からくりサーカス 連載中 からくり二体目
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週間少年サンデー 1997年32号にて連載が開始された「からくりサーカス」
この漫画について色々語りましょう
なお、この作品は人形繰りの技術を駆使することで、１日一話のペースで連載されるようです
たまに操り損ねて変な時期に休載したり合併号になったりすることもありますが気にしないでね
※注意※
連載中スレとは連載終了した漫画作品を第１話〜最終話まで順々に、
『現在連載されているもの』つまり現在進行形で語り合うスレです。
●ただし、あらすじは単行本基準で進行していきますが、
●まれにページが多く、やむを得ず同シナリオでも複数に分ける場合があります。
●（「第1話・A」とか「第2話・前」等）
●スレ住人から教えられた場合は別ですが、この場合、
●区切りのいい所や一定のページで一旦切り上げる場合があります。ご了承下さい。
ネタバレ発言はご法度。現在明かされてる情報のみで語り合いましょう。
連載中スレにそぐわない話は楽屋裏スレで行いましょう。
次スレが立ったら or 連載終了して合図があったら楽屋裏！ 現代に戻って好き放題に語り合え！
関連スレ等
前スレ
からくりサーカス 連載中
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/csaloon/1513585292/
連載中スレの楽屋裏 第34幕
http://tamae.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1358072497/
連載中スレまとめ
http://rensaimatome.blog.fc2.com/
連載中スレ過去ログ倉庫（更新停止中）
http://rensai.nobody.jp/ エリの問答はちょっとクドいけど終始アプチャーにコンベンション取れてるのが凄い 確かにあんなバケモノ相手にほぼ言い負かせてるのは普通にスゴイ
それも少し前までお父様の言うことを聞くだけの子が、勇気を出して立ち向かうんだからな
そこはやはり公女の誇りがなせる技か 浮世離れした真由子タイプのアスペッペ属性だったってのも大きい 第１２幕
一時閉幕
公宮での決戦を終え…気を失っていたエリが車の後部座席で目を覚ました
隣には寝息を立ててるナルミと、前のほうに無事にケガが治癒したギイとルシールの姿があった
いつの間にやら傷ひとつなくなっている二人の姿に、エリも目を丸くしていた
そんな普通の人間とは違う二人に、どこか申し訳なさげに俯くエリ
二人に出会う前の自分の不満がどれだけ子供じみていたか…そう洩らすエリだが
ふと外に目をやると、ギュンター候に雇われた白服リーダー、ペインの逃げる姿があった
雇い主がダメだとわかると、一目散に逃げる…しかし、そんな彼の姿に
だからこそ人間は良いのだと思う、とルシールが言う
「ギュンター候は憎しみと絶望に立ちつくしたまま、マネキン人形のように燃えてゆくしかなかった
しかし、人の心は気持ち次第で、別の方向に向かないわけではありません
あのペインのように、自分が倒れそうになったら逃げる… 人間だけが、それができるのです」
ルシールの言葉に、エリは自分をアプ・チャーの元へ連れて行った理由を考えていた、と話す
『しろがね』がエリと入れ替わったアプ･チャーを倒し、自分も公女に戻ればそれで解決だと言うのに
…そしてエリは笑顔を浮かべ、アプ･チャーとの対峙をこう語る
「私はアプ・チャーと対決しなくてはならなかったのですね…
『人形』から『人間』になるために」
そんなエリの言葉に、ギイは涼しい顔でかいかぶりと返した
ルシールも『しろがね』は冷酷だと答え…ナルミの方はまだまだだとも付け足しておいた
と、丁度ナルミも目がさめ、隣のエリに軽口交じりに声をかけると
エリはおもむろにナルミの身体に抱きつき、エリの瞳に涙が浮かぶ
そんなエリの姿に、ナルミも赤面しながらも謝るのでした
そしてエリの屋敷前に到着するご一行 その通りの曲がり角を行けば、あとはお別れ…
…少し俯きながら、エリは車を出て ナルミもそれを見送ろうとして… 「何やってるナルミ」
「にぶいね！あんたも！ 早く見送りに行きなさいよ」
しろがね二人に促され、鈍感なナルミも気づいて車の外に出てエリを見送ろうとする
ナルミとの別れ際、エリは以前話したマネキンの燃える夢の件について
ついさっきの夢の中では出てこなかったと話す そんな話にナルミもよかったと笑顔を浮かべるが
……エリは真剣な眼差しで、ナルミを見つめる
「ナルミ、自分が……小国の貴族になった夢を見たことはありませんか？
昼は、狩猟や乗馬、音楽界で過ごし、夜は華やかなパーティーで…
そして… そして…あなたの横には…その国の王女が……」
…そう話しながら、エリは顔を赤らめて俯いてしまう
その言葉をナルミも神妙な顔で見据え、自らの左腕に目を向けて…
「銀色の目で、銀髪の女だったよ」
ナルミはふとエリに、自らが無くした記憶に浮かぶ女性のことを話し始める
どうやって知り合ったのか、どういう関係だったかもわからないが
ナルミの記憶には、その女の顔がいつも残っていた いつも悲しそうなその表情が…
「今、オレはいつのまにか片腕を機械仕掛けにされて、人形退治をするコトになっちまってるけど――
いつかは… オレが笑わせてやりてえ… …なんて思ってる」
…どこか遠い目を浮かべて、ナルミはそう呟くのだった
「一番…最初に会った時から… ずうっと思っていたことですが…
あなたは、無礼な人ですねえ」
エリはそういいながらも、どこか困った笑顔を浮かべていた
ナルミが謝っても許さない、として…エリはナルミの手をとってこう告げる
「罰として… 私と踊りなさい…」
そんな二人の様子を見ていたギイとルシールも、ナルミのあんまりのボンクラ振りに呆れた声が漏れる
だがそんな二人のために、ギイとルシールはせめてもの、踊りの楽曲を奏でていた
満月の輝く夜の下で行われる、たったふたりの舞踏会… 私はあの時、胸がはりさけそうだった… ナルミ…
ほかの女を、寄り添わせるあなたを見て―――
だけど…これで満足… これで…
「ナルミ、私が退屈している時は、夢の中にでもよい…たまには出てきなさい」
「さっき、オレ寝てたろ…夢を見てたぜ
エリさんは… オレやギイやルシールと、自動人形＜オートマータ＞をやっつける旅を…してたよ」
その言葉に、エリも涙を浮かべてありがとう、と言うのであった…
ありがとう…私の… 『しろがね』―――
そしてナルミとの別れ際、ギイもエリに声をかける
「エリ様 マネキンの語源は、中世ネーデルランド語で、『人間』という意味なのです」
ギイの言葉にエリもまっすぐに見つめ返して頷き、そして一行と別れるのであった…
エリと別れ…しばしたたずむナルミ と、ギイもサービスはここまで、と次の目的地に向かうよう促す
ついでにルシールとギイに、エリとの事をからかわれてナルミも顔まっか
・・・で、思い出した エリをわざと誘拐させた件で怒りの声をあげるナルミ
そんなナルミの怒声に、涼しい顔のしろがね二人でありましたとさ
ﾗ ﾌﾟﾘﾝｾｽ ﾄﾞ ｩﾏﾇｶﾝ
からくりサーカス ←
Le Cirque De Karakuri
一時閉幕 ラ プリンセス ドゥ マヌカン
―エピローグ―
パーティ会場にて、大公は厚生大臣の申し出を突っぱねていた
今は診療所の解説に予算を裂いている余裕は無いとする大公だが
そこにエリも大公、父に医療の予算に関して頼み込んでいた
「なんだ エリ、おまえは関係ない だまっていなさい」
「いいえ！ 私があの時着ていた服は、街の貧しい人々が、裸の私を見かねてくださったものです
お父様、民なくして国はありません
それだからこそ、医療の問題を後回しにしてはいけないのです」
はっきりと父に、自らの言葉を告げる公女、エリ
娘のその代わりように、大公も思わずよろめいてしまうのだった
そして父のもとを離れ、エリは煌びやかなパーティに足を向け…
きらめく夜会―――
洗練された殿方達―――
でも、私の目は誰も見ることはありません
今、しばらくは―――
パーティ会場の紳士たちに、エリはどこか儚げな笑顔を浮かべるのであった・・・ 感情の無いしろがねにここまで言わせるナルミ兄ちゃんのボンクラ加減と来たらｗ
というかなんだかんだでいいトリオになってきたなこいつら
お互い口は悪いがある程度の信頼は見て取れるというか 地味にエリはヤンデレの要素強めだな
ボダっぽいし展開次第で中ボスボスに出来なくもない逸材 そういえばいつものタイトルコールに一時閉幕がつくのは初めてだな
まだエリ関連で後々何かしらのエピソードがでてくるのかね 罰としての踊りが高じて、罰としてのワンセックスにこの後突入したはず 藤田漫画の主人公は、いい女に惚れられるいい男であるべきだと思うので
最終的に鳴海はしろがねとくっつくんだろうけど
この後、勝にお似合いの少女でも仲間に出てくんのかな
って言うかやっぱり柔らかい石の行方って勝の体内なんかねえ？ サーカス〜ナイフ使いのヴィルマ
第１幕
開幕ベル
さァて、みなさまお立ち会い 語り部のピエロでございます
ナルミの活躍した『からくり編』、いかがだったでしょうか？
ここからはしばらく、今までのからくりサーカスの顛末をお話いたしましょう
奇病『ゾナハ病』にかかった拳法使い 加藤鳴海は、
フランスにて目覚め、自動人形＜オートマータ＞と人形破壊者『しろがね』の戦いに巻き込まれました
すべては１８世紀に始まった… 戦い
かたや錬金術という超科学で、生命を吹き込まれた自動人形＜オートマータ＞
かたや自動人形＜オートマータ＞に村を滅ぼされ、
その復讐のため糸操り人形＜マリオネット＞を操って戦う不死人『しろがね』
その二つの勢力が共に追い求めるもの… 『柔らかい石』
錬金術の秘法によって造られた、その特別な石は、
人間のあらゆる病を治し、かつ自動人形＜オートマータ＞を人間に変化させる霊薬の素でありました
その霊薬の名は『生命の水』＜アクア・ウィタエ＞
自動人形に村を襲われた瀕死の者達は、『生命の水』を飲み『しろがね』となったのです
ナルミもまたその霊薬によって命を救われ、『しろがね』として自動人形を追うことになるのでした
一方、自動人形＜オートマータ＞達のリーダーはフランシーヌ…
この世で唯一、『生命の水』を使って造られた『人間人形』であります
ただひとつ彼女が人間と違っていたこと… それは、笑えないということでした それを憂いた彼女は 自分の技術で自動人形達を造り、自分を笑わせようとします
結局、作られた者達もフランシーヌを笑わせることができなかったのですが、
自分達も彼女と同じ『人間人形』になれば、笑わせることができるのではと考えました
以来、自動人形は人間になるため、霊薬『生命の水』を生み出す、『柔らかい石』を求めて、
世界中を行進するのでありました
行く先々で『ゾナハ病』をまき散らし、彼らの活力の源である人間の血液を吸って、恐怖をばらまきながら…
いつしか彼らは、『真夜中のサーカス』と呼ばれるようになったのです
そして日本での記憶が未だ戻らぬナルミと、『しろがね』のルシール、ギイらと旅も続けます
目的は『真夜中のサーカス』の壊滅…
そして自動人形＜オートマータ＞達の捜し求める、『柔らかい石』の先取―――
では『柔らかい石』はどこにあるのか？
『柔らかい石』の行方を知る人間の残した言葉は―――
「柔らかい石はいい笑顔の者に」
『柔らかい石』は普通の入れ物に入れると蒸発してしまいます
それを保存するにはなんと！人間の体内に入れるしかないのです
さてさて『からくりサーカス』、ナルミ達の活躍には心が惹かれますが
これよりしばらく、主人公は才賀勝があい務めまする
自動人形＜オートマータ＞が探し、また『しろがね』も求める『柔らかい石』は何処に？
くくっ…観客の皆様はもう… とっくに、気づきあそばされているのかも知れませんがね
では、長の口上失礼つかまつりました それでは開幕いたしましょう
『からくりサーカス』 サーカス編でございます
新たにサーカスの幕を開ける事にいたしましょう・・・ 夜のニューヨーク、とあるアパート内部ではマフィアと何者かとの抗争が起こっているようだ
「ちくしょう！なんで殺れねえ！！ 相手はメス猫一匹だろうが！」
マフィアの一人が叫び声をあげる、次の瞬間
その眼前にナイフが飛び…彼の額に投げナイフが突き刺さる！
さらに続けざまに、３人まとめて投げナイフの餌食となってしまう
倒れた男たちの前には、どこか西部劇のガンマンのような出で立ちの、黒衣の女性の姿があった
そしてその女は、マフィアのボスの前に乗り込む うろたえるボスに女が言い放つ
「ボス、ふざけた了見だねえ 殺しは依頼する その後であたしも消すなんてね」
「け、消すつもりなんてなかったんだ… オッ、オレはただ……」
うろたえながらもボスは懐に忍ばせていた銃を握り…女に向ける！
その一瞬！閃光が走り 放たれた銃弾は真っ二つに断たれ、ボスの額にその投げナイフが突き刺さっていた
「黒のヴィルマの、流星は… 弾丸よりも速いのさ」
クールに決め台詞も決めて、ニヒルに笑みを浮かべるその女、ヴィルマであった
そしてヴィルマは裏口の非常階段から、深手を負った仲間と共に脱出しようとしていた
しかし仲間のパムのほうは深手を負い、もはや助かりそうも無い
パムもこんな稼業だし覚悟は出来てた、と語り…ヴィルマにも足の洗い時じゃないかと諭す
「前から、あんた言ってたじゃない…『いつまでも殺し屋なんてやってない…』って
あたしはサーカスに帰るんだって…
あ…あんたの弟のコトももう…忘れなよ……ヴィルマ」
そしてパムががくんと倒れこんでしまう
もはや虫の息ながらヴィルマに何度も足を洗うように言って…
最後の仕事は、もう受けてある…その言葉を最後に、パムは息を引き取るのであった…
…亡くなったパムに別れの口づけを交わし…ヴィルマの姿は夜の街に消える… 場面変わり、日本の仲町サーカス 仲町のオヤジはなにやら難しい顔で考え込んでいる
どうもうちのサーカスのネタ（＊ 出し物）に何かたりないと思っているようで
今の演目としては、リーゼの動物芸にノリのバランス曲芸、ヒロの一本綱
しろがねはほぼなんでもできるが器材がないので軟体アクロバット程度に落ち着いて
･･･しかしまだ足りたい、とする仲町のオヤジ 彼が求めるものとはすなわち
「スリルがよ！ぴりぴりするよーな、ヤバイっていうよーなスリルがよ！」
スリルというと…その相談を受けていたリーゼが浮かぶのはピストルの曲撃ちやナイフ投げ等
そんなリーゼに仲町のオヤジもやっぱりわかってんなーと満面の笑みで肩ばしばし
…横でノリヒロコンビがガンマンやキューピットの衣装してアピールするけど、オヤジに蹴り飛ばされた
と、勝としろがねの二人が出先から帰ってきた様子
なんでも夏休みが終わったらここの学校に転校することが決まったそうで
勝がみんなにそんな事を話す中、しろがねの胸中には、ある思いがあった
…才賀屋敷での事件からもう三ヶ月も前になるが…勝の命が狙われている件が終わったわけではない
しろがねはその瞳を鋭くさせ、改めて勝を守る決意を固めるのだった
…それと同じころ、殺し屋ヴィルマの元には、一つの殺しの依頼が来ていた
ヴィルマの最後の仕事となる、そのターゲット…それを映し出すパソコンには、勝の写真があった･･･
＜続く＞ 【共産党】志位和夫 ｢韓国では100万人参加のろうそく革命が腐敗した政権を打ち倒しました。次は日本の番です！｣
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0001 サンキュー！ ★ 2018/03/26 12:39:03
志位和夫 @shiikazuo
新宿大街頭宣伝の写真、もう一枚。この熱気は２０１５年９月の安保法制に反対する市民運動の盛り上がり以来のものです。
韓国では１００万人参加の「ろうそく革命」が腐敗した政権を打ち倒しました。次は日本の番です！
https://twitter.com/...s/977825713398079494
返信 14 ID:CAP_USER9 このピエロは何者なんだろうか
正真正銘ただの語り部、って形でも問題ないだろうけど、
どうしてもこいつにも、何かしら黒い部分がありそうだとかんぐってしまうｗ 今の戦いのレベル的に弾丸よりも速いって大してアドバンテージにならないんじゃrya）ん まあ言っちゃなんだが所詮投げナイフだしな
弾丸も切れるとはいえあるるかんには通用しないだろうし 殺し屋の女が勝を弟とシンクロの認知バイアスして殺すの止めるとこまで想像できたｗ 旅から旅への根無し草な仲町サーカスに身を寄せてる勝の行方をつかんだあたり
才賀家の人たちもそれなりに有能ではあるな 仲町サーカスはあらゆる分野に興信所みたいにマルチしてそう 第２幕
ヴィルマとの出会い
仲町サーカスは現在、伊豆にその身を落ち着かせていた
これからお仕事に行く皆ののために、リーゼと勝がおにぎりを作ってくれたようで
でもどうせならしろがねが造ってくれたヤツのほうが…なんていうノリさんヒロさんだけど
しろがねが作ったおにぎりは、なんかサッカーボール大の代物になってました
「おにぎりは…しろがね、納得してないみたいだから…」
「「こっちでいいや」」
という訳で野郎共は今日も一働き、それを勝君と乙女達がお見送りしてあげる
しかしお金ならリーゼのほうも蓄えがあるのに…そう洩らすリーゼだが
既に食費のほうでお世話になっているし、
仲町のオヤジも１４の子が稼いだ金に手をつけたくない思いがあるそうだとしろがねが言うのだった
とりあえずリーゼもお洗濯に行く事に よく働くリーゼに勝も感嘆の声が上がる
「私、こういうの好きなんデス サーカスは共同生活ですカラ…珍しくナイデス
それニ、その…日本の女のコは、家のコト、
トクイはお嫁さんトシテすぐれているのデショ…」 きゃー///
何かへんな事言い出して、顔まっかにして逃げ出したリーゼに勝も思わず変な声が出ちゃう
とりあえず勝はリーゼのお仕事を手伝う事にして、しろがねのほうはどうするのか聞いてみる
皆が働いてるのでしろがねも何か仕事を探す事にするが
その是非を勝に伺うしろがねに、勝も自分のドレイじゃないんだから自由にしていいんだとする
しかしそういわれると、どうしていいかわからなくなる、と困った顔になってしまうが
自分はしろがねと一緒にいるだけで楽しいとの勝の言葉に、どうにかしろがねも笑顔をとりもどしてくれた
「ぼくもリーゼさんも働けないから留守番だけど、しろがねは心あたりあるの？」
「いいえ、でも、私にできることは…サーカスですから」
勝の言葉に、しろがねもポージングを決めて、勝気な笑みとともにそう言うのであった その頃…同じく伊豆の動物園では、勝の殺しを依頼された殺し屋、ヴィルマの姿があった
殺し屋の仲介を務めるウォンとの世間話をさっさと切り上げて仕事の話を聞こうとするヴィルマ
…改めて、そのターゲット、才賀勝の情報をウォンから聞くが…
だが『黒のヴィルマ』は子供は殺さないと言うことでも有名なそうで、本当に大丈夫かウォンも問うが
それに関して相棒が亡くなった事や裏切ったマフィアに制裁を加えた件を話し
それで身を隠すついでに、殺し屋も引退しようと考えていた、との事で…
「だから、まとまった金が要るのさ」 そう呟くヴィルマ、その表情はサングラスに隠れて伺えない
「そうかい…ま、２０万ドルだからな
もともと入りたくて入った業界じゃないもんな、ヴィルマは
弟のゾナハ病を…」
「喉を切ると呼吸のたびに笛が鳴るんだってよ、ウォン」
いらない事までベラベラ喋るウォンの頬にそっと手を添え、そう呟くヴィルマ…
その強烈なプレッシャーに、ウォンも素直に謝るのであった
そんな二人のいるすぐ近くの事務所では、一人の芸人が売り込んでいたところ
しかしうちは飛び込みの芸人は雇わない方針とつれない態度
ついでにその芸人さんに下世話な言葉も向ける事務所のおじさん(その横で事務員の女性が白い目
まあともかく帰るよう手を振るが、うっかり夏みかんの入ったかごを落としてしまうが
その芸人、我らがしろがねは落ちた夏みかんをアクロバチックにすべて掴みあげ
そして宙に舞う夏みかんが、しろがねの身体を転がり、その腕にピシィと一直線に並べられる
「…… 企画部に言っといて」「はい」 ヴィルマたちのほうに視点を戻し、なぜたった一人の子供相手にそんな大金をかけるのかを問うヴィルマ
子供ひとり、町のチンピラでも殺せるはず…その件に関してもウォンが説明しようとするが
ふと、広場に顔をみせ始めた一人のピエロに目が止まり
ウォンの話もそっちのけでピエロのジャグリングに目を奪われるヴィルマ
…ウォンの怒声で我に返り、改めて勝にかかる大金の件を話す
勝には凄腕の護衛がついており、日本の殺し屋集団として有名な『黒賀の人形使い』
その殺し屋１０人がかりで仕留めることができなかったと言う凄まじいものだが…
・・・またヴィルマがピエロの技に夢中になってた
「それで…子供を守る、そのスゴ腕は何人いたんだい？」
「一人だよヴィルマ たった一人の『人形使い』だとよ
そいつがいるおかげで、ただの子供（ガキ）の標的が２０万ドルってわけよ」
そんな話の横でピエロのほうの演技はさらに白熱化し、ギャラリーからも拍手喝采
そしてヴィルマはウォンの話をよそに、そのピエロの元へ向っていく
（あたしにも困ったもんさ…わかってるんだ！
どういうワケだか芸人を見ると、ちょっかいをかけたくてしょうがなくなる！！
どうしようもなくワクワクしてくるのさ！）
にんまりと口元を緩めるヴィルマ、そんな姿にウォンも呆れ顔だが
「あのピエロ、大ケガするぜ」
ウォンは一人、ヴィルマに目を付けられた不運なピエロにそう呟くが…
・・・そして、ヴィルマがピエロに声をかける
「素晴らしい腕ね、ホワイトフェイス
突然で悪いんだけどさ、あたしと賭けをしないかい？
賞金のかかった勝負ってコトだけどさ どう？」
そう告げながら、ヴィルマの手に僅かに伸びるナイフの刃がギラりと光る…！
…しかしそのヴィルマの申し出に、かまわない、とするどこか鋭い瞳のピエロ 勝負の内容は、お互いの持ち物を相手に当てたほうが勝ち、と決めるヴィルマ
サングラスの奥でヴィルマの瞳がギラついた笑みを浮かべていた…
そしてその申し出に、ピエロもわかった、として一旦ジャグリングの荷物をまとめようとする
…なかなか片づけが終わらないピエロにヴィルマも声をかけるが…
「おまえこそどうした？ 勝負はもう…始まっているんだろう？」
アフロのかつらを外し、そのピエロ…しろがねは背を向けたままその銀色の瞳をヴィルマに向ける…！
しろがねのその挑発に激昂したヴィルマが二本のナイフを投げつける！！
その投げナイフを前に、しろがねはゆらりとその身体を回し
甲高い音と共に、ヴィルマのナイフは しろがねの手にもつリングに阻まれ
投げナイフの一本はそのリングの内側でカラカラと音を立てる
ヴィルマの投げナイフをかわしたしろがねの姿に、ウォンも驚愕の声をあげる
「私の負けかもな 髪を切られたのは久しぶりだ
私のはとどかなかったみたいだ…」
しろがねがそういうと…ヴィルマの足元には
ボールに突き刺さっていた、もう一本の投げナイフが落ちていた
…結果としてしろがねの負け、となってしまったが残念ながら持ち合わせが無い事を謝罪する
そんなしろがねに、ヴィルマも笑みを浮かべながらしろがねの肩を抱きかかえる
すっかりしろがねのことを気に入った様子のヴィルマ そんな彼女の様子にウォンも呆れた顔で呟く
「まったくよ…ヴィルマよ、そんなに楽しそうにしやがって
これからおまえは、子供を殺すんだぜ」
＜続く＞ 韓国が鉄鋼の対米輸出量を最大で9000億ウォン（約900億円）削減することと韓国製ピックアップトラックの関税維持など自動車部門での譲歩と引き換えに、米国の新たな鉄鋼関税の対象から除外されることになった。
しかし韓米は鉄鋼関税が免除される時期については明確にしなかった。
金鉉宗（キム・ヒョンジョン）韓国通商交渉本部長は26日、閣議で韓米自由貿易協定（FTA）改定交渉結果を報告した後の記者会見で
「韓米両国は米通商拡大法232条に基づく鉄鋼輸入制限措置から韓国を除外することで合意した」と発表した。
その代わり、韓国の対米鉄鋼輸出量は2015−17年の平均（383万トン）の70%（268万トン）に制限することで合意した。
韓米FTA改定交渉では、自動車部門で韓国製ピックアップトラックの関税（25%）を41年まで維持し、
韓国製自動車の安全・環境基準を緩和することで合意した。
http://www.chosunonl...6/2018032602613.html さすがにウォンさん口が軽すぎる
情報屋やっててこの不用意にいらんこと言う性格はどうかと思うぞ 自由人の成功者タイプの人は存外そういう流動的な人多い印象 しろがねに料理下手属性が付いてしまったｗ
きゃー＞＜ ってなるリーゼと言い
ピエロにはしゃぐヴィルマと言い
今回は女性陣が可愛い回だったなｗ サッカーボール大のおにぎりは流石に確信犯だろ。。。
リアルだとadhdを疑われるレベル ヴィルマは勝を狙うときにしろがねとばったり再会して
その一瞬を突かれて撃退される、という感じになるのだろうか
さすがにしろがねは勝関連では誰が相手だろうと容赦しないだろうし ヴィルマさん拘り強過ぎてアムウェイとかにのめり込んじゃうタイプだから
殺し屋は引退しない方がいいな 第３幕
殺し屋到着
夜も更けた頃…ヴィルマは暗殺のターゲット、勝を狙うべく行動を起こす
…そんな中、ヴィルマは昼間にあったしろがねとの事を思い出していた…
仲町サーカスご一行は、しろがね一人でサーカスの芸で稼いで来た事に、ノリヒロコンビが声をあげていた
ということで仲町サーカスの一員として、お給金を仲町のオヤジに納めるしろがね
そうまで言われると、受け取らないわけにもいかない オヤジもここはしろがねの仕事をねぎらう
ノリヒロコンビのお給料は、持たせておくと何に使うかわかったもんじゃないので没収しときました
勝の方は一日、一輪車の練習をしていたけどしろがねの方は何か面白いことはあったか聞いてみると
今日は変わった方と親しくなったと答え、その人物、ヴィルマの出会いを思い出す…
―――（回想）―――
ヴィルマとしろがねは動物園の飲食スペースにて腰を落ち着かせていた
まずは改めて自己紹介するヴィルマ ちなみに髪もわざわざ黒く染めてるそうな
しろがねの巧みな技にはヴィルマも声をあげる しろがねも彼女のナイフ投げはすばらしかったとして
「どちらのサーカスにいたのですか？」 ふと、そんな事を聞いてみるしろがね
彼女が初めて呼びかけたとき、『ホワイトフェイス』というピエロの種類で声をかけたことから
何かしらサーカスにかかわりを持っていると思ったようで
その問いにヴィルマもため息一つつき…自分がサーカス芸人の一家の生まれであることを話す
７歳ごろにはすでに舞台に出てたほどだそうで
…とはいえ今では結局芸人にならず、違う仕事についちゃったけど…
…そんな彼女の話に、何処か辛そうに見えると洩らすしろがね
ヴィルマもかすかに口ごもりながらも笑みを返してみせる 「あたしの人生はサーカスに縁がなかったってコトよ」
「何か… あったのですか？」
「『ゾナハ病』って知ってる？」
思いも寄らないヴィルマのその言葉に、しろがねの表情が凍りつく・・・
ゾナハ病にかかったのはヴィルマの弟 大きな病院に入れて見てもらうには大金がいる
両親も自分も働きまくったけど、自分は"芸の"ナイフ投げは得意じゃなかった…
どこか遠い目でそう呟くヴィルマ…そして弟はゾナハ病と合わせた合併症により、１５才で亡くなった…
…ヴィルマの話に、しろがねも…かつて出会った、ゾナハ病の青年のことを思い出す…
彼のその満面の笑みを思い出し…哀しげに俯いてしまうしろがね
自分もゾナハ病にかかっていた人を知っていた、とヴィルマに語るしろがね
…その人は今？との問いにしろがねはただ首を横に振り…ヴィルマもそれ以上は聞かなかった
しかし偶然にもゾナハ病と関わったもの同士
ヴィルマもあんたとは親しくなれそう、と会話の弾む二人であった
―――（回想）―――
晩御飯の片づけをしながら、ほかの人としゃべるのは珍しいと声をあげる勝
勝の言葉に、しろがねは自分でも驚いていると語る
「以前の私は、敵かそうでないかだけで、ほかの人を見ていました
敵ではない人は、ただそれだけ 無意味な会話などは、私に苦痛しかもたらしませんでした…
ですが…お坊ちゃまと出会い、仲町サーカスに入ってからは、
人と話をすることが、さほど苦痛ではなくなってきているのです
お坊ちゃま、しろがねは…おかしくなってきたのでしょうか？」
そんなしろがねに、勝もご機嫌そうに笑顔を浮かべて
勝は「今のしろがねの方がいい！」と満面の笑みを見せるのでした ・・・と、しろがね、どうやら仕事で使ってた風船を返すのを忘れていたようで
ノリさんもヒロさんももらっちゃえばいいとするけど、そうはいかないと返すしろがね
お坊ちゃまの前で窃盗をするのも教育上よくないでしょうし
という訳で返しに一旦動物園のほうに向うしろがね
……そこから少し離れた所では、ターゲットを狙う機を伺うヴィルマの姿があった
ターゲットには一人、凄腕の護衛がついていると聞く 果たして誰か…
リーゼの雰囲気にはただならぬものを感じるが、しかし若すぎる
ノリさんヒロさんはそう言う感じではないし…
年はとっているが、修羅場慣れしてそうなのは仲町のオヤジだけ、と見るヴィルマ
そしてヴィルマは、殺し屋としての鋭い表情を浮かべ…
「ジム…許してくれ… これが…最後だから…」
ヴィルマは一人、そう呟く…
野郎共は一足早くおやすみなさいし、勝とリーゼが洗い物を担当する事に
しろがねの言葉に、鼻歌交じりに上機嫌で食器を洗う勝
「ナルミ兄ちゃんのコト…忘れられたのかな…」
…と、そこに誰かの足音が聞こえてくる、リーゼさんかと思う勝だが
次の瞬間、勝の表情が驚愕に変わる…！！
それからリーゼが勝のほうに足を向けるが…勝の姿が見当たらない
と、そこにしろがねも帰ってきたようで…勝の姿が見えない事に首を傾げるリーゼ
…その言葉に、しろがねの表情が変わり…！あるるかんのカバンを持ち勝を探しに向う！
（私としたことが！ お坊ちゃまの側を離れるとは！！） そして勝は今まさに、その命を狙う殺し屋に追い詰められていた
海岸線の見える、セミの声が鳴り響く林で殺し屋、ヴィルマと対峙する勝…
だが、勝のどこか余裕の見える態度にヴィルマも声をあげる
「ぼくね…こんな時がいつかくると思ってたんだ
前にも…あったしね… それで…その時には決めてたコトがあるんだよ
泣きガオは…絶対に、見せてやらないってね」
目尻に涙をためながらも、勝は気丈に目の前の殺し屋を睨みつける
そしてそこに、勝を守るしろがねもその場に駆けつけた！！
＜続く＞ しろがねと関わったナルミが実は生きてると考えると
ヴィルマの弟も、実は何処かで「しろがね」になって生きてるとかあるかも
っていうか実はその弟、ギイだったりして 韓国「事前連絡あった」 楊氏が文大統領に説明へ
3/28(水) 16:43配信
中国メディアは28日朝、北朝鮮の金正恩委員長が中国を訪問し、習近平国家主席と会談したと報じた。
韓国統一省報道官は、「中朝関係の改善発展が、非核化と平和定着など、
朝鮮半島の問題解決の助けになると考える」と述べた。
また、韓国大統領府関係者は、「金委員長の訪中について、中国政府から事前に連絡があった」
として、中国側との緊密な連携を強調している。
中国外交を統括する楊潔チ国務委員は、29日から韓国を訪問し、
中朝首脳会談の内容を文在寅(ムン・ジェイン)大統領に直接、説明する予定。
3/28(水) 16:43
https://headlines.ya...328-00000350-fnn-int しかしやはりノリヒロ二人は、本当にフツーの一般人なんだな
ちょっと安心したｗ 藤田漫画で普通の人は死亡フラグだったりもするんだぜ・・・ocn さすがにノリさんヒロさんの二人が死んだりすると色々キツいなあ
ただでさえ全体的に空気が重い漫画なのに、ゆるい空気に出来る人がいなくなってしまう しかししろがねのコミュ力は凄いな
当初は進撃のミカサみたいな自閉的なキャラだったのに むしろあんな喧嘩上等なファーストコンタクトからあんだけ打ち解けるヴィルマのコミュ力のがすごいわｗ
相手がちょっと世間ずれしてるしろがねだからってのもあるだろけど ヴィルマは職業柄交渉術とかも広汎性に得意そうだな
しろがねと勝も割かし冷静なキャラ 苦しいときこそニヤリと笑え、はヒーローのお約束のひとつよな
勝も基本は守られてるだけだが、先生もそういうツボはきっちり押さえている辺りはさすが、島本和彦が友人なだけはあるw 鳴海みたいに一見パワー馬鹿に見えて、いじめられっ子のコミュ症だった暗い過去を背負ってるキャラは珍しい 命を狙われる勝の行方を追うしろがね
もし勝に何かあれば…しろがねの胸の内にはそんな不安がよぎり
勝を護れば、お前は人形じゃ無くなる…勝の祖父、正二の言葉を思い出すしろがねであった
第４幕
ナイフ＆マリオネット
そしてしろがねは、対峙する勝とヴィルマの間に割って入り！
即座にあるるかんを出し、あるるかんの腕棍棒を暗殺者、ヴィルマに向けて振るう！
だがヴィルマもそれを咄嗟にかわすが…その一撃は僅かに掠めていたかサングラスを真っ二つにする
どうにか勝の無事を確認ししろがねも安堵の表情を浮かべ
そして思わぬ再会を果たしたヴィルマを鋭く睨みつける
ヴィルマも残念だとしながらも、対峙するしろがねとヴィルマだが…
「しろがね、その人が…本気でぼくを狙ったかわからないんだよ！！
わから…ないんだ」
自分ではなく、その隣の木に刺さったナイフに勝もどこか困惑気味にそう呟く…
あるるかんの攻撃をヴィルマは身軽にかわしてみせ
そして投げつけるナイフがしろがねの足を貫く！！
「黒のヴィルマの流星は、弾丸よりも速いんだ
人形を操るのに気をとられちゃ、よけられないよ
さ、勝とやら 悪く思わな…」
だがしろがねはそれでもあるるかんを操りヴィルマに振るう！
両足にナイフが突き刺さりながらも、あるるかんを操り立ち上がろうとするしろがねにヴィルマも驚愕 「大丈夫です…お坊ちゃま
お坊ちゃまに危機があるかぎり、しろがねはけっして膝を地につきません」
「あんたの出番は終わりさ、しろがね とっとと眠っちまいな！」
ヴィルマの追撃の投げナイフが放たれるが
…しろがねは、その身を挺して勝を守り
体中にナイフが刺さりながらも、未だヴィルマと対峙する・・・！
その並々ならぬしろがねの気迫にヴィルマも苦々しい表情を浮かべ
見かねた勝も、狙うなら僕を狙えばいい！としろがねの前に出てヴィルマに言う
「ぼくは初め、おねえさんが…本気でぼくを殺す気はないんだと思ってた！
ナイフが上手なのに二回もぼくに当てなかったから！」
「それは…あんたを怖がらせて逃がさないために…」
命の危機にありながらそうはっきり物を言う勝に、ヴィルマも僅かに動揺が浮かぶ そして
「お姉さんははっきりしたコトの好きなヒトに見える 殺すのにそんなムダなコトはしないでしょ！
だから…本当はいいヒトかと思ったけど…こんなにやるなら、本当に悪い人なんだね！」
勝はさらに続けてそう言い放つ その言葉に…ヴィルマは、亡くなった弟との記憶が浮かぶ
ゾナハ病に冒されたヴィルマの弟、ジムは病院のベッドに横になり
自分の病気にそうとうなお金がかかる事に、姉に謝るジム
―姉ちゃん 何もいらないよ だからジム…
だからジム… 元気になってよ 元気に…―
病院での治療の甲斐なく、ジムは亡くなり…雨の降る墓場でヴィルマは一人立ち尽くす… ・・・そして、眼前の勝の眼差しに…どこか哀しげにうつむくジムの表情が浮かぶ…
「ジム、そんな目で、見ないでおくれ」
ヴィルマはそんな勝の眼差しに、狂気の笑みを浮かべながらナイフを振りかぶり、投げつける！
まっすぐに勝に向う投げナイフは しろがねの顔面に突き刺さる
それと同時に操るあるるかんの一撃が、ヴィルマの腹を思い切り打つ！
「あ…が…即死だろ… ……なんでまだ人形を動かせるんだよ」
腹を思い切り打たれ悶絶するヴィルマは、どれだけナイフを刺しても死なないしろがねを前に困惑
…そして血まみれになりながらも、しろがねはただ目の前の暗殺者を冷たく睨みつける…
「ギャラがどうとか言ったわね、ヴィルマ…教えてあげるわ
何もいらないのよ… お坊ちゃまをお護りできれば…お坊ちゃまが御無事であれば…
私のこの体は… 明日さえ欲しがらない」
＜続く＞ 日本に在留する外国人の数が過去最大である２５６万人となったとＮＨＫが２８日、報じた。
報道によると、法務省入国管理局の集計結果、「在留外国人」の 数は昨年末を基準に２５６万１８４８人で、前年より７．５％（１７万９０２６人）増加した。これは１９５９年統計を始めて以来最も多い数字だ。
国家別では中国が７３万８９０人で、全体の外国人のうち２８．５％となり１位を占めた。次いで２位は韓国（４５万６６３人）で１７．６％、３位はベトナム（２６万２４０５人）で１０．２％をとなった。
一方、日本に不法滞在中である外国人の数は今年１月１日現在、６万６４９８人で昨年より１２２８人増えた。国家別では韓国が１万２８７６人、中国９３９０人、タイ６７６８人の順だった。
2018年03月29日11時04分
http://japanese.join...400&;sectcode=400 勝を守りながらの不利な状況とはいえ
しろがね相手に有利に立ち回ってるあたりヴィルマも間違いなく凄腕なんだろうけど
哀しいかな、武器としろがねとの相性が悪すぎたか ヴィルマはなんかキン肉マンのザ忍者的な強キャラ感だけは確かにあるな
実績は罰lゲームかってぐらい悲惨な有様でも この傷を見て何となく言っちゃいけないかも知れないが
錬金術関連って後付けだったのだろうかって思い始めた
里で足負傷した時より酷そうなのに動けてるし
つってもそれはそれでストーリー展開や後付け能力がすごいって事だろうけど 和月や荒川の錬金術漫画と比べると設定自体は正直荒削りなんだが
臨場感で読み手との投影性同一感を保ってる印象 第５幕
一時閉幕
自らの頭に突き刺さったナイフを、しろがねは鈍い音を立てながら淡々と抜き取る
その血塗れの姿のしろがねに勝も泣き叫んでしまうが…
しろがねが自らの傷跡を指すと、その傷が見る見るうちに消えていく さすがに勝も驚き
そしてヴィルマも、自身のナイフが通用しない相手に、口端から血をたらしながらぼやく
しかし自分にも引き下がれない理由がある… ヴィルマがナイフを振り上げ…！
「 あ る る か あ あ あ あ ん ！！」
しろがねの叫びと共に、あるるかんがヴィルマを滅多打ちにする！
だがあるるかんを操ることで、しろがねもその傷跡から血が溢れ出る…
しろがねのその姿に、勝も涙を流しながらしろがねを止めようとする
ぼくを護って人間になるなら、そうなるまで死んじゃダメだと訴える勝…
…そんな勝の姿に、ヴィルマもどこか自分の弟の事を思い出していた…
―――（回想）―――
ゾナハ病の発作に苦しめられ、掠れた呼吸音を響かせるヴィルマの弟、ジム
苦しむジムの姿に、ヴィルマも医者の胸倉を掴みあげるが…
そんな姉に、苦しげな呼吸を洩らしながら、怒っちゃダメだと言うジム…
「ママやパパが言ってたよ…芸人＜ショーマン＞は…
お客の…前では…怒っちゃだめだって…
だから…ほら…みんなに、お姉ちゃんの芸… 見せて…あげようよ…」
発作に苦しむ体でありながら、ジムは自らの頭にリンゴを乗せ
サーカスの口上も語って見せる が… 「ジム…ダメだよ… …姉ちゃん…あんたに……ナイフ投げるなんて…」
ナイフを取り出しながらも、ヴィルマは滝のような汗をあふれ出し震え上がる
…それでもジムは、姉に向けて満面の笑みで言う
「黒の…ヴィルマの流星は… 弾丸よりも… 速いんだ…よ…」
…そしてヴィルマは覚悟を決めたか、ジムに向けてそのナイフを投げつける！
だが…ふらつき倒れるジムがリンゴを落とし、そのナイフがリンゴを射抜くことは無く
・・・そしてジムは、眠るように息を引き取った・・・
―――（回想）―――
勝を見ていると、どこかそんな嫌な思い出が蘇る
…だが他所に気を取られている今なら勝を殺すチャンス…！
（姉ちゃんの殺しも… これが最後だからね…ジム）
ヴィルマが投げナイフを手をかけるのにしろがねも気づくが、既にヴィルマは投げる寸前…！
・・・だが、勝はただまっすぐに、自らの命を奪おうとするヴィルマをじっと見つめていた
とっさにしろがねがかばおうとするが、ヴィルマの投げたナイフが勝の眼前にまで迫り…！
・・・そのナイフは、勝を貫かずその背後の木に突き刺さっていた…
「ふ…ジム…ごめん… また…はずしちゃった」
そう呟くのを最後に、ヴィルマは気を失ってしまうのだった 倒れて気絶するヴィルマに止めを刺そうとするしろがねだが、それを勝が止める
殺しておかねばまた勝を狙うかもしれないが、それでもしろがねに人殺しはして欲しくないと言う勝の言葉に…
―自分の命が惜しくねえヤツにゃ、他人の命の重さなんて絶対わからねえからよ！！―
…しろがねの脳裏にあの人の言葉が浮かび…しろがねも勝の言うことに従うのだった
痛かったのはしろがねなのに…勝も申し訳なさそうにするが
しろがねはもう治ったと返す 頭にナイフ刺さったのに、さすがに目を丸くする勝
…で、勝は倒れたヴィルマをひっぱろうとして今度はしろがねの方がびっくりしてしまう
自分を狙った殺し屋を介抱しようとする勝にしろがねも流石に声をあげるが
「ほんとにそうかなァ この人は本当にナイフをぼくに当てる気だったのかな」
「それは…どうしてですか？」
「…この人、すごくつらそうだった…
なんか…今の場所からどこかに行きたくてしょうがないような…」
「ですが、その者をつれ帰って、また、襲われたら…どうなさいますか？」
しろがねの問いに…勝も微かな笑顔を浮かべて答える
「ごめん、ぼくも強くなるから」
…勝の答えに、しょうがなくしろがねも折れ、ヴィルマの身体を肩に抱えるのだった
―なんか…今の場所からどこかに行きたくて…しょうがないような…―
薄れ行く意識の中、ヴィルマの脳裏には勝の言葉が響いていた…
＜続く＞ 英国バドミントン協会が全英オープンバドミントン選手権大会で韓国人選手の入場時に旭日旗を使ったことに対して謝罪した。
全英オープンは１７日、英国バーミンガムで開かれた男子シングル４強戦で韓国のソン・ワンホ選手が入場する時、場内の大型電光掲示板にソン・ワンホが旭日旗を背景にポーズを取っている映像を流した。
これにバドミントン協会は２６日「この競技は全世界で生中継され、これを視聴していた数多くの韓国のバドミントンファンたちが失望した」とし「主催側と英国バドミントン協会の明確な状況説明と公式的な立場を求める」という書簡を送った。
これを受け、全英オープン組織委と英国バドミントン協会は２７日「選手入場時、他国の国旗が表記されたのは極めて深刻なことだった。これに対して韓国のバドミントンファンと関係者に丁寧に謝罪する」とした。
http://japanese.join...icle/142/240142.html オヤジの前フリから言っても、ヴィルマの加入は規定路線ではあるが
この警戒心ＭＡＸのしろがねの説得をどうするかが問題だ（何） これを機に勝がハーパライフなハーレム生活に乗り出しそうな流れに なんかナイフのくだりの勝は天然通り越して適応障害引き起こしてるみたいにみえる( 自分を殺しに来た相手と友達になることがこそ最強って言葉があったが･･･
勝くんにはそれを体現させようとしてるのかも知れんけど
なんか勝くんがアレだからどうしてもどっかイカれてる感じしちゃうのはわからんでもない ヴィルマが美女だったからの切り替えしやろな
もしコミュ症のドブスや女顔の男みたいな奴だったら真顔で処刑してた筈ｗ モヒカン大男でありながらメイン仲間の石島土門さんディスってんのかあーん？ >>191
ノリヒロコンビはホモティ関係だからrya)ん サーカス〜入団希望者
第１幕
開幕ベル
気絶していたヴィルマが目を覚まし、最初に視界に入ったのは見知らぬ天井と
横でうつらうつら眠る、彼女のターゲット、勝の存在が合った
「お坊ちゃまに何かしたら…おまえは死ぬ」
目を覚ましたヴィルマに、彼女を警戒するしろがねがそう告げる
…状況がわからぬヴィルマにしろがねが何があったかを話す
ヴィルマは勝の意志で、ここ、仲町サーカスのもとに運んできたと言う
サーカスの皆にも行き倒れた人と勝が説明し、どうにかヴィルマのことを承知させたそうで
自分の命を狙ったものを助ける勝に、ヴィルマもクレイジーだと笑い声を上げるが
あるるかんがその頬を殴り、ヴィルマを無理矢理に黙らせる
「ジョークで、１１歳の子供が一晩中、暑いだろうと、うちわでおまえをあおげるか？」
その言葉どおり、眠る勝の傍らにうちわが置いてあった
そして勝は、ヴィルマが本気で自分を殺そうとはしていなかったと話していたことを告げる
もちろんしろがねは、ヴィルマがそう簡単に諦めるとは思っていない
「だから私がいるのだ 私の標的＜ターゲット＞はおまえだ、ヴィルマ」
そう告げ鋭くにらむしろがねの姿に、ヴィルマもその背筋に悪寒が走る
そして眠る勝に、優しく毛布をかけてあげるしろがね 「モンスターめ…」
…ヴィルマの脳裏には、こめかみにナイフが突き刺さりながらも平然とするしろがねが浮かび
僅かに表情が曇るが…すぐにニヤリとした笑みに変わり
「でもさァ… あんた＜モンスター＞の泣き顔は、セクシーだろうねえ」
ｽﾙﾘと猫撫で声でしろがねにすりより、扇情的にその顎を掴みあげるヴィルマ
そんな挑発に怒りのしろがねの平手打ちが飛ぶが、ヴィルマも咄嗟に避け
「ケガ人に乱暴すると、坊やが起きるよ」
そういって横になるヴィルマは、横目で勝のほうを僅かに見やるのだった
翌朝、仲町サーカスの皆がなにやら集まっていた
なんでもこのあたりで大道芸の大会が行われるそうで
「ふーむ、有名な横浜・野毛の『大道芸ふぇすてぃばる』とか、
『大道芸ワールドカップ イン 静岡』みてーなモンを、ここでやるのかよ〜」
そのビラを見て仲町のオヤジもそう声をあげる
どうやらしろがねが以前働いていた動物園の方が、欠員が出たそうなので
それでしろがねに出てみないかと持ちかけてくれたそうだ
しろがねがやるなら皆も見に行くと笑顔を浮かべるが…しかしその件に関しては
しろがねは『仲町サーカス』が出場するように申し込んだとの事でサーカスの面々もびっくり
とはいえどんなところでも芸ができる場ができるなら、とオヤジも笑顔を浮かべ
で、開催の方はいつか聞いてみると
「あした…なのですが…」
しろがねのことばに皆さん一気に大慌てになった
流石に親父も早く言えと声をあげるのでした しろがねぺこぺこ 「てっきり勝手に決めてきたことをしかられるかと思いましたが、」
「みんな芸を演りたかったんだね」 とたたた
「そうですトモ マサルさん、私もデス
サーカスの芸人＜アーティスト＞はやはり芸をやりたいものデスカラ」
ちなみにリーゼちゃんは今回ドラムを呼ぼうとして皆に止められました
あわただしも賑やかに準備するみんなの話に、横たわるヴィルマはどこか遠い目で…
…幼い頃に過ごした、サーカスの記憶が浮かび…
「今さら…もどれないさ…」どこか自傷的な笑みを浮かべてそう呟く…
ひとまず仲町のオヤジはしろがねとともに演目の打ち合わせ
そのついでに、勝がつれてきたと言う行きだおれ、ヴィルマの様子を聞いていた
…情けない話、仲町サーカスもいつまでも置いていけるほど余裕はない
昔のサーカスはどんな食い詰め者も受け入れたと言うのに…どこか申し訳なさそうにそう洩らす仲町
と、そこにトラックのテレビが一つのニュースを報じる
なんでも『ストローサーカス』が経営悪化のために解散することが決まったそうで
≪団側の話によれば、団長の三牛諸美氏と、その息子、直太氏の…
度重なる売上金の使い込みが発覚し、他の団員が多数辞めた事が理由とのことです≫
…仲町のオヤジもその報を少し残念がる、団長の三牛にはいい思いではないけど…
しかしノリヒロコンビはそのニュースにざまーみれと大笑いでハイタッチであった ぱしーん
勝の方もストローサーカスはしろがねと初めて出会い、リーゼとしろがねの三人で始めてでたサーカス
勝にとっても色々思い出のあるサーカスであったが、こればっかりは仕方ない
とりあえず明日に向けて準備する一行 横になるヴィルマもその光景を見て…
「ふん」と軽く息をついて寝返りうつのであった そして大道芸大会が開催され、大通りはあちこちで賑やかな大道芸が行われ人たちも歓声を上げる
仲町サーカスの一行も少し送れて会場に到着し、まずは準備にかかる事に
と、どうやらヴィルマも連れてきたようでその身体を心配する仲町だが
ヴィルマは親しげに仲町に抱きつきながら感謝の言葉を上げる がばー
ついでにノリヒロコンビやリーゼにも押せ押せでもうすっかり手玉に取られちゃうサーカスご一行
…しかししろがねは一人、ヴィルマへの警戒心を緩めない
このままですむはずはない、としろがねはその目を鋭くさせる…
・・・その後ろの大会本部のテントでは、すっかり落ちぶれた三牛親子の姿があった
どうにか参加させて欲しいと願う親子だが、ぺいっと門前払いされるのでした
「みじめだな〜ナオタ」；；
「ああ、誰か〜 芸させてくれよ〜〜〜」；；
＜続く＞ 東京五輪での南北合同入場行進など提案検討
2018/3/31 13:05
©一般社団法人共同通信社
【北京共同】国際オリンピック委員会（IOC）のバッハ会長は31日、2020年の東京五輪や22年北京冬季五輪での韓国と北朝鮮の合同入場行進などを「適切な時期に」提案することを検討していると明らかにした。
https://this.kiji.is/352665187503129697 わかってはいたがとうとう直々にクレイジー呼ばわりされたか…ｗ 仲町のおじさんならサーカス潰れて
無職になっても余裕で何食わぬ顔でナマポ申請して生き延びそう ヴィルマは今までにない押せ押せタイプの人だから見てて楽しいな
加入したらなんだかんだ皆をひっぱってくれそう しかし殺し屋だからジュビロ作品の定型的な法則で生き残れなそう しかし鳴海は最序盤で勝と話してなかったらストローサーカス解散でプー太郎かｗ
まあ記憶も腕も無くなるよりはマシだけども おやじから見た昔のサーカスって西成や港元町の飯場レベルのアングラな所なんだな・・・ というかヴィルマだけじゃなくこの親子も絡むんか
正直きたない大人の妨害やらかしてヴィルマのかませになるだろうけど（ しろがねとヴィルマの共同生活は流石に色々と危険過ぎるだろ・・・ocn 第２幕
仲町サーカスのピンチ
大道芸大会にて、仲町サーカスの舞台の準備が整い
皆も久しぶりのサーカスに心を躍らせていた えいえいおー
そしてヴィルマも、あちこちで行われる大道芸につい身体が動いてしまうが
「ふん、なんだってんだよ
ぜんぜんそんなコトないよ…ジム」
自分に言い聞かせるかのように、ヴィルマは一人そう呟く
…その横をすれ違ったのは、空腹に辺りをさ迷う、落ちぶれた三牛親子であった
子供が落としたフランクフルトに飛びついてみにくいあらそいを繰り広げる二人
借金取りから逃れてこんなところまできてしまったと洩らす三牛パパ
で、二人して責任を押し付けあうが…二人がともに溜め息が漏れる
すると子供が「もういらなーい」と食べかけのたこ焼き落とし 親子飛びついた ﾁｮｰ
「ねえパパー…今までさーぜんぜん思ったコトなかったけどさー…
サーカス出来ないのは･･･ さみしいね〜〜〜」
そう呟き、三牛親子が空を見上げて涙を滲ませていた
…と、不意にパパがナオタに伏せるように言う するとその前には仲町たちの姿があった
しろがねの姿に思わずナオタがその場に飛び込もうとして、パパが首のマフラー掴んで引き止めた
しろがねはともかく、仲町のオヤジに今の自分達のこんな姿を見られたら仕返しされるに決まっていると叫ぶ
特に仲町とは同期のライバル、こんな惨めは姿は見せるわけにはいかない、と身を隠す二人であった 舞台の設営が整えられる中、しろがねはヴィルマに向けて警告を告げる
なにかしようとすればあるるかんが一瞬でおまえを殺す、とするしろがね
しかし勝を狙おうにもナイフは全部取り上げられただろうに、と含み笑いを浮かべるヴィルマ
・・・しかし、しろがねはヴィルマへの警戒を緩めない 勝にも油断しないように注意するしろがね
とりあえずノリヒロコンビが開始前にリーゼに感謝の言葉を言う
なんでもテーブルの上にあったうなぎやあんきものカンヅメを
リーゼが用意してくれたものだと思って美味しくいただいたとするノリヒロコンビだが
・・・その言葉に、リーゼの表情がなんだか凍りついちゃう
「じ…実はあのカンヅメは…仲良くなった魚屋サンからもらっタ…
私の動物…ノラネコがひょっとしたら食べるかもと思った…古いモノ
それで・・・ 賞味期限 一九八八年―――」
と、涙ながらにリーゼが言った途端、猛烈な腹痛が仲町サーカスの男たちを襲う！！
＊ おうちの方へ 季節柄、食中毒はまず家庭から気をつけましょう
あれでは当分戻ってこれないだろう… あとには涙のリーゼとその顔が引きつる勝が残る
そのザマを見ていた三牛親子もザマーミロと声をあげていた
だが散っていった彼らの死は無駄にはしない！
とリーゼは空に浮かぶ仲町達の笑顔に、涙とともに決意を固めていた…！
・・・が、今度はリーゼに気づいたギャラリーたちが大群で押し寄せ
あっという間にリーゼの身柄が大群にもってかれてしまうのでした
だ、だがまだしろがねがいる・・・のだが
しろがねの方は芸を始めてすぐ折れてしまったと言う、バランス曲芸中の芸人の台を支えてあげていた
さらにその体に迷子の子供がしろがねに抱きついて泣き叫んでおり、もう動くに動けなくなっておりました
「だめだこりゃ！」 全滅の仲町サーカスに、勝もそう洩らすしかないのでした だが、仲町サーカスにとっては数少ないチャンス、次行ってみようと割り切ることもできない勝…
そんな勝を冷たく睨み…背中に忍ばせていたナイフを手にするヴィルマだが…
何かを決意したような、勝のその表情に気が付く
…そう、勝はたった一人でも、仲町サーカスを決行しようと言うのだ
僕だって仲町サーカス、と一輪車に乗ろうとする勝だったが
上手く乗ることができず、思い切り転んでしまう
その後も何度も失敗してしまう勝の姿に、ギャラリーも興ざめした様子で離れていってしまう…
そんな未熟な技術で舞台に立とうとする勝に、同業者の芸人からも厳しい言葉をぶつけられてしまう
「おうボーズ、隣で芸してる身にもなれや
へたくそなシロートが、横でやってちゃ客がしらけるだろォ！
ガキがよ！オレ達ゃ、見せる芸があるから、こういうトコに立てるんだ
練習に練習を重ねてな！それで人様に自分の芸が喜んでもらえるか、判断してもらうんじゃねーか
『芸』ってヤツを甘く見てんじゃねえ！」
その厳しい言葉に、勝も返す言葉が無く…
そして三牛親子や、ヴィルマもその言葉にどこか神妙な面持ちであった
…それでも勝は、今は僕しかいないから、と未熟な自分なりにどうにかやって見せようとし
「ぼくだって…仲町サーカスだから」 苦々しい表情を浮かべ、勝はそう呟く…
＜続く＞ 【ソウル時事】韓国外務省や軍合同参謀本部は３１日、アフリカ西部ガーナ沖で現地時間２６日に
韓国人３人が乗った漁船が海賊に乗っ取られ、３人が拉致されたもようだと発表した。
海賊は、３人を別の高速艇に乗せて逃亡したという。
韓国大統領府によると、文在寅大統領はアラブ首長国連邦（ＵＡＥ）訪問中に報告を受け、
２８日の帰国直後、３人の安全確保に最善を尽くすため、オマーン沖で船舶保護に当たっていた
韓国軍駆逐艦を現場海域に派遣するよう指示した。ただ、アフリカ南端の喜望峰を回って
向かうため、到着は４月中旬になる見込み。（2018/03/31-22:37）
https://www.jiji.com...8033100479&;g=int
返信 人形繰りはあんなにできた勝もまだガキなんだってのを思い出すな ノリヒロならここで食当たりで死んだとしても躁鬱展開にならずギャグで終わりそう 正直おっさんの言い分も正しいからなあ
表舞台に立つ以上、「未熟だから」なんて言い訳は通用しない ヴィルマにワンセックスの筆下ろし稽古してもらえば勝の運動神経なら2.3日で余裕だろ まあ年上の兄さんキラーの勝ならナオタ兄ちゃんがなんだかんだで
みてらんねえなと手を貸してくれるであろう
で、その光景にヴィルマもサーカスの芸人としての心を取り戻す、のが王道展開であろうかな 一輪車なんてただでさえ乗りにくいもんだから
コンサータホールみたいな床じゃ尚のこと乗りにくいわな 第３幕
一時閉幕
芸を見せる人が一人もいなくなってしまった仲町サーカス
勝一人だけでは客を引き止められず、ただただその場にへたり込むしかなく…
そして大会スタッフ達も、いつまでたっても出し物を開催しない仲町サーカスの舞台を片付けようとしてしまう
もう少しで皆帰ってくるから…悲痛な表情で訴える勝だが、聞き入れられるはずも無く
「言ったろボーズ、舞台は、毎日苦しい思いで修行したヤツだけのもんなんだよ」
同業者の芸人からも厳しい言葉をぶつけられ…そして解体されていくサーカスの舞台
ヴィルマと三牛親子はただ黙してそれを見つめるが
…しろがねは目の前の光景に次第に表情が険しくなり、あるるかんの歯車音が微かに響く…
勝も懇願しながらスタッフにすがりつくが、それを軽く跳ね飛ばしてしまう
その光景に、しろがねももはや我慢の限界…！！
「あ る る
―――次の瞬間、勝の周囲に大量のナイフや包丁が投げつけられる！？
その目の前には、ナイフ使いの暗殺者、ヴィルマがニヤリと笑みを浮かべていた
「レディース＆ジェントルメン、ナイフ使いでございまーす」
勝も困惑気味に目を丸く、する間もなく今度は勝の小さな身体が持ち上げられ
「いかがでしょう！すばらしい足芸―――『人曲』＜にんぎょく＞にございまーす！」
勝の小さな身体が、ナオタの両足でクルクルと器用に回転させてしまう
思わぬ状況に勝もおもわず「ど…どうして…」なんて聞いてしまう
三牛親子はその問いには答えないが、とにかくここは勝に協力してサーカスを開催してくれるようだ
そしてヴィルマも同様のようで、３人が笑みを浮かべていた と、ようやくトイレに駆け込んだ野郎どものおなかもどうにかマシになってきた
まだお腹を押さえながらも駆けつけようとする三人、だがリーゼとしろがねがいればどうにか…
…しかしそこに、ギャラリーたちに鞭とともに命じることでようやっと開放されたリーゼの姿
これにはサーカスの三人もあんぐり、だ、だがしろがねなら一人でも…
…と言ってた矢先からしろがねも街の人に捕まってた姿がありました
どうにか子供の親も見付かり手助けしてた芸も終わったようだけど ご一行もずっこけ
だがそうなれば、サーカスには今は勝一人…！
血の気が引く一行、仲町のオヤジが群衆をかき分け勝の所に向かうと
そこにはナオタの両足でぐるんぐるんと回転する勝の姿があり
モロミパパの実況の下、ヴィルマのナイフが見事、回転する勝の手に持った空き缶を貫いた！！
見事なサーカスの芸に歓声を上げるギャラリーの中、仲町サーカスの皆さんはその光景に目を丸くする
…しろがねは一人、ヴィルマを鋭く睨みいつでもあるるかんを出せるようにしておくが…
「ああ…面白いねえ…ショーは…」
その言葉とともに笑顔を浮かべるヴィルマの横顔に、しろがねは僅かにその手を下ろす…
三牛親子もヴィルマの技に賛辞の声をあげ、彼女も上手く呼吸を合わせてくれた親子に感謝
けど親子の後ろで仲町サーカスの皆さんがやいのやいのうるさいので、パパが仲町のオヤジの胸倉掴んで怒鳴り声を上げる
そもそもおめーらがちゃんと芸を仕込んであげていればこんなことしてねーと声を荒げる親子
その言葉に一行も目を丸くし…スタッフからも勝におきたことを聞き
「ヴィルマさんや三牛さん達が来てくれなかったら…ぼく…ぜんぜんダメだったよ
ただ…ぼくもさ…仲町サーカス…だから…」 ちょっと苦笑気味にそう話す勝に思わず涙ぐんじゃうご一行 オヤジが頭ぐしゃぐしゃ撫で
で、親子もおんきせがましく勝を助けた事をあれやらそれやら告げて…
「だからさ、この際…ちょっとだけおまえらのサーカスにさ…」
そう一行に耳打ちする親子に、一行も目を丸くしちゃう
…そしてしろがねも、ヴィルマに向けて言う ナイフを投げたとき、おまえを殺すところだったと
だがその言葉に動じず、なんで殺さなかったの？と返され…その言葉にしろがねは答えず…
「くく…ねえ、信じなくてもいいけどさ……
あたしさァ、人殺しより面白いコト思い出しちゃったのよね
だからさ… マイハニー、頼んでくれない？仲町にさ」
しろがねの顎に手を添えて、ヴィルマは艶っぽくそうしろがねにささやく…
その日、三人の入団希望者がありました
と、先ほど勝に厳しい言葉で接した芸人のおっさんも、無事成功した勝にぽんと手を添え
いい芸人になるんだぜ、と言ってくれた そしておっさんは仲町のオヤジにもこう語る
「よォ、アンタが座長さんかい？ いい芸人もってるなァ」
結果は、決まったようなもんだったけどね
からくりサーカス ←
Le Cirque De Karakuri パパはマイクパフォーマンスか
こうしてみるとサーカスと一口に言っても色々役どころがあるんだなー なんかヴィルマが秒速でデレ初めて噴いた
もうちょい引っ張らんと一気にメラっと死亡フラグ立つでぇ 三人がいなかったらしろがねの怒りのレザアマシオウが飛ぶところだった事を考えると
ヴィルマは意外とナイスフォローだったかも知れんｗ しかしヴィルマになにかとベタベタ触られても抵抗しないしろがね
MLレズ同人のネタにコト欠かんな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
