>>334
小系ホイールはもともと円弧が小さい関係で接地面積が小さい、それが日本の道路を走るとどうなるか?
日本の道路のわきには多くの場合、摩擦係数の少ないセメントのフタがかぶっています。
つまり、小系ではとても滑りやすく危険です。
しかもアスファルト部分とセメント部分のつなぎ目でハンドルをとられやすい。
しかも、大型トラックなどに煽られた時、歩道へ逃げようと思っても、「ものを乗り越える力の弱い小系車」は極めて危険です。

私のまわりだけでも、小系車で線路を横断中に滑って大転倒して骨折した人が3人。
道路のわきで転倒して膝を陥没骨折した人が一人。
砂のあるところで転倒してビンデイング・ペダルをはずす時間が無く、真横に倒れ肩を骨折した人が一人。
また、走行中、高圧小系のタイヤはパンクすると、一瞬にしてタイヤがリムからはずれるので大転倒します。
ある自転車を啓蒙する団体の長が、100万円を越える高級小系車の前輪がパンクして大転倒しました。
「どうすることも出来なかった」そうです。

それでいて、小系は全自転車に対するフレームの比率が大きく、軽量化が難しい。つまりコストが高くなる。
また、同じ100kmを走っても、タイヤの外周の円周が短い小系は、ハブが数万回よけいに回ります。
つまり、ハブや回転部品の寿命が短い。
スポークは上へ行くと引っ張られ、下へ来ると圧縮されます。
これを小系は100kmごとに数万回余分にやられているので、スポーク寿命も短い。
スポークの寿命と言うのは疲労強度が問われるので。
つまり大きいホイールのほうが回転部品の寿命が長い。
また回転が緩やかなので、機械的な内部回転抵抗も少ない。
こうして見ると、小系に行くべきメリットは何一つ無いと言って良いと私は考えます。

だそうだよ