「5ナンバーサイズの小型車が欲しい。3ナンバー車や軽自動車は嫌。」と主張している中高年の方々は、
1989年の自動車税制改正の時に何故声を上げなかったのか?

「3ナンバー規制ではなく、エンジン排気量課税の方を廃止すべきだ。」とか、
「軽自動車は危険な乗り物だから軽規格は廃止して小型普通車の自動車税を安くしろ。」とか、
「5ナンバーサイズの乗用車の毎年の自動車税を39,500円から軽自動車並みの7,200円に値下げろ。」などと、
安保闘争や沖縄の反基地運動並みの政治運動を展開したり、与野党の有力代議士に陳情すれば、
今のような5ナンバー車の消滅と、軽自動車か3ナンバー車かの二択を迫られる事態は避けられたはず。

エンジン排気量課税の方が廃止されて、車体寸法に対する課税の方が残っていれば、
今頃5ナンバー車の選択肢が豊富にあったし、プログレの様な5ナンバーサイズの高級車が新車で買えたはず。