>>47
試したといっても代表的な基本書読んでみたってだけだけどね。

ちなみに労働法選択ではなく、知財選択にした。

労働法は森戸のプレップとリークエをちょっと読んだけど、
上記で挙げた中ではかなり「進めやすい」と思う。民法・商法と
同じような感覚でいけると思う。

要は、なじみが無くて理解しづらい概念が頻発するかどうかが問題。
知財だと「著作物概念」とか、特許請求の範囲(クレーム)とかがそう。
重要な概念(この理解なくしては、たぶん安定して事例を解けないし、
その後の範囲も理解できない)にもかかわらず難しくて理解できないから
「進められない」。

経済法だと、独禁法の色んな構成要件が出てくるけど、それらの適用関係とか
、複数の企業が複雑に関与する事例の中の個々の事実が何故当該構成要件に該当
するのかを理解するのにかなり苦労しそう。
なので判例を分析しつつ問題演習を大量にこなさなきゃいけなさそうなのに、あまり
演習書が充実してない印象。

その点、労働法はそういう引っかかる箇所があまりない(全範囲やったわけじゃ
ないからあまり信用すんな)。 問題演習も民・商で訓練した技術がほとんどそのまま
で使えそうな気がする。
「分量が多い」といわれるのは論点が多くて論パを覚える量が多いってことだと思う。

結局、難しい概念をサッと理解して応用する自信があるなら分量の少ない経済法とか
でいいと思うが、そうでないなら着実に進めやすい労働(あと倒産もか?)がいいんじゃないかね。