日産、アメリカじゃ電気自動車勝負で負けつつあるそうな。悔しい〜(17日)
2018年10月18日 [日々是修行]
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1980年代に携帯電話が始まった時、端末は全て日本製。やがてモトローラやノキアなど入ってきたけれど、私の世代だと韓国製や中国製の端末など買う気にならなかった。
想定の外です。なのに今や端末の多くは韓国や中国で作っているだけで無く、ブランドまで受け入れられている。私のアイフォーン、ブランドこそアメリカながら
いろんな国の部品使い、作ってるのは中国。

今は自動車についちゃ皆さん日本製がベストだと思っていることだろう。けれど少なくともリチウムイオン電池は中国に負けつつある。おそらく挽回出来ない。
そもそも中国で売る日本車の電気自動車用電池は、全て中華電池になること確実。となれば、日本で販売する電気自動車用のリチウムイオン電池も
中華電池になることだろう。量産効果により圧倒的に安くなるからだ。

懸念されるのは車体そのものも中国製になるんじゃないかということ。只でさえ日産やホンダなどは日本専用車を開発しにくくなっており、縮小均衡を図っている。
ホンダの場合、アメリカ向けに開発したモデルを日本で生産しているが、すでに日本生産すると割高になってしまうようだ。ガソリン車でもそんな状況。
さらに生産台数少ない電気自動車だと、中国で生産した方が安い?

中国製の方が日本製より性能良くなる可能性すらある。携帯端末のカメラ性能で最も良いのは中国製のファーウェイだし、
ドローンの制御技術でDJIにかなうメーカーなどなし。新しい技術や価値観が必要される分野や、開発のスピードで勝負決まる製品は、
内部調整などにより決断速度遅くなってしまう我が国は厳しいかもしれない。日産リーフ見てると、ソフトのアップグレードさえしない。