また>>410もまだまだ思想的研鑽が足らないとしか評しようのない中途半端な仕上がりである。

「カフェレーサー風」「ホビーMTB」風などの遊びの方向性で行くならばマッドガードは必要のないものだが、
キャリアを装着している時点で、それは、荷物を日常的に積載する普段使いの散歩自転車や通勤自転車、または
軽旅行用自転車。
競技やそれに準ずるスポーツライディング遊び以外の、実用目的の車体であることは明白なので、マッドガードが無い
と機能的に不完全である。
そしてここが重要なのだが、これを作った本人は「よく知らないけどなんとなくビンテージな感じのって渋いよね」とでもいった考えでブルックスのサドルや日東のステンレスボトルケージを取り付けているのだろう。
しかしその現代の新参者がぼんやりと思い描く「ビンテージな感じ」の時代には
「競技自転車以外は全てマッドガードが装着されていた」
わけであり、偽古典車を目指すのに「泥除けなんか格好悪いからつけない」という無知ゆえのチグハグな考え
こそが格好悪いものだということは是非ともこの場で指摘しておかなくてはならぬ。