大野敏明著「日本語と韓国語」は「チャリンコは、韓国語の自転車(チャジョンゴ)から来ている」としている。
 呉智英さんも「言葉の煎じ薬」の中で「朝鮮語のチャジョンゴから来ているチャリンコは、数少ない朝鮮語起原の現代日本語である」と書いている。


朝鮮語起原の古語では「虎」がある。日本に虎はいない。朝鮮にはいる。
だから朝鮮語の「ホーラ」が「虎-とら」になったとされている。でもこれはいい。だって日本に虎はいなかったのだ。朝鮮には虎がいたのだ。
 
虎とちがい、日本に自転車はあった。朝鮮よりも前からあった。自転車という日本語もあった。
なぜそれをチャリンコなどという下品な響きの朝鮮語で呼ぶのか。「漬け物」を「キムチ」、濁り酒を「マッコリ」、鍋物を「チゲ」と呼ぶようなものである。


そういやバラエティ番組を見ていると、吉本系の朝鮮人お笑いタレントが、みなテレビで「チャリンコ」を連発している。耳障りだ。そりゃ母国のことばだから言いたかろう。 もっとも彼らは母国では「半チョッパリ」として最低の扱いとなるが。


私は「チャリンコ」「ママチャリ」「ゲンチャリ」等を使うひとを信じない。嫌う。会話したくない。


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