ノアの来年1月1日東京・日本武道館大会で、〝魔界の住人〟グレート・ムタと米WWEの
〝キング・オブ・ストロングスタイル〟中邑真輔(42)のシングルマッチが実現することが
30日に電撃発表された。

世界中のプロレスファンを驚かせるビッグサプライズだ。この日の東京・有明アリーナ大会
第4試合終了後、会場ビジョンでは来年元日決戦の参戦選手としてムタの名前がコールされた。

さらにその対戦相手の発表に切り替わると、なんと直後に流れたのはWWEで使用されている
中邑の入場曲「The Rising Sun」。中邑の姿が映し出されると、2年半ぶりに歓声が解禁されていた
同会場からは大歓声が起こった。

代理人・武藤敬司の引退に伴い来年1月22日横浜アリーナ大会でラストマッチを控えるムタと、
世界最大団体WWEの第一線で活躍中の中邑による「日本が世界に誇るスーパースター対決」は、
まさに超ド級のドリームマッチだ。

VTR内で中邑は「なんだ? 夢か? 幻か? 紛れもない、現実だ」と不敵な笑みを浮かべつつ
「これは奇跡だ」と、国境と団体の垣根を越えた一戦に腕をぶした。

中邑は今月、師匠・アントニオ猪木さんの葬儀に参列するために一時帰国していたが、日本で
試合をするのは2019年6月のWWE日本公演(両国国技館)以来、実に3年半ぶり。20年以降は
新型コロナウイルス感染拡大の影響でWWEの日本公演が行われていないため、ファンにとっては
待望の凱旋となる。

しかも、その試合が最初で最後となるムタとの一騎打ちとあって、世界中から大きな注目を集めそうだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c237cb63569c1fd6acdf239fe6deb235fb923874