女性8人のスカート内盗撮 
27歳検察事務官「下着に興味…」、停職処分
2016.9.15

 女性のスカート内を盗撮したとして、大阪高検の検察事務官の男が逮捕された事件で、この事務官が書店や家電量販店で計8人の女性客の下着をデジタルカメラで盗撮し、「下着に興味があった」と供述したことが15日、分かった。
大阪区検は同日、大阪府迷惑防止条例違反の罪で、事務官を略式起訴した。
 高検によると、略式起訴されたのは刑事事務課に所属する検察事務官(27)。
大阪簡裁は罰金40万円の略式命令を出し、事務官は即日納付した。
事務官は同日、停職2カ月の懲戒処分を受け、同日付で依願退職した。
高検の次席検事は「検察庁の職員が法に触れる行為を行ったことは極めて遺憾で、深くおわび申し上げる」とコメントした。
 起訴状によると、事務官は今月3日、大阪市北区の書店などで女性客計8人に背後から近づき、バッグ内に隠したデジタルカメラで女性の下着の動画を盗撮したとしている。