空いていてそこから水を吸収したり放出したりする
・水が体内に多くあればあるほど強くなり 限界まで吸い込み大きく膨れ上がった状態を500%アビャクと呼ぶ
・周りに水がなくとも地面や植物などから吸収する事ができる
・自分の体内を流れる水を操作し、受けるダメージをうまく分散させる事ができる
 また他人や木などの水分を操作し内部から破裂させることも出来る
・体内の水を圧縮させ水圧弾として撃ったり、剣にしたりと色々できる

*青精魔陰包<せいせいまいんほう>
 体内に吸い込んだ水を一気に噴霧、霧状に放射し辺りを魔法の霧で包む技
 弱い者ならば吸い込んだだけで死んでしまう 完全に視界を奪い力も低下させる
0007粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/08/16(金) 21:25:31.26ID:???
[リュシカ]
A.D.1679 9月現在 15歳
A.D.1664 4月29日生まれ 血液型:O

[好み]
*好きな物
・パン ・パンをつくる事食べる事 ・やさしい人
・本を読む事 ・コーンポタージュ ・トランプ
・好きな色は黄緑 ・空を飛ぶ事 ・ぬいぐるみ
・ぬりえ ・にんじんすりおろしジュース

*嫌いな物
・闘う事 ・毛虫 ・おばけ ・お酒と煙草 ・レバー(たぶんお肉
・アダラパタ

[人生とその目的]
・ムジナの穴と言うへんな名前の孤児院出身 両親は不明
 だがその事をなんとも思ってなく 特に考えもしない
 自分は孤児院で生まれそして育った それだけでよかった
・孤児院を営むおじさんとおばさんがある日不慮の事件で亡くなってしまう
 そして毎日泣き伏すリュシカの前に女神が現れ 生きる力として魔法を授け去っていく
 リュシカは学校を卒業し、以前からバイトをしていたパン屋を任される
 ムジナの穴を守る為一生懸命働き店はとても繁盛した
・今はおじさんとおばさんの死の真相を知る為闘う
0008粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/08/16(金) 21:26:11.44ID:???
[キャラクターを考えよう]
・三十指にも色々いて
 グリ・ムリ・アの目的を知り力を貸す者や、嘘で騙され利用されている者がいる
 リュシカは後者で、グリ・ムリ・アを伝説の女神と信じ心の拠り所としていた
 人を疑わず、優しく、戦いを好まない天然娘 それがリュシカです
・いつものほほんとしていて よく人の名前を聞き違え恥をかく
・パン作りの腕はいつしか達人の域に達している
 港に着く客はそのにおいに誘われ必ず買っていくほどだった
 メモリア王国でさらなるパンづくりの境地を開こうと意気込んでいる

*リュシカの魔法
○羽 エンゼルフェザー 魔法レベル23

・風の魔力を変換し羽をつくり出す魔法
 それらをつける事により自分や物を飛ばす事ができる
・あまり重いものは飛ばせない
・羽で自分を包み守る事もできる
・同時に沢山のものを飛ばしたり守ったりができる

*リュシカ=ヘル=ストーム
 いくつもの羽をつくり出しそれを全て口から飲み込む
 体内で圧縮された風の力を一度に放ち、小規模ながら高エネルギーの竜巻を起こす
 吸い込むとなんかムズムズするのでクシャミする
 つまりすごいクシャミをぶっ放す技 名前だけは最強クラス
 場所や状態を問わず使える魔法で攻守共に応用が利く
 特訓し極めれば、かなり強い魔法になるかもしれないがそれはリュシカしだい
0009粗筋書きのアダラパタ
垢版 |
2019/08/16(金) 21:27:02.60ID:???
はい今回はこのふたりでした
次回はもっと沢山紹介しやがるのでお楽しみに

さて ついに奴らはメモリア王国に着きやがりました
そして古き友人であるというバレット国王と会うのも近そうですねェ
メモリアという国と手を組み 女神に向かいついに攻め込んでくる…

でも果たしてそううまくいきやがりますかねェ…なにせ50年ぶりなんですよォ…
バレット王も高齢です そんな力がありやがるんですかねェ
なにより ティトォ達の事を覚えてやがるんでしょうかねェ キャきゃキャきゃ
城に入れるかどーかも怪しいもんですよ まァ次回を楽しみにしていてください


  10かんに (−ω−) つづく
0012粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/08/17(土) 17:01:07.48ID:vzz5cns1
 (−ω−)))

 (((−ω−)


 \  |  /

 ―(−ω−)― 

 /  |  \


  第50話|ティトォとブラックねこ

冒頭、なんだかすごい自己主張する黒ねこ
そんな黒ねこ、改めブラックねこを見つけたティトォはねこを書き写したいとの事で

「なんだよティトォ ねこなんてどこにもいるって言ったじゃんよ」
「―――いや違う!! こいつはブラックねこ
 50話に一度出るか出ないかと言われているレアねこだ!!
 めったに見れるもんじゃないぜ!皆見とけ!!」

だそうです とりあえずレアねこ眺めつつティトォが書き終わるのを待つ一向
今回はちょっといい出来かも、と呟くティトォにグリンも横からその出来栄えを拝見するが
割といつもどおりのひどい出来でした 皆も
(うわーこいつぁひでえや)と思ってたけど
それっぽく出来栄えを褒めつつ口には出さないでおいた 
初めてティトォの絵を見るハワードは言葉にならない様子でした
0013粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/08/17(土) 17:01:55.38ID:???
 そんなこんなで俺達はやっとこさメモリア城に向かえる事になった
 途中ティトォが墓参りに寄りたいと言うので俺達も付き合うことにした
 そこは郊外の静かな丘だった

ティトォがそこを訪れると、周りはねこやたぬき、小鳥がいっぱいいるのどかな場所だったが
・・・静かに、ティトォが足を向けると…その気配を感じ取った動物達は慌しく逃げてしまう

「…ここに来る時のティトォはちょっとおっかないからな」

そしてティトォ…3人は、静かに喪に伏し…ティトォは苔むした石碑を拭いて綺麗にしてあげる

 ティトォ達の故郷 ドーマローラの人達の墓らしい グリ・ムリ・アに滅ぼされた―――
 家族や友達…そして国中の人達 全ての魂を刻むには随分小さいけど…
 この小さな墓とティトォ達が生きているという事だけが あの国が存在していた証だった

(父さん 母さん 皆―――) ティトォは両親と、ドーマローラの皆に向けて…
(マギ…) プリセラはマギ、と呼ぶ存在に向けて…
(………) アクアは、ただ静かに…

(もうすぐです もうすぐ全てを終わらせます 奴を…この手で)
必ず、女神を倒す…その決意を胸にその拳を握り締めるティトォ
…と、気付けば逃げていた野生動物たちは、いつの間にかティトォ達に擦り寄り集まっていた
その姿に、ミカゼは何処か寂しげな表情が浮かんでいた…

 わかってる グリ・ムリ・アに向かう気持ちは恨みや後悔だけじゃない むしろ…

…墓前の皆への報告も終わり、ティトォ一行は改めてメモリア城へと向かう
はじめて見るでっかいお城にはミカゼも驚きの声がでちゃう
私服で入って大丈夫か不安だけど、ミカゼのキツネおめんはそもそも街中でもアウトです
あとなんかサンも勝手についてきて一緒に入る気まんまんだけど
0014粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/08/17(土) 17:02:24.89ID:???
正門前では老紳士、シュダンが一行を出迎えつつ、裏手に案内する
城から少し離れた施設にて一行を出迎えたのは…ハワードと同じ黒服の3人
上層の部分には訪れた彼等を見据える者達、メイドの二人、そして厳しく睨むジンナの姿…
なにやら妙な雰囲気だが、グリンもハワードも何も聞いていないようで…

と、そこでこの件に関して、ティトォが先んじてシュダンから聞いていたようで
というのもティトォだけならともかく、ミカゼ達に関してはすんなり城に入るのは難しい様子
(ちなみにシュダンは以前にメモリアを訪れた時からの顔なじみ
バレット王は一線を退き、現在権限をもっているのはジンナだが
これがガンコな男で融通が利かず、余計なトラブルを非常に嫌うとの事
それでなくともグリンの件で城も大騒ぎ、古い友人と名乗っても快くは思わないであろう
…と言う事で、シュダンに考えがある、として…

「面接?」
「そう ぼくの仲間だと言ってもきみらの素性はわからないでしょ
 だから表向きはシュダンの紹介で面接に来た事にするんだ
 グリン王子の教育係になるための面接にね」

という訳で一人ずつ前に出るよう指示され、まずはミカゼがその面接を受けようとすると…

「キツネの坊やか どこからかかってきてもいいよ――」
グラサンの男は間延びした口調で手にした武器を振るう これにはミカゼも状況が理解できず…
と、その試験に関してシュダンが解説しつつ、ミカゼにも同じような棒状の武器を投げ渡す

「グリン王子の教育係は護衛も兼ねています
 まず第一に腕が立たなくてはいけません
 そこで 私達5人とあなた達5人 ここで試合をしてもらいます
 総合的にあなた達が私達より優れてたなら…城に招き入れましょう」
0015粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/08/17(土) 17:03:53.04ID:???
シュダンの言葉にミカゼも驚愕、グリンもどういうことかと声を荒げるが
そこでハワードは、自分達がわざと負けることで堂々と彼等を城に招くのだろうと見るが

「いいえ 本気で叩きのめしてください」 シュダンははっきりと、そう命ずる
さらにハワードにも同じくその武器、"ハートオブメモリア"を手渡す
メモリア王国に代々伝わる、魔力を打撃力に変換させる武具…ハワードも彼が本気であると悟る…
…シュダンの後ろでは、ジンナ殿がティトォ達に嫌疑の眼差しを向けていた
とはいえハートオブメモリアまで持ち出すのはやり過ぎではないか、との声も出ていたが
だがその光景を前にして、グリンも黙ってはいない!迸る魔力と共に怒りを向けるが
そこに護衛の二人がグリンの前に立ちはだかる・・・が、厳つい大男の方はなにやら涙目で…

「グリン様おはようございます――ッ!!」ぎゅーむって抱きついた −ω−)
コレにはグリンもぶわーって悲鳴が出ちゃうが
なんでも彼、ブラウリーが子供時代にグリンに会ってたそうで、成長したその姿にはグリンもびっくり
それを皮切りに同じく教育係のパンナケトル、ならびに城の皆がグリンに挨拶
黒髪メイドのマルチーノは赤面しながら同僚メイドの後ろに隠れていたけど…
そしてシュダンは、自分達を倒す前に、打倒すべき存在があると言う
それは30年前にたまっていた、グリンの宿題である…!

(;゚д゚) これにはグリンもこんな顔に

グラサンの攻撃を間一髪で避けるミカゼは、困惑気味にティトォの方に目をやる
リュシカもやめさせてとティトォに言うが…ティトォの脳裏には、シュダンの言葉が浮かぶ

―ティトォ様 あなたのお仲間は私が見極めさせてもらいます
 場合によっては ティトォ様以外にはお帰り頂くかもしれません―
0016粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/08/17(土) 17:05:30.81ID:???
そこでジール・ボーイが、この「面接」の意図を見抜く
ここから先、ティトォと共に行くなら、それなりの覚悟が必要である、として…
…その言葉に…ミカゼは、手にした武器を自ら手放す 
グラサンもそれを降参とみるが、ミカゼは激昂の形相ではっきりと返す

「こんなものいらない 素手であんたを倒す!!
 そこで見ていてくれティトォ あんた達との旅で俺が得たもの
 今から全部見せてやる それで駄目だったら……… 俺は故郷へ帰る」

こうして、グリン護衛隊と、ティトォ達の対決が幕を開ける
対戦カードは以下のとおり

・先鋒 グラサンの男、ハイロウ x ミカゼ
・次鋒 気の弱そうな少年、パンナケトル x リュシカ
・中堅 ハワード x サン
・副将 いかつい大男、ブラウリー x ジール・ボーイ
・大将 シュダン x ティトォ

その対決が始まったころ、街のほうでは

「着いたよ メモリアだ ……いよいよだね」
メモリアに辿り着いた、三人の魔法使いを追うライト達と

「久しぶりのメモリアだ――ッ!! 探すぞ!!珍なる物を!!!」
同じくメモリアに着いた、珍品愛好家のネクバーバ船長達の姿があるのだった

<続く>
0018マロン名無しさん
垢版 |
2019/08/17(土) 19:13:39.62ID:???
果たしてブラック猫の次回の出番はあるのだろうか
連載が100回も続くのかどうか、的な意味で
0019マロン名無しさん
垢版 |
2019/08/17(土) 19:19:36.09ID:???
これ、くっそシリアスな空気の状態で100話迎えたらどうするんのかね?w
コマの端っこのねこが黒かったりするのかな?
0020マロン名無しさん
垢版 |
2019/08/17(土) 19:44:07.01ID:???
とりあえずジール・ボーイは勝利確定だろう
うまいこと2対2の形で大将戦に行くためにはあとひとつ何処かで勝たないといけないが
ここは主人公としてミカゼに勝って欲しいところ、そろそろ見せ場も作らせて上げたいし
0021マロン名無しさん
垢版 |
2019/08/18(日) 09:42:34.93ID:???
寝て起きて遊んできた帰りに宿題たまってるって言われたらげんなりするよなw
0022粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/08/19(月) 17:04:20.35ID:zGe2acNP
  第51話|ミカゼと決意の試合

鈍い音が響き渡るメモリア城 青ざめた表情を浮かべるマルチーノの前には
ハイロウに打ちのめされ、倒れるミカゼの姿があった…
さすがにジンナ殿もその容赦の無さにはドン引き、やめさせる様叫ぶが
ハイロウ自身はあまり手応えがないと感じ取っていた

ミカゼが立ち上がりハイロウに強襲するが、それを容易く返り討ちにする
直撃のように見えるがしっかり受身も取れており致命傷ではない
がうがう吠えながらシャカシャカ走るミカゼには、ハイロウも獣と闘ってるみたいだと洩らす
その引っかき攻撃を顔を僅かに反らさせ容易く回避し、三度返り討ちにされるミカゼだが…

「……」
(やはり手応えがイマイチ… しなやかな身のこなしだね
 戦い方を変えるか…)

するとハイロウ、ミカゼに向けて色々聞いてみる
「ねぇ 名前はなんてーの?いくつ?どこから来たの?」
「…御風!16歳 えーっとミルネシアのミルホット村出身!!」
律儀に返すミカゼだが、超ド田舎のミルネシア出身と聞いてハイロウ大笑い
さんざんにバカにされミカゼも涙目で怒りの突撃
簡単に挑発に乗ってしまうミカゼに、ジール・ボーイも「バカか」と呆れ顔で
そして怒りの突撃を簡単にいなされ、ミカゼは首を締め上げられる…!!

「経験不足を補っていた天性の野生の勘
 それをこうもあっさり封じられるとは 単純を通り越してるな」
「ハイロゥ先輩は相変わらず汚いというかなんというか…;」
「単に口と性格が悪いだけですよ;」
0023粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/08/19(月) 17:04:44.31ID:???
その身を取り押さえられ、苦悶の表情で耐えるミカゼの脳裏に浮かぶのは、自身への不甲斐なさ…
ジール・ボーイとの戦いでも、三大神器との戦いでも自分の力は何の役にも立つ事が出来なかった
…ここから先…魔法使いでもない自分が立ち入るのは邪魔でしかないのだろうか…
リュシカも心配そうにミカゼを応援するが、ティトォはただ黙してミカゼの戦いを見据え……
・・・その時、ふとミカゼの脳裏に、彼を呼ぶ誰かの声が聴こえる…

―――(回想)―――

―ミカゼ― 「ミカゼ どうした?」
まだ子供時代(6歳)のミカゼに声をかけるのはミカゼの父であった
ミカゼの父は村の警護を一手に負かされるほどの実力者
子供時代のミカゼもいつかは親父みたいになりたいと思っていたが
父はそれを笑いながらミカゼにこう語る

「父ちゃんは村があるから駄目だが…ミカゼはいつか村を出てほしい
 こんな小さな村だけじゃなく世界中を見てほしいんだ
 でっかいものに立ち向かっていってほしい」
「…なんで?俺が男だから」

「違うさ お前がミカゼだからだ」
笑顔で言うミカゼの父、けどちびまるこな顔したミカゼにはまだよくわかんないようで
「ははは 悪ーな! 親は自分が叶えられなかった夢をどうも子に押し付けちまうみてぇだな」
「父ちゃんの…夢……?」

「大魔王に立ち向かう 伝説の女神の戦士さ」

―――(回想終わり)―――
0024粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/08/19(月) 17:05:32.11ID:???
―――もはや意識も朦朧としてきたか、首をしめられながら笑みがこぼれるミカゼ
ジンナ殿もシュダンにやめさせる様言い、シュダンも決着の宣告にその手を挙げ…

 親父…悪いけど やっぱり期待には答えられそうもないや
 だってさ 俺はその女神様をぶっ倒そうとする

 大 魔 王 の 仲 間 な ん だ 

雄叫びと共にミカゼはパワー全開!力づくでハイロゥを振り払う!!
コレにはハワードもパンナケトルも驚愕、ハイロゥもその馬鹿力には感嘆の声をあげ…
そしてハイロゥは自身の負けを認め、ここにミカゼの勝利が・・・

「むぎ―――ッ!!!」怒りが有頂天のミカゼがお構い無しにハイロウぶん殴った
完全に興奮しまくって我を忘れています がうがう
・・・とりあえず初戦はミカゼの勝利 続けてパンナケトル対リュシカの対戦が始まる
ただパンナケトルの方は、自分だけ女の子相手とあってちょっと気乗りしなさそうで…

「わかってんだろなーパンナ 相手は女の子だぞ」「やりすぎるなよ」
「言われなくてもわかってるよお母さん」

 お母さん・・・?

「あっいや!違う!!間違―――///」

同僚からかわかわれるパンナだけど、気を取り直して
リュシカも武具は不要と答え、エンゼルフェザーをその口に咥える
…リュシカが魔法使いとみて、パンナも手加減なし、とスーツの上着を脱ぎ捨てる

「ひでー手加減なしかよ」「鬼!」
「外野は黙っていてください!!」
0025粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/08/19(月) 17:06:04.63ID:???
試合開始早々、リュシカはエンゼルフェザーを展開
序盤から随分とやる気なリュシカにはミカゼも違和感を覚える 
リュシカは本来大人しい子、こう言う事は好きじゃないはずだが…

そしてリュシカは即座にパンナに向けて強襲!急降下からのキックを振るうが
パンナもそれを避け反撃を振るう、リュシカも距離をとって反撃を凌ぎ…
―――パンナはリュシカのクツが、いつの間にか脱げている事に気づいた時には
背後からエンゼルフェザーを生やしたリュシカのクツが襲い掛かる!
だがパンナも容易く切り払うが次の瞬間手にした武具にエンゼルフェザーが展開!
その武器が持ち上げられた隙を狙うリュシカだが
パンナが気合をこめるとエンゼルフェザーが分解される!!
全力で振り下ろされたパンナの一撃に、リュシカはかろうじて踏みとどまる

「…あなた強いですね」「どうも」
パンナもやはり一流の実力者、リュシカもかすかに冷や汗を浮べつつ…
・・・かすかに、その表情が陰りながら…リュシカはぽつりと洩らす

「あたしにはとても大切な人達がいました
 その人達がいなくなって…あたしは空っぽになりました
 そのあたしを救ってくれたのが女神様でした
 でも…もしかしたら… それら全てが女神様の仕組んだ事だったのかもしれないのです

 だったら…あたしはパンを焼いてる場合じゃないんです…
 あたしも闘わなくっちゃいけないんです …でも弱ければ闘えません…
 だからこの試合で決めようって思ってました
 あなたに勝つ事ができたらティトォさん達についていきます
 でも負けたら…あたしはついていっても邪魔なだけです
 おとなしくパンを焼いています…おじさんとおばさんも…それを望んでいるはずです
 でも…あなた強いです…あたし…やっぱり無理です…」
0026粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/08/19(月) 17:06:22.63ID:???
パンナの強さにはリュリカも気落ちしてしまうが…そんな彼女にミカゼが声援を送りながら
あの新必殺技を出せば必ず勝てる!!と断言するミカゼ
しかしその新技はまだ未完成、それに…
「恥ずかしい………」赤面しながらそう返すリュシカ だが…

「何かするなら早めにした方がいいよ ボクはあなたに敬意を払って本気で行く
 多分 次で決まるよ」
真っ直ぐに、見据えながらハートオブメモリアを構えるパンナケトル…
・・・周囲もその決着を固唾を飲んで見守り…リュシカも覚悟を決める

その背に多量のエンゼルフェザーを展開するリュシカ
その羽根を防御の壁とみるパンナ、うまく穴を見つけてそこを突くしかないか…
さすがに女性相手とあって、寸止めでの決着を付けたいとの考えもあったが

リュシカとパンナの戦いも大詰めに差し掛かった頃
「グリン… グリンは…どこだ 目覚めたか……」
メモリア国王、バレットは息子、グリンの事を思い出していたのだった

<続く>
0027マロン名無しさん
垢版 |
2019/08/19(月) 18:13:24.22ID:???
女神を打倒し世界を救う大魔王の仲間って言うのは中々ロマン力高いなw
とりあえずミカゼ勝利おめ
0028マロン名無しさん
垢版 |
2019/08/19(月) 18:29:15.15ID:???
こう見ると、ミカゼも世界的にはかなりの上位陣なんだよなぁ。世界最大国の王子護衛職なんて重要職に勝てるんだから
リュシカも女神については思うところいろいろあったんだろうな
0029マロン名無しさん
垢版 |
2019/08/19(月) 18:44:38.41ID:???
頭ぽわぽわしててもさすがに自分の人生を変えた存在だしなあ
女神に関してはリュシカものーてんきではいられないだろう
0032マロン名無しさん
垢版 |
2019/08/19(月) 22:10:26.49ID:???
ふつーに五人抜きも有りそうな気はしてきた、と思ったが
サンがハワードに勝つ光景は全然浮かんでこないなw
0033マロン名無しさん
垢版 |
2019/08/20(火) 16:47:24.54ID:???
精霊の力借りれば一丁前に戦えそうなんだけどな
現状ドルチルワンパンKOとジールボーイに片端から精霊潰されたくらいしか描写がないから活躍が上手く想像出来ん
0034マロン名無しさん
垢版 |
2019/08/20(火) 17:43:37.77ID:???
そういえばギャグキャラちっくだからアレだったけど
ほぼ三十指ドベと最上位しか相手してないから実際の実力はわりかし未知数なのか、サン
精霊の特性から言って多数相手なら映えそうなんだがな
0035マロン名無しさん
垢版 |
2019/08/20(火) 23:50:50.13ID:???
物語を左右する一線級のキャラじゃないけどその世界の一般人からみたら十分強い
みたいなキャラの活躍好きだからサンには頑張って欲しい
0036粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/08/21(水) 17:10:45.49ID:9ct2ZJRp
  第52話|仲間と友達

多量の防御羽根を展開するリュシカにむけ、パンナケトルは正面から突っ込み
それを前にリュシカはお口をあけると、自身が展開した羽を集中しその口へと吸い込んでいく
だがその大技を放つよりも先に、パンナはリュシカの眼前にハートオブメモリアの先端を突きつける…!

「一手…遅かったですね」
「速い…」「勝負ありだ」
「あ…いや…でも………; その技は途中で止める事が―――」

ミカゼがそう言おうとした瞬間…リュシカはかわいいくしゃみを上げると
次の瞬間くしゃみと共に放たれた強烈な大嵐が、パンナケトルを吹き飛ばす!?
悲鳴と共にパンナの身体は宙を舞い、そのままでは壁に叩きつけられ―――
その寸前、すんでの所で吹き飛ばされるパンナをシュダンが取り押さえどうにか事なきを得る

「羽を圧縮して撃ったのか」
「複雑な技の構築を体内で行う事により可能にしたな」
「それを一瞬でくしゃみにして放出し小規模な嵐を相手に叩きつける技……!!
 リュシカ=ヘル=ストームとでも名付けようか」「うむ」

(なんで男二人があたしのくしゃみについて真剣に語り合っているんだろう…;) −ω−)

リュシカ=ヘル=ストームの直撃によりダウンするパンナだが
残念ながら既に決着がついた後なので、リュシカの敗北は覆らない 
しょんぼりしながらリュシカは敗北を詫びつつ…

「ティトォさん… あたしじゃ…駄目ですか………?」
ティトォにそう問い、何処か不安げな表情を浮かべるリュシカであった
0037粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/08/21(水) 17:11:20.64ID:???
二人もダウンしてしまい、ジンナ殿もその顔に不安が浮かぶ
「ふっふっふ 悪企みはうまくいかないもんなのさ」 −ω−)
「グリン様はおとなしく宿題をしていなさい!!」

続けてサンとハワードの対決が始まり、二人が前に出る
自分の相手が真っ先にぶたさんにされてた役立たず、と余裕の笑みを浮べるサン
真っ先に逃げ出したヘタレがなんか言ってるけど ハワードもげんなり
…だが、次の瞬間にはサンは膨大な魔力を纏う…!いや、彼自身、と言うよりは…

「いい掘り出しモンを見つけたんだよ 悪いけどこの力試させてもらうぜ
 カイアナイトの精よ」

サンの言葉と共に、巨大で屈強な精霊が顕現される!!
これにはハワードも驚愕しながらも、その石の魔力、宿る精霊の力こそが凄まじいのだと察する
実際本人はそこまでたいした事はない、としつつ…ハワードはハートオブメモリアを構える!
先日の汚名返上と、必ず勝つと決意するハワードだが

「意気込みだけじゃどうにもならないという事がわからないのかい?
 まだ若いねえぇ ハワード君ンン

 さあカイアナイトの精よ!!
 お前の目の前にいるでかい口を叩く割には実力のない役立たずをぶっとばせ!!」

カイアナイトの精も、サンの命令に従い…!
サンに背中から思いっきり鉄拳ぶち込みました コレには一同目がてんになっちゃう
0038粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/08/21(水) 17:12:29.05ID:???
で、1勝2敗、追い詰められたティトォ達だが…次に出るのは鬼人、ジール・ボーイ…!
鋭い形相を浮べながら前に出るジール・ボーイ
と、戦いの前に彼がティトォ達に同行する事になった顛末が思い返される

アダラパタに右腕の魂を奪われ、右腕での魔法拳は放つ事が出来なくなった
すなわち合成魔法拳も作れない 魔力のバランスも崩れ大幅な能力ダウンを喫する
残されたのは左腕だけ…それでも、この腕が千切れ飛ぶまで
この身が砕けようとも闘うと、決意するジール・ボーイであった
・・・ただついていいのか駄目なのか凄んだ状態で問うので、一向も断れなかった様子だったけど

対峙するブラウリーは自分が相手とは運がなかったと豪快に笑い飛ばす いぬもいっしょに
彼は軍の武道指南役も受け持っている実力者、前の三人とは違う、とするが―――

「えーとお前 名は? うむジール・ボーイか ―――ん? ジール・b

―――気づいた時には、ブラウリーは建物の天井を突き破り空へと舞うのでした
「安心しろ 魔法は使っていない」
((鬼だ…!!))これにはミカゼもリュシカもどんびき

2勝2敗となり、最終決戦 ティトォとシュダンの戦いが始まろうとしていた
ジンナ殿も祈るような気持ちでシュダンに勝ってくれと願う
勝敗の数は関係ないにしても、エリート中のエリートが負けたとあってはメモリア軍の面目丸つぶれなので
…戦いが始まる前に、シュダンはティトォに向けて言う

「ティトォ様 流石…あなたと行動を共にするお仲間です
 皆さん真っ直ぐな信念を持っていらっしゃる そして純粋にあなたの力になりたいと思っている
 合格です 本当に良いお友達をお持ちだ」

笑顔で言うシュダンに、ティトォもその表情に笑顔が浮かぶ
「…まあ中にはよくわからない者もいますが(サン見つつ
 最後に ティトォ様の力 この私めが確かめさせて頂きます」
0039粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/08/21(水) 17:13:38.39ID:???
ハートオブメモリアを構えるシュダンに、ティトォも自身にWWフレアを展開する
その決着をグリンとジンナ殿、あとねこが見守る中、シュダンが仕掛け―――

その時、突然扉が勢い良く開かれる!?
…よたよたと力ない足取りで近づくその老人にジンナ殿が駆け寄り声をかけるが
・・・何をするのだったか…思い出せない老人、とりあえずそそくさとジンナ殿が部屋に戻らせようとしつつ
グリンの方は何故かハワードの背中に隠れてしまっていた 親父との再会にグリンも緊張が混じる表情で…

「バレット!!」
そんなくたびれた老人、バレット王に声をかけるのは
五十年ぶりの再会に、笑顔を見せるティトォであった

<続く>
0042マロン名無しさん
垢版 |
2019/08/21(水) 18:35:17.47ID:???
サンはホントにダメダメだな 今回は割と可哀相な役だったけど
0043マロン名無しさん
垢版 |
2019/08/21(水) 18:44:58.58ID:???
リュシカヘルスでパンお持ち帰りオプション(1,000G)お願いします
0044マロン名無しさん
垢版 |
2019/08/21(水) 19:23:39.89ID:???
まあジルさんもこの辺相手なら戦力ダウンはあってないようなもんだよなあw
0045マロン名無しさん
垢版 |
2019/08/21(水) 19:24:24.40ID:???
サンはその気になれば強いのは分かるんだけどって感じだなあ
0046マロン名無しさん
垢版 |
2019/08/21(水) 19:54:07.69ID:???
リュシカですら試合に負けて勝負に勝つ、的な見せ場があったのに
それすらなく自滅で終わるのはさすがに可哀相
0048マロン名無しさん
垢版 |
2019/08/22(木) 01:27:12.75ID:???
まあ普段は酷い扱いでも、どっかで見せ場はあるだろう
0049マロン名無しさん
垢版 |
2019/08/22(木) 19:24:53.03ID:???
サンがメモリア来た目的って五大石を手に入れる事だけどその辺の事情で暗躍してる月丸たちとかち合ったりするのかな
0050マロン名無しさん
垢版 |
2019/08/22(木) 20:06:50.89ID:???
あー、そんなのもあったなあ
月丸たちと関わると一気に死亡フラグがおったちそうだから
どうにか間一髪のところですれ違ってほしいところだ
0051粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/08/23(金) 17:47:41.95ID:r8matlKG
日が暮れてカラスの鳴き声が響く頃
ティトォ達はメモリア国王、バレットの姿をみる
不意にその場を訪れた老王バレットを、ジンナ殿が慌しくその背中を押して
部屋まで帰るよう促すが、バレット王はよろめく足どりで、静かにティトォに近づく
…ふと、バレット王はシュダンにその手を差し出す 
どうやらハートオブメモリアを渡すように言っているようだが…
そして、差し出されたハートオブメモリアを握ると―――

強烈な一閃が、ティトォの脇腹に突き刺さる!?

その強烈な一撃に吹き飛ばされるティトォの姿に、皆が絶句する中
倒れたティトォの脳裏に、浮かび上がるのは・・・


  第53話|ティトォとメモリアの王様


―城に来いよ ろくなもん食ってないんだろ?城のごちそう食わせてやるぜ!―
メモリアを訪れた3人は、まだ若きバレットにそう持ちかけられる
それからティトォ、アクア、プリセラの3人はメモリアにてお世話になる事になり
ティトォは炎の力を研究し、プリセラは腹に封印を施し、アクアは破壊の力を生み出し
3人は研鑽と共に、長く穏やかな日々を過ごす…
バレットとその妻も老けはじめ、息子グリンも成長してきたある日の事
ティトォはメモリアを発つ事を決める その別れをバレットも見送り…

「…もしまた会う事ができたら――― 思いっきりぼくをぶっとばしてくれないかな
 きみの一撃をくらっても平気なくらい強くなってみせるから!
 アクアやプリセラに負けてられないからね!」
「おお!!よく言ったティトォ!!それでこそ男だ!!(背中ドバンドバンはたき
 わかったぜ約束だ!!絶対にぶっとばしてやる!!」
0052粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/08/23(金) 17:48:22.10ID:???
それで自分が死ぬようなら、自分はこの国に帰る資格はないとするティトォ
バレットもそれを了解すると、早くもその日に備えて全力で剣の素振りを始めた
…それ以上強くならなくても、とのティトォの言葉も聞かず汗だくで笑みを返すバレットの姿に
ティトォも困惑気味に「あう――…;」って声がでちゃうのでした −ω−)

・・・・・・そして、老王バレットが、見据える先には…

「立ったよ バレット」
その口から血を流しながらも、微笑と共に立ち上がるティトォ
…その姿に、バレットはその頭を自身の胸に押し込み
「お帰り ティトォ」友の帰りを、優しく迎えるのであった…

「ティトォ様 アクア様 プリセラ様!! メモリア王国メモリア城にお帰りなさいませ―――!!」
「お帰りなさいませ!!」
「お帰りなさいませ」
「お帰りなさいませ」
「ティトォ様アクア様プリセラ様 お帰りなさいませ!!」

そしてその場の皆も、ティトォ達の帰還を拍手と喝采で祝福する
一人困惑してるジンナ殿だけど、さすがにその状況で異を唱えるなどできる筈もなく…
みんなの祝福にティトォ・・・3人も、「ただいま」 そう、笑顔で応えるのだった

……メモリアから遠く離れた異国の地…
そこでは一人で城を落とし、満悦そうに笑みを浮べる者の姿があった

「ん――… いい…ねぇ いい……やっぱり城は…いい
 俺の城だ 俺だけの…城……だ」

恍惚の笑みで呟くその男…すると、突如その背後で何かがひび割れた音がすると
それと共に樹が凄まじい速度で成長し、樹のトンネルを作り上げる
…その別の空間につながれた樹のトンネルから現れたのは、三大神器が一人、ブライクブロイドであった
0053粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/08/23(金) 17:48:53.71ID:???
気だるげに振り返るその男…ヨマ 彼の起こした惨状にブライクも呆れた声が出る

「また今日も飽きずに城集めか?ヨマ
 おーおーまた罪のない人間をこんなに しかも無意味に殺しまくってやがる
 こりゃグリ公のやつ怒るな もったいない―― 足りなくなる―― ってな」
「あ―――…わかった… お前…三大神器… だろ 三十指の…上に立つっつ――…
 その…三大神器様が… わざわざ…何……?」
「アダラパタからさんざん通信が行ってんだろ 力を貸してやれ
 さっさとメモリアへ行くんだ」

ブライクの命令に…ヨマの返答は不意打ちの鉄拳!!
だがブライクもその一撃を容易く腕で受け止めてみせ
「やだ!!」と嘲りの笑みで返すヨマに、ブライクも不敵な笑みを返すのだった

<続く>
0054マロン名無しさん
垢版 |
2019/08/23(金) 17:53:53.49ID:???
ティトォとバレットはいい話じゃん。こういう何十年と変わらない友情って好き

ヨマはこれ大分やばいな。ここまでがっつり虐殺してる三十指っていなかった
0055マロン名無しさん
垢版 |
2019/08/23(金) 18:11:03.46ID:???
敵側の内輪もめな形になってるけど
これある意味、最強決戦の一角なんじゃなかろうか
こんなドリームマッチを出し惜しみしないで見せてくれるのは太っ腹だわw
0057マロン名無しさん
垢版 |
2019/08/23(金) 21:21:34.77ID:???
バレット王がティトォの頭を優しく抱き寄せるシーン、いいなあ
その後の喝采の歓迎もちょっとくるものがある
なんつーか、3人が第二の故郷に帰って来れたんだなーって思うわ
0058マロン名無しさん
垢版 |
2019/08/24(土) 09:41:46.67ID:???
足りなくなる、てどういう事だろ
人々の三十指への信仰とかが何かしら関係ある、とかかな
0059マロン名無しさん
垢版 |
2019/08/24(土) 17:16:41.56ID:???
グリさんの魔法が自分への信仰を集めて力に変換する性質がある、とか
それを使って大魔王デュデュマの復活を目論んでる、とかかなー思いつくのは
0060粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/08/25(日) 17:12:37.70ID:cPrY0CfW
ヨマの不意打ちを受け止めるブライク、ヨマは一旦距離を取るが
…ふと、ブライクは自身の手を見やるとその手は焼け焦げたような跡が残る…

「メモリア…?ああ いずれ行くよ… だってよ…あそこにはメモリア城がある…だろ?
 あの城は俺のもんだ…俺だけの…もんだ…!! 誰も…手をつけちゃいけねぇ…
 世界一の国の…世界一の城… 俺の…記念すべき100番目の城だ……!

 勝手に…住みついてる邪魔な蟻…共を……
 プチプチ…プチプチ…一匹残らず…潰して…な…」

狂気の笑みと乾いた高笑いを上げるヨマ、そんな彼にブライクは冷めた表情で…
ヨマはメモリア城は記念すべき100個目の城と決めており、それまで向かう気はない様子
…そんな彼に、ブライクブロイドはヨマが落とした城のほうに足を向ける…


  第54話|ブライクブロイドと死神ヨマの城


…ブライクは自身の手のひらに指を突き刺すと
手のひらから溢れ出る血と共に、槍状の武器が出現する!?

「―――少しだけなら問題ないな 使っても」
そう呟きながら、槍尾の玉が外れながら光の鎖で繋がれたハンマー状となり
放たれたその玉はヨマの落とした城に向けて伸び、そしてその一撃が
僅かに残った城の生き残り、城の背後の山ごとその城を消しとばす…!!
0061粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/08/25(日) 17:13:08.79ID:???
…その城から少し離れた森にて、飛び立つ鳥に蛇が絡み付く!
鳥を締め上げるその蛇…それは猿顔、福耳、ねこ髭を生やした少年の足であった
いい昼飯がとれた、と笑みを浮べるその少年、三十指が一人エイキ

「ボブリッツ そっちもなんか捕ったか? ………って―――」
そう声をかけられたオーク風の褐色モヒカン、ボブリッツは
捕まえたうしさんを背に満面の笑みを返す が、エイキに顔面蹴り飛ばされた
「てめコラボブリッツ!!これ捕ったんじゃなくて盗ってきたんだろ!!
 勝手な事してんじゃねぇよデカぶつ!!」顔面ガスガスガス

当然うしさん盗られた農家も取り戻そうと追いかけてくる
ボブリッツに自分に何とかしろと命ずると、ボブリッツは追って来る農家を見据え…

「マテリアル・パズル」
ボブリッツは自身の魔法で、巨大な大岩を宙へ浮かし農家のオッサンたちに投げつける
当然魔法使いに歯が立つ筈もなく、悲鳴と共にぶっ飛ばされるのであった

「うう…なんだあいつらは……」
「城を襲った奴の仲間だぞ…たぶん 魔法使いだ
 こんな何もない小さな国に一体どうしてやって来たんだ…」
何もない田舎の小国を襲撃する彼らに、農家たちも困惑が浮かぶ
…すると突如、女神の三十指の二人は、城のほうが吹き飛ぶ光景を目にする…!

「なんだあこりゃ…!!ヨマさんまたキレたか!? 城がふっ飛んだ………」
0062粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/08/25(日) 17:13:56.27ID:???
ブライクの手により、消し飛んだヨマの城
なんなら他のもいくか、との彼の挑発に、ヨマも激昂の形相が浮かぶ…!
鈍い音を立てながら、その身に光を纏うヨマを前に、ブライクも不敵な笑みを返す

「……… てめぇ… 消すぞ…!!この世から………ッ!!」
「やるのか?このブライクブロイドと 堕とすぜ この世から」

だがそこにヨマの部下二人、福耳のエイキとボブリッツが駆けつける
…だが、目の前に対峙するブライクのただならぬ威圧感に、エイキもその表情が強張る…
その手に溢れる血を操りながら、ブライクは魔法は使わない、と宣言する というか使えないとも補足し
そして溢れ出る闘気を放つブライク それを前にヨマは、その身が甲高い音と共に振動を始め…

「マテリアル・パズル   アデルバ」
ヨマがその魔法を発動させると共に、光が包み込み―――

・・・場面はメモリアへと戻り、街のビジョンがグリン王子目覚めの報を映していた
メモリアを訪れたライトもその情報を聞きながら、子供達の話し声を耳にする

「なァグリン王子って寝てたから学校ずっと休んでたんだってさ」
「ずっりー いいなーグリン王子」

「…辛いよ 寝てるだけってのも…」
そんな子供達の声に、ライトは一人そう呟くのだった

そしてグリンと護衛隊達は、一際巨大な石碑の前にその姿があった
その大きな石碑を見上げながら、グリンはぽつりと洩らす
「おふくろの…… 墓……」
0063粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/08/25(日) 17:14:27.11ID:???
さらにヨマの増援を待つアダラパタの方も、ブライクブロイドにどうなったかを問うが
アダラパタの念話に、ブライクはもう少し後になりそう、と侘び…

「ちょっと…マズっちまってな………」
ブライクブロイドはヨマとの戦いで、その四肢がバラバラに両断されてしまっていた…!!

「やるじゃねえかヨマ…俺が魔法を使わなかったといえ…な」
首だけになりながらそう洩らすブライク、すると切断された四肢と血だまりが浮き上がり…
浮き上がる鮮血が鎖を創り上げると、その鎖が切断された四肢と繋がり
鈍い金属音と共に、ブライクの肉体は元通りとなるのだった

「魔法<マテリアル・パズル> アデルバ
 まさかもう極めているとは… 奴なら…たったひとりでメモリアを滅ぼせるかもな」


三大神器をも凌ぐ実力を持つ、死神ヨマ その狂気の眼光が爛々と輝く…


<続く>
0065マロン名無しさん
垢版 |
2019/08/25(日) 18:29:03.12ID:???
一話の情報量が多いよ!大変だけども面白いよ!
ヨマサラッと城百落とすって言ってるけど、これ、一国まるごと落としてるって考えて良いんだよな?確かにジルさんでも出来そうではあったけど
マジで五本の指はどうなってんだよ
0066マロン名無しさん
垢版 |
2019/08/25(日) 19:59:33.89ID:???
ブライクもさらっと負けてるけど、不思議と格落ち感はしないな
まだまだ余力は残してる感じにも見えるからか、バラバラ殺人でやられてた人とは思えん(何
0068マロン名無しさん
垢版 |
2019/08/25(日) 21:12:14.02ID:???
三大神器もTAPと同じで不老不死、じゃなかったっけ
同じ不老不死でもこうして性質が違うのを見るのはいろいろ面白いな
0069マロン名無しさん
垢版 |
2019/08/25(日) 22:02:40.66ID:???
ボブリッツのお腹の模様にジルボの飛燕かアクアの飴玉がぶっささりそうw
0070マロン名無しさん
垢版 |
2019/08/25(日) 22:36:07.62ID:???
エイキはもうわかりやすいくらい「蛇」の魔法だろう
ヨマさんは「熱」か「光」あたりだろうとして
ボブリッツのこれどういう魔法だろ?重力操作とかあたりか?
0071マロン名無しさん
垢版 |
2019/08/25(日) 22:56:36.68ID:???
熱だとパイナップルフラッシュやんけ
一章終盤のシルエットにあったようにヨマは光だね
0072マロン名無しさん
垢版 |
2019/08/26(月) 07:24:35.95ID:???
そういえば熱はドルチルだったな
光だとするならヨマさん昼間は無敵じゃないか、水場のアビャクみたいなもんだろ
0074マロン名無しさん
垢版 |
2019/08/26(月) 17:24:42.27ID:???
戸塚先生に絵力が備わってたらブライクのバラバラ状態はかなりグロくなりそうだな
ある意味先生の絵力が控えめだったのが不幸中の幸いだったわ
0075マロン名無しさん
垢版 |
2019/08/26(月) 22:42:25.85ID:???
こんなやべー奴抱えておきながら、三十指が正義の魔法使いと認知されてるんだよなあ
グリさんのセールス能力が凄まじすぎるのか、アダラパタがうまいこと情報遮断してるのか
0076マロン名無しさん
垢版 |
2019/08/27(火) 02:30:21.57ID:???
リュシカみたいに騙されて引き入れられた子はそれ信じてるけどその評判て世界的な規模のものだっけ?
0077粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/08/27(火) 17:24:21.42ID:P7bg/NGs
*扉絵にて女神の三十指、メモリアメンバーの紹介

○光 夜馬<ヨマ>

○弾 ボブリッツ

○蛇 影鬼<エイキ>

○凄 カイザート

○皮 メイプルソン

○土 メルチナ

○情 コモレビ

○嘘 ダークアイ・Q

○鏡 チョー

○笑 ピィゲル



●斬
0078粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/08/27(火) 17:25:15.85ID:???
30年の目覚めを果たした時、グリンの母親は既に故人となっていた
バレット王によれば、妻メルルシアが逝ったのは19年も前の事だったらしい
ティトォも、眠ったままのグリンを残して一人逝くのは辛かったであろう…そう呟くが

「いや夏…一番の猛暑だったな… ん…?秋か?
 20年まえだったかのう… そうだ21年前だ 春だ」 
だいぶおじいちゃんの記憶は当てになりませんでした −ω−)

…母の墓に花を添えながら、グリンはぽつりと洩らす
「俺…おふくろがいなくなってたなんて思いもしなかったよ
 なんつーか…いつも近くにいてくれてる気がして…
 今思うとこれだったんだよなァ… これが見守ってくれてたからだ… バカだな…俺」

護衛隊によれば、その石碑が建てられた公園を作ったのは、母メルルシアの意志だとのこと
城につくられるよりも街中にいた方が楽しい、それにここにあればいつも王子の目に届く、と…

「……… 王子…そろそろ―――」
「ハワード 俺・・・本当にバカだな・・・・・・」

「―――だから 最初っからそう言ってんだろ…」
その石碑を見上げる、グリンの後ろ姿に…ハワードもわずかに目を伏せるのだった…

城への帰路につく一行だが、その帰り道、ふとミカゼに一つの考えが浮かぶ
メモリア城の皆は、3人に「お帰りなさいませ」と言った
ならば…こここそが、3人の帰るべき家なのではないか、と…

―ミカゼ ちゃんとあたしを家まで送り帰すんだよ―

脳裏に浮かぶアクアの言葉に…自分の役目は、ここで終わりなのでは無いか…
ミカゼはそう、思い悩むのであった…
0079粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/08/27(火) 17:25:48.26ID:???
  第55話|パンとライス


場面変わりアダラパタ達三十指メンバーが滞在するホテルにて
メンバーがお昼ご飯にしようとしているところであった
コモレビが何にするかメニュー見ながら悩んでいる様子であったが

「ねぇ…この”ハンバーグ”って何?」と聞いてみるが
バンバーグを知らないコモレビにメンバーの男性陣も驚愕で
カイザートがその詳細を教えてあげた とりあえずご飯はパンかライスどちらにするか
メルチナもハンバーグにはライス、聞くまでも無いとするがそれにカイザートが異を唱える
彼によればハンバーグもステーキもカレーも、パンで食べるとの事で

「はい――!?カレーもパンですか!!?ありえね―――!!
 ハンバーグはまだいいとしてカレーはライスっしょ!!これだけは譲れないね
 だったら最初っからカレーパン食っとけって話じゃないか!!」
「な…ふざけるな!!あれは揚げてあるじゃないか!!
 ふっくらふわふわパンにカレーをかけるあの美味さがわからんのか!!」
「あっあのー…ナンじゃダメなんでしょうか」

「パンだ!!うつもサンデーがつくってくれたカレーにはパンが添えられていたんだっ!!
「だから誰だよ」 =△=)
0080粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/08/27(火) 17:26:46.81ID:???
メルチナとカイザートの舌戦聞いてたらメンバーもカレーとハンバーグにしたくなったようで
あとコモレビはプリンも追加すると、他の皆さんも釣られてプリン追加
なんだけどカイザートは意地を張ってプリン断ろうとしてた
けどチョーさんが注文しに行くと、割と未練ありそうな顔してました

…その喧騒を一人離れ、アダラパタは地平の向こうにあるメモリア城を見据える…
と、そこにカイザートがアダラパタを見つけて声をかけに来た
メモリアに来て何日もたつが、今だ動かぬ自分たちに、こんな事をしていて良いのかと問いながら

「ヨマという男を呼んだそうだな
 ヨマ エイキ ボブリッツ 奴等は魔法の力を使い世界中を好き勝手に荒らしている
 国際犯罪人だぞ! そんな奴等まで呼び寄せて一体何をさせるつもりだ!!」

さらにカイザートはそんな奴等になぜ女神は魔法の力を与えたのか
自分達女神の三十指は世界中の悪と戦うための正義の使者のはず、だが…
少なくとも自分には世界の秩序を乱す悪が、他ならぬ女神としか思えない、と訴えるが…
そんな彼にアダラパタはゆっくりと振り返り、かすかな笑みと共に返す

「正義か…悪か なんてーのは自分で勝手に決めやがってください
 でもねカイザートさん 今の貴様があるのは女神様のお陰なんですよ
 少なくとも女神様を裏切る事は 貴様の中の正義に反するんじゃねーですか?

 いやいやボクはいーんですよ いくら嫌われよーが恨まれよーが構いません
 …でもね 女神様を悲しませたくはねーんですよ あのお方はボクの希望ですからねェ」

なんてわざとらしく泣き真似してみせるアダラパタ
…一先ずはカイザートも引き下がるが、去り際にその眼が鋭く睨む…
「場合によっては――― ヨマもお前も俺が倒す事になるぞ」
0081粗筋書きの三十指
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2019/08/27(火) 17:27:23.87ID:???
そんなカイザートの背中に、アダラパタはぺろっと舌を出した笑みを浮べていた

 正義も悪も この世にはないんだよ
「ねェ…ティトォ 貴様にはわかるでしょ………?」

一人そう呟きながら、3人の魂に反応する極楽連鞭を操作するアダラパタ
果たして3人はメモリア城で何をしているのか…
アダラパタは今だ到着しないヨマへの苛立ちが浮かぶ…

メモリア城の方では、すっかり気落ちしてしまったミカゼの姿があった
ティトォの方はバレット王と共に研究室でこもりきり
リュシカもパンの修行を頑張り、グリンも様々なお偉いさんの謁見に大忙し
ジール・ボーイもサンも何かしらの目的があって動いてるようで…
さらに三十指の方も動きは無く…それでも油断できる状況ではないので
城からは出てはいけない、とするティトォであった

「ティトォが俺やリュシカを今まで連れてきたのはこのメモリアが一番安全だからだよな…
 ここなら敵も簡単には手を出せない もう旅は終わったんだ…
 こっから先は俺の力がいるとかいらないとかじゃなくて…

 邪 魔 な ん だ 

 帰ろっ………かな… 一応村も心配だし親父とおふくろの墓参りもしたいしな…」

とりあえずおめんは如何するかの心配もするが、そこにメイドのリィさんから声をかけられる
どうやら物置の立て付けが悪いので手伝って欲しいそうで…ミカゼ片手でバキーンと戸を外しました
メイドのリィさんも流石と声を上げるが、ミカゼはやさぐれモードのままで…
そう言えば来月の魔法大会に出るのかを問うリィさん、そこでミカゼもその存在を思い出し…
0082粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/08/27(火) 17:29:23.94ID:???
≪第61回魔法大会開催!! 今年もメモリアイーストスタジアムで開かれます
 一年に一回のお楽しみ!! このヴィジョンでも中継させて頂きます!!≫
「そっか…それに出てからでもいいかな…」

とりあえずミカゼは物置の整理を、リィさんの代わりにやってあげる事に
薄暗い物置の中で作業していると… 【おい 小僧】 突如、何者かが声をかける…?
だが、物置に誰の姿も無く…あるのは、顔の模様を刻んだ木のおめんだけで
ミカゼも気味の悪さを感じ、そそくさと物置を後にしようとするが
【待てよ 小僧】再び、何者かが呼びとめる ミカゼも振り返ると
先ほどのおめんに顔がない!? さらにその刻まれた顔はミカゼのすぐ傍の壁まで移り…!!
物置を転がりまわりながらも、ミカゼはどうにか脱出 しっかり戸も封印しておき
何も無かった、とさっきの騒動は忘れる事にするが・・・

(………ヒヒ なかなかいい身体だな 若くそして剛い
 もらったぞ……!! この身体…俺のものだ!!)

謎の不気味な顔は、ミカゼのキツネお面、その額に張り付いていた…!!

<続く>
0083マロン名無しさん
垢版 |
2019/08/27(火) 17:53:40.01ID:???
あー、そっか ミカゼは他の皆みたいに女神とは関わりは無いし
ティトォと一緒に闘う理由とかも無いからな ミカゼの独白がちょっと切ない

…とか思ってたらラストで思いっきり呪われた件 何処まで不憫なんだコイツ
0084マロン名無しさん
垢版 |
2019/08/27(火) 22:04:47.22ID:???
メモリア組三十指の珍騒動(ってかカイザートとメルチナの夫婦漫才)は見てて楽しいなw
これが果たして何人生き残れる事やら
0086マロン名無しさん
垢版 |
2019/08/28(水) 00:11:20.55ID:???
ナンじゃだめなん?て突っ込まれてるしあの世界でも一般的じゃないんだろ
カイザートとサンデーの拘り
0087マロン名無しさん
垢版 |
2019/08/28(水) 07:53:19.23ID:???
ここまで露骨にパン派だと間違いなくリュシカとも何かしらあるだろーな
0088マロン名無しさん
垢版 |
2019/08/28(水) 10:27:48.43ID:???
メモリア三十指が賑やかな集まりだけど
ティトォ組は対照的にみんなしんみりしちゃってるなあ
0089マロン名無しさん
垢版 |
2019/08/28(水) 21:06:51.10ID:???
呪いのアイテムみたいなもんを普通の物置に入れといていいのか
0090マロン名無しさん
垢版 |
2019/08/28(水) 23:19:31.92ID:???
ドラクエとかでも城の宝物庫に呪いのアイテムが、とか有りそうだし(本当にあるかは知らない
割と戸塚先生風のドラクエオマージュなのかもしんない>呪い装備を物置に保管
0091粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/08/29(木) 17:06:43.19ID:+VRIEWAL
*扉絵はメモリア王国の面々

○グリン   メモリア王子

○バレット  メモリア国王

○シュダン  グリン護衛隊兼教育係のリーダー

○ハワード  グリン護衛隊メンバー  
 パンナケトル
 ハイロウ
 ブラウリー

○マルチーノ メモリア城のメイド達 
 リィ

○モチャ   メモリア城の研究者

○獣面<シンメ> ミカゼに取り付いた謎の顔

○メルルシア メモリア女王、グリンの母 故人
0092粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/08/29(木) 17:07:06.34ID:???
―おーいティトォ 学校行こうぜ―

―ティトォ 今日の夕飯はシチューよ―

―バイバーイティトォくん また明日ね―

―ただいまティトォ 土産あるよ―

鼓動と共にティトォに浮かぶ上がる、過去の記憶たち
すると水面に浮かぶ、何かの存在にティトォが気付き…

・・・次の瞬間、大陸に巨大な爆発が巻き起こる…!!

―――そこで、その体に数々の札を付けられたティトォが目を覚ました
汗だくで目を覚ましたティトォの姿に、悪い夢でも見たのかとバレットが声をかけると
ティトォは100年前の、自分たちが不老不死になる前の景色を見たと答える

「それじゃあ少し休もうかの」
「いえ…続けてください 急がなくちゃ…100年前のあの惨劇をまた起こしちゃならない…
 急いで…手に入れるんだ!! M・P<マジック・パイル>の術を……!!」
0093粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/08/29(木) 17:07:54.27ID:???
ひとまずその実験は一段落しつつ、バレットはティトォに一つの薬を差し出す
魔法の薬、とするそれは服用すれば存在変換が始まるものだと言う

「魔法の薬…… 毒―――か」
「ふぉっふぉっふぉ 人の命を守るために闘う者が 自分の命を自分で断つ事は良しとするのか」
「合理的に考えなきゃ ぼくらの肉体の生死は他人の道徳観とは切り離して考えてますよ」 −ω−)

とはいえ、ミカゼやリュシカは自分で毒を飲むなんて反対するだろうが
…そんなティトォの言葉に、バレットも眉をかすかに上げた笑みを浮べていた

「…またいい友を持ったな…」
「うん ぼくにはもったいないよ」

3人にとって三大神器の力は、確かにティトォの予想を遥かに上回る力であった
が、予想以上の敵が出現する事は予想通り、と言ってみせるティトォ
とはいえそれはバレットも強がりにしかなってないと返すけど ティトォ頬ぽりぽり
それにティトォは気を張りすぎている、休む事も必要だとしつつ
城の中にこもりきりも良くはない、バレットは魔法大会に出てはどうかと提案する
それにミカゼ達も魔法大会に出場する事を決めているそうな

「街も切り裂き魔の事件で暗くなっていたからな 明るい政は必要だ
 それに魔法大会はティトォ お前が昔企画したイベントでは無いか」
「……… 気分転換………ね いいかもしんない」

…城の一角ではサンがメモリアの五大石をこっそり探してた 壁よじよじ
そこに突如ミカゼの叫びが響く、サンもびくっとしちゃうのは置いといて
そこにはガラスに映った、額に謎の顔が宿る自分のお面に気付いたミカゼの姿があった
ミカゼもこの異常をティトォに伝えんとするが、おめん変えただけとしか思われませんでした

「もうどうでもいいや」ーωー) 夕陽の下でミカゼしょんぼり、していると・・・
【元気出せよミカゼ】 額の顔が、ミカゼに向けて話しかけてくる…!?
0094粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/08/29(木) 17:08:46.39ID:???
  第56話|グリンとはじまる魔法大会

そのころグリンはお勉強タイム ようやく終わってグリンもぐてーってなっちゃう
そこにメイドのマルチーノがお茶を届けにくるが
そそくさとお茶だけ置いて立ち去ろうとするマルチーノをグリンが呼び止める
マルチーノの態度がどこかよそよそしいのはグリンも感じていたが
しつこく問い詰めるのでハワードにゲンコツされた、彼女は男が苦手だと説明するが
なんで苦手なのか疑問なグリン、ハワードも知らんと返すが

「…すみません 私……歯並び悪くて……///
 私 歯並び悪くて…学校で男子に笑われて…それで怖くなって…」

恥ずかしげに顔を赤らめながら、眼を伏せつつもそう答えるマルチーノ
そのまま部屋を後にしようとする彼女に、グリンは
「笑えよ 大丈夫 笑えって!」満面の笑みと共にそう言うのだった

リュシカの方は、自作のパンの味にメイドさん達からも舌鼓が出ていた
このパンで魔法大会もバッチリ!と気合を入れるリュシカであった ごもぉー

ジール・ボーイは探偵に人探しの依頼を頼んでいたところ
探すのは兄と母の二人、メモリアにいるかは定かではないが彼自身の勘がその存在を感じていた
魔法大会を通じて、その大会に優勝する事で呼びかけると言う手も考えるが…

そして10月1日、第61回メモリア王国魔法大会が幕をあける
まずは実況がその大会の趣旨を解説

≪かつて本当の魔法は溢れていた時代 メモリア魔法陣という魔法大会が存在しました
 魔法の力がほとんど失われた現代 それを模して始まったのがこの大会です
 現代の魔法使いと呼ぶに相応しい方々を集め―――≫
0095粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/08/29(木) 17:09:50.06ID:???
「とどのつまり魔法という名の一芸を競い合う大会なんだよな
 これもいいんだけどさ 俺はやっぱり―――メモリア魔法陣を開きたいな」
勉強中のグリンもテレビを通じてその中継を目にしていたようで
そう呟きながら笑みを浮べるグリンだが
その前にさっさと教科書開く、と厳しいお勉強は続いていました グリンもなみだ

控え室では、今にも始まろうとする魔法大会に緊張するミカゼの姿があった
自分の力が果たしてどこまで通じるか…だが今は謎の顔が浮かんだお面も気になる
お面の顔が話しかけてきたような…ミカゼもまだ半信半疑なようだが
そうこうしているうちに第一試合が開幕し、さっそくリュシカの出番となるが
その相手は、女神の三十指が一人カイザートだった
堂々と表舞台で参戦する三十指にはグリンとバレット王もどっか困惑 −ω−)

魔法大会の勝負方法は自由、どちらが人々をあっといわせる魔法をもっているか、の一点が肝心のようで
そこでカイザートはリュシカがパン作りの名人と聞き、その味への勝負を挑む

「俺にうまいと言わせればきみの勝ちだ しかし言わせられなかったr」

 う ま っ !!!

リュシカのパンに叫び声を上げながらふっ飛ばされ、強烈なダウンを喫するカイザート
このパンにはサンデーもアンナも太刀打ちできない…カイザートも自身の負けを認めるしかなかった
…その結果にグリンもハワードも(なんだこりゃ)と白い目だったけど
観客席ではコモレビ、メルチナの姿もあり その負けっぷりにはメルチナも溜め息がでちゃうが

「楽しいねーメルチナちゃん」「ん――― そう?」
「…あたし達 闘わなくちゃいけないのかな……」
「そりゃね 女神の三十指なんだから」 

「できたらこのまま……」蒼空に残る呟きは、コモレビのものか、メルチナのものか…

<続く>
0098マロン名無しさん
垢版 |
2019/08/29(木) 22:50:09.23ID:???
汁男さん兄貴が家出ちゃったのはなんか語ってたけどお袋さんも行方不明なんだっけ?
0099マロン名無しさん
垢版 |
2019/08/29(木) 23:37:02.26ID:???
マジックパイルは単行本でちょろっと触れられてたな
グリさんとの邂逅での状態は結構マジックパイルに近かったのだろうけど
3つの力が一つになれば、はお約束だしパワーアップするなら外見もそれなりに強そうになって欲しいな
0100マロン名無しさん
垢版 |
2019/08/30(金) 18:07:43.42ID:???
魔法大会ってより大道芸人大会な件
というかなにも見せられないで負けたカイザートは何しにきたんだw
0102粗筋書きのアダラパタ
垢版 |
2019/08/31(土) 17:39:46.85ID:9Z0GsxVs
 マテリアル+パズル
 おまけFILE D

 皆さんこんにちはアダラパタです
 今回は読者の皆さんを驚かせるためにバックに雷などを配置してみやがりました
 ですがこーゆー場所だと伝わりませんねェ いやはや

 今回は懐かしいキャラの紹介です さて 覚えていやがりますかねぇ
0103粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/08/31(土) 17:40:13.43ID:9Z0GsxVs
[クライム]
A.D.1679 10月現在 28歳
A.D.1650 12月6日生まれ
血液型:A

[好み]
*好きなもの
・金庫破り ・温泉旅行 ・かぼちゃ ・小銭 ・こども ・フェンシング

*嫌いな物
・金 ・金持ち・ お笑い芸人 ・甘いもの ・ドン・プリンパン

[人生とその目的]
・人々を苦しめる悪い金持ちを懲らしめ 貧しい人々を救う事が彼の目的
 実は裕福な家の育ちである
 子分のヒューとビンズと共に悪い金持ちの家に押し入り
 金庫を魔法で空け、貧しい人々にバラ撒いている
 しかし微々たるものなのであんまり世間に影響を与えてない
・現在はリュシカの離れた孤児院「ムジナの穴」を影ながら見守っている そして―――…
0104粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/08/31(土) 17:40:47.28ID:???
[キャラクターを考えよう]
・頑固でまじめ 少しだけ間が抜け気味
・盗賊であるが現ナマに弱く 大量の札束を見ると緊張し、鼓動が早まり気絶してしまう
 その為せっかく大金持ちの金庫を開けても全く盗めない
 割って入るガラスの修理費のほうが高くつくので、クライム用に入り口を作ってある家も
・自分も女神グリ・ムリ・アの陰謀に関与している為
 その責任感からティトォ達についていきたい気持ちもあるが
 ヒューやバンズ、そして「ムジナの穴」があるため離れられないでいた
・やはり考え方が固いので何事も一筋縄では行かない


*クライムの魔法
○鍵 マスターキィ 魔法レベル68
・物を開いたり閉じたりする魔法
・物にはなんでも鍵穴が存在し、そこに差し、ひねれば開く事ができる
・もともと鍵穴のある戸や金庫などはそこに差し込めばいいだけ
・開き具合も自分のパワー次第で本気を出せば大岩をバラバラに出来る そして人体も
・さらになんでも閉じる事ができ、鍵の無い扉に鍵をかけ開かなくもできる
・傷口を瞬時に閉じる事もできるので、人体や物の修理にもある程度可能
・バトルモードでフェンシングの様にも使える
・鍵穴さえ見つかれば、魔法すら分解し無効化してしまう

・さらに秘密があるかもしれない
0105粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/08/31(土) 17:45:08.87ID:???
[ガシャロ]
A.D.1679 10月現在 享年25歳
A.D.1654 3月3日生まれ 血液型:B

[好み]
*好きなもの
・金 ・風呂 ・わかめ ・毛皮のコート ・帽子 ・指パッチン ・冬


*嫌いな物
・髪がフサフサの男 ・キムチ ・夏 ・金持ち

[人生とその目的]
・若くして莫大な親の遺産を受け継ぎ大富豪となる
 贅沢三昧の毎日だったが、火事で全てを失いその時のショックで髪が抜け落ちハゲた
 そのハゲを治す為、毛生え薬の研究をするが資金が足りずに困っていた
 そこを女神に付けこまれ、三十指となり金集めに走る
・魔法を使いガシャロ教という教団を作り、信者達から金を集めていた
 その金はグリ・ムリ・アにも渡り研究費などに使われていた
・自分の目的は金集めではなく髪を生やす事だったと気づいた時、アダラパタに殺される
0106粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/08/31(土) 17:45:31.93ID:???
[キャラクターを考えよう]
・ずる賢く卑屈 嫉妬心が強く、他人を嫉む事で強くなった
・まだ若く、行動に深みがなくキレやすい
・金に対する執着心が凄まじく強いが、それは髪に対する執着を女神によって歪められたもの
 それに気付かず利用されていた、三十指の中で最も可哀相な男

*ガシャロの魔法
○渦 叫星魔渦<きょうせいまう> 魔法レベル51
・引力をつくり出す魔法
・渦をつくり出しそこに物を引き寄せる 対象物は指定する事もできる
・渦を逆回転させ、斥力(引き離す力)を発生させる事もできる
・例えば砂地の下の岩に魔法をかけ、そこに相手を引きずり込めば砂の中に封じる事ができる
・自分の周りに斥力を発生させれば攻撃を届かなくしたり、当たっても軽減できる
0107粗筋書きのアダラパタ
垢版 |
2019/08/31(土) 17:46:10.13ID:???
 さあ…いよいよです
 ヨマが魔法 アデルバ を引っさげてメモリアにやって来やがります いよいよです
 奴は三十指でも2番目に残虐非道な男ですからねぇ

 え?一番は誰かって? もちろん決まってやがるじゃねーですか
 
 ボクですよ ボ ク ! キゃきャキャ


  11かんに (−ω−) つづく
0108マロン名無しさん
垢版 |
2019/08/31(土) 18:36:09.45ID:???
そういえばクライムさん、明らかに出番ありそうな引きがあったのに未だに出番ないな
0109マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/01(日) 09:26:22.91ID:???
>「できたらこのまま……」

ラストのこのセリフのせいでメルチナ達3人に一気に死亡フラグが・・・
0110荒筋書きの三十指@携帯
垢版 |
2019/09/02(月) 18:18:05.74ID:???
ちょっと回線関係のぐだぐだで色々たて込んでおります
今日の投下はもうしばらくお待ちくだされ;
0111粗筋三十指@遅れてスマヌ
垢版 |
2019/09/02(月) 20:51:29.05ID:apxPNkvu
メモリア王国魔法大会は数々の実力者が己の全てをかけた死闘の連続が繰り広げられる
素手で瓦を10枚割ったり、足でトーンを貼ったり等々の、様々な魔法を見せる参加者達
ミカゼも緊張の面持ちでその出番を待つ、やはり自分は格闘術での優勝を狙うと意気込むミカゼ
…と、試合のほうに眼を向けると、参加者の両名にらみ合いとなっている様子
どうやら奇しくも両者、同じ格闘家同士、真っ向勝負の立会い勝負となるが
ミカゼから見ても、両者の戦いはあまりたいした物ではない様子で…

バレット王曰く、この大会はマテリアル使いを発掘する意図もあるとのこと
人間を超えた才能を持つものは皆、強力な魔力を持つもの 魔力=才能の燃料、と言うことである
その観点で言えば、現在やり合ってる両者は人間レベルでしかないが…


  第57話|ティトォと終わる魔法大会


…と、新たに鋭い眼つきが特徴の男、カミッツ選手が入場
剣を手にし、脇に羊を抱えたその男はなにを見せるのか…
するとカミッツはおもむろにひつじを宙へと放り投げると、その剣を振るう!
すると地面に着地した羊は、もこもこの毛皮だけが一瞬で綺麗に刈り取られるのだった
その技を目にしたグリンも、彼は要チェック、とその目を光らせる
0112粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/02(月) 20:52:36.32ID:???
カミッツの技を映し出す街頭ビジョンに足を止めるライト
その脳裏には街で聞いた『切り裂き魔』の情報が浮かび上がる…
なんでも件の切り裂き魔は、女性ばかりを狙う殺人犯だとの事で
最初の被害者は1回、ふたりめは2回、以前の8人目で8回斬られてるという話である
犯人は剣の達人では無いかとも噂されており…ライトも後でカミッツの情報を調べる事に
その前にライトは城へと向かう、なんでも"TAP"に見せるものがあるらしいが…?

そして次に、ジール・ボーイ、ティトォ、ミカゼの出番が連続で行われる事になり
ジール・ボーイはその手にグィタァを携え、自身の歌を披露せんとする

(どこかで聴いているかもしれない兄よ 母よ 届けこの歌)
ジール・ボーイがグィタァを奏でようと弦に手をやり   弦ぜんぶ引きちぎった
・・・いろんな意味でこっからどうするのか、観客もグリンも固唾を飲んで見守るが・・・
するとジール・ボーイ、弦の千切れたグィタァをそっと置き…

「士熊」 (ええ―――ッ!!?)
とりあえずシグマは寸前で放たれず、どうにかグィタァは無事(?)ですみました

続けて出るのは、ティトォと女神の三十指がひとり?ダークアイ・Qであった
ティトォも改めて対峙するその謎のいきものにちょっと困惑気味
と、ティトォが知力自慢という事でダークアイ・Qはその知力勝負を挑む
そんなワケで勝負内容は数学の問題集 かなり地味な勝負となったが
グリンの予想に反し、ダークアイ・Qはみじかいおててで両手にペンを持ち
猛烈な勢いでその問題集を一瞬で解いてしまう!! まさに魔法の如きスピードであった
0113粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/02(月) 20:53:02.15ID:???
〔ふん! 所詮人間か……〕
そう吐き捨てるダークアイ・Qに、ティトォもちょっとその表情が引きつってしまう

控え室ではネクバーバ船長が出番を待っていたところだったが
会場から戻ってきたへんないきものの姿に、ネクバーバも衝撃を受ける…!!

「見つけたぞ―――ッ!お前こそッ!!お前こそ運命のォォ―――――ッ!!!」
雄叫びを上げながらダークアイ・Qを捕まえようとするネクバーバだったが
みじかいおててのパンチ一発でぶっ飛ばされた

〔下等生物が……!!〕 
蔑みの眼光と共に、その瞳を物理的に輝かせるのだった ギラァー

そうして遂にミカゼの出番がやってきた 共に現れたのは料理人のアーロン選手
と、アーロンはミカゼに今まで食べたもので一番うまかったものは何か尋ねてきた

「えと…山のヌシ捕まえてイノシシ鍋にしたときかな」
「よし!今からそれよりうまいもんを食わせてやる
 断言するぜ 今から俺が食わせるものはこの世で一番うまい料理だ!!!」

ミカゼも自分の食ったあの鍋よりうまいものなんてあるわけない、として
アーロンの出すその料理に挑まんとするミカゼ そしてミカゼの前に出されたのは…

「これがこの世で一番うまいもの――― ラーメンだ!!!」

見た事も聞いた事もないその食べ物、ラーメンに目を丸くするミカゼ
そして…その麺を一口すすると…その味の強烈な衝撃がミカゼに襲い掛かる!!
0114粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/02(月) 20:53:49.83ID:???
(コクと深みがありそれでいてしつこくなく飲みやすいスープ!!
 コシが強くスープがからんだちぢれ麺!!
 そしてこれは炭火で炙り限界まで油を抜いてサクサクにしたチャーシュー!!)
「うまい!!なんだこれは!!めっちゃくちゃうまいぞ!!
 こんな未知の食いもんがあったなんて!!」(ずぞー
「おっと坊主!こいつも入れてみな こいつを入れるともっとうまくなるぜ!!!」
そう言ってアーロンが差し出したのは、にんにくの調味料

「まっ まさか そんな……これ以上うまくなるというのか―――――ッ!!!!!」
困惑の表情と共に叫ぶミカゼであった

で、夕暮れ時 本日の魔法大会が終了し、ティトォ一向そろって一回戦負けでした
とはいえティトォもいい気分転換になったとしつつ、明日からはまた城の中で箱詰め
しかしジール・ボーイのほうは街で用があるから城に戻らない、とする

(元軍人なのにどうしてこうこのお方は協調性が皆無なんだろう……;)
二人もジール・ボーイの単独行動にはそう思ったそうな

星空の煌く夜空を見上げながら話し込むティトォとグリン
街の方は楽しかったと答え、ティトォも目を伏せながら
「できれば このまま………」そう、呟くのだった
0115粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/02(月) 20:55:29.69ID:???
翌日、三十指の泊まる宿屋にて カイザートがこっそり朝のプリンを食べてたとこだが
メルチナとコモレビに見つかってました カイザートも俺は別に、と言い訳しちゃう

「これはナタリーが好きだったんだ…それを思い出しているだけなんだ
 いやクレアだったか? みちこだ!!」
「どうでもいいけどこいつ最低なんじゃないのかな」

二人がちょっと白い目なのは置いといて
カイザートもその穏やかな日々に
「楽しいな… できればこのまま…」 そう、呟くカイザートだが

・・・その平穏は、突如現れた5本の指が一人、ヨマにより破られる事となる…!!
いつの間にか窓の縁に立っていたヨマの姿に気づくカイザート達
しかしアダラパタの姿は無い様子の宿屋を一瞥すると、宿屋の屋上に移るヨマ
そして部下のエイキ、ボブリッツに命令を下し、3人はメモリア城を落とさんとする
だがそれをカイザートが引きとめんとする、が
ヨマはカイザートの警告を無視し…怒りのカイザートは堂々とヨマに挑まんとする!!

「この俺が正義の名の下にお前を倒す!!誰一人犠牲者を出すわけにはいかない!!
 俺はイマリ国の勇者 カイザートだ!!! マテリアル・パズル」

―――だが、次の瞬間 カイザードの身体は 鈍い音と共にヨマの腕に貫かれた

「ジェニ・・・・・・ファー・・・・・・」
その言葉を最後に、カイザートは息絶え…額の紋章がひび割れ朽ちるのだった…

「陽が…陰る前に…終わらすぞ 城の…クソ蟻共を皆殺し…だ……」
腕の刃に突いたカイザートの血をなめ取りながら
ヨマ達3人は高笑いと共にメモリア城へと攻め入ろうとする…!!

<続く>
0116マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/02(月) 21:08:24.57ID:???
チャーシュー単品は知ってるのかミカゼ
ていうか土塚理弘にんにくラーメン好きだな
0117マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/02(月) 21:11:04.60ID:???
肉料理としてチャーシュー単品であるんだろうかw
意外とハムサラダのお肉みたいで悪くないかもしれないけど

そしてカイザート…南無
0118マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/02(月) 21:18:33.28ID:???
ちょっ、おまっ、死んでんじゃねーよ!せめて魔法は使ってから死んでくれよ〜

そして、Qの謎のハイスペックぷりは一体何なんだ。こいつ、敵として倒すのか?
0119マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/02(月) 21:21:55.74ID:???
1/Nからのゲストがもう一人来たことの衝撃が完全にどっか行ってしまった
なんだよこいつ容赦なさすぎだし怖すぎだろヨマ
0120マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/02(月) 22:46:53.68ID:???
額の魔法器具?割れてるしアビャクの死亡パターンとかから見てもこれガチ死に?
ジールボーイと正面対決しようとしてたから攻撃型の魔法使いだろうし死後発動する能力とか変化球はなさそうだよな
マジでどうすんのこれ
0121マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/02(月) 23:49:32.26ID:???
カイザートの犠牲でメルチナ、コモレビの二人が無事ですんだ。とでも思わんと不憫すぎる
ここはヨマの部下戦辺りに、なぜか剣持ててるカミッツの活躍に期待したいところだ。切り裂き魔疑いもあるけど
正直いって、剣士=切り裂き魔は安直過ぎるしカミッツは白だと思いたいな。
0122マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/03(火) 07:34:11.79ID:???
リュシカとQの魔法大会決勝!ってところでヨマ襲撃でおじゃんになりそう
0123マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/03(火) 18:54:35.05ID:???
カイザートのこの女たらしっぷりを見るに、モデルはイースシリーズのアドルだった可能性が
0124粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/04(水) 17:03:21.12ID:???
冒頭、学校にて子供たちが算数のお勉強中 
黒板の問題にマーシュン君が手を上げる、のだが…
マーシュン君は「魔法使いって本当にいるんですか?」と聞いてきた
そんなマーシュン君に先生も困った笑顔と共に溜め息ついちゃうのでした

学校が終わり、マーシュン君はお家へ帰宅 
ベッドで横になる母の姿を確認し…父へのお手紙を書くマーシュン
どうやらマーシュン君は病気の母を治すために魔法使いを探しているようで…
実は先日、魔法使いと言っている人を街で見かけたそうだが…
そこで目にしたのは女神の三十指、コクマとドルチルの二人でした

「我らがかの有名な魔法使い 女神の三十指である!!
 今からその魔法を披露してしんぜよう!!」
と、コクマがドルチルの頭に水の入ったやかんを乗せ、
んでドルチルがテンション上げて やかんのお水がぴーっと湧いたが
そんな本物の魔法を目にしたマーシュン君は、一瞥すらせず立ち去りました
あんなのはインチキとしながら、本当の女神の三十指に会いたい、と願う
女神の三十指は正義の魔法使い、きっと母の病気も治してくれる…そう書き綴るマーシュン君であった

同じ頃…正義の魔法使い、女神の三十指が一人カイザートは鮮血に倒れていた…


  第58話|少年と死神


メモリア郊外ではアダラパタが太陽丸に念話を送っていたところ
太陽丸によればヨマは既にメモリアに向かったそうだが
待ち合わせの現地にはパンダしかいませんでした
0125粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/04(水) 17:04:18.72ID:???
情報が食い違っているのか、ホテルのほうに向かったのかもしれない、とするアダラパタ
確認しようにもヨマには魂の着信拒否をされてるそうで…仕方ないのでもう少し待つ事にするが
ヨマは既にメモリアにて城を落とすべく動き出していた…!!

メモリアの市街地、その空を駆けるヨマ達3人 その姿をマーシェン君が目にし
本物の魔法使いだ、と声をあげ それを追いかけようと家を飛び出すのだった

メモリア城ではジンナ殿が直々に出迎える客人が訪れたと、メイド達が噂していたところ
城を訪れたその人物は、ライトであった ライトの父、万(バン)とはメモリアとも交流があったそうで
病で亡くなった時も王が悲しんでいた、との言葉に…ライトもその事で来た、として
父の死の真相、女神の三十指に暗殺された事を明かすライト
…ジンナ殿もその言葉を聞くと、その表情が曇る…

「………いきなり渋い顔になりましたね」
「今…城にバレット王の古い友人という者達が入っているのですが………
 あなたも…同じ目的でしたか――― 
 できれば……バレット王やグリン王子… この国を巻き込まないで頂きたい
 なぜ我が国が莫大な金と時間を費やしてまで…そんな者達と闘わなければならないのですか……?」

……とある砂漠の国、住人達が水を求めて苦しんでいたが
そこに突如、砂漠の街に豪雨が降り注ぐ!歓喜の声を上げる住人たちの前に…女神が姿を現す!
手にした台本通りに、住人達に救いの言葉を告げる女神だが
雨降って大喜びの住人達はさっぱり聴こえていませんでした うひはー

そんな出来事があったのは十年前の事 また疫病に苦しむ国にはワクチンをもって現れたともいう
また、女神は女神の三十指と呼ばれる、魔法の力を与えた人間たちの配下も数多くいる
有名なのはアルカナのジール・ボーイ、イマリのカイザート等である
与えられた魔法の力を、平和のために使う正義の魔法使い…そのイメージは人々に知れ渡る
だがその一方で、魔法の力を悪用するものもいる 国際犯罪者、ヨマの一味もまた三十指のメンバーである
0126粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/04(水) 17:05:11.81ID:???
ジンナ殿も力を与えられた人間の中には欲望に駆られて悪事を働くものもいるだろう、としながら
それだけで女神を倒すべき"悪"と断定するのは…そんな彼にライトは新たな資料を見せる
ライトが見せたのは祖父、バンを殺した存在…月丸の残した言葉である
恐れ多くも女神の事を探ろうとした罰、として消された祖父、バン
残された者達に、月丸は死にたくなければ全て忘れろ、と脅しをかけるのだった

「そしてバンが調べた女神に関する資料―――
 それと "TAP" つまりティトォさんとアクアさん プリセラさんに関する資料
 魔法使いに関する資料を持ち去っていきました

 女神は…女神を名乗る者は この世界の裏で何かとてつもなく大きな事をしようとしています
 ―――それを 世界の人々に伝えたいんです!! 女神の真実を!!
 そして表に引きずり出してやりたいんです!!殺されたじいちゃんのためにも!!!」

ライトの叫びと共に、テーブルには女神の膨大な資料が出され…
それと共に応接間を新たに誰かが訪れる
「ぼくの知っている事は全てお伝えします だから―――
 全て教えてください 100年前の事実を―――」
部屋を訪れたその人物、ティトォに向けてライトはそう願うのだった

メモリア市街のほうでは、なにやら街頭に立つ人の姿に町の人たちもざわめきの声が出る
そんな中一人の少年はその人物の姿に目を輝かせていた、が…
・・・街頭に立つその男、ヨマが振り返り…ただ一言、町の人達に向けて告げる

「 死 ね 」

―――次の瞬間、ヨマの放つ光の矢が降り注ぐ!!
成すすべなく吹き飛ばされていく街の人達…そんな中、奇跡的に少年、マーシェン君は無事ですむが
破壊された街、悲鳴をあげる人達、その光景に小躍りするヨマはへたり込むマーシェン君の姿に気づき
ヨマは下卑た笑みを浮べながら、少年に狙いを定めた一発を放つ!
閃光が、マーシェン君を包み―――
0127粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/04(水) 17:05:31.33ID:???
―――土煙が晴れ…ヨマは何者かの存在に気付く
マーシェン君を間一髪で救ったその人物は、ジール・ボーイであった
どこか呆然としながらも、マーシェン君はジール・ボーイに問いかける

「おじさんが…助けてくれたの…? おじさんも…魔法使いなの…?
 おじさん…お母さんの病気を治してくれる………?」

「俺には 治せない 俺は誰も救えない」
少年の言葉に、ジール・ボーイの脳裏には 守れなかった部下、メッツの姿が浮かび…
・・・そして、振り返りながらジール・ボーイはこう続ける

「俺にできるのは ヤツを倒す事だけだ」

<続く> 
0128マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/04(水) 17:51:52.94ID:???
言っちゃなんだけどヨマの言動がヤバいのは解るんだが
なんか所々チンピラ感があると言うか、小物っぽく感じちゃうのは気のせいだろうか
0129マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/04(水) 20:04:58.64ID:???
グリンと属性が似てるし、色々対比にしてるのかも知れんな
子供な大人がヨマで 大人な子供がグリンで って感じで
0130マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/04(水) 20:34:21.91ID:???
メモリあ編は初めはちょっと低速気味だったけど一気に盛り上がってきたなw
五本の指同士の決戦を出し惜しみせず見せてくれるのはうれしい
0131マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/04(水) 20:36:08.57ID:???
ジンナも決して嫌なやつではないな。単独(三人組だけど)で、国落とせる奴ら相手にするとか、金も命もかかりすぎる。言ってるのは割かし正論に近い
つか、ヨマによるメモリアの犠牲者すでに百人近く出てたりする?なんだこの死神
0132マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/04(水) 20:56:39.17ID:???
まあ国を守りたいって気持ちは本物だと思うよ、ジンナ殿
そのせいでいらん揉め事をもってくるTAPに良い感情を持たないのも当然だとは思う
0134マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/05(木) 17:07:16.99ID:???
武人だったジールボーイに対してのチンピラヨマって対比は良く出来てるな。
ヨマが何するか分からないみたいなヤバさが出てる
0136粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/06(金) 17:06:38.38ID:???
ヨマの襲撃でパニックと化すメモリア市街、警官たちもその対応に追われながら
街の異常は、即座にメモリア城にも警報として送られる

そのころ森でヨマを待つアダラパタの方は、なんか森の仲間達が集まってました
−ω−) −ω−) −ω−) ●ω●)
森の仲間達に気に入られたか、森の中に招待されてたのは置いといて
街の方の異変にアダラパタも気付く

「街の方が騒がしい…まさか ヨマ すでに!?」

その突然の襲撃に、ティトォも迎撃に向かわんとする
そしてその襲撃者、ヨマとジール・ボーイとの闘いが始まろうとしていた…!


  第59話|死と破壊


グリンも闘おうとするが、これからグリンは勉強の時間、と護衛隊に止められてしまう
そんな事してる場合かと反論しようとするが、ブラウリーがその首根っこを無理やりに引っ張る
「貴方はこの国の王になって頂かねばならぬお方だ!!」
ブラウリーの厳しい言葉に、グリンも何も言い返せず…

「それにこの前のテストが32点だったよ 勉強しましょうね―――」 −ω−)
ハイロウにも散々のテスト結果を見せ付けられるグリンでした ガーン
…その時、城内にも轟音が響く…!
0137粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/06(金) 17:07:17.95ID:Beaj2DS8
「大変です 城内にも敵が―――!!」
メモリア城を直接攻め入るのは、ヨマの部下、エイキとボブリッツの二人
兵士達では歯が立たず、現在はミカゼが一人で立ち向かってはいるが、苦戦は否めず…

ミカゼと対峙するエイキは、自身の魔法「妖老裸骨蛇」<ようろうらこつじゃ>を発動させると
その片足が蛇の如く変幻自在に延び曲がる! 蛇足の動きに翻弄され、ダウンするミカゼ
そこにボブリッツの魔法「ウィンクルディレクター」による石碑の弾丸が襲い掛かる!
倒れるミカゼを咄嗟にリュシカがかばい、エンゼルフェザーでその石碑に立ち向かうが
リュシカの羽でも防ぎきれず、腕から血が溢れ出てしまう…

「ボブリッツのウィンクルディレクターはただ飛ばしてるだけじゃねーぜ 弾丸だ 抉れるぜ」

とりあえず城に向けて撃ったのがバレればヨマがお怒りになるので
黙っといてやる、とするエイキ ボブリッツ頭ぼりぼり

白昼堂々、街で騒ぎを起こし、同時に城攻めも仕掛ける三十指にティトォも動揺が浮かぶ
だが、アダラパタの差し金というよりも一部メンバーの暴走によるものと見るティトォ
どちらにせよ確かなのは、城攻めを行っているのは相当の実力者達と言うことであった

騒ぎを聞きつけ、現地に向かうアダラパタもヨマの暴走には苛立ちの顔が浮かぶ
自分のいう事も、女神のいう事も聞きやしない五本の指は本当に扱いにくいと愚痴りながらも
どうやらメモリアには、ただ攻め込むだけではダメな何かがある様で…

(そしてヨマ!!奴は確かに強い 正に無敵だ
 ―――しかしその無敵と引き換えに 大きな弱点が―――)
0138粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/06(金) 17:08:43.65ID:???
…いつに無く、真剣な面持ちでアダラパタは極楽連鞭でとある人物への念話を送る
「もしもし 斬り裂き魔さんですか?
 今 城のなかにいやがりますね?予定より早く動いてもらう事になりやがるかもしれません」

ティトォはミカゼ達や他のケガ人の治療にも当たる必要がある、他の二人に換わることは出来ない
ここは自分が、ホワイトホワイトフレアを展開し
背中にねこ乗せながらミカゼ達の救援に駆けつけるのであった −ω−)
ミカゼ達とエイキ達が激しい闘いを繰り広げる中…
ミカゼのおめんに取り付いた謎の顔は、なんでこいつが魔法使いと戦っているんだ、と困惑した様子が浮かぶ

エイキの強烈な一撃がミカゼにクリーンヒットするが
間一髪でティトォのWWフレアが間に合い、パワー全開!勝負はここからが本番!
一方で予定時間を遅らせられないエイキの方は焦りと共に嫌な汗が浮かぶ

「何がやべーって ヨマさんキレたら何するかわかんねェ ボブリッツ!!本気で行くぞ!!」

ヨマとジール・ボーイとの闘いに場面を移し、ふとヨマは対峙するジール・ボーイに向けて言う
「利き腕の魂…アダラパタに砕かれ…ちまったんだってな
 そんな奴…如きに本気は出さねぇ…そんな奴…如きに"光刺態"<こうしたい>は使わねぇ…」
そう宣言すると共に、ヨマの放つ光がジール・ボーイに炸裂する!
それで決着、と城に目を向けるヨマ だが、その光の爆発からジール・ボーイが飛び出し!
無防備な顔面にシグマをぶち込み!そのままシグマと牛輪の猛烈な乱打を浴びせる!!
―――だが 「如きが喚くなアッ!!!」 ヨマの反撃の一撃で、地へと落とされる…!
0139粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/06(金) 17:09:39.87ID:???
血まみれの顔面になりながらも「ザーコ」と吐き捨て、ヨマは改めて―――

「飛燕 啄」その背後から放たれた鋭い飛燕が、ヨマの脇腹を切り裂く
「実力はあるが 驕りが過ぎるな あまりにもひどい闘い方だ」
ヨマの戦いにそう評するジール・ボーイ …だが、深手を負いながらもヨマは狂気の笑みを浮べながら
その身のいたるところに光の弾が展開されると共に、顔の傷も、脇腹の傷も一瞬で再生していく…!?
その姿にジール・ボーイもその目を見開く 果たしてヨマの魔法、その正体とは・・・

城内ではグリンの怒声が響く どうやら彼の武器、穿印の宝物庫に戻されてしまったようで
…その上でシュダンは、穿印などはいくら使ってもかまわない、としながら…

「しかし闘いに赴くとなるとあなたはあれを使ってしまうかもしれません
 あれを…もうひとつの魔法を…」


コ +
」 ニ
 .」

「あなたを再び永き眠りにつかせるわけにはいきません」

\その頃メモリアイーストスタジアムでは!!ダークアイ・Qが優勝を飾っていた!!!/

〔跪け下等生物共めェエエエエ―――!!!〕
表彰台の上でトロフィーを掲げ、観客たちの喝采を浴びるダークアイ・Qなのでした

<続く>
0140マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/06(金) 17:58:18.72ID:???
ヨマは当然として子分二人も中々やるな
伊達にヨマの腰ぎんちゃくはしていないだけある
0141マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/06(金) 20:20:33.94ID:???
ヨマが事を起こす前から城にいる斬り裂き魔って
もしかして元から城の関係者、って事か
0142マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/06(金) 20:44:43.35ID:???
ヨマって光源さえあれば回復するってこと?
と思ったが弱点がどうこう言ってるから日光限定っぽいね

自動回復はありがちだけどこいつ五本の指なんだろ? 今の戦力で戦えるの?
0143マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/06(金) 21:00:14.64ID:???
おまけにまだなんか奥の手もってそうだしな、ヨマ。
鍵を握るのはやっぱグリンなのかなー、強敵相手はまたプリセラ頼りってのもちょっとアレだし。
0144マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/06(金) 21:19:37.39ID:???
アダラパタがマジになってるのいいな
三十指側からしてもヨマの暴走はかなり予断を許さない状況なのがよくわかる
0145マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/07(土) 02:23:17.31ID:???
ガチテロ起こそうとしてたバルラがメモリアから密輸した最新兵器の集中砲火でも無傷のジールボーイ
メモリアの軍隊でも通常の武器では歯が立たないエイキとボブリッツ

攻撃系の魔法使いってやっぱり普通の人間から見ると化け物だな
0146マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/07(土) 07:21:58.25ID:???
ヨマ対ジールボーイまじかっこいい
「如きが喚くなアッ!!!」のシーンとかめっちゃ痺れる
0147マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/08(日) 17:44:37.64ID:???
両拳揃ってる状態ならもう少し効いてたのかな三獅村祭
まともな直撃受け止めたのって肉体人類最強のプリセラくらいだけど万全な状態ならもっとヨマを追い込めそうな気がする
0148マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/08(日) 18:50:57.36ID:???
言うてジルさん板前な状態で仲間になってたらパワーバランス崩れ捲るぞ

あくまでも全身のバランスが崩れて弱体化しただけだから今後元の強さに戻るのかもだけど
0149粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/08(日) 19:16:53.82ID:tJBBR5Qk
*現在のメモリア城の各々の状況 城の外
・エイキ ○蛇 妖老裸骨蛇
・ボブリッツ ○弾 ウィンクルディレクター
ヨマの手下 城の奴らを皆殺しにする!!

VS

・ティトォ ○活 ホワイトホワイトフレア
・ミカゼ ○面 なし
・リュシカ ○羽 エンゼルフェザー
侵入者から城を守る!!しかしティトォが…

*城の中
・グリン ○雷 穿の印 ○時 ?
王子という立場のため闘えない

・バレット ○?
なんとかせねば…

・切り裂き魔 ○斬
城の中?

*どっかそのへん
・サン ○石
逃げよう隠れよう

・ねこ
日なたぼっこは気持ちいいなぁ −ω−)
0150粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/08(日) 19:18:09.32ID:???
ホワイトホワイトフレアの炎を強烈に燃え上がらせ、立ち向かうミカゼ
それをこざかしいと蛇足を振るうエイキだが
うまくその足をいなし、反撃の蹴りがエイキのどてっぱらに突き刺さる!


  第60話|グリン誕生とWWフレア誕生


久々の活躍にミカゼもご満悦な笑顔が浮かんでました =ヮ=)
ミカゼも足技には自身がある、としながら
余裕かまして両手を使わないからそうなると挑発するミカゼ
…よく見れば確かに、エイキの両腕は袖がポケットに入り封をされ、容易に両腕を取り出せないようになっていた
そしてその挑発に、エイキは静かな怒りの行増が浮かぶ…

エイキの振るう蛇足を回避するミカゼだが …その時、額の顔がミカゼに警告を発する
【一度かわせたからといって油断してはいかんぞミカゼ
 この攻撃は生きている物だ 通常の蹴りとは違う魔法の蹴りだ!!
 獲物を狙い死角からまた襲いかかってくるぞ 感じろ!上だ!!】

どこかから聴こえるその警告に、ミカゼも死角からの一撃を間一髪で回避する事に成功
「やった!!かわしたぞ!!」
【まだだ!! 土の声を聞け!!肌で感じるはずだ
 空中にばかり気をとられるな!軸足に気をつけろ!!!】
その言葉で…地中を進む何かの音に気付き、エイキの地面に突き刺した蛇足が飛び出すが
これも間一髪で直撃を避け、掠める程度で済む が…その足は掠めただけでもあの世行きの毒もち
その言葉どおり、掠めたミカゼの腕が毒でしびれ―――
毒が全身に回る前に、ティトォのWWフレアが毒を浄化させる!

「回復魔法か―――!!やっかいだな」
(…だったら一撃で心臓を抉り出してやる)
ティトォの支援に、エイキも忌々しげな表情を浮べるが
…そこで、リュシカが気付く 息を切らせ汗だくのティトォの姿に…
0151粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/08(日) 19:18:41.07ID:???
城内では衝撃を受け、うろたえるジンナ殿の声が響き
その原因がティトォ達である事を察し
彼らのせいでこの国の人々が襲われていると声を荒げるジンナ殿
たとえ王の友人だとしても許せるものではない そんなジンナ殿の言葉に…
バレット王はゆっくりと振り返り…彼がティトォ達と出会った経緯を話し始める

王が始めて彼らと会ったのは1611年、16の時 父を亡くし若くして王位を継いだバレットだが
若さゆえか、今のグリン同様王の自覚など無く
自慢の剣技で岩を削り石造を作るなど遊びまわる毎日を送っていた
そんな時、一つの噂、不老不死の人間に関する話を耳にしたそうで…

―――(回想)―――

そうして不老不死の人間が王の前にその姿を見せる、が
彼を捉えた者達により、両腕を縛られ拘束され、地に投げ出された姿に…
罪人の如きその扱いにバレットも彼を捕らえた男の胸倉を掴み上げ、怒声を上げるのだった
ひとまず落ち着き彼に詫びるバレット だがその姿を一目見て普通の人間で安心した、と笑みを浮べるが…

「間違いじゃないですよ ぼく達は不老不死 …それに 罪人だ・・・」
少年はそう呟きながら、どこか死んだ目を浮べていた…
そのまま肩にねこを乗せてその場を立ち去ろうとする少年を、バレットが引きとめる

「名前 訊いてもいいか?
「…… ティトォ」
「なぁティトォ やっぱりもう少し話したいんだけどよ いいか?
 ろくなもん食ってないんだろ?城のごちそう食わせてやるぜ!」

笑顔でそう言うバレットに、ティトォはどこか目を丸くしていたが
喉元でなった「グ〜」の音が返事になるのでした
0152粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/08(日) 19:19:21.15ID:???
話しながらも、自分達の荒唐無稽なその話を感嘆に信じるバレットに、ティトォも何処か困惑の表情が浮かぶが
バレットも王として歴史は学んでいる ドーマローラと思われる逸話や存在を司る力を狙う何者か
大魔王デュデュマの御伽噺とその裏に隠された真実等から、バレットもその話を信じると返し

「存在を司る力は大地の力だろ?それを手に入れるっつう事は…
 つまり大地が滅びるかもしれねえって事だろ?
 だとしたら闘うわなきゃいけねえ!!メモリア王国の王としてな!!」
不敵な笑みと共に、バレットは女神グリ・ムリ・アを自分の敵、と定めるのだった

それからバレットはティトォ達に魔法を教えることにした
不死のティトォ達を完全に殺し存在を司る力を持つ源、星のたまごを奪うには魔法の力が必要
女神は魔法使いの刺客を送り込むはず、対抗するにはこちらも魔法使いになるしかないが…

という訳でそれから新たにアクアに変換され、バレットはアクアに魔法の指導中
「いいかアクア!魔法も機械と同じ魔力の組み立て次第だ!
 攻撃 回復 補助――― 無限に作れる
 組み立てっつってもあまりに複雑すぎるから頭ん中とかじゃできねぇ
 時間、経験、才能、そして運だ!! 幸い若いままの身体を意地できるからな!
 肉体がピークのまま魔力を練り高められる」

3人の魔法使いは時間は幾らでもある 経験もその中で練り上げればいい
問題は才能、これに関してはアクアは問題なくクリアするが、他の二人はそううまく行かなかった
プリセラには魔法を扱う才能がまったくないとわかったため、肉体を鍛える事に専念し
そしてティトォも炎の攻撃魔法を扱う事を選ぶが、その構築に苦戦していた…

それから8年がたったAD1619年 ティトォは一人炎を構築せんとするが
中々イメージどおり組み立てることができず… と、そこにバレットが声をかける
年月を重ねるうちにバレットは妻メルルシアと結ばれ、その子を宿すが
現在、母子共に危険な状態を迎えていた 今は落ち着いているようだが…
その時、妻メルルシアの心臓が停止し胎児の反応も無いと報告が上がる…!!
慌てて妻の前に駆けつけるバレットだが、その表情が強張る・・・
0153粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/08(日) 19:20:19.43ID:???
一人残されたティトォは虚空を見上げ…自身の中のプリセラとアクアは
ティトォになんとかならないかと、悲しげな表情を浮かべ・・・
そしてティトォは、自身の手元で燃え盛る炎へと手を伸ばし…!
炎が自身の手を焼き焦がしながらも、ティトォはその炎から一つの魔法を構築し始める…!!
自身の魔法、白い炎を纏ったティトォもメルルシアの元に駆けつけ
その白い炎を、心配が停止したメルルシアの身体へと纏わせ、そして―――

赤ん坊の産声があがる手術室、バレットは生まれたてのその赤子を抱き
どうにか山場は越え、ティトォもさすがに疲れたかその場にへたりこんでいた

「すげえよティトォ…すげえ魔法だよ…」
「炎の魔力を…回復と強化の力に変換したんだ…うまくいってよかった
 闘うためには――― 敵を倒すためには攻撃魔法だと考えていた…でもぼくには向いてなかったみたいだね」

ティトォもその生まれたての赤子…グリンを抱き笑顔と共に
きみのおかげで魔法が完成した、とグリンに感謝し

夜空の下に、ティトォか…バレットか、その「ありがとう」の言葉が静かに残るのだった

だがこれによりティトォは攻撃魔法を使う事ができなくなり、1対1での戦闘では向かない魔法となってしまう
そんな彼を、バレットは何に変えても守らなくてはいけない、と決意をかためるのだった…

―――(回想終わり)―――

「ティトォ達がいなければメルルシアはあの時死んでいた グリンは生まれてもいなかったのだ
 なにより故郷の無いティトォ達にとってここは 唯一の帰るべき家なのだ!」

そうしてバレットは、ティトォ達のためにその力となり
そしてティトォも、バレットの国のためにその炎を燃やすのだった

<続く>
0154マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/08(日) 19:23:58.08ID:???
>>148
強力な敵キャラが仲間入りするとパワーダウンするのは色々お約束だし…w
0156マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/08(日) 21:13:55.58ID:???
ティトォとバレットの馴れ初めが普通にいい話だ
これだけの恩義があったら口うるさいジンナも何もいえないだろうな
0157マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/08(日) 22:01:16.24ID:???
ティトォがここで赤子グリンを救う魔法を会得してなければ、今ミカゼも含めて、結構な人たちが生きていないんだよなあ
そう思うとWWフレアの重要性がすごい気がしてきた
0158マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/09(月) 08:31:26.38ID:???
>>157
回復魔法って能力漫画では軽視されがちだけど(ジョジョは無茶な戦闘後のリカバリー手段みたいになってるし)
実際はドラゴンクエストホイミ禁止プレイみたいな状況に追い込まれるって話だからな
0159マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/09(月) 20:11:16.07ID:???
ヘタに回復能力持たせると平気で手足の一本がもげたりするバトル漫画の世界は頭おかしい
0160マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/09(月) 20:43:55.39ID:???
ミカゼですら…いや、仮にも主人公の一人にすらっていうのもアレだが
ようやっと活躍の場に恵まれてきたのに、サンは相変わらずだなあ
前々作の主役(語り部役)だったから、意図的に出番を抑えてるのかも知れんけど
果たしてサンにギャグキャラ的な賑やかし以上の活躍があるのかな
0161粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/10(火) 17:23:16.95ID:rYP3wEGv
女神の三十指は不死の力を奪わんとティトォ達を狙うが
今回の襲撃はそれだけが狙いではないと見るバレット
おそらくはこの国に眠る剣を狙っているのだろうと推測するが…

同じ頃、三十指の潜伏ホテルに少し遅れてアダラパタが到着
カイザートの死体を一瞥しつつ…ホテルの従業員が顔出したところでその魂を捕らえ
カイザートの死体を片付けるよう命じるアダラパタは、ここに居ないメンバーも即座に呼び寄せんとし
そして全員でヨマのところへ向かう、とコモレビとメルチナに命ずる

「どうすんの?」
「ヨマを止める…!!貴様等を呼び寄せた一番の理由はそれですからねぇ
 ぶっちゃけ戦闘力はヨマひとりいれば事足りるんですよ
 しかし暴走を抑えるために三十指が10人は必要だったんです
 行きやがりますよ 力ずくでヨマを!!最悪殺してでも止めます!!」

そしてメルチナはアダラパタに本当の目的を問い…
バレットは三十指の目的がメモリアに眠る、一つの大秘宝であると見る その秘宝とは

「最強剣」/「命七乱月」<いのちななみだれづき>

  第61話|グリンと魂の居場所

場面は三十指を迎撃するティトォ達へと移るが
ティトォはもはや限界が近いかのように憔悴しきった様子で…
WWフレアも弱まり、次第に一行は押され始め…
その隙を突き、ボブリッツは突如急加速しリュシカに突っ込む!!

「ボブリッツはなんでも弾丸にする事ができる 自分自身だろうが―――
 相手そのものだろうが――― な」

そしてついにその一撃がクリーンヒットし
弾丸と化したリュシカの身体は壁に叩きつけられ磔と化す…!
0162粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/10(火) 17:24:16.25ID:???
そしてその場に駆けつけ、その光景を目にしたグリン 
その瞳には静かな怒りを宿し…宝物庫のほうに手をやると

「おいで モルガン」
その呼び声に応じ、グリンの大槌が宝物庫の壁をぶち破りグリンの手元へと呼び寄せられる
ボブリッツの放つ石碑の弾丸を、グリンの大槌が一撃で砕く!!
その戦いにグリンも参戦する中…グリンの脳裏に、ティトォとの一夜の出来事が浮かぶ

―――(回想)―――

「なぁティトォ 俺 30年も眠っててさ 起きたときすげー怖かったんだよ
 特に親父とおふくろに会うのがさ だから逃げた
 今まで2〜3年寝ちまったときもそうだったよ
 時代が変わってるんだ 友達がもう俺の事なんて忘れてんだ
 それが今回は30年だろ?最初笑いましたよ
 とにかく俺は部屋を抜け出して そんで一晩考えて――― やっぱり昔の友達の所に行ってみた
 でも…友達は友達じゃなくなってた 友達をなくしたって事は…俺は全部をなくしたって事なんだよ」

その言葉とともにグリンは涙目と浮べるが、直後に浮かび上がるのは
「でも違った――― おふくろも…モルガンもいなくなってた――― けど……」

―グリン!!― ―ぼくの友達だ― ―バカ王子!!― ―王子― ―グリン王子―

―まったく…この子は本当によく寝るな……―

自身を慕う、友達、家臣、そして父親、みんなの笑顔を浮かべ―――

―――(回想終わり)―――

「皆が持っていてくれたんだ 俺の居場所を……
 だから俺はここを!!何に変えても!!命をかけて守んなきゃなんねんだよ!!」
0163粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/10(火) 17:24:44.96ID:???
高らかにそう宣言するグリンを見据えるボブリッツは、ゆっくりと口を開き…
その口内から光を放つ球状の物質を見せ付けるボブリッツ
本気になったボブリッツの姿に、エイキもニヤリと笑みを浮べる

「こいつは育ちのいいガキが大嫌いなんだ 自分が親に捨てられてるからな
 ちなみに口の中のが魔法の器具 ウィンクルディレクターだ」
「なんかこいつさっきから説明してくれてるよな」「親切だね」 −ω−)

本気を出したボブリッツが地面を削り取り、自身の魔法を発動させ
砕いた地面が無数の散弾と化してグリンに襲い掛かるが
それに対しグリンは自身に雷のオーラを纏い、その散弾を全て弾き落とす!

「俺はある魔法を使ったせいで30年間眠ってたのよ
 その魔法は禁断五大魔のひとつで―――
 使っちまったら魔力の回復にすっげー時間がかかるんだ
 そしてその眠りは回復のためだけじゃあない
 目覚めた時のために更なる魔力を身体に蓄積させてくれる…
 ありがとよ 寝ぼけていた魔力がどうやら覚醒してきたみたいだ」

次第にその魔力を高めるグリンは、据わった眼差しでボブリッツを睨む

…城内の方では侵入者に対抗するため魔法封じの結界を起動させようとしていたが
なにやら手間取っている様子で…反応のない結界の装置に困惑する作業員達
そこで、その装置を動かす配線が、いつのまにか切られていることに気づく…

「まったくアダラパタ ボクの正体がバレたらどうするのか」
そうぼやく何者か…『斬り裂き魔』の手には魔法で構築された刃がいくつも展開されていた

<続く>
0164マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/10(火) 18:17:42.02ID:???
ヨマ対グリンになるかと思ったらティトォ達の救援に来たか
というかこれ、まさかのTAP組&アダラパタ三十指 VS ヨマのオールスターになるのか?
0166マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/11(水) 07:21:29.56ID:???
斬り裂き魔のこの口調からすると、該当者はパンナっぽい感じもするな…
グリン止める護衛隊メンバーの中だと「ボク」なんてつけるの一人だけだろうし
0167マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/11(水) 12:18:42.17ID:???
あんなお口にでかい玉突っ込みながら、「マテリアルパズル」って言えるのすごいな、ボブw
0168粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/12(木) 17:10:43.30ID:tU1mmVAH
相対するグリンとボブリッツ、待ち構えるグリンにボブリッツが仕掛ける
自身を弾丸を化した超高速の動きで縦横無尽に翻弄せんとする
城のいたる所でボブリッツの掠める チュイン と甲高い音が響き
そしてその城のあちこちを跳ねる弾丸がグリンの背後から襲い掛かるが

―――その弾丸の動きを、グリンは容易く一瞥し 手にした大槌で向かってくるものを叩き落す!
弾丸の動きよりなお速いグリンには、さしものミカゼも目を丸くするのだった


  第62話|強さと怯え


しかし叩き落したのは本体ではなくボブリッツの放った石碑弾丸
忌々しげにボブリッツの跳ねる音が響く城を睨むグリン するとそこにエイキも動く
城の1塔に蛇足を巻き付け、屋根部分をへし折る! さすがにグリンもその顔が引きつるが
そしてへし折った屋根部分をボブリッツが弾丸とさせ、全員まとめてつぶしにかかる…!
迫る巨大な弾丸を前に、グリンの脳裏に一つの光景が浮かび上がる…

―――(回想)―――

ある日のグリンとバレット、メルルシア夫婦が健在だった頃
今日はグリンの誕生日、来賓の貴族たちも待たせており早く正装に着替えるよう母メルルシアがいうが
しかしグリンは自分の友達の所に行っちゃ駄目、とうわめづかい
なんでも友人が誕生日だからお祝いしてくれるそうで…
…母も申し訳無さそうに駄目と言いかけるが、バレットは行って来いとグリンの背中を押してくれた

「あんたなに言ってんのよ!皆もう待ってらっしゃるのよ」 −ω−)にゃー
「んなもんいいんだよ 友達との約束のが大事だ!!
 はやく行きなグリン 友達待ってんだろ 何よりも友達を大切にしろ 父さんや母さんよりもだ」

どーせお偉いさん達の堅苦しい挨拶だけ、俺も一緒に行こうかなんていうけど
メルルシアにぶっとばされるバレットは壁を突き破り宙を舞うのでした
0169粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/12(木) 17:11:48.46ID:???
「しょうがないわねグリン 行っていいわよ
 そのかわりろうそくの火を消す7時までには帰ってくるのよ」
「…… うんっ!!」

母からの許しも得てグリンは満面の笑みを浮べるのだった

―――(回想終わり)―――

―――そして、ボブリッツとエイキの放つ超巨大弾丸が城の中庭に突き刺さり…
その魔法に対し…グリンがその身を挺し、ティトォとリュシカをかばうように立っていた
だがさすがにグリンの雷のオーラを纏いながらも防ぎきれず、ボロボロの身となりながらも…

「嫌だ… もう…ひとりは…」 そう呟きながら、悲痛な表情を浮かべるグリン…

そこでエイキが気づく、いつの間にかミカゼの姿がその場に居ない事に
その瞬間ボブリッツの背後からミカゼが奇襲し、その顔面に衣服を被せボブリッツの視界を奪う!
だが反撃の拳に吹き飛ばされるミカゼ そのままトドメを刺そうとするが
そこでその衣服に光り輝く[陰]の文字があった事に気づく…!
そう、グリンはあの一瞬で自身の衣服に点精印を打ち、それをミカゼに託したのだ
エイキもそれにヤバさを感じ、それを離すよう叫ぶ が

「遅
 ェ
 |
 |
 |
 |
 ッ
 !!」

その一瞬!雷光と化したグリンの一撃がボブリッツの脳天に突き刺さり!!
膨大なその魔力は、雷鳴と化し轟く轟音を響かせる…!!
0170粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/12(木) 17:12:52.53ID:???
グリンの雷光の一撃、穿印が見事にボブリッツを下す
だがグリンの負担も大きかったか、よろめく身体をティトォが咄嗟に支えながら
グリンが使った禁断魔法に関するバレットとの会話が、ティトォの脳裏に思い返される

○仔<マザー>
○歌<ヘルキルデスベル>
○血<真紅虎龍牙>
○命<命七乱月>
○時<ゴッドマシン>

グリンが使ったのは、その禁断五大魔の一つ、「時」を操る魔法である
それを使ったのは3人がメモリアを後にして程なくのこと、それはグリンの誕生日に起きた
その日グリンは友人の家に招かれ、プレゼントを贈られる それは拙い工作の贈り物であったが
それをグリンは誤って落とし、壊してしまう 
友人達もグリンの行いに怒りの声を上げ、そのままグリンの元を去ってしまおうとする…

引きとめようとするグリンだが、その足元には自分が壊した友達達の贈り物…
自分自身への怒りの表情が浮かぶグリンは―――その瞬間、時の魔法、ゴッドマシンが発動した
無意識に時を戻し…友人達のプレゼントを渡される時のことまで戻ったグリン
安堵するグリンだが…その瞬間、気を失ってしまう…

それからグリンが目を覚ましたのは、4年の月日が流れてからの事
子供にとっての4年の時は大きすぎるもの、時に取り残されたグリンにもう友は居なかった
その後また新たな友達が出来ても、ゴッドマシンの発動による永き眠りは、幾度と無く友を失わせる…

―ティトォ…頼む……私も長くはない…母ももういない… 息子を…頼む……―
0171粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/12(木) 17:13:13.77ID:???
(グリンの強さは……怯えだ 強さも…普段の明るさも…怯えを振り払うためのもの…)
ティトォの手に支えられながら、その手の中で震えるグリン…

「グリン…きみがもし…また眠りにつく事があったら…ぼくもずっと待っているよ
 50年寝ようが100年寝ようが…きみが目を覚ますまで……不死の呪いを解かないで待ってるから…
 きみをもうひとりにはさせないよ だから…だから そんなに震えないでくれ……」

自身の腕の中で、覚えるように震え上がるグリンに
ティトォも、悲痛な表情を浮かべるのだった…
・・・だが、倒れたボブリッツは最後の力を振り絞り、二人に向けて瓦礫の破片を弾丸と―――
放つその寸前!ミカゼのニードロップがボブリッツの脳天にぶち込まれる!!

「邪魔すんじゃねーよ!!」
感動のシーンに水を差す事を許さぬミカゼの勝気な笑みと共にそう言い放つのであった

<続く>
0172マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/12(木) 18:48:38.75ID:???
ミカゼのナイスアシストが光るな、まるで主人公だぜw
0174マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/13(金) 07:09:42.39ID:???
怯えで戦うグリンの姿が切ない…
その怯えを乗り越えれば、王としても一皮向けそうではあるが
そっちにいくと今度はバレット王が犠牲になりそうなのが怖い
0175マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/13(金) 08:34:46.04ID:???
女神側が禁断魔法3つも抑えてるのか…と思ったが
グリンみたいな目に見えるリスクもあるし、その辺もあってまだ不完全って言ってたのかな
特に舞響はその影響で精神がイカレちゃったとかもありそうだし
0176マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/13(金) 10:50:51.59ID:???
命七乱月ってどっかで見たことあると思ったら、初期に子供が遊びで言ってた剣か。禁断魔法だったのか
魔法名ほんと格好いいな
0177マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/13(金) 12:34:53.07ID:???
父の「友達を大切に」との教えと、その友達を何度もうしなった辛い思いでで
ある意味「友達」という存在がグリンにとっては呪いになってんだなあ…
0178粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/14(土) 17:11:39.06ID:Gbr8oT8p
  第63話|ティトォと迫り来る死神

グリンの穿印による直撃を受けたボブリッツだが、エイキがその首引っぱってどうにか起こし
自分達タッグの奥の手となる大技を放たんとする

「妖老裸骨蛇」を展開したエイキを「ウィンクルディレクター」で弾丸として放つ合体技
「蜷局」がティトォに向けて放たれる!その弾丸の蹴りがティトォに迫るが
その時、ミカゼの額の顔が目を見開き、「蜷局」の前に立つと
その弾丸の蹴りを、ミカゼは片手で止めてみせる!?
…どうやら無意識…と言うよりは額の顔がミカゼの身体を借りて止めたのであろうか…
虚ろな表情のミカゼが意識を取り戻したかのように、自分自身にどこか首をかしげていた

…自分達の切り札すら抑えられ、エイキも苦々しげな表情と共に、ここは撤退せんとするが
グリンも逃がすまいと二人に立ちはだかろうとする、が
振り上げた大槌が、突如真っ二つに切断される!? 両断された大槌に、グリンも呆然としてしまい
その隙にエイキ、ボブリッツの二人はまんまと逃げおおせるのであった

…城内には窓の外からティトォの様子をうかがう、腕に宙を漂う刃を携えた謎の切り裂き魔の存在があり
ティトォも一瞬、切り裂き魔の放った新たな殺気を感じ取り、その表情が険しくなる…

そこに護衛隊のメンバーもグリンに追いつき、グリンの身を案じつつ
ティトォにも手当てを…と言おうとするが、街の方から響く轟音を感じ取り
敵はまだ来る…ティトォも険しい形相と共に、その敵に立ち向かわんとする…!

「待てよティトォ!!そんな身体でどこ行くってんだよ」
「もう立っているのもやっとじゃないですか」
と、ミカゼとリュシカの二人ももはや限界のティトォを止めようとするが
ティトォは懐から簡単に存在変換ができるという、魔法の薬を取り出す
…だが、ミカゼの鼻はその薬が毒薬である事を容易に見抜く
・・・そんな二人に、ティトォはためらいなくその薬を飲み、二人に笑顔を浮かべるのだった
0179粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/14(土) 17:12:23.37ID:???
そしてティトォは一人、その身を変換させながら街へと走る!
―――街ではその強敵、ヨマにジール・ボーイが立ち向かっていたが
もはやジール・ボーイもヨマの力に敗北し、吹き飛ばされ宙を舞う…

両腕を光の刃と、光の弓矢に形成したヨマは敗者を見下しながら
世界一の城、メモリア城に目を向け、恍惚とした表情を浮かべながら…メモリア城へ向けかっとぶ!!
メモリアの警備隊も倒れたジール・ボーイに駆け寄り、救急隊を手配しようとするが
意識を取り戻したジール・ボーイががばっと起き上がると、ヨマを追い全力で走るのだった

「元気そうだね」「うん」

…そして城へと向かうヨマは、高笑いと、狂気の形相と共に叫ぶ…!

「メモリア城ッ!!俺の…城!!
 巣食ってる糞蟻共は…皆…死ね…死ねっ!!邪魔する奴も…全て死ねッ!!!
 皆 皆 死ね!!俺が殺して…やる!! 俺は…ヨマだ!!!死神ヨマだッ!!

 ははは・・・はははははははははッ!!!」

そこに、ヨマは立ちはだかる存在に気付く 
その身が分解され、あらたな存在へと変換され、ヨマの前に立ちはだかる存在は、プリセラであった
そして変換が完了するなり、プリセラはヨマの顔面に一撃をぶち込む!
地面に突き刺さりながらも即座に体勢を立て直すヨマ 左腕に光の刃を展開するが
それよりも速くプリセラは、ヨマの二の腕を掴み握りつぶす!!
悲鳴を上げる間もなく、追撃が顔面に突き刺さり岩山を砕きながら吹き飛ばされるヨマ
さらに追撃の頭突きをぶち込むプリセラ それでもヨマは踏みとどまろうとするが
ダメオシにそのどてっぱらへ強烈な肘打ちが突き刺さる…!!
その強烈なラッシュに血反吐を吐くヨマに向け、プリセラはただ一言、告げる

「はじめまして そしておやすみ…」

<続く>
0180マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/14(土) 21:04:24.38ID:???
プリセラ来た!これでかつる!
…と言いたいとこだか、超再生のタネがわからんとプリセラでもジリ貧だろうな
0181マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/15(日) 07:03:13.34ID:???
ミカゼが即座に毒だと見抜くのは流石に付き合い長いだけあるな…
なんだかんだでミカゼも3人の最大の理解者のひとりだと思う
0183マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/15(日) 07:54:20.85ID:???
むしろまだまだこっからが本番でしょ
ヨマもなんか切り札を隠しもってるみたいだし、斬り裂き魔もまだ何もわかって無いし
0184マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/15(日) 10:27:21.58ID:???
ヨマの再生能力って光さえあれば回復だろうから夜まで抑えつけるとか?
てかヨマの切符だってなんだ
0185マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/15(日) 15:26:00.10ID:???
ジルボー戦で言ってた「光刺体」とかいうやつでしょ>切り札
0186マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/15(日) 16:09:11.44ID:???
ミカゼもついに魔法使いに対抗する力を得たか
まあそこは呪い顔さんの今後の動向次第であろうけど
0187マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/15(日) 22:03:24.94ID:???
地味に両手がクロスボウ&剣状態のヨマさんかっけぇ
0188粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/16(月) 17:51:07.76ID:plsSliC3
プリセラは対峙するヨマに対し、ここは街にも城にも近い
場所を変えよう、と そういうなりプリセラの強烈な蹴りがヨマの顔面に突き刺さり!
そのまま凄まじい轟音と土煙と共に、ヨマの身体を町外れまで連れ出さんとするプリセラ

城内のミカゼ達もその轟音を聞き、プリセラに変換されたとあってミカゼもその勝利を確信するが
そこにグリンが立ち上がり、武器を失いながらも自分も闘おうとする…
そんなグリンに、ハワードがげんこつぶちこんだ
武器の使えないグリンが行っても邪魔になるだけだと叱りつけるハワード
グリンもなみだめで頭抑えながら、友達が闘ってるから…そう言おうとするが

「馬鹿野郎 いいんだよ休んでても!!
 あの人達はな!お前が助けに行かなくても!!休んでいても!!友達である事をやめたりしねーよ!!」
「友達を…助けなくても…?」
「そうだよ だから安心して―――安め!」

そう告げながら、グリンの鼻つまみ
ハワードの言葉に…グリンも安堵の笑みと共に頷くのだった
その光景に父バレットもため息一つ付きつつ、プリセラの闘いの様子を見るために
リュシカに見晴らし台まで運んでほしいと頼むのだった


  第64話|プリセラと文字の秘密


プリセラとヨマの戦いに視点を戻し…倒れながらも微かな笑みが漏れるヨマは
即座に勢い良く起き上がり反撃!だがプリセラもその攻撃を受け止めてみせる

「くくく…はは…は そうか お前が… プリ…セラ…
 お前を倒せば城が手に入る…ってわけ…か…ははは手っ取り早い
 この世から…かき消して…やる…ぜプリセラぁ」
0189粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/16(月) 17:51:30.72ID:???
プリセラは仕切り直しに一旦距離を取ると、助走をつけて勢い良く突撃
ヨマもその腕から光の機銃掃射で迎撃するが、プリセラはそれをすべて弾き落とし
続けて両腕に光の剣を展開させ振るうヨマだが、プリセラは高く跳躍しながらヨマの両肩を掴み
捻りを加えた強烈な投げ技でヨマを地面へと叩きつける!!

見晴し台からは遠すぎてプリセラの戦いは確認できないが
戦闘音が聞こえなくなったようで、早くも決着がついたのかミカゼもすげえと洩らしつつ
あれだけ強いのになぜあまり表に出たがらないのか、そんな疑問が浮かぶ −ω−)
アクア、ティトォもプリセラへの変換はいつもためらっている感じだが…

「妊娠しているんだ しょうがあるまい」
「そうか…」「そうですよね…」

…ヨマとの戦いに決着がついたかと思われたが
地面に突き刺さったヨマが不敵な笑みと共に起き上がると共に、その身を光が包み込みながら
気付けば、あれだけのラッシュを叩き付けたと言うのに…光が覆うと共にヨマの傷は一瞬で回復していく…!?
困惑するプリセラに、ヨマは不気味な高笑いが溢れ出る・・・

ふと、さっきのバレットのさらっと洩らした爆弾発言に目を丸くするミカゼとシュリカ
バレットも何から話せばいいか… まずはプリセラの腹の文字に関して説明する
まず彼女の腹の文字はバレットが魔法の筆により書いたもので、文字によって様々な効果を発揮するもの
プリセラに施した文字は強力な結界を作り出すもので、画数が多いほど力は強まる
本来は魔獣などを縛り付けるための多重結界
それを張り続けるプリセラの力も大きく削がれるが、彼女はその文字を選んだという
…あれで力が大きく削がれると聞き、二人も目を丸くしてしまう
0190粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/16(月) 17:51:56.45ID:???
「100年前 プリセラはドーマローラにマギという恋人がいた
 しかし存在を司る力を追い求めるグリ・ムリ・アの欲望が国を滅ぼし…マギも死んでしまった
 プリセラの中に子を残して…な…

 生き残るためにプリセラは不老不死になったが…それは同時に子も産めない身体になってしまったという事
 自分も腹の中の子も100年前から時は止まっている…
 不死の呪いを解き…元の身体に戻らない限りプリセラは子を産めないのだ

 100年間―――プリセラの腹の中にはもうひとつの命が眠ったままになっているのだ」

…不気味な笑いを上げるヨマに、プリセラは一旦後退
どれだけバッキバキのボッコボコにしても平気なヨマにはプリセラも嫌な汗が浮かぶ ちょっとキモイ
「くはは…やるなプリセラ… だがな…それだけじゃ…俺は…倒せ…ない…
 もっとも俺…も…このままじゃお前…を倒せ…ないな… 変わるしかない… 光刺態…に…」

ミカゼ達はなにやら嫌な予感を感じ、プリセラの元に向かおうとする二人
…しかしプリセラが妊婦さんとは…ミカゼもさすがに困惑が浮かぶが
リュシカはなんとなくではあるが、プリセラの真実に気付いていたようだ

「そうなの?リュシカ すげえなんで!?」
「なんでって――― 女ですから……」
ミカゼの言葉に、リュシカも儚げな表情でそう返すのだった
そうこうしているうちに二人はプリセラの闘う現場まで到着し、一度岩場に隠れて様子を伺う事に
0191粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/16(月) 17:52:09.88ID:???
するとヨマは、木の杖を取り出すと先端の玉が光を放ち
それと共に、ヨマの元へと光が吸い込まれるように集まってくる!?
…その姿に、ミカゼには見覚えがあった

「似てる……!! これと似た魔法を使う奴と…俺は闘った事がある…
 確か…俺とティトォが一番最初に闘った敵だ…!!

 思い出した アビャク…!!女神の三十指のアビャクだ
 水の魔法使いで水を吸収する事によって強くなった…!!身体も大きくなって……!!」

そして膨大な光を蓄えたヨマは
「へーん しーん」との声を上げると共に、さらに強烈な光を放つ…!!

城のほうではどうにか騒動が落ち着き、隠れてたサンがひょっこり顔出し
しかしこうなると五大石どころでは無いし、一旦戻る事に決める こそこそ
…そこに、城内に忍び込む侵入者の姿を目撃する
繁みから姿を見せたのは、魔法大会の参加者であった剣士、カミッツであった

<続く>
0192マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/16(月) 18:37:45.62ID:???
天然舐めプ状態なんか、プリセラ
本気状態は何処かで見てみたいが、プリセラが封印を解くシーンは想像できんなー、色々頑固一徹な人だし
0194マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/17(火) 07:21:58.53ID:???
>「なんでって――― 女ですから……」

個人的に今回はリュシカのこのシーンが印象的だな
先生ほんとに表情書くのが上手い
0195マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/17(火) 11:44:00.14ID:nUK08GSN
にゃん
0196マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/17(火) 17:00:38.59ID:???
能天気ほわほわちゃんがふとした拍子に見せる女の顔、っていいよね
0197粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/17(火) 17:10:13.96ID:???
[AD1570
 不老不死になったティトォ、アクア、プリセラは孤独な旅を続け
 AD1611
 メモリア王国に行き着く
 AD1628
 親友となったバレット王とグリン王子に別れを告げメモリア王国を後にする]

これはそれから一年後の、AD1629年に起きた、とある一幕…

  マテリアル+パズル 外伝
  殺し屋とティトォ

雨の降るある日のこと、一人の殺し屋、ミュラに殺しの依頼が送られる
しかしその依頼の書類を出す責任者らしき人物は、ミュラに本当に良いのかと問う
なんでも以前、ミュラは足を洗って故郷に帰る、との旨を話していたそうだが

「俺にはやっぱり無理みたいだ」そう返す、ゼブラ柄の様な髪型が特徴の殺し屋、ミュラ
そしてこいつを裏切る事は出来ない、としながらミュラは愛用の銃を出す

「こいつは殺すために生まれたもんだ 俺が殺しをやめたらこいつはも生きてる価値がなくなる
 親より大切な俺の相棒だ 裏切るわけにはいかないんだよ
 俺は結局このまんまなんだよ ・・・ずっと」
0198粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/17(火) 17:10:46.24ID:CMmo+tHI
雨が上がり、ミュラは木の上でターゲットを待ちながら…
ふと、木に生っていたりんごを取り、しばし母との思い出に浸るミュラ

「おふくろ…こいつでよくジャム作ってたな… …まだ作ってんのか?あのババァ…」
肩に猫乗せながら、母の思い出にかすかな笑みを浮べて、リンゴを一口…
ちょっとすっぱかったようで、思わず「すっぺ…」と洩らす・・・そうしてるうちに、ターゲットの姿を確認し
笑顔を浮かべていたミュラは、歴戦の殺し屋の顔となる

(簡単な仕事のはずだった――― バチが当たったのだろう
 こいつを裏切るような事を少しでも考えたから―――)

そして山道にて、ミュラはターゲットの前に立ちはだかり銃を向けるが
その一瞬、ターゲットは脆くなった崖道に足をとられ、崩れる崖下へと落下していく!
ミュラもこの高さでは助からないだろうが、確実に息の根を止めるために自分も降りなければ…
そう思いながら崖下を覗き込もうとすると、ミュラも崖道の崩落に巻き込まれてしまう!?

先日の雨のせいで地盤が脆くなっていたのだろう
ターゲットと諸共に崖下に落下してしまい、ミュラも瀕死の重傷と化すが
どうやら目の前のターゲットもかろうじて息があるようで…
・・・自分の最後の仕事を、完遂させんと銃を向ける、が・・・

そこになんだかロバさんにのったアクアが目の前を通りがかった ミュラも困惑
「あーあ ひどいよこりゃ 死んだね」 溜め息混じりにアクアはそう洩らしながら
アクアの頭上にも崖崩れの土砂が崩れ落ちてくるが それをスパイシードロップで容易く粉砕する
…その姿にミュラは、自身の最後に悪魔が迎えに来た、と思っていた
「ねえあんた 今際の際に何やってんのさ」
そんなアクアの…悪魔の問いにミュラも自分の目的を答えるが
それをくだらないと一蹴しながら、ならここに撃ちな、とアクアは自身の眉間を指す

「そんなくたばり損ないよりよっぽど殺りごたえあるだろ?最後の仕事だ よーく狙って撃ちなよ」
0199粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/17(火) 17:11:22.37ID:???
 悪魔が何か言っていた
 その漆黒の瞳に見つめられていたら 俺は まるで操られているように
 悪魔に銃を向けていた

乾いた銃声と共に放たれた銃弾は、正確にアクアの眉間を射抜き―――
そして、アクアから ティトォへの存在変換が行われる
ティトォの白い炎がターゲットの治療に当たる中、ミュラは静かに意識を失い…

気付けば、瀕死の重傷だったはずのミュラはその傷が跡形もなく治っていた
困惑するミュラ、だが弾は確かに一発減っていた事が
あの出来事が夢ではない、という証拠であった

それからミュラは再び殺し屋の組織へと戻り、ボスもミュラがしくじるとは珍しいとしながら
もう一度だけチャンスを…その言葉をミュラが遮り、今度こそ故郷に帰るとの旨を告げる

「……今度は本気か?」
「…ああ 俺にはもう撃てない こいつを使う事はできない……
 こいつを撃ったら…命が助かったんだ 俺も…俺が殺すはずだった奴も…な…
 殺すためだけに生まれたこいつが… 命を生んだんだ…

 俺はもう……… こいつに人殺しをさせる事ができなくなっちまった…」

自らの懐にある、長年の相棒をその手に握り締めながら
ミュラはその目から、止め処ない涙を溢れさせるのだった・・・

 それと…甘いりんごが食いたくなったんだ

ミュラが故郷への帰路につく中、ティトォはどっかの街道をロバと一緒にぽっくりぽっくり歩くのでした

<おしまい> (−ω−)
0200マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/17(火) 17:29:09.55ID:???
オッサンの身の回りのちょっとした話を書かせるとものすごく浦沢になるな…
0201マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/17(火) 18:37:05.57ID:???
隠遁生活する前はこんな感じであちこち人助けもしてたんかな
もしそうなら結構3人の味方も世界各地に点在してそう
0202マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/17(火) 19:26:31.64ID:???
ヨマだけど、なんか精神的に幼いっていうかどっか幼稚だよね
「へーんしーん」の所とか特にそう感じるし、メンタル的にはイキってるクソガキレベルだと思う
0203マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/17(火) 20:32:39.86ID:???
不良中学生みたいなメンタルの癖に強いのが面白いな
0204マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/17(火) 21:07:45.50ID:???
つまりヨマの言う光刺体とやらはアレだな
光をバイクに変換させてヤンキー暴走族形態に
0205マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/17(火) 22:32:09.77ID:???
見れば見るほど五本の指の圧倒的さは自重しねぇな
ドラゴンボール世界に片足突っ込んで最新兵器をものともせず突き進むジル、ジルすら圧倒するプリセラから一方的に攻撃(致命傷レベル?)され続けてなお回復し続けるヨマとその奥の手解放
こんなのと同格がメモリアには後一人来ていて、さらに後二人いるという
0206粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/18(水) 17:10:56.65ID:o4uMIfMQ
マテリアル+パズル
おまけFILE E


[グリン]
A.D.1679 10月現在 15歳
A.D.1619 3月18日生まれ 血液型:AB
(*禁断魔法使用後の睡眠時は時が止まり年をとらない)

[好み]
*好きな物
・その時代の流行りもの ・Tシャツ集め ・チキン
・ゲーム全般 ・スポーツ全般 ・緑色 ・髪の長い綺麗なお姉さん

*嫌いな物
・勉強 ・歯磨き粉 ・ためしに飲んでみた酒
・勉強 ・夜眠る事が少し怖い
・勉強 ・太ったおばさん

[人生とその目的]
・禁断五大魔のひとつ『ゴッドマシン』を使える超天才魔法使い
 しかしそれを使用すると反動で永い眠りについてしまう
 その間は身体の時が止まり年をとることはない
・何年もの間眠ってしまい、長い時は数十年にも及ぶ
 その間友も大人になり、母も亡くなり、グリンは孤立していく
・不老不死であるティトォ、アクア、プリセラはグリンと同じく時の呪いに縛られていて
 誰よりも気持ちが通じ合える真の友達
 グリンは友を守るためなら命を賭け闘う 友の敵は俺の敵、グリ・ムリ・アを必ず倒す!
0207粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/18(水) 17:11:48.83ID:???
[キャラクターを考えよう]
・両親の教えである"何よりも友を大切にしろ"という言葉を常に心の真ん中に持っている
・この世で最も大切な物は友達で、一番やってはいけない事は友達を裏切る事と考えている
・しかし時の眠りのせいで友と同じ時を生きられず、いつもひとりぼっちになってしまっていた
 その為友を失う事を非常に恐れ異常に執着してしまう事がある
 グリンにとって友達を失う事は全てを失う事と同様なのだ


[グリンの魔法 その@]
○雷 穿印<うがちのいん> 魔法レベル57
・ハンマーのような魔法武具を持つと使えるようになる雷の魔法
 体内の電力を魔力により変換増幅させる
・城の中にたくさんある魔法武具の一つで、最もグリンに合ったもの
 護身用の為いつも持っている くっついている墓はペットのモルガンのもの
・陰の面で物を叩くとマイナス(−)のエネルギーを帯びさせる事ができる
 そこで陽の面に力を込めプラス(+)のエネルギーを発生させると自分ごと雷となり(−)の部分に落雷する 
 グリンの大技、天紫点精穿印<てんしてんせいうがちのいん>
 数百メートル離れていても逃げる事はできない
 (−)ポイントはひとつではなく複数つくる事ができる

・グリンには生まれつき備わるある魔法があるが、その魔法は普段使えない
 その為、穿印が実質グリンの使えるただ一つの魔法
0208粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/18(水) 17:12:17.01ID:???
[カイザート]
A.D.1679 10月現在 享年24歳
A.D.1655 8月4日生まれ 血液型:O

[好み]
*好きな物
・正義の二文字 ・赤い色 ・パン ・女の人
・子供 ・マント ・目立つ事

*嫌いな物
・悪 ・ネズミ ・ヒゲ ・タイミング悪く飛んでくるバカ

[人生とその目的]
・弱気を助け悪を許さぬ正義の心を持っている
・イマリという小国の兵士として働いていた
 ある日隣国が攻めてきて、国が占領される危機に陥ったが
 天から降り立った女神により救われる

 女神はカイザートを選ばれし物とし、国を守る力 魔法の力を与えた
 国を守るカイザートは英雄と呼ばれ、他国にもその名を轟かせた
 正義に身を捧げ死ぬまで国のため、世界のため、女神のために
 闘い続けるつもりだった

 ―――しかし
0209粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/18(水) 17:12:44.48ID:???
[キャラクターを考えよう]
・完全に死ぬ為に生まれた悲しいキャラ
 彼の行動全てがその複線 悲しい
・結構強かったがその正々堂々とした性格のせいで真正面からヨマに立ち向かい
 そして魔法を使う間もなく殺されてしまう 結構強かったのに
・生真面目で悪を許さず自分に厳しい そしてこどもに優しい
 しかし女性関係が普通にヤバイ

[カイザートの魔法]
○凄 超覇導天武刻輪連懺吼<ちょうはどうてんぶこくりんれんざんこう>
 魔法レベル 60

・なんか凄いらしい
0210粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/18(水) 17:13:45.43ID:???
[ボブリッツ]
A.D.1679 10月現在 19歳
A.D.1660 9月15日生まれ 血液型:B

[好み]
*好きな物
・牛肉 ・アイスクリーム ・チョコレート ・音楽全般
・楽器 特にトランペットを吹く事

*嫌いな物
・雪 ・寒い所

[人生とその目的]
・生まれつき喋る事ができなく、親に捨てられた過去がある
 小さな頃から窃盗、傷害を繰り返し地方を転々としていた所を女神に誘われ三十指となる
・同じ三十指のヨマ、エイキとつるみ魔法の力で犯罪を犯しまくっていた
 元々が空っぽのボブリッツは何の目的もなくただ破壊を楽しんでいた
0211粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/18(水) 17:15:19.58ID:???
[キャラクターを考えよう]
・単純明快なただの悪というキャラが少なかったので出てきた男
 魔法も破壊のためだけのもので凶悪 ザ・悪役
・行動も短絡的で常に快楽だけを求める
・自分より強い者にしか従わない
 ヨマを崇め子分としていつもくっついている
・一言も喋らない、喋る事はできない
 ちなみに"マテリアル・パズル"という吹き出しは他のキャラも喋ってるわけじゃないのです

[ボブリッツの魔法]
○弾 ウィンクルディレクター 魔法レベル 49
・なんでも弾丸にしてぶっ飛ばす事ができる
 石ころやガラスの破片はもちろん、空気や水、炎なども弾として撃てる
 大きな岩や建物すらも可能
・自分や仲間も弾丸にでき高速移動ができる ちょっと目が回る
・敵を弾丸として飛ばし、叩きつけるという攻撃もある
・ライフルやマシンガンなど、弾の質の用途も多彩
・口の中にあるのが魔法のアイテムで、奥の手を使うと変形
 体内の魔力を圧縮し、弾丸として放つ大技がある
0212粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/18(水) 17:18:07.61ID:???
[サン]
A.D.1679 10月現在 30歳
A.D.1649 9月22日生まれ 血液型:B

[好み]
*好きな物
・ギャンブル ・酒 ・石集め ・サンドイッチ
・ナイフ ・旅行 ・葉巻き ・変な帽子

*嫌いな物
・古くさい事 ・わさび ・渋すぎるお茶
・ノリの悪い奴 ・夏の雨

[人生とその目的]
・古くからの伝統を重んじる村で生まれる そこでの掟や教えに反発し飛び出した
・昔から石が好きで集めていた そしてある日、石に宿る精霊と会話できるようになる
・精霊をつかいイカサマをやったり、用心棒をやったり、楽に楽しく暮らすのが目的
 少しでも無理そうだったら逃げに徹する
・ある日"TAP"と知り合い弟子入りした時期がある
 絶大な魔力を持つ五大石を手に入れる為、また旅を共にする
0213粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/18(水) 17:20:32.99ID:???
[キャラクターを考えよう]
・『1/Nのゆらぎ』という作品にも登場したキャラクター
・本当は結構強いのに無理をしない精神でいつも基本的に逃げ腰
・三十指とも互角に渡り合える実力をもっているが、敵を作る事を恐れなるべく手はださないヘタレキャラ
・基本的にはいい奴だけど・・・
・主人公で少し距離を置いて、時に見守り時に邪魔する、周りでうろつく存在

[サンの魔法]
○石 ―――ない 魔法レベル 0
・サンは石に宿る精霊と会話でき、その力を借りる事ができる
 サン自身も魔力は持っているが特に強いわけでもない
・精霊は石の数だけ存在し、その力も様々
 力の強いもの、速く動けるもの、他者を守るもの、他者を回復するものなど
・体中に宝石をつけていて常に大量の精霊に守られている
 それを全解放すれば並みの魔法使いなら魔力を抑え込める

・五大石をコレクションのひとつにしたがっているが、それを使うと・・・?
0214粗筋書きのアダラパタ
垢版 |
2019/09/18(水) 17:22:38.54ID:???
 さぁ 次はいよいよチェックメイトです
 ヨマが"光刺態"になれば何者も奴を倒す事はできやがりません
 ―――――ついに奴らが敗北する時が来やがりました

 ティトォ アクア プリセラが敗れるとき――― "星のたまご"が開放される

 そしてそのとき――― 奴が目を覚ます―――



12かんに (−ω−) つづく
0216マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/18(水) 20:05:23.86ID:???
カイザートの活躍が外伝かどこかででるかもと期待したけど
この分だとムリだろーなw むしろこれは活躍とか魔法の正体とか判明させたらアカンやつだw
0217マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/19(木) 20:38:58.58ID:???
真正面からの勝負なら五本の指にも力負けしなさそうな凄みはあるかもな、カイザート
これがジール・ボーイならちゃんと正々堂々やりあってくれたのだろうと思うとその最後は切ない
0218粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/20(金) 18:19:10.74ID:bYcqkObI
  第65話|プリセラと光刺態

「マテリアル・パズル アデルバ  光刺態」
ヨマの奥の手、光刺態を発動させたその姿は、全身に光の鎧を纏った甲殻類のような姿と化す
プリセラもその姿に何か、ヤバさを感じながらも…仕掛ける前に終わらせんとする!

「待たせたな…プリセラ 俺の本当の力……見せてやる…ぜ」
「別にいいよ このまま終わりにするから」

その顔面を殴り飛ばそうとするプリセラだが、なにか手応えに違和感を感じる
殴り飛ばしたヨマの顔面は傷ひとつ付いておらず
逆にプリセラの拳に微かな焦げ目が付いてしまう

また別の岩場では、盛り上がった土からアダラパタが姿を現す
岩場の影に身を潜めつつ、近くに居るのかメルチナ、コモレビはまだ地中に居るよう命ずる
ヨマの身柄をプリセラが抑え、自分の予想通りになってきた、と笑みを浮べるアダラパタ…

ヨマは熊の手のような巨大な両腕のクローを合わせ
「矢――――――ッ!!!」そこから光の矢を放つ!
その矢の弾速、出力も先ほどの比ではない…プリセラも表情を強張らせながらもかろうじて回避し
その背後に回りこんだヨマの一撃もなんとか捌いてみせる

(力と技巧のジール・ボーイと違い…こいつはスピードと運動量で圧倒するタイプか
 …しかしバカっぽいな 無駄な動きが多すぎる
 ♪ だったら私も身体を速さに集中させればいい ♪ そういう踊りを踊ればいい)
0219粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/20(金) 18:19:59.11ID:???
プリセラはヨマの強化されたスピードに対抗するためのダンスで凌がんとするが
さらにヨマは自身の腕から光の輪を生成し、二つの光輪を放つ!
光輪とヨマ本体の同時攻撃でプリセラを翻弄しながら、ヨマは更なる一手を使う

「いい…動きだ… だがこれはどう…かな…」
その言葉と共に、ヨマの身体と光輪がその場から姿を消してしまう!?
姿はないが、辺りにはヨマの光が放つ不気味な音が響く…

アダラパタによれば、ヨマは光の魔法使い
屈折を利用して姿を消す程度は朝飯前だという
「それ以上に心が屈折してやがりますからねェ」
「関係あんの?」

…だが、姿を消して背後から強襲を仕掛けるヨマを
プリセラは容易く返り討ちにしてみせる!!
とはいえ武道を極めたプリセラには通じない事はアダラパタもわかってはいたが
・・・それでも、やはりプリセラの腕は焦げつくだけでヨマには通じない…!?

アダラパタによれば、ヨマはアビャク、コモレビ同様の吸収型の魔法使い
光の魔力を自分の力として操れ、太陽の下なら幾らでも魔力は補充できどんな傷も即座に回復
まさに無敵だが、それは即ち光の無い場所が弱点 例えば夜になればヨマは無力と化すが…

「魔法アデルバ 光刺態は細胞が光の魔力を吸収し変換する…
 光のエネルギーが流動する波の肉体…人間のそれではねーんですよ
 プリセラ…魔法の使えない貴様に勝ち目は100%ねーんですよ 単純な事です

 光刺態に物理攻撃は通じないんですよ」
0220粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/20(金) 18:20:28.38ID:???
プリセラはヨマの猛攻に晒されながらも…次第に、その動きのある法則を見抜く
プリセラが岩場の影に立つと、ヨマはそれ以上近づかず…
岩場を破壊してプリセラを日の光の下に晒させる その行動からミカゼ達もヨマが影を避けていると見る

(攻撃をするときも常に太陽を背にしていた!!岩の破片の影も全て避けていた!!)
「ヨマを日の光の届かない影の中に押し込めば何かあるかもしれない!! しかしどうやって…」

無敵の死神が眼前に迫る中、プリセラの脳裏には…自身の腹に[檻]を刻んだ日の事が浮かぶ…
まだ若いころのバレット王が、プリセラの腹の子に[檻]の結界を施し
これでプリセラがどれだけ暴れようが傷つこうが腹の中の子には影響はない、という仕組みである

―もっとももともと不老不死なんだからよ 結界に包むまでもないっちゃないんだが…―
―いいんだ 私はこの子に何もしてやれない… 産んでやる事すらできない…
 だからせめて元の身体に戻るその日まで…どうか安らかに……―

―わかってるなプリセラ いくら結界といえど母体のあんたが死んだら終わりだ
 絶対に…無理すんじゃねえぞ!!―


 私は――― この子を産むまでは絶対―――
「 く た ば れ る か ッ !!!」

叫びと共に、プリセラはヨマの身体にタックルし、力ずくで無理やりにヨマを日陰まで押し込まんとする!!
……だが、プリセラは後一歩及ばず、ヨマを日陰まで押し込むことは敵わず
そしてトドメをささんと右腕を剣として伸ばし、プリセラに振るうが
突然光の剣が解かれてしまう!? 気付けばヨマの下には影ができており
その上空にはエンゼルフェザーを生やしたミカゼが木の枝を背負い日光を遮断していた!

「愛してるよふたりとも」 笑みと共に、プリセラはヨマに蹴りをぶち込み日影まで押し込む!
日の光による魔力が断たれ、光刺態が解除されてしまう そこにプリセラが一気にトドメを刺しにかかるが
0221粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/20(金) 18:20:54.80ID:???
「なんて…な…」 プリセラに向け、ヨマは凶悪な笑みと共に告げる
「忘れて…ないか? さっき…飛ばした光の…円盤…ただの攻撃だと…思った…か?」
・・・そう、先ほどの光輪は日影でも自身に光を与えるレフ盤としての役目も兼ねていたのだ
そしてヨマの光刺態が復活し…!

「惜し……かったなァ――――ッ!!!」

ヨマの振るう一撃が、プリセラの右腕を両断する・・・!!

<続く>
 
0222マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/20(金) 18:58:31.25ID:???
物理攻撃しか出来ない、っていうプリセラの弱点がモロに反映されちゃったな
ここにきてかなりの危機だが、腕飛ばされた状態で変換したら他の二人も片腕ないのかな
0223マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/20(金) 20:17:01.34ID:???
前号の気の抜けた「変〜身〜」からの、「マテリアル・パズル アデルバ 光刺態」で、一気に気合いの入った感じで発動させる勢いが凄く良い。コマ割りなのかなんなのか。今までの魔法発動シーンで一番好きかもしれん
そもそも「アデルバ」ってなんだろう?どっかの国にそんな単語があるのか?
0224マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/21(土) 00:53:41.52ID:???
野暮な突っ込みだが…物理完全無効が「押せる」ておかしくないかな
個人的な解釈としては、今のヨマってヨマの形したビームサーベルみたいなものだと思うし
0225マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/21(土) 13:15:34.32ID:???
物理攻撃が通じないって言ってるからアレだが
物理カット100%なんじゃなくて、物理90%耐性&HP回復みたいな感じなんじゃないか
0226マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/21(土) 14:11:39.76ID:???
投げも通じるあたり、あくまでヨマ本体も光そのものってわけじゃなく
「光刺体」って鎧を纏っている状態なのかも
0229マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/21(土) 18:08:43.07ID:???
しかし光魔法なんてファンタジーでは正統派なものが、ここまで禍々しくなるもんなんだな
0230マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/22(日) 15:47:08.07ID:???
しかしプリセラが相性最悪だっただけで他のキャラなら意外と押せそうなのが

戦闘のテクニックはジールボーイ以下と分かってるし、夜を待てばどうにでもなるし
0231マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/22(日) 16:48:59.15ID:???
ただプリセラ以外だと、それはそれで強引に力押しで押しつぶされそうでもあるんだよな
相性は最悪だがそれ以外に切れるカードがないと言う感じで
アクア=当たればやれるけど当たらなかったら死ぬ
ティトォ=強化させたところでヨマが圧倒的過ぎて焼け石に水、グリン強化すれば五分までいける?
0232粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/22(日) 17:10:41.67ID:XpvDR9ej
[109年前――― A.D.1570 ドーマローラ国

 小さな島国であるドーマローラは長い間大きな争いも疫病も無く平和だった
 当時の航海技術でこの国を訪れるのは難しかったため他国との交流はほとんどなく侵略されることもなかった
 年に2度ほど イマリの国から貿易船が来るくらいであった

 漁業はもちろん盛んで特に世界でここでしか捕る事のできない海王海老はでかくてうまい
 伝統芸能の飴細工は女の子が大好きで家でも学校でも作っていた
 五楽と言えばダンス 女は美しく艶やかに、男は激しく踊り人々を楽しませた]

そんなダンスで賑わう劇場内にて、一人の男が踊りの舞台を眺めながら首をかしげていた
一方、診療所にて一人の女性…プリセラが医者に「おめでとうございます」と言われて
その言葉に「は?」と首をかしげながら変な声が出ちゃうプリセラであった

そんなプリセラが劇場へ戻り、男の顔を見つけるなり思いっきりぶっ飛ばした ぼかーす#
これには男、マギもいきなり何すんだと声を上げるが プリセラも据わった形相でずんずん近づき
「だーれーのー せいだと思ってる!!マギ!!」プリセラが更にボコボコにしました

ひとしきりボコると…プリセラは溜め息混じりに肩を落とし…今日の仕事は如何したのか聞くが
なんでも親方が気に入らんで辞めたそうな これにはプリセラも呆れ果てた顔で言葉も無く・・・


  第66話|倒れる者と蘇るもの


―――ヨマとプリセラの対決に視点を戻すが、プリセラはヨマの一撃によりその腕を切り落とされ
倒れるプリセラの姿に、ミカゼ達も愕然としてしまう…
…倒れながらもプリセラは地を這いずり、何度も「死ねない……」と呟くが
もはやプリセラの…3人の命はヨマに摘み取られようとしていた…
0233粗筋書きの三十指
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2019/09/22(日) 17:11:32.12ID:???
光の弓矢を倒れるプリセラに向けるヨマだが、その時何かに気が付く
切り落としたプリセラの腕が、なにやらもぞもぞ蠢き…次第に木片のようなものへと変わっていく
ヨマも興味深そうに、今も変化するその腕を手に取り…

「不老不死…存在を司る力を体内に秘める…事により
 肉体が…そうなる…かと思っていたが どうやら肉体そのものが別モノらしい…な…
 なるほど…お前達はもう…魂だけの存在…だったのか」

存在を司る力の結晶、星のたまごが3人の願いを聞き入れたその結果が
星のたまごの種子から生った樹が人型となり、それが不老不死の人形、その魂の器となった、と見るヨマ
そして手にしたその器をまじまじと見据え…

「なあ…だったら俺にもくれよ…不老不死の身体… 俺も不老不死に……」
狂気の笑みと共に、ヨマはその木片を掲げ―――


―――次の瞬間、海に何かが ドクン と高鳴る音が響く…!


場面はメモリア城に運ばれたグリンに移る 横になるグリンにねこがのっかり
グリンを看た先生の診断によれば命に別状はないようだ 問題は"眠り"の症状だが…

「母ちゃんもう食べられないよ……」 すぴ〜
「なんかベタな寝言呟いているから問題ないでしょう しばらくしたら目を覚ましますよ」
0234粗筋書きの三十指
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2019/09/22(日) 17:12:02.05ID:???
しかし医者も街の状況に困惑が浮かぶ、何処もかしこもケガ人だらけで…
すぐに次の患者に向かう先生と入れ替わりで、里帰りしてたパンナケトルも帰還
マルチーノも寝てるグリンのために、リンゴの皮むきをしてあげました
その手際をハイロゥも褒める マルチーノも顔を赤らめながらも皮むきを続け…
・・・ありったけのりんごの皮むきするのでいっぱいりんごが溜まってるのは置いといて

……次の瞬間、何処かから聴こえる何かの胎動に、グリンが飛び起きる
ドクン、と響く何かの音…その圧迫感のようなものをグリンだけでなく
バレット王やアダラパタ、ヨマ、ミカゼ達も感じ取っていた様子で…
倒れたプリセラも(ま… まずい…!!)と苦悶の形相を浮べていた…

また場面変わり、女神の三十指本部にて、女神グリ・ムリ・アはお菓子作りの真っ最中
どうやら改心のできばえだった様で、完成したいちごババロアに満面の笑みを浮べていた
ブライクブロイドもトレーニングを終えた所で、舞響大天も声をかける
ヨマへのリベンジを目的に、外界でも神器をフルに使ってみせると含み笑いと共に握りこぶし
…そんなブライクの40時間ぶっ通しハードトレーニングには女神も呆れ顔だったけど

それはそれとして、ブライクと舞響の二人にもできたお菓子を振る舞う女神
そのおやつには舞響もごきげんな声が出ちゃう

「ふん…これが世界の運命を握る奴等なのかね」
そんな二人にはブライクも呆れた声が出てしまうが、彼もそのいちごババロアを一口食べてみると

 まったりと舌にとろけるような・・・ それでいてすこしもしつこくない!!

その味わいの深さにはブライクも非の打ち所が無かったもようです
0235粗筋書きの三十指
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2019/09/22(日) 17:12:38.84ID:???
そこにアダラパタからの念話が送られる なにやら慌てた様子のアダラパタだが…

≪どうした 何を慌てているんだアダラパタ≫
「グリ・ムリ・ア様に伝令です ヨマが星のたまごを―――」
≪そうだアダラパタ 聞いてくれよ まったりと舌に―――≫

「いいからブライクブロイドッ!!さっさとグリ・ムリ・アに伝えろッ!!!
 大魔王デュデュマが復活するぞ!!!」

アダラパタのその叫びは、もはや事態は一刻の猶予も無い事を意味していた

場面はヨマと対峙するプリセラ一行に戻り 大地に高鳴る鼓動はさらに強さを増しながら
切り落とした腕を手に、ヨマはプリセラにむけ不老不死になる方法を問うが
その腕が奪われると同時に、ジール・ボーイが背後から奇襲をかける!!

「ミカゼ リュシカ お前達はプリセラをつれて逃げろ!!」
(逃げろったって… あんたも立ってるのがやっとじゃないか…!!)

ミカゼの心の言葉の通り、間一髪で救援に駆けつけたジール・ボーイも傷まみれの状態…
それでもジール・ボーイは、圧倒的な死神を相手に立ち向かおうとするのだった

<続く>
0238マロン名無しさん
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2019/09/22(日) 20:34:35.30ID:???
三大神器メンバーにツッコミが不在な件w
ある意味アダさんがツッコミ役になるのかw
0239マロン名無しさん
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2019/09/22(日) 21:04:00.83ID:???
そいやなんでグリさんに直接言わないんだ、アダラパタ
ブライク以外の二人は話通じそうに無いから普段はブライクに伝言頼むのは解らんでもないけど
緊急事態なのにそれが出来ない何かが女神にあるってことか
0240マロン名無しさん
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2019/09/22(日) 22:22:05.85ID:???
斬り裂き魔候補がまた一人増えたな…お医者さんの先生も以前はいなかったし
パンナケトルも姿を消してたタイミングで斬り裂き魔として潜入して…てのもありうるよなー
0242マロン名無しさん
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2019/09/23(月) 16:54:27.14ID:???
1話から濁していた大魔王デュデュマの正体がついに判明しそう
TAPのピンチに現れる、ってわけでもなさそうだが何が引き金だったのか
ヨマがTAPの切られた腕取った時に発動した感じだから、魔法使いが星のたまごに接触すると…
くらいしか今の所は浮かばんけど
0243マロン名無しさん
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2019/09/23(月) 19:08:27.31ID:???
不老不死に・・・でっ、ドクンッだから、願ったのがまずいのかね
今までも今回もTAPをぶっ殺すことは特に止めてないからその行為自体には問題ないはず
願うと出てくる?なんか大魔王っぽくないような?
0244粗筋書きの三十指
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2019/09/24(火) 17:40:50.72ID:ysnbznPW
  第67話|命七乱月とメモリア魔法陣

冒頭、アダラパタが女神達に向け現在の状況を報告
プリセラをヨマが下したまでは良かったが、その後ヨマが星のたまごを刺激し
その結果、デュデュマの復活が目前だという このまま計画を最終段階に入るかを問うが

「駄目だ 早すぎる!! 五大石も揃っておらん!!
 三大神器も完全ではない 命七乱月もない
 …こうなったら発端になったヨマを押さえつけるしかない!!殺してもかまわん!!」

女神も切羽詰りながら、アダラパタにそう命じると…そこにクゥが尋ねる
「グリ・ムリ・ア様 この仮面…… 外してもよろしいですか?」
その言葉を、女神は…「……ならん」とだけ返す
ブライクと舞響も、大魔王の下に行ってきてやる、と不敵な笑みを見せるが…

「外しても よろしいですか…?お母さん……」 …クゥの発したその言葉に
「……私の事を 母と呼ぶなと… あれほど言っただろう……!!」
女神は怒りを帯びた、鋭い形相をクゥに向ける…

(もったいねえな…この世で一番強え魔法使いにずっと仮面被せて…)

そんなやり取りにブライクはそう思案し…舞響は意味深に笑みを浮べる
…気付けば、女神の振る舞ういちごババロアは床に崩れ落ち
女神達の束の間の団欒もまた、音も無く崩れ落ちていた…

場面はヨマと対峙するプリセラ達に戻り、ここはジール・ボーイに任せ一旦退く事に
一度自分に負けた相手が、もう一度立ち向かう姿にヨマも小馬鹿にした笑みが浮かぶが
ジール・ボーイは牛輪の衝撃波でヨマの身を土煙に包み込む

「ヨマ、お前は光の魔法使い それは理解した
 そしてこうすれば簡単に光は遮断できる」
土煙でヨマの力の源である光を遮断させると、即座に士熊をぶち込む!!
0245粗筋書きの三十指
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2019/09/24(火) 17:41:41.46ID:???
エンゼルフェザーを展開し一旦退こうとするプリセラ達だが
プリセラは息も絶え絶えの状態だというのに、ヨマとの戦いに戻ると言い出す
リュシカもそんな身体でどうするつもりと反論するが、どうやらアクアに変換を試みるようで…
アクアのジャベリンズなら日の下だろうが影の中だろうが、すべてかき消すことができる
そして自分達があいつを倒す方法はそれしかない、とするプリセラだが…

「…でもそんな傷で存在変換なんかして大丈夫なんですか!?」
「肉体が変換される時同時に修復される…
 もっとも…これは魔法によるダメージ…しかも こんな大きな損傷ははじめての事―――…」

それでも…やってみるしかない、とプリセラは変換薬を取り出すが
それをリュシカがプリセラの手を握り、止めようとする
もしかしたら3人はこのまま消えてしまうかもしれない、そんなの嫌だと訴えるリュシカだが
…気付けば、握り締めるその手は微かに震えていた…

「はは…震えてるだろ…?情けないね 怖いんだよ……
 怖い…… 怖い…… 怖いよ・・・・・・
 お願いだから・・・リュシカ・・・ このまま・・・手を握っていてほしいんだ・・・」

不安げに俯くプリセラの姿に、リュシカもどこか呆然と見つめ…
そしてプリセラは変換薬を口にし、迸るエネルギーと共に存在変換が行われる!
光に包まれ変換されるその手を握り締めながら、二人はプリセラ…3人の無事を祈るしかなかった

街外れでは、ヨマの襲撃を間一髪で巻き込まれずに済んだコクマ、ドルチルコンビの姿があった
アダラパタのメモリア陥落作戦が始まったと見るコクマだが、内心やりすぎでは無いか、とも感じていた
すると霊磁砲の残滓(レイジーとの名前が付いた)がなにやら騒ぎ始める
レイジーの反応に、コクマは「もしや……!!」と呟き、ニヤリと笑みを浮べていた
ちなみにドルチルはいつもどおりテンション上昇中です
0246粗筋書きの三十指
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2019/09/24(火) 17:42:47.07ID:???
土煙の中でのジール・ボーイのラッシュがヨマを襲う
さすがに光が弱まる中ではヨマの回復力も弱体化するようだが
牛輪で怯んだ隙に本命の士熊をぶち込もうとするが、上空から飛来する光輪に阻まれ
その隙を付きヨマの反撃がジール・ボーイの後頭部に叩きつけられる!

「くくッ なかなか…やる…じゃねぇか
 俺の…魔法は一長一短…弱点を突かれる…と…もろい
 お前の右腕が…使用不能で助かった…ぜ
 運が悪かったな…ジール・ボーイ… この機会に…死んでくれや」

もはやジール・ボーイも膝をつき、今度こそトドメを刺され…
「今だ 土人形<メテオン>!!!」
その瞬間、メルチナの叫びと共に地面が隆起し巨大な腕を形成する!!
だがこれはヨマが咄嗟にジャンプする事で回避されてしまう
ザコがもう一人潜んでいやがったか、と高笑いを上げるヨマだが

「ひとりじゃないよ」
飛び上がった丘の上で待ち構えていたのは、更なる三十指の一人、ピィゲルであった
そしてピィゲルは「マテリアル・パズル シャイニングベイスン」を発動させ攻撃するが
その魔法の弾幕に、ヨマは少しも堪えず…

「はっはっはっ始めましたヨマさん 私 チョーと申します」「あァ!!?」
さらにそこにぺこぺこ頭さげながら、中年リーマンのチョーが自己紹介しつつ
「マテリアル・パズル 怨身万華鏡<おんしんまんげきょう>」
首にぶら下げていたカメラでヨマを撮影すると…おもむろに自分の顔面をぶん殴る!?
それと同時に、触れていないヨマにも同様のダメージが起こり、のけぞるヨマ

その隙を付き、物影に隠れてたコモレビがこそっと顔を出し
「マテリアル・パズル オーライーター」
自身の魔法を発動させると、ヨマから何かを吸い上げると共に
少女だったコモレビは凛々しく煌びやかに成長した姿と化す! 頭のとりさんも
0247粗筋書きの三十指
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2019/09/24(火) 17:44:33.32ID:???
何かを吸い上げられた影響か、よろめくヨマの顔面を大人コモレビが殴り飛ばす!!
そしてだめ押しにメルチナが再度、土の腕を伸ばしヨマを掴み上げ

「マテリアル・パズル 極楽連鞭」
身動きが取れなくなったところを、アダラパタの極楽連鞭がヨマの魂を捕える!!

「ようやく止まりやがりましたね よくやってくれましたがこれ以上は深入り無用です
 星のたまごを貴様にやるわけにはいかねーですし
 バレット王とグリン王子はまだ死んでもらっちゃ困るんですよ
 禁断五大魔最後のひとつ 命七乱月 その封印を解除するには
 王族の血によりメモリア魔法陣を発動してもらなきゃいけねーんですからねぇ
 …わかりやがりましたね?貴様はしばらく休んでやがりなさい 後はボクに―――」

だが、アダラパタに魂を拘束されながらも、ヨマは含み笑いを浮かべ…
「くく… 今日は…いい…天気だな… お前等に構ってる暇は…ねぇ…」
そう言い放つと共に、ヨマの光輪が土の腕を切り裂き!極楽連鞭を強引に振り払う!!
そして城へと向かいすっとぶヨマ もはや三十指達にはヨマを止める手立てはなく…

 終わる…デュデュマが完全に目を覚ます…
 バレット王もグリン王子も殺される…メモリアも滅びる…!!

「メモリア城も…不老不死も手に入れて 俺が…この世の… 王 者 だ ァ――――っ!!!」
0248粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/24(火) 17:44:59.06ID:???
歓喜の声を高らかにあげるヨマだが…次の瞬間、岩陰に潜む膨大な魔力に気付くが

「ブラック
 ブラック
 ジャベリンズ」

ヨマが反応するよりも早く、アクアはその必殺の一撃を放つ!!!
その圧倒的な破壊の光に、ヨマもその目を見開き…!

「 ひ 」 死神の光を、破壊の閃光が吹き飛ばす…!!

<続く>
0249マロン名無しさん
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2019/09/24(火) 18:17:22.31ID:???
三十指オールスターの活躍ええな
この中だと割と目立ってたメルチナとコモレビの魔法は普通に強そう
0250マロン名無しさん
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2019/09/24(火) 21:37:13.05ID:???
女神とクゥはいろいろ複雑な関係がありそうだな…
クウの魔法が「仔」属性なのに「マザー」って名前も意味深だし
0251マロン名無しさん
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2019/09/25(水) 08:25:02.53ID:???
プリセラの怯えの顔、女神とクウの関係、三十指総動員、だめおしのBBジャベリンズと今回は盛りだくさんだなw
ここまでふつーにいい人っぽかったチョーさんの悪い顔が個人的にツボw
0254粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/26(木) 17:38:28.33ID:???
負傷した身での存在変換はどうにか完了し
切り落とされた右腕は今だ木の枝が伸びる形になりながらも、アクアがその場に顕現する
「あはははは 久々の登場アクア様だ!! 皆平伏せ―――ッ!!!」

そしてアクアの放つBBジャベリンズは、ヨマを飲み込みはるか彼方まで吹き飛ばす…!!

…そのころ、どんぐりがころがる何処かの森にて
鳥が転がるどんぐりに近づくと…突然どんぐりが弾け飛び鳥を貫く
どうやらエイキとボブリッツはこの森に身を潜めているようで
深手を負っているボブリッツにはじっとしてるよう言うエイキは、苦々しい表情を浮かべていた

「畜生…オレ達が逃げ帰るなんて初めてだ…ヨマさんになんて言われるか…
 だが俺はまだ負けてねぇ…!!すぐにまた行ってやる…!! ボブリッツ、お前はもう休んでいろ

 …俺達には何もねぇ どこの国にも居場所はなかった…
 俺達の存在できる場所はヨマさんの下だけだ…それには強くなければならない…!!」

二人にとって、ヨマは希望の光そのもの… 彼のためにもその力を尽くす事を決意する二人であった
そのためにもまずは仕留めた鳥を食べて英気を養う二人だが
……そこに、ヨマを吹き飛ばすBBジャベリンズの余波による轟音が、二人の下にも響く
そしてその圧倒的な力の奔流は、メモリア大陸を抜け海へと飛んでいくのだった

ヨマ達の襲撃を受けたメモリア市街も、パニック状態の市民たちでごった返していた
恐らく戦争が始まったんだという市民の言葉を、もう一人の市民が否定する
魔法使いが攻めてきた、とその光景を見た市民の言葉にざわめきの声が上がるのだった
0255粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/26(木) 17:39:05.07ID:???
「これから大暴れ――― っていきたいところだけど…ね
 …ちょっと…限界みたいだ……」

不敵な笑みを浮べながらも、右腕がバキバキと音を立てながら膝をつくアクア
アクアの眼前には、地平線の向こうまでBBジャベリンズで抉れた大地が広がっていた


  第68話|アダラパタと落とし前


そこにリュシカたちもアクアに合流
アクアの放つその圧倒的な破壊力にはジール・ボーイも感嘆の声を上げる

「今回はためらわずに…殺るつもりで撃ったな
 躊躇がなかったらあの時俺を倒せていたのにな」
「当たり前だよ あたしの魔力<マテリアルパワー>は無敵だよ
 妹と闘わなくちゃいけないんだ…… こんな所で迷ってなんかいられないよ」

その言葉と共に険しい形相となるアクアに、リュシカも僅かに俯いてしまう
…だがどうやら仕留め損なったらしく、舌打ちするアクア 無事で済むはずはないが…
別の三十指も引き上げたようで、ここは自分達も城に戻る事にするのだった

どうにかBBジャベリンズに巻き込まれずに済んだ三十指メンバーも
その圧倒的な破壊力には冷や汗が混じりながら、その中の一人メルチナに向け
皆をつれてホテルに戻るように、とのアダラパタからの指示が送られていた
メルチナもアダラパタは如何するのかと返すが…
0256粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/26(木) 17:39:41.66ID:???
・・・そして倒れるヨマも苦悶の形相で、怨嗟の声を叫ぶ
だが横たわるヨマは光が足りず、這いずりながらも日影から出ようとするが
そんなヨマの顔面を、アダラパタが踏みつけ押さえつける!!

「馬鹿は別に嫌いじゃない… 使えるからねぇ
 だが貴様は力がありすぎる ヨマ 危険だ
 危険な馬鹿は大嫌いだ… 少しは利口になりやがりなさいヨマ」

ヨマを冷たく見下しながら、そう告げるアダラパタ
だがひとまず、アダラパタはヨマを光のほうに蹴り飛ばす
顔面を蹴られながらも、光を浴びたヨマは笑みが浮かびながらその身が再生していく

「勝手に暴走しまくりやがって… ボクの計画を全て台無しにしてくれるところでしたよ
 …まあ ギリのところで破綻せずに済みやがりましたよ デュデュマも静まったみたいです
 結果オーライという事で… 後はボクに任せやがりください」

そして翌日――― アダラパタ達は、堂々と真正面からメモリア城を訪れていた
「今日はまず昨日のおわびを… ごめんなさい」
ぬけぬけと頭を下げるアダラパタに、バレット王もアクアもはらわたが煮えくり返る思いだが…
物陰に潜むグリン護衛隊とジンナ殿は、まずは動向を見守る事に

城内に入る一歩手前のところに立つ彼らに、バレットも中に入ったらどうかとするが
アダラパタもまっぴら御免と返す 城内には魔法器具の働きを停止する結界がある
それは即ち、足を踏み入れればバレット、アクア、グリン以外は魔法が使えずボコり放題と言うことである
そんなアダラパタに、バレットもそんな真似するはずなかろうと返すが
城内ではすぐにでも結界を貼れるようスタンバり、彼らに出す茶もしびれ薬山盛りのサービス

…そんな両者の化かし合いを交えつつ、グリンは本題を問うと…
アダラパタは僅かに目を伏せつつ、彼らに向けてこう要求する

「メモリア魔法陣を早々に開催してもらいましょう
 そして我ら三十指にも魔法陣参加のお許しを……」
0257粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/26(木) 17:41:12.92ID:???
アダラパタのその要求に、バレットはその目を見開く グリンはやる気満々だが 
「くおらバカ息子―――!!」親父に怒られました
「な…なんだよー皆して俺の事バカバカって」
「バカはバカだお前はだまっとれバカ!!」
これにはグリンも泣いちゃう アクアが頭なでなで

アダラパタも彼等の暴走を抑えられなかった自身の不手際を詫びつつ
…これから先も、彼らの暴走を抑える自身は無い、と含み笑いと共に告げる…
そう、アダラパタの狙いは自分達の力の強大さを示し、街と民を傷つける事で
自分達の要求を通すための、メモリア王家への脅迫としているのだ…

「ボク等だけで決着をつけましょう ちゃんと舞台を用意して―――魔法使いだけで戦いましょう
 うってつけじゃないですか…メモリア魔法陣
 約束しましょう ボク等三十指はそれに参加できるのなら城もアクアさん達も襲わない事を」

しかしそれをアクアは、飴玉を口に含み、噛み砕きながら
「嘗めるんじゃないよ!! 全部お前達の都合じゃないか 聞いてらんないね
 頭悪い事ぬかしてんじゃないよバーカ おととい来やがれ」

アダラパタの要求を、アクアは真正面から突っぱねるのであった
その動向を物影でミカゼ達、城壁の上でコクマ達が見守っていたが…

「…わかりました では―――」
―――次の瞬間、ヨマの腕がボブリッツの腹を後ろから突き刺す!?

「こちらの誠意をお見せしやがりましょう マテリアル・パズル 極楽連鞭」
さらにアダラパタがボブリッツの魂を抜き取り…!
バレットの制止も聞かず、アダラパタはボブリッツの魂の首を刎ねる…!!
0258粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/26(木) 17:41:58.61ID:???
「落とし前をつけさせて頂きました
 この度の件…この者の首をもってひとまずは清算させてもらいやがりませんかね
 首がひとつでは足りないのなら今すぐもうひとつ用意しますが…」

ボブリッツの死体を前に、不敵な笑みと共にアダラパタはそう告げ
もうひとつ…その言葉に、同席していたエイキの表情が強張る…
バレット王は目の前の凶行に、今にも掴みかかりそうな激昂の形相を浮べていた…

そして今日のところはこれくらいでいいでしょう、とメモリア城を去るアダラパタ一行
アダラパタもこちらのブチギレ具合は十分にアピールできたとしつつ、ヨマはエイキに声をかける

「生き残るには…強くなることだ…エイキ…」
「……はい…」

残されたアクアとバレットも、アダラパタの思惑通りに動くしかなく…

[そして翌日 バレット王は発表する
 禁断魔法・命七乱月 封印解除 兼 継承者選抜戦闘儀式

 メモリア魔法陣の開催を―――]

<続く>
0259マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/26(木) 19:03:05.50ID:???
ヨマを瀕死にさせるのはさすがの威力だな、BBジャベリン
ただこれでもジル男の合成魔法拳のが威力が上なんだよな…
0260マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/26(木) 19:07:27.63ID:???
つーか、ジールボーイのセリフで
>躊躇がなかったらあの時俺を倒せていたのにな」
って言ってるのがなんかもにょる
思いっきり合成魔法拳に負けてるわけだし
0261マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/26(木) 19:41:33.27ID:???
アダさんキレッキレッだな。ヨマが暴れた時点で魔方陣開かせるとこまでは思い通りか
メモリア側からすれば、国民は人質に取られてる。主犯格の一人の首は取った(取らされた)。断れば再びの大暴れ確定。勝てば禁断魔法が手に入る
リターンはあるけど、リスクはクソ高い。そんな選択をせざるを得ない状況に追い込まれたわけだ
0263マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/26(木) 20:27:32.73ID:???
あくどい事考えさせたらティトォすら上回りそうだよね、アダさん
知能チートを上回ると考えるとアダラパタ凄まじいわ
というか作者もこいつ動かしててたのしいだろーなあ
0264マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/26(木) 20:54:01.57ID:???
>>262
メモリア魔法陣とやらがどういう代物かにもよるだろうな
あくまでボブリッツを殺したのは交渉手段のための尊い犠牲に過ぎないし
三十指の直接戦闘要員はいくらいても困らんだろう

あと足技担当と言う事でミカゼの相手に丁度いいしw
0265マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/26(木) 22:23:04.75ID:???
エイキのヨマ評はジョジョ3部のンドゥールの「悪には悪の光が必要」との言葉を思い出すな
それだけに光と崇めてたヨマさんに殺された事もあって
間違いなく悪党だったはずなのに、ボブリッツの最後が悲しい

というかあのお腹のマークがまさか味方に刺される物だなんて思いもせんかった
0266マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/27(金) 20:15:54.16ID:???
>「生き残るには…強くなることだ…エイキ…」

メモリア組三十指の中でも結構上のほうだったろうボブが最上位の敬愛してた仲間に殺されたり
ティトォ組の2番手に位置するグリンの強さが、失う怯えに起因するものであったりと考えると
強さってなんだろうな、って思っちゃうな・・・
0267粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/28(土) 17:40:44.48ID:c1wBAdNi
冒頭、ミカゼが買い食い中 都会でもひとりでお買い物できました
どうやらこれから山篭りの準備のため、今のうちに美味しいものを食べとくようで

あらかた美味しいものは食べ終わったか、ミカゼはその後メモリア市街を離れ郊外へと出る
山へと向かうミカゼに気付いた農家のおっちゃんがそっち行っても山があるだけと言うが
ミカゼも笑顔で「だから行くんすよ 俺も獣だから」と返すのであった
そんなミカゼにおっちゃんも笑顔を返し、取れたて新鮮なトマトを餞別に差し上げるのでした

「あーやっぱいいなー落ち着く 都市部も珍しくて楽しかったけどさ
 俺は木と草と土に囲まれているのが一番いいや」
久々の大自然に囲まれ、ミカゼもご満悦 するとミカゼは
「一緒に特訓頑張りましょう 師匠!!」と自身の上に目線をやりながら声をかけると
ミカゼの仮面に取り付いていた顔が、瞳を浮かばせると共に
【師匠はやめろ ワシはそんなつもりはないぞ】と返す
…正直額の顔、獣面はミカゼの顔を乗っ取るつもりで取り付いたのだが
人選を誤ったか…?と、内心困惑が浮かんでいた

ミカゼは魔法使いではないが、先日メモリア魔法陣への出場が認められたようで
山篭りの特訓の準備にかかりつつ、その時の経緯が思い返される


  第69話|ミカゼとマントの切れ端


[メモリア魔法陣―――
 それは現在行われているメモリア王国魔法大会の元になったもので真の魔法大会らしい
 特技や一発芸ではなく生死をかけた魔法使い同士の闘い―――
 それこそがメモリア王国に眠るという伝説の禁断魔法 命七乱月の封印を解く儀式なのだ]

バレット王によれば、禁断魔法命七乱月には幾重ものプロテクトがかけられている
それを一つじつ紐解く儀式がメモリア魔法陣だという 
勝ち進み最後に残った一人に与えられる、選抜大会と言うことである
0268粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/28(土) 17:41:53.32ID:???
昔は4年に一度行われていた儀式であったが、あくまで儀式
その魔法を使う事が目的ではなく、魔法使いも少なくなり今ではなくなった儀式だが…

「魔法大会って――― どんなんすか?舞台で一対一で闘うんすか?」
「3人だ 1対1対1で闘いひとりだけが次の段階に行ける あの島を舞台にしてな」

城からは少し離れた大河に浮かぶ孤島、マージ島が決戦の舞台となる
出場できるのは18名 魔力の高さで選抜され資格のないものは入ることを許されない
島全体が舞台であり、武器も技も自由 他人と組むも、一人で二人を相手にするも自由
正午に島に入り、日付が変わるまで闘いは行われる 降参し負けを認めるか、殺してでも一人の勝者になるか…
そして頂点に立ったものただ一人に、命七乱月が託される、という仕組みである

「でも敵さんも魔法陣に参加するんだろ?
 奴等の誰かが優勝して禁断魔法を取っちまったら?」
「超やばい 問題ないよこのアクア様が優勝すればいいことさね」 −ω−)

リュシカも魔法陣に参加したいとの事だが、さすがにミカゼが危険だと引きとめる
だが3人で闘うなら、自分とアクアが同じ組み合わせになる可能性もある
そうなれば自分がアクアの力になれるし、いざとなったら自分が棄権すればいい、とのリュシカの考えがあった
そういう事ならミカゼも参戦を決める、少しでも味方が多いほうが有利だし
だがミカゼは魔法が使えない身なので、グリンは城にある魔法武器を使うよう勧めるが

「……… 俺は―――いいや なんかガラじゃないし;
 慣れない事はするもんじゃないしね このまんまで俺はやるよ」
暫し考え込みつつも、遠慮気味に断っておくのだった
0269粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/28(土) 17:42:50.52ID:???
メモリア魔法陣を発動させる際には、他国にもそれを伝えなくてはならない決まりがある
おそらく…いや、確実に他国からも最強剣を求めて強者達が参戦するはず
命七乱月には、手にしたものを覇者とする力がある 
その力の加護を求める国たちのまだ見ぬ強者が集まってくるであろう

「…わしも参加しちゃ駄目かの…?」ぼそっとバレット王が呟くけど
「駄目です」シュダンがそっこーで釘さしといた

―――ちなみにサンが行方不明だったけどどうでもいいからほっといた −ω−)

という訳で、きたるメモリア魔法陣に向け、ミカゼは山篭りの特訓に入る事に
開催までは半年もない、ミカゼもまずは準備運動から始めつつ額の獣面にどうするか問うが
獣面もお前の師匠をするつもりはないと返しつつ、自分に関して語る
なんでも大昔、悪事を働いた魔獣が面に封印され、その存在も忘れ去られ物置に放置されていたが
そこにミカゼが訪れ、彼の面に移っただけに過ぎない、とする

【だがまさかお前に魔法使いの敵がいるとは思わなかったぞ……】
「あはは 知ってたら乗り移らなかった?」
【当たり前だ!!ワシは城の魔法使いにやられてこうなったんだぞ!】

それはそれとして…エイキとボブリッツのメモリア城襲撃の際
ボブリッツの攻撃魔法を、自分の身体を使って受け止めてた件に関して
あの技をどうやったのか獣面に聞いてみる 右腕浮かばせうりうり
…が、その前に獣面は何者かの気配を感じ取ると、そこに土が突如隆起し噴き出す
噴出した土から姿を現したのは、女神の三十指、メルチナとコモレビの二人であった
一人になったところを襲うつもりか、とミカゼも警戒心を露わにするが、そういうわけでも無いようで…
0270粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/28(土) 17:43:42.76ID:???
なんでも自分達も魔法陣の申し込みに行ってきたらしく
魔法陣の中以外では争わない、と言う王家との公約もしっかり結んできたとの事
では何のためにミカゼの所に…その問いにコモレビは、懐から布の切れ端のようなものを取り出す
取り出したそれは、亡くなった仲間、カイザートの遺品だという

「墓を作ってやってほしいんだ 故郷だけじゃなくここにも――― メモリアにもあいつの墓をね
 メモリアで闘ってそして死んだんだ その証を残してやりたくてね
 墓の中に遺骨や遺留品を入れる事もあるって聞いたからさ これを入れて作ってやってくんないかな
 あとなんも残されてないけどボブリッツって奴のも

 それと…あたし達が死んだら同じように作ってくれないか?
 こんな事 敵に頼むもんじゃないんだろうけどさ」

自分の墓はこんな自然の中がいい、とどこか寂しげな背中で呟く彼女の姿に、ミカゼもすこし表情が曇るが
自分みたいに木や草、土に囲まれてるほうが好きだなんて洩らす彼女に、思わずミカゼも笑みがこぼれる

「ミカゼ…だっけ あんたは何処出身?」
「俺はミルネシア地方」

\くそ田舎じゃん!!!/ 「おい」

…ふと、ミカゼは二人になんのために闘おうとしているのかを問う
死を覚悟してまで…ミカゼの言葉に、二人は迷い無く「女神様のため」と即答する
ミカゼもその答えに悲痛な表情で女神の企みを訴えるが
それでもなお、二人は自分の意思で女神の為に闘うと、その意志は硬く…

「闘って倒す事だね それ以外にあたし達は止まらない…」
はっきりとそう宣言するメルチナに、ミカゼはそれ以上何も言えなかった…

自分達の用件も終わり、二人はその場を後にしつつ、5ヵ月後のメモリア魔法陣であいましょう、とするメルチナ
彼女の言によれば出場するのはメルチナ、コモレビの二人に加え
ヨマ、エイキ、チョー、ピィゲルを加えたメンバーだとの事で、それと共に二人の姿は土の中へと消えるのだった
0271粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/09/28(土) 17:44:37.83ID:???
二人が姿を消し、山の中で再びひとりになったミカゼはふと呟く

「メモリアに来てる三十指が6人… それと―――
 俺とアクアとシュリカとグリンとジール・ボーイで11人…
 18人まであと7人か… どんな奴が出るんだろ」

女神の三十指本部にて、デュデュマの覚醒が収まった様子に一息つく女神達
デュデュマを起こすにはまだ準備が整っていないようで、今はまず命七乱月の入手が最優先
その剣を手にしたものは、三大神器にすら匹敵する力を得るであろう

「奴等か我等…剣を手にした者の勝ちだ」そう呟きながら、女神のその顔に緊張の汗が混じるのだった

それから、メモリア大陸は暫しの安息を得る 
バレット王がメモリアを襲った魔法使いは捕えたと報じたおかげでもあるが
その報道はアダラパタの台本通り、苦渋の選択ではあったが人々も普段の生活に戻りつつあった
それでも、死んだ人たちは帰って来ない、失った悲しみも消える事はない…

あとは自分たちだけでやるしかない、とその決意を宿すミカゼ達…
たとえ、彼等の戦いを誰も知らなくても 誰も感謝しなくても―――


 俺は闘う −ω−)

 世界を救うとか――― そんな大それた事じゃなくって −ω−)

 ただ…自分の身近な人達の悲しむ顔を見たくないから −ω−)

[メモリア魔法陣発動まで あと5ヶ月―――]


<続く> −ω−)
0273マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/28(土) 21:15:59.39ID:???
まさかのトーナメント戦突入か
3人勝ち抜きはなかなか変則的だがどう料理してくれるのか期待
0274マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/29(日) 07:16:29.74ID:???
ここまでの名有りだとカミッツ、ネクバーバ船長は多分参戦すると思うが
それでも残り5人か、どんな新キャラがくるやら
0276マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/30(月) 17:23:13.36ID:QzN/eEgY
〔下等な人間共よ久しぶりだな 私は女神の三十指 ダークアイ・Qだ
 なんでもメモリア魔法陣という魔法使い同士の闘いが発動するようだな
 頂点に輝いた者は伝説の魔法が与えられるという話だが…ふん 私は興味ないな〕

扉絵にて、ダークアイ・Qが読者の皆にそう語りかけるのであった −ω−)


  第70話|アクアとスーパーキャンデー28号


ヨマに切り落とされたアクアの腕は、メモリア城の技術により無事再生に成功
アクアも一息つきつつ技術者の老婆、モチャにも礼を言いつつ帽子かぽ

「礼ならこいつに言っとくれ ふたつの五大石がこの城の魔力の制御を全て行ってくれるのだ
 なんせ5つ揃えば大魔王デュデュマすら押さえつけてしまうらしいからの」
「…よく城を救ってくれたなアクア ほらアメだぞ」「わーい」

ティトォもアクアも変わらない様子に、モチャもバレットも笑顔が浮かぶ
できればプリセラにも一目会いたかったが…とはいえM・P<マジックパイル>用のデータは取れた
急げば魔法陣までにも間に合う可能性があるとの事で

「あたし達3人がそれぞれ異なる力を鍛えたのはそのためさね
 全ての力をひとつにする時が来たんだ

 プリセラの身体 あたしの魔力 そしてティトォの頭脳と回復と強化の力―――
 メモリア魔法陣 全てを重ね合わせてあたし達が優勝だ!!」

きたるメモリア魔法陣に向け、アクアもうずまきあめを咥えながら笑みを浮べるのだった −ω−)
0277マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/30(月) 17:24:03.13ID:QzN/eEgY
ミカゼの山篭りの特訓も順調そうで、今日も何からやるか額のシンメ師匠に問いかけるミカゼ
シンメも内心困惑しつつも、いずれ乗っ取る身体だし鍛えておいても損は無いだろう、として
自身の編み出した、魔獣の術、魔法使いと戦うためのその奥義をミカゼに伝授する事に
…そういえばシンメ師匠とはいったい何者なのかミカゼも聞いてみる
シンメによれば、自分は年を経て魔の力を持った獣 人からも獣からも恐れられた、魔獣の王
その頃は調子に乗って悪さばかりしていたが、そんなシンメを退治しに現れたのがメモリアの魔法使いらしく…

「それで…やられたんすか?」
【ああ ズタボロにな…… 魔法使いは人間の頂点を極めた連中だ
 特に攻撃系の魔法使いときたら戦闘において太刀打ちできる者など皆無であろう】
「それで編み出したのが…」
【ああ 確かお前の身体を使って一度見せたな
 対攻撃魔法奥義 万象の杖<ばんしょうのつえ>】

魔法使いへの復讐のための奥義を編み出し、シンメは単身メモリアに乗り込むが
街の方はさらに強い魔法使い達がわんさかいて、完膚なきまでに叩きのめされ
さらに魔法で面に封印され、長い年月の中、シンメの存在は忘れ去られていったと言う…

そんな自分を救ってくれた事に、シンメもミカゼには感謝の言葉を述べながらも
裏ではメモリアの復讐のためにミカゼを乗っ取らんと画策するシンメであった…
という訳でシンメの特訓が始まるが、その下準備としてシンメが命じたのは きのこ狩り
これにはミカゼも思いっきり嫌そうな顔になっちゃうのでした

とりあえずどっさりキノコを収穫してきたミカゼ、ここから毒がある者も取り分けて
【よし!毒だけ食え!!】「アホですかい!!」
【古からの邪法だ 毒を食って毒を制す 肉体を短期間で強化するちびっこは絶対マネをしてはいけない危険な方法だ
 毒など外部からの刺激にも強くなれる それだけじゃない 筋肉も血も魔力抵抗もだ
 強くなりたかったら好き嫌い言わない!!】
シンメのお叱りの言葉が山に響くのでした
0278マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/30(月) 17:24:31.60ID:QzN/eEgY
城のほうでは、皆揃ってお茶会中の護衛隊のメンバー達にハワードが首をかしげる
グリンは街に出かけてるとパンナが言い、ハワードも護衛しなくて良いのかと仰天するが
今のグリンには自分達100人分以上の護衛が付いている、と笑い飛ばすブラウリーに
ハワードも大体今のグリンに誰が付いているかを察したようで

グリンについているのはアクア、リュシカ、ジール・ボーイの早々たる面々
なんでもアクアに行きたい所があるとの事だが、グリンもメモリアの町並みは大分変わったので
ガイドブック片手で無いと案内はできないが、アクア曰く目的地はわかってるそうで…

「…何を買うんだよアクア」「武器」
グリンの問いに、アクアはにんまりと笑みを浮べていた

…何処かの工場のようなところに視点を移し、稼動するその機械を難しい顔で眺めるおっさんの姿があり
どうやらその機械、スーパーキャンデー28号は不調のようで…
娘はもう寿命だとするが、父は修理のための部品を調達してくる、という
そんな父に娘も声を荒げる 作るのは大きいばかりで売れない、でかい飴ばかり
工場には出来上がった大槌サイズの巨大な棒付き飴の在庫が大量に眠っていた

「ちゃんと店に卸せる飴だけ作ってよ 父さん うちの工場そんなに大きくないんだから無駄な事はしないで」
「……無駄なんかじゃない」

静かにそう呟きながら、父の脳裏に一つの記憶が浮かび上がる…
0279マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/30(月) 17:25:12.16ID:QzN/eEgY
―――(回想)―――

「ねぇ もっとデカいのないの?」
不意に、客からそう問われる駄菓子屋の手伝いをしてた少年
しかしうちで作っているのは手持ちの星型飴ちゃんで最大サイズとのことで
んじゃ一番でかいの100本注文するとの言葉に少年も驚きつつ
…両手に飴ちゃんどっさりの袋をずるずる引きずりつつ、店を後にするその少女
少年はそんなにいっぱいの飴をどうするのか、疑問が浮かんでしまうが

「特訓…いや 食べるのさ 全部あたしが ここのが一番質がいいからね」
「ふーん 親父が作った飴なんだけど…俺にはよくわかんねぇや どれも一緒じゃないか?」

そんな少年に、少女は「 馬 鹿 タ レ !!」と怒りの鉄拳が飛ぶ −ω−)
「あんたは自分が売ってるこの飴がどんなもんかも知らないのかい!!
 厳選された素材を使った独創的かつ奥深い味わい!!人の目を楽しませる彩り鮮やかな形状!!
 小さい子が誤って飲み込まないよう―――

 その娘は親父の作った飴の素晴らしさを私に延々と語り続けた……
 たまにやってきては大量に飴を買っていき――― その度にこう呟いていた

「もっとでっかいのあればなァ」

 私はその娘と会って飴の話をするのが楽しみだった
 しかしある日を境にぷっつりと来なくなってしまった
 あの飴に対する情熱に打たれたのか…私は親父の後を継ぎおいしいお菓子を子供達に与え続けようと思った
 またいつか 私の所に来るかもしれない…そんな想いが特大飴製造機 スーパーキャンデー28号を造らせた

 あれから50年――― 彼女は来ない……

―――(回想終わり)―――
0280マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/30(月) 17:25:49.79ID:QzN/eEgY
……長く年月はたち…飴屋の親父ももはやくたびれてしまったか…
もう、休ませてやろうか、と寂しげな笑みを浮べていたが…

「こんにちわー 飴ちょーだい」アクアが笑顔で飴ちゃん注文しに来ました
訪れた少女の姿に、親父は即座にスーパーキャンデー28号で製造した巨大飴を取り出す

「おーこれこれ 全部ちょーだい ありがとそれじゃーね また来るね」
そう言ってアクアは、満面の笑顔を見せるのだった
…アクア達が店を後にすると…親父の闘志に再び炎が宿る
俺もスーパーキャンデー28号もまだまだこれからだ、と猛々しく叫ぶ親父であった

ジール・ボーイとグリンの男手はアクアの巨大飴を運ぶ係でした
ジール・ボーイはともかくグリンはさすがに重そうだが、そこになにやら爆走する動物たちの姿と
それを追いかけるネクバーバ船長の姿がありました
なんでも密輸しようとした珍獣たちの野生の血が目覚めて暴走したとの事で、逃げるよう叫ぶが
そんな光景に、ジール・ボーイは「……見せてみろ」と巨大飴をアクアに差し出す
…巨大飴を構えながら、アクアの脳裏には妹アロアの事が浮かび上がる…

 アロア…あんたがどうやって生き残ってどうしてグリ・ムリ・アについたのかはわからない
 でもこれだけは言える 全てあたしの責任だ―――

 殺してでもあんたを取り戻す 力が足りないと言うなら強くなってやる

「マテリアル・パズル スパイシードロップ」
そしてアクアの振るうその巨大飴の一撃は
暴走する珍獣たちをまとめて薙ぎ払い、吹き飛ばす!!(ネクバーバごと
そしてきたるメモリア魔法陣に向け、妹を倒すための力を得るため、彼女もまた優勝を狙うのだった

<続く>
0281マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/30(月) 18:21:17.68ID:???
キノコ嫌いでなくても毒キノコをスキキライせず食えとか嫌過ぎるわw
0282マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/30(月) 20:58:02.44ID:???
飴職人の、おっちゃんはなんだかわからんけどしんみりしちゃう
0283マロン名無しさん
垢版 |
2019/09/30(月) 22:30:26.41ID:???
アクアが得物的にランサーのサーヴァントと化した件
0285マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/01(火) 07:28:35.68ID:???
そういえばベニテングダケって味だけは美味しいらしいね
食ったら死ぬけど(
0286粗筋書きの三十指
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2019/10/02(水) 17:13:03.84ID:NiEpQNej
 斬り裂き魔 それはメモリア王国に一年ほど前から出没している殺人鬼の事だ
 ライトさんはそいつの事を調べていた―――


  第71話|サンとカミッツ


変なオブジェの噴水がたつ公園にて、待ち合わせ中の女性に声をかけるライト
彼氏の方が大分遅刻してるようだが…
そんな女性にライトは夜になる前に帰ったほうがいい、として
斬り裂き魔に関してライトが女性に語る
なんでも最初の被害者は1回、二人目は2回、そして先日の8人目は8回斬られて殺されたという

「そしてこれはあまり知られてませんが…実は数日前にも現れていたんです 斬り裂き魔は…
 魔法使いが街を襲いその騒ぎでかき消されてしまいましたが
 9回斬りつけられた九人目の犠牲者が出ているんです」

ライトの話に女性も顔面蒼白 そこに彼氏も遅れて到着した模様で
…果たして10人目の犠牲者は出てしまうのか…ライトも苦悶の表情が浮かぶ
その容疑者としてライトが睨んでいたのは、魔法大会に出場していた剣士、カミッツ
たとえ犯人でなくとも、切り方から犯人は剣術の達人らしく、何か手掛かりがあるかもしれない
その後ろで遅刻した彼氏が彼女に「遅い!!!」とぶん殴られてたけど −ω−)

…自分が首を突っ込むような事ではないのはライトも解っていたが
何か、漠然とだが…一連の斬り裂き魔事件に、嫌な予感を感じていた…
0287粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/02(水) 17:13:50.85ID:???
 真似事だが記者をしているぼくの勘だ これはただの猟奇殺人とは違う―――
 剣の達人… 斬られた回数… 斬られた人数… 全て意味があるはず…
 意味のある異常殺人、しかし目的は不明――― そして並の人間の手で起こしたものではない…

 これは…ぼくが以前から調べている"魔法使いが起こした事件"に共通するものがある…
 魔法使い…女神の三十指か…? いや、三十指がメモリアに集結する以前から事件は起こっていた…
 …最初からひとりで潜伏していたのかもしれないが…それはわからない
 まずはあの剣士カミッツだ あの男は三十指ではなさそうだが…

まずカミッツの泊まる宿に足を向けるグリンだが、その宿から丁度件のカミッツが出てきた
グリンの前を通り過ぎるカミッツの姿に、グリンも僅かに緊張の汗が額に浮かぶ…
それからカミッツは、石碑の立ち並ぶ広い平原で足を止め…

「人目のつかない所に来てやったぞ 出てこい」
尾行し隠れていた存在を容易く捕らえ、そう告げるカミッツ
グリンも両手を挙げ、自分に害意が無い事を示しながら彼を取材したいとの旨を話すが
そんなグリンにカミッツは「お前じゃない!!」と返す
どうやらグリン以外にカミッツを尾行していたのがもう一人、それも数日も彼を追う人物がいるようで
・・・すると、微かな笑い声が響くと共に、石碑の裏からサンがその姿を現す!

サンは石碑から飛び上がると、カミッツに向けて精霊たちを放つが
カミッツの剣術は襲い掛かる精霊たちを容易く薙ぎ払う 精霊しくしく

「…なんだこの術は…!?魔法使いか!?」
「残念だが違うね 俺は精霊使い
 石には精霊が宿るって聞いた事無いか?特に美しく輝く石にはより強い精霊が宿っている―――ってな
 俺はその精霊たちと話をできる才能を持つ男!!
 しばらく見張らせてもらったがどうやら三十指ではないみたいだな
 だから安心して出てきてやったぜ」
「ハデな奴だな…よく潜んでられたものだ」
ドハデな衣装でくるくるはしゃぐサンにはカミッツもちょっと白い目
0288粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/02(水) 17:14:34.09ID:???
…実際、三十指のメモリア襲撃の際、一人逃げた件はサン自身負い目があった様で
カミッツを捕まえて何か手掛かりを掴むくらいはしないととても戻れない、と苦い表情
今ごろは皆も自分の心配をしているだろうか…そんな思いを浮かべていたが

城のほうでは、そういえば最近あいつを見ない、とアクアが洩らす −ω−)
が、サンの事ではなくバレットにくっついてるジンナ殿のことでした
なんでも持病のヘルニアが悪化したので療養中だそうな
「辛いぜ… ヘルニアは…」ハイロゥも何処か影を帯びながらそう呟く 経験者は語る
結局サンのことはまるっきり話題にも上がりませんでした

サンとカミッツの対決に視点を戻し、サンはありったけの精霊の弾幕を放つ
腹を割って話し合おうじゃないかとしながら、攻撃の手を一切緩めないサン
カミッツもその弾幕を凌ぎながら自らの素性を明かすカミッツ
彼ははるか東の国からある者を追いこのメモリアに来たと言う
その何者かの手によって、世界最高峰の十二剣士、剣仙十二格(けんせんじゅうにかく)が殺されたのだと明かす
彼等の名はライトも聞き及んでいたが、そんな情報は入っては―――

(そうか 彼等は人とは離れ仙人のような暮らしをしている人が多い―――
 発覚していないだけか!!)

―――カミッツの背後から襲い掛かる精霊の群れは
石碑の上に立つカミッツを球状に包囲するが、それを剣の一振りでまとめて薙ぎ払う…!!
そして石碑から降り立ち、カミッツは堂々と名乗りを上げる

「私は剣仙十二客がひとり 幻サイの一番弟子 カミッツなり!!」
0289粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/02(水) 17:15:04.41ID:???
……改めて、ライトとサンはカミッツからの話を聞く事に
カミッツの師、幻サイが病に倒れ無くなった際
カミッツはその旨を他の剣仙に伝えるために世界各地を回っていたが
会いに行った10人は皆、殺されていたという…同じく剣の達人の手によって
生きている剣仙はカミッツともう一人、その人物も何年も行方不明になっていたが
先日、カミッツはその行方不明の一人の居場所を突き止めた、と言うが

「メモリア城の中だ!!」 カミッツの言葉に、二人も衝撃にその目を見開く…!
さらにその最後の剣仙とされるのは、グリン王子の護衛の一人だという…!!

グリン王子の護衛は5人
シュダン、ブラウリー、ハイロゥ、ハワード、パンナケトル
彼等の中に剣仙十二客を殺した存在が紛れているのか… カミッツもその人物を語ろうとするが
横から走ってきたいぬに剣を横取りされた これにはカミッツも悲鳴を上げながら気が動転しちゃう

「うわわ―――――ッ!!!剣が…剣がないよぉ―――ッ!!
 剣がないと駄目なんだよ――!! 怖いよ――――ッ!!」

涙目で震え上がるカミッツでした そんな彼にサンがいぬから剣をうばいかえし −ω−)あんっ
カミッツに返してあげました カミッツもうっとり剣に頬ずりすりすり


(で!! 誰!!?)


<続く>
0290マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/02(水) 18:08:15.93ID:???
なんか1/N時代とはいろいろ真逆だなカミッツw
前は剣が持てない剣士だったのに今度は剣がないと駄目な子にw
0292マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/02(水) 21:02:02.41ID:???
サンは久々の活躍やな、ここらで諸々の汚名返上して欲しいところ
0293マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/02(水) 21:55:23.30ID:???
多数相手にってシチュなら映えると思うんだけどなあ
なにせ敵側の三十指が少数精鋭なかたちと
本人の勝てる勝負しかしない性格なせいでなかなか活躍に恵まれない>サン
0294マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/03(木) 20:22:57.57ID:???
このタイミングでもろもろの人が姿を消してるのって、色んな人に斬り裂き魔疑惑を植え付けたいんだろうけど
さすがにジンナはねーだろうなあw どう考えても敵にしても華がないし
0295粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/04(金) 17:29:30.71ID:vq2SzZ1m
〔五本の指 ヨマの襲来やメモリア魔法陣開催によりうやむやになっている斬り裂き魔事件
 しかしその斬り裂き魔も魔法使い――― 
 三十指の仕業ではないかとライトとやらが調べ始めたみたいだな
 人間にしてはなかなか鋭いな…だが愚かだ 確かに斬り裂き魔は三十指―――
 しかも5本の指のひとりだ ただの人間が深入りするにはあまりに危険すぎる…〕


  第72話|ライトとカミッツの誓い


[数日前――― メモリア南区]
夜も更けた頃、一人の女性、ジョネがほろ酔い状態で帰路に着こうとしていた
飲み仲間も気をつけて帰るように声をかける、斬り裂き魔の事も心配だが…
…その帰り道、ジョネを道ばたに立つ人物に呼び止められる

「危ないよお嬢さん こんなに夜遅くひとりで歩いていちゃ…
 特にこんな…… 星も出ない夜には… 危ないよ…ひとりじゃ…
 危ないよ… そんな――― 綺麗な肌してちゃあ…

 斬り裂き魔はね…それを斬り刻むのが大好きなんだから……」

薄ら笑いを浮べるその人物はその言葉と共に、宙に浮かぶ刃を生成する…!
そして悲鳴を上げ逃げ出す女性に向け、その斬り裂き魔は―――

「マテリアル・パズル 四閃三獄<しせんさんごく>」
自身の魔法で生成したその刃を、ジョネに向けて放ち 夜の街に血飛沫が舞い上がる・・・

「うん…9本目の試し切りもうまくいったよ」
ジョネの血飛沫の跡を見下ろし、斬り裂き魔は去り際にぽつりと呟く

「しばらくボクは控えろって…? ふふ…アダラパタ…そんな事できないよ」
0296粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/04(金) 17:29:52.38ID:???
夜が明けたメモリア城では、グリンが護衛隊メンバーとの戦いに挑んでいた
四方からの攻撃に苦戦しながらも反撃を放つグリンだが、ハワードに容易くカウンターを浴びせられる ぎゃふん

「わかったかバカ王子!!穿印がなきゃただのガキなんだよ!」
「魔法陣は出られないねー」
「くっそー!!もう一度だもう一度!!」
四対一の戦いにもめげずにその闘志を燃やすグリン そんな一向にシュダンは静かに足を向けながら語る

「魔力…M・P<マテリアル・パワー>…それはつまり才能の事です
 高い魔力を持つ者というのは溢れる才能を持つ者の事です
 グリン様は高い魔力をお持ちですがまだ若すぎます 穿印という魔力を調節する蛇口がないと力をほとんど出せないのです
 その才能を洗練し完成させたものが魔法――マテリアル・パズルでそれを使う者が魔法使いです
 これが魔法使いは人間の頂点を極めた者とされる所以です 
 グリン様も魔法使いですが例外ですね 生まれつき魔法を持っていましたから

 グリン様はまだ完成されていません 才能をどう使うかはこれからにかかっているのです
 バランスよく全ての能力地を上昇させましょう」
「わかってるってシュダン だからこうやって鍛えてるじゃないか…魔法陣に出るために
 へへ 見てな 今に五人とも簡単にぶっ倒してやるんだからな!!」

自分も魔法陣に出場するために、その闘志を燃やすグリンだがそんな彼を冷めた目で見やるハワード
何せ出場条件はハートオブメモリアで武装した護衛隊を素手で倒す事
王もシュダンも、皆グリンを危険な目で逢わせない為に無理難題を押し付けているのだとするハワードだが…
ひとまず今日はこの辺で、とするがグリンもまだまだこれから、と不敵な笑みで返す
そんなグリンにシュダンも微かな笑みを浮かべるのだった

「―――ですが早く終わりにしないとこの後の数学のお勉強が遅れてしまいますから―――」「ギク;」
「あーおめーそれが嫌で長引かせようとしてたな」「ちちち…ちがちが」
0297粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/04(金) 17:30:25.41ID:???
シュダンはその後、バレット王の下へと足を向け
執務中の王に、本当にグリン様をメモリア魔法陣に出場させるおつもりかと問う

「バレット様 あなたは強かった…メモリア王家でも歴代最強とまで言われた…
 しかし…グリン様はそんなあなたをも遥かに超える力を持っておられます
 おそらくあっというまに私達などより強くなってしまうでしょう…
 出てしまわれますよ…メモリア魔法陣に」
「そうだ…そのために鍛えてもらっているのだからな」

僅かに緊張の汗を浮べながらその細目を開きそう語るシュダンに、バレットも淡々と返し…
……僅かに黙しつつ、シュダンはグリンをずっと、息子のように思っている、と言い
そんなシュダンにバレット王も微かな笑みと共に「ありがとう」と返す

「皆がグリンを大事に思うのはありがたいがあいつにはやらせてやりたい
 グリンは昔の私と同じだ だからよくわかるのだ
 少年のあやつの心に…どんな想いが秘められているのかが…
 そしてメモリア王家の者はその時代の世界の敵と闘うのが宿命―――
 私はもう年を取ってしまった…グリンに闘ってもらわなくてはならん

 グリンには無事でいてほしい…だからお前達に鍛えてもらっているのだ
 何があっても大丈夫なようしっかり強くしてやってくれ」

バレット王直々の命に、シュダンも頭を下げ従い…部屋を後にしようとするが
そんなシュダンの去り際に、バレットは一言問いかける

「ところでシュダンよ もう剣は持たんのか?」
0298粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/04(金) 17:31:05.53ID:???
「最後の剣仙十二客はシュダンだ!」

場面はメモリア町外れのカミッツとサン、ライトに移り
カミッツの語る最後の剣仙、その名に二人も衝撃を受ける
他の10の剣仙を殺し、メモリアに逃げ、そして今世間を騒がせる斬り裂き魔の正体が…
・・・が、それはカミッツ自身が否定する 剣仙達が殺されていた時点でシュダンは既にメモリアに在籍していた
恐らく犯人はシュダンを追ってメモリアに来たが、その後何故か斬り裂き魔として人々を襲っている、と見る

だが、それなら早くシュダンに危険が迫っている事を伝えなくては…!
もしかしたら斬り裂き魔は、すでにシュダンの近くにいるのかもしれない
グリン王子の穿印を斬り飛ばしたのも、今思えば奴が斬り裂き魔だったのやもしれないが…

「いや…もっと前―――
 魔法結界を張る装置が何者かによって使用不能にされていたんだ…!!
 普通じゃ切れない鋼鉄線をやられて…… あれも同一犯の仕業だとしたら…
 つまり斬り裂き魔は城内の事を知り尽くしているのでは…

 まさか斬り裂き魔は シュダンさんと同じ城の関係者―――!!?

 だとしたらまずい…シュダンさんが剣仙だと言う事はバレているのか…?
 だとしたら…殺されてしまう!! カミッツさん早く城に行こう!!
 シュダンさんやバレット王にこの事を伝えなければ!!」

ライトもカミッツを連れ、急いでバレット王とシュダンにこの事を伝えんとするが
そんなライトにサンは、彼の言う事を全部信じるのか?と釘を刺す
彼が偽りの証言を並べ立て、本当は彼が剣仙を殺した斬り裂き魔ではないとは言い切れないが…
そんなサンの言葉に、自身もお前達の事を信じてはいない、と険しい形相で刃を向ける
斬り裂き魔ではなくとも何らかのつながりがある可能性があるとして
カミッツはこのまま情報を洩らさぬよう、共に城に向かうよう告げるが…
0299粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/04(金) 17:31:52.40ID:???
…ライトは城に向かう前に行くところがある、として
サンとカミッツの二人にも同行を願う、向かった先は9人目の犠牲者となったジョネ宅付近
ここで少し聞き込みを行おうとするライトだが…家の前で座り込む、一人の少女の姿に一行が気づく 
被害にあったジョネには年の離れた妹が一人いて、母を早くに亡くした妹にとってはジョネが母親代わりだったそうで・・・
・・・家の前で座り込み、涙ぐむ妹…その前に、指輪が転がってくると
指輪の宝石から、ちいさな精霊が【ぴ――】と涙ぐみながら姿を現す
そんな何処か可愛らしい精霊の姿に、妹さんも自然と笑みが浮かぶ

「あれー?どこ行ったっけな おじさん指輪おとしちゃったんだけど知らないかな」
そこにわざとらしくサンが少女にそう聞いてみると、妹さんも素直に指輪を返してくれた
サンも礼を言いつつ、指輪はおじょうちゃんにあげる、と言ってあげる
その後精霊は姿を消すが、宝石の中に戻っただけとするサン 姿は無くてもいつも近くで見守ってくれる、とも…
そして少女も涙を止め…新たな友達を宿したその指輪を、握り締めるのだった…

「行こうぜ 今日は…やめといてやれよ」
「カミッツさん…誓ってくれますか? あの子の前で自分は斬り裂き魔ではないと――…」

その後、一行はバレット王とシュダンに事の次第を語る
グリンも斬り裂き魔に関してシュダンに心当たりは無いかを問うが
若い頃は剣仙の一人に弟子入りし、その称号は継承したものの剣士としての自分に限界を感じたか
剣の道に見切りをつけ、城に戻ってからも剣を手にした事は無く、他の剣仙に関しても心当たりはないとのことで…

「絶対に捕まえるんだ…」不意に、カミッツはそう呟きながら
「私は今まで技を磨くためだけに…自分が強くなるためだけに剣を振っていた…」
その脳裏には、斬り裂き魔の犠牲となった女性の妹、あの子の流した涙が浮かぶ…

「あの子は私とはなんの関係もない…今日初めて会っただけだ
 だが私は誓う――― これから一生 あの子のためだけに剣を振る事を―――!!」

<続く>
0300マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/04(金) 18:10:01.12ID:???
まじでやべー奴っぽいな、斬り裂き魔
ヨマとは違った方向で不気味で底知れない感じ
0301マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/04(金) 19:00:17.78ID:???
そもそも5本の指やべー奴多すぎな件 ここまで出た中でも
100個も城を落とした国際犯罪者のヨマがダントツでやべーし
女を狙う通り魔の斬り裂き魔も身近に潜む恐怖でやべーし
あとジャンクーアも三十指でありながら女神に逆らってなお生きてるって時点でやべー奴確定だろうし
こうやって見るとジルさんはまだかなりまともなほうだったんだなあ
0302マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/04(金) 19:44:05.31ID:???
そういやあと一人出てないんだな、五本の指
ここまで名前も出てないとなると本部防衛が任務とかだろうか
0303マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/05(土) 01:46:43.97ID:???
これは切り裂き魔とやりあう際、シュダンが犠牲になるフラグにしかみえん
下手にスポット当たると危ない位置だしなあ、シュダンあたりは
0304マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/05(土) 19:11:22.91ID:???
ようやくサンがかっこいい感じになってきてうれしい・・・
0305マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/05(土) 19:50:18.12ID:???
ライト側はちょっとサスペンスじみてきた感じがするな
殺人事件を起こす犯人と、それを追う側ていう刑事ドラマ的な
0306粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/06(日) 17:35:58.87ID:XR4kY34m
[メモリア魔法陣発動まであと3ヶ月―――
 メモリア王国 中央区―――]

市街地では月丸、太陽丸の姉妹の姿があるが
月丸のほうがなんだか可愛らしいぬいぐるみに目を奪われていた様子
お店のおじさんもそのぬいぐるみは人気商品だとのことで

`・ω・)
「はりきりムームーマウスって言ってね ここら辺(背中)を指で押すと―――…」
 ○ω○)ぴーん 

「はりきって飛び跳ねるんだよ」
((( ○ω○) ムイー(すっぽんすっぽん  −ω−)ムフー

 そ れ が ど う し た !!

これには太陽丸も真顔 月丸は弟に買ってとねだるも無駄遣いは駄目と返す
そんな弟に、月丸は人差し指を合わせながらうわめづかいで…
・・・太陽丸も溜め息をつきながら、懐から小銭を取り出すのであった

結局二人が三十指の潜伏するホテルに到着するのは夜になってから
アダラパタも到着した二人にはいつも通り、暗殺と敗北した三十指の始末を頼むが
すると太陽丸は、自身も魔法陣に出させてほしいと志願するが
アダラパタはそれを駄目ですと一蹴 二人の仕事は裏の仕事、それに優勝はヨマで決まりだともする
…しかしヨマは夜はどう過ごすのか、太陽丸も疑問が浮かぶが…
0307粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/06(日) 17:36:34.24ID:???
「どこかでひとりで震えてやがるんでしょう 夜の奴を見た事のある者はいやがりません」
「そこまで魔力が低下してしまうのか?」
「確かに光刺態にはなれず回復もできやがりません それでも並の三十指よりは上なんですがね…
 いかんせん 精神(こころ)が―――」

「夜のヨマは…… 三十指最弱―――か」

二人の言葉が示すとおり…ヨマは一人、暗い部屋で縮こまり、頭を抱えて震え上がっていた…
そしてアダラパタは、微かな笑みと共に一人呟く
「勝ちやがりなさいヨマ 貴様が優勝し剣の封印を解きやがるんですよ キャキャきャ
 その時は――― 貴様の魔法の本当の名前を教えてあげますよ」

           マジックパイル
  第73話|ティトォとM・P試運転

メモリア城の静寂の間にて、アクアは一人薬の入った籠とにらめっこ
「えっと…白が1錠で青が3錠 ピンクが6錠……」 む〜・・・
難しい顔しながら、アクアはそれを一気に口の中に投げ込み
薬を飲み込むと、アクアは眠るように倒れる…

[ティトォとアクアとプリセラの精神の中――― "夢の樹"]
3人の中にて、久しぶりに顔を会わせるティトォ、アクア、プリセラ
グリ・ムリ・アとの戦いも佳境となり、剣を手に入れれば最終決戦となるだろう
女神の本拠地もバレット、ライトの協力で目星がついているとのこと
0308粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/06(日) 17:37:24.67ID:???
「アクア…プリセラ… ぼくらはグリ・ムリ・アに故郷のドーマローラを滅ぼされた
 でもその恨みを晴らすためだけに闘わないでほしいんだ
 恨み…憎しみ…強大すぎる敵…勝てないかも知れない…負の感情……
 それは時として人を縛り付けてしまう
 考えすぎると動けなくなる 想いに押し潰されそうになる
 だから… ひとつの事だけを考えていよう

 世界のためとか国を救うとかそんな大それた事じゃなく
 もっと身近な人達の事を想うだけでいいんだ
 友達の事… 家族の事… その人達と共に……
 ただ共に 生きる事だけを望んで」

「想いをひとつにすれば…… 魂はひとつに―――」
その言葉と共に、3人はその手を重ねあわせ…

マジック・パイル
 「M・P」 3人の心を 想いを ひとつに重ねる…!

同じ頃、バレット王は城の人員を一人一人、書類を手に調べていたところ
考えたくはないが、城内の人間が斬り裂き魔である可能性は否定できず…
街に出没する斬り裂き魔と、剣仙を殺した人物との関連は不明だが
少なくとも結界発動機を壊した者は城内に精通している、そういう者の手引きを受けているはず
シュダンも恐らくは同一人物であろう、としつつ剣仙10人を殺した実力を見ても
その容疑者が魔法使い、女神の三十指メンバーである可能性も高い…

「自分を鍛えるためこの城を離れ剣仙の元で修行を積みました
 しかし私は弱かった…剣の技が冴え鋭さが増してゆくとその力に魅入られ…
 剣を持つとまるで自分が別のモノにでもなってしまうかのような感覚を……
 私がメモリアに戻ってきたのは逃げて剣を捨てるためなのです

 斬り裂き魔は剣に魅入られた者でしょう
 大変危険です… 私やカミッツが必ず捕らえてみせます」
0309粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/06(日) 17:37:49.28ID:???
斬り裂き魔への対応はそれで結論が付いたところで
―――突如、メモリア城が膨大な力に包まれ、メモリア城の周囲をゆるがす…!?

「な…なんだこの反応は……!!!」
その反応を検地したアダラパタも、愕然と表情が歪む

そしてメモリア城には、3つの魂を一つにあわせた
迸るオーラを放つ、赤く変色した好戦的な笑みを浮べるM・Pティトォが顕現する…!

「はしゃぐな……」
その圧倒的な力に震える手を抑えながら、M・Pティトォは懐からあめ玉を取り出し
それを口に含んでからおもむろに吐き出すと、そのあめ玉がメモリア城地下を崖ごと吹き飛ばす!
そこから外に出ると…M・Pティトォは、グリ・ムリ・アに向けて高らかに叫ぶ

「グリ・ムリ・アぁあああ!!! そこでせいぜい踏ん反り返って待っていやがれ
 必ず俺達がそこまで行ってぶっ倒してやるからな―――ッ!!!」

その叫びが遥か海の向こうにへと響き…
女神の本拠地と思われる、何とも異質な箱型の塔にて
グリ・ムリ・アもその叫びに表情を鋭くさせているかのようであった…

・・・M・Pの発動はほんの一時に過ぎなかったが
アダラパタの極楽連鞭には、全開の三大神器にも匹敵する魔力が観測されていた

「…悪ーですけど太陽丸さん やっぱ貴様も魔法陣に出場してもらえやがりませんかねぇ」
アダラパタの言葉に、太陽丸もにやりと笑みを浮べるのだった

[そして――― メモリア魔法陣に出場する18名が決定する―――]

<続く>
0310マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/06(日) 18:49:54.80ID:???
ヨマはまじで不安定な奴だな ある意味こいつを仲間に引き入れた女神のカリスマが凄いw
0311マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/06(日) 22:39:04.81ID:???
MPティトォ(でいいのか?呼称)が殆ど中身アクアな件w
0312マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/07(月) 07:23:41.84ID:???
太陽丸も参加するのは意外だったが本人的にはどういう意図があるのだろうか
わざわざアダラパタに売り込む辺り、何かしらの考えがありそうなものだが
まあこの漫画だし姉にいいとこ見せたい、くらいかもしれんがw
0313マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/07(月) 08:38:42.01ID:???
アデルバの意味が分からないのは、本当の名前が隠されてるからか
魔法の本当の名前を知ったところでどうこうなるような気もしないし、ヨマがそれを求めるようなヤツでもない気はするが、どんな意味があるのやら
0314マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/07(月) 17:36:42.41ID:???
本当の名前、てなるとまだ何かしら秘密がありそうだなー、アデルバ
アレだけ暴れまわってまだ何か奥の手があるとか空恐ろしい
0315マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/07(月) 19:36:33.00ID:???
光を吸収するのではなく、オレ自身が光になるのが本当の魔法だとかかな、思い浮かぶのは
0317マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/07(月) 21:22:43.10ID:???
いわれて見れば光刺態はまんまソレだな
うーん、溜めた光を全て放つビームもBBジャベリンズとかぶるし
これ以上の強化手段はなかなか思い浮かばんもんだわ
0318粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/08(火) 17:22:17.52ID:KLZhC+Ax
ダークアイ・Qの前回までのあらすじ     ◎△◎)
今日は葉っぱの傘をもって猫と一緒に雨宿り中 −ω−)

〔メモリア魔法陣開催が世界中に発表された
 ほとんどの人間は少し大きな祭りだと思っているようだな
 だがやはり知っている者は知っている…様々な国から使者が送り込まれてくるようだ
 ついに出場者が18人揃う時がやってきたな…まあ私には興味ない事だが〕


  第74話|アイスと花


メモリア城では、グリン王子が護衛隊の3人を圧倒していた
この短期間で護衛隊を下すグリンにハワードも唖然
こうなれば本気で―――だが、ハワードの振るう一撃は
グリンの眼前で触れてもいないのに弾かれてしまう

グリンも満面の笑みで、これで魔法陣に出られる、とさっそく親父に報告しに走る
…自分達を圧倒するまでに成長したグリンには、ブラウリーも微かに笑みを浮べていた

「認めてあげようハワード グリン様はもう私達の手を離れる時なんだ
 見送ろう 少し寂しいだろうがな」 =ω=)

しかしそんなブラウリーに対し、ハワードはまだまだグリンを認めていないようで
そんな何処か拗ねたようなハワードにパンナも大笑いで
…と、そこにグリンが戻ってきた とたとた足踏みしながら誰か付いて来てほしいとの事で
ハワードも溜め息つきつつ一人で行けばいいだろうと返すも、30年ぶりの再会もあってか、まだまだ慣れない様で
しょうが無いのでハワードがついていく事に そんな光景にパンナも
「まだまだ手のかかる"弟"ですね」とするのでした
0319粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/08(火) 17:22:50.08ID:???
バレット王は剣の素振りをしていたところで、素振り中の王にシュダンが声をかける

「若返りましたね ティトォ様達がこの国に帰っていらしてから冴えてらっしゃる
 そして三十指が襲来してきてからは 力が漲ってらっしゃる」
「枯れてる場合じゃないからな 私も魔法の封印を解かねばならんだろう…」

バレットもその言葉と共に、強い決意の瞳を宿す…
「まさか親父も魔法陣出る気じゃないよな
 俺が出るんだから安心して隠居してなって」
「シュダンさん すいません やられちまいました;」
と、そこにグリンとハワードが顔を出してくる
そう言えば出場者18人は決まったのか聞くが、まだ全員集まっていないそうで
過去の歴史を見てもメモリア魔法陣の出場者が18人に達した事は一度もないとの事で
ある意味で魔法使いやそれに順ずる実力者が、大舞台に大勢揃う事自体が異例でもあるが

「でも今は三十指だっているし…それに他の応募者も殺到してるって聞いたぜ」
「ハイロゥがふるいにかけています 実力が認められた者は出場が許され18名に達した所で終了です」
「ハイロゥがか あのおっさん厳しいからなー いじわるだしハゲつつあるし…」 −ω−)

選考会場ではハイロゥが集まって来た魔法使い達をふるいにかけていた所
しかし中には顔だけで不合格とされて、不満の声を上げるおっさんもいたが

「ワシの動物占いで何人の恋人たちが結婚できたと思ってるのだ!!」
「…あのねぇ どんな大会だと思ってるの 強くなけりゃ意味ないんだよ 死ぬよ」

と、そこに新たに現れたのはネクバーバ船長 
ハイロゥもその面構えには中々やりそうだと声を上げる

「俺の祖父は海で死んだ 血地も海で死んだ
 俺は…ふっ いつどこでくたばるんだろうな」
そしてネクバーバはその手にオーラを宿し、自身の力を見せんとする
おさかながはいった金魚鉢の水にそっと指をいれ…その目を見開く
0320粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/08(火) 17:23:32.96ID:???
「こいつは便秘だ!!」
「国へ帰れ」船長不合格でした

と、さらに新たに出場希望と思われる者達が現れる
ハイロゥの前に出たのは、冬服を着込んだクリスタベース国の代表者達 
その中で出場希望者は眼つきの鋭い少年一人、とお付きの女性と老人は言う
それを見たハイロウは、即座に少年、リゼルの参戦を認めるのだった

これには集まった人達も不満の声を上げるが、それを前にリゼルは手袋を取ると
「いいよおっさん達 納得行かないならやってみる?この俺とさ!」
不敵な笑みをうかべるリゼルの周囲に、強烈な冷気が放たれる…! 
が、お付きの女性に寒いからやめなさい、と頭小突かれるのだった −ω−)

「てめぇリーザ!!兄ちゃんに向かって……!!
 いつもなんだその口のきき方は!!」
「は?なーにが兄ちゃんよ ガキのくせして ちーび」
「ななななんだとぉ!!妹のクセに!!ふたつ年下のくせに!!」

これにはリゼルもお怒りだけど、頭押さえられて駄々っ子みたいに腕振るしか出来ませんでした −ω−)
「悔しかったらあたしみたいに早く大人になりなさい」
「け! 何が大人だよ お前は ケ バ い だけだろ」

―――リゼルの言葉に、リーザの形相が修羅と変わる…!! リゼルぼこられました
グリン王子も天然生粋の魔法使いと聞き、自分と同じ相手に楽しみ、と声を上げるリゼル
不敵な笑みを浮べながら、リゼルは懐からアイスバーを取り出し口に咥えるのであった
0321粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/08(火) 17:24:22.39ID:???
場面はメモリアを離れ…石と鉄の国、ウォーブール
その刑務所、マテリアル使い用結界房へと移る
一人の刑務官が見回りしていると、独房内の囚人の一人が、今日が何日か聞いてくる
なんでも今日は誕生日だったそうで、お昼はデザートつけてくれと頼むその囚人
これには刑務官も知るかバァカと怒鳴り声を上げるが
自分のでは無くエイミアの誕生日、と答える囚人 なおさら知るかと当然の対応されるが

…と、そこに新たに軍の高官と思われる人物もその囚人の独房前に現れる
高官は囚人、イドに向けて条件付でここから出してやる、と告げる
これには刑務官もイドも「はあ?」と声を上げるが…高官はさらにこう続ける

「お前がこの国の代表に選ばれたのだ イド
 メモリア王国で禁断魔法封印解除戦闘儀式が行われる そこに出場し勝て!!
 メモリア魔法陣という大会だ 魔なる力を持つ者達が集い闘いが始まる
 お前はそこで優勝し剣をこの国に持ち帰るのだ
 優勝したら今までの罪は全て免除だそうだ どうする 出場するか?イド」

その言葉にイドは、仲間達も自由の身にしてくれれば出場するとの条件に
高官は即座に了承しイドの独房を開けんとする、がイドは力付くで独房の扉を殴り破る!?

「脱獄しようと思えばいつでもできたんだよ 仲間さえ捕まっていなければ
 この程度の枷がなんだよ」

さらに両手を拘束するグローブ状の手枷も容易く握りつぶしてしまう
鋭い笑みを浮べるイドは、その後飯のついでに何故自分が選ばれたのかを高官に問う

「調査の結果 魔導膨斧<まどうぼうふ>を使いこなせる魔力を持つ者はおまえだけだそうだ」
「…?マーボードーフ?」
「魔法陣が始まるまで2ヶ月しかない お前はこれから特殊施設に入り特訓を行ってもらう
 今から一度だけ家に帰る事が許される 荷物をまとめるんだ」
「家!?は!んなもんねーよ!!   あ…家じゃねぇけど…ちょっと寄りたい所がある」
0322粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/08(火) 17:24:40.23ID:???
その後イドが訪れたのは、廃墟の一角に咲く花畑であった
「久しぶりだな エイミア メイリン ドロシー しばらく水やれなくてごめんな」
花に水をあげながら、イドは何処か優しい笑みを浮べていた

「メモリア魔法陣か…めんどいけど出てやるよ 出るからには優勝してやる
 そしたらあいつらの罪もなくしてやってくれ …それと 俺のいない間こいつらに水をやってくれ
 枯らすんじゃねえぞ 俺の恋人達を」

―――新たにまだ見ぬ未知の強者達も、魔法陣への参戦が決まり
メモリア魔法陣発動まで、あと2ヶ月―――

<続く>
0323マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/08(火) 18:34:29.74ID:???
ダークアイはなんかいつの間にか語り部役になってんな
意外と重要ポジなんかこいつ
0324マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/08(火) 21:22:27.93ID:???
明らかにグリンが相手しそうな生意気なガキが出てきたw
0325マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/08(火) 22:32:12.20ID:???
船長はどこまでもギャグキャラだなーw
ただいろいろ殺伐としてきた展開の中、割と変わらん船長はある種の癒しかもしれないw
0326マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/08(火) 22:33:21.37ID:???
船長はどこまでもギャグキャラだなーw
ただいろいろ殺伐としてきた展開の中、割と変わらん船長はある種の癒しかもしれないw
0328マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/08(火) 23:09:29.09ID:???
リゼルは未知数だがイドはビジュアル的にも噛ませ感しかしない
0330マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/09(水) 18:42:11.83ID:???
太陽丸、リゼル、イドがインしたけどそれでもまだ二人空きがあるんだよね
一人はバカでいいけどあと一人まじで思いつかん
0332粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/10(木) 17:34:20.46ID:d2n4JnNF
  第75話|集う想いと集う魂

家臣たちの参列する中、グリンを連れて赤じゅうたんを歩くバレット王
王のどこか威圧感を感じるその面持ちには、家臣の皆も緊張の汗が浮かぶ
ついにメモリア魔法陣、参加者の18人が集まり、その発動の準備に取り掛かる王だが…

「おーいバレット グリンあたしも連れてっておくれ――」
と、アクアが王に寄ってくると、背中に抱きついて来た
で、バレットとじゃれあい、アクアのお馬さんにされちゃうバレット
…そんな光景に家臣たちもちょっと苦笑いが浮かんじゃうのでした
――――――――――――――――――――――――――――――
○壊 アクア 魔法:スパイシードロップ
100年前グリ・ムリ・アに滅ぼされたドーマローラ国の生き残り
星のたまごを身体に秘め不老不死となる
――――――――――――――――――――――――――――――

「これはこれは世界一の大国バレット王様のお馬さんが見られるとは
 これを見られただけでもこの国を訪れた価値があったナリね」
そんな言葉と共に、王の前に姿を見せるのは他国からの参戦者、ゴビ国の代表者であった

「この度は我がゴビ国をお招き頂きありがとうナリ」
「グリン王子様 ご機嫌いかがでドゥーブル?
 ボクも魔法陣に出場させてもらうドゥーブル お手柔らかにドゥーブル」
――――――――――――――――――――――――――――――
○尾 ヒルドゥマーロ
ゴビ国の代表者
――――――――――――――――――――――――――――――

前衛的な語尾をつけて挨拶するゴビ国の代表者、ヒルドゥマーロ
バレット王も語尾にズラを付けて対応しつつ
グリンは正直な所、彼の実力では敵ではないと見ていたようで…
0333粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/10(木) 17:35:33.29ID:???
ところで他のメンバーはどうしてるのかバレットとグリンがアクアに問う
アクアも知らないと返し、皆、自分を鍛えるために出て行ってそれっきりだとの事で…
…そんな話題が出てた頃、ジールボーイは水面の上に立ち、静かに瞑想していた
アダラパタに右腕の魂を砕かれ、合成魔法拳を構築できなくなったジール・ボーイだが
だが元々両腕を使った合成魔法拳は、未完成の荒業だともしていた
そしてその拳を握り締めながら、ジール・ボーイは静かに決意する

(つくり出すんだ――― 左腕だけでも 完璧な合成魔法拳を―――!!!)
――――――――――――――――――――――――――――――
○拳 ジール・ボーイ 魔法:三獅村祭
元・女神の三十指/五本の指にしてアルカナ特捜隊隊長
――――――――――――――――――――――――――――――

さらに場面変わり、ちょっとしたレストランほどの大きなパン屋にて
店長も新作のパンに舌鼓を打っていた所 そのパンを作ったのは他でもない、リュシカであった
見習いに来て数ヶ月でここの味を自分のものにするばかりか、店主の味も越えたやも知れぬリュシカには
店主のおじさんも惚れ惚れするばかりであった むしろ嫁になってほしいくらい

「…しかしリュシカよ どんなパンの達人でも越えられない壁があるのを知っているか?
 どんな天才でも達する事の出来ない域がある事を…!!」
「越えられない壁…!? それは一体なんなんですか!?」

「それは… パ ン 神 様 だ!!」

店主のおっさん曰く、パン神様とはパン職人に突如降りてくる神様だと言う
神が降りた時に作られたパンは全てを越えた究極の芸術品、超パンとも言うべき逸品となる
かくいう店主も一度だけパン神様が降りてきた時が有ったが
その時のパンは、どうしても再現する事が出来なかったと言う

「しかしリュシカよ…私は信じている
 心の底からパンを愛し…パンに認められた者ならその力を手に入れる事ができるはずだ……
 リュシカ… お前ならできるはずだ パン神の力を自分のものとする事が…!!」
0334粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/10(木) 17:36:19.90ID:???
店主の言葉に、リュシカもできるかは分からないがやってみる、とその意気込みを語る
そんなリュシカに…店主のおっさんはパン神教とかあやしい宗教に引き込むのでした −ω−)
――――――――――――――――――――――――――――――
○羽 リュシカ 魔法:エンゼルフェザー
元・女神の三十指のパン屋さん
――――――――――――――――――――――――――――――

また、剣仙十二客の一人、カミッツもシュダンから魔法陣への出場を頼まれる
優勝者には命七乱月と呼ばれる魔法を使える剣が与えられる
カミッツ達が行方を追う斬り裂き魔も剣士なら、出場者に紛れて剣を狙う可能性もある
…そのサポートとして、シュダンはカミッツに一本の魔剣を託す

「私は立場的にも実力的にも魔法陣に参加する事ができません 頼みました カミッツ」
「魔法の剣か?」
「いえ 魔力を攻撃力に変換するハートオブメモリアと同じ様なものです
 かなりの荒馬ですが乗りこなしてください」

「斬り裂き魔は必ず捕まえるが…どうせ出場するなら優勝してみたいものだな
 私も命七乱月という剣に興味がある」
――――――――――――――――――――――――――――――
○剣 カミッツ
剣術の最高峰、剣仙十二客のひとり
――――――――――――――――――――――――――――――

カミッツへの用件も終わり、シュダンはグリンと行動を共にしようとするが
その前にグリンに寄りたい所がある、とする 
そうして訪れたのはメモリア広場の巨大な石碑、母の墓前であった
0335粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/10(木) 17:37:32.79ID:???
グリンがその石碑を見上げていると、たまたま近くにいた子供から声をかけられた
グリンもそんな子供に握手してあげながら、微かな笑みを浮べていた
…と、そこにハワード達がグリンの元に合流、ここに来ると思って先回りしてたそうで
修理の終わった穿印をグリンに返す一行 これにはグリンも大はしゃぎ

「モチャさん急いでくれたんだぞ 魔法陣に間に合うように
 ―――ま 頑張れ 死なない程度にな」
ハワードの言葉にグリンも「ああ!!」と笑みと共に返しながら
「行ってくるよ 母さん!!」母に向けて、そう語りかけるグリン
空の上では、母メルルシアとねこ、いぬ、らいおんさんの笑顔が浮かぶのだった
――――――――――――――――――――――――――――――
○時・雷 グリン 魔法:ゴッドマシン、穿印
メモリア王国の王子
禁断魔法ゴッドマシンを使ったため何十年も眠り続けていた
――――――――――――――――――――――――――――――

・・・そして、女神の三十指達も迫るメモリア魔法陣に参戦
「頼みやがりましたよ 三十指の皆さん
 女神様のためにねェ キャきゃきャ」
アダラパタもその高笑いと共に三十指を出撃させるのであった
――――――――――――――――――――――――――――――
○映 太陽丸 魔法:修羅万華鏡
○蛇 影鬼(エイキ) 魔法:妖老裸骨蛇
○土 メルチナ 魔法:メテオン
○情 コモレビ 魔法:オーライーター
○笑 ピィゲル 魔法:シャイニングベイスン
○鏡 チョー 魔法:怨身万華鏡
女神の三十指
――――――――――――――――――――――――――――――
0336粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/10(木) 17:38:29.94ID:???
あとドルチルは今日もテンション最高潮です
そんなドルチルにコクマもこいつ一人で大丈夫か、内心不安そうであった
――――――――――――――――――――――――――――――
○熱 ドルチル 魔法:パイナップルフラッシュ
バカ
―――――――――――――――――――――――――――――― 

……そして日の光が、一本の大木の上で狂気の眼光を浮べるヨマを照らす…
――――――――――――――――――――――――――――――
○光 夜馬(ヨマ) 魔法:アデルバ
女神の三十指 / 五本の指
――――――――――――――――――――――――――――――

メモリア魔法陣に参加する、他国からの参戦者の姿もあり
ハイロゥとブラウリーが控える中、イドは花の手入れをしながら穏やかな笑みが浮かぶ

「今日の花の手入れか 飽きないねおっさん」
「誰がおっさんだガキ ぶっとばすぞ
 …ところであいつなんだ? ここにいるってこたー出場者なんだろうがよ…
 気味の悪いガキだぜ いっつも怯えた顔して誰とも顔合わせようとしねえ
 あんなんで魔法陣戦えるのかよ」
0337粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/10(木) 17:40:58.19ID:???
イドがそう指し示す先にいたその人物とは
女神の三十指に部族を皆殺しにされたシャラカ族の生き残り、シャルロックであった…
――――――――――――――――――――――――――――――
○餌 シャルロック
月丸と太陽丸に皆殺しにされたシャラカ族の生き残り

○斧 威塗(イド)
ウォーブール国代表

○凍 リゼル 
クリスタベース国代表
――――――――――――――――――――――――――――――

[そして―――     そして]

【身体だけでなく心も静かに保て!!
 地に置いた足から根を張るようにどっしりと構え
 その根から水を吸い上げるように全身から力を集めるんだ!!
 指先が熱くなったら… 廻せ!!!】

  エンコ
「 焔 狐 」 
シンメの指示の下、ミカゼの繰り出す両腕を突き出し捻りをあわせた掌底は
容易くミカゼの前にあった大岩を、バラバラに砕いてみせる!!
――――――――――――――――――――――――――――――
○面 御風(ミカゼ)
アクアにおめんをつけられた田舎の少年
――――――――――――――――――――――――――――――

ここに全ての役者は揃い、遂にメモリア魔法陣が発動するのであった

<続く>
0338粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/10(木) 17:42:22.75ID:???
エイキ━━━┓                 ┏ リゼル
ヒルドゥ ━━╋━━┓      ┏━━━╋ 太陽丸
ミカゼ  ━━┛   ┃      ┃     ┗ カミッツ
             ┃      ┃
シャルロ━━━┓  ┃      ┃    ┏━━ バカ
メルチナ  ━━╋━╋━剣━━╋━━╋━━ チョー
ジール男 ━━┛  ┃      ┃    ┗━━ 夜馬
             ┃      ┃
TAP ━━━┓   ┃      ┃     ┏━━ ピィゲル
リュシカ ━━╋━━┛      ┗━━━╋━━ コモレビ
イド   ━━┛                 ┗━━ グリン
0339マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/10(木) 18:44:40.85ID:???
トーナメント戦キタコレ
どこも見ごたえありそうで楽しみな試合ばっかりだぜ
0340マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/10(木) 19:14:50.12ID:???
実際これどこが勝ち抜くのかなかなか予想できんな
ミカゼは勝ち残ると思いたいが、その後でジールボーイ、TAPかリュシカが勝ち上がると
味方同士でのつぶし合いになるからなあ、ゲスト枠でシャルロックかイド辺りが上がるだろうか
0341マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/10(木) 20:06:55.85ID:???
バカチョーヨマとかどんな組み合わせだよ
全員三十指なのもそうだけと、バカと冴えないおっさんと五本の指って
まあ、次戦でグリンと当たるからヨマなんだろうけど、バカと絡むってことはヨマもギャグ落ちするのか?
0342マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/10(木) 20:43:44.94ID:???
まあBブロックの方はグリン、ヨマの勝ち上がりは固いだろうな
どっちもやりあってないし、何より二人も割と対になってるところがある感じだし
大人な子供がヨマで、少年な大人がグリンって感じで相対する上でも丁度いい感じだと思う

ただそうなると残りの一人、上がってくるのが外見も内面もクソガキなリゼルという
最強のガキ決定戦になりそうだけどw
0343マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/10(木) 23:29:40.66ID:???
シャル懐かしい 属性が「餌」とかなかなか不穏な感じだ さすがに少年誌でカニバることはせんだろうけど
…村の敵討ちはまず無理そうだなw まず太陽丸のほうが勝ちあがれる気がしない
0344マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/11(金) 00:55:04.10ID:???
勝たせるならドルチルの気がする

この枠にわざわざドルチル入れる意味考えると…

優勝はミカゼだよね。単行本8巻のおまけファイルがソース
0346マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/11(金) 19:50:53.20ID:???
>>344
>「俺が何か自分に合った魔法のアイテムを手に入れたら魔法使いになれるかも…」
8巻読み返したけどここのことか。確かに何かしらの魔法アイテムゲットさせるなら今回はうってつけだな
0347マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/12(土) 06:58:33.71ID:???
決勝はやっぱミカゼとヨマなのかな
シャルロックと太陽丸がぶつかりそうなのに反対ブロックなのが謎だ
0348マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/12(土) 14:49:45.32ID:???
順当にグリンとヨマが勝ち上がったら右側2回戦目で章としてのクライマックス迎えちゃわない?大丈夫?
0349粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/12(土) 17:27:32.75ID:PvwSzwe+
ダークアイ・Qの前回までのあらすじ

〔メモリア魔法陣がついに発動するみたいだな ここでもう一度説明してやろう下等生物共よ
 この大会は禁断魔法の封印を解くための儀式なのだ
 かつて禁断魔法のひとつ 命七乱月がこのメモリアの地に封印された
 まず剣の中に封印され さらに何重もの結界で包んだ
 メモリア魔法陣に勝ち進む事でその反応はひとつずつ解かれ
 優勝した者は剣を手にする資格が得られるというわけだ
 
 剣がメモリア側に渡れば女神に対し大いなる戦力となる
 剣が女神側に渡ればもはや何者も太刀打ちできない存在となる
 つまりこの大会の行方が世界の運命を左右するのだ!!〕

メモリア魔法陣発動の舞台となる小島に向けて、バレット王が発動の儀式を執り行い
儀式の発動に反応し、小島の石碑が光輪を纏い、島全体が淡い光に包まれる
…儀式の反動からか、終わると共によろめいてしまうバレット王
グリンも心配そうに無理すんなと言うも
バレットも王の役目、と息を切らせながらも親指を立てて返すのだった

メモリア魔法陣の発動により、明日より封印解除の第一段階が行われる
組み合わせで選ばれた3人が島に入り、その魔力を競い合う闘いとなり
勝ち残ったものは掌に勝利の証の紋章が刻まれ、第二段階に進む資格が得られる、という仕組みである

シュダンも家臣の皆に魔法陣のサポートを頼む 
特に医療班の担当者達は死人を出さぬためにその死力を尽くすことを決めるのだった
0350粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/12(土) 17:28:55.25ID:???
  第76話|狐と蛇

 3月12日 メモリア魔法陣 封印解除 第一段階目

 第一戦  御風 VS 影鬼 VS ヒルドゥマーロ

ミカゼが島に入るなり、額のシンメも珍妙な島と洩らす
島の中は気候も生態系も外のものとはまるで別物 
さながら自然の霊場で作られた天然の結界と言った様相
以前ティトォ達が済んでいた山上の結界に近い模様で
ティトォも入ったらすぐに珍しい植物をスケッチ始める姿が目に浮かぶミカゼであった

のんきに野草食ってるミカゼだが、のんびり食ってる場合かとシンメも苦言を洩らす
【この島には敵がいるんだぞ お前の他にもうふたりか うまく考えねばな
 どちらか片方と先に接触し もう片方を倒すために協力できたらいいが…】

別の場所ではヒルドゥマーロも持参したティーセットでお昼のティータイム中
……すると、森の中、前方から即座に何者かの気配を感じ取るが…
ヒルドゥマーロの背後から、蛇の牙がその首に喰らい付く!?

(後…ろ? 前方…から迫ってきたのに… いつの間に死角…!! はや…い!!)
そのままヒルドゥマーロは喰らい付く蛇の牙により、森の奥へと引きずりこまれ
木に押さえつけられながら、その身を締め上げられてしまう…

「…流石に参加者だけの事はあるか 毒じゃ死なねぇな…痺れるだけか…まぁ十分だが」
ヒルドゥマーロを締め上げながら木の上からそう言い放つのは、女神の三十指が一人、エイキであった
そのまま止めを刺さんとするが…四肢を押さえられている筈のヒルドゥマーロの反撃がエイキの顔面を打つ!
蛇尾の拘束が緩み、間一髪で逃れるヒルドゥマーロ 彼の背には尾のようなものが生えていた
0351粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/12(土) 17:29:49.23ID:???
「ボクは生まれつき尾が生えてたドゥーブル ボクの尾は手足よりも器用で強いドゥーブル」
そう言いながら、その尾が振るう一撃は容易く木をへし折ってしまう
「キミもそんな所に手を突っ込んでないで あまりボクをなめずに本気を出したまえドゥーブル」

「…言ってみろ もっぺん言ってみろ……ッ!!!」
エイキに向けてそう言い放つヒルドゥマーロだが…その言葉に、エイキは激昂の形相を向ける…!

その頃、城のほうではてくてくあるくアクアを見つけたメイド二人が声をかける
アクアは島の前で待ってても仕方ないので帰ってきたそうな
しかし先輩メイドさんも、一回戦はミカゼの出番、心配じゃないのか聞いてみるけど
アクアは「なるようになるさ」と淡々と返す てくてく

「ミカゼさんの事 信頼されているんですね」そんなアクアにマルチーノも笑顔で言うが
「信頼? ミカゼはまだクソガキだよ 数ヶ月鍛えたからって相手は女神の三十指だよ
 太刀打ちできるわけないじゃないか 
 …まあ いい機会だね 若い奴が自分の限界を知る……ね」

アクアもそう返しながら、冷たい笑みを浮べるのであった
…ティトォとは全然雰囲気の違うアクアの様子にはメイド二人もちょっと汗たらり
・・・と、アクアは暫し考え込みながら、こうも続ける
「…信頼か…… ………そうだね……… あたしゃこれだけは信じてるよ」

―――場面はメモリア魔法陣の戦いに戻り…
ヒルドゥマーロも善戦していたであろうが、エイキに打ちのめされてしまう
そして倒れたヒルドゥマーロをヒキガエルの如く潰し、トドメを刺さんとするエイキ
それを間一髪で、ミカゼが倒れたヒルドゥマーロを救出する!

「やめろよ!!そこまでする事ないだろ!!死んじまうぞ!!」
そう叫ぶミカゼに、エイキも
「殺すに決まってんだろ!!これは死闘だぞバカ!!!」と返す
また、ヒルドゥマーロも助けてくれたミカゼに、自分のことはほっといて闘ってほしいとする
ミカゼもそうする、と返しながらヒルドゥマーロの身体をそのへんの草原にポイ
0352粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/12(土) 17:30:24.49ID:???
…そして、再び対峙するミカゼとエイキ 互いに険しい形相で睨み合い…
「キツネ…お前にはメモリア城での借りがある お前から先に殺す事に決めたぜ
 マテルアル・パズル 妖老裸骨蛇」

エイキの蛇足が繰り出す連撃に耐えながら、その足を掴もうとするミカゼ
だが反撃の蹴りに吹き飛ばされ、ダウンするミカゼ そこにバク宙からの強烈な追撃がミカゼを襲う!!

・・・アクアとメイド二人の会話に視点を移し…
「ミカゼはあたし達を家に帰すって言ったんだ それだけは信じてる
 だから何があってもそれまでは 死ぬわきゃない!」
アクアなりの、ミカゼへの信頼をそう語るのであった

アクアの言葉を示すように、エイキの強烈な追撃が突き刺さりながらも
ミカゼは気合の雄叫びと共に立ち上がる!!

【バカ者!真正面から向かっていく奴があるか!!】
「痛たた…死ぬかと思った(首ゴキ☆っと鳴らし
 でもちゃんと師匠に言われた通り受身とりましたよ」

…立ち上がったミカゼの姿に、エイキも忌々しげに表情を歪めていた

<続く>
0353マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/12(土) 17:57:24.82ID:???
ヒルなんとかさん流石に弱すぎと言いたいが、
魔法使い対マテリアル使いの図式だとどうしてもこれくらいの力の差があるもんなんだろうな。
そう言う意味ではミカゼ一人で魔法使いと渡り合ってるのを見ると、かなりレベルアップしたもんだと思うわ。
0355マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/12(土) 20:28:31.27ID:???
エイキは手ネタだけで流石に引っ張りすぎな気がするなぁ…
0356マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/13(日) 03:27:40.55ID:???
流石に2回も引っぱるネタじゃないよなあ 
ここから封印されし両腕が…とかされてもちょっと反応に困るし
何よりエイキそういうキャラじゃねーと思うしな
0357マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/13(日) 13:17:11.17ID:???
新キャラが1話で活躍終わりって事も無いだろうし
ドゥーブルはまだどっかで見せ場があるはず
0358マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/13(日) 21:35:19.70ID:???
ツンツン気味だけどアクアがミカゼのことをちょっと信用してる感じなのいいなw
大分付き合いも長いしアクアも思うところがあるのかなー
0359粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/14(月) 17:11:06.51ID:FYPX2s1w
 マテリアル+パズル
 おまけFILE G

[ネクバーパ]
A.D.1680 3月現在 36歳
A.D.1643 3月18日生まれ 血液型:B

[好み]
*好きな者
・珍奇な物 ・珍奇収集 ・珍奇鑑賞 ・ビーチボンボン棒 ・海

*嫌いな物
・普通の物 ・個性の無い物

[人生とその目的]
・珍奇な物をあつめられたらそれでいい
0360粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/14(月) 17:11:21.20ID:???
[キャラクターを考えよう]
・中心にはいないが物語の奥行きを出す為に脇を固めるキャラのひとり
 その中では目立つほう
・敵でも味方でもないが たぶん味方寄り
・特に物語に関係ない時はギャグキャラとして合間合間に登場する使いやすいキャラ
・顔の傷を書くのがめんどくさい
・片腕がハサミだが手はある

[ネクバーパの魔法]
○珍 ―――ない 魔法レベル0
・水の生き物と会話ができる力を持ち、昔から海に入るのが好きだった
 グノキングとも友達となり、一緒に冒険をするようになる
・腕っ節の強さとその人柄に引かれた者達が自然と集まり、いつの間にか海賊の頭になった
・腕のハサミは特に意味はない あるとちょっと攻撃力アップ
0361粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/14(月) 17:11:45.48ID:???
[メイプルソン]
A.D.1680 3月現在 26歳
A.D.1653 11月2日生まれ

[好み]
*好きな物
・ガム ・手品 ・ナイフ ・こども ・ハト ・シルクハット

*嫌いな物
・リンゴ ・チョコレート ・ピエロ

[人生とその目的]
・メイプルソンは売れないマジシャンだった
 ヘタで駄目な手品師としてサーカスの道化役をずっとやっていた ずっと笑いものだった
・そこをグリ・ムリ・アにつけこまれ魔法の力を与えられる
 手品を超える力を手にいれ手品の事はどうでもよくなってしまう
 自分には才能があると女神にすり込まれた
 しかし、手品の才能がない事を、本当は手品が好きだと言う事を思い出し、また練習を始める
0362粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/14(月) 17:12:00.00ID:???
[キャラクターを考えよう]
・根は優しくてこども好き こどもが喜ぶような手品師になりたかった
・基本的に小物だが、それを覆い隠すように大きな態度でふるまっていた
 姿も口調も、全て皮を被った偽りのもの
・ティトォの見せ場をつくる為に出したキャラ
 頭脳でも 最後には力でも負けてしまう
 ただ一番美味しいところはグリンが持っていった

[メイプルソンの魔法]
○皮 ディシーヴワールド 魔法レベル30

・ガムの魔力を変換し皮を作り出す
 発動にはある程度の時間ガムを噛んで魔力を込めなければならない
・その皮で物や人、自分さえも包み込んで別の姿へと変える事ができる
 それにより力を押さえ込んだり自分の力を上げたりできる
 ただし、あくまで上っ面だけなのでほとんどパワーアップしない
・サイズはある程度大きくしたり小さくしたり出来る
・一度でも触れたものなら完璧な姿を再現できる 指紋ですらも
0363粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/14(月) 17:12:28.39ID:???
〔下等なる人間共よ 私は女神の三十指 ダークアイ・Qだ
 ついにメモリア魔法陣が始まったようだな

 誰が優勝するか? さあな 興味ないな
 それより見よ この大いなる自然を! 素晴らしい…自分などなんてちっぽけな存在なんだ〕

崖の上から大海原を見おろし、そう洩らすダークアイ・Q
そして蒼空に映し出す、ダークアイ・Qとねこの笑顔できめっ☆


 つ づ く (−ω(○△○
0364マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/14(月) 18:41:50.19ID:???
プルえもん意外と魔法レベル低いのな
いろいろ応用が利きそうなもんだけどあくまで小手先の上っ面だけに過ぎたいって事か
0365マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/15(火) 01:00:55.70ID:???
魔法レベルって何基準なのかいまいちよくわからん……
0366粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/15(火) 17:27:41.93ID:???
なんの策も考えも無しにエイキに立ち向かうミカゼ、そんな彼にはシンメもお叱りの声が出てしまう
まともに真正面からやりあっても勝ち目はないが、ミカゼも人がやられそうなのを見て放っておく事は出来ず
・・・なんであれ、エイキとミカゼ、ヒルドゥマーロ、1回戦の参加者が一同に集結するのであった


  第77話|ミカゼと万象の杖


まずは姿を隠し、相手を探り戦略を練る手筈であったが
目の前に出てしまったものは仕方ない、どう対峙するかは戦いながら考えることにするシンメ
それに相手は"蛇"、潜むのは向こうも得意とするところであろう
そこを考えれば、確かに真っ向勝負が最善策ではありそうだが…

エイキもその足に膨大な魔力を込め、ミカゼに仕掛けんとするが
ミカゼ自体はたいした事はない、としつつも…エイキの脳裏には、一つの懸念があった

(メモリア戦で撃ったボブリッツとの必殺の合わせ技―――
 なぜ奴は受け止められた…? それも腕一本で…!!
 
 いや…あれは単に受け止めたわけじゃない…何か…おかしかった……
 次の一手で見極めてやる)

そしてエイキは飛び上がり、とぐろを巻いた蛇足の一撃をミカゼに向けて放つ!
その技を前に、ミカゼは正面から立ち向かい―――


   万 象 の 杖 


―――エイキの放つその強烈な一撃を、ミカゼは そっと手を添えるようにして受け止めた
0367粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/15(火) 17:28:14.05ID:???
―――(回想)―――

と、ここで場面はエイキの攻撃を受け止めたミカゼの技
"万象の杖"に関して、シンメ師匠からの指導を受けていたミカゼに移る(きのこもぐもぐ

【万象の杖は対攻撃魔法奥義 自らを空虚とし魔法による打撃を通過させて無効化させる技
 身体の中に魔力の滝を発生させ その流れに魔法を飲ませてしまうのだ

 右掌に流れの入り口を作り出し攻撃を受け 魔法の衝撃を体内の道に通して行く
 そして威力が対角線上の左脚の裏の出口まで達した刹那 その脚で地面を踏みつける!
 そして全ての魔力を脚の裏から放出するのだ】

その大技に、ミカゼもすげえと声を上げる まさしく無敵のような技ではあるが
無論、それ相応に大きなリスクもある 
魔力を最も無防備な身体の中を通す故に、流れに乱れがあれば体内にその衝撃が襲い掛かる
間違いなく致命傷…その言葉にミカゼもぞーっとしちゃう
さらに受け止める腕にも気を配る必要がある 左腕だと魔力を放出する道筋に心臓を通す必要が出てくる為だ
踏みつける左脚も、しっかりと威力を放出しなければ脚が破壊される危険もある

【成功すれば無傷だが……失敗すれば受けるダメージを増大させる諸刃の業―――
 多様もできん ここぞという時 必ず決めろ】

―――(回想終わり)―――

そしてミカゼの受け止めたエイキの魔力をその脚で放出し、大地が爆ぜる!
そのままエイキの蛇足を払いのけながら、ミカゼはシンメからの教えを脳裏に浮かべる

―この万象の杖は力で強引に受け止めるとか跳ね返すとかではない
 そのため相手には全く反動がない ミカゼの身体に力が吸収されてしまうような感覚になるはずだ

 そう 全身の力が一瞬抜ける!!その機を逃すな!! 必殺の時だ!!!―
0368粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/15(火) 17:28:52.58ID:???
万象の杖でエイキの技を無効化し、無防備になったエイキのどてっぱらに
ミカゼの両の手で放つ掌低、焔狐が突き刺さる!! 

見事、理想的なカウンター技がエイキを下す…と思われたが
血反吐を吐きながらも、エイキは立ち上がってみせる…!

【あれをくらって立つ…か… 魔物め……!!】
そして再びエイキの蛇足が、変幻自在の動きでミカゼに襲い掛かる!
正面からと見せかけ、地中から飛び出した蛇はミカゼの周囲を包囲するが
間一髪、締め上げられる前にミカゼはその包囲から脱出

(蛇の何がヤバいって―――毒でも噛み付きでもない!! 締め!!)
「捕まったらもう終わりだ!!」

ここは森に逃げて体勢を立て直そうとするミカゼだが
蛇足は平気で樹の合間を縫ってミカゼを追いかける 森を抜け崖から飛び降りるが
次の瞬間、森から一本の樹がロケットの如く飛び出し、その木に乗ったエイキの姿が!
そこからエイキの放つ蛇の一撃を、ミカゼが樹に捕まり グリン!と裏側に回りこむ
そのままエイキとミカゼは、宙を飛ぶ樹の上で激しい乱打戦を展開する!
激しい闘いに、二人が乗る樹が耐え切れなくなったか中心部分から真っ二つに裂ける
両者地面に着地するが、傷を負ってしまったミカゼとは対照的にエイキは余裕の笑みを見せる…

(まずい…技を見切られている… 右腕をやられた…!!
 これでは万象の杖は使えない…!!!)

魔法使いに対抗する奥義を封じられ、ミカゼは窮地に立たされる…

<続く>
0369マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/15(火) 18:06:11.82ID:???
万象の杖はなかなか面白い効果でいいな
マワシウケ的な達人の技っぽさがあるわ
0371マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/15(火) 19:30:08.82ID:???
久々のガチバトルでええのう 
エイキも確かな実力もちで、伊達にヨマのお付きやってるわけじゃないのが解る
この手の奴って大体強いやつの威を借る、的なのがお約束だし
0372マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/15(火) 20:19:52.96ID:???
一、二回でミカゼの技の性質を見切るあたりはさすがだよね
実際ここからミカゼもどう挽回したものか
0373マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/16(水) 07:31:57.19ID:???
樹に乗ってすっ飛んでくるエイキが完全にタオパイパイな件
0376粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/17(木) 17:06:07.39ID:ifOGzPvc
ミカゼとエイキが激しく戦う最中、島の外では
リゼルがのんきにアイス食べてました 一本食べ終えて、もう一本懐から出し
「いくつ食ってんだよ」リゼルのどたまがイドに蹴り飛ばされました アイスいぬに奪われ
どうやらイドも一回戦の見学のために島の近くまで足を向けていたが
流石にここからでは闘いの様子は伺えないようで… 
アイスダメにされてリゼルもお怒りだったけど ぷりぷり

…そして、場面は対峙するミカゼとエイキに移る 島の動物達もその戦いを見守る −ω−)
「魔法陣一戦の時間制限は12時間だったな… 正午から日付が変わるまでの
 たっぷりあるな せっかくだから有効に使わせてもらうか
 ヨマさんと戦う時のための技を色々試させてもらうぜキツネ!!」

余裕の笑みで言い放つエイキとは対照的に、ミカゼは苦悶の表情でエイキを睨む…

 メモリア魔法陣 封印解除 第一段階目
 第1戦 御風 VS 影鬼 VS ヒルドゥマーロ

  第78話|右と左

…状況は圧倒的にミカゼが不利、シンメはミカゼに降参するよう言うが
ミカゼはそれを「嫌だ!!」と拒絶する これにはシンメも【げ】って声がでちゃう

(こ…このガキャア…お前の身体はワシの身体なんだぞ……!!
 死んでしまったら元も子もないじゃないか……)
【いいかミカゼ!!お前はまだ万象の杖を完全なものにはしていないのだぞ
 右手がそんなに傷ついた状態では使えない!!】

「大丈夫ですよ師匠…見ていてください! 絶対に勝ってみせますから……!!」
0377粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/17(木) 17:06:51.53ID:???
…まさか、左手での万象の杖を試みるつもりなのか 
シンメもその目を見開きながら止めようとするが、二人の事などお構い無しにエイキが仕掛ける
蛇足を岩に巻きつかせ、岩をミカゼに向けて投げ飛ばす ミカゼも岩を蹴り砕くが
砕かれた岩からエイキが突撃!ミカゼの顔面に蹴りをぶち込む!
その一撃に吹き飛ばされるミカゼ、やはりその実力にはかなり開きがあるが…
・・・そこに、対戦者の一人、ヒルドゥマーロがミカゼに向け森の中にくるように言う
ここはミカゼもその言葉に従い、森に逃げ込む事に だが森に逃げても蛇には…
・・・その時、二人を追う蛇の感覚が鈍るエイキ 気付けば森にはあちこちに火の手が上がっていた

「蛇は獲物の体温を感知して動くドゥーブル
 視界の外でも完璧に襲ってくるのはきっとそのためドゥーブル
 これなら感覚は鈍るドゥーブル!!」

ヒルドゥマーロの言葉通り、森のほうに蛇を伸ばすがミカゼの存在をなかなか感知できないエイキ
そしてミカゼはその隙を付き、背後から襲いかかろうとする! …が
次の瞬間、エイキの蛇はとぐろを巻いて周囲を覆い、ミカゼの紀州を防ぐ

「あぶねぇあぶねぇ どこから来るかわからなかったら全方位を防御すればいいだけのこったな」
蛇足の防御壁を纏いながら、ミカゼの首に新たな蛇が噛み付く!!

【今のは一体……!? !!】その時シンメは、エイキの口の中から延びる紫の蛇に気付く
【口の中から…!! 舌……か?】
「これが奥の手、紫大将だ 並の毒じゃねぇぜ 即死しないだけで大したもんだ」

その猛毒にもがき苦しむミカゼを、無理やりに森から追い出し更なる技の実験台にさせんとする
うめき声を上げながら苦しげに地面を引っかくミカゼに降参するよう諭すシンメだが
ミカゼは苦悶の形相になりながらそれを拒絶する…

「まだ俺は 限界じゃない……!!!」
【限界までやる意味がないと言ってるんだッ!!お前がこの闘いに命を懸ける必要はない!!】
0378粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/17(木) 17:07:24.27ID:???
「ハァ ハァ さすがに俺も疲れが出てきたぜ…次の一手で終わりにしてやる
 奥の奥の手を使ってな!! …ん?手じゃねぇか?足か? くくく どっちでもいいか」
そう宣言しながら、エイキはその脚に膨大な魔力を宿す…!

【お前の目的はなんだ?ミカゼ!!別に優勝し禁断魔法を手に入れる事ではないだろう!!
 自分を鍛え強くなる事だろう!!仲間である不老不死の魔法使いを家に送り返すことだろう!!
 ここで死んでしまったらなんの意味もないんだぞ!! ここは退けミカゼ!!】
シンメの説得に、ミカゼは苦しげな表情になりながら…ただ一言、ぽつりと洩らす

「友達なんだ・・・・・・」

 ずっと一緒にいたいんだ――― 守りたいんだ―――

 それには強くなくちゃ駄目なんだ

 強 く な く ち ゃ 駄 目 な ん だ 

「強くなるのは今だ…!! 今ここで……!!
 お前を倒して……!!俺は強くなる!!」

強くなる、その決意を宿しながらミカゼは拳を握り締め立ち上がる…!
それと同時にエイキもその最大の奥義が完成し、その下半身は一本の蛇の骨格と化していた
「ついに…極めたぜ マテリアル・パズル 妖老裸骨蛇 "骨白蛇"」
(通常は一本の蛇が攻撃をする時 もう一本は防御にあたるが…
 この技はそれらをひとつにし最大にまで威力を高めた奥義だ!!)

エイキの振るうその最大奥義は地を砕くほどの威力を見せる…!
だがミカゼもそれを咄嗟に退くことでどうにか難を逃れる
その凄まじい威力にはシンメも息を呑むが、これほどの大技なら懐に入る事も…
そう考えかけたがそれを自身で否定するシンメ むやみに近づいても口の中の蛇にやられるが…
0379粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/17(木) 17:07:45.37ID:???
崖際に追い詰められたミカゼ、もはや逃げ場はないミカゼは
万象の杖を使うしかない、とする あれだけの威力ならそれに生じる隙もでかいはず
リスクは高いが必ず左手でも成功させんと、ミカゼは構えを取る
…ミカゼの構えを見たエイキも、最後にその技を破り、決着をつけんとする!

突撃するエイキを待ち構えるミカゼだが…
エイキの白骨蛇が振るうのはミカゼではなくその下の崖!
その威力に地面が砕かれ、ミカゼの身体は宙へと落ちていく…!

(しまった!! この技は地に脚がついていないと使えん!!)
「その技…魔力を身体で通過させ脚から放出する技と見た!
 ―――てこたァ… これで やっと死ねるなミカゼ
 バラバラになってなァーッ!!!」

絶体絶命の一撃が、ミカゼに迫る…!!

<続く>
0380マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/17(木) 17:37:23.19ID:???
姿自体通常時から大きく変わるのはとっておき感あるな骨白蛇
0381マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/17(木) 17:51:33.60ID:???
ドゥーブルもどうにか見せ場は作れたな
まあいつの間にかミカゼのサポートになってるけどそれだけエイキが実力者と言う事か
0382マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/17(木) 18:13:55.07ID:???
地味にきのこ特訓が無ければ今回の蛇毒でやられてたんだろうと思うと
お師匠なんだかんだで頼りになるわ、技も知識も豊富だし
と言うかお師匠もここまで来たら、もう完全にツンデレ役だろうw
0383マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/17(木) 19:37:49.04ID:???
「フン、カン違いするな ワシが乗っ取る身体が壊されてはたまらんからな」
的なセリフがどこかで来たりとかしそうだなw
0384マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/17(木) 19:59:11.57ID:???
攻撃系魔法使いと取りあえず戦闘できるってミカゼは本当に強くなったな
エイキの印象はアビャクよりも下ぐらいなイメージだけど、アビャクには一人ではほとんど何もできなくて戦闘らしい戦闘にすらならなかったもんなぁ
0385マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/17(木) 21:29:56.85ID:???
エイキが肉弾戦タイプの魔法使いなのもあるだろーな
アビャクみたいに先手必勝で水圧弾ぶち込まれたり霧出されたりとかなるとミカゼくらいじゃどうしようもない
0386マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/18(金) 09:40:16.82ID:???
これは次の戦いはアクア戦になって、友であり越えるべき壁との戦い、とかも予想したけど
3人勝ち抜きだからどうしてもそう言う形にはならんよな あるいはジールボーイが壁になるか
0387粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/19(土) 17:40:48.41ID:OL6vVa9E
  第79話|決着と死

万象の杖の、空中では使う事は出来ないと言う弱点も見切られたミカゼ
必殺の一撃がミカゼに迫り、もはやシンメも為す術が無いと諦めてしまうが
…そんな中で、ミカゼの脳裏には 一つの思いが浮かぶ…

(ミカゼ… 俺の名前―――
 敵の三十指に名前呼ばれたの初めてかもしんない… だっていつもキツネとか…

 認めてくれた…のか? 初めて 敵 と―――)

そしてミカゼは左手を突き出し、万象の杖でエイキの白骨蛇を受け止める!
雄叫びを上げながら、ミカゼの身体に魔力の奔流が駆け巡り―――
脚にまで到達したその破壊の魔力を、ミカゼは エイキの顔面を蹴り飛ばして吐き出す!!
土壇場で出したミカゼのそのカウンターにはシンメも驚愕の表情が浮かぶ

(こいつなんて奴だ!!地面ではなく直接相手の身体に叩き込みおった!!
 確かに足技は得意だった 上半身より下半身の方が安定していた
 しかし脚に流れる魔力を一瞬とどめ 撃てるか!?普通
 ワシでもできんぞ こんな精密な脚の魔力操作!!)

シンメも勝利を確信するが…エイキの脳裏には、ヨマの言葉が浮かぶ

 生き残るには―――

エイキはその目を見開きながら、両腕の拘束を無理やりに引きちぎる!
そして体勢を立て直し、反撃の魔法を―――
0388粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/19(土) 17:41:10.32ID:???
―――だがその眼前には、更なる追撃を仕掛けるミカゼの姿!
その顔面にミカゼの焔狐が突き刺さり、吹き飛ばされながら岩壁に背中を強打するエイキ
……そして、両者の身体が交差し…エイキは倒れ、ミカゼはかろうじて踏みとどまるが
倒れたエイキの姿に、ミカゼも張り詰めていたものが切れたか倒れこもうとする所で
その身体をヒルドゥマーロが咄嗟に支えてくれた

「はは… 俺も…もう立ってらんないや… 立ってるのは…あんただけだ…
 あんたの…ひとり勝ち…か…」
「いや…」

…すると、光り輝く島の石碑が、光の弾を生成し…勝者に向けて、その証を刻む
「どうやら…魔法陣はきみを選んだみたいドゥーブル」
ヒルドゥマーロの言葉の通り、その証はミカゼの手に刻まれるのだった


 メモリア魔法陣 第一段階目

 第一戦 勝者 御風――― 第二段階目進出決定


…敗北し、肩を落としながら島を後にするエイキ
そんな彼をアダラパタが出迎える 無論、負けた自分を始末するために
その辺に月丸辺りが潜んでいる事もエイキは見抜き、二人は共に笑い声を上げるが
それを止めようとするのはグリン達メモリア城の面々であった

・・・敵が自分を守り、味方が自分を殺そうとする…そんな状況を前に
エイキは一際、高笑いを上げながら―――蛇足の牙がエイキ自身の首に喰らい付く!?
0389粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/19(土) 17:41:42.56ID:???
―エイキ エイキ!!―

…それと共に、エイキの脳裏には幼少の記憶が浮かび上がる
エイキの家は貧しく、親は子に乞食のような真似をさせて生計を立てていたが…
エイキの稼ぎは芳しくなく、反抗的な子の目線に親も声を荒げる

―…なんだいその眼は もっと惨めな顔をしな!もっとみずぼらしく生きな!
 そんなんじゃ誰も恵んでくれやしないよ!! …そうだ 手を出しな もっと惨めな姿になれば…―

そう言いながら親はハンマーを手にし そして、エイキの手に向けて―――


「俺には…価値がある…価値が…… 勝ち続ければ…
 だが…俺は負けた…… もはや… 生きる意味はない・・・」

その言葉を最後に、エイキは鮮血を流し事切れるのだった…
エイキのその最後に、バレットも目を見開き、グリンも呆然とするしかなく…

「使えない者はいらない… こいつは魔法を失ったわけではない…まだ闘えます
 だがもう駄目です 必ず勝たねばならない闘いというものがありやがります それにこいつは負けた…
 こいつは… もう駄目です」

自害を選んだエイキの亡骸に向けてそう言い放ちながら、アダラパタはその死をあざ笑うが
…去り際のその横顔は、どこか寂しげな笑みが浮かんでいるようにも見えた…
0390粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/19(土) 17:42:04.46ID:???
アダラパタはその場を去り、残されたグリンたちとエイキの亡骸
その亡骸を前に、グリンはしゃがみ込みながら呟く

「なぁ親父…… グリ・ムリ・アがなんかしでかす前に止めるっつってたけどさ…
 こいつも…他の三十指も…… 皆なんかされてこうなったんだろ……?」
「悲劇はすでに始まっていたのだ…… 100年も前から……
 もう…終わらせなくてはならん…」
バレットのその言葉に、グリンはその瞳に決意を宿すのだった

一方、仕事が無く終わった月丸はぶーたれながら街の方に帰ろうとするが
森の中で、月丸は一人の少年と鉢合わせる 月丸の姿に、少年、シャルロックはその目を見開き…
そこに太陽丸もその場に割って入る 太陽丸の方はシャルロックの姿に覚えがあった

「この子供は…確か五大石を持つ一族… シャラカ族の生き残りか
 こんな所に見学に来ているという事はお前も魔法陣出場者か」

…思わぬところで鉢合わせた一族の仇に、シャルロックは荒い息をつきながら目の前の仇を睨む…
「俺達を恨んでいるか?倒したいか?殺したいか?
 俺も魔法陣に出場している 殺りたければそこで殺れ」

太陽丸もそう告げながらその場を立ち去る 
騒ぎを起こせば魔法陣の出場を取り消される恐れがあるためシャルを見逃す二人であった
…そして一人残されたシャルは、その足を震わせながらも
脳裏にあの惨劇を思い出し、一族の仇を見つけたシャルもまた、その瞳に決意を宿すのだった
0391粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/19(土) 17:42:45.43ID:???
メモリア城ではミカゼが医務室のベッドで横になっていた
先生によれば3日もすれば動けるようになる、との事で
アクアも勝っちゃうとは思わなかった、としながら

「偉いぞミカゼ」 
その勝利を労うアクアであった 
ご褒美に寝てるミカゼにあめちゃん上げてたけど −ω−)


  3月14日

  メモリア魔法陣 封印解除 第一段階目

  第二戦

  ジール・ボーイ VS メルチナ VS シャルロック


そして次回、鬼人ジール・ボーイ出撃す!!

<続く>
0392マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/19(土) 18:18:43.19ID:???
間違いなくガチの悪党だったはずなのにエイキの最後が切ない・・・
0393マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/19(土) 18:31:38.45ID:???
結構イイキャラしてたのにな
30人もいるからか結構惜しみなく殺すよなあこの漫画
0394マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/19(土) 20:40:00.44ID:???
アダと女神がなんかやる前から空っぽだったってことか、エイキは
0395マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/19(土) 20:50:32.40ID:???
たぶん全部が全部女神(てかアダさん)が手を下してるわけではないんだろうな
もともと空っぽなやつを取り込んだり、たまたま空っぽなヤツにつけ込んだりもしてるんだろう
0396マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/19(土) 22:06:07.17ID:???
ジルさんには悪いけど、この流れはシャルロックが勝っちゃう感じかもしれん
流石に決勝での対峙まではいかんだろうけど、ってかその前に月丸のほうがちょっかいかけにきそう
0397マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/19(土) 23:33:14.39ID:???
個人的にはミカゼ対三十指対ゲストって構図になってほしいから、メルチナちゃんには頑張ってほしいところ
0398マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/20(日) 10:55:45.56ID:???
>「偉いぞミカゼ」 
その勝利を労うアクアであった 
ご褒美に寝てるミカゼにあめちゃん上げてたけど −ω−)

この辺見てるとアクアってかなりロリババアだなw 俺もアクアからあめちゃんほしい
0399マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/21(月) 09:25:19.71ID:???
本人寝てて褒められてるの気が付かないのがいい
ていうか魔法の毒をガッツリくらってるけどホワイトホワイトフレアの治療じゃなくてもなんとかなるものなのか
毒キノコ食いまくったおかげかな
0400粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/21(月) 17:10:13.89ID:n57mWTb4
ダークアイ・Qの前回のあらすじ

〔メモリア魔法陣第一段階目 第一戦
 ミカゼVSエイキVSヒルドゥマーロの闘いが終わった

 苦戦の末ミカゼとやらが勝ち残り第二段階へとコマを進めたようだ どうでもいいがな〕

早くも二回戦が始まり…島の中では木の上に生っている果実をとれず
息を切らせて木を見上げるシャルロックの姿があった


  第80話|土と拳


その後、どうにか苦心しながらも木を上り、無事に取る事が出来た
木の上で息をつきながらも、村で過ごした時の思い出が浮かび上がる、が…

―シャルロックの兄ちゃん 木登りもできないのー?―
―……うるさいな いいんだよ―

―シャルロック!今日こそは狩りを教えるぞ!ついてこい―
―やだよ…そんな野蛮な事……―

シャルの浮かび上がる記憶は、村の皆につんけんな態度を取っていた時の事ばかり…
涙ぐんじゃうシャルだが、突如島に凄まじい衝撃が響く!
その衝撃によりシャルは木から落ち、下にいたぱんだに落下してしまう #●ω●)

どうやら島の何処かでは、早くもジール・ボーイとメルチナの闘いが始まっていた模様
地面から延びる巨大な腕を、ジール・ボーイはシグマの一撃で粉砕する!
・・・が、粉砕した腕の破片が、新たに無数の手を作りあげ再び襲い掛かる
それを牛輪でまとめて砕くが、今度は地面からまたも無数の手が…
0401粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/21(月) 17:11:03.49ID:???
「……キリがないな 土の中に何かいる…そいつを叩かねばな!!」
そしてジール・ボーイは渾身のシグマで地面を打ち砕く!!
…その戦いを丘の上で見ていたシャルも、ジール・ボーイの凄まじさには唖然としてしまう
そんな光景に、自分なんかが出場しても勝てるわけ無い、と弱気になってしまうが…

「皆の…敵…」そう、呟くシャルの脳裏に 村の皆を殺した太陽丸の姿が浮かび…
(使うんだ…あの力を… 必ず勝機はある
 漁夫の利でもなんでもいい… 勝ち進んで敵を討つんだ……!!)
村の皆の敵を討つ、その決意を胸に秘めながら、今はただそのチャンスを待つ…

ジール・ボーイの放ったシグマは、彼の足元以外の地面をまとめて粉砕させるが
だが仕留めた手ごたえは無く…恐らくは地中を移動していると見るジール・ボーイ
相手は土を操る魔法使い、メルチナ 土はどこにでもある、いわば島の全てが彼女の武器…
恐らくは持久戦を仕掛け、ジール・ボーイを疲弊させんとする目論見と見て
望むところ、とあぐらをかき待ち構える…つもりだったが・・・

…次の瞬間、目の前の地面から何かが湧き出るように膨れ上がり
地面が弾けると共に、彼の相手、メルチナがその姿を見せる
真正面から姿を見せるメルチナには、ジール・ボーイも驚いたとしながらその前に着地する
無論、彼女も降伏に来たわけではない 挨拶で顔を身に来ただけ、とするが…

「もうひとりの対戦相手のシャルロックって奴は?」
「さあな まだ会っていない」
シャルの話題が出るが、流石にその近くに潜んでいるとは二人も気づいていないようで
それにメルチナも、問題はどうせジール・ボーイ一人だけ、としながら
メルチナは、手にしたカードを高々と掲げる

「命である右拳の魂を砕かれても 流石五本の指だね
 小細工が効かない事はよくわかったよ

 パワーでの真っ向勝負!! あたしの全魔力をぶつけてやる!!」
0402粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/21(月) 17:12:15.10ID:???
その宣言と共に、メルチナは自身の魔力を込めたそのカードを地面へと差し込む
そのカードは地面へと吸い込まれ・・・ 次の瞬間、大地が爆ぜる!?
爆ぜた大地は二本の巨大な腕を作り出し、メルチナがその腕の上に乗ると
さらに一際巨大に大地が弾け飛び、そこから山の如き何かが形成される…!?

「びっくりしたかい?ジール・ボーイ これがあたしの魔法の真の力!!」
そう叫びながら、形成された土の山から飛び降りると、その一部が眼光の如く輝くと共に
メルチナの身体はその内部へと吸い込まれていく 
そして内部、コクピットのような場所で メルチナはレバーを手にし、高々と宣言する

「メテオン 発 進 !!!」

メルチナが全魔力をかけて作り出したその存在、メテオン その正体は超巨大なロボットであった!!!
その凄まじい巨体にはシャルも圧倒され、ジール・ボーイもその巨体を見上げる
(*参考までに言えば近くにいたパンダはメテオンと比較すれば小指の先ほどの大きさしかないほど

≪…いくよジール・ボーイ 力比べだ!!≫
「いいだろう!!」

ジール・ボーイもその巨体に真っ向から挑まんと、左腕にシグマの魔力をこめるが
メテオンの放つ右ストレート、アトミックメテオボンバーは、シグマの破壊力をいとも容易く押し返す!!

≪ザクとは違うんだよ ザクとは!!!≫
叫びながらその腕で押しつぶさんとするメルチナ、地響きの如き衝撃が近くのシャルにも襲い掛かる
…だがジール・ボーイもかろうじてその腕を受け止めて凌ぎ、一度距離を置くが…
メテオンの凄まじさには、ジール・ボーイも 「剛い…」 と認めるしかなく
牛輪や飛燕ではこの大質量には無意味、シグマ一本で相手をするのは厳しいが・・・
…その巨体を睨み…ジール・ボーイは左腕の指を鳴らしながら、静かに宣言する

「合成魔法拳…」

<続く>
0403マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/21(月) 17:41:28.36ID:???
>≪ザクとは違うんだよ ザクとは!!!≫

ちょwww大丈夫かコレwwwww
0405マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/21(月) 18:55:18.55ID:???
実際めちゃくちゃつえーなメテオン
数も出せるし真っ向勝負でも、弱体化したとはいえ5本の指を圧倒するレベルで
流石にコレだけの代物となると使ってるほうも消費が激しそうだけど

こんなヤツら相手に本当に勝ちの目あるのかなあシャル君(遠い目)
0407マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/21(月) 20:17:06.37ID:???
普通に影鬼より強そうだなメルチナ
これ崩せる火力持ってるやつってそうそういないだろ
0408マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/21(月) 20:43:55.17ID:???
多少崩しても「土」である以上幾らでも再生されそうだし
やっぱり一撃で潰せる大火力がないと真っ向からは無理だろうな
そうなるとアクアのBBジャベリンズが第一候補になるんだけど
なんつーか、BBジャベリンズって今まで敵をしとめたことないんだよなあ、そう言う意味では不安(何)
0409マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/22(火) 01:46:48.57ID:???
生身の人間に本気でジャベリンズぶち当てたらスプラッタというかもはや塵になりそうだし見せ場作りにくいよな
メルチナアクア勝ち上がりで2回戦目でついにジャベリンズが日の目を見るか?2人ともミカゼと絡みあるし
0410粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/23(水) 17:21:42.93ID:ynxLH2aA
ジール・ボーイとメルチナの激しい闘いが繰り広げられる中
島が見える湖のほとりではアクア達がリュシカお手製のパンをおやつにピクニック中でした
皆もリュシカのパンには舌鼓を打つが、口にはいる分だけパンかっこむグリンの姿には
味わって食べてるように見えないのでリュシカも不満げ

島からは地鳴りのような轟音が度々響く 何せ今闘っているのはジール・ボーイ
さらに相手は小さい少年少女、サンも相手が可哀相、とサンドイッチ片手にぼやく声がでるが
それに異を唱えるのはネクバーパ船長 魔法陣に出る以上は相当な実力者のはず
それに闘いは1対1とは限らない、戦略で実力差をひっくり返すかもしれないと語るのだった

ただ、見知らぬそのおっさんの姿に、皆も(誰だろう このおっさん…)て思ってたけど
とりあえずグリンの知り合いと思う事にしといた

と、不意にグリンは今はここにいない、勝利したミカゼを賞賛する声がでる
アクアもその言葉に、「少しは強くなったんじゃない?」とぶっきらぼうに返す
…何処か儚い笑みを浮べながら「それに比べてあたしは……」そう呟くリュシカ…

「皆さん…魔法陣が終わったら向かうんですよね グリ・ムリ・アさんと三大神器の下へ―――…
 次の魔法陣第三戦は…闘わせてください アクアさんの助けになりたいです……
 一生懸命頑張ります やらせてください それを… 最後の闘いにしまう

 あたしはメモリアに残ります」

…そう、決めるリュシカに…アクアは何も言わずに頷くのだった…
ネクバーパもあんたには戦場は似合わない、としながら
カニバサミにパンを挟みつつ、その場を立ち去るネクバーパ船長 一行もそれを見送りつつ

「あのおっさん誰?」とグリンが一向に聞いてたのでした
0411粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/23(水) 17:22:30.75ID:???
  第81話|ジール・ボーイと復活合成魔法拳

 メモリア魔法陣 封印解除 第一段階目 

 第二戦 ジール・ボーイ VS メルチナ VS シャルロック

ここで場面は島の対戦に移る メルチナの操る巨大ロボ、メテオンを前に
ジール・ボーイはその左腕に更なる魔力を込め対抗しようとするが
≪させない!! ビッグダートグレーネード!!≫
メルチナも当然そうはさせまいと、メテオンの指先をミサイルにして放つ!
そのミサイルを跳躍して回避するが、追撃のパンチがジール・ボーイに直撃する!!

吹き飛ばされながらも、どうにか防御し凌ぐジール・ボーイ
しかし左拳の合成魔法拳を構築する魔力は今の衝撃で散ってしまう
一度距離を置いて、合成魔法拳を構築するために身を隠すか?とも考えるが…
ジール・ボーイは再度、メテオンの巨体に真っ向から立ち向かう!!

(あれ程の土の巨体…そう長くは維持できないだろう
 時間を使えば勝利するのはたやすい だがこの魔法陣に出場した目的は勝ち進む事ではない
 力を取り戻す事!!)
「前へ進まねばなんの意味もないッ!!!」

真正面から真っ直ぐ突っ込むジール・ボーイに向け
≪バーニングコメット!!≫メルチナは膝部分の装甲をカノン砲として放つ!
その凄まじい威力の衝撃は周囲に土煙を巻き起こすが 
気付けばジール・ボーイの姿は既にメテオンの肩部にあった!
ゼロ距離まで詰め、再び左拳に魔力を込めるが、肩部の土から飛び出すニードルが襲い掛かる!

(この巨体…大技ばかりかと思ったが懐に入り込んでも死角がない
 痒いところにも手が届く仕様!!)
0412粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/23(水) 17:23:29.72ID:???
迎撃のニードルがジール・ボーイの身体を掠めながらも、その魔法構築に集中せんとし―――
…その目を閉じ、気配だけでニードルを回避しながら…拳に、合成魔法拳を構築し…!
その拳の確かな手応えと共に、メテオンに向けて合成魔法拳を―――

≪あんたの兄貴 母親と一緒で行方不明になってるんでしょ 少し知ってるよ…噂でね≫

―――不意に、そう告げるメルチナの言葉に、ジール・ボーイは一瞬その動きが止まってしまう
その隙を付かれ、メテオンの指ミサイルがジール・ボーイに直撃する!!
岩壁に貼り付けになったジール・ボーイを見据えながら、メルチナの脳裏に浮かぶのは……

―――(回想)―――

「ジール・ボーイを生かしておいてはいけません」

メルチナに向けてそう語る、アダラパタ
パフェを食べながら、生かしておけばいずれかつての力を…
いや、いずれ前以上の力を手にする、とするアダラパタはここらで必ず仕留めるよう、メルチナに命ずるが

「もしメルチナさん ジール・ボーイが貴様を倒し…
 魔法陣を勝ち進んでしまったら―――それは更なる力を手に入れたという事―――」
「…そうなったら…?」

…アダラパタはその問いには答えず、口にしていたスプーンをメルチナに向けて差し出す

「食べてください    嫌いなんですよ マンゴー」
アダラパタの差し出すそのスプーンに…メルチナは何も言わずそれを口に含む

「そうなったら……?わかってやがるでしょう…?キャきゃきャきゃ」
そして、アダラパタの嘲りの笑い声が響くのだった…

―――(回想終わり)―――
0413粗筋書きの三十指
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2019/10/23(水) 17:23:52.21ID:???
≪教えてあげるよジール・ボーイ あんたの家族の居場所を
 女神様の国さ!! あんたの兄貴"エル・ボーイ"はあんたを倒すべく三十指の一人として待ち構えているのさ…!!≫

メルチナの言葉にジール・ボーイもその目を見開く…

(卑怯だけどジール・ボーイ…完璧に近いあんたを乱すにはこれしかないんだ
 この闘い…あたしは負けるわけにはいかない あたしのためにも友のためにも―――)
≪マテリアル・パワー全開!!最高出力!! この機は逃さない!!
 あたしの全てを乗せた最後の一撃をくらえ!!ジール・ボーイ!!
 アトミックメテオフレア!!!≫

メルチナの全てを込めて、ジール・ボーイに放つその必殺の一撃は―――
ジール・ボーイの放つ一撃に、メテオンの腕が肩から抉り取られる!?

「メッツの敵… 特捜隊としての使命… そして兄と母の行方―――
 道はひとつだけだった… お前達を倒し前へ進むだけ…
 女神の下へ向かう道一本でいい なるほどそんな所にいたか… これでようやく集中できる」

自身の攻撃で抉りとられ落ちる、メテオンの腕を見据えながら呟き

「彗龍 一本髪」
不敵な笑みと共に、ジール・ボーイの合成魔法拳はここに復活を遂げる!!

<続く>
0414マロン名無しさん
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2019/10/23(水) 18:09:17.89ID:???
大ボスが弱体化して仲間入りしたと思ったら
仲間内でも延びしろがトップクラスだった件 なんなんだコイツ
0415マロン名無しさん
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2019/10/23(水) 19:18:35.39ID:???
メルチナとアダラパタの会話がよくわからん
なんか嫌な事でも従うしかない、みたいなのは解るんだけど
0416マロン名無しさん
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2019/10/23(水) 21:01:51.37ID:???
兄貴も三十指なのか…じつは残り一人の5本の指だったりして
0417マロン名無しさん
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2019/10/23(水) 23:09:43.93ID:???
ジルさんがRPGにいたら間違いなくお助けキャラというか
中盤での途中離脱を警戒してパーティーに入れないタイプのヤツだw
0418粗筋書きの三十指
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2019/10/25(金) 18:02:38.76ID:9oSDySV+
ジール・ボーイの放たれた合成魔法拳 彗龍一本髪の威力は
メテオンの巨体から、容易くその腕を抉り取る…!
そしてさらに、ジール・ボーイは左腕の指を激しく鳴らし
新たにもう一撃、合成魔法拳を構築する…!!

「マテリアル・パズル 三獅村祭
 牛輪+飛燕 合成魔法拳

 八 ツ 首 卍 龍」


  第82話|勝者と敗者


無数に放たれる光の龍が、メテオンの巨体に次々と突き刺さる!
その圧倒的な威力には、内部のメルチナも悲鳴が上がる
さらにその威力に押されるメテオンの背後には池が見える 

(あたしの魔法メテオンは土の魔力を変換している 弱点はまんま水!!)
メルチナもレバーを押さえて水場に落ちるのを防ぐべく耐えようとする
が、ジール・ボーイも水に落としての決着にするつもりはない

「次の一撃で砕く!! 俺の拳でな!!」

その拳を握り締め、堂々と宣言するジール・ボーイ
しかしさすがに、合成魔法拳の三連発はジール・ボーイ自身への負担も大きいようで
その表情を歪めながらも、新たに士熊と牛輪を組み合わせんとする
0419粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/25(金) 18:03:18.21ID:???
(負けるか……!! 負けるか……ッ!!!
 まだ勝機はある…!!位置と…タイミングだ!!)
「こちとらもうとっくに限界越えてんだよっ!!!
 命と引き換えにあんたを倒す覚悟はできてるんだ」

そしてメルチナもまだ勝負を諦めてはいない
メテオンを踏みとどまらせ、向かってくるジール・ボーイに真っ向から立ち向かわんとする
…そう、見せかけて 拳に闘気をまとい跳躍するジール・ボーイに向け
その跳躍した瞬間を狙い、切り落とされた腕が地面から伸び、背後からジール・ボーイに襲い掛かる!!
そして地面の腕とメテオンの腕との挟み撃ちで、ジール・ボーイを討たんとする、が…

「誘うならもっと焦らず慎重に…だ 動きがあからさますぎる 惜しかったな」

その奇襲を、完全に読んでいたジール・ボーイは
地面の腕を利用し、その反動でさらに高く跳躍し!
止めの一撃、華龍三ツ眼をメテオンに向けて放つ!!

「我が拳に…… 砕けぬものなどない!!!」

その戦いの決着を、ねことかばとらいおんさんが見据える中 −ω−)
猛々しき叫びと共に、メテオンの巨体が崩れ落ちる…!
メテオンの瓦礫と共に落ちていくメルチナ 
その身体とカード状の魔法器具をジール・ボーイが掴み取る

「ちくしょお!! 放せ 放せ!!負けない……負けない…!!」
それでも、メルチナは自身の負けを認めない 涙を溢れさせながら抵抗せんとするが

「もういい… 休め…」
・・・ジール・ボーイのその優しい言葉に、メルチナもその目を細め―――
0420粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/25(金) 18:03:41.20ID:???
―――だが、メテオンの瓦礫の中に混じり 
いつの間にかシャルロックが、その眼前にまで迫り…!!

「マテリアル・パズル ドラゴンスフィア」
顔面に血管を浮かばせながら、シャルの放つ魔法が轟音と共にジール・ボーイに襲い掛かり―――

・・・・・・静寂の中…後に残ったのは…
球状に丸まったメテオンの破片と、倒れ付すジール・ボーイ
その場に立つは、シャルロックただ一人… 
手のひらに浮かび上がる勝利の紋章を握り締め、シャルは次の戦いへと向かうのだった……

 メモリア魔法陣 第一段階目

 第二戦 勝者 シャルロック―――第二段階目進出決定

…その後、夜になり…アダラパタがここまでのブライクに経過を報告する
メルチナは敗れたがジール・ボーイも敗北したようで
二人を倒した相手に関してはアダラパタもよく解ってないそうで
メルチナもメモリア城に捕獲されたため、始末は保留との事

「順調かい?アダラパタ」
…そこに、何者かがアダラパタに声をかける 現れたその人物は…
0421粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/25(金) 18:03:59.11ID:???
「これはこれは "斬り裂き魔"さん いいんですか?
 城から抜け出してきて…こんな所にいて」
「ふふ…やだなアダラパタ 名前で呼んでよ ボクとキミの仲じゃないか
 久し振りのオフだからね 会いに来たんだ」

「…頼みますよ もし敵の方が優勝し剣を手に入れてしまったら…
 貴様がそれを奪い取るんですよ

 女神の三十指 五本の指   コルクマリーさん」

アダラパタの命に、その人物…コルクマリーは闇夜の中、妖しい笑みを浮べながら
自身の魔法で展開された刃が、その周りに浮かび上がるのだった…

<続く>
0423マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/25(金) 19:33:20.13ID:???
指の動きだけで魔法拳を構築するのもかっこいいけど
やっぱ前の両腕を叩きつけて構成するやつのほうが荒々しくて好きだなあ、こっちは
0424マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/25(金) 19:59:38.23ID:???
シャルロックの魔法は「丸くする」効果か?
なんだか字面だけ聞くと弱そうだがジールボーイが隙を突かれたとはいえ一瞬でやられてるわけだし
人の肉体も無理やり丸く押さえ込む効果、とかならかなり凶悪そうだ
0425マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/26(土) 19:57:31.87ID:???
シャルロックの実力はミカゼ戦まで引っぱるか
エイキ戦も熱かったけどシャルロックは残り一人も合わせてどうなるかなー
0426マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/26(土) 20:55:18.10ID:???
斬り裂き魔の名前も判明したが
名前の響きつながりでメイドのリイさんが切り裂き魔候補に黄色信号出てきたかもしれん
0427マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/27(日) 09:26:37.21ID:???
>メルチナもメモリア城に捕獲されたため、始末は保留との事

メルチナちゃん好きだから生き残れそうでよかった
0428マロン名無しさん
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2019/10/27(日) 14:52:31.46ID:???
メルチナの始末は切り裂き魔がつけるんじゃねえの?
逆にフラグ立っただろこれ
0430粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/27(日) 18:07:42.49ID:6XYSBIFZ
メモリア城にて、城のスタッフが今はバルコニーにでない方がいいと同僚に声をかける
なんでもジール・ボーイが昼間っから呑んだくれているそうで
でかいジョッキ片手にビールをぐびぐび飲んでる姿には、ミカゼ達一行も近づきにくそうで

「…あ 目がすわってる」
「いやもともとあんな目だろ」 −ω−)

しかし幾らジール・ボーイが大技を放った隙を付いたとはいえ
ジール・ボーイを負かす相手に、一向もシャルロックとやらがどんな怪物なのか恐れ戦く
その頃シャルは丘の上に座りながらりんご食べてました

「気をつけろアクア ミカゼ 奴(シャルロック)は三十指ではないが魔法使いだ
 なぜあんな少年があれ程の力を持っているのか謎だが…」
「あたしゃまだ一回戦も終わってないよ」
ジール・ボーイの言葉に、飴ちゃん片手にそう返すアクア
「…なんだ 勝ち進む自身ないのか?」
…そんなジール・ボーイに、アクアは不敵な笑みで返すのだった


 3月16日―――
 アクアの闘いを次の日に控えたその日は 久々にのんびりした一日だった
 俺(ミカゼ)はゆっくり療養に専念して リュシカはパン作って
 アクアは飴舐めて ジール・ボーイは酒飲んで グリンは勉強して過ごした

 そんな日に・・・ 奴はまた現れた
0431粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/27(日) 18:08:15.18ID:???
  第83話|コーヒーとフィッシュサンド

メモリアのとあるオープンカフェにて、一組のカップルがデート中の姿が見える
女性のほうが遅れて到着し、店員さんにアイスティーを頼もうとするけど

「駄目だよ ここに来たらコーヒーにしなきゃ 豆が最高なんだ」
「へーそうなんだ メモリア東区はまだ全然知らないんだ 越してきたばっかで
 …メモリアの街も最近なんだか物騒でさ… 一人暮らしは怖いから郊外に移る事も考えたんだけど…
 やっぱり私 この街が好きだから」

そう言って笑顔を浮かべる女性に、相手のほうも綺麗だよ、と声をかけてあげる
綺麗な肌…そんな言葉にちょっと照れくさそうに笑う女性 なんでも化粧品関係のお仕事してるそうで

「あなたは… なんの仕事してるの?   コルクマリー」

その人物…コルクマリーはなんでもメモリア城で働いているそうで
そう聞いた女性もすごいと声を上げるが、まだまだ城に入って短い新入りだそうで
と、そこに注文のコーヒーが届けられ、女性が一口…美味しい、と舌鼓を打つ
美味しいコーヒーを見つけ、またこの町に住む理由が増えた、と笑顔で言う女性
理由…その言葉に、コルクマリーも反応を示す 自分も会いたい人がいてこの街に住み始めたそうで
そんな言葉に女性もちょっといじわるな目線で「…女?」なんて聞いてくるけど

「ふふ…違うよ でもどんな人なのか最初はわからなくてさ
 この国に…この城にいたらいつか来てくれるって信じてたんだ…
 やっと来てくれたんだ これでついに12本がそろう……」
0432粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/27(日) 18:08:54.95ID:???
…そう呟き、どこか口端を上げた不気味な笑みを浮べるコルクマリー…
そんな言葉に女性も首を傾げつつ…そのお腹がなっちゃう

「あ ごめん朝から何も食べてなくって; 何か頼んでいいかな」
「10本まで手に入れた・・・ あと2本で完成するんだ」
「すみませーん フィッシュサンドお願いします」
「…でもただ手に入れるだけじゃ自分のものにできなかった …どうしても安定しなくてさ」
「…ねえ 何の話なの?コルクマリー」

ぽつりぽつりと語り始めるコルクマリーの言葉に、女性もちょっと困惑してしまうが
―――次の瞬間、彼女の身体に無数の魔法の刃が突き刺さる…!!

「見つけたんだ 安定させる方法……
 ボクの魔法 四閃三獄<しせんさんごく>は
 他人の剣の太刀筋をコピーして自分のものにする事ができるんだ
 その剣技を打ち負かす事によってね
 最大で12本までストックできる つまり十二刀流だね

 …どうせなら究極の剣技も手に入れたいと思わない?
 最高の剣士 剣仙も12人…ふふ 数もぴったりじゃないか
 とりあえず剣仙を10人倒したんだけどさ……さすがに強力な剣で
 全然安定しないんだ…それじゃあ使いこなせない
 でもね… やっと見つけたんだ 安定させる方法… それは 

 ボクの気に入った女の子を 試し斬りすればいいんだ

 それで魔法も ボクの心も安定する キミで10人目だよ
 これで今まで手に入れた10人の剣仙の太刀筋は自分のものにできた ありがとうね
 残り二人の剣仙と二人の試し斬り…… それを生贄としてボクの魔法は究極に完成する」
0433粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/27(日) 18:09:34.27ID:???
その言葉と共に、コルクマリーは女性を残しその場を立ち去るのだった・・・
それから少し遅れて、女性の頼んだフィッシュサンドが届けられるが
―――次の瞬間、女性の身体から鮮血があふれ出る…!!

「そしてメモリア魔法陣!! ふふふ…アダラパタ 誰が優勝しようと構わないよ
 それがたとえ三十指であろうと命七乱月は奪い取る!! この五本の指コルクマリーがね」
悲鳴の上がるオープンカフェを背に、斬り裂き魔…コルクマリーは不気味な笑みを浮べていた・・・


 3月17日 メモリア魔法陣 封印解除第一段階目

 第三戦

 アクア VS リュシカ VS 威塗

それから翌日、魔法陣はアクアとリュシカの出番となる

「今日もいい天気だねリュシカ」「はいっ」
「お弁当持った?」「はいっ」
「水筒持った?」「はいっ」

「よし行こう」大量のおやつ袋ずるずる引きずり
「どこへだよアクア」これにはグリンも突っ込みいれつつ

とりあえずリュシカにエンゼルフェザーで島まで送るよう頼むアクアだが
緊張しちゃってるのか、おしりに羽生やしてました −ω−)
いつにない大舞台でリュシカも力が入ってる様子で、はないきふんすふんす
ミカゼも肩の力を抜くようアドバイスし
ジール・ボーイも正直、命を落としかねない戦いに向かわせるのは心配なようで
彼女にはやめておくよう告げるが
0434粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/27(日) 18:10:32.47ID:???
「だ 大丈夫です!あたしも魔法使いですよ!!アクアさんの力になるんです!!
 心配しないでまっててください オカズさんにミートボールさん」

リュシカてんぱりすぎて駄目そうです −ω−)
(*オカズさん=ミカゼ ミートボールさん=ジール・ボーイのこと

…と、アクアが明日はグリンの誕生日であったことを思い出す
そんな言葉にグリンも自分は時間の流れが特別なんでいまいちピンと来ないけど
なんて照れくさそうに返すグリン そんな彼にアクアはこう告げる

「明日は大っきなケーキ2つ用意しとくんだよ
 グリンの誕生日と あたしの勝利のお祝いさ」
その言葉に、グリンも親指を立て笑顔で彼女の出撃を送るのだった

そして他国からのまだ見ぬ強豪、イドも自身満々で魔法陣へと向かう
豪快な笑いを上げながら、彼の魔道膨斧は完全無敵、敵はないと断言してみせるのだった

…魔法陣の新たな闘いが始まろうとする中、メモリア城に視点を移し
シュダンが医師から診断を受けていたところのようで
ここの所働きづめの彼には休養を取ったほうがいいとする先生
だがシュダンも、斬り裂き魔を捕まえるために老体に鞭打ち全力を尽くさんとするが
…そんなシュダンら、メモリアを護る者達を嘲笑う様に、斬り裂き魔に白昼堂々の犯行を許されてしまう…
もはや犠牲者は10人目、先生もひどい…と嘆く声が漏れでてしまうが
なんでもシュダン曰く、実はある程度まで犯人を絞り込めているのだと言う
0435粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/27(日) 18:11:54.96ID:???
「だ 大丈夫です!あたしも魔法使いですよ!!アクアさんの力になるんです!!
 心配しないでまっててください オカズさんにミートボールさん」

リュシカてんぱりすぎて駄目そうです −ω−)
(*オカズさん=ミカゼ ミートボールさん=ジール・ボーイのこと

…と、アクアが明日はグリンの誕生日であったことを思い出す
そんな言葉にグリンも自分は時間の流れが特別なんでいまいちピンと来ないけど
なんて照れくさそうに返すグリン そんな彼にアクアはこう告げる

「明日は大っきなケーキ2つ用意しとくんだよ
 グリンの誕生日と あたしの勝利のお祝いさ」
その言葉に、グリンも親指を立て笑顔で彼女の出撃を送るのだった

そして他国からのまだ見ぬ強豪、イドも自身満々で魔法陣へと向かう
豪快な笑いを上げながら、彼の魔道膨斧は完全無敵、敵はないと断言してみせるのだった

…魔法陣の新たな闘いが始まろうとする中、メモリア城に視点を移し
シュダンが医師から診断を受けていたところのようで
ここの所働きづめの彼には休養を取ったほうがいいとする先生
だがシュダンも、斬り裂き魔を捕まえるために老体に鞭打ち全力を尽くさんとするが

…そんなシュダンら、メモリアを護る者達を嘲笑う様に、斬り裂き魔に白昼堂々の犯行を許されてしまう…
もはや犠牲者は10人目、先生もひどい…と嘆く声が漏れでてしまうが
なんでもシュダン曰く、実はある程度まで犯人を絞り込めているのだと言う
0436粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/27(日) 18:12:34.10ID:???
「斬り裂き魔はこの城に近い者である可能性があるのです
 そこで城内の者からもう一度身辺調査を始めたのですが
 身分を偽造した痕跡のある者を見つけたのです

 コミドル先生 あなたです

 昨日休暇を取られていましたよね 一体何処にいらしていたのか詳しく教えてください」

そして新たにカミッツとサンもその部屋に入り、先生をそう問い詰めるシュダン一向に
…メモリアの医師、コミドルも僅かにその目端が鋭くなる…

<続く>
0437マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/27(日) 18:31:50.07ID:???
コナンの黒一色の犯人より喋るぞ。この殺人鬼。しかも、気に入った女性の前で自分の趣味を堂々と語り、最後にはぶっ殺すという変態ぶり
しかし、この真っ昼間のカフェなんて場所で堂々と殺人とかどうなん?犯人は分かるけど、殺害方法が魔法だから証明できないとか?
変態過ぎて警察も関わりたくない可能性も?(無い)
0438マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/27(日) 18:40:46.97ID:???
斬り裂き魔がヨマ以上にやべー奴だ
というか五本の指がどいつもこいつも変態しかいねえ
0439マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/27(日) 21:34:21.78ID:???
>>437
傍目には影が薄いというか無個性な人にしか見えないとか
ハンターハンターのメレオロンみたいな、魔法とは別のそう言う技能持ちかもしれん
そーなるといまいち陰の薄いパンナがやはり斬り裂き魔候補に・・・(何
0440マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/27(日) 22:02:10.89ID:???
イドとかいう清村はかませっぽいけど、どうやってアクア勝利になるんだろう
0441マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/27(日) 22:14:07.26ID:???
正直ゲスト枠もシャル君が手にしちゃったから
メタ的な意味でもイド村に勝ち上がりの目が殆どないのが悲しい
0442マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/27(日) 22:31:47.89ID:???
ぶっちゃけ王道トーナメント戦な魔法陣も面白いけど
サスペンス的に進む斬り裂き魔の動向も目が放せなくて先が気になるわ
0444マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/28(月) 02:33:05.16ID:???
あと2人女性が切られるってことだよな
メルチナだったりして
0445マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/28(月) 07:35:13.28ID:???
リュシカはさすがに犠牲にならないと思いたいが
深手を負って戦闘不能とかもありそうだな もう戦いはやめる的な発言もしてたし
0446粗筋書きのアダラパタ
垢版 |
2019/10/28(月) 17:08:20.17ID:2kdTxI5R
 マテリアル+パズル
 おまけFILE H

どんどん進んでやがりますねぇ メモリア魔法陣
なかなかボクの思惑通りいかなくて… まァ…それはそれで面白い…か…

次はいよいよアクア戦です 残念ながら三十指は出てないんですけどねぇ
とりあえず今回は 次の3人の紹介をしやがりましょう
0447粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/28(月) 17:08:54.17ID:???
【ジール・ボーイ】

A.D.1680 3月現在 32歳
A.D.1647 12月31日生まれ 血液型:AB

[好み]
*好きな物
・筋肉  ・鳥のささみ ・卵の白身 ・ビール 特に黒
・グィタァ ・ロック ・黄金 ・なんかとんがってるもの

*嫌いな物
・アダラパタ ・ビールは好きだがつまみはいらない
・自分 ・パジャマ

[人生とその目的]
・アルカナ軍の秘密部隊であるアルカナ特捜隊の隊長として恐れられていた
 が、部下のメッツをアダラパタに殺され辞職する
・母と兄の行方を探る事と、メッツの敵を討つ為
 ティトォ達と共に女神の下を目指す事となる
・兄エル・ボーイは三十指のひとりと言う事実を知り、目的は完全にひとつとなる
・自由奔放な兄にずっとコンプレックスを感じていた
 兄の生き方を越え自分の真の生き方を見つける事が目標
0448粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/28(月) 17:09:30.04ID:???
[キャラクターを考えよう]
・くそマジメで天然で何を考えているのかわからない男
 性格も闘い方も一直線、魔法も完全に格闘だけに特化したものでキャラにぴったり
・女神の三十指でも5本の指と言う立場にいてめちゃくちゃな強さを誇っていたが
 アダラパタに命ともいえる右腕の魂を砕かれ、半分以下の力に落とされてしまう
 しかし少しずつ、かつての力を取り戻している
・兄エル・ボーイにコンプレックスを感じているが、実際はジールボーイのほうが頭がいいし強い
 なんだってできるのだが、彼自身が興味を持ったごく一部のジャンルにおいて
 兄のほうが優れていた為、それが根強く残ってしまっている

[ジール・ボーイの魔法]
○拳 三獅村祭<さんしむらまつり> 魔法レベル 99

・魔力のこもった拳でぶん殴るという単純な魔法
 絶大な力を誇る反面とても扱いづらい伝説の第魔法
・通常使う魔法拳には3種の拳がある

  士熊"シグマ"−大岩をも砕く破壊力の拳
  飛燕"ひえん"−威力は劣るが飛距離の長い拳 矢の様な"啄"もある
  牛輪"ごりん"−飛燕以上士熊以下の力 同時に5発の拳を放つ

・さらにこれらを合成させ、それぞれの特性を組み合わせた上級技、合成魔法拳も存在する

  士熊+飛燕−彗龍一本髪"すいりゅういっぽんがみ"
  飛燕+牛輪−八つ首卍龍"やつくびまんじりゅう"
  士熊+牛輪−華龍三つ眼"かりゅうみつまなこ"

・そしてさらに全てをひとつにした完全合成魔法拳
 神薙神無<カンナカンナ>という三十指最強の攻撃力の技もあるという―――
0449粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/28(月) 17:10:03.94ID:???
【影鬼 −エイキ−】
A.D.1680 3月現在 19歳
A.D.1660 5月5日生まれ 血液型:A

[好み]
*好きなもの
・爬虫類 ・動物全般の肉 ・苦いもの 
・森 ・岩の隙間にもぐりこんで寝る事

*嫌いな物
・親 ・故郷 ・金持ち ・狐 ・小さなガキ

[人生とその目的]
・ひたすら貧しい家に生まれた
 父はおらず母はエイキに幼い頃から物乞いをさせていたが
 もっと恵んでもらえるよう、みずぼらしくなるようにと両足を潰されてしまう
 その後親に捨てられたところをグリ・ムリ・アに拾われる
・ヨマの強さに惹かれ、崇拝するようになる そしてボブリッツと共にヨマにくっついて悪さをしていた
 幼い頃に壊された心は殺人さえも平気で犯した
・負ける事が許されない戦いで敗北し、自分からその存在を全て否定した
0450粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/28(月) 17:10:35.31ID:???
[キャラクターを考えよう]
・完全な悪のキャラ ミカゼの足技系に対し、足技の魔法使いを出そうとしてつくられた
・まだまだ少年ぽい部分があるが残酷な男
・つねに強い者の近くについているタイプ
・両手をポケットに入れたままにし、服ごと縫い付けてある
 なので日常生活は脚だけで全て行っている やはりそれは潰された手を晒さない為
 その手の事を他人からいわれたらキレる
・なんか変な耳で、変なヒゲ生えてる なんで?
・まだまだ色んな技を出したかったが全てカットされた

[影鬼の魔法]
○蛇 妖老裸骨蛇<ようろうらこつじゃ> 魔法レベル 52
・身体を蛇にする魔法 伸ばしたり叩きつけたり締め付けたり噛んだり、多彩な攻撃方法を持つ
・最大20mまで伸び、蛇のように体温を感知し追跡できる 使う技は以下のとおり

大蛇"オロチ"−打撃技 岩を簡単に破壊する 両足を同時に使う[双首大蛇]"ふたくびオロチ"はかなりすごい
       さらに遠心力を利用した不規則な動きから繰り出す[螺旋大蛇]"ねじれオロチ"がある

蝮"マムシ"−噛み付き毒で殺す

紫大将−奥の手で舌を蛇にする 超猛毒

骨白蛇−最大の奥義 蛇をひとつにし打撃力を極限まで高める
0451粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/28(月) 17:12:15.73ID:???
【ヒルドゥマーロ】
A.D.1680 3月現在 23歳
A.D.1656 10月19日生まれ 血液型:O

[好み]
*好きな物
・紅茶 ・カードゲーム ・庭いじり ・社交界
・ダンス ・チーズケーキ

*嫌いな物
・刺身とか生物 ・ぬるぬるした食べ物 ・蛇

[人生とその目的]
・ゴビ国で生まれる、生まれつき尾が生えていた珍しい人
・その特殊さと潜在的な力に眼をつけた国が魔力の研究をするため鍛え上げた
・尾のおかげで変な目で見られもしたが、自分を必要としてくれる者がいたため頑張ってこれた
・結構偉いポジションに国ではついている
0452粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/28(月) 17:13:57.85ID:???
[キャラクターを考えよう]
・ゴビ国の人間は語尾に必ず何かをつけて喋るのが礼儀
 ヒルドゥマーロの場合"ドゥーブル"が付く
・自然と紅茶をこよなく愛する気のいい穏やかな男
・ゴビ国では一番の使い手だったが、メモリア魔法陣では一番弱いぶるいだった
・でもゴビ国の目的は優勝し、命七乱月を手に入れる事ではなかったので別にいいらしい

[ヒルドゥマーロの魔法]
○尾 ―――ない 魔法レベル 0

・手よりも足よりも尾が器用で強力、木を軽々となぎ倒す
・一番殺傷能力が高いのは、尾を矢のように突き刺す技 "デッドスパイラル"
 でも好きじゃないのでそんなに使う事はない
・凄い器用なので字を書くなんて朝飯前
・なんか子供には大人気
0453粗筋書きのダークアイ・Q
垢版 |
2019/10/28(月) 17:15:32.88ID:???
〔メモリア魔法陣――― 斬り裂き魔―――
 それもいいが根幹にある最大の謎をそろそろ解き明かそうではないか

 大魔王 デュデュマだ

 大魔王デュデュマとはなんなのか…そして女神の正体とは――― −ω−)
 次の15巻でこの私が解明してやろう それまでにコミックスを1巻から読み返しておくのだ〕

シュバ!!っとダークアイ・Q退場 

<つづく>
0455マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/28(月) 19:51:56.91ID:???
ジルは今から右手の魂取り戻したら神薙神無使えるんかな
0456マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/28(月) 21:42:02.52ID:???
不完全な状態だと使えても死にそうだったからな(カンナカンナ
完全に使いこなすには右腕が万全でも他に何か必要なんだと思う

で、完全合成魔法拳の構築を解く鍵がマスターキィ、とかも思いうかんだ
0457粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/29(火) 17:09:44.72ID:???
ダークアイ・Qの前回までのあらすじ

〔伝説の禁断魔法を巡るトーナメント メモリア魔法陣も次で3戦目だ
 これで第一段階の前半戦が全て消化されるというわけだな
 この試合の結果で第二段階ひとつ目の組み合わせが決まる〕
そう語りながら、ダークアイ・Qがその眼光を輝かせる ギラァ

エイキ━━×┓          
ヒルドゥ ━×╋━━┓      
ミカゼ  ━━┛   ┃     
             ┃   
シャルロ━━━┓  ┃     
メルチナ  ×━╋━╋━第二段階第一戦
ジール男 ━×┛  ┃   
             ┃
TAP ━━━┓   ┃    
リュシカ ━━╋━━┛    
イド   ━━┛   

〔ふん 知ったこっちゃないな …だが私も そろそろ行動するかな………〕
そう呟くと共に、シュバ!!っとダークアイ・Qは何処かへと姿を消すのだった
0458粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/29(火) 17:10:15.97ID:qxfXkGF1
そこから視点は変わり…アクア、リュシカの相手、イドの過去へと移る
一年前、ウォーブール国の軍事演習地にて戦闘車両が砲撃訓練の最中にて
…ふと、兵士の一人が人影を見つけ、砲撃を止める
土煙の中から、怒りの形相で姿を現した人物、イド

「てめぇらァ……!!てめぇらのせいで…!!どんだけの草花が……!!
 傷ついたと思ってんだコラァああ!!!」
「うわあああなんだこいつは―――ッ!!?」

その砲撃で傷ついた大地に怒りを露わにし、イドは兵士達に襲い掛かる!!
素手で兵士達の戦闘車両を潰すイドには、兵士達も悲鳴を上げ―――

それから数ヶ月、イドが拘束されてから、釈放された後の事
特殊訓練施設にて、イドはウォーブール国の秘密兵器
魔導膨斧を使いこなすための厳しい特訓をこなすイドの姿があった
メモリア魔法陣は強力な魔法使いが多数出場する過酷な戦いとなるであろう
そこで勝ち進み、自国の力を見せ付けるよう命ずる軍の高官
そして優勝すればイドの罪は帳消し、手下達も全員釈放すると約束する

「くくく・・・よっぽどとんでもねえ化け物が相手らしいな…
 無罪放免か死か―――ってわけだな 面白え やってやるぜ……!!」

まだ見ぬ強敵たちに、イドも不敵な笑みとともにその闘志を燃やすのであった

  第84話|アクアと魔導膨斧

…のだが、イドが闘うとするその相手、アクアとリュシカの姿にイドもあんぐり
どうみてもただの少女にしか見えない二人に、イドも目を丸くするばかりで
0459粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/29(火) 17:11:08.89ID:???
のんきに二人でピクニックでもしてるような二人は、イドの姿にも気づくが
「なにこっちジロジロみてんのさ あげないよ」
「いらねーよ!!」そんなアクアの言葉にはイドも突っ込みいれつつ
ここは戦場だとして、子供がくるところではないと叫ぶイド 
とはいえアクアも出場者だとすずしー顔で返してのける

「じゃあなんでのんきに弁当食ってんだよ!!」
「バカだね お昼の時間だよ 食べなきゃお腹空くよ」
「せっかくリィさんやマルチーノさんが作ってくれましたから」

どこまでもマイペースな二人にはイドも困惑しつつも…
子供相手に本気を出すのも気が引けるイドは、まずは自分の力を見せつけんとする
傍にあった物の包みを破ると、中からイドの膝位まである大きさの、球状の黒い玉が現れる
その玉にある掌の紋章にイドが手のひらを合わせると、その玉が光を放つ!

「俺の魔力を吸え!!! 吸って膨れろ!!! 魔導膨斧」

そして巨大化したその玉、魔導膨斧が戦闘形態となり、巨大な光の斧を形成する…!!

が「おいしいね」「はい」ふたりとも一瞥すらしてくれませんでした
これにはイドもさすがに不平の声が出ちゃうが、ズンズン近づいたところに飴爆弾ポイされた
とりあえずアクアもやる気になった様子で、その手には巨大な棒付き飴、スーパーキャンデーを携え
それを掲げて頭上で軽くくるくる回し、そのあめ玉を地に突き立て
―――その瞬間!膨大な破壊の力に大地が爆ぜる…!!

「マテリアル・パズル スパイシードロップ」

その一撃でアクアの足元はクレーターが出来上がり、さしものイドも表情が強張るが
(魔法使い……!!)…アクアを鋭く見据えながら、後退し魔導膨斧へと戻る
0460粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/29(火) 17:12:16.07ID:???
「もう惑わされねえぜ 所詮魔法使いは皆化け物だ!! いくぞ!!」
魔導膨斧に右腕を接続し、抉れた側面部に乗り上げるように搭乗するイド
側面部の班点状のパネルを踏みこみ、魔導膨斧がアクアに向けて前進する!

それを前にして、アクアはリュシカに援護を頼むとエンゼルフェザーで飛び上がる
そして空中から飴爆弾による空爆がイドを襲う 
だがこの程度なら魔導膨斧のオート操作であしらえる、光の斧が容易く雨爆弾を叩き落すが
アクアは更なる追撃として、スーパーキャンデーで崖を叩き、大岩をイドの真上から落とす!
…だが、崖崩れの土煙から、光の斧が大岩を砕いて現れる 魔導膨斧はまったくの無傷であった
(ちなみに側面のイドも、側面部の装甲がイドを覆いちゃんと無事

「無駄だぜ 自慢にもならねぇが俺の国ウォーブールは紛争が絶えないバカな国でよ
 兵器に関してはメモリアより進んでる部分があるのよ
 こいつを覆ってる魔甲ラバーは俺の魔力を吸収し物理的な攻撃を無効化してくれる代物だ
 これはまだプロトタイプだが量産されればとんでもねぇ事になるだろうな けったくそ悪ィ話だぜ」

忌々しげにそう吐き捨てるイド アクアもその厄介さには少々渋い顔
物理攻撃は無力、ちゃちな魔法は光の斧に弾かれる、となれば…

「やっぱりこいつで 思いっきりぶったたくしかないね」
そう宣言すると共に、アクアはスーパーキャンデーに膨大な魔力を込める…!
イドもそれを真正面から迎えうたんとし、光の斧と破壊のあめ玉がぶつかり合う!!

…その正面対決に競り勝ったのは、アクアであった
破壊こそされなかったがその衝撃で横転してしまう魔導膨斧
その圧倒的な魔力にはイドも抗議の声が出しつつ、やむなく切り札を使う事に…
0461粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/29(火) 17:12:46.53ID:???
「初戦からこいつを使う事になっちまうとはな―――」
そう呟きながら、懐から小さな箱を取り出す、が…
肝心の開け方が、良くわかっていないようで

(*イドが説明書片手に箱空けの作業中です お待ちください

で、開いた箱の中から出てきたのは…妖しい輝きを放つ球状の石
それを目にしたアクアも反応を示す イドがもっていたのは、五大石の一つのようで…

場面変わり、コミドル先生にその正体を追求するシュダン達
何せ彼は名前も国籍も全てでたらめ、サンもうさんくさいと声を上げるが

「それは私のほうから説明するナリ」
…その正体を知る者が、新たに部屋の中に入ってきた
コミドル先生も「お久し振りです」と声をかけるその人物は、ゴビ国の代表者二人であった

<続く>
0462マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/29(火) 17:56:56.62ID:???
あー、そっか 女の子二人は男としては色々やりずらいよなあw
なんつーか根はいい人そうなだけに、ミカゼ、サンに続くアクアの横暴の犠牲者になりそうだw
0464マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/29(火) 21:19:03.54ID:???
マーボードーフの乗り方結構独特だけど、なんか元ネタあるんかな
0465マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/30(水) 07:28:12.87ID:???
ドゥーブルは政治面での見せ場をつくるためのキャラっぽいかな
さすがに魔法陣ではなにもできんかったから何のための新キャラだと思ってたが
ちゃんと活躍するところもありそうでよかった
0466粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/31(木) 17:16:22.37ID:uSplr6qA
「コミドルの本当の名はコミュドゥルドゥ
 早い話が我がゴビ国がメモリアに送り込んだスパイのひとりナリ
 医者として城に送り込めばさらに面白い内情が見れるのでは と思ったなり
 例えばグリン王子の眠りの事や バレット王がいつくたばりそうとか ふえっふえっふえぇ」

コミドル先生の正体をそう語るゴビ国の代表者
新たにバレット王とジンナ殿も混ざり、その話にジンナ殿も憤慨するが

「……そなたは誰だ」「えーっ!!?」
久々の出番過ぎて王からも完全に存在を忘れられていました −ω−)
話を戻しつつ、スパイはお互い様、とするバレット
メモリアからもゴビ国には300人ほど送り込んでるし

「……色々動き出したらしいナリね
 時の眠りに冒されていたグリン王子が覚醒し 不老不死の魔法使いが帰ってきた
 と思っていたら女神の三十指が城下町を襲撃し 急遽メモリア魔法陣を開かざるをえなくなる

 そろそろ教えてもらいたいナリね メモリアが他国に内緒に進めている計画を―――
 メモリアが世界の中心と言うのはまぁあるいみ認めるナリ しかし全てではない
 魔法陣が開かれたおかげで多くの国の関係者が今ここを訪れているナリ
 丁度いいナリ 女神と魔法使いとメモリアの関係を言っちゃうナリ」
「……… そうだな……では後で時間と場所を設けよう」

…国家間同士の腹の探りあいもそこそこに、ひとまずはそう持ちかけるバレット王であった
とりあえずはコミドル先生の嫌疑も晴れ、一息つくライト一向
ライトの調べによれば、城の関係者で個人情報が曖昧なものはあと3人
ハワード、パンナケトル、マルチーノの3人が該当するが
それでも出生や家族の一部に不明な部分がある、という程度で…
0467粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/31(木) 17:17:32.99ID:???
先日の斬り裂き魔事件に関して、目撃者に関する情報を問うカミッツだが
ライトの調べによれば、白昼堂々、人のいっぱいいるオープンカフェ内の犯行でありながら
誰も犯人を見たのを覚えていないのだと言う 若かったか年寄りだったか、男か女かも曖昧で…
その証言に関しては、シュダンは気配…存在感自体を消している、そういう使い手であると察する
…今だ底知れぬ斬り裂き魔の存在に、ライト一向もいやな汗を浮べながら…サンがぽつりと洩らす

「なあ…俺達の手に負える相手なのか…?」


  第85話|イドと五大石


場面は魔法陣の闘いに戻り、イドが五大石をその手にした場面から再会される
五大石とはなんなのか、リュシカがアクアに聞いてみる

「魔力を制御する石―――ってティトォが言ってたよ
 その名の通り5つあって全部使うと大魔王デュデュマすら抑え込むって言うからいうから驚きだね
 …ガキには過ぎた玩具だね ぶっ倒して奪い取るよリュシカ!!」
「け!!もうさっきのようにゃいかねーぜ!!」

五大石を魔導膨斧の車体に押し込み、石が吸い込まれるようにその内部に取り込まれる
そして強烈な光を発する魔導膨斧 だがその隙にアクアがつぶしにかからんとするが
アクアの振るうスーパーキャンデーの一撃は、魔導膨斧の発する光にボヨンと弾かれてしまう
魔導膨斧の放つその光は、魔法攻撃を全て無効化するマジックバリア
物理攻撃なら通すが、魔導膨斧に物理攻撃は通用しない、まさに鉄壁と化す魔導膨斧
…そんな無敵の兵器を前に、アクアは早くも最大奥義、BBジャベリンズで決めにかかる!!

「ちまい攻撃してもしょうがないからね こいつで決めるよ!
 リュシカ 危ないからもっと離れてな!!」
0468粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/31(木) 17:18:30.19ID:???
BBジャベリンズの膨大な魔力は、島の外のミカゼたちも感じ取る
早くもクライマックスと、グリンもその笑みに緊張が混じる
また別の場所でも、その凄まじい魔力を感じ取るクリスタベース代表、リゼル
その凄まじさにはリゼルもすげえ、と声を上げながら感極まる思いであった
お付きの妹、リーザがアイス片手のお子様が何言ってんだか、と呆れ顔だが
そんな彼女にリゼルは「俺は18だ」と抗議の声を上げるのでした −ω−)

そして魔導膨斧に向けて、破壊の光が放たれる!!
…膨大な光に舞い上がる土煙が晴れ…現れたのは、その一撃に耐え切ってみせた魔導膨斧であった
イドもバリアの許容範囲ギリギリ、と冷や汗混じりで呟くが
…流石に無事とはいかなかったか、どこか故障しイドの操作に反応しなくなったようで
これでアクアとリュシカも勝利!と互いに手を合わせる二人
それでもイドは勝負を諦めようとしない、が…

…動かなくなった魔導膨斧は、突如下りたイドに向けて光の斧を振るう!?
だがイドもそれをどうにか寸前で回避するが…

(俺を認識していねぇ…でもオートで動いてやがる
 まずい すぐに止めねーと 試合どころじゃねぇ!!こいつは全てを破壊するだけだ!!)

そのまま暴走し、無差別に破壊行動を行う魔導膨斧から逃げ回るイド
その光景にアクアも困惑気味に鼻の頭を掻きながら呟く

「………困ったね どうすりゃ勝ち進めるんだい」

ひとまず一行は高台に避難、イドも息を切らせながら一向に合流しつつ
こうなると試合はイドのひとり勝ちとなるのか…

「めんどい事してくれたね」アクアも溜め息付き
「おめーだよ おめーが壊したんだよ」そんなアクアにイドもツッコミいれつつ
0469粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/10/31(木) 17:19:14.96ID:???
魔法攻撃無効のバリアがある以上、アクアではやるだけ無駄と見て、存在変換を試みる
プリセラも本体には通じないため、ここはティトォに任せるのが得策か…
…だが、そんなアクアをリュシカが引きとめる リュシカの言葉になんかイドも反応してるけど
それに変換したら魔法陣の結果がどうなるかも気がかりだが…
そんな彼女に、どの道このままでは勝てないし、マジックパイル完成のためにまだまだ変換のデータがいる、とするアクア
…それでも、その表情を曇らせるリュシカに、アクアも困った笑顔を浮かべながら言う

「いいんだよ あたし達は普通の人間とは違うんだ 常識も倫理もね」
そしてアクアはその毒薬を口に放り投げる これにはイドも引きとめるが
その瞬間、アクアの身体が光に包まれその変換が始まる 
変換されるアクアの身体に困惑するイドに、リュシカが彼女達の秘密を語る

「アクアさんは……不老不死なんです
 魂が3つあって…死ぬとそれが入れ替わるんです 本当には死ねないんです ずっと…」
「な…なんでそんな身体になっちまったってんだ!?」

「この世を滅ぼそうとする…女神を倒すためです」

・・・そしてティトォへの変換が行われ、勝利への策略を立てんとする
だがそれをやめときな、とするイド 
仮に魔導膨斧を無視して決着をつけようとしても、戦いの魔力を感知して襲ってくるだろう
五大石を動力にはめ込んでいるから丸一日は動き続け、エネルギー切れも狙う事は不可能
だがリュシカも力を合わせればきっと止められると声を上げる、が・・・

「リュシカ きみは島から出ろ」リュシカに向けて、ティトォは鋭い目線でそう告げる
ティトォが彼女をメモリアにつれてきたのは闘わせるためではない すぐに棄権するよう言うティトォだが…

「……この魔法陣を最後にって決めたんです お願いです
 この闘いが終わるまでは… 一緒にいさせてください!!」
ティトォの宣告にリュシカも一度は俯いてしまうが、強い意志でそう訴えるリュシカであった

<続く>
0470マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/31(木) 18:17:46.96ID:???
今回もBBジャベリンズはダメだったか
威力でかすぎる大技も見せ場が与えられないと残念な感じになっちゃうな
0472マロン名無しさん
垢版 |
2019/10/31(木) 22:20:12.27ID:???
物理も魔法も無効とかひどいクソゲーだな
実際これどう止めるのか、壊すのが無理でも瓦礫に埋めたりでの行動不能を狙うしかなさそうだが
0473マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/01(金) 07:27:51.75ID:???
ぶっちゃけプリセラに変換してイドに投げっぱなしジャーマンぶちこめばそれでも終わる気がする
主人公のやるこっちゃねーが
0474粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/02(土) 17:37:48.07ID:X2rDbHcn
「あたしの事が邪魔なら……ここにいる事で足手まといになるならはっきりそう言ってください
 ティトォさんに――― あなたにそう言われたらあたしは素直に従います」
リュシカの訴えに、ティトォは僅かに眼を伏せ…そしてこう告げる

「―――ああ リュシカ きみがいると邪魔なんだ
 足手まといだから棄権して帰ってくれ」


 メモリア魔法陣 封印解除 第一段階目

 第三戦 威塗VSリュシカVSアクア(現在ティトォに変換)


ティトォの残酷な宣告に…リュシカはその表情を変えず…
そして、リュシカはその宣告の通り、ティトォの下を去るのだった…
そんな状況に挟まれたイドが困惑気味に、ティトォにいいのかと訴えるが

(リュシカ きみは決して足手まといなんかじゃない 十分戦力になる立派な魔法使いだ
 でも もうきみを闘わせたくない)

…その宣告は、ティトォなりの不器用な優しさであったのだ
自分の頬をたたいて気合を入れつつ、魔導膨斧攻略に乗り出さんとするティトォ

「―――イドさん あの兵器ぼくが壊せたら勝ちって事でいいですか?」
「お前が!?ははははいいぜ やってみな!!
 そのかわりお前があきらめたら俺が勝ち進む それでいいな?」
0475粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/02(土) 17:38:31.10ID:???
*扉絵は魔導膨斧のスペック表

[魔導膨斧]
・イドの国、ウォーブールが作り出した兵器
 普段は圧縮変形しているが、魔力を吸収し膨張する

・近づくものをオートで攻撃する 高い魔力を感じたら襲い掛かる
 イドの魔力を使った武器と言う事でおそらくこいつを倒さねば勝ち進めない
 イドはもうどうでもいい

・<エナジーアックス>
 イドの魔力を増幅させ斧の形となる 魔力の塊なのでティトォ達の命をも奪える

・<魔甲ラバー>
 イドの魔力を吸収する事で物理攻撃を無効化する
 五大石をはめ込む事で魔法攻撃を無効化させるマジックバリアを張れる

・<脚>
 時速40kmまで出る 延びたり収納できたりする なくなっても転がれる
0476粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/02(土) 17:39:16.36ID:???
  第86話|木の実と油

イドもひとまず魔導膨斧の簡単なマニュアルをティトォに提供 ひとはだにあったかい
それに眼を通したティトォは…油と、木の実が必要、としていた
一先ずティトォはそのへんの野草を潰して火種に必要な油を抽出せんとする
首を傾げるイドに、自分の目論見を語るティトォ

「拾った木の実の中身をくり抜いて空洞にして 油を染みこませた布をその中に入れる
 そしてボクの魔力を込めた炎をつけて完成 これを撃って魔導膨斧にぶつけるんだ」
「……? なーにがなんだか全然見えてこねぇぜ それで何になるんだよ」
「この木の実弾ならマジックバリアを無視して撃ち込む事ができる
 そしてバリアを通過した刹那――― 魔法WWフレアを発動
 魔甲ラバーを突き破り本体に命中――― 内部の五大石を吹き飛ばしてバリアを消す」

そんなティトォの計画にイドも流石にできるわけないと声を上げる
確かにその通りにいけば魔導膨斧の防御を崩せる 
だが現実には不可能だとする なんでと問うティトォ

「なんでってわかるだろ!!木の実程度撃ち込んでどうなるんだよ 相手は兵器だぞ!?
 どうやってぶつけるっていうんだ!?ぶん投げるのか!?
 物理攻撃 魔法攻撃 関係ねェ!!パワー不足だ」

…無論、ティトォもそこを考えていないわけではない 
不敵な笑みと共にライターに火を灯し、魔導膨斧に対抗する手段を作りあげる…!

「抑え目でやらないとね 魔導膨斧に気付かれないように―――
 高台は風が強いからね それを利用すればいいんだ ちょっと原始的だけどな」

そう言ってティトォが周囲の植物を利用して作りあげたのは、巨大なスリングショット状のものであった
0477粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/02(土) 17:39:57.95ID:???
「…それはまさか 投石器か」
「いや これは弾弓―――!! 下手な重火器よりもよっぽど強力だよ
 さらにWWフレア強化された植物を一本一本寄り合わせてつくるから
 その威力は相乗効果で大砲だって上回る―――!!」
「―――いや だがな!
 その撃った弾がバリアを越えて本体に達する間に魔法を発動させねーといけないんだぜ!?
 神のタイミングだ!! 同じような攻撃は二度は通じねえぞ エナジーアックスが対処法を展開させちまうからな
 失敗は絶対できねぇ!! 何より!!どうやって内部にある五大石に性格にぶつけるっていうんだ!?
 そんな小さな弾で内部に隠されてる五大石にドンピシャで命中させるなんて不可能だ!!」

確かに五大石の正確な位置はまだ掴めないが…ティトォは簡易的な図面に眼を通し
こめかみに指をあて、その情報から 千里眼総眼図 を試みると―――
―――瞬く間に、地面に魔導膨斧の正確な図面を地面に書き上げるのだった
五大石の位置まで正確に書き上げるティトォにはイドも目を丸くしちゃう
ティトォ曰く、ほとんどは想像だがメモリアの五大石動力図と簡易図を比較して作りあげたと言う

「器械なんて単純なものだよ 人の心だってその気になれば読める―――」
あとは風下から向かってくるところを上手く仕留めんとするティトォ
バリアが消えればまたアクアに変換して倒せばいい、とするのだった

…その頃、ティトォの元を離れたリュシカは
川辺で涙ぐみながらエンゼルフェザーをつけた石を川に投げ込んでた
…振り返るリュシカだが、ティトォの姿は無く…

「やっぱり…止めに来てくれない……そうですよね……」 −ω−)
そして、島を後にするリュシカだが・・・ そんな彼女を、何者かが引きとめる

【待つのだ リュシカよ】「―――!? 誰!?」
【いいのか? このまま島を出てしまって もう二度と仲間とは共に闘えなくなるのだぞ?
 今すぐ仲間の所に戻るのだ】
「戻れって―――… どうせ―――…あたしなんかがいても邪魔なだけです…
 足手まといになるだけなんです…」
0478粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/02(土) 17:41:07.66ID:???
島内を彷徨う魔導膨斧 そこにティトォの魔力を感知する
その魔力を感じ取り、ティトォに向けて進撃する魔導膨斧
こちらに向かってきたのを見て、ティトォも弾弓を構えて待ち受ける
…が、その脚が不意に止まる 気付けば空には戻ってきたリュシカの姿が…!
空に向けて振るう斧を回避しながら、自分がひきつけるからその隙に…そう叫ぶリュシカ
だがこれではティトォの作戦が台無しになってしまう イドも早くリュシカを助けにいこう、と言うが

「黙って」

ただ一言、そう返すティトォ その眼を見開き集中し―――
そして、放たれたその弾は木の合間を縫うように飛び
・・・弾が、マジックバリアを貫通した、その瞬間弾が発火!
WWフレアにより強化された弾が魔甲ラバーを貫通!!
そして魔導膨斧を貫いた弾は、正確に五大石を抉り取った!!!

「―――よし!!」
見事その作戦を完遂させ、ティトォもその額に汗を浮べながらも笑みを見せるのだった

<続く>
0479粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/02(土) 18:02:30.72ID:???
*ラスト部分の投下にミスがあったのでもう一回


【それでも戻るのだ 邪魔であろうが足手まといであろうが近くにいなくてはならない
 それが仲間というものだ ここで逃げる事は仲間から そして自分から逃げる事だぞリュシカ】

何者かのその言葉に、リュシカはその目を見開く―――!!

島内を彷徨う魔導膨斧 そこにティトォの魔力を感知する
その魔力を感じ取り、ティトォに向けて進撃する魔導膨斧
こちらに向かってきたのを見て、ティトォも弾弓を構えて待ち受ける
…が、その脚が不意に止まる 気付けば空には戻ってきたリュシカの姿が…!
空に向けて振るう斧を回避しながら、自分がひきつけるからその隙に…そう叫ぶリュシカ
だがこれではティトォの作戦が台無しになってしまう イドも早くリュシカを助けにいこう、と言うが

「黙って」

ただ一言、そう返すティトォ その眼を見開き集中し―――
そして、放たれたその弾は木の合間を縫うように飛び
・・・弾が、マジックバリアを貫通した、その瞬間弾が発火!
WWフレアにより強化された弾が魔甲ラバーを貫通!!
そして魔導膨斧を貫いた弾は、正確に五大石を抉り取った!!!

「―――よし!!」
見事その作戦を完遂させ、ティトォもその額に汗を浮べながらも笑みを見せるのだった

<続く>
0480マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/02(土) 18:19:36.76ID:???
装甲と足回りだけで言えばWW2初期あたりの中戦車くらいの性能ありそうだな>魔導膨れ斧
これで大砲も装備されれば本気で死角なくなりそうだ
0481マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/02(土) 18:51:38.03ID:???
リュシカに声かけたの誰だろ
前にダークアイQがなにやら暗躍してたっぽいけど、リュシカに助け舟出す理由がないだろうし
0483マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/02(土) 21:24:12.98ID:???
プリセラはともかく、アクアは最初期の付き合いなのに活躍が渋い気がする
ガシャロ戦とかヨマ戦とか決め手になるときも有るけど
攻撃特化だからかそれより格上の相手だとどうしてもかませっぽくなっちゃう印象だわ
0484マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/02(土) 21:39:55.21ID:???
弾弓のくだりすごいワクワクした
こういうなんとなくそれっぽいなって感じの説得力持たせる描写好きなんだよ
0485マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/02(土) 22:01:26.66ID:???
確かに弾弓のとこはいい感じにハッタリきいてるわ
それに「黙って」のとこのティトォがめっちゃかっこよくて痺れる
0486マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/02(土) 22:44:03.65ID:???
>バリアが消えればまたアクアに変換して倒せばいい、とするのだった
さらっと言ってるけど地味にえぐいよなあコレ
不老不死の3人の生命倫理が普通とは違うのはわかるけど
自分で簡単に死ねるて言うのはよくよく考えるとかなりキツイ
0487マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/03(日) 22:14:48.41ID:???
連載再開してたのか
最近読み返しててリィさんが初期から錆びたハサミ使ってたりピィゲル一人のコマにポコペムいたり地味に伏線貼ってるから楽しみ
三人が不老不死になった時に星のたまごで肉体作った残りなのか欠片が結構落ちてたのがどうなったのか気になる
0488粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/04(月) 17:13:17.27ID:Mo4X8H3z
魔導膨斧の五大石は失いバリアは解かれたが、まだ機能停止になったわけではない
リュシカに向けてその斧が振るわれ、ティトォ達も助けに向かわんと駆けつける
だが、リュシカは自らの最後の戦いとして、魔導膨斧に立ち向かわんとする…!


  第87話|炎と翼


エンゼルフェザーを展開させた投石攻撃を放つが、容易く斧で受け止められてしまう
反撃に地面を引っかく脚の石飛礫が、リュシカの視界を奪い
その背後から、リュシカに向けて光の斧が延びる…!!
眼を見開くリュシカの前に移るのは、走馬灯のように舞い上がる無数の羽…
そして、自分に声をかける仲間達みんなの声…

―リュシカ 行こうぜ!!―  ミカゼさん・・・・・・
―遅れるなよ リュシカ―   ジール・ボーイさん・・・
―はやく来いよ リュシカ―  グリンさん・・・

 ティトォさん・・・・・・ ごめんなさい あたしは・・・ ここまでです―――
0489粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/04(月) 17:14:18.16ID:???
       【  立 て  リ ュ シ カ よ !!】

突如、何者かの声が響くと共にリュシカはその眼を見開く
魔導膨斧は彼女の身を切り裂かず…土煙の中から、現れたひとりの人影…

「そんな闘い方では駄目だリュシカよ 私が魔法の使い方を教えてやろう
 お前の力はそんなものではない あの特訓を思い出すのだ」

…そう説く人物の姿に、リュシカの脳裏にはパン工房で修行した店長の言葉が浮かび上がる…

―気まぐれな神だ…… いつ降りてくるかもわからない 
 どんな天才でも達する事の出来ない域 パン職人に突然降りてくる神―――

―――そう、リュシカの前にはパンを司る神、パン神様が顕現する…!! ふっくらやわらか
なんか突然現れた神様にティトォとイドが目を丸くしてたけど
…そして光の斧は、パン神様の目の前で、何かの力でせき止められ

「邪魔だ 下がっておれ!!!」
魔導膨斧は、パン神様の裏拳一撃で吹き飛ばされる…!! これには二人も唖然
そしてエンゼルフェザーを使うよう、リュシカに説くパン神様
だが自分は魔法の力を使うための特訓なんてほとんどした事は無いとするが…

「皆が魔法陣に向けて頑張ってたときだってパンの修行しかしてないんです…」
「そう しっかりやっていたではないか それは立派に魔法の鍛錬に繋がる
 今から私が教えてやろう お前の才能の真の方向を――― 力の使い方を―――!!」

その言葉と共に、パン神様の姿が消え、風のようにリュシカの身体を包み込む…
そしてその両手に、魔力の風を纏いはじめる…!!
0490粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/04(月) 17:14:55.74ID:???
エンゼルフェザーを展開したリュシカを中心に、風が渦を巻いていた
「風を…島中の風を集めている…!!」
その光景にティトォも息を呑む となりのいぬもこくこく頷き

【風を圧縮せよ!! 以前のように体内で強引にではなく熟練した業で行うのだ!!
 魔法の構築は天性の才能や強大な魔力だけでなすものではない
 業で補うのだ!!リュシカよ 今ならできる!!】
「魔力で強引にではなく―――優しく…暖かく包み込む……」

そうして集めた風を、熟練のパン職人の業でこね合わせるように圧縮させるリュシカ こねこね

「マテリアル・パズル エンゼルフェザー  クリームパン」
そして復活し突撃する魔導膨斧に向けて、その圧縮した風の玉を優しく放り投げ
…魔導膨斧が振るう光の斧を、風の玉、クリームパンは容易く弾き飛ばし
そっと、魔導膨斧の車体に触れるように落ち…超圧縮した風がその巨体を潰す!

【斧が消えた 今だ!!行け!!!】
「チョココロネ」
その隙を付き、リュシカは腕に渦巻く風の拳、チョココロネをまとう!
そしてとどめの一撃を突き刺さんとするが、魔導膨斧はその一撃に耐え凌ぎ―――

(お願い倒れて――― 倒れて―――!!
 邪魔にされても足手まといになっても―――
 やっぱり あたし皆と――― 皆と一緒に行きたい―――!!
 ―――でも やっぱり あたしは・・・・・・ここまで―――)

そこで、リュシカは力尽きるように倒れようとするが・・・
【大丈夫だリュシカ そのためにお前には仲間がいるのだから―――】
倒れようとするリュシカの背には、白い炎をまとうティトォの姿があった…!!
0491粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/04(月) 17:15:40.04ID:???
「リュシカ きみが選んだのなら それが自分で決めた道なら―――もう止めない
 どこまでもぼくらについてくればいい
 ぼくも――― きみとずっと一緒にいたい―――!!」
ティトォの言葉に、リュシカも涙目になりながら満面の笑顔を浮かべていた

「マテリアル・パズル ホワイトホワイトフレア リュシカを回復し強化せよ!!」

そして復活したリュシカの一撃が、再度魔導膨斧を吹き飛ばす!
さしもの魔導膨斧もあちこち軋む音がするが、それでも暴走は止まらない…だが

「……わかってるねリュシカ」「―――はい!!」
「風なら入り込める――― 機械の奥隅々まで…炎と共に…
 超圧縮された風――― そして炎 これが合わさればどうなる・?」


「マテリアル・パズル」「分解せよ!!」
「「メギドウイング」」


二人の魔法が合わさった、その熱波が内部から魔導膨斧をバラバラに分解してみせた!!

「良く頑張ったねリュシカ これは―――きみの勝利だ」
こうして魔法陣の闘いに決着がつき…その勝者の証は、リュシカの手に刻まれるのだった

 メモリア魔法陣 第一段階目

 第三戦 勝者 リュシカ―――第二段階目進出決定
0492粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/04(月) 17:15:52.62ID:???
「あーあ ここまでぶっ壊してくれると逆に気持ちいいな
 でもまたムショかちくしょー まいーや もう疲れた さっさと帰ろうぜ…

バラバラに分解された魔導膨斧にはイドも溜め息混じりにそうぼやき
帰路に着こうとする一同、だったが・・・

(―――終わったようだな 次は私が相手だ!!)
土が盛り上がると共に、地中に潜むダークアイ・Qの眼光が輝きを帯びる…!

<続く>
0494マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/04(月) 17:27:55.67ID:???
急に神様とか出されても、その、反応に困る件
まあもともとこういうシュールギャグ系の人だけどさあ
0495マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/04(月) 18:24:31.09ID:???
そこは、勢いだよな
いきなりではあるけど、パン神の存在自体は触れられてたし。いや、バトルの最中に降臨するとは思ってなかったけどさw
有りか無しかなら、個人的には有り。そっからの流れも面白いし
むしろ次に控えてるのが、謎のひょうたんまんじゅうだからそっちが気になる。なんか天才キャラみたいな動きもしてたし
0496マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/04(月) 19:15:39.10ID:???
個人的にはパン神さまのデザインは結構好みw
荘厳な佇まいにありながら、あちこちにあるパン意匠がいい味出してるw
0497マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/04(月) 22:07:16.50ID:???
パン職人である事を生かした魔法形成とか二人の合体魔法とかはロマン力高いな
ただ、今後リュシカの技はパン名で行くのだろうか…w
とりあえず菓子パン系統、「バームクーヘン」とか「シュトーレン」とかならそこまで違和感無さそうだけど
0499マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/05(火) 02:51:09.77ID:???
神様試合に関係ないけど島入って来て儀式としての魔法陣にケチついたりしないのか?
0500マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/05(火) 17:53:25.40ID:???
一応イドは負けを認めてるからな
これで物言いがあれば結果が揉めて勝者無しの無効試合とかもなりそうだったけど
0501マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/05(火) 19:10:12.25ID:???
ダークアイ・Qの形にどっかで見た感じがしたけど思い出した
ハロウィンとかで良くある人型クッキーだ
0502粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/06(水) 17:09:25.98ID:CPSjK2GM
[メモリア魔法陣第一段階も前半が終了し
 御風 シャルロック リュシカの3人が勝ち残った
 そして戦いは後半へと進む   ―――その前に]

ひとまず一行は島を後にするため、イドはリュシカに羽をつけてと頼むが
リュシカとティトォはイドそっちのけでいちゃついてました よしよし
これにはイドも 「け!!!」 って悪態ついちゃうのでした −ω−)

〔悪いが……まだお前達を帰すわけにはいかない〕
突如、地中を進む存在が一向にそう告げると共に
地中からダークアイ・Qが勢い良く飛び出す!!

〔マテリアル・パズル 暗黒魔眼球〕
( 'Θ' ) い・く・よv

たらこくちびるの顔した黒玉をティトォに向けて勢い良く投げつける
その黒玉が腹に突き刺さり、勢い良く地面を転がるティトォ
ティトォに傷はない者の…たらこくちびるの黒玉がティトォに向けて告げる

( 'Θ' ) ば・く・は・つするよv

これにはティトォも仰天 そしてくるくる華麗に宙を舞い着地するダークアイ・Q
なんでも彼?は人間ではないため島に入り込む事ができたそうで
今までの戦いが終わるまで、土の中で待たせてもらった、と語る
だがイドもさっさと帰りたいのに、付き合ってられないと言った感じでぺしぺし頭叩くが
―――次の瞬間、イドの顔面にみじかいおてての強烈な一撃が突き刺さり!
吹き飛ばされるイドの身体がぶるぉん!!と風切り音と共に宙を舞う
0503粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/06(水) 17:10:09.19ID:???
ティトォに放たれた黒玉はその身体にひっつき離れてくれない
そしてダークアイ・Qはティトォに接触したその目的を告げる

〔今からお前は嘘をついてはならない 
 それ(黒玉)は虚言に反応し爆発する私の魔法だ お前など木っ端微塵になるぞ
 条件さえ満たせば外す事ができる 条件とは私の質問に答える事!!
 今から出す我が問いに全て偽り無く答えるのだ
 全てを喋ってもらうぞティトォ 100年前お前達が何を見たのか…〕

ダークアイ・Qの言葉に ティトォもその表情が強張る…

・・・同じ頃メモリア城にて、グリンたちがシュダンに呼ばれていたところ
なんでも魔法陣が開かれたことで様々な国の人たちがメモリアを訪れた事で
バレット王が各国の方々を城に招き、親睦会を開くとのことで
グリンもそれなら正装に…とするがそれをシュダンは私服のままで大丈夫と返す

「ただの年寄りの――― 御伽噺に付き合ってくれればいいだけとの事です」
…その言葉に、ジール・ボーイは何かを察した様子であった ミカゼは呑気そうだけど

「今日… 世界が少し動くかもしれません―――」

そうしてバレット王は各国の代表達を集め…彼等に向け不老不死の魔法使いたちの…
いや、その前に…大魔王、デュデュマの話からしよう、とするのだった
0504粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/06(水) 17:11:06.45ID:???
同じ頃ダークアイ・Qもデュデュマの正体に関してティトォに問う
デュデュマの昔話は世界中、諸説あるが…一般的に伝わっているのは以下の伝承である

[1000年前――― 大地の底から現れた大魔王デュデュマが世界を滅ぼした
 それは進みすぎた文明により大地を汚し傷つけた人間達への報復だった
 デュデュマにはいかなる文明の力もかなわず 人々は諦め滅びを受け入れ始めた

 世界が滅びゆく中、人類が全ての希望を無くしてゆく中
 それでもデュデュマに立ち向かう者達がいた
 彼等はデュデュマと似た力をもっていた 唯一デュデュマに対抗できる力―――

マテリアル・パズル
  魔 法

 天より現れし女神からその力を与えられた彼等によってデュデュマは倒され
 世界は滅びたが人類は生き残った]

イドもその伝説は知っていたが、そこから理解できるのは
大地を汚してはいけないとか、戦争はいけないとか、
さもなくば天罰が下るという戒めの伝承、という事だが…

「いや…違うんだ……デュデュマの真実は―――」「まったく違うのだ」

そして、ティトォの口からダークアイ・Q達に
バレット王の口から各国の代表たちに、デュデュマの真実が語られる…
その言葉にゴビ国の代表も、これから語るのは御伽噺ではなく真実の歴史だと察するが
バレットもここから話す事も、年寄りの御伽噺だと前置きし…
0505粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/06(水) 17:11:57.13ID:???
まずバレット王は、"星のたまご"に関してから説明する
メモリアの研究者、モチャによれば"星のたまご"とは存在を司る力の結晶体だとか

「動物が卵を温めるように―――
 大地より生まれた動物や植物が生み出す火や水はまた大地を温める
 そしてまた大地から命が生まれる エネルギーの循環法則を簡単に言うとこうなるわけじゃが…
 星のたまごはその過程で大地の底にて生まれるエネルギーの塊じゃ」
「数億年分ものエネルギーを溜めているともいわれる星のたまごはまさに究極
 その力を使えばこの世のあらゆるものの存在を支配する事ができるという―――!!
 エントロピーも時空間も超越し法則を捻じ曲げるその力は
 かつて死んだ人間でも 忘れ去られた大魔法でも
 いや ひょっとしたら国や大陸すらもこの大地に復活させる事ができるというのだ
 しかしそれは――― 決して人が使ってはならぬ禁断の力…」


「100年前――― ぼくらの国ドーマローラが滅んだ」
「その時そこには――― 女神と大魔王デュデュマと そして星のたまごが存在した」


  第88話|カバとトド


―――そうして、二人の語る物語は100年前まで遡る・・・

[111年前――― A.D.1569 ドーマローラ国
 ようやく航海術も発展してきたこの時代―――
 大洋に浮かぶこの島国も他国との交流が始まりつつあった]
0506粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/06(水) 17:12:38.14ID:???
ドーマローラの町並みに、二人の少女の姿があった
アメちゃん買ってとお姉ちゃんにねだる妹だが、姉はそんな妹…アロアの腕を引っぱっていた
[アロア −9歳− 後の舞響大天]

キャンディー食べたいお歌を口すさむアロアを叱りつつその腕を引っぱる姉だが
「お姉ちゃんが一番食べたいくせにー」
そう返されると、その姉…アクアも笑顔が浮かんじゃう
[アクア −12歳−]
で、お母さんには内緒でいっこずつ買っちゃおう、とするアクアなのでした

同じ頃何処かの家にて、寝てるだんなをもう昼だと毛布引っぱって叩き起こす妻の姿があった
これにはその夫も不満げに声を上げる

「なんだよプリセラ〜〜〜朝っぱらから乱暴だな」 [マギ −22歳−]
「もう昼だって言ってるでしょ! 天気いいんだからふとん干しといてね」 [プリセラ −18歳−]

プリセラはこれから仕事のようで口紅つけて準備を整えてるところ
マギにも行ってくると声をかけつつ…早く仕事見つけてね、と小言を洩らすが
そんなプリセラの言葉に、マギはどこ吹く風で二度寝してしまうのだった

 ぼくもアクアもプリセラも この頃はまだ出会ってすらいなかった

プリセラが職場に向かうその後ろでは、ドーマローラに生えた樹に声を上げる学者の姿があり
が、そんな学者にこれは樹じゃないと通りがけに声をかける少年は、こう付け加える

「これは根です」 [ティトォ −16歳−]

で、ティトォは家に帰ってくるなり、すぐにどこかに出かける様子
なんでも港で他の国の本が借りれる場所があるそうで

「夕飯までには帰ってくるのよ あなたのめり込むと時間たつの忘れちゃうんだから」
「はーい」
0507粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/06(水) 17:14:17.23ID:???
友人たちの遊びの誘いも、勉強手伝いのお願いも振り切ってティトォは真っ直ぐに港へ走る
満面の笑顔で本が大量に積まれたその家を訪ねるティトォ
そこで新たにメモリアの本を手に入れ、ティトォもその胸を躍らせ…

・・・そこに、なにやら外で声が上がる 何か良くわからないものが流れついて来たようで
そこにあったのは、海に浮かぶ箱型の鉄塊のようなもので…

「船か?」「そんなわけないだろ どうやって動くんだよこんなの」
「どこかの船が落とした鉄くずが流れ着いたんだろ」

ティトォもその騒ぎを聞きつけ近寄ってみると、鉄塊とは別に海に浮かぶ何かを見つける
カバかトドか…港の人達も声をあげるが それを見たティトォはすぐさま海に飛び込む!

「カバでもトドでもないですよ 人が溺れてるんです!!」
ティトォの言葉に、港の人達もすぐに二人を救助せんとする
こうして、海からその女性が救助され…
カバかトドのようなふくやかなその女性…後の女神、グリ・ムリ・アは
どうにか一命を取りとめ、感謝の笑顔をティトォに向けるのだった



[これより1年後―――   この国は消滅する―――]
街を覆う砂塵の中で、巨大な龍の眼光が空に輝き
待ち受ける滅びに向けて、その運命が動き始める…

<続く>
0509マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/06(水) 20:38:23.95ID:???
女神とは不老不死になる前からの因縁だったのか・・・
0510マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/06(水) 21:11:52.81ID:???
これはティトォも女神を助けた時のことを後悔してそうだなあ
0512マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/06(水) 21:59:32.22ID:???
プリセラの夫が完全にだめな男なんですが
ってかこのだめんずっぷりはジールボーイ兄とかぶるけどなんか関連があるのか
大魔王の現れた何らかの影響で100年後の世界に飛ばされて…とかもありうるかも
0513粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/08(金) 17:29:09.58ID:XtqilPUZ
111年前のドーマローラにて、突如として訪れた来訪者、グリ・ムリ・ア
ティトォは自らが救ったグリ・ムリ・アの感謝の笑顔を脳裏に浮べながら
遠い国の学者、ムリアと名乗る彼女を助けた自身の行為に、その表情が曇る…


  第89話|伝説と真実


その後ムリアはドーマローラにてある研究を始める
彼女の研究にはティトォも加担していたらしく…

「ぼくは以前からドーマローラに原生していた樹を調べていた…
 ムリアはそのデータにとても興味を持ったんだ
 そしてその気の研究をぼくと共同でやる話を持ちかけてきた―――…」

〔その樹こそ……… "星の樹"ではないか?〕
「星の…樹…」「そう 星の樹……」

ダークアイ・Qの問いに、リュシカとティトォの二人も"星の樹"という言葉を反芻する
同じ頃、バレット王も丁度その"星の樹"に関して皆にその性質を語る

「大地をひとつの生物と考えるなら 星の樹は大地の血管や神経のようなもの
 エネルギー循環の根幹と言うべき特別な樹なのだ
 大地の奥深くを中心として地表に向かって根を伸ばしているらしい
 星のたまごはその樹に宿るのだ」

稀にその根が地表にまで顔を出すケースもある にょっきり生えた星の樹にらいおんさんがこんにちわ
ドーマローラにはたくさんの星の樹の根があったらしく だからこそ女神はその国に現れた…
全ては星のたまごを手に入れ、その存在を司る力を使い何かを引き起こすために…
0514粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/08(金) 17:29:55.94ID:???
ダークアイ・Qがティトォの語る話の続きを願う 彼は三十指として真実が知りたいとするが
その前にリュシカにはもう少し離れておくように言う
自分は嘘はいわないが…万一と言う事もある

( 'Θ' ) チクタクv チクタクv

「あたしはいいです!ティトォさんのそばにいます!!」
ティトォの言葉に、リュシカは自身の胸をぽすっと叩きながらそう返す
だが自分よりもイドの方を案じるリュシカだが、イドも鼻息荒くしながら自分も逃げないと返してみせる
さあ続きを話しな、とするイドでした そもそもイド関係ないけど −ω−)

詳しい部分は省きつつ、ムリアはひっそりとドーマローラで暮らし始める
まだ異国からの人間は物珍しい時代、そのため森のかくれがでひっそり引きこもり樹の研究をしていた
一年彼女と研究を共にして、少しずつ…ティトォはムリアの研究の真実に気付き始める
その研究目的は、科学者としての探究心ではなく…決して前には進まぬ、後ろめたいものだと言う事に…
だが、ティトォがそれに気づいた時には、すでに遅かった…

―ついに… ついに手に入れた…存在を司る力…星のたまごだ… これで私は時を取り戻す…―
研究の成果により、ついに星のたまごの力を手にしたムリア
だがティトォは彼女にそれを使わせるのを止めようとするが、ムリアは聞く耳を持たない
たとえこの世界を犠牲にしてでも、全てを取り戻すと叫ぶムリアだが…

「ムリアはドーマローラで星のたまごを手に入れついに使用しようとした しかし」
「それは太古より幾人もの魔道師や支配者が渇望し だが誰一人為しえなかった―――
 それはなぜか その秘密がついに明かされた」

―――星のたまごの鼓動がドーマローラに響き…次の瞬間、海が爆ぜる!?
激しい地響きと共に、ドーマローラに現れた、その存在…そう・・・
0515粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/08(金) 17:30:51.92ID:???
「大地の力を奪い 星のたまごを悪用しようとする者―――
 それに正義の鉄槌を与え 星のたまごを再び大地へと回収する
 大地の分身であり 大地の底より現れる…それが

 星の守護神 デュデュマ」

大魔王と伝えられた存在、デュデュマがドーマローラに顕現する…!!

そう、大魔王デュデュマとは、伝説のように世界を滅ぼすものではなく
その真逆、世界を守る大地の防衛本能…システムデュデュマと呼ばれる代物が、大魔王の正体であった

数多くの野望がデュデュマによって砕け散った
ムリアの野望も、デュデュマの出現で終わる筈であった、が・・・

「でも…悪夢はここから始まったんだ……」
…その肩を震わせながら、その悪夢の始まりを語るが
ここから先は記憶があいまいと、前置きするティトォ
…ティトォの記憶があいまい、そう聞いてどこか目を丸くするリュシカ

デュデュマの顕現によりパニックに陥るドーマローラ
ムリアも涙目で助けて、と悲鳴を上げるが…そんななか
どこからか聞こえて来る鼓動と共に…海辺に止まっていた謎の鉄の箱が内部から突き破られる!?

「ドーマローラを滅ぼしたのはデュデュマじゃない…… ドーマローラを滅ぼしたのは…」

―――そして、その箱の内部から現れたのは、後の三大神器と呼ばれた存在のひとり
黒衣を纏った仮面の少年の姿であった…!
仮面の少年はその箱から飛び出すなり、デュデュマに向かって飛び
一撃でデュデュマの巨体を地に倒してしまう…!!

だが流石に黒衣の少年の謎の力をもってしても、デュデュマを仕留めるには至らず
暫し睨み合う両者…黒衣の少年の姿に、ムリアは「"クゥ"…」そう呟き
0516粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/08(金) 17:31:32.21ID:???
…そして、"クゥ"も「このままでは勝てない―――」
ティトォに向けそう告げながら、彼に星のたまごを渡す…

「生き延びたいと願うなら…委ねるがいい お前達の魂を……
 大地を守るため闘え お前達が守り神となるのだ」
「わかった… これだ… この先にあるんだ…」

ムリアもそう呟く中、"クゥ"は自らの仮面に手をかけ―――
次の瞬間、ドーマローラを包む爆発が大地に広がっていくのだった・・・

[A.D.1570
 ドーマローラ消滅 歴史からその姿を消した

 生存者は7名
 ティトォ アクア プリセラ
 グリ・ムリ・ア クゥ アロア ブライクブロイド

 そして―――]

「100年以上の月日が流れた―――……
 ティトォ アクア プリセラの3人は…それまで互いの事を知りもしなかったが
 生き延びるためにひとつの身体にそれぞれの魂を入れ不老不死の力を手に入れた
 そして今も星のたまごを守り続けている…

マテリアル・パズル
 魔 法 使いとなって―――」

<続く>
0518マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/08(金) 18:38:46.92ID:???
あれも地球の意志が形になった代物だっけか
たしかにウエポンは大魔王の元ネタっぽいな
0519マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/08(金) 19:39:03.54ID:???
クゥの正体や意図が今の段階だといまいちわからん
女神が星のたまごの力で過去に失った何かを取り戻したいのはわかるが
それでクゥが何を理由に女神に協力しているのかとか
それでいながらティトォ達にわざわざ敵対させるために力を与えてるし
0520マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/08(金) 20:44:52.29ID:???
まあ最後の最後までとっておくだろうな、クゥの正体は
0521マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/08(金) 21:16:02.46ID:???
そういえばこの時点でもブライクは謎だな 意外と重要人物?
0522マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/08(金) 21:29:13.90ID:???
大魔王も完全に嘘というわけでもなく、星にとっての防衛システムは人間にとっての大魔王になりうると言うことか
ただ、これでヨマの時にデュデュマが反応した理由もわかったな。不老不死を願って星の卵に干渉しようとしたから出てきそうになったわけだな
そして、三十指は本来空っぽの存在だから、女神を無視して星の卵に願うことなんて無いので、三十指に回収を指示してると
すげぇな。アダさんどこまで考えてこの組織作ったんだ?
使えそうもないヤツとか裏切り者が続出するのは物語の展開的な都合かもしれないけど、システムとしてはかなりエグくて無駄はない
0523マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/08(金) 22:34:25.66ID:???
前にブライクがクゥの事を一番強い魔法使い、てなこと言ってたけど
大魔王=大地そのものの力と互角に渡り合えるあたり、強さのレベルが違うな
おまけにドーマローラを滅ぼしたのも描写的にクゥみたいだし、単純な力だけならラスボス候補級だわ
0524粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/10(日) 18:12:53.75ID:ALJpfsnw
  第90話|星と星

[A.D.1570 ドーマローラ]
大魔王デュデュマの顕現により崩壊した跡地にて
数少ない生き残りの3人の前に、星のたまごから木で出来た人形が生まれ落ちる
そして、その場に倒れたアクアとプリセラ…そして
その生まれ落ちた人形を呆然と見据えるティトォの魂を、その人形へと移すのだった

[現在――― A.D.1680 マージ島]
場面はダークアイ・Qの問いかけに答えるティトォに戻る
瀕死だった3人は元の肉体をして、3つの魂をひとつにする事で生き延びた
今の肉体は星のたまご、それ自体が変化した代物であると見るダークアイ・Q
…ふと、ダークアイ・Qは彼等が『罪人』と呼ばれる件に関して問う
彼等が国が滅びたのに自分たちだけ、星のたまごを我が物として生き永らえているからか
それとも、国を滅ぼしたグリ・ムリ・アを助けてしまったからか

…その問いにティトォは僅かに苦悶の表情で「―――… 違う…」とだけ返す
ダークアイ・Qもそれ以上は聞かず…改めて次に問うのは
グリ・ムリ・アがドーマローラで行った研究の目的 星のたまごを使うその目的とは…

「ドーマローラの実験は失敗だったんだ
 グリ・ムリ・アはデュデュマの事を計算に入れてなかった
 でも…あの時…何かのヒントを掴んだ………
 究極の存在変換をするための―――」

メモリア城でも、その究極の存在変換なる、グリ・ムリ・アの目的を皆に語るバレット王
ここ百年の動きを見ているとわかる、としながら王はジンナにその資料を出させる
それによればここ百年で世界中の人口分布が大きく変わっていると言う 
自然に見せ掛けているが人為的に行っているもの… その言葉にざわめきの声が上がる
0525粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/10(日) 18:13:24.57ID:???
具体例として、70年前にアルカナ大陸の東部で異常気象が発生し大規模な民族移動が起きている
28年前にはアネリア大陸の2国が一夜にして消滅する事件
50年前にはここアクロア大陸全域に伝染病が流行するが、何者かの作るワクチンにより救われたとの事で
他にも様々な人口の変化が100年の間で発生している、とするが
それをゴビ族の長老がちょっと待ったと異を唱える そんなものは100年も立てば自然と移り変わるもの
それがなぜ全て人為的だと決め付けるのか……

ティトォ側に視点を戻し、ティトォは100年前、ムリアの隠れ家で一つの世界地図を見つける
当時はドーマローラしか知らなかった彼は、それがこの世界の地図と思っていたが
その地図はまったく別の世界のものであった、と言うティトォ

「そしてこの100年でこの世界の人口分布はその地図の世界に近づきつつあるんだ
 つまりグリ・ムリ・アが世界の裏で操作しているんだとぼくは考える…

 …そうなると答えはひとつ―――
 グリ・ムリ・アはこの世界そのものを変換しようとしているんだ あの地図が載っていた世界に―――」

そう、即ちそれこそが女神の目的 『星の存在変換』である、と語るのだった…
…それを示すように、女神の本拠地でもグリ・ムリア・は自身の悲願を語る

「この星を消し去りかつて宇宙の塵となった私の星を復活させる
 この大地も人類も全て存在変換発動の材料
 そのために100年の時をかけ全てを調節していたのだ」
その女神に組する、舞響大天、ブライクブロイトの思惑とは
そして、謎の仮面の少年、クゥの正体とは…
0526粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/10(日) 18:14:03.91ID:???
ティトォの話にリュシカは何がなんだかさっぱりなようだが
そんな彼女のためにイドが補足しといてあげた

「ん―――…つまりだな
 グリ・ムリ・アは星のたまごを使ってこの世界に何かを復活させるとか…
 この世界を支配するとか滅ぼすとか…そういうんじゃないって事だろ
 この世界を丸々別の世界に変えちまおうってわけだろ その地図が載ってる方の世界にな
 んでそれをするには100年前の方法じゃ駄目って事だろ?
 この世界をもっと変えたい方の世界に近づけとかねーと存在変換できないわけだ」
「イドさんあたしより頭いい…」これにはリュシカもなみだめ −ω−)

星の存在変換を行うには、星のたまごの力をもってしても足りなかった
そのため星のたまごよりもさらに強力な力、大地の分身デュデュマの力そのものが必要だったと語るティトォ
…その言葉で、ダークアイ・Qも女神の目的、その全てを理解した
グリ・ムリ・アは3人を倒し星のたまごを手に入れるのが目的ではない
その先、星のたまごを守るために現れるデュデュマを倒す事こそがその真の目的だったのだ
…だが、デュデュマの力は強大、倒す事など可能なのか…

「ダークアイ・Q… キミ達三十指はそのためにいるんだ…」
〔―――!! そうか…
 私達がグリ・ムリ・アより与えられた魔法は大地より蘇らせた過去の記憶―――〕
「女神の三十指は大地の力を吸収し デュデュマの力を大幅に弱体化させる存在なんだ!!」
〔恐ろしく効率がいいな…デュデュマの力を削げる上に大きな戦力にもなる
 それで才能のある者を片っ端からスカウトしたわけか…
 だからジール・ボーイやジャンクーアなど敵対する恐れのあった者達にも力を与えたのだな…!!〕

・・・ただ、そんなティトォでも一つ、わからない事があるとする
20年ほど前から停滞していたグリ・ムリ・アの行動が一気に加速し
三十指が集まり、"女神"を名乗り、世界の操作も大きく動き出した
20年前に何が…その答えは簡単だ、とダークアイ・Qはこう語る

〔 奴 と出会ったからだ 最初の三十指である 奴と……〕
0527粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/10(日) 18:14:59.25ID:???
[20年前―――とある国にて]
とある田舎の村にて、ムリアが子供達に自らの物語を紙芝居にしてを見せていたところ

「―――こうして"さんだいしんき"は"だいまおうデュデュマ"をたおしました
 そしてクゥがデュデュマのかわりに"かく"となり ほしは"そんざいへんかん"しました
 むかしほろんでしまったほしはふっかつし そこにいたひとたちもみんないきかえりました
 めでたしめでたし」

しかしムリアの語るその物語は流石に子供にはさっぱり理解できないようで
さっさとみんなで改めて遊びに向かい、ムリアの紙芝居を後のにするのでした

…そんなのどかな、平和な景色に女神も穏やかな笑顔を浮かべていた
「いい天気だな…」(決意が揺らいでしまう… このままこの世界に骨を埋めるのも―――)
正直な所、この頃のムリアは半ば自身の計画を捨てる事も考えていた
ブライクも舞響も好き勝手やってるし

・・・そんなムリアに、一人の少年が声をかけ・・・
その少年と、彼女の出会いを…ダークアイ・Qはこう語る
〔奴が…グリ・ムリ・アの背中を押したのだ いや…
 突き飛ばしたのかもしれん もう二度と後戻りできぬ 奈落の底へとな―――〕


「ねえおばさん その話――― ボクにもっとよく聞かせてよ」
妖しい雰囲気を纏う、三白眼の少年…アダラパタと出会うムリア
ここから、女神の・・・いや、彼の悪意が、芽吹き始める・・・

<続く>
0529マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/10(日) 19:26:22.10ID:???
星を作り変えるとかまたスケールがでかいな
ただ地形を変えてもそこに根ざしてる文化とか土地の風習とかは消えないとは思うが
その辺も星の存在変換で上書きされるのだとすると、かなりえげつない感じになりそう
0530マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/10(日) 21:37:44.97ID:???
アダさん子供の頃から悪意の塊だったのか
悪事に関しては素でティトォ越えてるんじゃないかコイツ
0531粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/11(月) 17:05:42.01ID:bFO1CTbk
マテリアル+パズル おまけFILEI

[威塗 −イド−]
A.D.1680 3月現在 24歳
A.D.1655 4月23日生まれ 血液型:O

[好み]
*好きな物
・花 とくに小さくかわいい花 そしてそれを育てる事
・スイーツ とくにチェリーパイ
・読書 ・ケンカ ・歴史 ・数学

*嫌いな物
・機械 ・風呂に入る事 ・害虫 ・科学

[人生とその目的]
・イドは名の知れたチンピラのボスで、国からも一目置かれていた
・ある日自分の縄張りの花畑が国の戦争に巻き込まれ荒らされてしまう
 怒りのイドが軍隊にケンカを売り捕まってしまう
 しかしその高い魔力を買われ、メモリア魔法陣にウォーブール国代表として出場させられる
・優勝できたら自分と一緒に捕まった仲間も釈放してくれるという話だったが
 見事に一回戦負けしてしまう さてどーしよう
0532粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/11(月) 17:06:34.80ID:???
[キャラクターを考えよう]
・見た目や言動は怖いが実は気の優しい男
・肉体はだが案外知的で常識人
・とにかく動かしやすいキャラを出したくてつくったキャラ
 自分の感情に素直に行動し、つっこみもしてくれる
・メモリア魔法陣のイド戦は他よりも知恵を絞ったので疲れたとさ(たぶんイド本人が
・これからもなんだかんだで活躍する     と思う

[威塗の魔法]
○斧 ―――ない 魔法レベル0

・イドは魔法使いではなくウォーブール国の兵器を使い闘う
・"魔導膨斧"という対魔法使い用の兵器で、使用者の魔力を使い斧のような形状の武器を作り出す
・魔導膨斧は物理攻撃を防ぐ魔甲ラバーに包まれている上
 五大石をはめ込む事で魔法攻撃を防ぐマジックバリアを張れる
・オート機能で攻撃に対し自動で反撃する
・そんなに速くはないが脚もついていて移動も可能
・まだ実験段階のため、よく不備がある 現在ウォーブールは新型を開発中とのこと
0533粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/11(月) 17:07:02.63ID:???
[ダークアイ・Q]
A.D.1680 3月現在 26歳
A.D.1654 11月16日生まれ 血液型:R

[好み]
*好きな物
・ない

*嫌いな物
・人間

[人生とその目的]
・全ての人間を根絶やしにし、ダークアイ一族だけの世界をつくるのが夢
・ダークアイだけの国を与えてくれると言う話に乗り女神グリ・ムリ・アと手を組んだ
 しかし本当は女神の正体を探る為に三十指となり魔法の力を手に入れた
 アダラパタもそれを知りつつ仲間に入れた
・現在は三十指を離れ人間たちの戦いの行く末を見守っている
 ティトォ達が敗北し、星の存在変換が発動するような事になるなら
 ダークアイ・Qなりの考えがあるらしい
0534粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/11(月) 17:07:46.44ID:???
[キャラクターを考えよう]
・IQ800という高い頭脳を持つ
・ダークアイ一族は人の入れぬ奥地で暮らすおとなしい水棲生物で
 人の言葉は話さないのだが、Qはびっくり突然変異
・100年以上生きたティトォよりも頭がいい
 すなわち千里眼総眼図も通用しない最強のキャラ
・こいつの出現によりティトォも口を硬く閉ざしていた過去の話をせざるをえなかった


・現在はナビゲーターとして活躍中

[ダークアイ・Qの魔法]
○嘘 暗黒魔眼球 魔法レベル25

・嘘の魔力を変換し大爆発を起こす
・ダークアイ・Qの質問に嘘をついたり答えなかったりしたら発動する
・あくまで尋問が用途であり、クイズや勉強の問題などでは発動しない
0535粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/11(月) 17:08:14.68ID:???
〔コミックス第一巻冒頭で伝えられていた伝承を覚えているかな?(ぼよんぼよん跳ねつつ
 進んだ文明…大地を汚し傷つける人間達
 それに鉄槌を下すべく大地の底より現れた大魔王デュデュマ
 そしてデュデュマと闘った女神と魔法使い…

 これらは全て真実ではなかった(小さいおててビシッ
 いや 実際も太古に超文明が繁栄や滅亡を繰り返していたのかもしれんが―――

 しかしそんなもの この闘いにはなんの関係もない
 これは自らの星を取り戻そうとするものと
 自らの星を守ろうとする者の闘いだったのだ―――〕(小さいおててぐぐ…とにぎりしめ

そしてメモリア魔法陣 第一段階の残りの3戦が次巻にて行われる―――!!


                     16巻につづく (−ω−)にゃー
0537粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/12(火) 17:35:28.27ID:GoYZhdoM
[最も素晴らしい事 それはあなたが存在すると言う事 それが最高の魔法
 存在変換 人の命と命が入れ替わる もっと大きな力があればさらにたくさんの人の存在も
 さらにはこの大地そのものも入れ替える事ができる


 星の存在変換


 この星の存在を かつてこの宇宙から消えてしまった星と入れ替える
 それがグリ・ムリ・アの目的!!]

今回の扉絵は三大神器の紹介

○ブライクブロイド
ドーマローラ消滅の折、生き残った者の一人。
グリ・ムリ・アに拾われ、仲間として引き入れられる。
星のたまごのかけらの力で不老不死となっているがあくまで一時的なもの

○舞響大天 
本名はアロア。アクアのマジ妹。不老不死になった経緯はブライクブロイドとほぼ同じ。
ただ、精神が完全に崩壊している―――。

○史上最強の魔法使い クゥ
グリ・ムリ・アと共にドーマローラにやってきた謎の少年。
ドーマローラを消滅させた張本人である。

デュデュマと互角かつ同種の力を持つ。 つまり―――・・・
0538粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/12(火) 17:35:58.15ID:???
  第91話|グリンと誕生日

メモリア城ではジール・ボーイとミカゼの組み手が行われていたところ
だが流石に片腕一本のジール・ボーイ相手でも容易くいなされてしまうミカゼ
吹き飛ばされたミカゼにそんな事では勝ち進めないぞ、とするジール・ボーイ
勝ち進んだミカゼには自分やアクアの分まで頑張ってもらう必要がある、としつつ
リュシカが少々浮かない顔でジール・ボーイに声をかける

「ジール・ボーイさん……聞きましたか?」
「ああ…三十指の真の存在理由か
 しかし俺達の魔法は与えられはしたがもはや自分達のものだ
 己が磨き上げ昇華させたのだからな だからその力をどう使うかは自分しだいだ
 俺はこの力でグリ・ムリ・アを倒す 星の存在変換などさせるものか」

話しながらもミカゼのラッシュを片腕で捌くジール・ボーイ
距離を取ったミカゼにすかさず飛燕を放つが、それを万象の杖で見事に受け止めるミカゼ
後ろでリュシカがぱちぱち拍手しつつ、星の存在変換も重要だがまずは魔法陣 
命七乱月が手に入れば三大神器にまで匹敵する力を得る事ができる、との事で
ミカゼも自分が手に入れたら魔法使いになれるかなー、と笑みがこぼれるのでした えへへ

「頼んだぞリュシカ その力でミカゼを助けてやってくれ
 ミカゼかグリンのどちらかが優勝しなければ剣は手に入らない
 女神の側に渡ってしまったら もはや太刀打ちできなくなるかもしれん
 三十指の力はグリ・ムリ・アのものではない 自分達のものだ!」
「はい――――!!」

ジール・ボーイの激励に、リュシカもその表情を引き締めるのであった
0539粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/12(火) 17:36:38.13ID:???
メモリアの町外れでは、ダークアイ・Qがアダラパタに向け、自身の三十指離脱を告げる
アダラパタも彼は元々女神の事を探るために入っただけ、とそれを引きとめることはせず
…そんなアダラパタを、ダークアイ・Qも恐ろしい男と評する

〔グリ・ムリ・アに伝説である女神を名乗らせて人々の信心を利用し世界を動かす…
 三十指も力で支配するのではなく心を操る事で集めた
 全てお前の考えだ…!!

 ティトォよ お前達の敵は他の世界から来た侵略者でもなく
 100年前生き残った魔法使いでもなく
 今この時代が生み出した人間なのかもしれんな〕

そう呟き、でょんでょん弾みながらその場を後にするダークアイ・Q −ω−)
アダラパタは一人、その眼つきを鋭くさせながらリンゴを一口齧るのだった

メモリア城地下にて、サン達がティトォの下に駆けつける
なんでもティトォはこれからM・P<マジックパイル>最終調整の為、しばらく隔離室入りとの事で
斬り裂き魔の件で協力してもらおうと思ってたのだが、サンもがっかりするが
ライトも斬り裂き魔は魔法使い、三十指の可能性もあるとしてティトォ達とも無関係ではない、として
ティトォはその参考資料だけでも見せてもらう事に
こめかみに指を当てつつ、その資料から見えてくるものは・・・

「被害者は全て若い女……そして切り刻まれる回数が犠牲者の数と同じく増えていっている……
 誰も覚えていない……… 誰も見ていない……… "私は誰でもない…"

 "私は全てを偽る だから私を誰も知らない………"
 "本当の私――― それは女を殺す時だけ存在できる―――…"」

どこか虚ろな瞳で、そこから斬り裂き魔の何かを読み取るティトォ…
と、シュダンも斬り裂き魔は城にゆかりのある者との推論も語ると
ティトォは城の中で一人、自分を偽っている人を知っていると言う
0540粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/12(火) 17:37:29.89ID:???
シュダンへのティトォの耳打ちに、シュダンの細目が驚愕に見開かれる
とはいえ個人的な事なのでティトォも追求はしなかったし、それだけで決め付ける訳ではないが
一応気にしたほうがいいかも、とするティトォ その助言を最後に、ティトォは隔離室入りをするのであった
…何を聞いたのか、とのカミッツの問いに、シュダンは僅かに口を開き―――

[―――こうして グリンの誕生日は忘れられるのだった] グリンの涙がきらりん
そんなグリンをメイド二人が必死にフォローしといてあげるのでした −ω−)


 3月20日 メモリア魔法陣 封印解除 第一段階目

 第四戦 カミッツ VS 太陽丸 VS リゼル

そんなこんなで第四戦が幕を開ける、リゼルお付きのおじいさんも一人で大丈夫か心配そう
どうせ森で迷って泣いてるとこ、とリーザのほうもぼやく声が出る
・・・その言葉の通りリゼルは森で迷子になってました 涙目だけどなかないもん −ω−)
と、そこにカバ発見 リゼルはカバに森の出口まで案内するよう頼む 
アイスもあげて、リゼルを乗せたカバはだふだふ森を駆けるが…不意にぴたっと止まっちゃう
どうやらもう一本寄越せとせがんでるようです これにはリゼルも流石にもうやんねーと返すが

「ち…ドけち野郎が」ボソ
「おい今喋ったろ!!カバのくせにドけち野郎っつっただろ!!」

そんなリゼルの珍道中は置いといて…別の一角では
すでにカミッツと太陽丸の闘いが繰り広げられていた
無数の太陽丸に囲まれるカミッツだが…不意にその分身が消失し本体が露わになる
自身の魔法のからくりを見抜かれ、肩を切られた太陽丸も苦々しい表情が浮かぶ
0541粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/12(火) 17:38:28.51ID:???
「幻の正体はこれか ガラス玉―――…他にも鏡の破片 水たまりもだな
 物を映すもの そこから投影機のように空中に映像を作り出していたんだ」

  /  \○/
 □    □
  \    ||

 こんなかんじ

太陽丸も三十指の一人、倒せば斬り裂き魔の情報が手に入るかもしれない
カミッツも剣を握る手に力がこもる そして太陽丸に向けカミッツが仕掛け―――

だが次の瞬間、太陽丸の拳がカミッツの顔面に突き刺さる!!
驚愕に目を見開きながら、吹き飛ばされるカミッツに向け、太陽丸が言い放つ

「カン違いしているかもしれんから言っておこう
 俺の魔法が映像を操作する補助系だからと 直接戦闘に向いていないとは思うな
 俺の役割は影だ 戦闘も姉様のサポートに徹しているが…
 本来のスタイルは攻撃型の魔法使いだ

 マテリアル・パズル 修羅万華鏡」

その宣言と共に、太陽丸の鏡のイヤリングが眩く輝き、無数の腕の幻影を映し出す…!
そして太陽丸のラッシュがカミッツを滅多打ちにしながら、堂々と宣言する

「俺は強い!!」

<続く>
0542マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/12(火) 18:32:27.54ID:???
Qが最近語り部役になってたのってこの脱退フラグだったのかな
確かにメモリア側でも三十指側でもないポジに来たQは、ライト同様見とどける役には適役だろうか
0543マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/12(火) 22:35:51.56ID:???
太陽丸、意外にやるな。幻影の使い方がなかなか面白いわ
単純に自分の腕を増やせばそれだけでパンチも見切れなくなるしな、単純ながら強いしここは太陽が取るかも
0545粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/14(木) 17:24:07.56ID:uMJBdr6K
 この星を生贄にして私の星を復活させる
 人類も 動物も 全てだ! 全てを私の星と入れ替える!!

            星 の 存 在 変 換 

 剣を手に入れろ!!そうすればもはや我々の計画を誰も邪魔できなくなる!!


  第92話|カミッツと砕剣<くだきのつるぎ>

○太陽丸
女神の三十指のひとり 同じく三十指の月丸とは姉弟でいつも二人一組で行動する
三大神器、舞響大天の直属の部下で他の三十指とは一線を画している
主な仕事は裏切り者の暗殺など

○カミッツ
剣士の最高峰、剣仙十二客のひとり
他十人の剣仙を殺した男を捜しメモリア王国にやってきた
同じく剣仙野生き残りシュダンと出会い、斬り裂き魔を追っている

太陽丸の反撃を受け、膝をつくカミッツ すると不意にその視界が歪み…
彼の前に、カミッツの師匠幻サイが姿を現すが…師匠はカミッツの剣を奪い
悲鳴をあげてのたうち回るカミッツを太陽丸が冷たく見据えていた
太陽丸の魔法は相手の弱い心が作り出した幻惑を作り出す事も出来るが
カミッツはおもむろに岩に頭を撃ちつけ、その幻影を振り払う!!
その姿には太陽丸も感心しつつ、トドメをさしにかからんとする
…魔法使い、女神の三十指と対峙するカミッツも、その強さには苦々しい表情が浮かび…

(幻影による体術攻撃……ただのまやかしではない
 幻のそれぞれに圧倒的な存在感がある まるで本当に風を切っているようだ
 これが魔法―――!! ならばこちらもそれに準ずる力で対抗しよう!!)
0546粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/14(木) 17:24:58.90ID:???
カミッツが剣を握り締めると…剣の柄に飾られた宝石から光が立ち上る!
それと共にカミッツの脳裏には、サンの言葉が浮かび上がる

―その剣の柄 いい宝石付いてんじゃん 俺が精霊の使い方教えてやるよ
 いつも肌身離さず持ち歩いてんだろ?だったらきっとお前に力を貸してくれるさ
 意志には精霊が宿る――― 使えば強力な助けになるぜ―

そしてカミッツは精霊を宿した剣「精霊廻身剣」<せいれいかいしんけん>を開放させる!
それを目にした太陽丸も、面白くなってきたと声を上げ、仕掛けんとするが
太陽丸の声にびっくりした精霊がすぽんとカミッツの手から飛び出した \コワイ!/

*せいれいかいしんけん は にげだした!

そのまま剣は空の彼方まで飛んでいってしまうのでした
…太陽丸もつまらんと吐き捨て、改めてトドメを刺しにかからんとするが

「最初からこっちを使っていればよかった」
布に包まれたもうひと振りの剣を振るい、突撃する太陽丸を弾き飛ばす!!
それと共に、その剣の布が破れ…木刀のような剣身が露わになる

「なんだこのパワー…その武器か!?」
「これはシュダンから借りた魔剣 決まった名はない」
「剣だと?ずいぶん切れ味の悪そうな剣だな」
「それはそうだ この剣には刃が無いのだからな この剣は斬るためのものではない!!」

そう叫ぶと共にその剣に膨大な魔力が宿り!
カミッツの振るう剣、その一撃が大地を割る!!

その一撃での地割れを飛んで避ける太陽丸だが、カミッツもそれを読み
剣を振るい放つ魔力の一撃が、太陽丸を叩き落す!!
0547粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/14(木) 17:26:23.83ID:???
「はは…もはや剣技ではないな……これは」
…その凄まじい威力にはカミッツ自身も自傷気味につぶやき笑みを浮べながら
この剣を渡したシュダンの言葉が脳裏に浮かぶ

シュダン曰く、その剣には刃がない あらゆる物を叩き潰す破壊の武器である
正式名称もなくシュダンは砕剣と名前をつけたそうで その特性としては
持つものの魔力を吸収し打撃力に変換するシンプルな機能が備わっているが
その実、非常に扱いにくい代物である 魔力を込めればその分威力は増すのだが
…それに比例して、剣の重量も増す、と言う弱点があるのだ

(攻撃力を挙げすぎると振る事も動く事すらも困難になってしまう
 臨機応変…バランスが肝心だ この武器の特性を悟られる前に勝負をつけてやる)
太陽丸に向け、無数の剣圧による刃、舞打を放つカミッツ
その剣圧には太陽丸も攻めあぐねるが、それは一見押しているカミッツも同様であった
接近戦ではこの剣の特性的に不利になる、距離のあるうちに仕留めたいが…
再び放つ魔力の一撃は、太陽丸の横に逸れてしまう

「まだ使い慣れていない武器のようだな ならば恐れずに真正面から畳み掛けてやる」

すると太陽丸はもう一人の幻影を作り出し、カミッツに向けて突撃する!
「1/2だ いくぞ!!」
片方は幻の太陽丸、二体に撃っている間はない 外せば負けとなるが…
やぶれかぶれで放つ一撃を受けた太陽丸は 無情にも消え去ってしまう

 外 れ

「―――俺の勝ちだ」
そして太陽丸のラッシュがカミッツを滅多打ちにする!!
だがカミッツもそのラッシュを紙一重で凌ぎ、一旦距離を取らんとする
崖を駆け上るカミッツだが、崖上に手をかけたところで
先回りしていた太陽丸がその手を踏みつける!
0548粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/14(木) 17:27:12.41ID:???
「なかなか楽しかったぞカミッツ!!
 死ね!! マテリアル・パズル 修羅万華鏡」

絶体絶命のカミッツだが…それは全てカミッツの誘いの罠
トドメを刺しにかかる太陽丸を前に、カミッツはニヤリと笑みを浮かべ…

(剣よ 俺の力を吸え!! 重くなれ!!)

カミッツの魔力を吸い、重さの増した剣が崖を崩す!
崖下に着地する太陽丸だが、その頭上には膨大な魔力を宿した剣を振りかぶるカミッツ!!

「上から落とすだけなら重さは関係ないぞ!!」

―――そして島に、轟音が響き・・・

「……剣よ お前に名を付けたぞ

 ごうてんらんま
 豪 天 乱 馬」

太陽丸を見事下したカミッツは、自らの手にする剣をそう名付けるのだった

<続く> 
0550マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/14(木) 19:06:05.90ID:???
まあ今回は剣に宿る精霊が怖がりだっただけだからなあ
レクチャーしてないのを差し引いても今回サンに落ち度はなかろうよ
0551マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/14(木) 19:17:39.73ID:???
技と言うよりは道具の強さな気がするけどそれでいいのか剣仙
0552マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/14(木) 19:25:07.47ID:???
剣振って飛ばす弾がカミッツの技ならまだいいけど
それこそ剣に備わった機能の一つならさすがにちょっとアレな感じになるな
0553マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/14(木) 19:32:36.97ID:???
それがデフォだからあんまり意識しないけど、魔法使いって基本ぶっ飛んだ天才たちだからな
ジルさんとか魔法使いになる前からぶっ飛びまくってたし、分野は違ってもリュシカも短い時間で修業先の店の味を超えたりしてるし
一般人は超えてるけど魔法使い達には基本及ばないんだろ
だからこそ、剣仙の技を使う五本の指が控えるのが怖いけど
0554マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/14(木) 21:18:51.09ID:???
ここで敗北した太陽丸は月丸に粛清されるのかどうか気になるところ
月丸のイカレ具合からして「弱いやつなんてアタシの弟じゃない」くらいはやりそうなのが怖い
0555マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/14(木) 23:59:21.55ID:???
上手く使えてれば精霊廻身剣はどんな技だったんだろ
0556マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/15(金) 17:44:52.14ID:???
毎度のことだけどネーミングセンスが男心をくすぐるのがうまいわ
精霊廻身剣とか出オチにするには惜しいと思う
0557粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/16(土) 17:44:10.94ID:xK/F+UuA
〔メモリア魔法陣の真っ最中だが ここでブレイクタイムだ!! −ω−)
 以前諸君から今大会の優勝者募集ハガキを募集したが
 そこにおまけとして好きなキャラの名前も書いてもらったのだ
 そこで今回から特別に上位者13名をを扉で発表していく事にしよう
 …なに?なぜ13位からなのだと?

 そ れ は 私 が 1 3 位 だ か ら だ !!〕

ズシャァァと轟音立てながらくるくる回るダークアイ・Qでした くるくる
今回はダークアイ・Qを含めた二人の紹介

○No.13 ダークアイ・Q
女神の三十指のひとり 現在は離脱しナビゲーターと化す
IQ800の超天才ひょうたんまんじゅう

○No.12 アダラパタ
魂を変換する魔法・極楽連鞭を使う
最初の三十指であり女神も三大神器をも操る者
力は使わず策略だけで他人を動かし操作する
ゲス野郎だが、ある意味誰よりも人間らしいのかもしれない
0558粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/16(土) 17:45:23.50ID:???
  第93話|怨みと呪い

太陽丸を下したかと思われたカミッツだが
渾身の一撃を受けながら、太陽丸は立ち上がって見せる…

「腕は―――… よし動くな
 どうやらまだやれるようだ さあ行くぞ」

笑みを見せながら、再びその闘いに身を投じんとする太陽丸
それを前にするカミッツは、自分達の目的は斬り裂き見つける事だとして
あまり深入りはしないようにしましょうとのシュダンの助言が浮かぶが…

「―――いや 全ての闘いは命を懸ける意味がある――― 来い太陽丸」
その剣を構え、睨み合うカミッツと太陽丸・・・だったが

「待て待て――― 俺も混ぜろ―――――ッ!!!」
森のほうからカバに乗ったリゼルが二人の戦いに割って入る!?

>ワ<)ミ@ でりゃー!!(パンチ) って突っ込んでくるけど
太陽丸のパンチに逆にぶっ飛ばされました >ヮ<)わー

「お前は…」「もう一人の対戦者 リゼル」
太陽丸の反撃にふっ飛ばされたリゼルは勝気な笑みと共に向き直り
分厚い手袋を外すと、露わになった手から魔力の刃が形成される!
リゼルの振るうその剣をカミッツも受け止めはじき返すが

二人同時にかかってきな、とカミッツと太陽丸を挑発するリゼル
その挑発に怒りの太陽丸が向かっていくが
0559粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/16(土) 17:46:27.58ID:???
「マテリアル・パズル アイスランランス」

リゼルが自身の魔法を発動させ、手の剣を地に突き立てると周囲に波動が展開され
太陽丸の振るう拳が、見る見るうちに凍り付いていく!?
三十指とは異なる魔法を使う事に驚愕する二人にリゼルは不敵な笑みを見せながら―――

[18年前 クリスタベース国 魔法科学研究所]
場面はそこに移り変わり…一人の男性がとある禁忌の研究を行っていた
それは子を宿した母親の胎の中の子に、魔法の力を与えんとする人体実験
研究者たちの仲間もそれを止めようとするが、彼の意思は固い…

「……わたしは科学者だ 科学のためならなんでも犠牲にする覚悟だ
 たとえこの身が呪われ 魂が地獄に堕ちようとも……」

そして、その実験の犠牲となる彼の妻も、夫の彼に怨みの言葉を向ける…
夫も自らの業に目を伏せながらも、生まれてくる呪われた子への怨みを、一身に受ける覚悟であった…

…それから10年後、そんな夫の思いとは裏腹に
その実験体となった少年、リゼルはその力にはしゃぎまわるのでした −ω−〕 ピキーン
夫もどたまに氷が突き刺さりながら… 「うん アホでよかった」と思う事にしといた

3人の戦いに視点を戻し、無事なほうの腕を振るおうとする太陽丸だが
振るうその拳も瞬時に凍りつき、距離を取ろうとするカミッツの脚も凍り付いてしまう

「言ったろ?ふたりまとめて倒すって」
…リゼルのその言葉は挑発の意図もあっただろうが
彼は本気で二人同時に相手をしようと言うのだ 驚愕する二人

「それに俺はガキじゃないぞ 18歳だ 1 8 歳!」
(タメだったのか!!)これには太陽丸も別の意味で驚愕
0560粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/16(土) 17:47:31.44ID:???
カミッツが剣を振るうと、今度は刀身が氷に覆われる
既に両腕を封じられた太陽丸も苦悶の形相で…

(不用意に飛び込んでしまった…これを狙っていたのか…!!
 ダメージを受け体力が大幅に低下していたところを…うかつだった…!!
 あの手の甲から延びた槍状の魔力を突き立てる事で冷気の場を作り出す 冷気の魔法使い…!!)
「気付いたよーだね その通り 動くと凍るのさ
 俺の魔法"アイスランランス"は早さ<スピード>を凍らせる!!
 早く動けば動くほど凍結する!! 俺に近づきたきゃゆっくり亀みたいに寄ってきな!」

―太陽丸 あなたは闘いになると熱くなりすぎて…なんていうかダメね
 私の後ろでサポートに徹しなさい―
太陽丸の脳裏には、姉上の苦言が浮かぶ…
そしてリゼルにその敵意の眼差しを向け・・・ リゼルも(来るか!!)と身構えるが
……太陽丸はその腕を下ろし、降参の意志を伝える

「俺の使命は…メモリア魔法陣で優勝する事でも………
 五大石を集める事でも 裏切り者を殺すことでもない…!!
 姉様を守る事だ…ッ!!! ここは…引くんだ」

自分にそう言い聞かせるように、屈辱に堪える身体を震わせながら
太陽丸はその場から姿を消すのであった
残ったカミッツはまだやるのか問うリゼルだが…カミッツもやめておく、と返す
こうして第四戦は、他国の強者、リゼルが勝利を手にするのであった

…夜になり、アダラパタがここまでの経過をブライクに報告中
太陽丸自体は保険程度の扱い、敗北してもそこまで問題ではないが
ただ月丸と一緒に姿を消してしまったようで、困りましたとぼやくアダラパタ
その頃、月丸は夜空の下、敗北の悔しさを涙で塗らす弟を優しくなでていた
0561粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/16(土) 17:47:48.56ID:???
「よしよし もう泣かないの太陽丸
 私達はふたりでひとつ……… まだ負けてないわ」
弟の頭を撫でながら、やさしくそう語る月丸であった

アダラパタも次の試合はこちらの大本命、ヨマの出番と笑みを浮べていたが
・・・夜が明けた頃、次回のヨマの対戦相手となるドルチルの元に
コクマが話がある、と川でおさかなくわえたドルチルに声をかけるのであった

<続く>
0562マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/16(土) 18:27:14.21ID:???
アダさん人気投票12位とか大健闘じゃね
確かに出番は多いし目立つポジでわかりやすい悪党だから意外と票は入りやすいのかな
0563マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/16(土) 21:09:47.97ID:???
コレ絶対月丸のリゼルへのお礼参りによる再戦フラグだわ
とりあえず流石に弟は消さずに済んでちょっとホッとしたw
0564マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/16(土) 21:28:57.28ID:???
リゼルが18歳だと歳相応に見えないショタっぷりだけど
太陽丸が18歳だと歳相応に見えない老けっぷりに感じる なんだこの差は(何
0567粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/18(月) 17:16:24.63ID:fTuIjm4S
〔メモリア魔法陣大地段階も残すところあと二戦のみとなった
 次の戦いはヨマVSドルチルVSチョー
 全員が三十指と言う組み合わせになってしまった
 こういった場合は無意味に争わせず最強のヨマを勝ち進ませるのが常套手段
 もちろんアダラパタの考えもそうだろう

 …だがこの戦い 何かが起きる… 私はそんな気がしてならない〕

○No.11 ドルチル 〔|−ヮ−|〕
女神の三十指のひとり アルカナ大陸で一度TAPと闘う
同じく三十指のひとりであるコクマと行動を共にしている
光り輝かんばかりのバカ ありえない形のキン肉をしている


  第94話|バカとハサミ


メモリア王国西区の公園にて、明日は出番となるドルチルにコクマが声をかける
池の中のバカに子供たちが石投げてたけどそれは置いといて
初戦から五本の指が一人ヨマ相手とは運がない、とコクマも溜め息が出てしまう
ドルチルもどんな奴でもぶっ倒してやると威勢よく返す 池の水ごくごく
とりあえずバカのために五本の指に関して説明してあげるコクマ

「五本の指とは我等三十指の中でも特に強大な魔力を持つ5人の事を言うのだ
 光<ヨマ>
 拳<ジール・ボーイ>
 斬<コルクマリー>
 盾<ナトラレーゼ>
 食<ジャンクーア>
 奴等の強さは常軌を逸している…まともにやって勝てるわけがない しかし勝たねばならない」
「どうしてだ?」「決まっている ヨマなどに任せておけんからだ」
0568粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/18(月) 17:17:09.00ID:???
仲間であるボブリッツを殺したヨマの凶行は二人も目にしていた
今はアダラパタが抑えているが
いずれは女神をも脅かす存在になりかねない… コクマも嫌な汗を浮べて呟く

「ドルチル お前も昔女神様に救われたのだろう?」
「おお! あれは…えーといつだったっけ…」

ある日のこと、おなかすいたドルチルがその辺をてくてくうろついてると
女神が牛丼あげるから三十指に入りなさいと言ってきた ドルチルも即答でした

「すごいな 2行で説明できてしまった;」これにはコクマも呆れつつ
恐らくは誰もがドルチルが勝ち進むとは思っていないであろうが…
コクマはそんなバカに勝利の可能性を見い出していた その理由をコクマはこう語る

「常識を超える天才<バケモノ>を倒すのは
 常識が通じぬ天然<バカ>以外にはおるまい

 五本の指と我々では運や策略だけではどうにもならぬ魔力の壁がある
 並の魔法は通じぬのだ だが限界の無いおまえなら」

そんな話の最中でもバカへの投石がどんどんヒートアップしてました
…ひとまずコクマはヨマの所へ赴き、何か付け入る隙がないかを探らんとする
ヨマは確かに強いがムラのある魔法使い、きっと付け入る隙があるはず…
だがバレれば死・・・コクマも嫌な汗が浮かぶが、自身の腕を信じて立ち向かわんとする…

「帰りにマスタードダック買ってきてくれよー」その場を去るコクマに、ドルチルが呑気に手ふり
「ああ…わかった 買ってきてやるから おとなしく待っているんだぞ」
コクマもそんなドルチルに、どこか優しげな表情を浮かべてそう返すのだった
0569粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/18(月) 17:17:49.90ID:???
―――そしてヨマを探らんとするコクマだが
コクマを一瞥すらせぬヨマの手で、容易くその命を摘み取られる…

・・・と、そこにアダラパタがヨマのいる高台の崖を上りどうにか合流するが
そのコクマの遺体に関して問うアダラパタ ヨマも嗅ぎまわってたコクマをプチッといっただけとして
「問題あるか?」とのヨマの言葉に、アダラパタも「ないです」と返すのだった


 3月23日 メモリア魔法陣封印解除 第一段階目

 第五戦 夜馬VSドルチルVSチョー


こうして三十指メンバーによる闘いが幕を開ける
ヨマは島の石碑の上に立ちながら、めんどくせーなとぼやいていた所で
島の一角ではバカがお腹を空かせてました お腹の音がうるさい

「なんだよコクマのやつー 出てったきり帰ってこないでよー
 きっとどっかで遊んでんだ」
*説明しよう ドルチルはバカなので話を覚えていないのだ!!

と、そこにバカがそのへんの野草を発見
「ああっ!! やったー!!肉だー!!」
*説明しよう バカはなんでも食い物に見えてしまうのだ!!

「うめー」バカがそのへんの野草バリバリ
*説明しよう バカは味がわからないのだ

と、次に見つけたのは石碑の上に立つヨマの姿 そこでバカもようやく目的を思い出したようで
「思い出したぞ ミツビシ魔法瓶!! 俺はあいつを倒さなくちゃいけねんだ!!」
*説明しよう ミツビシ魔法瓶とは!! メモリア魔法陣の言い間違いである!!
0570粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/18(月) 17:19:00.19ID:???
…そこに、ドルチルの後頭部に一枚の紙飛行機が当たる
それに気付いたドルチルが、地面に落ちたその紙飛行機を拾い、広げてみると
その紙飛行機にかかれた無いように、ドルチルはその目を見開く…

・・・石碑の上で、メモリア城を手に入れんとブツブツ呟くヨマ
そんな彼の下に、宙を飛びながら「ころしたのか?」と問いかけるドルチルの姿があり
そして宙を舞いあがる一枚の紙切れには
[コクマはヨマに殺された]と書かれていた コクマを殺した本人を前に激昂の形相を見せるドルチル…
そして島の一角ではその紙飛行機を作ってたチョーが一人、笑みを浮べながら呟く
「バカとハサミは…… くくくく…」

ヨマも殺したがそれがどうしたと返すと…ドルチルの脳裏に、コクマとの日々が浮かび…
怒りのドルチルが雄叫びと共に突っ込んでくる! ・・・だが

「やる…のか… じゃあ… 死 ね よ 」
ヨマはドルチルの腕を容易くへし折り、地面へと投げ飛ばす!
さらにダメ押しとばかりに、高笑いと共に光の弾幕がドルチルへと降り注ぐ…!!
ドルチルも成すすべなく、ヨマの圧倒的な実力に討たれてしまう …そう思われたが…
……自身の弾幕で立ち込める土煙に、ヨマが何かに気付いたように振り返ると―――


        常識を超えるバケモノを倒すのは

        常識が通じぬバカ以外にはおるまい


*説明しよう!! バ カ に 限 界 は な い の だ !!

次の瞬間、怒りの火球と化したドルチルの体当たりがヨマに突き刺さる!
はたして馬鹿の一念、光を穿つ事ができるか!?

<続く>
0573マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/18(月) 19:58:46.54ID:???
これは今回の試合の中でもトップクラスの名勝負になる予感
0574マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/18(月) 20:50:12.08ID:???
人気投票がこれのあとだったらバカへの票が殺到しただろうな
そんくらい今回のドルチルはかっこええ
0575マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/18(月) 21:32:23.24ID:???
ここまでいい人感出してたチョーさんが本性出してきたな
でもここでそのムーブは二人の余波に巻き込まれるフラグにしか見えない
0576マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/19(火) 07:44:21.14ID:???
なんだかんだでコクマもバカには色々愛着とか、生まれてたんだろうな
付き合いもながいし、孫とおじいちゃんみたいな関係でもあったのかなー
0579粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/20(水) 17:09:13.96ID:JK00pq0F
  第95話|光と熱

○No.10 夜馬<ヨマ>
女神の三十指最強の5人 "五本の指"のひとりで光の魔法使い
キャラはチンピラだが力は無敵と言うタチの悪い奴 
世界中の城を集めている     名前の由来わかるかな?

コクマを殺したヨマに対し、ドルチルの怒りの突撃がヨマを幾度も貫く
ドルチルの猛攻にヨマも口から血反吐を洩らしながら…激昂の雄叫びが響き渡り!
ヨマの光刺態が開放される!! ―――だが、それも構わぬドルチルの突撃がヨマのどてっぱらに突き刺さる…!!

 こいつ… 沸騰してやがる……!!

…対峙するドルチルに向け…恐怖か、怒りか、その身を震わせるヨマ…

「ここまで…ここまでされたのは初めてだ…
 ここまで…俺の"城"に入り込んだのは…お前が…

 絶対…許さねェ… 消えろ…消えろ…消えろ消えろ…消えろ・・・
 この世から消え――――」

その叫びと共に、光刺態の爪を鋭くさせ襲い掛かるヨマだが

―――次の瞬間、ドルチルの咆哮と共に
ヨマを…ちっぽけな光を飲み込む膨大な光が、広がっていく・・・!!


 たい・・・よう・・・ 俺の光を 飲み込む・・・ 光・・・


その目を見開くヨマの悲鳴ごと、光が全てを包み込み―――
・・・後に残ったのは…勝利の刻印を手に、二人の決着に嘲りの笑みを浮べるチョー一人であった…
0580粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/20(水) 17:10:01.61ID:???
 メモリア魔法陣第一段階目 第五戦

 勝者 チョー ―――第二段階目進出決定

…海の上を浮かびながら、今はもういないコクマの名を呟くドルチルだが…
コクマの顔の形をした魂が【呼んだか】と声をかけてきた

「その声は…コクマ!?」
【…ああ お前は無事だったかドルチル
 ヨマに殺されてしまったが……運よくレイジーに憑依する事ができた
 レイジーは元々浮遊霊を変換しつくり出したものだからな…
 魂だけはこの地にまだ居残れるみたいだ】

死んだはずのコクマとの思わぬ再会に、ドルチルも思わず感涙しちゃうのでした

「よかった…よかったコクマー!!生きててよかったー」 おーいおいおい
【いや…だから死んだちゅーに】

…同じ頃、息を切らせながらどうにか海から上がるヨマは、据わった形相で…
もはやメモリア魔法陣も、禁断魔法も、ヨマにとっては知った事ではない
今すぐにでも、メモリア城を攻め落とし、自らのものにせんとするが…

そこにアダラパタが現れるなり、一枚の布をヨマに被せると
突如ヨマは何も見えぬ暗闇へと送られる!?

「グリ・ムリ・ア様から一枚だけ借りた"即席空間ふろしき"です
 その空間でしばらく頭を冷やしやがりなさい」

…暗黒の空間の中で、誰にも届かぬヨマの悲鳴が響き渡るのだった
0581粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/20(水) 17:10:55.11ID:???
「これで…誰が優勝するのかボクにもわからなくなりました
 ここまで…予想がつかない展開になるとは…」

そう、呟きながら…アダラパタは心底愉快そうに、満面の笑みを浮べていた
そして高笑いと共にダッシュで駆け抜けながら、予定を変更し
もう一人の五本の指、コルクマリーを投入する事を決めるのであった

 エイキ━━━┓                 ┏ リゼル ○
 ヒルドゥ ━━╋━━┓      ┏━━━╋ 太陽丸
○ミカゼ  ━━┛   ┃      ┃     ┗ カミッツ
              ┃      ┃
○シャルロ━━━┓  ┃      ┃    ┏━━ バカ
 メルチナ  ━━╋━╋━剣━━╋━━╋━━ チョー ○
 ジール男 ━━┛  ┃      ┃    ┗━━ 夜馬
              ┃      ┃
 TAP ━━━┓   ┃      ┃     ┏━━ ピィゲル
○リュシカ ━━╋━━┛      ┗━━━╋━━ コモレビ
 イド   ━━┛                 ┗━━ グリン

[こうして 第一段階もあと1戦を残すのみとなった]

メモリア城のほうに視点を移し…
バレット王の語った、女神グリ・ムリ・アの目的に関しては
ゴビ族の二人も半信半疑なようで…スパイとして送り込んだコミドルにどう思うか聞いて見るが
彼にわかるのは、バレット王は本気だと言う事、その一点のみ
0582粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/20(水) 17:11:28.39ID:???
 3月25日 メモリア魔法陣 封印解除 第一段階目

 第六戦 グリン VS コモレビ VS ピィゲル

ミカゼ達も、城の皆も、勝てば次の相手となるリゼルも
皆がグリンを応援し、その勝利を祈る グリンも勇ましくその戦いに挑まんとするが

「早く帰って来いよ 数学まだ10ページ残ってるんだからな」
「地理の勉強もです王子」
「歴史も」「物理も」「読書感想文もあります」

・・・島に着くころにはグリンもテンションだだ下がりでした −ω−)

<続く>
0583マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/20(水) 17:28:26.25ID:???
何もしないで勝ち上がったチョーが一気に不気味に見えてきた
ティトォ、ダークアイQまで行かなくともかなりの頭脳タイプなのかな
0584マロン名無しさん
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2019/11/20(水) 18:33:32.39ID:???
ああ、コクマ生きてて良かった(死んでるけど)
どういう形であれ、コクマとドルチルの珍道中は終わらないようで本当に良かったわ
0585マロン名無しさん
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2019/11/20(水) 19:16:39.81ID:???
TAPみたいな魂の入る器を見つければ復活できるんかな>コクマ
0586マロン名無しさん
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2019/11/20(水) 19:59:53.64ID:???
アダラパタはどこまでもエンジョイしてるなあw
こいつが焦ったりうろたえたりするような場面が想像できんw
0587マロン名無しさん
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2019/11/20(水) 23:09:07.85ID:???
>「早く帰って来いよ 数学まだry

甲子園出場の日に宿題残ってるとか言われたらテンション下がるわな
さすがに護衛隊たちも空気嫁なさ杉
0588粗筋書きの三十指
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2019/11/22(金) 17:50:25.64ID:EWOH7Jkp
  第96話|ピィゲルとエリック *本日巻頭カラー

禁断魔法"命七乱月"封印解除 兼 継承者選抜戦闘儀式 メモリア魔法陣
第一段階も5戦が終了し 第二段階に進む6人のうち5人までが決定した

・狐面の少年 ミカゼ(&仮面に宿った顔、シンメ)
・龍の村の生き残り シャルロック
・パンの神に認められた少女 リュシカ
・クリスタベース国代表 リゼル
・女神の三十指が一人 チョー

・残された枠はあと一人

そしてメモリア城地下では ティトォ アクア プリセラの3人がM・Pの発動実験を進めていた
最終決戦 三大神器との闘いに備えて―――

・ここまでの語りはナビゲーターのQ様がお送りしました
0589粗筋書きの三十指
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2019/11/22(金) 17:51:01.07ID:???
 誰にも言ってないけど――― 夜眠るのがたまにすごく怖い

 そのまま目を覚まさないかも知れないからだ
 目を開けたら また何十年もたっているかもしれないからだ
 朝まで眠れない時もある

 たまに部屋の中に護衛が付いたりもする

「さっさと寝ろよ」
「うるせーなそんな所にいると寝れねーよでてけよ#」

 でもそんな日は 安心してよく眠れた

 怖いのは 本当に怖いのは友達を失う事だ
 今 俺が"時の眠り"についたら友達と一緒に闘えなくなる
 もう二度と失いたくない 俺が倒すんだ 友達の敵はこの俺が

グリンはその決意を胸に、友の為 闘いへと向かうのだった

  メモリア魔法陣 封印解除 第一段階目
  第六戦 グリン VS コモレビ VS ピィゲル

―――島では早くも闘いが行われていたが
変化した大人コモレビの猛攻に、グリンも押され気味なようで、いったん距離をとる
しばらくするとコモレビは元の小さな少女の姿へと戻っていくのだった
相手は吸収型の魔法使いと見て、グリンもその顔に緊張が混じるが…
対するコモレビは、相対するグリンを不思議な人、と感じていた
0590粗筋書きの三十指
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2019/11/22(金) 17:51:59.69ID:???
コモレビの魔法【オーライーター】は相手の感情…怒りや哀しみと言った負の感情を吸収し
自らの力へと変換する事でその身を"変身"させる事ができる特徴がある
その魔法を発動させ、グリンの中にあるその負のエネルギーを吸収するコモレビ
吸収の影響で立ちくらみがしてしまうグリンを、容赦なく大人コモレビの拳が襲う!

「やるなァねーちゃん!!よーし俺も本気で行くぞ!!」
コモレビの実力には、グリンも笑みと共に返して見せるが
…その反面、哀しみと怯えで満ちている心に、コモレビも冷たい眼差しが浮かぶ

闘いはコモレビが一方的に押しており、グリンは防戦一方
一発でも攻撃が当てればそれで決着が突くと言うのに、その攻め手が見い出せず…
―――さらに背後から、ピィゲルが回りこみグリンの逃げ道を塞ぐ!
その隙を突き、コモレビもトドメを刺しにかかろうとするが
次の瞬間、穿印に微かな雷が走り―――グリンは一瞬で天紫<かみなり>と化し
かろうしてその包囲を抜け出す事に成功するグリンであった

「樹に点精印付けといてよかった…; 流石に天紫の動きにはついてこれないだろ」
「やっぱり一筋縄じゃいかないね」
「ふたりがかりで畳みかけよう 次はボクが行く、コモレビはサポートに回ってくれ」

コモレビにそう告げるピィゲル だけどなんかコモレビは目を丸くしちゃうけど
まずピィゲルは、グリン王子に向け自己紹介を兼ね、自身の魔法の説明をしようと言う
……突然のピィゲルの言葉に、グリンも警戒心を強めるが…
0591粗筋書きの三十指
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2019/11/22(金) 17:52:46.52ID:???
「なぜそんな事をわざわざ喋るのかって?それはね
 ボクの魔法は防御不可の絶対魔法だからだよ」

そう言い放つピィゲルに、グリンもその目を見開く…!
・・・が、ピィゲルがその魔法を発動させても、何か起こる気配は無く…笑い飛ばすグリンだが
次の瞬間グリンの頭上からたらいが落ちてくる!? 横にいたいぬにも

「ふふふ 説明する前からくらっちゃあ駄目だよグリン王子
 "笑い"さ シャイニングベイスンはボク以外の笑い声に反応し頭上にたらいを落とす!!
 普通タライはボケに落とすものだがそこらへんは目をつむろう」
「な……」ピィゲルの解説にグリンも頭くらくらしながら起き上がり
「言っちゃった」その横でコモレビが呆れ気味に頭おさえ

「だったら笑いをこらえればいい―――そう思ったろグリン王子
 それは無理さ!なぜならば!!

 このボクはッ!!! 爆笑お笑いピン芸人だからさっ!! (笑v命)
 僕の前で笑わずになっていられるもんか!! それではショートコントいきm
「 ス キ あ り !!!」
容赦ないグリンの穿印がピィゲルぶっとばしました
で、再びコモレビと対峙せんとするグリンだが
ぶっ飛ばされたピィゲルが崖を蹴って戻ってきました これにはグリンも愕然
しょうが無いのでピィゲルから相手してやる、とするグリンだが
ピイゲルもそれに対し、声を荒げながらこう返す
0592粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/22(金) 17:53:37.89ID:???
「ふ…わかってないなグリン王子
 お笑い芸人の闘いとは笑わせられるか否かだけだ!!!
 いかなる外道な手を使おうとも!!
 笑わせられれば勝ち!!笑わさせられなければ負け!!
 そこには生死と同様の価値があるのだグリン王子!!」

と言うわけなので、仕方なくグリンはピィゲルのそのお笑いライブに付き合う事に
あとコモレビも無理やりつき合わされました で、ピィゲルショートコントライブが始まるが

・・・ピィゲルの出すお笑いネタに、グリンとコモレビの二人は、眉一つ動かすことなく…

のんきにねこが転がってる中、どうやらショートコントは終わったようで
うたた寝してたグリンが目を覚ました コモレビもグリンの横にもたれ
…のだが、続けてピィゲルは一発ギャグネタに移行せんとする
これにはグリンもまだやんの!?と声をあげてしまうが

「笑えー!!!!!」理不尽なピィゲルの一撃がグリンの顔面ぶん殴りました 「ぶえー!!!?」
事もあろうに逆ギレしだすピィゲル 芸人としてもサイテーです

「…よし 今からなぜボクがお笑いに命を懸けるまでに至ったのかを放そう…」
ついでになんか聞いてもいないのに語りだすピィゲルでした

―――(ピィゲルの半生)―――

―ボクは昔 親友とバンドを組んでいた いろいろな地方を回り…人気もなかなかのものだった
 しかしボクは満たされなかった… 本当にやりたい事は別にあったからだ
 ある日ボクはその事をついに親友に打ち明けた―

相方で親友のエリックに、自身が本当はお笑いの道に進みたい事を明かし
そんなピィゲルに、エリックも彼の夢を支えるために彼についていく事を決める
二人は固い握手と共に新たなスタートを切るが…だが、その活動はすぐにつまずいてしまう
0593粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/22(金) 17:55:05.16ID:???
ピィゲルに向け、エリックはそんなツッコミじゃ駄目だと叱責する
キレのないツッコミでは客も沸かない 自分に遠慮をしてるんじゃないかとのエリックに
ピィゲルも友に詫びながら…その日から彼はキレのあるつっこみの練習を始めた
それを恋人のブサディも木陰に隠れながらそれを見守るのだった −ω−)

こうしてピィゲルは確かな手応えをつかみ取り、その拳を握り締める
だが、その後…悲劇が訪れる

「なん でや ねん」
ピィゲルの全身全霊で放つツッコミが、エリックの身体を宙高く吹き飛ばす!?

―――(ピィゲルの半生)―――

「鍛えすぎたボクのつっこみのせいでエリックは二度とお笑いの出来ない身体になってしまった
 それ以来ボクは…犠牲になったエリックのためにも…
 お笑いの道を極めるべく 生涯ピン芸人として生きて行く事を誓ったんだッ!!!」
その目を見開き、自らの固い決意をそう語るピィゲル… そんな彼に

(俺はこんなアホを見た事がない・・・・・・!!) グリンもどんびき −ω−)

そしてピィゲルは笑いの神に祈る、今こそわが身に降りたまえと願うが
……その願いを、神が聞き入れる! が
<む 呼んだか!!> パン神でした

<続く>
0594マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/22(金) 18:08:20.80ID:???
バカ(ドルチル)とアホ(ピィゲル)の違いってなんだろう、とふと思ってしまったw
0595マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/22(金) 19:35:59.35ID:???
ピィゲルの不幸は誰も彼をボケ役に起用しなかった事か
0598マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/23(土) 06:50:51.62ID:???
グリンにもたれ掛かって寝てるコモレビちゃんかわいい
0600マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/23(土) 13:46:35.82ID:???
カラーで見るとミカゼのお面が完全に地肌カラーになってる件
0602粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/24(日) 18:26:03.05ID:YsdJB+rG
  第97話|グリンと雷雲

No.9 リュシカ
女神の三十指のひとりだったがティトォと友に行動し仲間になる
風の魔力を変換し羽を作る魔法使い パンづくりの天才


―――島も夕方になり始めた頃、グリンとコモレビの闘いはさらに激しさを増す
幾度となく両者の攻撃が交差し、一進一退の攻防を繰り広げていた
ちなみにピィゲルはすでにぶっとばされてました

グリンもフレンドリーな笑顔でちょっと休憩しないか提案するが
コモレビは「断ります」と返しながらその一撃がグリンの足元の地面を砕く
グリンも反撃を振るうがそれを回避するコモレビは、すかさず貫手を返す
その鋭い手刀がグリンの首をかすめ、さらに背後に回りグリンの後頭部を打つ!
そのまま連激に吹き飛ばされ… グリンは力の入らぬ自身に困惑が浮かぶ…

(グリン王子…相性が悪かったみたいね あなたの力はあたしに吸われ続けるだけ
 そんな動きじゃ あたしに一発も当てられない
 つまり"印"を付ける事もできず雷も落とせない)

時間がたつにつれ、力の増すコモレビに苦戦を強いられるグリン
土煙の中からコモレビがグリンに歩みを向け、さらに追撃を仕掛けようとするが
―――近づいてくるその人影に、グリンは自身の姿を見る…!?

「―――俺…!?」「そう あなたはあたしの弱い心」
一瞬見せられた、自分自身の姿にグリンの反応は致命的に遅れてしまう
穿印を踏みつけられ、その裏拳がグリンを吹き飛ばす!

「これでもう魔法は使えない 終わりね」
魔法武具を奪われ、もはや打つ手の無いグリンに、笑みと友にそう告げるコモレビ
そしてそのとどめが放たれる寸前 グリンは僅かに表情を曇らせながら・・・
0603粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/24(日) 18:26:31.05ID:???
「ゴッドマシン」 グリンに与えられた、もう一つの魔法が発動し―――
―――次の瞬間、一瞬で景色は夜へと変わる…!?

「あ――ちくしょ失敗だ 時間を進めちまった
 これはヨマと闘う時のための作戦だよ……違う
 そうじゃなくてマシンの範囲を俺だけにして―――……」
どこか虚ろな様子ながら、少しずつ自身を一つ一つ確認するように呟くグリン
・・・まさか、時間を操作したのか!?驚愕するコモレビにグリンはこう解説

「操作?違うね 俺を中心に一部の空間を時間の流れから外して動かしたんだ
 すっげー疲れるけど…過去に遡らない限り"時の眠り"には襲われない」

そう、それこそがグリンのもう一つの魔法にして、禁断五大魔の一つ"ゴッドマシン"である
再度ゴッドマシンを使わんとするグリンだが、コモレビもそれを黙って見過ごしはしない
コモレビのオーライーターがグリンのオーラを吸収する寸前

 ゴッドマシン 我が空間を時の流れより切り取りたまえ!!

―――次の瞬間にはコモレビの目の前にはグリンの姿が消え…
その背後の穿印を、一瞬の時間の流れから切り取られたグリンに奪い返されてしまうのだった
グリンが言うにはゴッドマシンは、一人乗りの船のような代物
何かを載せて時の流れを上り、下り、留まる 
その船の外の時間の動きは切り取られ、さながら時間を戻したり進めたり止めたり、となるとの事で

…グリンの話に、コモレビはふと疑問が浮かぶ 
なぜその切り取られた時間の中で、自分を攻撃しなかったのか…

「コモレビ あんたは真正面から闘って倒さなきゃいけない だろ?」

息を切らせながらも、グリンは不敵な笑みと友にそう返してみせる
なのだが実際は時間の流れに逆らうゴッドマシンに搭乗時は、とてもそんな余裕が無いだけだが
そこは黙っておくグリンであった
0604粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/24(日) 18:27:06.50ID:???
コモレビに真正面から挑むグリンに、彼女も最大の力で叩き潰すと宣言し
おもむろに口笛を鳴らし森の動物達に召集をかける 
その口笛に森の生き物達もすぐに駆けつけてきた ((( −ω−)なんだなんだ
で、集まった森のいきもの達にぽかぽかげんこつ #−ω−) むっかー
そして森のいきもの達の怒りを、オーライーターが吸い上げる!! ↓↓↓−ω−) へなへな

「怒りや悲しみなどの負の感情は 瞬発的だけど爆発するような力を持つ
 その力を自由に出来るあたしは 何よりも強くなれる」

その強烈な威力の一撃が、周りの木ごとグリンを吹き飛ばし
地に叩きつけられ、苦悶の形相を浮べながら…グリンが穿印に魔力を込めるが
コモレビも小細工はさせない、と遠距離から仕留めにかかる 
破壊の魔力が地を伝いグリンに襲い掛かるが…それにより舞い上がる粉塵に雷が宿る…!?

「かかったなコモレビ 地面に陰の魔力を流し…それを巻き上げ粉塵にした
 それは雷雲 天紫の結界だ そして…陽の魔力を放てば―――

 天紫結界 穿印」

一筋の雷と化すグリンが、コモレビを取り囲む雷雲に雷撃を放つ!!
強烈な直撃を受けながら、コモレビはグリンに向けその手を伸ばすが…

「ティトォ…アクア プリセラ 俺もついていくからな
 もう友達はなくしたくないんだ」
…最後のグリンに宿るその決意は、決して負の感情などではなく
それを最後にダウンするコモレビ ここにグリンの勝利が決するのだった

 メモリア魔法陣 第一段階

 第六戦 勝者 グリン ―――第二段階目進出決定

ちなみにピィゲルはその間ずっと地面に突き刺さったままでした
0605粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/24(日) 18:27:54.36ID:???
島の外でグリンの帰還を待つバレット王と護衛隊
グリンが勝ったにしてもたるんでおる、と洩らすバレット王
シュダンも無事ならいいじゃないですか、とするが

そこに小船に乗ったグリンが、笑顔で皆に両手上げ
「おーい皆――― 勝ったぞ―――」と声をあげる それを見たバレット王は

「パーティーじゃ―――ッ!!!」 高らかにそう叫ぶのでした 一同ずっこけ
宴は三日三晩続いたそうです

メモリア魔法陣、第一段階の行程が全て終了し…島の石碑が変色するように魔力を宿し始める…

[島が脈動を始めた これより闘いは第二段階へと進みさらなる死闘が始まる
 禁断魔法 命七乱月の封印が解かれつつある 発動が近いのだろう
 そして剣の封印が解かれる――― それは最終決戦が近いと言う事を意味するのであった]

<続く>


ミカゼ━━━┓         ┏━━ リゼル
シャルロ━━╋━━剣━━╋━━━━ チョー
リュシカ━━┛          ┗━━ グリン
0607マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/25(月) 10:16:44.01ID:???
ぶっちゃけヨマの闇テンション吸収しまくればコモレビ無敵っぽい
0608マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/25(月) 12:14:43.78ID:???
それでもヨマ自身には勝てないんだろうな…
並の三十指10人がかりでも抑えられなかったんから
0609マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/25(月) 17:21:45.26ID:???
リュシカ9位とか意外と低いなあ
正直な所上位はTAPとミカゼ達で固まってると思ってたからこの位置は意外
0610粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/25(月) 17:55:44.17ID:mzS4hQG8
マテリアル+パズル おまけFILEI

【黒魔 −コクマ−】
A.D.1680 4月現在 享年60歳
A.D.1619 10月6日生まれ 血液型:A

[好み]
*好きな物
・ナイフ ・ブランデー ・コーヒー ・釣り ・トマト栽培

*嫌いな物
・使えない人間 ・生魚 ・かたいたべもの ・いぬ

[人生とその目的]
・組織に属す暗殺者として人生を過ごしてきた
 ナイフのプロで、その道では名前を知らぬものなどいないほどの凄腕
 しかし年のせいと酒のせいで手が使えなくなりナイフを捨てた
 さらに酒に明け暮れていたところをグリ・ムリ・アに拾われ
 ナイフに変わる暗殺の力を手に入れ再び一流の暗殺者へと返り咲く
・ヨマにより一瞬で消され霊体のみとなる
 それでもドルチルにくっつき、女神の為に闘おうとする
0611粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/25(月) 17:56:34.15ID:???
[キャラクターを考えよう]
・つねにドルチルとコンビで動いている
・バカだがとてつもない機動力を持つドルチルに目をつけ手を組む
 どうせバカだからとうまく利用してやろうと言う魂胆だったが
 予想を凌駕するバカだったので利用できずむしろ苦労が絶えない
 しかしなぜか見捨てる事もできず面倒を見ている
 死んでもドルチルの下に還ってくるくらい気にかけている
・今は霊磁砲の"砲弾"にあたるレイジーに乗り移り
 浮遊霊として今までと変わりなくドルチルと行動する
 ちなみにレイジーの特性であるアクア追尾機能は健在

[黒魔の魔法]
○霊 霊磁砲 魔法レベル67
・そこらへんにいる動物などの低級な浮遊霊を変換しつくりだす即死魔法
・24時間ターゲットから離れず魔法を構築しなくてはならないが
 発動すれば防御不可能の攻撃となる
・まず相手に魔力の針を撃ち込む必要があるが
 これ自体は簡単だったりする 差し込んだあとは外れても問題ない様子
・発動したら無敵なので、狙われる側からすればいかに魔法を完成させないかが勝負
 アクアは運よく自分達の特殊な身体のお陰で助かったが―――

 まだこの魔法の脅威は去っていない
0612粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/25(月) 17:57:52.61ID:???
【ドルチル】
A.D.1680 4月現在 18歳
A.D.1661 8月1日生まれ 血液型:B

[好み]
*好きな物
・ハンバーグ ・牛丼 ・からあげ ・オレンジジュース ・バームクーヘン ・ドーナツ ・チョコレート ・アイスクリーム
*嫌いな物
―――ない なんでもよくたべる

[人生とその目的]
・何年も前、父と母とドルチルと、家族みんなでピクニックに出かけたが
 ドルチルだけはぐれて迷子になってしまった うろうろしてつかれて腹が減ったところに
 グリ・ムリ・アが現れ牛丼おごってくれた そしてよくわかんないけど三十指となる
・ちなみに父と母はドルチルの事をいつか帰ってくるだろうとのんきに待っている

[キャラクターを考えよう]
・ギャグキャラです ヤッタネ!
・かっこいい父に似てるといわれるとテンション上がるが
 母に似てると言われるとテンションが最低になる
・筋肉ムキムキだが力は女の子より弱い
・身体はでかいが小食
・大怪我を負ってもケガした事を忘れ すぐ治る
・光り輝かんばかりのバカ

[ドルチルの魔法]
○熱 パイナップルフラッシュ 魔法レベル7
・テンションを変換し、熱のエネルギーを作り出す
・テンションが上がると熱くなり、下がると冷たくなる単純な魔法
 だが上限が無い為 特に上がり幅はキレるとすごい事になる
・"マジベコみ" へこむと一気に冷たくなり周囲の温度も奪ってしまうとても恐ろしい技
・熱を放出し飛ぶ事も出来る
0613粗筋書きのダークアイ・Q
垢版 |
2019/11/25(月) 17:58:27.88ID:???
〔こうしてメモリア魔法陣第一段階は全て終了し 次巻は第二段階―――
 そして最終段階である決勝も始まる (ダークアイ・Qがコマをボインバインと弾みつつ
 果たして決勝に進む2名は誰になるのか… まあ私にはなんの興味も無い事だがな
 そして優勝し禁断魔法を手にするのは誰じゃ――― 全くどうでもいいことだがな

 …今残っている6名の中で少し気になる奴がいる シャルロックという名の少年だ
 奴は人間とは違う匂いがする… あれは身の毛もよだつバケモノのオーラだ!
 人間でないのなら 奴とは仲良くできるかも知れんな〕


 17巻に (ーωー) つづく 
0614マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/25(月) 18:34:58.16ID:???
まじで祖父と孫くらいの年齢差だったんだな、コクマとドルチルペア
0615マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/25(月) 18:40:21.74ID:???
18歳にしては老け顔だなw
ってこれ言ったらマジべコミするんだろうか
あくまで母ちゃんにそっくりって言われた時だけか…?
0616マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/25(月) 18:55:25.20ID:???
パパがダンディだからむしろテンション上がりそうw>老け顔呼ばわり
0617粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/26(火) 17:44:09.95ID:OcrEnmOH
  第98話|戦士と休息

キャラクター人気投票結果
No.8 プリセラ
出番が少ないがティトォ、アクアと友に不老不死となり身体をひとつにする
世界最強の妊婦さん

*ここまでのメモリア魔法陣の経過

第一戦 ミカゼ VS ヒルドゥマーロ VS エイキ  
○勝者、ミカゼ

第二戦 ジール・ボーイ VS メルチナ VS シャルロック 
○勝者 シャルロック

第三戦 アクア VS リュシカ VS 威塗
○勝者 リュシカ

第四戦 カミッツ VS 太陽丸 VS リゼル
○勝者 リゼル

第五戦 夜馬 VS ドルチル VS チョー
○勝者 チョー

第六戦 グリン VS コモレビ VS ピィゲル
○勝者 グリン
0618粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/26(火) 17:44:26.07ID:???
[世界のどこか ―――グリムリアの城]
グリ・ムリ・アに向けアダラパタはここまでの経過を報告中
コモレビ、ピイゲルも敗退しメモリアの手に落ち…
三十指の実に半分が死亡、離反等で使用不能となる あと牢獄のジャンクーアも
…ここまで戦力を投入してなお目的を果たせぬ現状に、グリ・ムリ・アもおろおろ気味
しかしなぜ見事に三十指から離れてしまうのか…ブライクの疑問にアダラパタはこう語る

≪三十指のほとんどは空っぽだった自分を満たし心を救ってくれた女神様についていきました
 しかし 女神様のために命を懸けて闘い敗北した事で心が"消化"されやがるんでしょうねぇ
 それまでの女神様のための人生は終わりを迎えると言うわけです
 エイキのように道を失い駄目になっちまうのもいます
 しかし中には前へと進む力を手に入れやがった者も出てきました
 奴等と戦うことにより前に進む力を―――≫

流石にこれ以上三十指が減るのは厳しいが
アダラパタも"5本の指"が二人使えるので問題はないと返す
それに舞響の部下、月丸と太陽丸もどこかに行ってしまったようで…
アダラパタも二人には何か考えがあるのだろうとする 
自分の管轄でもないし、二人は好きにやらせておくとしておくアダラパタ

≪メモリア魔法陣第二段階は3週間後です それまで結果をお待ちください≫ ピッ

[禁断魔法の封印解除が近い――― 緊張が高まりつつあった
 第二段階までの3週間 メモリアの者達はそれぞれの準備を進めていた]
0619粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/26(火) 17:45:10.33ID:???
今回は第二段階が始まる間、各々のエピソードが挟まれる

【3つの五大石】
メモリア城地下では、新たに手に入れた五大石を投入する機械を作成していたところ
「間に合いそうか?」と声をかけるバレットに
「間に合わせんといかんじゃろ」と返すモチャ

ウォーブール国の所有していた者も加わり メモリアの5大石は3つ揃う
これで強力な結界をさらに広い範囲に展開できるようになったわけだが
問題は3つもの五大石を扱えるほどの装置を作るのが大変という事だが
技術者達もやりがいありますよと意気込みとともに返して見せる
新たに五大石を譲ってくれたウォーブール国には感謝しかないが…

「あの…バレット王;
 五大石は一時的にメモリアに貸し出すだけですよ 上から許可をもらうのに苦労したんですから」
「いや本当に五大石をくれたウォーブール国には頭が上がらんのう」
「いやだから貸すだけって――― 聴こえないフリをするなじじい」

ウォーブールの使者の言葉はさらっとスルーするバレットでした
0620粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/26(火) 17:45:35.73ID:???
【マルチーノの居場所】

[メモリア魔法陣が終了し禁断魔法が解けてしまうと
 グリ・ムリ・アにとってメモリアの王族はもはや邪魔者でしかない
 すぐさま消しにかかるだろう

 戦いは避けられない メモリアの城は間もなく戦火に見舞われるだろう
 王の命令により人々は城から離れていった]
王命に従い、城の者達はメモリア城から離脱していく
それはグリンお付きのメイド、マルチーノとリィさんも同様であった
どうやらリィさんは同僚のマルチーノを家に招待してくれるようで
…マルチーノは元々捨て子、帰るところは城以外になく
そんな彼女をリィさんは快く迎え入れてくれるのでした が

「本当にいいんですか?リィさん」
「ええ! そのかわり掃除も洗濯も食事の用意もよろしくね!!」
家のお手伝いさんとしてのお誘いでした ゴーン
0621粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/26(火) 17:46:02.89ID:???
[シンメの野望]
メモリア城の中庭では、ミカゼとリュシカの二人が訓練中
相手はジール・ボーイをも下した強豪 もっともっと鍛えなくてはと意気込むミカゼだが
そんなミカゼにリュシカは不満げな声がでちゃう 
リュシカとしては新しいパン開発に手を出したいようで

「こら!なまけるな!そんなんで強くなれないぞ!!」
「いいんですー あたしはパンの修行も魔法の鍛錬につながってるんですー」 ・3・)
「何だよリュシカ ふたりで合体技とか考えようぜー」

…一方で、ミカゼの額のシシメもなにやら考え込んでいる様子で…
ミカゼを乗っ取りメモリアに復讐するつもりだったシンメだが
いつのまにやらあれよあれよとメモリア魔法陣に巻き込まれ…
もうさっさと行動を起こすべきか、とも考えるがここはまだガマン
ミカゼを優勝させ、禁断魔法を手に入れてからのほうが、確実にメモリアを潰せるはず!として…

(メモリアの者達を追い掛け回し!!噛み付いてひっかいてぶったたいて泣かせてやる…)
【ふふふふ】^^
「お なんか師匠ごきげんですね」

[シシメは所詮けものていどの考えだった]
0622粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/26(火) 17:47:15.84ID:???
【シャルロック その熱き思い】

メモリア魔法陣関係者用宿舎にて、賑やかにしてるリゼルとイド
しかしその場にシャルロックの姿が見えない様子 
リゼルお付きのリーザも、彼が第一段階の結果も第二の組み合わせも知らないのでは、と洩らす

…森の中では、シャルロックが一人、球状に丸まった岩が転がる中で鍛錬に励む
必ず皆の敵をとらんと固く決意するシャル そのためにも太陽丸を魔法陣で倒す、とするが

[シャルロックは太陽丸がさっさと初戦敗退したのをまだ知らない]


【メモリアの三十指】
城のほうでは、敗北した三十指達が収容されていた 当然ながら魔法器具は没収済み
新たにコモレビ、ピィゲルの二人を連れ、ブラウリーがその部屋に入ると
部屋ではメイプルソン、メルチナの二人が笑顔で出迎える あとドルチルも

「お前何!? どこから入った!!?」
ドルチルのことは招待してなかった様で、ブラウリーも困惑
「そんなのしるか!!」とバカもお怒りでかえすのでした 後ろでコクマレイジーが呆れ顔
0623粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/26(火) 17:50:47.12ID:???
【サンの瞳】
メモリア市街一角の呑み屋にて、サンが昼間からお酒を楽しんでたところ
さわがしいサンを横目に、ライトが斬り裂き魔の情報をまとめていた

「大変だねー記者ってのは 俺は活字なんかみてたら頭痛くなっちまうよ」
「記者なんて…自称ですよ 真似事してるだけです 真実が知りたい……それだけなんです
 自己満足の世界ですね」
「もったいねぇな それで消化しちまうのは この世に必要なのは真実の情報だ
 ウソっぱちの女神に騙されてる世界の目を覚ますにゃ
 師匠だけじゃなくそれを見守ってきたあんたみたいなのが必要なんだぜ
 あんたのその自己満足はきっと世界を救う 俺はそう思うぜ」

真っ直ぐに、そう語るサンの眼差しに…ライトもかすかな笑みが浮かぶ…

(・・・すごいや この人に言われてもなんの説得力もない……!!)


【少女と人形】
メモリア城に収容された三十指メンバーに視点を戻し
ピィゲルのギャグをメンバーもスルーしつつ…メイプルソンがコモレビに手品を一つ披露しようとすると
ふと、メルチナがソフトクリーム片手に呟く

「…… あたしさ… 友達を殺しちゃったんだ………」
・・・突然のその告白に、二人もその動きが止まりつつ、一度はスルーするが

「人形をとっちゃったんだ…ケンカして…友達の大切にしてた人形を……
 そしたら次の日友達死んじゃった 家の階段で足踏み外してさ
 …その人形……そのコのおばあちゃんがお守り代わりに残した形見だったんだ…
 あたしが人形をとったからそのコは……死んじゃったんだよ……」
0624粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/26(火) 17:52:14.34ID:???
・・・淡々と、語り続けるメルチナの告白にメイプルソンが彼女のほうを見やり…

「何年かたってあたしの前に女神様が現れた そしてこう言ったんだ

 この人形は私が天国の友達の下に届けてやろう
 そのかわりお前は三十指として私のために働くのだ
 そうすればきっと友達もお前の事を許してくれるだろう

 そしてあたしは女神様のために闘った…闘い続けた…
 でも…ついに負けちゃった……
 人形…ちゃんと届いたかなぁ… あたしの事…許してくれるかなぁ……」

メルチナはその告白とともに、気付けば大粒の涙が溢れ出ていた・・・
そんな彼女に、メイプルソンは笑みとともに優しくこう言ってくれた

「届いてるさ…きっと…それに――― とっくに許してるさ メルチナの事…
 女神様が現れるよりずっと前から………」
「そうかな…」「きっとそうさ ははは ほら ソフトクリーム溶けてベトベトだぞ」

気付けばその場の皆も笑顔を浮かべ…メルチナも涙目ながら笑顔を返すと
一行のどたまにタライが直撃しました ドゴドゴドゴ
「やったウケた!!」うおー
「違うよ」「ピィゲルの魔法外し忘れてるぞ」「しっかりしようよメモリア;」

とまあ、そんな一幕は置いといて・・・

 4月18日 メモリア魔法陣 封印解除 第二段階目
 第一戦 御風 VS リュシカ VS シャルロック

メモリア魔法陣、第二段階が開幕するのであった

<続く>
0626粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/28(木) 17:23:36.49ID:U6ymCMN7
―――開幕早々、何処からか放たれた矢がリュシカを襲う!
だがそれをミカゼが寸前でキャッチし、どうにか無事で済む
どうやら森のあちこちにシャルロックが仕掛けた罠が張ってあるようで
だが試合開始早々の数時間で、大量の罠を作るシャルにはリュシカも驚きが浮かぶ

リュシカが空を飛んでシャルを探す事も提案するが、それは帰って危険とするミカゼ
このまま罠を恐れず、慎重に森の中を進む事にしつつ
ミカゼはシャルの仕掛けた罠に、どこかツメの甘さがある事を見抜く

「獲物の事や森の事をいまいちわかってないんだよ
 知識だけでつくってるっていうかなんていうか…… これじゃ玄人には通じないんだな
 こっちには森のスペシャリストがふたりいるんだよ」

不敵な笑みとともに、その眼光をギランと鋭くさせるミカゼとシシメであった
ふたり、とのミカゼの言葉にリュシカも目を丸くしてたけど −ω−)


 No.7 カミッツ
 剣仙十二客のひとり メモリアに出没sている斬り裂き魔を追っている
 ちなみに「1/Nのゆらぎ」に主人公として出てたりする
0627粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/28(木) 17:24:20.90ID:???
  第99話 万象の杖と竜珠<ドラゴンスフィア>

島の一角にて、シャルロックは手ごろな木の枝を自身の魔法で丸く圧縮させていた所
…そこに、森の罠を抜けてきたミカゼ、リュシカの姿を見つけ愕然とするシャル
真っ向から勝負するよう訴えるミカゼに、シャルも怯えた表情と共に…

「マテルアル・パズル ドラゴンスフィア」

自身の魔法を発動させたシャルが地面を抉ると、抉られた地面が球状となり二人に襲いかかる
だがミカゼも、それを回避しながら即座にシャルの背後へと回り込む…!

【ミカゼ 手加減するなよ!! こいつ小さいが恐ろしい力を秘めているぞ!!】

シシメの助言に従い、ミカゼも初手から全力の一撃を放つ!が…
直撃のはずが、ミカゼは手応えのなさを感じており…そこでシシメが気付く
シャルの前には丸く集まった球状の空気がクッションとなり、致命傷を避けていたようで
―――そして反撃に放つシャルの一撃を、ミカゼは万象の杖で受け止める!!
受け流した魔力の影響により、ミカゼの足元が細かな球状へと変質する
その光景に…ミカゼはジール・ボーイの言葉を思い出す

―力を押し込まれ 魔力を放出できなくなってしまったんだ
 身体も内側へと収縮し…動きを封じられた―
「こういう事だったんだ ジール・ボーイはこのなんでも丸くしちゃう魔法をくらったんだ!!」
0628粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/28(木) 17:25:23.56ID:???
…さらに、完全に魔法を受け流すことはできなかった様で
丸くする魔法の影響でミカゼの手が勝手に握りこまれてしまう
その隙をシャルが突く! ・・・のだが、攻めに転じたシャルは途端に勢いがなくなっちゃう
…これにはミカゼもシシメも困惑 さらに勢いあまり樹にパンチをぶつけてしまうシャル
チャンスと見て反撃を試みるミカゼだが 次の瞬間駄々っ子の如き爆発的な魔力に吹き飛ばされる!!

「今度はすんげーパワー;」
【さっきのは油断させるためだったのか!?
 万象の杖が使えんのはまずい!!離れろ!!】

ここはミカゼもその指示に従い、一目散にその場から退散
シャルも逃げるミカゼを追う あとリュシカも
…しばらく立つと、どうにか内側に抑えられる力も落ち着いたようで手が開き始める
だがこれでは両者共に防御手段を持ち決め手に欠ける むしろこちらのほうが不利とするミカゼだが
山道を逃げてるうちに、池に飛び込んでしまうミカゼ そこをすかさずシャルが強襲!!
池の水を球状に抉り取り、その中にミカゼを閉じ込めてしまうシャル
さらに追撃を仕掛けんとするシャルだが、それを横からリュシカがくしゃみをすると
そこから放たれた強烈な竜巻が、ミカゼを強引に吹き飛ばす!!

「おお これは久し振り "リュシカ ヘル ストーム"」
「すみませんミカゼさん 荒っぽくなっちゃって」
「ふあ〜〜〜助かったよリュシカ〜〜〜」

宙をすっ飛ぶミカゼを、リュシカが無事救出 次はリュシカが仕掛けんとする

「マテリアル・パズル エンンゼルフェザー   カレーパン」
リュシカは風を圧縮させた球状の弾をシャルに向けて放つが
緩やかな勢いで向かってくる弾に、シャルも「なんだこんなもの」と弾き落とそうとするが
次の瞬間、シャルは地面に叩きつけられるほどの強烈な衝撃に襲われる!
0629粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/28(木) 17:25:59.42ID:???
ようやく攻撃が入ったことで、シシメがシャルの魔法のカラクリを見抜く

【なるほどそういう事か あの風の攻撃は球形…
 シャルロックの魔法は元から丸いものは支配できんのだ
 それにリュシカの"風"のM・Pが空気の防御を吹き飛ばしておる】

どうにか立ち上がるシャルだが、宙にはさらに大量のカレーパンが放たれており
その強烈な破壊力が、シャルを容赦なく滅多打ちにする…!

(身体が・・・ 熱い・・・・・・)
ダウンするシャルだが、その独白と共に不意にその腕に血管が浮き出てくる…
土煙の中、シャルに生きてるか声をかけるミカゼとリュシカだが
その時土煙の向こうで骨を鳴らすような音がかすかに響くと共に、シャルが呟く声が聞こえて来る…

「ボクは負けるわけにはいかないんだ…
 ボクは殺されたシャラカ族の皆の敵を討たなきゃいけないんだ…
 そして…それだけじゃ…ない……

 ボクは…喰ったんだ…… 竜を…エンペルドラゴンを……喰ったんだ
 そして手に入れたんだ…

 マテリアル・パズル
 こ の ち か ら を…」

土煙が晴れると…現れたのは顔面に血管が浮き出しながら
弱弱しい少年から、凛々しい姿と変化したシャルロックが姿を現すのだった

 あれぇ・・・ おっきくなってない?

そんな姿にミカゼ達も目が点になっちゃうのでした −ω−)

<続く>
0631マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/28(木) 20:21:55.02ID:???
元からそうである物には手をつけられないのはシャルロックが未熟だからだろうか
今まで語られなかっただけで魔法全体がそう言うルールってのもあるかも
0633マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/28(木) 22:43:35.87ID:???
実際わりと主人公タイプだからな
村を滅ぼされて復讐の為に新たな力を得たってのはRPGには良くあるやつだし
0634マロン名無しさん
垢版 |
2019/11/29(金) 19:16:46.13ID:???
リュシカ、プリセラよりカミッツのが上とは思わなかった
というか1/Nからのゲストくらいの扱いだと思ってたら結構メイン所来てるし
斬り裂き魔との因縁もあるから色々美味しいポジションだよなあ
0635粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/30(土) 17:13:14.95ID:fHB3sVSv
No.6 カイザート
超凄い女神の三十指のひとり
自国では英雄として名を馳せていたが、メモリアに来てあんな事になりこんな事になり
結局コミックスJ巻で伝説となった ある意味最強の三十指

冒頭、まだシャラカ族の村が平和だった頃
本を読むシャルロックに父が声をかける どうやら空にエンペルドラゴンが飛んでいるようで
今度乗せてもらうといい、とする父だがシャルも別にいいと返す

「でもなシャルロック」
「わかってるよ父ちゃん 本読むだけが勉強じゃない
 でもいいんだよ ボクはこれで」

「そうじゃない 楽しいぞ」

そう言って空を見上げる父の背に、シャルも竜が飛ぶ空を見上げていた…


  第100話|狐と皇帝竜<エンペルドラゴン>


…場面はメモリア魔法陣へと戻り、急速にその肉体が成長するかの如き、筋肉が膨張するシャル
その姿に困惑する二人をよそに、シャルは淡々と呟く…

「そう…あの日村に女神の三十指が攻めてきて…
 ボクだけが…エンペルドラゴンに助けられて…逃げたんだ
 皆死んだ…父さんも…ボクより小さい子も… ボクだけ逃げ延びた…
 そこは…草木も生えない地…エンペルドラゴンは力尽きた……
 ボクは…喰ったんだ… 生きるために…エンペルドラゴンの肉を…
0636粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/30(土) 17:14:00.71ID:???
【ミカゼ…逃げろ】その姿に、シシメも嫌な汗を浮べながらミカゼにそう告げる
【エンペルドラゴンの力を持つ人間だと… 確かにヤツ等は餌を球形に圧縮し保存する修正を持つと言う
 何をしているミカゼ!!早く逃げろ!! こいつには敵わん!!餌にされて喰われるだけだぞ!!】

シシメのその叫びが、目の前の存在がどれだけの脅威かを示すかのようであった

 メモリア魔法陣 封印解除 第二段階目

 第一戦 御風 VS リュシカ VS シャルロック

そして二人に対峙するシャルロックの姿は、もはや先程の少年の面影など無く
たくましい筋肉と強大な闘気を放つ存在と化していた…!
ミカゼもその姿にただならぬものを感じ、リュシカにすぐにパン作ってと指示

「はいっ エンゼルフェザー」 こねんっ と再びカレーパンを放つリュシカ
それを前にシャルは腕に力を込め…腕力だけでその風の弾を吹き飛ばし!
そして宙高く飛びあがり、二人に強襲を仕掛ける!・・・が
その強襲からの一撃はミカゼに回避され、地面を思いっきりぶん殴ってしまう
これには涙目で悶絶しながらも、こんな事で負けないと闘志を燃やすシャル
・・・その姿にシシメは、シャルの力の源が"怯え"にあると見抜く
自分の身が危険な時意外は力が安定していないと見て、そこを突けば勝てるかもしれないが…
ならそこを突こう、とするミカゼはシシメとごにょごにょ作戦会議 リュシカくびかしげ

「リュシカ あいつを思いっきりビビらせる方法考えてくれ
 あいつの……… 目一杯の力を引き出すんだ!!」
そう指示すると共に、ミカゼはシャルに真っ向から挑む!!
しかしいきなりビビらせる方法と言われても…リュシカも困ったようにお空をうろうろ
すると、リュシカは何かに目をつけ…

自身の一撃を受け止められ、表情を歪めるシャルは吠えながら滅茶苦茶な乱打で暴れまわる!
それによりシャルの周囲は瞬時に抉られた球状の地面が作られるが
ミカゼもそのラッシュに、一旦距離を取ることで凌ぐ
0637粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/30(土) 17:15:19.07ID:???
(もっと怯えて力を使いまくれ!!
 自分でも扱えぬほどの巨大な力 必ず自滅するはずだ!!
 …その前に…… こちらがやられなければ だが…)

シャルの振るう一撃がミカゼの立つ崖に突き刺さり、その影響で足元が球状の変化に引き込まれる
抜け出そうとするが一足遅く、脚を巻き込まれてしまう そこをすかさずシャルが追撃をかけようとするが
間一髪でその球状の地面から抜け出し、致命傷を避ける事ができた
そしてシャルの振るう一撃は、自身の作る球を容易く砕き割る…!

迸る闘気と共に猛々しい咆哮を響かせるシャルの姿には
シシメも【まさに魔物だな】とぼやく声がでてしまう
…するとその背後の羽音にシャルが気付き、振り返るとそこには
エンゼルフェザーを生やした、大量のカエルがシャルロックに向かってくる光景があった

ミカゼも流石にこんなんでビビるはずが…と思ってたら
その光景を前に、シャルは気色悪さに背筋ぞわぞわ、涙じょばー
悲鳴をあげて暴れまわるが、次の瞬間力の暴走により自身の周囲の地形を丸く包み
球状と化す地面の内部に、シャル自身が飲み込まれていく…!
シシメもこれで勝利を確信する   ・・・が…
…ミカゼは自滅し球状の地面に飲まれようとするシャル、その眼前まで迫っていた

【ミカゼ… お前 なにをやっている……? なにを…飛び込んでいる ミカゼ】
「自爆で終わりなんてさせませんよ だんだんタイミングを掴んできた…次は決められる!!」
…そして、呑まれゆくシャルに向け、ミカゼは自ら突撃を仕掛ける…!

 ワシは この時ほど こいつに憑いた事を後悔したときはなかった

真上から突っ込んでくるミカゼに向け、ドラゴンスフィアによる反撃を放つが
さらにミカゼはその魔法に対し、万象の杖によるカウンターを叩き込む!!

シャルへの一撃を叩き込みながら、間一髪で球状の地面から脱出するミカゼ
まさに完璧な万象の杖によるカウンター、後に残るは巨大な球に閉じこめられたシャルのみであった
0638粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/11/30(土) 17:16:32.94ID:???
…流石に無茶をやりすぎたか、ミカゼも息を切らせながら膝をついてしまう
「もう…来んなよ――… 脚が立たねーや」
苦笑気味に呟くミカゼだが…次の瞬間、竜の卵が孵化するかのごとく球がひび割れ…!
ひび割れと共に爆発が起こり、その内部から―――


 \  |  /

 ―(−ω−)―  にゃー(ぷはー

 /  |  \

100話記念の激レアブラックねこがとびだしてきました (−ω−((( てこてこ
これにはミカゼも溜め息つきつつ気が抜けてしまい

―――球の横っ腹をシャルが強引に突き破る!!
気の抜けた瞬間を狙われたミカゼだが、それを咄嗟にリュシカが止める!
顔面の真横からリュシカのクリームパンが突き刺さるが…シャルは咆哮と共にその一撃を振り払い!

「だから――― もう立てないって 言ってんだろ!!!!!」

それをさらに、ミカゼが強引にリュシカの風球をシャルの顔面に叩きつける!!

<続く>
0640マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/01(日) 11:33:06.05ID:???
流石に今回のブラックねこはもうちょいどうにかならんかったのか
シリアス場面にでかでかと挟まれるのはちょっとなー
0641マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/01(日) 15:56:20.77ID:???
見開きノリでベタ付けすればちょうどいなかったことに出来そう
0642粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/02(月) 17:18:11.52ID:7iwhW5LO
  第101話|偽る者と潜む者

シャルロックとの戦いに決着がついたミカゼ達
決勝にはミカゼが進んでください、とするリュシカ かばさんもうんうん
ミカゼも胸を叩き、リュシカの分までがんばると笑顔で返す らいおんさんもよかったね
…そして、ミカゼの手には勝者の刻印が刻まれるのであった

 メモリア魔法陣 第二段階目

 第一戦 勝者 御風――― 最終段階進出決定

―――だが、それでもシャルロックは立ち上がり闘おうとする…
二人ももう決着は突いたとシャルを止めんとするが、仇を討たんとするシャルの意志は硬い が

「敵を…討たなきゃ… 太陽丸を…倒して…」
「太陽丸?」「初戦で敗退してましたよね;」

・・・二人の言葉に、シャルも気の抜けた声が溢れ出ちゃうのでした


 No.5 グリン
 メモリア王国の王子様
 時を司る禁断魔法ゴッドマシンの影響で30年間眠りについていた
 TAPとは昔からの大親友 最終決戦にもついていく気満々だが…


その後シャルの身柄はメモリア城で預かる事に 始めて入る城内にシャルも声をあげる
グリンも彼の仇が三十指ならメモリアの味方、としつつ
ジール・ボーイも彼の仇、月丸と太陽丸は必ずメモリア城に攻めてくるはず、と語り
ここにいれば奴等と闘える…シャルも呟きと共にその闘志を燃やす
0643粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/02(月) 17:19:07.83ID:???
「さて 次は俺の番だ」
そしてグリンもまた、自身の戦いを前に気を引き締めるのであった

 4月28日 メモリア魔法陣 封印解除 第二段階目

 第二戦 グリン VS リゼル VS チョー

グリンの戦いの最中…場面はメモリア城内にて
ハワードとパンナの二人に話しがある、とするシュダンに移る
その話とは、世間を騒がせている"斬り裂き魔事件"に関してのこと…

「謎の多い殺人者です ですがいくつかの想定を元に絞込みをしています
 例えばこの城に出入りするもので身元があやふやな何名かなどを」

シュダンの話から、二人が斬り裂き魔の疑いを持たれている事を察するが
ならば自分達二人はグリン護衛から外されるのか、ハワードもシュダンを鋭く睨む
パンナも自分たちは王子の近くにいたいと訴えると
シュダンは一つ、条件を出すとして…懐から布で包んだ小刀を取り出した

「この小刀を使って自分の利き腕を傷つけ 使えなくしてください
 王子の近くにいるのならばそれが条件です」

…シュダンの出す条件に、二人は迷い無くその小刀に手を伸ばす!
が、その瞬間その小刀…と思われた木刀が容易くへしおれてしまう
これには二人も首を傾げるが
シュダンも今のは二人の覚悟を確認したかっただけとして、本題はここから…
(*ちなみに二人がへし折った木刀形ビスケットは一行が美味しく頂きました
0644粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/02(月) 17:19:52.09ID:???
その後二人はメモリア西区はずれの住宅街に向かい
とある人物を見張ってほしい、とのシュダンの命に従う
その見張ってほしい人物―――メモリアのメイドの一人、リィさんが家を出たのを確認する二人

「それじゃあお洗濯お願いね マルチーノ」
「はァい!!」

―見張ってほしい人物とは――― マルチーノ―

二人は息を潜め、マルチーノの動向に不審が無いかを見据えるのだった
…ひとまず二人に後を任せ、シュダンはグリンの戦う島に向かおうとするが
するとなにやら城の前でもめているスタッフと夫人の姿に気づき
シュダンが声をかけると、夫人は深刻な様子で…

「私…この国に来ている三十指チョーの妻です!! あの人を…夫を止めてください!!」

―――メモリア魔法陣の戦いに場面を移すが、戦いは既に決着がついており
倒れるグリン、リゼルを前に魔力を宿した一本指を立て、高笑いを挙げるチョーの姿があった…!

「夫を止めてください!!このままだと…もう…」
夫人、チョーの妻の夫を止めてほしいと言う懇願 果たしてチョーの抱える闇とは…
0645粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/02(月) 17:20:36.32ID:???
 この大地には 5つの禁断魔法が存在する
 
 クゥの持つ"マザー"
 ブライクブロイドの持つ"真紅虎龍牙"
 舞響大天のもつ"ヘルキルデスベル"
 グリンの持つ"ゴッドマシン"

 そしてここメモリアの地に封印された"命七乱月"

 命七乱月には幾重もの封印がかけられていて それを解除する儀式がメモリア魔法陣である
 封印を解きつつ継承者を選抜するこの大会もついに最終段階に入った

 もうすぐ

 剣として封印されたこの魔法を持つものが決まる


           最終段階 決勝
 
              御 風
               VS
              チョー


<続く>            
0646マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/02(月) 17:47:22.82ID:???
ここまで強キャラ感を崩していなかったグリンとリゼルが戦闘描写すらなく圧倒するとかなんだこのオヤジ…
0647マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/02(月) 18:54:24.69ID:???
おまけに人気投票で名前出た直後にコレだからなあ
グリンに票入れたファンの人達はドンマイとしか言えんわ
0648マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/02(月) 20:06:51.49ID:???
バーコード頭のおっさんが決勝まで来るなんて予想した奴が果たしてどれだけいたんだろうか
ぶっちゃけ皆無だろうなあ、初期のチョーは割と気の弱そうなおっさんだったし
0649マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/02(月) 21:45:23.22ID:???
幼女とかジジイが強いパターンは多いがこれは斬新だな
0651粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/04(水) 17:18:48.20ID:2iq1Hjq3
〔ついにメモリア魔法陣最終段階に進出する2名が決定した
 この闘いの勝者が禁断魔法を手に入れるのだ!!〕

*メモリア魔法陣のここまでの結果


[×] 福耳.     ───┐              ┌─── 1/N.    [×]
[×] ドゥーブル ───┏━━┓      ┌──┓─── シスコン [×]
[○] キツネ    ━━━┛   ┃      │   ┗━━━ アホ豆  [○]
                    ┃      │
[×] トゲおじさん───┐   ┃  バ  │   ┌─── バカ    [×]
[×] 巨大ロボ  ───┏──┗─│─━━━━━━━ 係長.   [○]
[○] ガキ.     ━━━┛   │  ン  │   └─── チンピラ  [×]
                    │      │
[×] どS.     ───┐   │      │   ┌─── どアホ   [×]
[○] 天然     ━━━━──┘      └──┓─── おかっぱ [×]
[×] デカ.     ───┘              ┗━━━ 雷小僧  [○]


               最終段階 決勝
              御風 VS チョー
0652粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/04(水) 17:20:09.83ID:???
No.4 御風<ミカゼ>
田舎の少年 村を救うために魔法使い・アクアの元を訪ねたのが全ての冒険の始まり
魔法は使えないが身体を鍛え頑張る! 狐のお面はアクアに被らされた


―お父さん! 今日は遊んでくれるんじゃなかったの?―
―すまないなリュー 急に出張が入っちゃって―

―早く帰ってきてね!― ―ああ!―

とある一人の親子の記憶が、チョーの脳裏に浮かぶ
そんな回想と共に、汗だくの姿で眼を覚ます三十指が一人、チョー
…すると、ドアのところに一枚の封筒が有ったのに気づき、チョーはその手紙に飛びつくと
手紙を開き、チョーは涙と共に呟く…

「おおお…リュー…」


  第102話|ミカゼと決勝前夜


場面は変わりメモリア城にて、一行はチョー夫人から夫が豹変した事情を聞く
夫婦の息子、リューは幼くして病死しひどくショックを受けたが
どうにか夫婦も立ち直ろうとしてきたある日、チョーの元に一通の手紙が届くようになった
それは、死んだはずの息子からの手紙… 無論それがニセモノであることは妻もわかっていたが
チョーのほうはそれを本物だと信じてしまった 息子、リューはまだどこかで生きていると…
そして夫は息子に会いに行くと、妻の下も去り姿を消してしまうのだった

「お願いします 夫を止めてください
 このままだと… 夫は自分の中の本当のリューもいつか消してしまいます」
0653粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/04(水) 17:20:55.03ID:???
件のチョーは、決勝戦を控えアダラパタと話していたところ

「アダラパタ」「はい」
「私は明日優勝する」「はい」
「禁断魔法は私が手に入れる」「はい」
「そうしたら…」「はい」
「私は五本の指…いや 三大神器と同等の立場という事だな」「はい」
「そして女神様にとってこの上ない働きをしたという事だな」「はい」

「…息子に会わせてくれるのだな」「もちろんですチョーさん」
チョーに背を向け、舌を出しながらそう答えるアダラパタ
チョーが部屋を後にすると…アダラパタは懐からペンと封筒を取り出す

「さて…勝った時と負けた時…それぞれの手紙を書いときましょーか」

夜も更けてきたが…ミカゼはメモリア城の屋根上で一人思い悩んでいた様子で
ミカゼ自身、かつて無い大舞台が待ち構える事もあって、眠れない夜ははじめての事

「今まで俺の闘いは仲間の邪魔にならないようにくっついていくのがやっとで……
 いてもいなくてもよくって… メモリア魔法陣も最初はただの力試しのつもりだったのに
 決勝まで上がってきちゃって… でも明日は俺一人なんすよ しかも絶対負けられないんすよ
 それに… あんな事言われても…」

チョーの妻の言葉を浮かべながら… ・・・気付けばミカゼの身体は、未知の恐怖に震え上がる・・・

「次の相手はグリンでも勝てなかった奴なんですよ 魔法も謎過ぎるし…」

…そしてミカゼは一人、うずくまりながら…
「怖い……」そう、呟く… が、そんな彼に誰かが声をかける

「そういう時は 腹いっぱい食べよう!!」
その言葉にミカゼが顔を上げると、目の前にいたのはプリセラであった
0654粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/04(水) 17:21:51.84ID:???
マンガ肉食べながらミカゼに笑みを向けるプリセラ
…下のほうで食料庫が荒されてるとかスタッフの声が聞こえてるけど
とりあえずここではなんだし、とミカゼの首根っこつかみ、近くの森へとすっ飛ぶプリセラ

一瞬で城から森へと着地すると…
「よっしゃかかってこい!!」と笑みと共に構えるプリセラは、さらにこう続ける
「眠れないんだったら朝まで相手してやるよ」

そんなプリセラの姿に…ミカゼも自身の恐怖を忘れたように笑みを返し
―――暫しの間、二人だけの時間が流れるのであった… それを見ていたいぬもきりっ☆

夜が明け―――マージ島の石碑に膨大な魔力が宿る 最終封印の解除を目前に
幾多もの者達が緊張の面持ちで決勝戦の戦いに思いを馳せる中
ここにメモリア魔法陣、決勝戦が始まる 
ミカゼも真剣な面持ちで「行くぞォ!!」との気合の叫びと共に、森に足を向け…
そして対戦相手のチョーも、不敵な笑みを浮べると共にミカゼを待ち構える…

<続く>
0655マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/04(水) 18:39:01.68ID:???
プリセラは本当にええお姉さんやな
実際はおばちゃんだけどおばちゃんって言ったらぶっ飛ばされそうでコワい
0656マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/04(水) 19:41:54.68ID:???
ミカゼで4位ってことは、トップスリーはジルさん、アクア、ティトォでほぼ確定だな
流石にこっから上でサンや女神が入るとは思えんし
0658マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/04(水) 22:18:03.53ID:???
>「さて…勝った時と負けた時…それぞれの手紙を書いときましょーか」

負けた時の手紙っていうと、正直アレだ
「ボクは女神に殺された」って書いてて、次の瞬間アダラパタに殺されるって言う
バカへの因果応報エンドしかチョーさんの末路が浮かばん
0659マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/05(木) 09:29:27.63ID:???
紙芝居とか手紙とかそういう小芝居な事好きだよねアダさん
0660マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/05(木) 18:39:39.98ID:???
手紙はチョーさん籠絡する手なんだけど紙芝居はあの人なにやってたんだろうなマジで
0661マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/05(木) 21:40:41.33ID:???
アダさんは行動基準が楽しいかどうかっぽいからなぁ
0662マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/06(金) 05:07:02.54ID:???
チョーがどうやって勝ったか知らんけどそんな強いならなんで他の三十指からノーマークだったんだ
0663粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/06(金) 17:23:56.84ID:+VBHxgdX
*キャラクター人気投票結果 ベスト3を一挙公開!!

No.3 ジール・ボーイ
女神の三十指、5本の指のひとりで第一章においてティトォ達の最大の敵だった男
部下の敵を討ち兄と母を取り戻す為グリ・ムリ・アに反旗を翻した
兄、エル・ボーイは三十指のひとりらしい

No.2 アクア
ティトォ プリセラとともに身体を一つにする ドS
アメが大好きな破壊神 三大神器のひとり、舞響大天は妹のアロア

No.1 ティトォ

 主 人 公 中 の 主 人 公

これからも応援よろしく!! ミ−ω−)



 グリ・ムリ・アの目的は星の存在変換―――
 それを行うには星の守護神であるデュデュマの力が必要であり
 デュデュマを呼び出すには星のたまごが必要である

 ティトォとアクアとプリセラは不死となり星のたまごを100年間守ってきた
 魔法の力を手に入れメモリア王国を味方につけたが
 対するグリ・ムリ・アは女神の三十指をつくり上げ禁断魔法を3つ手に入れ
 デュデュマを制御する石、五大石をふたつ手に入れてしまった

 この大地に残された最後の力 命七乱月
 これがグリ・ムリ・アの手に落ちたら――― 我々に未来はない!!

[―――と熱弁するQ様]
0664粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/06(金) 17:24:51.66ID:???
  第103話|ミカゼと初めてのお願い

メモリア魔法陣の決勝戦が開幕し…ミカゼは、森の中を何かから逃げ回っていた
息を切らせ、木陰に隠れながら周囲に注意を払う

【……狙われているな ミカゼ 不気味な奴だ………何をしようとしている…?
 どんな魔法を使うと言うのだ……】
「めんどうだからこっちから出てってやりますか?」
【駄目だ 危険すぎる!!相手も決勝まで上がってくるほどの男だぞ
 絶対に術中にはまってはならん!! とことん神経質になれ!!】

ここはミカゼもシシメの言葉に従い、森に隠れ待ちの一手で行く事に
…ミカゼの逃げの手腕にはチョーも獣以上に捕らえるのが厄介、としながら
どうしたものか、と思案しかけるが…

「いや 考えるまでもないか この闘いは1対1 邪魔者はいない…
 それにもうこれは決勝…最後の戦いだ……!! もはや臆して潜む必要などないッ!!
 私の全てを出し尽くし勝利を手に入れてやるッ!!!」

その叫びと共に、普段のスーツ姿から和服のような正装に身を改めたチョーは
ミカゼ目掛けて一直線に突っ込んでくる!!

「きっ 来た!!来ましたよ師匠!!」
【ならばミカゼよ!! 迎え撃てッ!!!】

シシメの命に、ミカゼも即座に繁みから飛び出し奇襲をかけようとするが
チョーが首にかけていたカメラを構えると、ミカゼも咄嗟に防御しようと身構える
カメラのフラッシュが焚かれ、困惑するミカゼをよそにチョーのカメラから写真が現像されるが

「…フン 失敗か………」
ミカゼの姿が撮られた写真にそう呟きながら、その失敗品を破り捨てる
0665粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/06(金) 17:25:47.78ID:???
ミカゼも何をした!?と叫ぼうとするが、次の瞬間チョーの姿は眼前から消え
一瞬でその背後へと回り込む! ミカゼもかろうじてチョーの動きは眼で追えるが
チョーの身のこなしを目にし、シシメも彼が予想以上の実力者である事を悟る
そしてもう一度カメラを向けられるが、ミカゼも咄嗟に飛び退く

【あれはなんだ!?奴は何をしようとしているのだミカゼ!!】
「あれはカメラっていう写真を撮る機械です たぶん…それがあの人の魔法…!!」
【何かわからんがヤバい…あれを使う隙を与えてはならんぞミカゼ!!】

再度取られた写真はミカゼの脚のみ、これも使えないと破り捨てながら
ミカゼの放つ蹴りを、チョーは片腕一本で受け止める!!

「いい蹴りだミカゼくん だが…私も体術にはちょっと自信があるんだ
 流石に攻撃形魔法使いには敵わないがずいぶん鍛えたからね……
 魔法なしだったら五本の指の次くらいじゃないかな?
 ま 多分だけどね くっくっく・・・」

不敵な笑みで言い放つと共に…
「画竜点睛」チョーの放つ貫手の連撃がミカゼの身体を無数に貫く!!

「…とまあこのように魔法を使わなくとも私は十分勝てるのだが
 私はこの闘い万が一にも負けられないのだ 確実で絶対的な勝利をこの手に!!」
0666粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/06(金) 17:26:38.80ID:???
そしてチョーがミカゼの顔を写さんとカメラを向けるが
咄嗟にミカゼは焔狐を地面に放つことで煙幕を出し
チョーの視界を遮ると同時に、カメラをつかわせまいと接近戦を仕掛ける!!
ミカゼの拳がチョーの顔面を討ち、森に吹き飛ばされるチョー
即座に倒れたチョーの両腕を掴み、カメラの使用を封じようとするが

―――チョーの首にかけられていたカメラが無い事に
気付いた瞬間、木に引っ掛けていたカメラのフラッシュがミカゼに向けて放たれる!

「セルフタイマーってやつだよミカゼくん くくく…ようやくいい写真が撮れた
 全て終わったよ… どうだい よく撮れてるだろ?
 私の勝ちだミカゼくん! なかなかやるじゃないか 少々てこずってしまったよ」

ミカゼの顔を写したその写真を見せつけ、勝ち誇った笑みを見せるチョー
…チョーの術中にはまり、ミカゼも焦りが浮かびながら、チョーの写真を奪わんとするが…

【まてミカゼ 早まるなッ!!!】
「いや これ以上何かされる前に倒します!!」
シシメの静止も聞かず、チョーに向けて突っ込むミカゼ
その振るわれる拳を前に、チョーはあえてガードを下げ―――

「マテリアル・パズル 怨身万華鏡」

―――チョーの顔面にミカゼの拳が突き刺さると同時に、触れてもいないミカゼの顔面が強烈な衝撃を受ける!?
突如吹き飛ばされ、困惑するミカゼとシシメに向け、チョーは高笑いと共に自身の魔法の性質を語る

「ははははは 鏡だよ!!私はきみの鏡になったのだよ!!
 私のダメージはきみにも与えられる!! 私への攻撃は全てそのままきみにも帰る!
 怨みのエネルギーを変換する!! これが私のマテリアル・パズル "怨身万華鏡"!!

 そしてもちろん――― こちらの与えるダメージはそのままだ」
0667粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/06(金) 17:27:17.78ID:???
言い放つと共に、ゆらめく体術でチョーの貫手が放たれる!
その腹に強烈な一撃を受け、ミカゼは血反吐を吐きながら倒れてしまう・・・
…自身の攻撃手段すら封じられ、もはや自分たちに勝ち目はないと、苦悶の声を洩らすシシメ
これで、終わり・・・その言葉にミカゼも眼を見開きながら…

―――(回想)―――

…倒れるミカゼの脳裏に、昨晩のプリセラとの出来事が浮かぶが
突如プリセラは、口から血をあふれ出させながら咳き込んでしまう
流石にミカゼもその様子には心配してしまうが…

「M・P<マジック・パイル>の実験…なかなかうまくいかなくてね…
 いろいろ身体をいじったせいで調子がおかしいんだ ちょっと死んじゃうみたい」
「死んじゃうって…… そんな… そんな…」

プリセラの言葉に、ミカゼもおろおろ困惑するしか出来ず…
…そして、その命が失われ変換が行われる間際…

「ミカゼ… 明日…… 勝って欲しいな………」
苦しげな表情を浮かべながらも、ミカゼに笑みを向けて
プリセラは最後に、ミカゼにこう願う・・・

「あたし達は最強の三大神器と闘うために… 強くならなきゃいけない…
 でも… どんどん弱くなってもいるんだ…」

 守ってくれないかな・・・ あたし達を―――・・・

―――(回想終わり)―――
0668粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/06(金) 17:28:41.78ID:???
「初めて…なんです…あんな事頼まれたのは………
 勝ちたい…… 勝ちたいです……」
シシメの制止も聞かず、その願いを受け立ち上がろうとするミカゼ
チョーも立ち上がるミカゼを前に不敵な笑みを返しながら
自身の魔法、怨身万華鏡の真の恐ろしさを見せ付けんとする

…不意にチョーの手刀が近くの木を粉砕すると
突然ミカゼの身体にもダメージが通る!?

「理解したかねミカゼくん 相打ちですら不可能という事が!!
 私が受けるダメージだけではない!!
 樹や草や岩 動物や虫などのダメージも全て!!きみへと向かうのだ!!

 "何かが傷ついた"ときみが感じたらそのままダメージが伝わってしまうというわけさ
 人によってその効果は大きく上下するのだが…
 人の痛みをまるで自分の事のように感じてしまう心優しい人ほど特にダメージを与えられるのだ」

そう語りながら木の枝をへし折ると、ミカゼの顔面にも刺さるような痛みが走る
そんなミカゼを本当にいい子だとしながら、チョーは懐から息子リューの写真を取り出す
息子の写真を手に、もうすぐ会えると呟きながら優しい笑みを浮べるチョーだが…

「・・・やめろ・・・・・・」そんなチョーの姿に、ミカゼが訴える
「それ以上亡霊に話しかけるのはやめろ……!! リューの魂が可哀相だ……!!」

だがチョーは飛んでいたハエを叩き潰しながら息子は死んでいないと返す
ミカゼにもそのハエを潰した激痛が全身に走り、再び倒れてしまう…
女神の為に戦えばまた息子に会える…それだけを信じて戦い続けてきたチョー
0669粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/06(金) 17:30:10.00ID:???
「体中に波紋のように衝撃を走らせ…それがぶつかる部分を突く事で内部破壊を引き起こす―――
 私の編み出した拳法 "画竜点睛"  数年山にこもって身につけた技さ
 それもこれも全てリューのためだ!!

 ミカゼくん これ以上私とリューの事を冒涜するのなら
 ギブアップの言葉を聞くまでもなくこの技のさらなる奥義できみにトドメを刺すッ!!!」

画竜点睛の構えを取りながら、高らかにそう宣言するチョー 
「この…クソオヤジが……!!」ミカゼも倒れながらも苦悶の形相で洩らす 
…もはやミカゼはこのままでは死ぬまで闘う可能性が高い
シシメもその身体を乗っ取る算段な以上、なんとかミカゼの死を引き止めたいが…

・・・そして島の石碑がかすかにひび割れながら
膨大な魔力を放ち脈打つ 島も決着が近いと感じ取っているかのようで…
禁断魔法の継承者が、もうすぐ決まるだろうが…
バレット王とグリンは、深入りだけはしてはいけない、とミカゼの身を案じる
ジール・ボーイも死は本当の敗北、生きて帰ってくればそれでいい、として
たとえ負けても自分達がいる、後のことはどうにでもなると言うが…

「バカ言っちゃいけないよ」
うずまきアメを噛み砕きながら、アクアはそれに異を唱え
そしてアクアは、こう続ける

「ここまで来たんだ 男なら死んでも勝て!!!」

―――そのアクアの激が届いたかのように
立ち上がるミカゼは、荒々しい獣の咆哮を響かせる…!!

<続く>
0670マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/06(金) 17:52:17.67ID:???
予想以上に滅茶苦茶つえーなチョーさん 
魔法自体が初見殺しなのもあるけど、体術でも達人クラスなもんだから
普通にバキに出ても違和感なさそうな見た目に見えてきた
0671マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/06(金) 18:37:18.40ID:???
物理反射のギリメカラがどれだけえぐいかがよくわかる
でも魔法の発動に顔写真が必要ってことは…そーゆーことだよなあw
0672マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/06(金) 21:26:01.42ID:???
なんだかんだでアクアがミカゼの勝利を願ってるのツンデレ力高い
0673マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/07(土) 19:56:32.53ID:???
チョー見てるとなぜかカイジの班長を思い出してしまう
0675マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/08(日) 09:53:24.51ID:???
メイプルソンの魔法と組み合わせたらめちゃめちゃ凶悪そうだな、チョーさん
あらかじめターゲットの顔をメイプルソンがゲットしておいて
顔を写真に収めたら、その顔の主に攻撃が通る、とかのコンボとか
0676マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/08(日) 11:48:49.92ID:???
どうなんだろ
それが許されるなら誰かの撮った写真をチョーのカメラで撮影し直して遠いところからボコるってのもできそうだし流石にチートすぎる
0677マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/08(日) 12:21:47.76ID:???
流石に射程の限界とかはありそう
ってかそうでないと似たような性質の霊磁砲涙目だしw
0678マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/08(日) 15:47:39.08ID:???
空気読んで誰もいわないけど、土塚ミカゼの素顔覚えてるの?
0679粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/08(日) 17:57:56.69ID:Uq7iMsPh
島の周囲に集まった参加者達も、その決着が近いかのような島の様子に声を上げ
その決着を固唾を飲んで見守っていた それはアダラパタも同様で
禁断魔法の行方が如何なる結果となるか、アダラパタは一人呟く

「それを手にするのは我が三十指チョーさんか…
 それとも…… 魔法も使えぬただのガキか―――」

…魔法陣の闘いに視点を戻すが
ミカゼはチョーの術中にはまり、もはや彼の命すら風前の灯・・・だが、それでも…


             風は、止まない

         吹き続けてこそ、風なのだから―――!!


そしてミカゼは、一か八かの勝負に出ようとする
もはや何も為す術がないのなら、身体が動くうちにやれるだけの事を…
今だ闘おうとするミカゼだが、シシメももはややめてくれと懇願の如く叫び、ミカゼを止めようとする

【よく考えろ!!奴との体力の差を!!そんな事をしても死ぬのはお前だけだ!!
 これ以上やっても勝利は奴のものだ こんな所で命を落とすな!!】

…シシメの言う事が正しいのであろう、が…それでも、ミカゼは…
「やっても無駄だろうとか……死ぬかも知れないとか…
 色々考えると身体が動かなくなっちゃいます… 怖くて… 怖くて…

 だから――― 立ち止まってしまうくらいなら迷いません
 動けなくなるくらいなら何も考えません!!」

ミカゼはただがむしゃらに、止まる事を拒まんとする
まだ戦意を失わぬミカゼの姿に、チョーも目端を鋭くさせる…!
0680粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/08(日) 17:58:33.17ID:???
  第104話|ミカゼの死と獣の死

…と、不意にアクアの顔が少し紅潮しているのに一行が気付く
どうやら熱っぽい様子で、M・Pの調整がうまく言ってない悪影響のようだ
ひとまずは城に帰って休んだほうがよさそうだと、ジール・ボーイがアクアを抱きかかえるが

「いい・・・帰らない ここで待つよ
 ミカゼがあたしの所に帰ってくるのを………」
不調な体でありながら、アクアはミカゼの勝利を信じて待つのだった

チョーに向けミカゼが跳躍し襲い掛からんとするが
それに対しチョーは、自身の太股を軽く指で叩くと
その衝撃がミカゼの脚を襲い、体勢を崩すミカゼに強烈な一撃が突き刺さる
思い切り吹き飛ばされ、背中から崖に叩きつけられるミカゼに

「今度こそ終わりだ ミカゼくん」
そう宣告するチョーだが…それでも、ミカゼは倒れようとしない…!
その姿にチョーも眼を見開き、シシメすらなぜ立っていられるのか困惑が浮かぶ

…そんなミカゼに溜め息混じりの鼻息を鳴らし、ミカゼに背を向ける
その場を去ろうとするチョーを引きとめようとするミカゼ、だが…

「言ったろうミカゼくん もう終わりと
 私はそこにいると危険だから離れているんだ」

チョーがそう告げると、突然ミカゼの身体が鈍い音を立てて動けなくなる
・・・不意に崖上を見やると…その岩壁は今にも崩れ落ちんとしていた

「さっきの一撃で…その崖は崩れる……
 そしてその破壊のダメージはきみへと注がれる―――

 終わりと言ったのはこの試合の事ではない きみの命の事だ」
0681粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/08(日) 17:58:48.11ID:???
その宣告と共に、崩れ落ちる崖による破壊のダメージがミカゼを襲う!!
逃げる事もできず、悲鳴をあげるミカゼを 彼に取り付いてしまったシシメの後悔を
崩れ落ちた崖が諸共に飲み込む・・・!!

ミカゼを待つアクアの身体も、限界が近いかのようにジール・ボーイの背中でグラついてしまう
グリンたちもそんなアクアを心配し、城へ戻ろうと言うが
それでもアクアは、くってりしながらもミカゼを信じてここで待つ、とする…

崖上の瓦礫に立ち、チョーもこれで息子に会えると恍惚の表情を浮かべていたが
…しかし、チョーの身にも島の石碑にも、何か変化はなく…

「まさか……… いや そうか まだ生きているのか…!!」
それに気づくと同時に、崖下にミカゼがうめくような声がかすかに漏れる…
チョーも瓦礫下のミカゼに向け、助けてやろうと声をかける が
無論、ただで助ける気はない 彼の口からはっきりと、敗北の宣言を聞いた後で、との条件に…

瓦礫下から聞こえる声は、はっきりと自らの敗北を認めるのだった・・・

この瞬間、まさしくチョーがメモリア魔法陣の頂点に立った
歓喜の叫び声を高らかに叫び、約束どおりミカゼを瓦礫から助け出そうとするが

瓦礫の下から引っ張り出されたのは、ボロボロになった不気味なきつねお面だけであった
これには流石にチョーもうろたえながらボロボロのお面を投げ捨てるが
・・・そのおめんに張り付いた顔 シシメがチョーに向けて告げる・・・

【……… くく…く… 気付い…たんだ…
 お前…が何度も写真を撮り直しているのを… 何が気に入らなくて何枚も撮っていたのか…

 顔だ… 顔写真が必要だったんだ… だから…何枚も取り直していた…】
0682粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/08(日) 18:00:01.68ID:???
そう、シシメはチョーの魔法の性質に気付いていた
相手の顔を写真に収める事で、全てのダメージを対象に集中させるものであると
最後の一枚以外は顔がまともに映っていなかった事にも気付いたシシメは
目の前のお面に困惑するチョーに向けこう続ける

【だから…私だけ分離した… これで…顔が変わる…一か八かだったが…うまくいったようだ…
 おかげで…私だけ…ダメージをくらってしまったがな… くくく…

 身体を乗っ取るつもりで取り憑いた…はず…なのに…
 くくく… 私はどうししまったん…だろうな
 若いミカゼの死と… 老いた獣の死……
 どちらか…ひとつなら… 天秤にかける必要すらない…!!
 我が弟子よ…これでこやつの魔法は解かれ振り出しに戻った…

 闘いは・・・・・・ これからだ・・・・・・!!!】

シシメの言葉と共に、背後に立つ存在にチョーが気付き
振り向いたチョーは、愕然の形相と化す
勝利が決定したと思われた、チョーの前に新たなる素顔と共に立ちはだかるその存在・・・


        ―――その名は 御風

        魂の絆が鍛え育てた 不屈の戦士―――!!


<続く>
0683マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/08(日) 18:45:02.14ID:???
今回のアオリは間違いなく名文
と言うか見開きのミカゼ素顔と一緒にデカデカと書かれたアオリ文は
これで燃えない男なんていないってくらいアツいぜ
0684マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/08(日) 19:41:43.38ID:???
つーかお師匠の声って普通にミカゼだけに聞こえるもんじゃなかったんだな
0685マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/08(日) 22:52:04.97ID:???
ここまできたらもはやミカゼの勝利は疑いないであろう
あとはどれだけ劇的に、ドラマチックな勝ちを見せてくれるか
0687マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/09(月) 17:31:26.14ID:???
お面に取り付いた時はどうなるかと思ったけど
なんだかんだでふつーにいい人?だったなシシメ
0689マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/09(月) 21:10:25.04ID:???
今回でほぼミカゼxアクアは確定しましたね
ティトォxリュシカも決まったようなもんだし、プリセラは誰とくっつく感じになるか
…とも思いかけたけど未亡人のまま、てのもありそうだな プリセラだと
0690粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/10(火) 17:27:09.01ID:???
マテリアル+パズル
おまけFILE K


【メルチナ】
A.D.1680 4月現在 17歳
A.D.1663 3月1日生まれ 血液型:A

[好み]
*好きな物
・童話を読む事 ・ソフトクリーム ・ハムタマゴサンド
・人形 ・土遊び

*嫌いな物
・メガネ ・マンゴー ・川や湖や海 ・シャワー

[人生とその目的]
・幼いとき亡くしてしまった友達に、ずっと謝れなかった事を後悔していた
 そこをアダラパタに突かれ三十指に引き入れられる
 女神様の為に働けば死んだ友達に返しそびれてた人形を届けて
 許してもらえると信じ、闘っていた
・現在はその呪縛からは解かれつつある 今後は自分しだい
0691粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/10(火) 17:28:25.26ID:???
[キャラクターを考えよう]
・戸塚先生の書く作品ではめずらしい、メガネをかけているキャラ
 なんでメガネが少ないかと言うと先生がメガネをかけた事無いのでよくわかんないそうです
・メモリア三十指の中心キャラで若いのにしっかりしている気の強い女として製作
 実力もこう見えてかなり高く、最初ティトォ達に会った時に言ったセリフも自身の表れ

 ただ魔法陣でジール・ボーイとぶつかってしまったのが運のツキというか
 ジール・ボーイの見せ場をつくる為、同じパワータイプの敵として出されてしまったわけです

[メルチナの魔法]
○土 メテオン 魔法レベル67

・土で人形を作り出す魔法
・小さなものから巨大なものまでつくれる
・大型のものは自分で中に乗り込み操縦しなくてはならない   ものすごく疲れる
・土さえあればかなり無敵の魔法だが水に脆いと言う大きな弱点もある
 
 小型タイプ−腕のみだったり人型だったり 10〜20体ほど動かせる
 中型タイプ−腕は人型の他、地面に潜る乗り物型もある
 大型タイプ−巨大ロボット "アースメテオン"!!
         短時間のみ発動できる最大最強兵器 五本の指を除けばパワーはNo.1
0692粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/10(火) 17:29:01.24ID:mcnpcM1L
【コモレビ】
A.D.1680 4月現在 14歳
A.D.1666 1月4日生まれ 血液型:O

[好み]
*好きな物
・サンマ ・ビターチョコレート ・黒いもの ・暗い所
・鳥 ・プリン ・地味な服 ・雨あがりの空

*嫌いな物
・ハデなもの ・すぐキレる人 ・自分に似てる人 ・タマネギ

[人生とその目的]
・幼くして両親を失っている
 コモレビに限らず若い三十指はだいたい天涯孤独で
 もともと心に大きな隙間がある者達が多い
・幼いのであまり理解せず女神様の為に働こうと考えている
 リュシカと同じようなケース
・これからはメモリアでしばらくお世話になり、のんびり考えるつもりらしい
0693粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/10(火) 17:29:37.79ID:???
[キャラクターを考えよう]
・メルチナとのコンビで出されるために作られました
 おとなしく人にくっついて行動するタイプ
 でも戦闘時は格闘型になる為、動きやすい身体にチェンジするという設定に
・小さいのより大きいバージョンのほうが書きやすかったそうです
・このキャラはまだ掘り下げてないのでもっと描くかも

[メルチナの魔法]
○情 オーライーター 魔法レベル66

・他者の陰の感情を吸収し自分の力とする魔法
 アビャクやヨマのように吸収型魔法使いは肉体も変化する
・相手を弱めつつ自分を強化できるのでハマれば無敵
 ただし陰の感情を持たず闘う者には通じないが
 そういう時はそこらへんの動物からでも吸えるので死角無し

 "クリムゾンダーク"−吸収した力を一気に放出するショック攻撃
              ちなみに放出しすぎると元の身体に戻ってしまう
0694粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/10(火) 17:30:11.27ID:???
【ピィゲル】
A.D.1680 4月現在 24歳
A.D.1655 8月1日生まれ 血液型:AB

[好み]
*好きな物
・ポコペムのジョギー ・ハードロック ・コーヒー
・人々の笑顔 ・おさしみ ・ドライマティーニ

*嫌いな物
・笑いのわからない奴 ・笑いのツボが違う奴
・勢いや顔だけでポッと売れた最近の若手お笑い芸人

[人生とその目的]
・名家出身で名門学校を中退し音楽をやっていたがお笑いに目覚めその世界に入る
 どう考えてもボケなのにコンビのツッコミを担当
 しかし相方を自らのツッコミで再起不能にしてしまいピン芸人として生きる事を決める
・アホだったのでアダラパタも何もせず勧誘できた
・これからも何も変わらず笑いの道を突き進むと思う
0695粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/10(火) 17:32:58.66ID:???
[キャラクターを考えよう]
・完全にギャグキャラとしてつくられました
 ドルチルがバカなら ピィゲルはアホ
 眼が身の三十指、天然二大巨頭
・キャラの本性が出せるまでかなり時間がかかってしまった 早く出したかった
・ちなみに彼が目指している芸人は2巻で出てきたポコペムのジョギーさん 
 ジョギーさんに憧れ、近づけるようにがんばっている

[ピィゲルの魔法]
○笑 シャイニングベイスン 魔法レベル35

・笑いの魔力を変換 光り輝かんばかりのタライを作りだし
 笑った者の頭上に落下させると言うふざけた魔法
 なんの為に誰が作ったのかさっぱりわからない
・ピィゲルに笑いのセンスがあればかなり使える魔法だが
 それでもたいした打撃は与えられずせいぜい足止め程度 ツカエネー
0696粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/10(火) 17:34:35.56ID:???
【シャルロック】
A.D.1680 4月現在 12歳
A.D.1668 2月28日生まれ 血液型:A

[好み]
*好きな物
・本を読む事 ・世界の歴史を勉強する事 ・星を見る事

*嫌いな物
・トカゲやヘビやカエル ・外で遊ぶ事 ・泳ぐ事

[人生とその目的]
・シャラカ族という、昔から竜と共に暮らし五大石を守っている一族があった
 シャルロックはその村の少年
・月丸と太陽丸が五大石を奪うため、村人全員を殺してしまう
 その敵討ちの為に旅に出た
0697粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/10(火) 17:37:13.13ID:???
[キャラクターを考えよう]
・エンペルドラゴンの力のせいか身体と力のみが急激に成長した
 でも中身は12才の少年 魔力は並の三十指を大きく上回る
 が、急成長しすぎた自分の力についていけず振り回されている状態
・未完成のキャラクター めずらしい天然の魔法使いでもある

[シャルロックの魔法]
○餌 ドラゴンスフィア 魔法レベル61

・なんでも丸く封じ込める魔法 水も空気も岩も人間も
・エンペルドラゴンは餌を丸くして保存する習性を持つ
 シャルロックはその力を受け継いだのだ
・力のコントロールがもっと上手くなれば丸くしたものを元に戻したりも自由にできるようになる
・もともと丸いものには力が通じない
0698粗筋書きのダークアイ・Q
垢版 |
2019/12/10(火) 17:38:16.57ID:???
〔ついにメモリア魔法陣は終了し禁断魔法の継承者が決定する
 それはミカゼかチョーか…私にはどうでもいい事だがな〕
ダークアイ・Qが爆走しながら読者達に向けてそう語りかける ズギャギャギャ

〔そしてそろそろ奴も動き出すであろう
 斬り裂き魔… 女神の三十指五本の指 コルクマリー
 ヨマと互角の力を持つ敵がもうひとり
 このメモリアに潜んでいる事を誰も知らない これは危険な事だ

 ヨマの襲撃によるインパクトのおかげで防衛対策は対ヨマだけでいっぱいいっぱいだ
 そこをコルクマリーに突かれたら…もろいぞ
 例えばヨマが活動できない日没後の時間帯とか…
 日の光の届かない地下とか…〕

コルクマリーの暗躍するメモリアを案じながら、爆走するダークアイ・Qがそのまま退場するのでした


          18巻に (−ω−) つづく
0699マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/10(火) 19:22:01.21ID:???
今回は4人とはおまけも大ボリュームだな
メルチナ組の3人は一まとめになるのは予想してたけど
0700粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/12(木) 17:14:29.35ID:gs7y5Y5p
 メモリア魔法陣 最終段階 決勝

 御風 VS チョー


  第105話|メモリア魔法陣と優勝者


膨大な魔力を宿し、今にも崩れ落ちそうな石碑の下
シシメの仮面をぬぎ捨て、現れたその人物の姿に…チョーも困惑気味に呟く

「だ・・・ 誰―――・・・!?」

チョーと対峙するその人物…仮面を外しその素顔を露わにしたミカゼ
僅かに眼を伏せるミカゼの脳裏に、アクアの言葉が浮かび上がる…

―あん?おめん外してくれって? バーカ 最初の約束忘れたのかい―

そしてミカゼは自らの相手、チョーを真っ直ぐに見据える…!
困惑しながらも自身の顔面を何度も殴りつけるチョーだが
鼻血がでるほど自分の頬を殴りまくっても、ミカゼの身には何の影響もなく
そしてミカゼの一撃がチョーの顔面を思い切りぶっとばした!!

「か…顔が変わり魔法が… 怨身万華鏡が無効化された………!!?
 こんな事が……ッ!!!」
0701粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/12(木) 17:15:24.58ID:???
そしてミカゼはシシメの元に駆けつけるが
怨身万華鏡の影響を一身に受けたシシメはもはや虫の息…

【…くく… ざまァないな…私ともあろうものが… お前の…身代わりになるとは…な
 いや…ひょっとしたら私はひとりで…逃げようとしたのかもな…
 お前を…捨て…自分だけ…… その天罰が下ったのか…

 ミカゼ・・・勝て・・・ 負けたら・・・ゆる・・・・・・さ・・・・・・・・・】

…その言葉を最後に、シシメは物言わぬぼろきれと化すのだった…
その真意はどうあれ、彼を戦士として育て上げた師匠の最後にミカゼも言葉を失う
そしてその背後から、チョーは再度ミカゼの顔を写真に収めんとカメラを向けるが
ミカゼは振り返りざまに背後のチョーに強烈な蹴りを放つ!!

「もういい……!!」そしてミカゼは、俯きながらそう呟き…
「あんたの事も奥さんの事も―――… 息子のリューの事も……
 禁断魔法も どうでもいい――― あんたをぶっ倒せばそれでいい―――」

その言葉と共に、ミカゼはチョーを鋭く睨む
…チョーがカメラに手をかけようとすると、ミカゼは即座に反応しその顔を手で隠す

(…流石に二度撮られるような隙はもう見せんか―――…
 逆にこちらが隙を与えてしまう)
「よかろう ここからは魔法なしだ…そんなものもう使う必要はないッ!!」
首のカメラを投げ捨てながら、流れるような素早い体術で構えるチョー
…石碑から溢れる魔力が島全体を包み、その雷光のような魔力が二人の頭上を流れる中
ミカゼが雄叫びと共に仕掛けんとするが、逆にチョーの一撃に吹き飛ばされる!

「虚勢を張りごまかしているようだが もうきみは限界だろう!!!
 休みたまえ!!!
 眠りたまえ!!!
 さっさとくたばりたまえッ!!!!」
0702粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/12(木) 17:16:01.00ID:???
チョーの強烈なラッシュに滅多打ちにされながら…ミカゼの脳裏に浮かび上がる

―あんたの思いはそんなもんか! 立て!!―
―光栄に思え 魔法使い相手以外に使うなんてめったにないんだからな―

諦めかけた自身に活を入れた魔法使いの言葉が
強大なる敵との戦いの経験が
浮かび上がると共にミカゼの反撃がチョーに突き刺さる
だが更なる追撃に放つ正拳突きは、寸前でチョーに防がれてしまい

―お前は自分を守るだけで精一杯だ 違うか?―

「私…は…!! 負けられん………!!リューをッ 取り戻すために………ッ」
さらに掴んだ腕を支えに放つとび蹴りがミカゼの顔面を打つが

―ありがとう 来てくれて ホントに嬉しかったよ―

自身の力ない現実を思い知らされた記憶が
そして、大切な人の思いが 限界のミカゼを奮い立たせる…!

「負けるはずがない……!!皆から…いろんなものをもらった俺が負けるはずがない!!
 幻の希望にすがりつく空っぽのあんた達なんかに…!!!負けてたまるか…ッ!!!!」

―地に置いた脚から根を張るようにどっしりと構え
 その根から水を吸い上げるように 全身から力を集めるんだ!!―

師匠、シシメの教えが浮かぶと共に、その奥義「焔狐」がチョーを吹き飛ばす
だがチョーもその一撃にどうにか耐えてみせ…ふと、チョーは呟く

「魔法使い達による禁断魔法を手に入れるための闘い…
 その末路が―――… 肉体と肉体… 技と技 信念と信念のただのぶつかり合いか―――
 これでいい… これが本質―――!!」
0703粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/12(木) 17:16:39.61ID:???
―――そして、対峙する両者は 互いに目の前の相手に集中し、静かに構える…
暫しの静寂の中、先に仕掛けたのはチョー そのラッシュがミカゼを滅多打ちにするが

反撃のミカゼの拳、一撃が その戦いの決着をつける…!!

「リュー・・・ どこにいるんだい・・・ リュー・・・・・・」
吹き飛ばされ、倒れながら…チョーは力なくそう呟く…
…そして、ミカゼはボロボロになったシシメに声をかけようとして・・・

『メモリア魔法陣 優勝は』


          ど   こ   だ   い


ミカゼの一瞬の隙を、背後から狂乱のチョーが飛び掛らんとする!!
が、その瞬間【馬鹿者 最後まで気を抜くな】息を吹き返したシシメの警告に、ミカゼはその眼を見開き

…石碑が激しい閃光に包まれ、今度こそ決勝戦に決着がつく
倒れ付すチョーを、肩に乗せたシシメと共に息を切らせながら見据えるミカゼ…

「―――師匠…」【なんだミカゼ】
「勝ちました…」【―――ああ】

「俺…勝ちました」


『メモリア魔法陣 優勝は!!! 御風!!!!!

 禁 断 魔 法 継 承 決 定 !!!!!』

<続く>
0705マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/12(木) 22:25:40.20ID:???
ここでミカゼの数々の思い出を出すのはずるいわ
ただ贅沢言えば、エイキとの戦いもだしてほしかったな。初めてミカゼを敵と認めた相手だし
0707マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/13(金) 17:52:16.26ID:???
なんだかんだで船長もミカゼに与えた影響は大きいよなあ
殆どギャグキャラ寄りな活躍具合だけどw
0708マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/13(金) 19:35:38.32ID:???
何度か見返してて気付いたけど
今回ねこがラストページ以外いっさいでてないw
さすがに先生もそこは空気呼んだかw
0709粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/14(土) 17:18:58.43ID:o1rTI7QA
PM5:00丁度、ブラウリーの持つ無線機に通信が入るかのようにノイズ音が漏れる 
それと同時に、メモリア魔法陣の決勝が終わったことを告げるように、
島の石碑が閃光に包まれ、音もなく消滅する

決着がついたと見たアダラパタは、チョーに極楽連鞭で呼びかけるが
チョーからの返事はなく…アダラパタは、チョーの敗北を悟る

「勝ったァア!!!!!」
そして島では、その勝者ミカゼが高らかに声をあげるのであった

 メモリア魔法陣 優勝者
 
 ―――御風―――
 
 禁断魔法 命七乱月 封印最終段階解除成功
 魔法継承決定―――


  第106話|メモリア魔法陣とその終焉


それから3分後のPM5;23 一行がマージ島に上陸すると
ミカゼが勝利の報告と共に一行を出迎える が

(((誰だろう・・・・・・)))
仮面外したミカゼに、一同も困惑しつつも 服装から(たぶん)ミカゼと察する
たぶんミカゼをグリンとリュシカ(いぬとねこも)が笑顔でその勝利を祝福しにかけつける
そんな二人の頭上を飛び越えて、アクアの怒りのスーパーキャンデーの一撃がミカゼにぶち込まれた

「えええ―――!?なにすんのお―――!!?」これにはグリンも絶叫
どうやらアクア、ミカゼが勝手におめんをとった事におかんむりなようです
ミカゼの言い訳は聞く耳持たず、アクアの爆撃に思いっきり吹き飛ばされるミカゼでした
0710粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/14(土) 17:19:53.88ID:???
「アクアさん…死にそうなくらい弱っているのにミカゼさんの前だから無理しちゃって…」
「逆にミカゼが死にそうだけどな」 −ω−)

爆撃に宙を舞うミカゼにはシシメも汗たらリ
そんなミカゼの姿に、ジール・ボーイはミカゼの勝利を労うのであった ダレカタスケテアゲテ

と、ブラウリーは先程一瞬入った通信に関してバレット王に報告
一瞬パンナケトルの声が聞こえた気がするが、その後応答が無いようで
何かあったのやもしれないが、今は命七乱月の封印解除が優先とする王

「これより直ちに島の中央の墓標にて儀式を執り行う!!
 メモリア魔法陣優勝者 御風に禁断魔法を継承させるのだ!!」

ミカゼには傷も癒えぬうちにもう一騒動につき合わせてしまい、謝罪する王だが
ミカゼの後ろではアクアがミカゼのどたまをあめ玉でバキバキやってました 
アクアの手でどんどん傷が増えてますがそれはさて置き、再びブラウリーに城からの通信が入る
その通信は何者かが城に侵入をしてきたと言う たった一人に精鋭部隊が丸で歯が立たないとも…

突然の報告に、バレット王も驚愕 まさか三十指の襲撃か…!?
その侵入者にミカゼはすぐにヨマを連想するが、ジール・ボーイがそれはないとする
魔法が封じる結界がある城に、光が届かない城に単身攻め込むはずもなく
何よりもはや日没が近い ヨマが自由に動けるはずはないが…

―――その報告を聞いたグリンは、即座に自分一人ででも城に戻らんとする
バレット王がグリンを引きとめようとするが…

「あれは俺の城だ 俺と親父と…おふくろの城だ!! だから俺が守る!!」
雷光と共に、固い決意を宿したグリンは即座に島外の樹に貼り付けた[陰]の印から島を脱出
そしてグリンは単身、城へと駆けつけんとするのだった…
0711粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/14(土) 17:21:04.15ID:???
たった一人で城に戻る息子には、バレット王も憤慨
ならばジール・ボーイも城に戻るか、と王に提案するが
王は一連の動きがこちらを分断する策略かもしれない、としてあくまで禁断魔法の復活を優先させる

「アダラパタは必ず…儀式の最中を狙ってくるはず
 こちらが手薄になっては奴等の思う壷だ」
「だったらさっさと儀式をすませるよ!! そんで城へ向かうんだ!!
 んで こいつどうする?」(横からチョー引っぱりあげつつ

ひとまずチョーに関してはリュシカに任せつつ、同時に他国にも協力を求めるよう指示
そして城に捕らえられている三十指とチョー夫人の安全も確保してほしいとする王
…通信機からはハイロゥの声が聞こえる、その侵入者がハイロゥに気付いたようで
その侵入者を食い止めんとするが…通信機からは、その侵入者と思わしき人物に動揺する様子のハイロゥ
そして、通信機からは何かが両断される音が響く…!

それを最後にハイロゥからの返事が途切れ…
≪ザザッ… ザァァ… ザッ… ・・・・・・こんにちは バレット様≫
通信機から、何者かの声が聞こえて来る 困惑するブラウリーとバレット王…

「……誰だ!?お前は誰だ!!!三十指か!?ハイロゥはどうした!!?」
≪…その通り……… ボクは女神の三十指 コルクマリー≫

そう名乗る女神の三十指、コルクマリーに一行はその眼を見開く…
さらにコルクマリーは自分が斬り裂き魔である事も明かし
王に向けお世話になりました、といいのこして通信を切る
・・・そのコルクマリーの声に、バレット王は覚えがあるかのような反応を示していた…
0712粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/14(土) 17:21:50.69ID:???
メモリア魔法陣終結、斬り裂き魔のメモリア城襲撃からさかのぼる事数十分前―――
メイドのリィさん宅では、マルチーノが夕ごはんの支度をしていたところ
ちなみに今日はトマトシチューです トマトのいい香りが屋内に漂う
しかしいつもの調子でちょっと作りすぎた模様 今日はリィの両親がいないらしく
なんでもリィの両親は温泉旅行が当たったそうで、二人を残してさっさと行っちゃったそうな

「いいな…リィさんは 優しいお父さんとお母さんがいて…」
そんな両親に、マルチーノも見上げながら優しい笑顔が浮かび
リィも微かな笑みを浮べながら
「いいのよマルチーノ あなたがよければずっとここにいても……」
そう優しく返してあげ 二人は穏やかな時間を過ごす ・・・・・・が

「でも…… あなたは 誰?」
その顔に緊張の汗を浮べながら、リィはマルチーノにそう問いかける
その問いにマルチーノも困惑してしまうが、リィは立ち上がり
マルチーノに向き直りながら、再度問う

「すっかり騙されていたわ… 一体…何者なの!?」
「ど…どうしたんですかリィさん 何を言って―――…」

「あなた・・・ 誰?」

―――リィの問いに対し、マルチーノは…突如、豹変した凶悪な笑みを見せつける…!?

<続く>
0715マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/15(日) 11:11:30.20ID:???
とりあえずお面とったミカゼへのみんなの反応は予想通りだったw
ツンデレアクアかわいいなw
0716粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/16(月) 17:02:44.84ID:kexC/o9j
リィに別人と見破られたマルチーノ?は勢いよく窓ガラスを割り家の外へと脱出しながら
「よく見破ったね…… このボクの幻術を―――…」そう語りながら不敵な笑みを向ける…


  第107話|剣仙と斬り裂き魔


突然のマルチーノの豹変に、リィもうろたえながら彼女の正体を問おうとするが
マルチーノ?は妖しい笑みを浮べながら、ゆっくりと立ち上がりリィへとにじり寄るが

「ボクが………誰か…だって……? さあ・・・誰でしょう…」
「こ 答えなさいよ あなた一体

 誰 だ ―――――って聞いているんだ」

次の瞬間、屋内のリィは一瞬で外にでていたマルチーノの背後へ回り込む!?
一瞬で背後を取られたマルチーノがその眼を見開く…それと共にその身体が破裂し
マルチーノに扮していたその人物が正体を現すと共に、堂々と名乗りを上げる!

「女神の三十指 メイプルソン!!
 
 マテリアル・パズル ディシーヴワールド!!
 これを見破ったのはティトォ君に続いてキミがふたり目だよ」

「ボクとした事が……… してやられたよ……」
…正体を現したメイプルソンに向け、リィは溜め息と共に呟き
冷たい微笑と共に、リィの周囲に魔法の刃が展開される!!
0717粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/16(月) 17:03:29.99ID:???
そしてリィ…『斬り裂き魔』が静かにメイプルソンにその手を伸ばし…
それと同時に物影に潜んでいた手段が即座に「今です」と通信機に指示を出し
魔法封じの結界がメモリア全域に広がり、メイプルソンと斬り裂き魔の魔法が同時にかき消される!!

「魔法が…消える…!! まさか」
「くたばれ 斬り裂き魔!!!」
メイプルソンの叫びと同時に、シュダンとカミッツの二人が斬り裂き魔に攻撃を仕掛ける!!
一瞬の奇襲にリィも反応が間に合わず、二人の連携がリィを見事に仕留める…!

事が終わり、ハワードとパンナケトルもその場に駆けつける
倒れたリィの遺体に、彼女が本当に斬り裂き魔だったとは…ハワードもそう洩らす

「………殺したんですか?」「……ああ」
「手応えがありました …もう剣は振るまいと考えていたのに……」

シュダンも剣を手に呟きつつ…協力してくれたメイプルソンにも感謝の言葉を述べる
ちなみにメイプルソンは自分から斬り裂き魔事件への協力に志願したとの事で
シュダンも彼を信用し、魔法器具を返してくれたとの事 ハワードはずっと反対だったらしいが
ハワードの厳しい言葉をパンナもなだめつつ その言葉にメイプルソン自身も微笑が浮かぶ

…そしてその地に剣を突き立て、シュダンは斬り裂き魔の犠牲になった人々に祈りを捧げる…

「この者に切られた人々よ…… どうか安らかに…… 敵はとったぞ……」
0718粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/16(月) 17:04:25.37ID:???
[シュダン達の計画はこうだった]

ここで場面は、リィを斬り裂き魔と断定するまでの経緯が明かされる
はじまりはティトォの一言 「リィさんは男だよ」 との言葉であった
この言葉をきっかけにシュダンたちはリィの身辺を探る事にし
ほどなくしてあるモノを見つける それはリィが庭の手入れに使っているハサミだが

それを見たシュダンは背筋を凍らせる そのハサミはボロボロに錆びて使い物にならなかった
…にも関わらず 花はいつもきれいに手入れをされていたのだ

確信こそ得られなかったが、リィが只者ではないことは確かであり
斬り裂き魔走査の対象をリィ一人に絞る事を決めるシュダン

メモリア魔法陣終了と同時に発生が予想される戦乱から遠ざけるべく
バレット王は城内の人々に城を離れるよう勧告 リィも街の実家へ帰るが
問題はマルチーノもリィの家に連れて行かれてしまった事である

そこでハワードとパンナケトルは"次の被害者"の可能性が高いマルチーノをあえて見張らせる
直接リィを監視し、彼を刺激するよりも合理的であった
リィも恐らくは、彼等の狙いに気付くが、それこそが狙い
ターゲットを見張られていてはリィも迂闊には動けないはず だがそのままではマルチーノへの危険が残る
そこで変装魔法の使い手、メイプルソンが斬り裂き魔事件に協力を申し出たのである

リィが家を離れた隙にマルチーノを保護し、代わりにメイプルソンが彼女に成り済ます
さらにリィの両親、近隣住人をリィの周囲から遠ざける事で、リィへの包囲網を完成させ
あとはリィがメイプルソンの変装に気づき、仕掛ける"きっかけ"を待つだけ……


だが――― 誤算があった
0719粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/16(月) 17:04:50.75ID:???
―――次の瞬間、メイプルソンの首筋から鮮血が上がる!?
それと同時に仕留めた筈のリィが勢いよく跳躍する!

「身代わりの囮を立て…魔法を使わせたところで結界を使い隙をつくる
 見事だったよ たった一度のチャンスをよく生かしたね」
まるで無傷で飛び上がるリィの姿にシュダンも愕然、確かに手応えが―――
そういいかけた瞬間、シュダンの手にした剣がコナゴナに砕ける!?

「剣仙十二客のひとりシュダン あなたの剣技は破らせていただいた」
「リィさん… あなた一体……」

「リィじゃないよ ボクはコルクマリー
 女神の三十指 "五本の指"のひとり 斬り裂きマリー よろしくね」

リィ、改めコルクマリーはひとっとびでリィ家の屋根まで飛び上がりながら
そう名乗り、冷たく鋭い笑みを一向に向ける…
魔法を封じているにも拘らず、その圧倒的な身体能力を見せる彼にパンナも震え上がる
…彼等の誤算があるとするなら、その相手が常軌を逸した力の持ち主であると言う事
そんな力の持ち主が何年も城内に潜んでいた、と言うこと…

ハワードもその一瞬で彼との圧倒的な実力差を感じ取り
バレット王への通信を試みんとするが 次の瞬間ハワードの通信機はコルクマリーに両断され
同時にハワードの背後へと回りこみ、その首筋に手刀を押し当てる

「全員 持っている通信機を出して壊してください
 早くしないとハワードの首が地面に転がるよ」
0720粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/16(月) 17:05:03.09ID:???
マリーの脅しに青ざめるハワード シュダンもそれに従う他なく…
だがパンナは(俺に構うな!!)とするハワードの眼差しに気付く

(覚悟は確認しあっただろ!!俺は死なんか恐れていない!!
 早くバレット王に連絡しろ!!
 王子が危険にさらされるような事になったらどうする!!)

……ハワードの眼差しに、パンナも苦悶の表情を浮かべ…
そして、パンナが通信機を手に取り―――!

―――PM 5:00 パンナの身体はマリーの手刀に両断される

<続く>
0722マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/16(月) 17:29:18.36ID:???
ハイロゥも前回の通信を聞くにダメそうだしな…
斬り裂き魔が予想以上にヤベー奴だし、今回はトップクラスの人死にが出そうだ
0723マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/16(月) 18:00:55.98ID:???
つーかコルクマリー、これで魔法封じられてるんだよな
それでこの大立ち回りとか、素の身体能力でもジルさんより上なんじゃないか
0724マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/16(月) 20:18:38.50ID:???
シュダンもカミッツも全滅してハワードだけ生かされる、とかもありそう
一応リィさんとは付き合いも長かったし、せめてハワードだけでも、という望みもあるけど
さすがに厳しいかなあ
0725マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/16(月) 22:43:34.18ID:???
グリンははたしてリィさんと戦えるのだろうか
身内からの裏切りものって形になるけど、だからこそお世話になったリィさんがちらついて
本気出せないとかもグリンだとありそうだし
0727マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/17(火) 07:20:48.64ID:???
え、何これ?
俺達はコーヒーとフィッシュサンドのエピソードのせいで
切り裂き魔は暗殺タイプで格闘は苦手って勝手に思い込んでただけって事?

は?
五本の指はヤバイってジルさんの時点で分かってたのに何で気づかなかったんだ…
0728マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/17(火) 09:01:02.08ID:???
5本の指も3人出て、こうしてみるといまんとこヨマが一番ヤベー奴のはずなのに
殆ど自分の魔法性能頼りのクソザコチンピラにしか見えない件

そういやヨマ今どうしてんだ、まだ閉じこめられたままなのか
0729粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/18(水) 17:11:08.25ID:PlX7U3lT
  第108話|死と死 そして 死

コルクマリーの手刀に両断され、鮮血を溢れさせるパンナケトルの姿に
ハワードの叫びが響き渡り…舞い上がる血飛沫に、振り返るマリーが微笑を浮かべる…

倒れるパンナにハワードが駆け寄るが、もはや…

「………ハワード… よかった…最後に…かあさん達に会っといて…
 み…んな…元気だった…よ…

 グリン様を・・・・・・ ・・・・・・たの・・・む・・・」

…その言葉を最後に、パンナケトルは息を引き取るのだった…
そしてコルクマリーは、自らの相手にカミッツを指名し
先程のような力技ではなく、本物の剣仙の太刀を見せてくれ、と願う
そんな彼にシュダンは、彼の正体、及びにその目的を問わんとするが
……氷のような冷たい眼差しと共に、コルクマリーは自身の目的をこう語る

「世界最高峰の剣士 剣仙十二客 その十二の剣技を全てコピーする
 そうしてボクの魔法を究極にするんだ
 相手の剣術をこの手で打ち破る事で自分のものにする事ができる
 シュダンの技は今手に入れた 残る剣仙はカミッツ きみだけだ―――
 きみを破れば十二の太刀は全てボクのものになる… 待っていたんだこの時を…」
0730粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/18(水) 17:11:35.43ID:???
「そのために…剣仙を襲っていたのか…!!
 だが このメモリアの街で殺人を繰り返していたのはなぜだ!!?」
「精神<こころ>と魔法の安定のためさ
 気に入った女を斬る事でボクは安定する…… 自分でいられるんだ…

 それと…カミッツ きみをおびき出すためさ
 剣仙のひとり 幻斎の居場所をつきとめたときすでに彼は死んでこの世にいなかった
 ボクは人探しは得意じゃないからね その幻斎の技を継承したという新たな剣仙を見つける事は難しい…
 だからもう一人の剣仙シュダンのいるメモリアに潜り込み
 そちらからやって来るのを待っていた…… 斬り裂き魔として騒ぎを起こしながらね」

あまりにも身勝手なコルクマリーの動機に、二人も言葉を失うしかなく…
怒りのカミッツが振るう轟天乱馬のエネルギー波がコルクマリーに放たれるが
その一撃も、コルクマリーの手刀に両断される…!

「懐刀<ふところがたな>
 魔法を封じられようと武器がなかろうと ボクはこの手が一本あれば十分だ……
 だから遠慮しないで本気で来い 最後の剣仙カミッツ 幻サイの託した最高の奥義で……」

コルクマリーの挑発に、シュダンがカミッツを止めんとするが
―――激昂の叫びと共に、シュダンはその剣を手に突撃し―――

(永かった………) 斬りかかるシュダンを前に、コルクマリーは目を細め・・・

―……師匠 幻サイ師匠 私が剣仙を継ぐのはまだ早いです 私は師匠の剣を超えていません―

―剣仙の名は最強が継ぐ者ではない 鞘を見つけた者が継ぐのだ
 大きな力を持つ者にはそれを自分で抑える鞘が必要だ
 ここに尋ねて来た時は荒れていたお前も今はその鞘を手に入れた
 この世の総てを見極めた上で鞘から剣を抜き放てる勇気―――
 それがお前にはある カミッツ
 カミッツ お前は若い 後の世界はお前が中心となり剣の魂を守っていくのだ―
0731粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/18(水) 17:12:02.79ID:???
カミッツがその師から受け継いだ、剣仙の技も、その心も

「総て 戴きました」そしてその命も…総てをコルクマリーに奪われる
斬りかかったカミッツの胴体は、コルクマリーの手刀に貫かれていた…

「さようなら 剣仙十二客 でもあなたたちの剣はこれからもボクの中で生き続けるからね」
…そして目の前で斬り裂き魔の犠牲となったカミッツの姿に
恐怖か、怒りか…シュダンがその身を震わせる…

だが剣仙を斬っただけでは自分の技はまだ不安定だとするコルクマリー
そして技と心を安定させる11番目の標的はすでに決まっている マルチーノである
そのためにもメモリア城の結界装置を壊す事が優先目標 
マルチーノも城内にいる、都合がいいとするコルクマリーはその場を立ち去らんとする
だが残されたシュダンもそれを止めようとするが…それに対しコルクマリーはこう告げる

「シュダンさん 貴方には城で 本当にお世話になりましたから
 殺さないであげます」

その言い様に…シュダンもその目を見開きながら、折れた剣を握る腕に力を込め
コルクマリーに向け突っ込まんとするシュダン コルクマリーをそれを前に冷たい眼差しで振り返り―――
だが寸前でハワードが突っ込むシュダンを横から阻み彼を止める
…その二人の姿を前に、コルクマリーも微笑を浮かべその場を立ち去るのだった…

あとに残されたのは、斬り裂き魔の犠牲となったパンナケトル、メイプルソンの遺体…
しかし、カミッツはかろうじてまだ息があり…彼に最後の言葉を託す…

「シュダン…… あ…あなたは…生きて…
 これからの…若い…人達を…育てて……… それが…… 最後の剣仙の…定め……
 奴は…強すぎた…世界が…違う…… 我々が…手を出しては…いけな…かった
 後の事は…魔法使いに…ま…かせ… ………あ…なたはい生…き…て………

 たのむ・・・ 剣仙・・・・・・・・・ 生き・・・・・・」
0732粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/18(水) 17:12:22.45ID:???
…その言葉を最後に、カミッツも息を引き取るのだった…
カミッツの最後の言葉に、シュダンもぽつりと呟く…

「生きろと… おめおめとひとりだけ生き残り恥をさらしながら…
 それでも… 生きろと……」

そしてメモリア城では侵入者の存在が感知される
兵士達も侵入者の迎撃に出動し、城内の人たちもその警報を聞き取る
城の中で保護されたメルチナとコモレビはその警報に困惑した様子が浮かぶ
いつも通りなドルチルは置いといて、サンとライト、ジンナ殿
そしてマルチーノも響く警報を前に緊張のいやな汗が混じる…

「城の事はよく知ってるよ どうやって地下へ行くのかもね
 ずっと働いていたんだもの」

そして城の廊下を歩くリィ…コルクマリーはその手を血で濡らしながら
城の廊下に彼の足音が響き渡る…

<続く>
0733マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/18(水) 17:21:28.98ID:???
サブタイがきつい…
基本統一されてるからこういう変化つけられると印象に残るな
0734マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/18(水) 17:31:46.65ID:???
ラスト前の城内メンバーが、ここからどれだけ死ぬか、っていう面子を示してるかのようで怖い
0735マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/18(水) 18:01:03.14ID:???
変なはなし、カミッツは1/N時空からのゲストだから生き残れるんじゃないか
って思ってたからこの末路は辛い…
0736マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/18(水) 20:17:13.67ID:???
なんつーかプルえもんの時もそうだったが
この漫画、サブキャラに見せ場が到来すると大体危ない気がする(死亡フラグ的な意味で)
0737マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/19(木) 18:30:30.74ID:???
ラストのシュダンが切ない
この手の老兵が生き残っちゃうのはある種の定番だよなあ
0738粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/20(金) 17:46:15.12ID:???
城に潜入したコルクマリーに向け、アダラパタからの通信が送られる
コルクマリーも現状を報告しつつ、チョーの敗北を聞き
そちらも行きたいがまずはこちらが済んでから、として
それを聞いたアダラパタも、それなら城内でもっと大々的に暴れてほしいと命ずる
島のバレット王たちも城の異変を知れば、主力を城に戻すかもしれない
戦力が分散し、島のほうが手薄になれば"あの姉弟"も動きやすくなる…
アダラパタの言葉と共に…どこかで、月と太陽のアクセサリーが響く音がする…

アダラパタの命に従い、城内の兵士達を次々に切り捨てるコルクマリー
護衛隊の一人、ハイロゥもバレット王にその異常事態を報告するが
コルクマリーもハイロゥの通話に気付き、その排除に向かわんとする
そして侵入者がこちらに気付いたことを感じ取ったハイロゥがその迎撃を務めんとするが
……リィの姿をしたその相手に、驚愕している隙を突かれ、容易く切り捨てられるハイロゥ

「………こんにちわ バレット様」
彼の落とした通信機を手に取り…『リィ』がバレット王に向けて語りかけるのだった…


  第109話|斬り裂きマリーとマルチーノ


メモリア城最深部、結界発動機の前ではサンの姿があった
なんでも結界内でもサンの精霊の力は失われない、と言うことでその守りに抜擢されたようだが
…本当にその侵入者がここまで来てしまい恐れおののくサンだが
すぐにその存在がメイドの一人、リィさんである事に気づき
他のみんなはどうしたのか…サンの問いに、コルクマリーは妖しい笑みを浮べるのみで…
その姿に、サンも何かを察したか…悲鳴をあげるサン
次の瞬間、地下の天井部分がぶち破られると共に、間一髪でグリンがその場に駆けつける!!

「速かったね………ショートカットにも程があるよ グリン王子」
0739粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/20(金) 17:47:14.30ID:???
そして対峙するグリンとコルクマリー…
いや、グリンにとっては今も彼は自分を慕ってくれた『リィさん』のままで…
苦悶の表情が浮かぶグリンに対し

「グリン王子 どいてください できれば斬りたくないんだ
 あなたはいつも…ボクのつくったケーキを美味しいと言って食べてくれた…」

そう語りかけるコルクマリーの顔は『リィさん』と変わらぬ笑顔であった…
その姿に、グリンも悲痛な形相になりながら…
「ゴッドマシン」グリンは覚悟を決め、時の魔法を発動させる!!

ゴッドマシンが発動し、停止した時の中を動くグリン
攻撃こそできないが、停止した時の中、死角に移動する事は出来る
その背後に回りこみ…僅かに迷いながらも…ゴッドマシンを解除すると同時に
穿印を振るうグリン! だがそれと同時に振り返るコルクマリーが穿印を受け止める!!

「あぶないあぶない ゴッドマシンは魔法器具を使用しないから結界内でも発動できるんだったね」
そのまま反撃に吹き飛ばされるグリンの身体は、結界発動機に叩きつけられ
それにより魔法封じの結界が消失してしまう…!

「ふふ…これでようやく魔法が使える…
 マテリアル・パズル 四閃三獄<しせんさんごく> 剣仙十刀流」

笑みと共に自身の魔法を発動させ、コルクマリーの前に10本の光剣が展開される!
だがグリンもこれで穿印が使える、と雷光を帯びながらその闘志を燃やす
0740粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/20(金) 17:47:51.36ID:???
グリンの帯びる魔力が、以前よりもまた強くなった事に気づくコルクマリー
魔法陣の激戦を潜り抜けた事がグリンを成長させたのだろうと見て
もはや並の三十指では荷が重いほどの実力を身につけたグリンを賞賛するが

…その上で、5本の指の自分にはまだまだ及ばない、と付け加えながら
軽く腰を落とすように構え…そこから放つ蹴りの一撃が、グリンを吹き飛ばし!
それと同時に穿印も、グリンの背後の壁も細切れに両断してしまう!!

・・・あまりにも次元の違う、コルクマリーの圧倒的な力に…グリンも恐怖に震え上がる…

「美しく素晴らしい剣仙の太刀 それをボクが使えば威力は更に跳ね上がる
 これが十二本そろったとき ボクの魔法は究極に完成する
 そして…グリン王子 戦いの最中ずっと"あっち"を気にしてたよね………
 何があるのかな………?」

そういいながら、コルクマリーは壁の一角に目をやり…そして
あの壁の向こうにマルチーノがいる、と気付いた彼は
そのまま真っ直ぐに壁を切断して、マルチーノの下へと向かわんとする…!!

地下の一部屋にマルチーノの姿があり、彼女もなにやら城内の異変を感じ取るが
そんな中でもついつい部屋のお掃除に手が出ちゃうマルチーノ お仕事が身体に染み付いてるようです
・・・そこに、壁が突如切断されると共に…同僚だったリィさん…コルクマリーがその前に現れる…!

「マルチーノ きみは特別だ 最後はキミだって決めていたんだ
 このメモリアで最後にボクが斬るのは―――

 ボクはコルクマリー… これが本当のボクだ」
0741粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/20(金) 17:48:21.77ID:???
どこか雰囲気の違うリィさんの姿に、困惑するマルチーノ…
そしてコルクマリーの光剣が微かに甲高い音を響かせ―――

―――だがその寸前!グリンがゴッドマシンを発動させマルチーノの前に出る!
身を挺してマルチーノをかばおうとするグリン そんな彼にコルクマリーも苦言を洩らす

「…グリン王子 未完成な力を使いすぎだよ それじゃあ潰れちゃう」
「潰れたっていいさ 友達を守れるんならな!!」

コルクマリーの苦言にグリンも息を切らせながらそう返すが
…そんな彼に、コルクマリーは微笑と共に返す…

「…残念だったね 一歩遅かった
 ついに手に入れたよ…… 11本目の安定……」
その言葉と共に、後ろのマルチーノが僅かに倒れこむようにその身が崩れ…
グリンが振り返った、その瞬間

マルチーノから噴出した鮮血が グリンの顔を赤く染める―――


「うわああああああああああ
 ああああああああああああ
 ああああああああああああ」


血染めのグリンの、悲痛な悲鳴がこだまする…

<続く>
0742マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/20(金) 20:25:31.64ID:???
うわああ…マルチーノまで犠牲になるとかどうすんだこれ…
0743マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/21(土) 06:51:56.28ID:???
これ絶対、グリンが過去に時間戻すヤツだわ
問題は戻った所で切り裂き魔から逃げられるかどうかってことだが
0744粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/22(日) 17:04:17.94ID:CNM1OKZk
ダークアイ・Qの前回までの&今回のあらすじ

〔正体を表した斬り裂き魔コルクマリがー城に侵入している頃
 バレット王達がマージ島の中心で禁断魔法の封印を解こうとしている頃
 月丸、太陽丸の姉弟が禁断魔法を横取りすべく島へと入り込むのであった〕


  第110話|復讐心と好奇心


ダークアイ・Qの語りの通り、島のとある一角から小船で進入せんとする月丸、太陽丸の姉弟の姿があり
月丸は禁断魔法を奪うための手はずを確認がてら語る

「グリン王子が島から出たのは見たな太陽丸
 いつものように私の魔法で炎を氷に換える その氷で身体を包み―――」
「そこに俺の魔法でグリン王子の映像をはめ込む」
「王子のふりをして近づき―――禁断魔法が使えるという剣を奪ってやるのだ!!
 継承者を殺してな―――」

そして二人が島に上陸し、その作戦を開始せんとする が
「行かせない」 その二人を待ち構えていたのか、背後からシャルロックが姿を現す

「お前達はここで死ぬんだ……!! 竜の呪いに噛みちぎられるんだ………!!」
シャルの宣告に…月丸は手にした松明の炎を氷と変え、冷たく睨みながら返す
「お前が死ね」

村の仇である二人に向け、シャルが飛びかかる!
パンチ一撃で大地を割るその力にはさしもの二人も面食らう
太陽丸の方はその力の源を怨みの力と見て
なんでもシャルはメモリアの人達から、必ず封印解除を狙う者が現れると聞いていたとの事で
ついに対面した仲間の仇に、今こそその無念を晴らそうとするが…
0745粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/22(日) 17:05:35.52ID:???
「可哀相に……」
そんなシャルに向け、月丸は哀れみの表情が浮かぶ…

「私がいけないのだ……私がお前をひとりだけ生かしておいたばかりに
 お前はひとり 悲しみ苦しみ…淋しい思いをしてしまった…
 すまなかったな…今すぐ仲間の下へ逝かせてやろう」

淡々と告げながら両腕に氷の刃を展開する月丸に、シャルもその形相を険しくさせる…
そして月丸の攻撃を回避しながら、反撃の魔法を―――
だがその寸前、太陽丸の咄嗟の妨害により蹴り飛ばされてしまうシャル

「気をつけろ姉様 そいつ今魔法を使おうとした」
「こいつ魔法使いになったのか!?」

(ちくしょう…1対1なら今ので決まっていたのに…
 俺を舐めて不用意に飛び込んできたところを狙えたのに…!!
 でも今でわかったぞ このふたりよりも俺の方がパワーもスピードも上!!)

二人の強敵を前に、シャルは恐れず立ち向かう!
シャルの魔法、ドラゴンスフィアを目の当たりにした姉弟二人も、その凄まじい力には声をあげるが
それでも、自分達姉弟の敵ではないと確信していた

月丸が牽制に放つ氷の刃を、シャルは容易く受け止め握りつぶすが
次の瞬間、その氷が炎に戻りシャルの手から炎が噴出す
突然の炎に怯んだ隙を突かれ、太陽丸のボディブローが突き刺さる!!

(ぐ…… しまった あいつは炎を氷に変換する魔法使い―――
 村の皆はこいつの氷に貫かれ 炎に焼かれたんだった
 何をやってるんだ俺は こんな事でビビッたりして…!!)
0746粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/22(日) 17:06:11.70ID:???
身体と力が膨れ上がっても初戦は子供として、さらに氷の弾幕がシャルに降り注ぐ!
…なぜか月丸の氷は丸くする魔法が通じにくいようで、困惑するシャル
拍子抜けの太陽丸も、さっさとこの戦いを終わらせんととどめを刺しにかかる
その宣言と共に、太陽丸のイヤリングが甲高い音を出すと、二人の幻影が無数に展開される!!

「!!!」(これは…幻を―――!? 幻をつくり出す魔法―――!!)
「姉様のつくり出した氷は そのまま鏡となり俺が幻を作り出す道具となる
 我等姉弟が組めば無敵!! 死ね!!」

そして更なる氷の弾幕がシャルを襲い
体中にその氷が突き刺さりながらも、かろうじて立ってはいたが
もはやシャルは二人を相手に成す術がなく…

(どうしよう……… このままじゃ…このままじゃ………!!!
 なんのために俺だけ生き残ったんだ…なんのためにエンペルドラゴンを食べてこの力を手に入れたんだ…
 全部…こいつらを倒すためだろう…!! 皆の仇を討つためだろう………!!!)

・・・そんなシャルの思いも空しく、月丸が放つ氷の棺桶に包まれるのだった…
太陽丸も余計な時間を食ってしまった、と当初の目的を果たさんとするが
その前にシャルの死体を処理してから…だが、次の瞬間氷の棺桶にひびが入り

「ちょっとひどんじゃない?ふたりがかりでさァ
 シャルロックはこう見えてまだガキなんだぜ いじめんじゃねぇよ」
氷の中から、シャルのものとは違う声が聞こえて来ると共に
その氷が砕かれ…中から現れたのはクリスタベースの参加者、リゼルであった!
0747粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/22(日) 17:06:58.98ID:???
間一髪で助けられたシャルも、どうしてここにとリゼルに問う

「いやー俺も儀式見たくて島に入ったんだ そしたらここでドンパチやってんじゃん?
 こっちのが面白そうなんだもん」
そう語りながら、背後からの月丸の攻撃を、一瞥すらせずアイスランランスで受け止めるリゼル
突然の援軍の姿に、月丸も苦々しい表情が浮かぶ…

その頃メモリア城では…収容された三十指の部屋にリュシカが顔を出す
どうやら収容されたメンバーは全員無事のようで、城の異変は彼女たちの耳にも入っていた
地下に向かった、とのコモレビの証言に リュシカはバレット王の言葉が浮かぶ…

―メモリア城は見えてる部分はほとんど飾りに過ぎないのだ
 真のメモリア城は地下に存在している――― まるで広大な迷宮のようにな
 そこには機密の研究施設や軍事施設があり 古からの魔法資料や道具なども沢山収めてある
 魔法器具を使用不能にする結界発動機もそこにつくった―

王の言葉を思い出しながら…リュシカがエンゼルフェザーを起動させる
起動に成功する自身の魔法に、結界が消えてしまった事を悟るリュシカ 
横でバカとアホがうるさいのは置いといて −ω−)
リュシカは一足先に城に向かったグリンの身を案じる…

…同じ頃、マルチーノを惨殺したはずのコルクマリーだったが
気付けば、その首を切られたはずのマルチーノは無事であり
彼女の前では、逆にグリンが激しく痙攣しながら苦しげに呻く姿があった…
その光景を前に、コルクマリーも困惑気味に呟く
「時間が…戻った…?」

幾多もの動きが重なる中、ミカゼもまた禁断魔法の継承の儀にかからんとするところであった

<続く>
0748マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/22(日) 17:13:38.15ID:???
シャルと月太陽の因縁はここで消化する感じなのか?
0749マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/22(日) 17:47:18.12ID:???
リゼルも参戦するとは思わんかったぜ
トーナメントではほとんど見せ場がなかったから月丸との氷対決での活躍に期待
0750マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/22(日) 18:46:05.30ID:???
やっぱグリンはこうなったか 
でもホントにちょっと戻っただけだとまたすぐに切り殺されるだけだと思うが
その辺はどうなるかなー
0751マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/22(日) 22:24:13.59ID:???
>メモリア城は見えてる部分はほとんど飾りに過ぎないのだ
 真のメモリア城は地下に存在している――― まるで広大な迷宮のようにな

銀英伝のノイエ・サンスーシかな(何
0752粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/24(火) 16:57:54.17ID:xKmIgh6/
*おまけFILE13のメモリア魔法陣まとめに関して
メモリア魔法陣まとめは文字数が非常に多いため全部書き写すのは困難であり
こちらでは省略させていただきます 申し訳ない

マテリアル+パズル
おまけFILE M

【チョー】
A.D.1680 4月現在 50歳
A.D.1630 2月3日生まれ 血液型:AB

[好み]
*好きな物
・写真 ・梅酒 ・冷奴 ・あんバター ・手紙を書くこと

*嫌いな物
・ひとりの夜 ・礼儀のなってない若者 ・カマンベールチーズ

[人生とその目的]
・幼い息子を病気で亡くしてしまう
 その死を受け入れられず まだどこかで生きていると信じていた
 そこをアダラパタに突かれ 三十指に入れられる
・女神に尽くしていればいつか息子に会えると信じ戦い続けてきた
・真っ直ぐな心を持つミカゼに負け、少しずつ目を覚ましていく
0753粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/24(火) 16:58:20.76ID:???
[キャラクターを考えよう]
・メモリア魔法陣の最大の敵キャラです
 弱そうに見えて実は結構やるキャラというのはよくあるタイプですが
 さすがにチョーはバレなかった よかった
・ミカゼにおめんを被せ これを取るのはチョーとの闘いの時だと
 決めてたんですが、長かった長かった 早く描きたかったけどずっとガマンしてました
・普段は表情も口調も変え、本当の力を隠しているが戦闘の達人 魔法を使わなくても強い
 戸塚先生はかなりかっこいいキャラにしたつもりらしいけどどうでしょう

[チョーの魔法]
○鏡 怨身万華鏡 魔法レベル78

・相手の顔さえ写真に撮れれば無敵の魔法となる
・自分のダメージはそのまま相手にダメージとなって伝わる まるで鏡のように
 相手のダメージはもちろん自分には返ってこない
 しかも身の回りの物が傷ついたダメージも相手に伝わる
・他人の痛みをまるで自分のことのように感じてしまう、優しい心の持ち主なら
 さらにそのダメージは大きくなってしまう
・封じるには写真を奪い取り破ればいい
 あるいは近くにいないと効かないので1km以上離れれば無効化できる
・また、性質上ひとりにしか使えない魔法

"画竜点睛"
・魔法ではなくチョーが自ら編み出した奥義
 体中に放った打撃の波を一点で爆発させ内部破壊させる
0754粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/24(火) 16:58:47.96ID:???
【カミッツ】
A.D.1680 4月現在 享年23歳
A.D.1656 11月10日生まれ 血液型:AB

[好み]
*好きな物
・サンマ ・チキンナゲット ・森の動物達 とくにたぬき

*嫌いな物
・かまぼこ ・青のり ・雷 ・雪

[人生とその目的]
・ある国の戦争孤児だった
・剣仙十二客のひとり 幻サイに育てられる
 剣の腕を叩き込まれ、剣仙の称号を継ぐほどの達人となる
 ちょうどその頃、他の剣仙達が殺されたと言う噂を聞き真相を調べる旅にでる
・結局剣仙殺しの犯人であるコルクマリーに殺されてしまう
 剣に生き 剣に死んだ 真の剣士
0755粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/24(火) 16:59:03.90ID:???
[キャラクターを考えよう]
・『1/Nのゆらぎ』に登場した知る人ぞ知るキャラ
 あっちの世界とは全く別次元なので死んでしまわれました
・そんなに出番はないけど重要な役としてカミッツに声がかかったそうな
・1/Nの世界では元気に生きてます あっちはアホだし逆に剣の持てない体ではありますが

[カミッツの魔法]
○剣 ―――ない 魔法レベル 0

・"舞打"<まいうち>
 カミッツの得意技で斬ると言うよりも主に峰で叩く破壊の技
 剣から闘気を四方八方に飛ばす

・"轟天乱馬"<ごうてんらんま>
 剣仙シュダンより渡された砕剣 凄まじい破壊力を誇る
 破壊の力を弾丸にして撃てる
 しかし力を込めれば込めるほど重量が増し使いにくくなる

・多彩な技をもっていたが出す間もなく、全てコルクマリーに奪われた
0756粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/24(火) 16:59:37.15ID:???
巻末にて、ダークアイ・Qが今回は5本の指に関して語る

〔女神の三十指の中でも最強を誇る5人 それを人間たちは"五本の指"と呼ぶ―――〕

○拳 鬼人ジールボーイ
○光 死神ヨマ
○斬 斬り裂きマリー
○盾 守護騎士ナトラレーゼ
○食 魔人ジャンクーア

〔三大神器のように不老不死の肉体を持つ例外を除けば
 こいつら5人は人間の頂点に立つ者達と言えよう

 しかしだ 奴等の魔法はあまりにも強大すぎ
 艦全に究めたと言える者はまだひとりもいないのが現状だ
 奴等がそれを究めし時――― どれほどの力となるかは私にもわからん―――〕

波の荒い岩場の上に乗り、そう締めくくりつつ
……満月の輝く夜空に、何かの鼓動が僅かに響く…


         19巻に (−ω−) つづく
0757マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/24(火) 18:50:04.64ID:???
ナトラレーゼは初めて見る名前だな
盾、って言ってるけどグリやんは普段から引き連れていないから護衛ってわけでもないだろうし
本土防衛が主な仕事だろうか
0759マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/24(火) 20:22:08.93ID:???
チョーさんの欄を見るに、かなり前からミカゼとの対決の構想は練ってたっぽいな
0760粗筋書きの三十指
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2019/12/25(水) 17:11:21.29ID:???
本日も冒頭はダークアイ・Q様のナビゲーションから始まります

〔メモリア魔法陣に優勝したミカゼへの禁断魔法の継承儀式が始まろうとしていた
 禁断五大魔のひとつ 命七乱月――― 一体どんな魔法なのか…少し私も興味がある〕


  第111話|力と意志


継承者ミカゼへの儀式の準備が整い、バレット王もここから先は何が起きるかわからない
しかし激しい戦いを終えて、満身創痍のミカゼの様子にアクアは目をやり…
不意にアクアは、ブラウリーに自分を撃って殺してほしいと言う
存在変換したいとの事だが、流石にブラウリーも困惑 第一自害用の薬が…
だがアクアが言うには、その薬も効かなくなっているとの事で

「マジックパイルの調節がうまくいってなくてね 身体がおかしいんだ
 薬もなんにも効かなくなっちゃった
 モチャが言うには安定期に入る前の症状らしいんだけど………」
「お前達の身体を形作っている星のたまご――― それの力が大きすぎるせいか?」
「たぶんね… でもそれさえ調節できたら―――
 あたし達3人の存在エネルギーをひとつにできたら マジックパイルは完成する

 史上最強の魔法使いが誕生する―――!!!

 あたし達3人の身体が100年前ひとつになったのはきっとそのためだ
 あたしはそう信じてる―――」

M・P<マジックパイル>…その性質は即ち
アクアの魔力とプリセラの身体能力をティトォが使用する、という形を取る
それが本当に可能ならば確かに史上最強、いけるかもしれない、とするジール・ボーイ
0761粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/25(水) 17:11:54.00ID:???
(グリンが禁断五大魔のひとつ ゴッドマシンを所持し
 そしてこれからミカゼも五大魔のひとつ 命七乱月を手に入れる
 そこに俺達やメモリア王国――― そして他の国々の力が加われば 闘える!!
 
 あの化け物達とも互角に―――!!!)

ジール・ボーイもその化け物…三大神器への確かな光明を見い出すのだった


とにかく銃貸して、とアクアがブラウリーの衣服まさぐり −ω−)
だがミカゼがそれを引きとめんとするが、次の瞬間アクアは自身の頭を撃ちぬく…

…そして、アクアからティトォへの変換が行われ
WWフレアでミカゼの身体を万全の状態に整えておくが…ミカゼは気落ちした様子で呟く

「…もう見たくないな…
 ティトォもアクアもプリセラも 皆……俺の前で何度も死ぬ……俺達を守るために
 もう…見たくない……」

そんなミカゼの言葉に、ティトォも優しい笑顔と共にこう返す
「じゃあ今度はきみが守ってくれ
 きみもリュシカも…もうついてくるな なんて言わない
 ぼくとアクアとプリセラを―――守ってくれ」
「……ああ!!!」

ティトォのその願いに、ミカゼも笑顔で応えるのであった
そんな様子をシシメも目にし…薄れゆく意識の中、その力と意志を認められたミカゼに
シシメもその目を細め…もはや思い残す事は―――

「そうだティトォ 師匠も治せないかな 俺よりも重症なんだ!」
「あなたがミカゼの師 シシメさんですね」(シシメにWWフレアかけ
【ほう 炎の回復魔法か めずらしいな おー効く効く】
0762粗筋書きの三十指
垢版 |
2019/12/25(水) 17:12:51.45ID:???
で、無事復活しました  ミ`ω´ミ 完全回復
なんかどうみてもいつものねこな体系になってるけど ミカゼもつっこまないでおく事にしといた
何はともあれ、命七乱月の最終封印、解除の儀式が始まるのであった

島の別の一角では、リゼルを加えたシャルロックと、月丸、太陽丸の闘いが続いていた
リゼルの参戦にこれで2対2、太陽丸も面白くなってきたと声をあげるが

「2対2じゃねーよ 俺ひとりだ ふたりとも相手してやるよ」
不敵な笑みでアイスバーかじりながら、リゼルは二人にそう言い放つ
だがそれには流石にシャルも声を荒げる リゼルは無関係だし二人は強敵、とても彼一人では…
そんなシャルの口をアイスバーで塞ぎながら、リゼルは笑顔で返す

「大丈夫さ 俺強いもん」

…リゼルの態度が、太陽丸の気に触ったかその表情が険しくなるが
リゼルは容易く、太陽丸の頭を踏み台にして そのまま月丸に強襲!!
その一撃が月丸の右腕の氷剣を砕くが、月丸も左手の剣で反撃するも
容易くよけられ、さらに地面に刺さった氷剣を踏みつけ月丸の動きを封じてしまう

太陽丸もその横から姉の救援に向かうが その拳を「ひらり」と避け太陽丸の肩に乗っかる
激昂の月丸がその上のリゼルを切り裂かんとするが
姉上の激しい連撃がうろたえる太陽丸の顔を掠めながら、リゼルはこれも「ひょい」っと飛んで容易く回避

そして地面に着地したリゼルは、自身の魔法「アイスランランス」を発動させる!
地面につきたてた氷槍から波動が走り、咄嗟に太陽丸も「姉様動くなッ!!!」叫ぶが
すでに月丸の顔は氷に包まれ始め…叫び声をあげながら姉上に手を伸ばす太陽丸の腕も凍りつき―――!!
「もらっ た――――」
そしてリゼルの一閃が二人を弾き飛ばした!!
…リゼルの強さにはシャルも目を丸くし…太陽丸も苦悶の表情で
「強い…」と声が漏れでてしまう そんな一向にリゼルも勝気な笑みで返すのだった

<続く>
0763マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/27(金) 08:34:35.11ID:???
お面の残骸なシシメは生き物判定でいいのかこれ?ホワイトホワイトフレアで回復?してるけど
0765マロン名無しさん
垢版 |
2019/12/27(金) 22:42:42.22ID:voOc9VBO
0768粗筋書きの三十指
垢版 |
2020/01/06(月) 21:02:28.14ID:???
埋めちゃっても問題ないですぜ
というか500kb付近だと投下途中に落ちたりする危険があるからどうしてもねえ
0778尊師
垢版 |
2020/02/15(土) 14:13:34.28ID:???
処分
0781マロン名無しさん
垢版 |
2020/02/17(月) 00:43:47.71ID:/WZI7sXA
746ぬくぬく2020/02/14(金) 17:46:05.93ID:???

ももメイド
0788マロン名無しさん
垢版 |
2020/02/25(火) 07:15:34.24ID:C/8wMet1
脱毛クリーム
0790ぬくぬく2020/
垢版 |
2020/02/27(木) 02:15:06.93ID:???
787ぬくぬく2020/02/25(火) 00:37:30.83ID:???
勇者
0795\2,770
垢版 |
2020/03/03(火) 04:32:37.93ID:???
\2,770
0796マロン名無しさん
垢版 |
2020/03/03(火) 06:33:28.22ID:???
無水カフェイン 200mg 大脳皮質に作用して、ねむけを除きます。
0800マロン名無しさん
垢版 |
2020/03/03(火) 22:28:51.84ID:???
34: 名も無き冒険者 [sage] 2008/02/09(土) 17:17:08 ID:hRrsOmdg (5/5)
そして検索には間違いなく百度を愛用する事だろうw
0801マロン名無しさん
垢版 |
2020/03/04(水) 00:37:09.21ID:???
FOREVER 吾妻ひでお 「ななこSOS」のテーマソングを聴きながら
0802マロン名無しさん
垢版 |
2020/03/04(水) 05:25:47.13ID:???
1(中)退職金を注ぎ込んだ
2(捕)目利きから譲ってほしいと頼まれた
3(遊)数千点のコレクションから選んだ自慢の品
4(投)骨董は詳しくないが一目惚れして購入
5(一)美術館に同じものがある
6(左)借金のカタでもらった
7(三)値切りに値切って◯◯万で買った
8(右)希少そうな石なので拾った
9(二)親族応援団が来てくれた
0803マロン名無しさん
垢版 |
2020/03/04(水) 06:41:01.47ID:???
【画像】さいたまのJK、スカートが短すぎるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww(※画像あり)
0804すーぱーのといれ
垢版 |
2020/03/04(水) 12:24:47.94ID:???
2020年3月20日にマヤ暦もインド暦も終焉を向かえて、翌21日に人類は滅亡するらしいです
08104,100
垢版 |
2020/03/09(月) 10:52:57.51ID:???
4,100
0812ギャルゲー
垢版 |
2020/03/09(月) 20:34:02.79ID:???
「現実からの逃避としてフィクションを使うのであればゲームは絶滅してしまう」

プレイヤーを想定しなければゲームは動かない前置き。

えー、今回は喘葉の森さんところのフリーゲーム「Merry X'mas you, for your closed world, and you...」の感想をつらつら書きますね。一部レビューっぽいかも。
0813¥2,730
垢版 |
2020/03/10(火) 11:32:13.86ID:???
¥2,730
0814マロン名無しさん
垢版 |
2020/03/10(火) 20:53:05.25ID:???
7円…急性の下痢による脱水症から子どもの命を守る経口補水塩1袋

13円…ポリオ経口ワクチン1回分

65円…1錠で4??5リットルの水を浄化できる浄化剤50錠

436円…使い捨ての注射器50本 

545円…10リットルの水を運搬・貯水することができる折りたたみ式の貯水容器3つ

763円…ワクチン用保冷箱1個(熱に弱いワクチンを一定の温度に保った状態で運搬できるようにするための器材)

1199円…子どもを持つ親1人分の抗レトロウィルス剤、1カ月分
1199円…栄養不良の子どものために特別に開発された、高カロリービスケット20箱

1853円…使用済みの予防接種用注射器と注射針を安全に廃棄するための箱25個

1万0900円…はしかから子どもを守る予防接種用ワクチン700回分

2万1800円…子ども1人分の抗レトロウィルス剤(液状)、1年分

10万9000円…子ども1人に対する抗レトロウィルス治療、5年分

65万4000円…緊急保健キット1キット

196万2000円…移動式浄水装置1基。1万5000人に安全な飲料水を提供することができる

9600万0000円…一人の先天的な心臓疾患を抱えた劣等DNAを持った子供が一人だけ救われる
0815¥2,640
垢版 |
2020/03/11(水) 12:33:00.06ID:???
¥2,640
0817¥2,448
垢版 |
2020/03/12(木) 10:48:55.22ID:???
¥2,448
08183,840
垢版 |
2020/03/13(金) 12:33:51.22ID:???
3,840
0821マロン名無しさん
垢版 |
2020/03/13(金) 20:28:38.93ID:???
寿司通「寿司屋に行ったときは最初に玉子を食べると職人の技量がわかる」ぼく「そうなんだ」
tp://hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1584087932/
0822マロン名無しさん
垢版 |
2020/03/13(金) 20:29:19.50ID:???
JCぐらいの娘がパンティライン見せつけて歩いてたから後ろついて行った tp://hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1584088806/
0826マロン名無しさん
垢版 |
2020/03/17(火) 00:36:11.57ID:???
3月14日(土)にお送りしたメールマガジン内「しろたさんお誕生日記念」の企画において、一部のお客様より「しろたさん」という名称に関して、個人情報ではないかとのご指摘をいただきました。

メール内での「しろたさん」とは、ニッセン公式キャラクターとして採用している「しろたさん」を指しております。
その「しろたさん」の誕生月が3月であり、「しろたさん」の誕生日を祝い、お客様へのご来店ポイントを通常よりアップした企画をご案内させていただいておりました。

本来であれば、「しろたさん」が公式キャラクターであることの説明を行うべきところ、全く説明がないままご案内をしてしまったことで、個人情報の取り扱いに関するご不安な思いをおかけし、誠に申し訳ございません。
深くお詫び申しあげます。


今後細心の注意を払い、お客様に分かりやすく各種お得な情報をご案内いたします。
引き続きニッセンをご利用くださいますようお願い申しあげます。
0840マロン名無しさん
垢版 |
2020/03/27(金) 20:53:03.49ID:VwE6Z/wi
おとぎ銃士赤ずきん OP「童話迷宮」【高音質】 stereo FULL
0849マロン名無しさん
垢版 |
2020/03/30(月) 22:04:01.14ID:???
異世界への行き方
異世界へ行きたい方、
二次元へ行きたい方。
そんな方の為に行き方をご紹介致します。

尚、全ての物は自己責任でお願いします。
0851マロン名無しさん
垢版 |
2020/03/31(火) 22:23:14.23ID:???
456: 名無しさんにズームイン! [sage] 2020/03/31(火) 22:20:10.50 ID:qLOoXXv30
彡 ⌒ ミ
( ・ω・)またすぐ生えてくるから問題ない
0856マロン名無しさん
垢版 |
2020/04/06(月) 04:38:23.30ID:???
大盛り談議】蕎麦屋で特盛り頼んだら
「量多いですが大丈夫ですか」って言われたから「1kgくらいですか」って聞いたら、
何言ってんだこいつ?って顔されたんだけど、キロ単位くらいないとそんな確認しないだろ。
0858マロン名無しさん
垢版 |
2020/04/06(月) 08:42:36.44ID:???
>>181
ロジハラやめろ

187: 2019/03/08(金) 09:10:10.71

>>181
虫に論破されるまんさん

189: 2019/03/08(金) 09:10:30.72

>>181
サンキュー虫

186: 2019/03/08(金) 09:09:51.34

何でこんなに男を恨むんや
過去に男になんかされたんか

190: 2019/03/08(金) 09:10:31.16

>>186
何もされなかったんやぞ
0859マロン名無しさん
垢版 |
2020/04/06(月) 09:52:20.41ID:???
【動画像】おっさんが一瞬で美少女になれるアプリを中国人が開発 何も信用できない時代へ
0860マロン名無しさん
垢版 |
2020/04/07(火) 05:12:16.54ID:???
Newbie_____最弱。儲かる
Veteran_____Armoredに強いLight
Zombie_____バランスのとれたArmored。打たれ強い
Samurai_____Lightに強いArmored
Sword Man____Armoredに強いArmored
Ninja______Lightに強いLight
Novice______バランスのとれたLight。遠距離
Heavy Sword Man_ややArmoredに強いArmored
Monk_______Armoredに強いLight
Vampire______Armoredに強いArmored。遠距離
Cavalry_____バランスのとれたArmored。速い
Immortal_____Armoredに強いArmored
Mage_______Lightに強いArmored。遠距離
Iron Knight____Armoredに強いArmored
Dread Lord____バランスのとれたArmored
High Lord_____最強
0861マロン名無しさん
垢版 |
2020/04/07(火) 05:12:48.19ID:???
Samurai→Newbie
Ninja→Veteran
Veteran→Zombie
Sword Man→Samurai
Veteran→Sword Man
Samurai→Ninja
Cavalry→Novice
Monk→Heavy Sword Man
Ninja→Monk
Monk→Vampire
Monk→Cavalry
Monk→Immortal
Cavalry→Mage
Monk→Iron Knight
Monk→Dread Lord
Vampire→High Lord
0862マロン名無しさん
垢版 |
2020/04/07(火) 10:18:32.39ID:???
■短縮期間
2020年3月23日(月)〜2020年4月24日(金)

■営業時間
10:00〜20:00
0865マロン名無しさん
垢版 |
2020/04/10(金) 10:39:50.09ID:???
>>798
798: 名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! >(ワッチョイ 239d-8/A1) [sage] 2020/04/07(火) 20:06:51.69 ID:QlEXQ55O0
ヒロイン「匿名チャットの人に会いたい…なんで削除したの…」主人公「その正体、俺だから」元ヒロイン「は?」→ラスボスへ昇格
http://hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1586256960/
0868マロン名無しさん
垢版 |
2020/04/11(土) 17:26:53.83ID:???
聖痕のクェイサーのフルカラーエロ同人キター!巨乳で美乳は神wwwwwwwwwwwwwwwwwww
0873
垢版 |
2020/04/15(水) 16:07:51.48ID:???
かみさま
0874マロン名無しさん
垢版 |
2020/04/16(木) 18:36:47.21ID:ZV1+BfZ8
腐女子
0880マロン名無しさん
垢版 |
2020/04/19(日) 20:45:47.08ID:???
今、自分の目に ぎょうさんの未来
全てを輝かしよる

弱気な人は好かん 青空裏切らへん
夢見る前にウチも 飛んで行きたい
心のオルゴールが 開きよる響きよる
ちょっとずつの幸せ 勇気も奏で出すねん

今、オノレの目に ようさんの未来
言葉は 永遠のシグナル
挑戦する根性を忘れたらアカンで
愛は宝石より 全部を輝かしよるさかいに
0882マロン名無しさん
垢版 |
2020/04/20(月) 02:14:29.07ID:???
がんばって怪奇現象に触れようとする回答者ですが、
何も起きないことを証明してしまったようです。現在でもTwitt
rなどで『ツナカユリコ』の話題が出ることがあるようですが、数々の
ットにより都市伝説の伝播する速度が上がったと同時に、消化スピード

も上がってしまったようです。といっても、今後さらにパワーアップし
た『ツナカユリコ』が登場する可能性もあるでしょうけども。


そんなわけで、時系列順に『ツナカユリコ』の都市
伝説を追いかけてみました。どういう都市伝説なのかがおわかりいた
だけたかと思います。最近までボクがこの話を目にする機会がなかっ
たのは、この話があまり怖くないため、伝播していなかったことが理
由なのではないかと推測しています。
0883マロン名無しさん
垢版 |
2020/04/20(月) 03:22:28.97ID:???
>>4
15: マロン名無しさん [sage] 2020/04/11(土) 01:17:20.16 ID:??? (14/124)
リーゼロッテ(ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん)

↓名前が作品のタイトルに入ってる
0884マロン名無しさん
垢版 |
2020/04/21(火) 13:51:09.19ID:???
無知覚戦闘可能:
知覚による攻撃・干渉に対抗するための能力。
「何を攻撃するのか」ではなく「どうすれば自身に対するマイナスを消せるか」を
知ることによって、相手を知覚せずに戦闘することが可能。
会話時など以外では常に使用している。
0885¥4,098
垢版 |
2020/04/23(木) 11:29:45.61ID:???
11:53¥4,098
0892ぬくぬく
垢版 |
2020/05/04(月) 05:44:15.15ID:???
ゆうこ
少女の望まぬ英雄譚
0899マロン名無しさん
垢版 |
2020/05/14(木) 07:56:44.91ID:???
赤石アキト(&#128140;お手紙はこちらまで)
716

お世話になっております、赤石アキトと申します
精一杯頑張りますので宜しくお願い致します
0900マロン名無しさん
垢版 |
2020/05/14(木) 23:45:10.54ID:???
816: 名も無き冒険者 >(ワッチョイ 9b92-evYS) [sage] 2020/05/14(木) 18:56:09.61 ID:YAG9XA4F0
PPP
鬼/騎MS=天/野/奈/々GM

アルパカ
R/e/y/oMS
鬼/騎MS

富の例の事件の犯人の一部
他社でも登録済みなので要注意!
0901\3,150
垢版 |
2020/05/15(金) 05:43:22.56ID:???
\3,150
0902
垢版 |
2020/05/15(金) 14:26:41.44ID:???
BNE】バロックナイトイクリプス ウォッチスレ13
0905¥3,400
垢版 |
2020/05/18(月) 11:33:48.55ID:???
¥3,400
0907マロン名無しさん
垢版 |
2020/05/19(火) 18:32:16.99ID:???
お届け予定は12:57ごろです。

交通事情等でお届けが10分ほど前後する可能性がございます。
注文番号 2678159314
店舗 バーガーズカフェグリル フクヨシ 三鷹吉祥寺店
お支払金額(税込) \3,852
付与予定 17pt
0908マロン名無しさん
垢版 |
2020/05/19(火) 18:33:18.45ID:???
まさかの自傷行為推奨!
『マイナス思考をすると罰(輪ゴムによる痛み)が与えられる事を体に覚え込ませ、思考回路を変換する』

何ですかこの新手の認知行動療法は。しかも罰って……
0909yy
垢版 |
2020/05/20(水) 11:46:42.59ID:???
13:10
¥3,270
0910マロン名無しさん
垢版 |
2020/05/20(水) 17:01:33.32ID:???
ランキング3位:EGG CRATERエッグ クレーター
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敷きつめられた多面体突起が、ゴロゴロとしたワイルドな刺激を生み出します。それぞれの突起は吸盤のようにくぼんでおり、ローションの絡みつきも抜群。360度から強烈な快感が襲います。
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仕様 使い切り,付属ローション入り
男性の口コミ
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多面突起のゴロゴロ刺激&多面体突起が、強めの刺激を生み出してくれて、それぞれの突起が吸盤のように窪んでいるから、ローションの絡みつきも抜群で、上下運動だけではなく回転運動でも気持ち良かった。
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ランキング2位:EGG WAVYエッグ ウェイビー
WAVY[ウェイビー]
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仕様 使い切り,付属ローション入り
男性の口コミ
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ヒダヒダが全体的に包み込む感じが安心感があり、ゴツゴツもしないのでまったりプレイ出来る所が良いです。肉肉しさがあると言うか本物っぽい。突き詰めてくと定番が良いなと思います
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ランキング1位:EGG SHINYエッグ シャイニー
中央に位置するスクリュー突起が縦横無尽に動くことで、 ゴリッとした強烈な刺激が生まれます。 さらに連続する放射型のリブはエッジーな刺激を実現。 ワイルドな快感が絶え間なく襲いかかります。
画像出典:TENGA
0912マロン名無しさん
垢版 |
2020/05/21(木) 17:49:09.67ID:???
908: 公共放送名無しさん [] 2020/05/21(木) 17:46:05.29 ID:CTa9cWKb (5/6)
>>808
酒は百薬の長なれど、万の病は酒より出ずる
(´・ω・`)
0913マロン名無しさん
垢版 |
2020/05/23(土) 23:48:33.06ID:???
ツイッターで見つけた最強のライフハックは「4-7-8呼吸法」というもの。

4秒かけて鼻から息を吸い込み、
7秒間呼吸を止め、
8秒かけて口から息を吐く

を3セット繰り返すだけで一瞬で眠れるようになった。

騙されたと思ってやってみてください。
どんだけ夜更かししても一瞬で眠くなるから。
0914マロン名無しさん
垢版 |
2020/05/24(日) 00:02:38.65ID:wOPg3PU6
おう
09152,060
垢版 |
2020/05/26(火) 11:09:43.18ID:???
2,060
0919マロン名無しさん
垢版 |
2020/05/28(木) 23:02:21.25ID:???
40Xエラーは「お前が〇〇エラー」で50Xエラーは「俺が〇〇エラー」

400「お前は何を言ってるんだ?」
401「お前は許可貰ってから来い」
403「すまん、お前には見せないわ」
404「お前の求めてる物はここには無い」

500「俺は今調子が悪い」
502「俺は変な物受け取ってしまった」
503「俺は今忙しい」
09203,142
垢版 |
2020/05/29(金) 12:04:48.88ID:???
3,142
09223,870
垢版 |
2020/06/02(火) 12:29:13.20ID:???
3,870
0923マロン名無しさん
垢版 |
2020/06/02(火) 14:56:43.55ID:???
モニーク侯爵家に神のお告げにより産まれた「アリスティア」
未来の皇后として育てられた彼女だが、ある日異世界から やってきた少女「美優」の出現で皇后ではなく皇妃として 迎えられることに…
そんな中反逆罪に問われ心血を捧げた甲斐もなく儚く散り逝くのだが…
目覚めたら9歳の自分に転生!?
転生した「アリスティア」の残酷な運命は繰り返されるのかーー!

『捨てられた皇妃』The Abandoned Empress
�iNA, Yuna 2017 / D&C MEDIA
0925マロン名無しさん
垢版 |
2020/06/06(土) 00:53:29.14ID:???
超世界転生エグゾドライブ -激闘!異世界全日本大会編-
0930
垢版 |
2020/06/09(火) 18:25:54.90ID:???
長いのにうんちつく
人形将棋
ウォルペ
旅先で自転車
0932マロン名無しさん
垢版 |
2020/06/10(水) 05:53:46.52ID:???
高見・恵令奈 (p3p006237)
[2018-07-15 14:59:51]
・・・初めまして、だよね。あたし恵令奈。高見恵令奈だよ。
あの福知山線脱線事故で脱線した快速列車を運転してた運転士がこっちに転生した姿なんだ。わかるー?
0935マロン名無しさん
垢版 |
2020/06/13(土) 23:14:22.78ID:???
927マロン名無しさん2020/06/07(日) 20:08:27.28ID:???
ドキュンサーガ更新
0937マロン名無しさん
垢版 |
2020/06/16(火) 21:59:27.23ID:UiAuKzNR
フレイザー錯視
0938マロン名無しさん
垢版 |
2020/06/17(水) 04:06:19.03ID:???
935マロン名無しさん2020/06/13(土) 23:14:22.78ID:???
927マロン名無しさん2020/06/07(日) 20:08:27.28ID:???
ドキュンサーガ更新
094019:00
垢版 |
2020/06/18(木) 02:11:06.34ID:???
19:00
0941マロン名無しさん
垢版 |
2020/06/18(木) 21:26:26.82ID:???
935マロン名無しさん2020/06/13(土) 23:14:22.78ID:???
927マロン名無しさん2020/06/07(日) 20:08:27.28ID:???
ドキュンサーガ更新
0942マロン名無しさん
垢版 |
2020/06/18(木) 21:26:55.54ID:???
938マロン名無しさん2020/06/17(水) 04:06:19.03ID:???
935マロン名無しさん2020/06/13(土) 23:14:22.78ID:???
927マロン名無しさん2020/06/07(日) 20:08:27.28ID:???
ドキュンサーガ更新
0945
垢版 |
2020/06/20(土) 16:56:31.41ID:???
タバコ違法マスクして吸う
3蜜狭いトイレ警官吸わない
エンディング回収イケメンではない三人
0946
垢版 |
2020/06/20(土) 16:56:51.54ID:???
鉛筆折れる
0949マロン名無しさん
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2020/06/22(月) 23:45:38.15ID:???
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怒らないでマジレスしてほしいんだけど

1 :名無しでいいとも!:2008/08/18(月) 13:13:30.47 ID:jEpF2nxd
なんでこんな時間に書き込みできるわけん?
普通のひとなら会社や学校があるはずだけどん?
これしったら親悲しむぞ、現実みようぜい

2 :名無しでいいとも!:2008/08/18(月) 13:14:02.58 ID:PrnHZjDB
>>1
おい、クズ。頭おかしいんじゃねえの? TV実況に糞スレ立てんなや。邪魔だろうが。
何を実況するのか説明してみろや。勘違いすんなクズニート。死ねカス。
0950マロン名無しさん
垢版 |
2020/06/23(火) 05:04:01.22ID:???
悶十郎(もんじゅうろう)
「覚悟のススメ 特別編・絶頂天狗剣の巻」
0951マロン名無しさん
垢版 |
2020/06/23(火) 12:24:57.98ID:???
やり方は簡単で、蝶結びをしてから、左右の輪をさらに固結びするというもの
0952マロン名無しさん
垢版 |
2020/06/23(火) 12:27:12.58ID:???
PPバンドのつなぎ目をひっくり返し、重なっている部分を剥がす」というもの
0961マロン名無しさん
垢版 |
2020/07/01(水) 20:54:43.05ID:???
望美のウンコは くっさいで〜! ブ〜リブリったら ブ〜リブリ!
0963
垢版 |
2020/07/03(金) 05:29:34.44ID:???
暗号平成
0967マロン名無しさん
垢版 |
2020/07/05(日) 21:01:51.62ID:???
夕季(ゆき)ちとせ@AV女優
@saegusa_yura
2014.9~七草ちとせ,2016.6~由來ちとせ,2020.4~夕季ちとせ,
あと何回名前変わるんでしょうか笑
0968マロン名無しさん
垢版 |
2020/07/05(日) 21:58:48.03ID:???
ティナ・ルウ(人狐・f19073)
だいろくりょうへい
第六猟兵
0970
垢版 |
2020/07/06(月) 23:30:21.44ID:???
>>965
> ドキュンサーガ更新
09763,196
垢版 |
2020/07/15(水) 12:35:15.45ID:???
3,196
09782,861
垢版 |
2020/07/17(金) 13:48:37.86ID:???
2,861
0980s
垢版 |
2020/07/19(日) 22:32:55.64ID:???
s
0984かに
垢版 |
2020/07/21(火) 23:42:59.22ID:???
ちっこい
0990ああ
垢版 |
2020/07/26(日) 15:46:29.28ID:???
だいぶまえ髪
0997うめ
垢版 |
2020/07/27(月) 23:33:42.56ID:???
0998fawtarta
垢版 |
2020/07/27(月) 23:37:43.81ID:???
tsたsaarrarafayyast
1000マロン名無しさん
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2020/07/27(月) 23:54:47.32ID:???
うめええええええええええええええ
;fじゃいお0ちgqかー0tが
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