あなたは新米の冒険者です。2
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故郷から3ヶ月の時間をかけ、近辺ではもっとも大きな街に到着しました。
もうすぐ日が暮れようとしています。
どうしますか? >675
レンチ士官(♀44、名前はオールア中尉)を飲み込み、救援に駆け付けた魔道士官は手も足も出せず、 あっちは大丈夫そうだな……と思って、帝国軍の立てこもる教会へと向かって行った
むろん、元?の姿に戻った鸚鵡も一緒である
その頃 >>677
この魔道士官がどこからやって来たかというと、イタリ共和国の誇る飛空艇母艦からである
もっとも艦載艇はさきほどの衝撃波でやられ全て飛べなくなっていたが
マエスタの異変を感じ、テレポートで瞬間移動出来るほど優秀な魔導士ではあったが
ある意味あまりにも相手が 対処能力をはるかに超えていた
テレパシー通信で飛空艇母艦ジュゼと連絡を取るも >>679
対艦砲撃用防御魔法障壁をはるためである
教会は丘の上にあるため、丘までの陸上経路については帝国残存兵や自動人形
兵化ゴーレム、被害の軽微だった空挺戦車などを配置し、共和国側からの攻撃を耐えていた
しかし反対側の切り立った崖からは、軍艦の絶好の的にほかならず 港街の共和国統合軍混成旅団司令部は未曽有の仕事量に追われていた
そもそも戦時中にこんな過疎地に複数の軍艦がこの地にいるのも
陸軍の混成旅団があるのも全てアリソンのせいである
そのため、ここは午後6時には帰れると揶揄されかつ憧れの職場でもあったが そこは今では死と隣り合わせの危険な場へと化していた 目の前に死そのものが迫る >>683-684
マエスタ級2番艦のレーレ並びに、トレ級人型重巡洋艦1番艦のトレ、戦時になったため
モスボールから人型へと改装の上再就役したマリ級のマルチとカステルが丘の上に砲撃を始めていた
古米の見た、目から光線はトレの片目に内臓された照明によるものである
人型3に通常型駆逐艦1といういささかバランスの悪い組み合わせではあったが >>686
同時に帝国軍残存部隊にとっても死はそこにあった
ここまで壊滅状態に陥っておりしかも退却の手段がないのであれば
降伏をしていてもおかしくはなかった しかし降伏出来ない >>682
通信相手のジュゼにいるもう一人の魔術士官からの返事は素っ気ないものだった
現有兵力で対処されたし
確かに 旅団司令部からの報告が正しければ、旗艦レーレにとっては朝飯前の仕事の筈だった もはや考え思案に耽っている時間では無い 新米古米島の三者がそれぞれの武器を手に艦橋へと詰め寄る >>693
古米は丘の上の教会に向かってる最中だよ(>>678)
でも面白いのでw
忍術、実分身により古米は物理的に二人となっていた
一人は教会に、もう一つは面白いからと新米、島の元へ
欠点は分裂する度に身長と能力もまた分散するのだが、そんなことには >>692
1時間前の広域破壊兵器により艦隊の魔道・機械式両方の索敵機器並びに小口径以下の砲銃
含む、比較的脆いとされている各種機材は破壊されたものの、一部は復旧し大中口径も
一部通常艦に旋回等の支障があるものの(人型艦は生体補正で対処)概ね問題もなく 見え実際兵器には何一つ問題は無かったが乗組員は新米との死闘の末ほぼ討たれ
船長の命も今まさに尽きようとしていた 新米古米島からの斬撃が三方から迫る >>696
>695はレーレなんで新米たちのいる駆逐艦とは別の艦だよ
新米たちがいるのはマエスタ >>696
と、その時マリが動いた 今までは甲板上に味方が居たため大口径砲も使えず
小口径砲は内装妖精がまだ修理中だったが、敵が艦橋に集まったのならと
跳躍しマエスタ艦橋の上半分を切る 艦橋がマエスタ後部甲板から丸見えになったところで 時を同じくして教会では儀式が終わっていた 空に暗雲が立ち込めたかと思うと
海域一帯へと巨大な岩が豪雨となりて降り注いだ >>698
無事だった既に旋回済の後部甲板、第二砲塔120mm連装砲が火を噴き艦橋へ >>695
濃霧も晴れ視界良好、旅団並びに艦隊の魔道士官による簡易索敵では空に艇影なし
敵潜水艇もジュゼ、型は違うが同じ飛空艇母艦エウロパが危険を承知の上で外洋に出て
問題ないとの報告を受けていた
しかし、目的の分からない帝国軍の侵攻と新型広域破壊兵器、それに推定8割は損耗した状態での抵抗
何かがおかしいそう感じながらも丘への艦砲射撃を始めようとした時、岩の様な雹が無数に落ちて来たのである
なぜ、セオリーの対艦砲撃用防御魔法障壁の前にこの様な小細工を?と思ったが、 >>699
元々、濃霧を発生させていた魔導士のいる帝国軍残存部隊である
気象を操り雲を発生させ、教会周辺の岩や砂利をその雲に混ぜた上で巨大な岩の様な雹を降り注ぐのはわけもなかった
これにより、帝国側の陸上経路上の自動人形、ゴーレム、装甲の薄い空挺戦車の被害は甚大だったが
それ以上に機械化の進んでいない共和国混成旅団の陸軍将兵は壊滅レベルの被害を受けることとなる
また復旧の終わったばかりの旅団司令部の機械式探知装置も再度破壊され >>700
『奴』はマリの砲弾を弾いた つまり当たれば砲撃が効く相手なのである
マエスタの砲手はそう信じ発砲を行い、マリはこのタイミングで120mm連装砲の砲撃を信じて疑わず
切った艦橋の上に乗りさらに跳躍していた 全ては砲撃が終わったタイミングで新米を上から 120mm連装砲の砲撃で艦橋の周りが煙に包まれたわずかの間、新米たちは高速通話で話ていた
内容は、新米が古米になんでこんな茶番をやる必要が?といい
古米が面白いからと言いかけたところで、新米の目がマジなのに気が付き
島が双方ともそれなりにやられてないと我らの痕跡が残ると困りますしと話し
それより上空のお嬢様どうします?乗組員と違って峰打ちや蘇生虫貼り付けるのはチト と、落ちて来たのは『お嬢様』だけではなかった 無数の岩のような雹をみて
あっこれは想定外 と島は駆逐艦ごとコールタール状のその体で包み込み
頭上の岩雹に気が付いてないマリは、横から巨大化した忍鳥のコカちゃんが >>701
旗艦レーレが号令を出す前に人型は退避行動を取る
マリ級のマルチとカステルはとっさに腕についた外部装甲を上に向け岩の様な雹を防いだ
そのため生体部分の損傷は僅かだったが、衝撃波では大丈夫だった大口径砲は軒並み損傷を受け 壊れた大口径砲を放棄したマルチとカステルだったが、内装妖精達がどうなってるのかは確認が出来なかった
妖精さんが沈んじゃう…… 今だ降りしきる岩雹を外部装甲で防ぎつつ、そんなことをいうカステルに
次女艦のマルチは、妖精さんは大丈夫だから……としか声をかけられなかった
そんな中 >>709
この世界の太陽のこと言ってるなら、日はとっくに沈んでるよ……(だから白夜の地域ではない)
今夜間で、1日が24時間なら午後7時頃が舞台時間 日本で言うところの季節感はいまのところないけど
極端に暑くもなく寒くもない状況だと思われ 雹がふるぐらいだから秋口か冬の初めって設定するなら別 >>709
そう日が沈んだようにまた戻ったのだ。
あの衝撃波の後、濃霧は全て消え去り、空には主を失ったままの炎上する大型飛行艇や
地上や海上でも小型の飛行艇から出た火の光が昼間のように辺りを照らしていたが
それも岩雹によって全て消された。
辛うじて浮いていた大型飛行艇は、 辺りが暗くなったのを見計らったかのように
陸軍施設からの照明弾が定期的に街を照らすように発射され始めた
昼間新米のみた新型砲台からのものである
丘の上の教会を狙うには距離も精度も問題があったが、 >>705
後少しでマエスタ艦橋とマリが思った時、横から巨大な怪鳥がマリの小柄な体を掴んだ
と同時にマエスタ炎上による明かりが突如消え辺りが暗くなる
漆黒魔法!?と思ったが、そうではなく周囲をまるで岩のような汚れた雹が落下しているのに気が付く
自分を掴んでいる怪鳥も可能な限りよけてはいるが 羽は傷つき血が流れ始めていた
その状態からマリはこの怪鳥が自分のことを襲うつもりではないことに気が付き
怪鳥ことコマはマリを連れたまま海を抜け丘の方へと >>715
×怪鳥ことコマ
〇怪鳥ことコカ
間違いスマソ 丁度その頃、人型駆逐艦よりはうまく岩雹に対処していた人型重巡洋艦トレであったが
大口径砲も無事に守ってはいたものの、射程の関係から早く丘に射撃していたため
砲弾の数が心もとなくなっていた
旗艦レーレの指示に従い対空監視を始めたが、怪鳥とその下のマリらしき
影を見かけたところで、岩雹のかけらが内臓照明側の眼に入り >>702
探知や通信などは機械系ではなく魔道系のものばかりにはなったが
突然の岩雹の豪雨がやみ始めてから10分後には、混成旅団司令部でも状況が
分かり始めて 地下通路からやって来た住民防護隊の話では住居区画ではそれほどの被害が出ていないことが分かった
帝国側の住居の多い区画を狙ったわけではないが、この街は対アリソン対策で半ば要塞化していたこと
また戦時中であることから、メテオストライクならともかく、空襲や海岸線からの艦砲射撃に対しても堅牢な 住居区画の被害は軽微だったがそれに反して陸海軍の被害は大きかった
陸については前述(>>702)の通りだが、午後7時30分時点で
人型 重巡洋艦、トレ:中破 弾薬心許なし 駆逐艦、マリ:失踪
マルチ及びカステル:大破(事実上の戦闘能力が奪われたため)
通常型 駆逐艦、マエスタ:大破(と判断 詳しい状態不明) レーレ:小破
飛空艇母艦 ジュゼ:中破 エウロパ:小破(外洋にいたため)
海上に出ている砲艦としては、レーレのみが 実際、マリ級人型駆逐艦4番艦のアンは街にいるわけだが、
その他所属艦のトレ級人型重巡洋艦2番艦エステ、マエスタ級3番艦リベ、4番艦シロ
は帝国との戦争のため他海域へと出払っていた
そんな 中、飛空艇母艦ジュゼとエウロパは甲板上の岩雹でやられた飛空艇を 捨てにかかっていた 甲板上には、先の衝撃波で主翼等が壊れていたものの修理
すれば直せる飛空艇が多数あったが岩雹のために魔道式飛空艇の命ともいうべき
竜骨までが破壊されたからである
必死に飛空艇を海に落とし、艦内の機械式飛空艇(水上機)をエレベーターに載せ >>705
マエスタは、いわば原始の海・生命のスープな状態で島に包まれていた。
全ての魔術・機械式問わず機器は停止し、生命は眠りについている。新米と古米を除いては。
島はさすがにもう本当に魔力はないでござる。帝国もあんな魔法を使った以上、
後数刻は魔術で攻撃出来るすべもござらんであろう。と >>722
その頃のアンであるが、気絶している中年を見ていた 衛兵もいて 通りすがりの玉子焼き屋の娘とアゴパン警視がパヨコップ通りを駆け抜ける今泉富美子を見送り、 >>717
トレが探照灯側の眼を負傷したため、海上は暗闇へと包まれる
レーレにはマエスタと同人数の見張り員がおり、皮肉にも強化人間の割合が少ないため
衝撃波の際は交代制で見張りをさせていたことから >>694
丘の上の向かっていた古米であったが、丘は激しい争奪戦となっていた
そのためさらに身分身を行い100人ほどになった古米の群れは、帝国・共和国の
激しい銃撃戦を身を隠しながら >>729
身分身じゃなくて実分身だったのね、間違い訂正
それと、スレの皆さん、あけおめことよろ >>724
機械式飛空艇の準備ができ始めたころ、既に夜間警戒のため出していた
エウロパの夜間索敵機の内2機を、街と丘への誘導のために進路を変更させ始めていた。
時同じ頃、陸の新型砲台の照明弾が海上からも見え始め >>729
行動している時に雲一つない天気が曇り、突然の岩雹の豪雨が 100人に分裂した古米は、走り・隠れ・跳躍し、あらゆる物を盾にして
身を守ったがそれでも30人ほどが潰れ40人ほどが負傷した。
小さく素早く動ける古米ですらこうなのだから、 その頃のアンであるが、気絶から回復した中年を看病していた。
衛兵も近くにいる 懐中時計を見ながら時間を確認し、
明日またアリソンがやって来る午前5時までに、 今泉富美子のババ老婆スワッピングに巻きこまれてしまったのだった。 >>728
通常の半数の人数での見張りではあったが、今のところ敵の増援が来る気配もなく >>733
岩雹の豪雨が収まった後には周りに動くものはなかった
帝国・共和国そしてあらゆる物の区別なくそこは岩雹の重量で押しつぶされた物で
埋め尽くされ、あたかも『夜食』が >>715
マリを連れ丘へ目指す怪鳥だったが、さすがに直撃はないものの、マリも何度もヒヤリとさせられたが
こんな触媒が必要な大規模広域魔法が長時間続くはずもなく、やがて岩雹もまばらに >>725
それを聞いた新米と古米は海に潜り、丘の上の教会を目指し 島はマエスタの全乗組員の昏睡と鎮火を兼ねたその身の覆いを徐々に元に戻し初め >>737
古米が流石にこれは酷いと思った時に、爆音と共に頭上に無数の光が >>719-720
徐々に集まってくる情報を元に混成旅団司令部では今回の帝国の >>739
始めようとしたが、頭上に飛空艇の機械音が聞こえ来て その頃のアンであるが、内装品の魔道・機械式共に司令部と通信が取れないのに気が付いた
中年を見つつ「私、まだここに居てもいいのかな?それに通信も、」と衛兵に言ったところで
アンの心中を察したかのように、 さっきの凄い音を聞いただろ?爆弾か何か街中に落ちたのさ
だから司令部の機械式通信機は壊れたのかも知れないし
今は砲撃音が聞こえるから対魔術防御砲弾を使っているのかも知れない
と、 衛兵は言ったが、確かに司令部では機械式の通信アンテナは先ほどの岩雹で壊されていたものの 魔道式通信自体は行っていたのである
というのも艦隊もまた多くが先の岩雹で機械式通信設備が故障等してたからであるが なのに、人型駆逐艦であるアンの内装通信機が使えない理由は なんのことはない件の衛兵が妨害装置を設置していたからである
そして、身分身と実分身(※)をしたちっちゃな島と古米は隅に隠れたその装置を、
※身分身:文字通りの分身 もっとも島の場合は質量込みの実体があるが 別名、分裂増殖
実分身:自分の体を分裂して自分を増やす 増えれば増えるほどその分体積は減る
何らかの方法でかさ増しも可能 やがて大きな生体電波妨害装置へと変貌した。
これにより、 アリソンも帝国や共和国、そしてそれ以外の人や半人である人型軍艦の区別なく
虫も花も魚もカエルもトカゲも鳥も犬猫も猿も人も、あらゆる生きとし生ける物と同化し、
一つの生命体として 数万年の歳月を反映していた
やがて氷河期に入り全休凍結をして眠りについたころ、 恒星間航行技術を持つ宇宙人がこの惑星を訪れ、海峡の憶測で眠りについたままの
唯一同化しなかった新米を発見し 導くための質問の準備を始めるのだった
新米が目を覚ました時、そこは懐かしい 今は亡き城の稽古小屋だった 目の前にはまだ人間だった頃の島と古米もいる
島が「いまから いくつか しつもんを はじめる」とたどたどしく まるで直接頭に話かけるような島を不審に思いながらも、 「きみが ガンダム なのは わかっている」
と言って>>566-567で読んでいた本を見せられた
よく見るとその本は透けているのか 表紙を持っている島の手が見える
いや島の手、島自体もよく見ると光で作られた影絵の様な存在だと ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています