独ソ不可侵条約が締結されたとき、
平沼騏一郎は「欧州の天地は複雑怪奇なる新情勢を生じた」
と述べたそうだが、
正恩の「非核化の目標は先代の遺訓であり」は、
それよりはるかに分かりやすい。
明々白々の戯れ言である、という意味で分かりやすい。

南北対話で経済支援を要求してくるだろう。
経済支援が得られれば、核開発は水面下で進め、
得られなければ、核開発を派手に宣伝して南を威圧する。
それが正恩の腹づもりだろう。