>>984
もしも黄金聖闘士同士がタイマンしたら、10m前後の距離での光速必殺技の打ち合いがメインになるだろう。黄金聖闘士は
だいたいみな10m前後の射程の必殺技を持っているから。
天舞宝輪についてだが、ジャンプコミックス21巻での94〜95ページを見れば、効果範囲がシャカ本人を中心に円形に広がっ
ておりその大きさは半径5m以内といったところ。
この円の外側にいて光速攻撃を繰り出していたら天舞になんかかからないということになる。
仮に天舞の円内に対戦相手を置けたとしても、こんどは天舞の物性のなさが問題になってくる。この技は何の物性もなく、敵
の技を打ち消したり相殺したりすることができない。例えばライトニングボルトと天舞をお互いが届く条件で同時に打ち合った
としたら、シャカは当然パンチをまともに食らう。だが、アイオリアは天舞にはかからない。なぜなら、天舞という技は結界の内
部に敵がいないと効果を発揮できないからだ。ライトニングボルトにあたると吹っ飛ばされ天舞の結界の外に敵が置かれる。
スカーレッドニードルと天舞の打ち合いなら、吹っ飛ばされないからシャカが針攻撃を被弾し敵も天舞にかかるだろう。
そしてやはり目を開けないと発動できないという条件もネック。アイオリア戦では実際に目を開けさせてくれなかった。
まとめて考えると黄金同士のタイマンでは天舞はかなりかかりにくいだろうな。
漫画の実際で黄金3人がかかったのは、1.シャカが目を開けて戦闘可能だったこと、2.射程内に3人全員入ってくれたこと、3.3人
とも何の技も出さずシャカが一方的に天舞を発動できたこと、という条件が揃ったからだな。
特に3人が天舞の効果範囲を知らなかったという要因が大きい。知ってたら、目を開けた状態のシャカに3人揃って接近するなん
てバカなことやらないだろうし、だれか一人でも天舞の射程の外にいてシャカを狙撃するように考えるだろうよ。