からくりサーカス 連載中 からくり二体目
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週間少年サンデー 1997年32号にて連載が開始された「からくりサーカス」
この漫画について色々語りましょう
なお、この作品は人形繰りの技術を駆使することで、１日一話のペースで連載されるようです
たまに操り損ねて変な時期に休載したり合併号になったりすることもありますが気にしないでね
※注意※
連載中スレとは連載終了した漫画作品を第１話～最終話まで順々に、
『現在連載されているもの』つまり現在進行形で語り合うスレです。
●ただし、あらすじは単行本基準で進行していきますが、
●まれにページが多く、やむを得ず同シナリオでも複数に分ける場合があります。
●（「第1話・A」とか「第2話・前」等）
●スレ住人から教えられた場合は別ですが、この場合、
●区切りのいい所や一定のページで一旦切り上げる場合があります。ご了承下さい。
ネタバレ発言はご法度。現在明かされてる情報のみで語り合いましょう。
連載中スレにそぐわない話は楽屋裏スレで行いましょう。
次スレが立ったら or 連載終了して合図があったら楽屋裏！ 現代に戻って好き放題に語り合え！
関連スレ等
前スレ
からくりサーカス 連載中
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/csaloon/1513585292/
連載中スレの楽屋裏 第34幕
http://tamae.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1358072497/
連載中スレまとめ
http://rensaimatome.blog.fc2.com/
連載中スレ過去ログ倉庫（更新停止中）
http://rensai.nobody.jp/ そろそろ金網ドームの内側を走るバイク乗りが加入しそう
というかあとサーカスって言ったらそれしか知らん 作者の別作品からティートリーな友情出演で某バイク乗りが⁉ってなったら盛り上がる ヴィルマはともかく三牛親子の二人もデレるのがはやいｗ
サーカスの方はなんだかんだで展開が早いな
もう２つ、３つくらい小さいお話挟んだらフルメンバーの初舞台も近そうだ 三牛はもはや人が入れ替わったかのような変わりようで境界性な心境の変化がよう分からん つい体がうごいて、やっちまった～みたいなのは鳴海兄ちゃんでもうやったしな
もうちょい葛藤みたいなのが欲しかったのも確かだが まぁ時間割いて掘り下げたところで人気が出るようなキャラでもないし…ocn からくり～銀の煙
第１幕
開幕ベル
外国の何処かにて、満月の下、銀色の煙が舞う
その立ち込める銀色の煙を放つのは、機械仕掛けの人形たちが属する『真夜中のサーカス』
真夜中のサーカスのテント内部には、テントを支える鉄塔の下、踊る一人のオートマータの姿があった
〔フランシーヌ様のため 今宵もいい晩だな〕
老人の姿をしたオートマータ、パンタローネはそう呟き…
そんな彼に声をかけるのは、占い師のような怪しい風貌の老婆、アルメンドラ
なんでも彼女が、真夜中のサーカス最古の四人のうちの一人、パンタローネを呼びつけたそうで
アルメンドラが言うには、我ら『真夜中のサーカス』の向かう方向が占えた、とのことだ
その言葉にパンタローネも了解すると…不意にアルメンドラが含み笑いを洩らす
〔何か面白かったか？その仕草か？〕
「違うさパンタローネ あんた達はいつもフランシーヌ様を笑わせることを考えてるね
あたしが笑ったのは、自動人形＜オートマータ＞のサーカスが占いで行き先を決めておるなんて、
人形破壊者『しろがね』達もよもや知るまいと思ってさ
ま、だからこそこんな身寄りも無い、目の不自由な人間の婆を、
あんたらが生かしてるんだろうがね…ひゃひゃ」
どうやらアルメンドラ自身はオートマータではなく普通の人間のようだ
とはいえ占いで行動を決める程度では、フランシーヌ様を笑わせるには程遠いとするパンタローネ
…もう７０年にもなる、と呟くアルメンドラは
世界中を駆け回った真夜中のサーカスの旅も終わりに近づいているのだろう、とする
〔ああ…すべての人間はもうじき動かなくなる
今宵はいい風が吹いてる 気流に乗って、ゾナハ病はこの国のすみずみにまでとどくだろうよ〕
真夜中のサーカスの楽隊たちが奏でる音楽とともに、ゾナハ病の元となる銀色の煙が広がっていく… 旅が終わっても、アルメンドラは生かしておいてやるとするパンタローネ
老い先長くない身だがそれでも感謝の言葉を上げるアルメンドラ
とはいえアルメンドラでも、フランシーヌ様の笑わせ方と『柔らかい石』のありかはつかめないそうな
〔いいさ 『柔らかい石』の容れ物の人間を探すためのゾナハ病なのだ
そして『柔らかい石』が見付かれば、それから生成される『生命の水』を体内に入れ、
我々、自動人形＜オートマータ＞はフランシーヌ様と同じ心を持てる〕
パンタローネがそう語り…そして真夜中のサーカスの、外に突き出した鉄塔の上では
女性のオートマータ、コロンビーヌの姿があった
〔行きなさい 行きなさい うふふ…人間達に病の贈りもの
私の 大好きな…むし コロンビーヌのむぅし！うふふ…〕
妖しい笑みを浮かべながら、その煙を操るかのようなコロンビーヌ
…銀色の煙をよく見てみると、その中には不気味な虫のようなものが大量に敷き詰められていた…
と、サーカスの広間にはアルレッキーノとドットーレもその場に姿を見せる
ちょうどいい、とアルメンドラは昔からの占いの掛＜サイン＞がまた出た、と告げる
〔ふん、アルメンドラ また、その占いかね〕
〔アルメンドラ、そのようなことはとても考えにくいのだよ〕
「でもねえ人形達よ 幾十回 幾百回占ってみても、同じ掛＜サイン＞が出るんだよ
人のサーカス団が、人形に禍をもたらすだろう
人のサーカスには、関わるでないよ、人形達よ」
そう告げるアルメンドラ 真夜中のサーカスは怪しい唸り声のような風の音を響かせ…
・・・そして場面は、日本のサーカス団の一つ、仲町サーカスへと移る… という訳で夜も更けた頃、仲町サーカスの寝床では
勝がしろがねにぴったり抱きしめられて顔まっかにしておりました
さすがに寝れないと勝も声をあげる
どうやらしろがねのほうはまだ勝を狙っているのではないかと、ヴィルマを警戒しているようだった
だがヴィルマも自分を助けてくれた、とする勝
たしかにしろがねに、ナイフを投げて殺そうとはしたが…苦悶の声を洩らす勝
「弟さん…ゾナハ病で亡くなったんだってね…」
「そう聞きました」
その言葉とともに、二人の脳裏に浮かぶのは…ある一人の、ゾナハ病を患っていた青年の姿…
そして二人は、ゾナハ病の治療法が早く見付かればいいのに…そう呟きその表情が曇るのだった…
―――さらに場面は変わり…
そこには、鬼気迫る憤怒の形相を浮かべる、ナルミの姿があった
ナルミが今いるそこは病院のようで、看板にはゾナハ病の特別治療病棟と書かれていた
そしてナルミの手には、くまさんのぬいぐるみがあり…
「あれがゾナハ病さ 我々『しろがね』は『柔らかい石』を探し、
自動人形＜オートマータ＞を倒さねばならない」
「『柔らかい石』……だと…そんなモンあとまわしだ
…自動人形＜オートマータ＞め！
自動人形＜オートマータ＞め…… ぶっ壊してやる！！」
オートマータ達に向けて、ナルミは業火の如き怒りを燃やすのだった…
＜続く＞ http://www.sanspo.co...040219090006-n1.html
「南側（韓国）で主犯とされている者が私、金英哲だ」。
２０１０年に朝鮮半島西方で韓国海軍の将兵４６人が死亡・行方不明になった哨戒艦沈没事件で、
沈没を主導したとされる北朝鮮の金英哲・朝鮮労働党副委員長が２日、訪朝中の韓国記者団の前に現れ、こう自己紹介する一幕があった。
韓国の代表取材団によると、記者団は１日に韓国芸術団の公演を取材した際、会場への入場制限を受けたと抗議。
これに対し、北朝鮮側から釈明のため記者団の宿泊先に現れたのが金氏だった。
金氏は平昌冬季五輪閉会式に出席するため２月に訪韓した際、将兵らの遺族や保守層から強い反発を受けた経緯がある。
金氏は２日、取材制限について記者団に謝罪。公演を観覧した金正恩党委員長の身辺警護チームとの調整が不十分だったと説明し、
再発防止を約束したという。（共同） うへー・・・人の面した虫がびっしり集まってるシーン、背筋にぞわぞわ来る
でもあの虫が病の元なんだとすると、本質的には寄生虫みたいなもんなのか、ゾナハ病 あんなアルビノ美女とワンセックス三昧の勝羨ましいのぅ・・・ ゾナハ病の元ネタって結構気になるな
西宮市の風土病っぽい雰囲気はあるが 仲町サーカスと真夜中のサーカス、しろがね達は今後どう関わってくるのであろうか
もうちょっといえば「からくり」と「サーカス」がどう重なりあうのか、と言う感じで
ふつふつと大きな物語が動き始めた感がありそうな回であった 日常編からシリアス編にようやく移行しそうだな
ニュースキンなオートマタの新キャラはもう出ないんかな オートマータは敵でいくらでも出せるけど、重要そうな位置のやつだとどうだろな
むしろそろそろ新しいしろがねの仲間が欲しい しろがねのハーレムでハーパライフ暮らしの勝との対比で
鳴海の悲惨さが増しそう… 無粋だと分かってるがサーカスよりは漫才師の方が関わっちゃダメな連中に思えてならない どっちもリアルでいったら戸籍の背乗りとかしてそうな連中だし 第２幕
アメリカへ
冒頭、とある町にてしろがね達はオートマータとの戦いの最中
だがなにやらナルミの動きが鈍い、ギイにも手こずる相手じゃないと叱責を受けつつも
オートマータが仕留めにかかるのを
「せえのォ！！」の叫びとともに、ナルミの一撃がオートマータの首と胴を両断する！！
どうにか勝てたが、ナルミの戦いに精彩が無い事をルシールとギイの二人も告げる
しかしもうオートマータとの戦いも１２回目、もはや彼らとの戦いに慣れてないともいえないだろう
それでなくても戦う以外に能のない男、なんてギイも笑い声を上げる
その言葉にナルミも怒りをあらわにするが…
「じゃ、おまえに何か夢でもあるのか？
何かの職につくとか何をしたいかとか、そんなものだ」
「…… 強くなりたい…」
「ほらな！ やっはりおまえは、戦いしか頭にないんだよ
それが、戦いを上手にできないでどうする？」
…ギイの言葉にナルミも少し苦い顔を浮かべるが…
ナルミはふと、「これでいいのか」と、自分の中にある迷いを語る
エリ公女の事件から一ヶ月、『柔らかい石』を求め各地を転々としていた
その途上、どこかしらでオートマータと戦っていた それは文句はない、のだが…
だが国を回りヤツラを壊し『柔らかい石』を探している、そんな自分達の行いに疑問が浮かんでしまう
その疑問に、ルシールはそれが『しろがね』の使命であり生きる意味だと返すのだった
彼女は二百年、ギイは五十年、そのキリの無い相手との戦いをひたすらに続けてきた
自分達の戦いにキリなどない… その言葉に、ナルミも僅かにその表情が強張る… と、なにやらルシールが携帯で何者かと連絡を受ける
どうやら次の目的地が決まったそうで、自分たち以外との『しろがね』にも会えるとの事で
次の行き先は、先月にゾナハ病で壊滅した一つの町
町にはオートマータの本部『真夜中のサーカス』を示すビラが残されており
さらに住人の誰かが『柔らかい石』に関して何らかの情報を得たと言う
さっそく一行はその現場、アメリカのイリノイ州、グリーンタウンへと向かう
そして辿り着いた一行が見たのは、ゾナハ病に冒されゴーストタウンと化した町であった…
寂しい風が吹きすさぶその町に、ナルミも寂しげに沈んだ表情が浮かび
そしてルシールも、その手に『白銀』のマスクを握り締める…
続けて一行が向かうのは、ゾナハ病の患者専用の治療施設
先ほどの町の患者もその施設に収容されたそう、そこで現地の『しろがね』と合流し
『柔らかい石』の情報を聞く、という流れになるだろう、と語るギイ
…自分もゾナハ病だったことを考えると、気が進まないとぼやくナルミだが
「私だってそうさ」「何を言っている！僕もだ」
「あ、そうだっけ；」
という訳で、一行がその大規模な治療施設へと辿り着く
だがその刑務所のような物々しい警備にナルミも少々不信感があるようで
それに関してこの厳重な警備の理由をギイが説明する
「ゾナハ病は最高極秘だ 町が全滅するほどの感染率とスピード…病根は今もって特定できない…
そんな病が国内で発生していると知れたら、おしまいさ
パニックや宗教的狂騒が、社会を間違いなく崩壊させる」
「ま、時間の問題さね… 隠し通せるもんでもないよ」 ……その入り口に差し掛かったところで、ナルミがなんだかしりごみしてしまう
辛い病気で苦しんでいる人に『柔らかい石』の情報を聞くなど気が進まないが
そもそもそれが自分達の仕事、と二人が無理矢理ナルミを入り口に押し込んだ
自動ドアに変顔になりながら押し込まれながら、ゆっくりドアが開かれ…
次の瞬間そこに子供達の笑い声が響く 笑い声を上げる子供達の姿にナルミも少し困惑
「多くの子供に話を聞くためには、分担しなければな
この子供達が、おまえの受け持ちのゾナハ病患者さ」
と、そこにくまちゃんの人形を抱えた女の子がとことこ近づき
さっきの顔もっかいやって、と上目遣いでおねだり
ナルミもその言葉にそれっぽく変顔を披露すると、また子供達の笑い声が響き渡る
そこにこの治療施設の研究責任者、レイフ・バンハートがナルミに笑顔で挨拶
「話は、お仲間からうかがっております 目撃者から手掛かりを得たいとのことで」
その言葉とともに、その場に姿を見せたのは…
黒衣に身を包んだ、どこか威圧的な雰囲気を纏わせるサングラスの男であった
その姿に子供達からも少し脅えた反応が浮かぶ…この男が新たな『しろがね』なのであろうか…
＜続く＞ http://japanese.join...icle/248/240248.html
韓国の文正仁（ムン・ジョンイン）大統領外交安保特別補佐官が３日、
朝日新聞に掲載されたインタビューで日本の北朝鮮政策について言及した。
文氏は韓半島（朝鮮半島）問題で日本が疎外される、
いわゆるジャパンパッシングに対する懸念について「なぜ日本政府が視野の狭いトンネルビジョンに陥り、積極外交をしないのか理解に苦しむ」とし「大国として責任あるリーダーシップを発揮できていない」と指摘した。
続いて「韓国は日朝首脳による会談も歓迎する」とし、北朝鮮の非核化が実現すれば重要になるのが米朝、
日朝の交正常化だと明らかにし、「過去の請求権問題などを含め、北朝鮮に経済的なインセンティブを最も明示的に与えられるのは日本だけ」と述べて、
日本の積極的な北朝鮮外交を注文した。 ニューしろがね、クールなたたずまいが格好いいな
これはなかなかの強者の気配 ナルミは悲惨な幼少期の過去を背負ってるだけに
投影性同一して見れる分、この手の児童施設と相性いいキャラだな つーかまだギイにすら目立った戦績がないんだよな、雑魚散らしばっかで
そのあたり考えると、この新しいしろがねの扱いが不安になってくる ギイは雑魚そうにみえても
しろがねと勝抜きの仲町サーカスを●焼きできるぐらいには強いはず・・・ それは流石に、所詮はただの零細サーカス団だし（；
というかＡＲＭＳの隼人みたいにかませでもいいからもうちょっと自己主張が欲しい
隼人も最近は覚醒しで第二の主人公じみてきたけど しかし変に個性出すとキャラ崩壊しかねんし
スペクトラムなバランス調整が難しいキャラだな人形らは 前回ラストをみるとこのくまちゃんの子は間違いなく死ぬな 鳴海達が割とあっさり倒せるようになってきてるけど
無名のオートマータの強さってパーソナリティに一律なんかな 第３幕
ゾナハ病棟
[アメリカ イリノイ州立レイ疫病研究所 病棟区画]
ここを訪れたナルミ達は、現地のしろがねと合流するが
サングラスのしろがねは遅刻した一行に何をしていたのか問いただす
グリーンタウンのほうに向かっていたとルシールが答えるが、それを感傷的な行動と一蹴する
サングラスのしろがねの態度に、いやな奴だと少々不信感を覚えるナルミだが
「いきなり文句を言って悪かった ゾナハ病の子達のために一刻も無駄にできないのでね」
「…い…いや、こっちこそ、遅れて悪かった」
（なんだ…けっこうイイ奴じゃねーか）
そのサングラスのしろがね、ジョージ･ラローシュの言葉にナルミも印象を改める
と、ひとまず子供達とは今日は顔見せだけで一旦別れる事に
ギイのほうは、ナルミは新しい看護人だと話をつけているそうで
そのほうが『真夜中のサーカス』の情報を聞き出しやすいだろう、との事だが
ひとこと多いんで顔面踏みつけられた
…そこにくまちゃんを抱きかかえた少女がナルミに声をかける
くまちゃんもよろしくとの少女の言葉に、ナルミも笑顔を向けるのだった
「なんだ…刑務所みてえなトコ想像しちまってたよ
子供達は案外元気だし、医者や看護婦さん達はやさしいし、けっこういいじゃねえか」
「……そう思ってるのは、おまえだけだよ」
・・・子供達がその場から去ると、職員達は突然しろがね達に不信感…
いや、敵意すらみせる眼差しを向ける… その態度にナルミも困惑
声を荒げるナルミを押さえて謝罪するルシールだが…
バンハート博士も苦々しい表情を浮かべ、君たちも失礼だと返す 「ここのスタッフは全員、『しろがね』がゾナハ病をばらまく、謎の集団を追っていること…
昔から国境を越えて活動してきたことも知っている
君達に協力することが、協定を結ぶ国の義務だということもな
ただし、これだけは知っておいてもらいたい
私達が、必ずしも君らに好意を持っていないことを」
さらに黒人の研究員、ピーターが声を荒げる
『しろがね』達が長いことかかっていながら、ゾナハ病をばらまく奴等を捕まえることができたのかと
彼らを責め立てるピーター しかしサングラスのしろがね、ジョージは淡々とピーターの肩を掴み
あなた方も、ゾナハ病の特効薬を、子供達のために作って欲しいと告げる
その態度にピーターも食ってかかりそうだったが、それをバンハート博士が止める
ここの子供達に聞く事があるなら、早くやって一日も早く出て行って欲しい、とする博士
…子供たちのいない所では態度がまるで違う職員に、ナルミも悪態をつくが
そんな彼に、ギイはたった一言、告げる
「ナルミ、一つ言っておくべきだった ここは地獄だ」
それからナルミ達と子供達との生活が始まった
小児病棟に収容されてる子供は現在、約二千名 うち八百名がグリーンタウンの被害者
ナルミの役目はその子から『真夜中のサーカス』の目撃証言を聞く事である
ナルミは元より、ギイとルシールも子供達に優しく接していた
ここの子供達は、何らかの方法でゾナハ病の症状を抑えてるようで、一見すると普通の子と変わらない
看護婦達も子供たちの前では笑顔を見せるものの、ナルミ達しろがねには無愛想であったが
それでも、ゾナハ病の症状を抑える職員にはナルミも嫌な感情は持たなかった
そんなこんなでここに来て５日、すっかり自分の仕事を忘れかけていたナルミ
とはいえしっかり話は聞いているそうだが、今の所当たりはない様子
ギイとルシールも今の所、有力な手掛かりはつかめていないようだ
…子供達と仲良く接するナルミの姿に、ギイもルシールも苦言を呈する
「ここにいる間は、誰も抱きしめちゃいけないのだよ…ナルミ」 その表情を険しくさせて、ルシールはナルミにそう告げる…
しかしナルミはそんなルシールの言うことが理解できない様子で
言ったそばから子供達みんなを満面の笑みで抱きしめるナルミ
笑顔とともにその場を後にするナルミと子供達
…そんな姿に二人は何も言わず…ルシールは静かにタバコの火をつけた
夜も更けた頃、ようやく子供達も寝付いたようでナルミもひと息
すっかりそれぞれの子供達のことも覚えたナルミは、子供はどこでも変わらないと一人笑みを浮かべる
・・・と、そこに施設の一室から声が聞こえてくる
ナルミが部屋を覗くと、そこにはおびただしい涙を流す看護婦の姿があり…
そして看護婦は涙とともに、大量の薬をひたすらその口にかっこんでいく
流石にその姿にナルミもとまどう そこにもう二人ほど、職員がその部屋に入り込もうとして
ナルミも咄嗟に物陰に隠れてしまうが…
「へへ…まさかよ まさか…州立の病院でよ そうだよ、カルーく確かめりゃいいのよ」
ちょっと笑顔が引きつりながらも、風邪薬でもないかと部屋に入るナルミだが
そこには虚ろな表情で自らに薬を打つ、先ほどの職員の姿があった…
翌朝になり、一気にこの施設への不信感が強まったナルミはバンハート博士に直談判
だが薬漬けの医者達の件を、バンハート博士はそれがどうした、と返す
職務の遂行のために必要なこと、と淡々とつげさっさと出て行けと冷たい態度の博士
…博士が見つめるガラスの向こうには、ジョージと子供の姿があった
が…さながら尋問のようなジョージの態度にナルミも困惑 そして職員達もその態度に苦々しい表情が浮かぶ ≪答えな、おまえも長いことないんだ どうせなら…役に立ってから死にな≫
・・・その言葉がナルミの逆鱗に触れた！！
ガラスを蹴破り、ジョージの顔面に鉄拳をぶち込む！！
しろがねもここの職員も、まともな奴は一人もいないのかと罵声を浴びせるナルミ
そこに子供にゾナハ病の発作が起こり、ナルミがどうにかその発作を鎮めようと笑顔を見せながら抱きしめ
…笑顔の中に、どこか痛々しい表情が混じりながらもナルミは必死に子供に向けて叫ぶ…
「大丈夫だぜ！ほら、お兄ちゃん笑ってるだろ！
大丈夫だぜ！こんな奴らじゃねえ、オレがついてるからよ！
そうだ！ずっといてやるからよ！！」
＜続く＞ 韓国空軍の最新鋭戦闘機Ｆ－１５Ｋ
https://lpt.c.yimg.j...cnippou-000-view.jpg
５日午後２時３８分ごろ、慶尚北道漆谷郡（キョンサンブクド・チルゴクグン）のゴルフ場「加山ノーブルリージェＣＣ」付近で韓国軍の戦闘機「Ｆ－１５Ｋ」１機が墜落した。
Ｆ－１５Ｋは韓国の主力戦闘機だ。
国防部や消防当局によると、同機はこの日午後１時３０分ごろ、第１１戦闘飛行団〔大邱（テグ）基地〕を離陸し、事故直前に連絡が途絶えた。
操縦士２人は緊急脱出したものとみられる。周辺住民への被害は確認されなかった。
現在、空軍探索救助隊が現場に到着して捜索活動を行っている。
4/5(木) 16:47
中央日報日本語版
https://headlines.ya...-00000036-cnippou-kr ＞「ナルミ、一つ言っておくべきだった ここは地獄だ」
はたして誰にとって地獄なのであろうかね・・・
なんだか皆闇が深そうで地獄と一口に言っても色々ありそうだし 一気にトーンダウンからの躁鬱展開に移行したな
ジョージと鳴海の問答の臨場感ええな ギイやルシールは冷たさの中にちょっとユーモアがあったが
ジョージは本当に「冷徹」ってカンジだな、旧しろがね姉ちゃんよりさらにキツい
こんなんが子供達に尋問まがいのことやってたら、そらしろがね全体もいい目でみられないよなあ しろがねや職員にしても下手にこの場合
反逆したとこで瞬殺されるんだから、ナルミの言い分はちょっとアスペだわ あのヤクって興奮剤かなんかか？精神病の薬とかで心をいくらか操作できるとは聞くが… ムリヤリにでも笑顔を保つため、なんだろうな あのヤク漬けは
ヴィルマの弟みたいに日々苦しんでる大勢の子達と毎日接してやんなきゃいけないんだから
正直まともな神経じゃやってらんないと思う 鳴海の憤りもわかるんだけど、子供達に感情が寄りすぎて現実が見えてないのも確かだよな 職員達はネグレクトとかはせず一応職務は全うしてる様子だから
不憫といえば不憫だな。 第４幕
地獄
「こんな子供に、役に立ってから死ね…だと… てめえ人間かよジョージ！」
ナルミの叫びに、殴り飛ばされたジョージはゆっくりとナルミのほうを向き…
「まったく、この東洋人は手が早いな…サングラスが飛んでしまったよ
でも君にはユーモアのセンスがあるよ、ナルミ 私が人間か…だと？
『しろがね』が、人間であるわけがないだろう」
サングラスに隠れたその瞳…瞳の無いガラス細工のような銀色の目玉
その素顔に驚愕の形相を浮かべるナルミに、自身のことを説明するジョージ
彼は『しろがね－Ｏ（オー）』 新たなしろがねだと語る
日々改良し強力になるオートマータに対抗するために現代の様々な科学が生み出した新たな『しろがね』
その代償に目がこうなってしまったが、そんなものはなんでもないとするジョージ
何しろ彼らは通常のしろがねと違い、年をとることが無いのだ
つまり『しろがね－Ｏ』は永遠にオートマータ達を殲滅し続けることが出来る…
「素敵だろうナルミ 我々『しろがね－Ｏ』を、
時は、完全に祝福しているのだ」
…そんなジョージに、ここの医者達が『しろがね』達を毛嫌いしていたワケがわかった、と
彼らに対して嫌悪感を露わにするナルミは、オレは下りると声を荒げる
子供を抱きかかえて部屋を後にするナルミに…ジョージが告げる
「言い逃げかいナルミ なら、私からも言わせてもらおう
君のような男はしょせん… ここのような地獄にはいられないよ」
その言葉に、ナルミはジョージに敵意の眼差しを向けながら部屋を出る
…ギイとルシールが、どこか冷めた目を向けているのにもジョージが気づくが
二人はジョージの言葉に何も言わなかった 部屋を出たナルミが廊下のソファで先ほどの子供を座らせる
ナルミが優しく声をかけるが、その子供…トムは口を開かない
そこに看護婦さんのヘレンがその場に現れ、トムに謝りながらその身体を抱きしめ
ナルミにも、軽蔑しているであろう自分たちのことを話し始める
自分達の薬は、ゾナハ病の子供達と接するためには仕方ないことだとして…
ゾナハ病の子供達に発作を起こさせないため、薬で強制的に笑顔を作っているのだと言う
…その言葉に、ナルミも驚愕の表情が浮かぶ…
「ゾナハ病の発作を抑えるのは、他者を笑わせること…
子供達に、そんなことはいつもできはしない…なら、近くの私達が笑うしか…ないもの
ゾナハ病の研究が進まぬあせり、つらさを、隠したままで……」
ヘレンのその言葉に、ナルミもその拳を握り締め
ひどいことを言ってしまった、とヘレンに謝るのだった
ヘレンたちもこんな方法がよくないのは解ってる、とナルミの謝罪にそう言ってくれた
それにナルミには子供達と遊んで欲しい、とするヘレン そのほうが博士達も喜ぶだろう
と、そこでナルミは以前子供達と絵を書く約束をしていたことを話す
お絵かきの上手なマークには子供達もナルミも笑顔を浮かべ
大人になったら絵描きさんになるんだ、と子供達も言う
と、ナルミの書いた絵をよけとこうとするがマークがそれを欲しがる
なんでもみんなの絵を集めてるそうで 絵を見れば書いた人の事をずっとおぼえてると笑顔で言うマーク
するとマークは、ナルミにワシを書いて欲しいとリクエスト
けどナルミも流石に恥ずかしげに遠慮しようとするけど、マークの満面の笑みでのお願いに
ナルミもその気になるが、そこにギイから状況報告の集合時間だと呼びかけられる
という訳で、夜も遅いのでまた明日にして、そちらを済ませようとするが
マークは今かいて欲しいとねだるけど、また明日とナルミは笑顔でマークの頭をなでてあげるのであった …話を戻し、ヘレンに自分は格闘技しか能の無い男で、なんの夢も持たない男だったと語るナルミ
だがここに来て、その夢という者が出来た… どんな仕事でもいいからここで働きたい、と…
ナルミはそう語りながら、マークのところへ向かうのであったが…
「私もそうならいいと思うわ……でも…」
（でもね、ナルミ…マークは…）
残されたヘレンはトムを抱き寄せながら、どこか俯いた表情を浮かべていた…
子供達の部屋を訪れたナルミだが、部屋にはくまちゃんを抱きかかえた少女、ベスしかいないようで
…どこか俯いた表情を浮かべたベスが、くまちゃんに話しかける
「…マークはね…どこ行ったのかしらね…ハリー…
マークはね……遠くのお山を越えて…あっちへ…行っちゃったの」
「………なんだよ、へへ、ベス あっちって？」
ベスが視線を向けるその先には…［ゾナハ病特別治療病病棟］と書かれた扉があり
その光景に一気にナルミの顔が青ざめる…！
「あのね…ハリー、私達は今に、みんな、あのドアの向こうに行くんだよ…
そして向こうに行った子は… もう…帰って…来ないんだよね……」
ナルミが血相を変えてそのドアを叩く その様子に子供達も集まってくるが…
と、子供達が驚いている、とバンハート博士がナルミの行為を止める
その場に現れたバンハート博士にマークがどうなったかを問うが、博士はナルミの両腕を掴みあげて言う
マークは今朝、亡くなった と
その言葉に、ナルミが新しいクレヨンを落として、ショックにその表情を引きつらせる…
…何やら二人の雰囲気がおかしい事に子供達が気づき…
心配そうに二人を見つめる子供達、そしてゾナハ病の発作が顔を出し始める子供達に
バンハート博士は、『笑顔』を子供達に向けていた 「笑え！ナルミ…私達は子供らのために… 何があっても笑わなければならないんだ！！」
・・・そう、子供達のために、自分たちが出来ることは
怒りも、悲しみも、全てを押し殺して『笑う』しかないのだ…
―ナルミ…ここは地獄なのさ―
涙を流しながらも『笑顔』を浮かべるナルミの脳裏に、ギイの言葉が浮かぶ…
ここが地獄だと言う、ギイの言葉の意味を思い知るナルミであった…
…そして、亡くなったマークのベッドの前でナルミは一人立ち尽くし…
あの時、マークの願いをかなえてあげれば…そんな自責の念がナルミの胸を覆いつくす
（マークにゃ明日なんて…なかった……）
後に残ったのは、ただ後悔と…
ナルミの書きかけの、ワシの翼が書かれた絵だけであった・・・
―ここは地獄さ、ナルミ―
＜続く＞ 巨額の賄賂を受け取った罪などに問われている朴槿恵（パク・クンヘ）前大統領。６日午後、ソウル中央地裁で判決公判が行われ、懲役24年、罰金180億ウォン（約18億円）が言い渡された。
朴前大統領は昨年3月31日に収監され、韓国検察は今年2月に懲役30年、罰金約118億円を求刑。この日韓国で初めてテレビで生中継された公判判決に、朴前大統領は健康上の理由で出席しなかった。
2018/04/06 15:52
http://www.chosunonl...6/2018040601798.html 認知バイアスで無理やり笑わなければならないって
悲しい話だけどもシチュエーション的に一歩間違えたらシュールなギャグだな 言っちゃなんだがしろがねＯとやらは後々内ゲバやらかす未来しか見えん
極端な話、守るべき人間達を見下して
おめーら敵対してる人形たちとなにが違うんだって言うね ジョージは地獄とか表現してるとこみるとそれなりの倫理観は人並みにあんのかな
自閉的に業を背負って苦しんでるキャラにもみえる そこは今後の掘り下げ次第だろうなー
ギイやルシールも、冷徹ぶりながらもどこか情に甘い部分もあるから
わざと嫌われ者を演じてる可能性もないでもないし
そうなったらジョージがかなりかっこよくなるだろうｗ まぁ鳴海みたいに感情を爆発させて戦うボダっぽいヒーローより
ジョージやギイみたいな事務的な方が今の時代だと人気ありそう いやいや、幽白や金田一とかの出現以降確かにそういう感じはあるが
まだまだ少年漫画では熱血や勧善懲悪こそ主流の人気だろう
青年漫画だと最近はヘルシングとか、かなり攻めてる内容も珍しくなくなってきたが 熱血系や少年系もまだまだ主流だろうけど
最近だとＡＲＭＳの主人公やジャンプのシャーマンキングの主人公みたいな
上手く表現しにくいが、ちょっと天然はいったノンビリ屋チックな主人公も増えてきたと思うわ ヘタレやサイコパスアスペ系の主人公ブームは過ぎ去るのも早かった印象 第５幕
仮面＜マスク＞
冒頭、とある町にある保安官の詰所にて、なにやら住人達が集まっていた
なんでも怪しい人影をみたそうで、それも白いスーツの集団が一列横隊で歩いているのをみたと言う
しかし町から出てもあるのはクソ暑い岩山や砂ばかり、そんな所を、なんて保安官も言うが
…荒野にはまさにその白いスーツを着た集団たちの姿があった
そしてその面子を先導するのが、腹話術の人形を持った、やたらしゃくれた顎の男
どうやら話を聞くに彼らは、『しろがね』を狙うオートマータ達のようだ
アメリカで数々の仲間を壊したしろがね、ジョージと
ヨーロッパの伝説とうたわれたしろがね、ギイ
その二人を狙い、彼ら…パウルマン先生と腹話術人形のアンデルセン
そしてその生徒達がゾナハ病治療施設へと向かうのだった
…一方、治療施設のほうでは、二人の子供がお絵かきを楽しんでいたが
その傍らでナルミが一人、呆然とした表情で力無く項垂れていた…
…そこにふと、ルシールが座っていたのに気づき…
ルシールはあの少年、マークが死んでから五日、ナルミがずっと医者の手伝いをしてる件や
自分の忠告も聞かず、子供達を抱きしめてしまったことも、今はもういいと言ってくれた
・・・マークがいなくなってからたった五日、だが、もう子供達は２０人も消えてしまった…
「ある日、急に来なくなったと思ったら…一人一人櫛の歯が抜けるように…
みんな、あのドアの向こうに行って…帰ってこなかった
オレは…何もできなかった… ルシール…あんたの言うとおりだ…
ここは・・・ 地獄だ・・・」 それから少しさかのぼり、バンハート博士からそのドアの向こうがどうなっているかを見せてくれる事に
マーク少年がどうなったか、自分達が何と闘っているのか…
そして博士がドアを開けた先の、その大部屋では大量の医者達がゾナハ病に冒された少年達を賢明に治療していた
博士が言うには、ゾナハ病にかかった者には３段階ある、という
第一段階は呼吸困難と全身の痛み、それに加えてけいれんを伴う意識不明を引き起こす
症状を緩和させる方法は、今も昔も『他者を笑わせること』である
なんでも博士が言うには、ナルミのように第一段階で日常生活を送れるのはごく稀なことだとか
第二段階は、第一段階によって免疫力が弱まった患者を別の病気が襲う
ウイルス感染、ホルモン異常、内臓の機能障害などの様々な合併症である
マークもこの第二段階で亡くなった…
「この施設がなぜ、いつまでたっても一杯にならないか知っているか？
ゾナハにかかった人々を収容し続けているというのに…
どんどん…患者が…死んでゆくからさ…」
博士の言葉に…ナルミも苦悶の表情が浮かんでいた
…今いる部屋は第二段階のゾナハ病患者に出来るだけの処置をする部屋
だが、ここから一般病棟に帰った者はいない…
ならば第三段階とは…その件に関しては、ルシールに教えられたはず、とする博士
…そう、ゾナハ病の真の恐ろしさは、笑わせないと死ぬことではない
「合併症にかからず、不運にも生きのびてしまった者は…死ねなくなるのさ」
エレベーターで地下深くへと降りた二人が辿り着いた部屋で目にしたのは
薄暗い部屋で大量の子供が横たわり
部屋に子供達の「ぜひ ぜひ」とかすれた呼吸音が響き渡る、まさに地獄の如き光景であった…
その光景にナルミも思わず「ひでえ」と声をあげてしまう… 「彼らへの仕打ちをひどいと思うか…
だが、体温が低温で一定、表皮と筋肉が硬化し、
新陳代謝もなくなっている状態では、ベッドも必要ないのだよ」
苦しむ子供達のその姿に、何もできないナルミはただその拳を握り締め…
・・・すると、掠れた呼吸音を響かせる一人の子供と目が合った
血走った形相で、子供が「 こ ろ し て 」 と懇願する、その姿に
ナルミもへたり込んでしまい涙があふれ出てしまう…
―ひでえ… ひでえよ… 神サマ…―
・・・と、クマちゃんを抱きかかえた少女、ベスに声をかけられ我に返るナルミ
大丈夫と返すと、ベスが頭なでなでしてくれた
…するとルシールがバカな事を考えるでないよ、とナルミに告げる
ナルミが自分の血で他人の生命を救えることを知っている、だが
ここには二千人もの子供達が収容されている ナルミ一人の血では到底足りはしない
だが、見捨てることとてできないナルミはその場に膝をついてうなだれてしまう
そんなナルミにルシールは、懐から目を隠すタイプの仮面を取り出した
ルシールが言うには、このマスクは大昔に彼と同じ体験をした者がつけていたものだと言う
その人物はゾナハ病に冒されたルシール達を『しろがね』にした、一人の錬金術師
『生命の水』に満ちた井戸に飛び込んで消えた彼が、唯一残したものがこの仮面である
「その仮面＜マスク＞…うっすら笑っているだろう？ ナルミ…私は思うのさ…
あの御方は、仮面なしには私達ゾナハ病の患者と接することができなかった人なのではないかとね…
何があったかは今となってはわからない でも…
あまりにも心が辛い時、人は"何かごし"でないと、その現実に触れられないから…」
「だから…仮面を…」 「しろがね達の教師として、私は長い間彼らを生み出してきたよ
その教えの中に、『感情を殺せ』ということがある
それは心に仮面＜マスク＞をかぶらせることさ
顔に出る感情を隠すものが仮面…
我々『しろがね』は、心を隠して無情にならねば、地獄を渡っては行けない
ナルミ、今は無力感にさいなまれるがいい 苦しんで、考えぬいたのち、答えは出る
お前は自分で選ばねば、戦えない男なのだろう
そして、それだからこそ、おまえは特別な『しろがね』なのかもしれないね
答えが出たら、選ぶがいい…… 仮面＜マスク＞の、有るべき場所を」
そう語るルシールに、ナルミも僅かに目を丸くしていたようだが…
するとその場にジョージの姿があった事に気づく
何があったかを聞くと、ジョージはこう答えた
「あなたとギイ、そして私を狙って自動人形＜オートマータ＞が来た
パウルマン先生とアンデルセンさ」
ジョージの言葉どおり、施設の前にはオートマータの軍勢がフェンスを破壊して現れていた
＜続く＞ 囲碁電王戦 ＡＩが棋士に勝ち越す 開発は終了
毎日新聞2018年4月7日 14時58分(最終更新 4月7日 14時58分)
https://mainichi.jp/.../k00/00e/040/297000c
日本、中国、韓国の囲碁棋士と人工知能（ＡＩ）が対戦する「囲碁電王戦ＦＩＮＡＬ」は７日、東京都千代田区の日本棋院で３番勝負の第３局が打たれ、
「ＤｅｅｐＺｅｎＧｏ」（以下Ｚｅｎ）が趙治勲名誉名人（６１）を破り、２勝１敗と勝ち越した。
Ｚｅｎは２０１６年３月発足のプロジェクトで開発された日本製ＡＩ。
プロジェクトには囲碁ソフト開発者や東大などが参加した。
１７年３月には日本の第一人者、井山裕太碁聖と対戦して勝利。
今春、プロジェクトが終了し、Ｚｅｎは２年間の集大成として同戦に出場していた。（共同） 今回はアレか、ナルミの言葉にあった
「どんな状態でも、生きてるほうがずっといい」
という考えに対する一つの反証なんだろうか… ナルミはパーソナリティに献血のイメージキャラクターになれる逸材 ニューウエイズな敵オートマータ２体の情報の少なさからくる強キャラ感ええな ＞「彼らへの仕打ちをひどいと思うか…
だが、体温が低温で一定、表皮と筋肉が硬化し、
新陳代謝もなくなっている状態では、ベッドも必要ないのだよ」
これって食事も睡眠も必要なけりゃ、物理的に殺すこともできなくなってるのか
つまりオートマータ視点でのゾナハ病ってのは、いい笑顔の人物を探す意外に
それ以外の人間を、自分達の仲間として、物言わぬ人形にしようと言う意図もありそうだな オートマタの勢力規模ならもっとマルチにやれてもおかしくなさそうだし今は様子見の状態か あーそうか、擬似体液がゾナハ病で擬似体液は命の水を模してるんだから
ゾナハ病がこういう病気ってのはなる程ってなるな 感染者の子供が後々に敵の雑兵として出てくる躁鬱ダウン入り展開がきそうだな・・ 冒頭、ナルミ達のいるゾナハ病の研究所にて、警備兵達が不審な人物を目撃し警告を発する
その警告を前に、しゃくれた顎の男、パウルマンがニヤリと笑みを浮かべながら手元の人形に語る
その言葉に手元にもった腹話術の人形のような姿のアンデルムスが、不気味な笑みを浮かべていた
第６幕
パウルマンと生徒
施設内のしろがね達も、その到来を察知する
アメリカでは一番元気なオートマータである、パウルマン先生とアンデルセン
それにその生徒達であろうと見るジョージ そろそろヤツラも人間の血が必要な時期
ここの施設の人間の血をいただきに来たのだろうと推察するが
「バカな…ここにゃ軍隊がいるんだぞ！？」
「はははは…なぜ『しろがね』がいると思う？ナルミ 人間の軍隊が役に立たないからだろう」
ナルミの言葉に、ジョージも嘲笑うようにそう語る
そして外ではライフルの銃声が響き…
白服のオートマータは、銃撃を放つ兵士の眼前まで迫っていた
「な…何が…起きた…？」
〔君に…『死』が〕
そしてその白服は、顔面の皮がめくれ上がるほどに大口を開けて
口の中から露わになった注射針が、兵士達の脳天から血を吸い上げる！！
白服に捕まっていない兵士がそこに銃撃を浴びせるが、ライフルの攻撃にビクともしない
そしてライフルを構える兵士と、それをまえに静かに睨む白服のオートマータ
その距離は３，４０ｍほど離れているが…
兵士が撃つとほぼ同時に、白服は兵士の目の前まで一瞬で肉薄する…！！ 〔けけけけ、バッカだね～クソ人間ども、武器を持てば持つほど…
ボク達が早く動くコトを、まだ信じられないんだぜえ～～～〕
〔そうさ、アンゼルムス 人間は兵器に頼りすぎた
それ故に、我々は軽々と人間を越えてゆけるのだ〕
兵士達は残らず白服たちに血を吸われてしまったが、人間の抵抗はまだ終わりではない
その場に現れた戦闘ヘリが、オートマータ達にミサイルを放つ！！
激しい戦闘による振動が施設内にも響き、避難しようとしている子供達も悲鳴をあげてしまい
子供達の緊張が高まったことで、ゾナハ病の発作がおき始める…！
大量の死者がでるやもしれない、バンハート博士も急ぐよう職員に指示を出し
…その言葉にナルミも顔面蒼白となりながらも子供達を抱きかかえ、何としても子供達を救おうとする
そしてナルミは『しろがね』達に何とかしろと怒鳴り声を上げるが、当の彼らはその光景にも涼しい表情
さらに敵が来ているのに子供達を優先するナルミに、ジョージも失望したとして
…さらに『人間』にしがみ付いているとするナルミの態度にも、ジョージは小馬鹿にするような言葉を投げつけ
自分達『しろがね』の偉大さを語るジョージ、それを理解せず目先の事に流されるナルミを愚かだと言い放つ…
「子供達のそばにいてやりたいってのが…愚かなのかよ…」
「ま、君は子供らを運んでいるがいいさ
あとは私が、守ってやるよ 人間」
…ジョージのその言葉に、ナルミも僅かに苦悶の表情を浮かべるが
ここはひとまず子供達の非難が優先、しろがね達と別れるナルミであった 場面は外のオートマータとヘリの対決に戻る
ロケット弾は直撃したが…オートマータは体中の関節があらぬところに曲がりながらも平然と動き出す
そしてその足と、腹辺りからブースターが展開され、ヘリの元までかっとび！！
その腕が三つに割れ、内部からグレネードがヘリに向けて放たれる！！
その一撃に撃墜され、燃えながら落ちるヘリを前にオートマータのリーダー、パウルマンが告げる
この施設は我々オートマータが制圧したとして、彼らは『しろがね』との直接対決を望む
…すると入り口に、ギイとルシールがその姿を見せる、が…
ギイはジョージに彼の戦い方が見てみたい、とする
「効率をいつも優先する君らしくないな、ギイ」
「どうやら、僕は君をあまり好きではないらしい」
「ふん、まあいいさ」
するとジョージの黒衣のスカート部分に、切れ目が走りながら解かれていき
そしてそれがジョージの身体を包み込むように、切れ目の入った球状に展開される
「行くぜ 自動人形＜でくにんぎょう＞」
不敵な笑みを浮かべながら、ジョージは内部からその玉を転がし、オートマータに向けて突っ込む！！
・・・そしてナルミもまた、賢明に子供達を救わんと戦っていた
子供達に励ましの言葉を送りながらも、ナルミ自身もまた焦燥した表情が浮かぶ…
（神サマよ！もういいじゃねえか！！
もういっぱい子供達を連れて行ったろ？
もう…だれも連れてかねえでくれ！！ 神サマよォ！！）
＜続く＞ 仁川（インチョン）西部警察署は、道で偶然会った同窓生が「お前は精神疾患がある」と
言ってきたという理由で凶器を振り回した大学生A(19)さんを特殊傷害疑惑で調査中だと16日明らかにした。
Aさんは去る13日午後10時40分頃、仁川市西欧のある道端で偶然会った同窓生のB(19)さんと対話中、
「精神疾患で運転免許証の発給を受けられずにいるのではないか」という話に怒り、
Bさんの右腕を凶器で1回刺した疑惑を受けている。
申告を受けて出動した警察はAさんが犯行に使った凶器を押収して現行犯逮捕した。
http://www.kihoilbo....iew&;idxno=741745 ジョージは大玉転がしかこれ
さすがにちょっとサーカス要素がムリヤリな気がしないでも無い アンゼルさんは口調からして定型的な強キャラと見せかけてカマセにされそうだな。 ＞「な…何が…起きた…？」
〔君に…『死』が〕
不覚にもこのシーンかっこいいｗ
パウルマン軍団はいつになく強敵そうだが
ジョージとギイはナルミが来るまでどこまでがんばれるかな 話の構成力はともかく画力自体はメラメラ向上して今がある種最盛期っぽい
ゴスレディのバトルシーンとかシノや緑の恐ろしげな変顔とかみてると まあ子供達は死ぬか死ねなくなるんだろうなあ、哀しいけど
でなきゃ今回一話のアレにつながらんし・・・ ギイとジョージのティートリーに無機質なミーティングがいい味出してるな 第７幕
しろがね－Ｏ
ジョージが展開した球状の刃を内部から回し、オートマータに突撃を仕掛ける
その強烈な勢いをつけた猛攻が、白服のオートマータ達を一掃してみせる！！
…だがその光景を前に、リーダーのパウルマン先生は余裕を崩さない
部下の白服たちも、両腕のグレネードを放ちジョージに向けて放つ
その爆撃を回避しながら、ジョージが自らのことを語り始める
「私はジョージ＝ラローシュ ラローシュはオーストリア生まれの有名な珠の芸人の名だ
彼は金属の珠の中に入り、その珠を自在に動かしたという
おまえ達も味わうがいい、その芸を！！ 特殊モリブデン合金の刃を！！」
「ボラ・ミステリオサ！」
―――神秘の珠―――
そしてジョージは飛び上がると、強烈なスピンをかけた一撃がオートマータ達をなぎ払う！！
「今までの旧タイプの『しろがね』と比べるなよ
私は、生ヌルい操り人形＜マリオネット＞など使わない
単独で戦える"しろがね"なのだ」
ジョージの猛攻がパウルマンが率いるオートマータを容易くスクラップにするが
それを前にしてもパウルマンと手に持ったアンデルムスは笑みを浮かべてみせる ・・・そんな彼らの闘いを上の階から眺める、一人の少年がいた
その少年にルシールが声をかける、その少年、トムは『真夜中のサーカス』との接触が有ったようで
何か思い出したのかを聞くが、トムからの返事はない…
「大丈夫さ 自動人形＜オートマータ＞は、ほら、みんな『しろがね』がやっつけるよ」
「……しろ…がね…？ あれも 人形じゃないの？
…人形が、人形と… …たたかってる…」
トムは何処か虚ろな表情を浮かべながらそう呟く…
…同じ頃、施設の職員達とナルミはゾナハ病の発作に襲われる子供達を救わんと奮闘する
しかし発作を起こし苦しむ子供達は増えるばかり、ナルミも苦々しい表情が浮かび…
するとヘレンからベスに声をかけて欲しいとして、ナルミも賢明にベスを励ますが…
（神サマ、あんまりじゃねえか！ この子達が何をしたっていうんだよ！！
この子らはただフツーに暮らして…幼稚園行って…
ママとおしゃべりして… ただ…ただ… フツーに暮らしてただけだろ！！）
･･･苦しげに息を吐くベスが、そっとナルミの大きい手に触れ
息も絶え絶えながら、ナルミにお願いがあると言う
ナルミが初めて来たときに、自動ドアにぶつかってたナルミの顔がおもしろかった、として
クマちゃんのハリーを上げるから、あの顔をまたやってほしいと言うベス
…だがハリーはベスの大事な…そこまで言いかけて、ナルミが気づいたようにその目を見開く…！
「ハリーも…あたしが…いなくなったら…さびしい…でしょ… だから…ね」
ベスのその願いに…ナルミも賢明にその時の表情を再現してみせる
･･･どこか悲痛なナルミのその背中…そしてナルミに微かに笑顔を浮かべたベスは
それを最後にくまちゃんのハリーを落とし、彼女のゾナハ病が第三段階に陥り
白眼を剥き ぜひ ぜひ と掠れた呼吸音を響かせるのみとなった…
「…ベス… オレが笑わせてどうすんだよ ゾナハ病なら、オレが笑ってやんなきゃダメなんだろ…」 ベスも第三段階の子供達と同じ、暗い部屋で寝かせる部屋につれていこうとされ
ナルミも涙ながらにあんなところに連れて行くのかと訴えるがそれをヘレンが抑える
「ナルミ わかって！ベッドが足りないのよ、たくさんの子が苦しんでるわ！！
ベスだけじゃない！これからも、もっと…もっとたくさんのゾナハ病の子がここに来るのよ！！」
・・・ヘレンの告げる、そのあまりにも残酷な現実にナルミはただその場にへたり込み…
…ベスの落とした、クマのぬいぐるみがナルミの眼に止まった
場面はジョージとオートマータとの対決に戻る
歯ごたえの無いパウルマン先生の生徒達に声をあげるジョージ
…だが彼らもまだ本気ではない、今まで相手にしていたのは新人で、上級生はまだ誰もでてないとする
その言葉にもジョージは余裕を崩さず、一気にその精鋭たちに突撃を仕掛ける！！
しかしその上級生達もジョージの突撃を散開して避け
「無駄なことだ！逃すものか！！」そうジョージが叫ぶとほぼ同時に
オートマータの拳が激しく旋回する刃を潜り抜け、ジョージの身体に突き刺さった
〔『しろがね－Ｏ』だと？笑わせるわ
おまえらに対抗する力を、我々が考えていないとでも思っていたのか〕
愕然とするジョージを嘲笑うアンデルムス
…ギイもそろそろ自分の出番かと、コートを着込むが…そこに館内放送でナルミの声が聞こえてくる
≪子供達、聞いてくれ もう…怖がらなくていい
人形はすぐにいなくなる 約束する だから見ていてくれ…
自動人形＜オートマータ＞は オレが全部ぶち壊す≫
そう告げるナルミ、その形相はオートマータに対する憤怒の炎が燃え上がる…
＜続く＞ 韓国検察は9日、在任中に巨額の賄賂を受け取ったとする特定犯罪加重処罰法上の収賄罪などで、
元大統領の李明博容疑者（76）を起訴した。
https://this.kiji.is/355945931924096097 ジョージは圧倒的な敗北を通じて認知バイアスを改めて
鳴海に追従するキャラになりそうだな この手のタイプだと見下してたはずの相手に劣っているという事実が
ナルミに向けて嫉妬とかの怨念を燃やすとかもよくあると思うが、どうだろうなー
しろがねに嫉妬なんて感情があればの話だが（何） ギイのコミュ障ツンデレっぷりをみると人並みの感情を持ち合わせてそうなんだよなぁ
ある種初期善おじさんよりよっぽど人間臭いかも なんとなくだけど
ジョージと鳴海とで、ギイの冷たさのニュアンスがちょっと違うように感じたしな
鳴海に対しては冷たい態度でもからかい半分が混じってるけどジョージにはそういうのないし
・・・で、今回もギイの活躍はおあずけですか おのれ 熟練のオートマタハンターな空気出しといてなんで速攻で愕然としてんだよジョージ・・ocn まあでもヤムチャさん枠としては美味しい位置であろうｗ 前回火病ったナルミにぶん殴られた時点でHP半分以下になってたからなｍｌｍ 第８幕
デーモニック
Ｄｅｍｏｎｉｃ Ⅰ
自身の攻防一体の技が容易くすり抜けられ、驚愕するジョージ
しかし気を取り直してポラ・ミステリオサを急回転させて周りの敵を振り払う
猛烈な回転で迫りながら、この回転と強力な刃を潜り抜けられるはずはないと叫ぶが
パウルマン先生の生徒達は、再度、ジョージの鉄壁の玉を潜り抜け
内部のジョージを容易く殴り飛ばしてしまうのだった
そんなジョージの醜態を、上の階から見ていたルシールも口ほどにもないと洩らすが
その光景にトムは冷めた表情で、人形の片方が負けただけだと吐き捨てる…
「……そうかもね それでも…戦うのはやはり…『しろがね』なのさ」
そう呟きルシールがライフルを構えなおす …するとそこに、館内放送が聞こえ始めた
館内での放送を発しているのはナルミのようで、泣き叫ぶ子供達にもう怖がらなくていいと語り
≪ここに来てる人形どもはすぐにいなくなる 約束する
だから、あまり怖がるなよ でも、ゾナハの発作が苦しくなりそうなら、見ていてくれ
本当に人形を追い払ってみせる だから安心して…笑っていてくれ 笑ってくれよ≫
・・・ナルミの言葉に、子供達は避難している広間から、外の見える廊下へと向かい始める
そして…ナルミの傍らには、ベスの残したくまちゃんの人形が置いてあった…
子供達への放送を終えるナルミ、その傍らにはギイとルシールの姿もあるが…
…二人の方へ、肩を落として足音を響かせながら足を向け、そしてナルミがつぶやく
「ベスがゾナハ病の第三段階だってよ…
もう…オレと絵を描くコトも、友達とおしゃべりするコトも…できねえんだとさ…
フレッドもメイも、ティモシーもアンジーも…ショーンも…みんな……」
「見とどけて…納得したか、ナルミ
あれがフランシーヌ率いる『真夜中のサーカス』がばらまく、ゾナハ病だ
我々『しろがね』は『柔らかい石』を探し出し、自動人形＜オートマータ＞を倒さねばならない」 「『柔らかい石』だと…… そんなモンあとまわしだ！」
そう語るギイに向けて、その顔を上げて言い放つナルミ
ナルミの顔を上げた瞳の軌跡が、どこか血の涙のようなものを浮かべているようにも見えた…
…しかしナルミ一人では勝てないとして、ギイも参戦しようとするが
ナルミは聖ジョルジュの剣を左腕から引き出して、オレ一人でやらせろと告げる…
入り口ではパウルマン先生率いる生徒達が、今にも施設内に入り込もうとしていた
人形が入ってきたら、皆残らず血を吸われて殺される…
子供達も恐怖にふるえ、ゾナハ病の発作が現れ始めるが…
・・・一体が歯車音を鳴らしながら入り口に近づいた、次の瞬間！
オートマータもろとも、入り口が吹き飛び！さらにその体から体液が弾け飛ぶ！！
そして…彼らの眼前には、ナルミが一人、立ちはだかる…！
しかしオートマータ達もたかが人間、とナルミに向けて襲いかかろうとするが
ナルミも襲い掛かる多数のオートマータ達を、流れるような乱舞で容易く仕留める！！
・・・人形たちを倒したナルミに、それを見ていた子供達も驚きの表情が浮かぶ
〔ふふ…なかなかやるな…少し驚いたぞ 新人の『しろがね』だな、おまえ〕
「好きに…呼びな、人形 さびついた…声が出るうちにな！」
不敵な笑みを浮かべるパウルマン先生に向け、立ち上る闘気を放ちながらそう返すナルミ
だが生徒の一人は、人間がオートマータの動きについてこれるはずが無いと叫びながら突撃！
・・・突っ込んでくるオートマータの首に、ナルミは容易く聖ジョルジュの剣の刃を突き刺し
そして、鈍い音を立てながらその首を断ち切る！！
…切り落とされたその首を、パウルマン先生が掴み
ニヤリと笑みを浮かべながら、その切り落とされた首を握りつぶした
〔ほう、これはいい授業になってきたな〕
〔ひひひひ、チャイムまで勉強させてくれよな 人間！！〕
…二人の言葉に、ナルミはただ静かに拳法の構えを取る…
＜続く＞ 国国会の柳成葉（ユソンヨプ）・教育文化体育観光委員長は９日、同委員会所属の与野党の国会議員が１６～１７日、日韓が領有権を争う島根県の竹島（韓国名・独島）を訪問 この徹底したぶちのめされっぷり
間違いなくジョージは先生に愛されてるｗ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
