0112従業員の転退職で倒産、3年ぶり増加
2023/02/07(火) 16:24:55.21ID:BP0lAAhW2022年の「従業員退職型」を業種別にみると、人手不足倒産に占める割合が最も高いのは建設業で50.0%と半数を占めた。設計者や施工監理者など、業務遂行に不可欠な資格を持つ従業員の離職により、事業運営が困難になった企業などが目立つ。人手不足感が高止まりするサービス業も、人材の獲得競争が激しいソフトウェア開発や老人福祉などの業種で多い。
賃上げ進める大手企業と「無い袖は振れない」中小企業の格差広がる
2022 年の「従業員退職型」では 建設業で割合が高い
2023年も既に1万品目超の食品で値上げが予定されるなど物価上昇が止まらず、労働者からは賃上げを求める声が強まっている。賃金アップを求め人材流動性も高まり、大手のみならず中小企業でも月額5000円の大幅ベアで呼応するケースも出てきた。他方、賃上げしたくても収益力に乏しく「無い袖は振れない」中小企業も多い。厳しい経営に嫌気がさして役員や従業員が退職したケースもあり、動向は二極化の様相を呈している。
転職市場などを筆頭に、賃上げによって良い人材を高給で囲う動きが強まるなか、満足に賃上げされないことを理由に従業員が辞めることで経営に行き詰まり、倒産する中小企業の増加が懸念される。