ディスクブレーキの持つ致命的な左右差の問題に関しては、サイスポの安井氏も前から指摘してる


フリーダム店長もこの通り
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今年のツールで、ディスクブレーキは不要だとの考えが強まった。
ロードバイクにおいてディスクブレーキを採用した時、制動距離が上がらないことは十分に知られている。
制動距離を短くするにはタイヤのグリップ限界の方がはるかに手前の課題であり、ディスクローターだとかリムブレーキだとかいうレベルに達していない。
ディスクブレーキはあくまで、ウェットコンディションで挟力が落ちにくいというだけであり、制動距離の絶対的な縮小につながるわけではない。

そのほかに2つネガがある。

ひとつがスポークが大きく張り出していることによる空気抵抗の増加。

そしてもうひとつのネガティブは、ローターが左側についていることで、ブレーキをかけたときに左側に引っ張られてしまうこと。
平たく言うと、右にカーブするときに自転車が立ってしまう事。左右対称に曲がることが出来ず、高速になればなるほど顕著になっていく。
これがスポークのテンションやパターンで解消できないことは、オートバイクの歴史が証明している。解決するにはスーパースポーツバイクのようにダブルローターにするしかない。
では果たしてロードバイクがダブルローターになるのか。それはまだわからない。
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やはり左側にしかディスクローターがないのはバランス悪いよね
このせいでフロントホイールのオチョコが極端になってしまい、結果的に空力性能も乗り味も極端に悪化した
そもそも業界がリアホイールのスプロケットの寸法を稼ぐためのオチョコを吸収するのに何十年も要したことを思い出してみるといい
研究開発を続けた結果、フリー側はタンジェント反対側はラジアルという構成しか基本的にありえないことになり、
更にはオフセットリム、ハイローフランジ、左右でスポークの材質を変えるメーカーまで出てきている

しかしディスクブレーキのフロントホイールは極端なオチョコがあるのにもかかわらず左右両方ともラジアルで組んでいる
これは乗るまでもなく失敗作であると看過できる