まったく偏見なくダホンに関わり始めたのですが、その後、いろいろなお客様と話すうち、
かなりダホン信者というのは、ブロンプトンに対して敵対的、挑発的で、
いいがかりとしか思えない戦闘的なコメントばかりなのが気になったのです。

たとえば「ブロンプトンは内装ギアと外側変速機を併設している無神経な設計である。」
私は小径折り畳みだけでもさまざま乗ってきて、ブロンプトン6速モデルのクランクを停めないと変速出来ない内装変速と
クランクを回してないと変速出来ない外装変速が併設されていることで不具合は一度も感じたことはなく、
「無神経な設計」と思ったこともありません。
「よくもまあ乗ったこともなく想像で批判出来るのものだ。」と首をひねるばかり。

「ブロンプトンは非常に重い。」
「小径車の未来は軽くてコンパクトな14インチにある。」
小径折り畳み自転車はかつては16kgくらいありましたが、BD-1がスポーツ走行の出来る小径折り畳みとして11kgでデビューしました。
ブロンプトンをはじめ現代の主な小径折り畳み車の重量もこの11kg前後で落ち着いています。
これは窮屈でないポジションや折り畳み機構、車輪径、強度などを考慮すると自然とこの位の数値になるためです。
これを更に走行性能やポジション、乗り心地など居住性を犠牲にしてまで数値をアピールするために軽く小さくする
のが進化の方向なのか?と言うと私は疑問です。

「ブロンプトンのフレームのメインチューブが湾曲した姿は奇形魚のようである。」
ダホンMuの湾曲フレームはブロンプトンを参考した、という意見もあります。
またブロンプトンのパテント切れを待って開発したダホンの類似品は更に「奇形度が増している」笑)。