【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 39-4】
・That is to say, his country was no longer in its familiar place ...:
that is to say 「すなわち、つまり、換言すると」。no longer 「もはや…ない」。
基本の熟語だけど、文で出たらその時に確認しておこう。そうすると忘れない。

・Our sense of ourselves and our place in the world ...:
文意によっては「釣り合い」を破った読み方がほしい。「自分自身と世界の中での自分の位置についてのわれわれの意識」

・... may not, as my friend's experience suggests, come from ...:
v+M+Vは No. 35に続いて2回目。
伊藤本の良いところは、例えばこの構文に自信がなかったら、indexを利用して他の伊藤本から同種の文を簡単に拾ってくることが出来ることです。
そんな本は他にはありません。
as my friend's experience suggestsは焦点の所。

・..., for no country is ..., except as ...:
for は接続詞のfor。理由を表す接続詞ですが、他と違い等位接続詞に分類されています。
従属接続詞はBecause S+V, S+V. とも、S+V because S+Vとも書けますが、for はS+V, for S+Vの順番しかない、だから等位接続詞なのだ、と考えるようです。
except as ... は前置詞が2つ繋がっていますが、from behind the curtain やtill after midnight など少ないながらこういうのがあります。
個別に出てきたときに覚えればよいでしょう。

・A map is merely a model in which we may locate ourselves:
「前置詞+関係詞」。切れ目はinの前、ルール 3で指示されたように先行詞を代入し、
We may locate ourselves in the model.
を作ります。(a がthe に変わっていますが、冠詞の微妙な問題はここでは触れません)。

「前置詞+関係詞」の文法的理解にはほとんど影響しません。気になる方は冠詞の本を読んでください。
最初の一冊としてお勧めできるのは『英語の冠詞はここまで簡単になる』(ジェームス・M・バーダマン)
もう一冊は英作文の本で、『和文英訳教本 文法矯正編』(小倉弘)