B裁判外で行使された相殺
「裁判外で相殺権行使の意思表示があったという事実が、弁論主義で処理
される。意思表示があったという事実はどちらの当事者から主張されるの
でもよい(主張共通の原則)。この意味で、相殺の意思表示は、完全な意味
での権利抗弁ではない。」高橋概論147頁。