戦わない柔らかい棋風ワッショイ!!!
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ベタ足インファイトで殴り合う直線的な棋風でなく、
太極拳や合気道のような弧を描いて相手をいなす、捌きや流水の棋風について語ろう。
プロ棋士だと
趙漢乗(チョ・ハンスン)
羽根直樹
安井知得
だろうか。 ボクシングは防御する側の方が有利!
ボクシングの練習をやっていて僕はこう思うようになりました。
それは、「ボクシングは防御するほうが有利な競技なのではないか?」ということです。
そこでいろいろ検証していきたいと思います。
パンチとは相手を「突き放す」動作である
まずパンチとはどういう動作でしょうか?ボクシングで一番使われるであろうストレート系のパンチを見てみたいと思います。
ストレート系のパンチはまっすぐ相手に飛んでいきます。そしてパンチが当たると相手は後ろに突き放されることになります。
つまりパンチとは相手を突き放す、押し返す動作というわけです。
なのでパンチを一番効かせられるのは相手が向かってくるときとなります。
では逆に「相手が下がっているとき」はどうでしょうか
相手が後退している場合、相手の動きのベクトルは向かってくる場合と逆になります。
つまり自分から見て前の方向に移動しているわけです。なのでベクトルはパンチの方向と同じになります。
相手の動きのベクトルとこちらのパンチのベクトルが一致してしまいパンチの威力を殺されやすくなります。
「あらゆるパンチを回避する防御方法は存在する」でも述べたように後退動作が遅れたとしても下がる動作の途中なら
致命傷になりにくいというのはこういう理由からです。パンチにはこちらに引き寄せる効果はありません。
引き留める効果もありませんし掴んで引き寄せることは反則になるのでできません。
下がる相手にパンチは機能しにくいと言えます。 下がりながら打つパンチが意外と有効
こっちが下がっているときでも威力はともかくパンチは出せます。
パンチは相手を突き放す、押し返す動作である、というのはさっき申しました。
そしてこのときの状況を考えてみましょう。「相手が前進してくる、向かってくる」のを「あっちいけあっちいけ」と
迎撃している状況です。ベクトルは相手が向かってくるので前に、こちらも後退してますがパンチは前に突き放す動作なので
ベクトルは前を向いています。そしてそのベクトルが正面衝突します。
パンチが一番効力を発揮するシチュエーションだと思いませんか?
逆に言えば『下がれば能動的にこの状況を作り出せる』わけです。
僕も練習で下がりながらシッシッと追い払うようなパンチをやりますが攻撃するほうは意外と厄介なもののようです。
相手にとっては下がりながら打たれるパンチは腕がつっかえ棒のように邪魔になります。
下がっている時は苦し紛れで出すようなパンチでも効果があるのです。 防御する側のほうが動作のバリエーションが多い
これは逆に言えば攻撃する側の動作のバリエーションが少ないといえます。
ボクシングはストレート、フック、アッパーの三種類くらいしか攻撃手段がありません。
しかし防御する際にとれる行動はブロックはもちろんのことスウェー、ダッキング、ウィービング、パーリング、
ブロッキング、バックステップなどなど攻撃より多いです。
しかもスウェーやバックステップなどはボクシングの主要な攻撃を一つの動作ですべて回避できます。
逆に攻撃する側は防御側の多彩な動作すべてに対応できる万能なパンチというものがありません。
パンチを組み合わせて上手く当てる必要がでてきます。
最近はフロイドメイウェザー選手のようなL字ガードを利用する選手もいるのでますます防御が多彩になっています。
メイウェザーはよくコーナーやロープ際で戦っていますがほとんどパンチに当たってないと評判です。
これはメイウェザー選手が天才なためというのは間違いないですが攻撃側がストレート、フック、アッパーで
構成されるコンビネーション(最大4発くらい)とバリエーションが少ないのに対して
防御側がとれる行動のほうが多いからというのもあると思いません? 世界の情勢は防御重視である
最後に実際のボクシングはどういう情勢なのかを見てみたいと思います。
今の世界の主流は防御重視といわれています。これは僕以外にもロンドンオリンピックボクシング金メダリストの
村田選手なども言及しています。(参考記事:村田、ボクシング界の傾向に苦言)
最近のボクシングはフロイドメイウェザーを筆頭としてディフェンシブなボクサーが多いです。
間違いなく世界の潮流は防御重視だと思います。
しかし人々は言います。戦い方が寒い。つまらないと。
2013年にノニト・ドネアとのビッグマッチに勝利したリゴンドーなんてファイトスタイルがエキサイティングでないと
批判されてトップランクと契約を切られてしまい物議を醸しました(参考:リゴンドーの戦法は「逃げ」だった?
|杉浦大介「ドネアvs.リゴンドー戦から見えた4つのこと」)
しかし趣味でやってるボクサーが出場するアマチュアの試合では別に他人に魅せる必要はありません。
アマチュアは試合に出場しても魅せる戦いをしてもKOで勝ってもお金はでません。 ・ちょっと下がるという動作一つであらゆる攻撃を回避できる(つまり拒否行動が強い)。
・下がり続けてロープやコーナーまで追い込まれても対抗手段は結構あるので下がる行動にリスクを負わせ辛い。
・延々と下がり続けることもできる。またパンチは突き放す動作であり下がる相手に機能しにくい。
・掴んで引き寄せる行為は反則なのでできないので下がる行為を抑止し辛い。
・下がる際に向かってくる相手に打たれるパンチは効果を発揮しやすい(追う相手にリスクを負わせられる)
こうしたことから僕はやっぱりボクシングは防御側が有利!だと思います。
ボクシングの技術はどんどん進化しています。
これはボクサーが打たれずに打つを追及した結果だと思います。
打たれるボクサーは長続きしません。
http://defence-boxing.com/file/6.html あらゆるパンチを回避する防御方法は存在する
ストレート、フック、アッパーなどのボクシングの攻撃をすべて回避する方法は存在します。
なんだと思いますか?
答えは……後ろに下がる
後ろに下がって距離さえ取ればストレートだろがフックだろうがハイキックだろうが(反則ですが)
すべて避けることができます。簡単ですね!
ボクシングはすべてパンチだけで攻撃します。腕だけしか使ってはいけないわけです。
そのためリーチが短いです。
なので少し下がるだけですぐにパンチの射程距離外に移動できます。
あとは当たらない間合いさえキープしておけばパンチに当たることはありえないわけです。
しかし、この「後ろに下がる」ということができていない選手が意外と多いです
このトピックを読んでおられる初心者の皆さんはぜひバックステップの練習に取り組んでほしいです。
このバックステップという動作一つであらゆるパンチを回避できます。
どんなコンビネーションやフェイントを仕掛けられても後ろに下がる、
ただ一つだけの動作で対応できるのです。
http://defence-boxing.com/file/1.html 攻撃が先か? 防御が先か?
戦争は攻撃と防御のどちらか始まるのでしょう。攻撃だと思いませんか? ふつうに考えると、
攻撃がないと防御はできないのですから。しかし、クラウゼヴィッツは「戦争の起源を哲学的に
考察すると、本来の戦争の概念は攻撃から派生するのではないことがわかる」と述べています。
その理由は、攻撃は、戦闘ではなく、「占領」を絶対的な目的としているからです。占領しようとする地域に敵がいなければ、
当然のことながら、戦闘がおこることはありません。これに対して、防御は「闘争」(戦闘)を直接的な目的としており、
防衛することと戦うことは明らかに同一であることから、戦争は防御によってはじめて生起するのです。
別の観点からいうと、こうなります。防衛は、侵略だけに向けられ侵略がその必然的前提となりますが、侵略は防衛にだけではなく
占領にも向けられるので、敵の防衛を前提とする必要がありません。だから、防御が攻撃に先立つのです。
いずれにせよ、クラウゼヴィッツは「戦争手段を最初に行使する者は防御側である」
「『戦争の概念に真に適合した行動を最初に取るのは、防御側』である」と論じています。
https://www.tais.ac.jp/faculty/graduate_school/major_incomparative_culture/blog/20120901/24667/ カウンターアタックがなぜ有効なのかを考える
全体の得点のカウンターアタックが占める割合は約35%と言われています。
これを聞いて、たった35%と思った方もいらっしゃると思いますが、サッカーでは約50%がセットプレーからの得点なので、
この35%という数字は非常に多い割合です。そして残りの15%はオーガナイズされた攻撃からの得点です。
バルサがディフェンスラインからボールを回し、相手陣地に少しずつ近づいていきゴールを決めるシーンをよく見ますが、
これが全体の約15%しか起こりません。(FCバルセロナの場合、チームとしてオーガナイズされた攻撃で得点する可能性は一般的な
割合より高いです。)
ではなぜカウンターアタックから得点できる可能性が高いのか
まずサッカーではどういった状況で得点が発生するのでしょうか、それは相手のディフェンスの本来保たれている秩序が解体、
混乱している状況で発生します。
カウンターアタックの場合、カウンターアタックが起きる寸前に切り替えのフェーズが起こります。その切り替えの前はどういう状況か
というと、相手がボールを保持し、自分たちに向かって攻撃しているということです。相手が自分たちに向かって攻めているということは
守備のフェーズではないので、この時点で相手ディフェンスは全くオーガナイズされていません。ここでボールを奪い、
切り替えのフェーズを通過し、カウンターアタックまで素早く局面を移動できた時、こちらは攻撃しながらも、
相手はまだディフェンスをオーガナイズできていない状況が起こります。これはどういう状況かというと、
先ほども説明したように得点が生しやすい状況と言えます。よってカウンターアタックがオーガナイズされた攻撃よりも
多く得点できる状況が発生し、得点の割合が高いことがわかります。
https://fcl-education.com/raising/independence-coaching/football-counter/ 攻撃が先か? 防御が先か?
戦争は攻撃と防御のどちらか始まるのでしょう。攻撃だと思いませんか? ふつうに考えると、
攻撃がないと防御はできないのですから。しかし、クラウゼヴィッツは「戦争の起源を哲学的に
考察すると、本来の戦争の概念は攻撃から派生するのではないことがわかる」と述べています。
その理由は、攻撃は、戦闘ではなく、「占領」を絶対的な目的としているからです。占領しようとする地域に敵がいなければ、
当然のことながら、戦闘がおこることはありません。これに対して、防御は「闘争」(戦闘)を直接的な目的としており、
防衛することと戦うことは明らかに同一であることから、戦争は防御によってはじめて生起するのです。
別の観点からいうと、こうなります。防衛は、侵略だけに向けられ侵略がその必然的前提となりますが、侵略は防衛にだけではなく
占領にも向けられるので、敵の防衛を前提とする必要がありません。だから、防御が攻撃に先立つのです。
いずれにせよ、クラウゼヴィッツは「戦争手段を最初に行使する者は防御側である」
「『戦争の概念に真に適合した行動を最初に取るのは、防御側』である」と論じています。
https://www.tais.ac.jp/faculty/graduate_school/major_incomparative_culture/blog/20120901/24667/ このように多くの分野に於いて、
防御やカウンターは攻撃よりも優位性を持っている。
流水の如き囲碁こそが至高の芸術なのだm9(`・ω・´) 誰が退院許可したの?
さっさと隔離病棟へ戻った方が良いよ 誰も>>1に付き合ってあげてなくてかわいそうになった… このスレにピッタリすぎる本を溝上さんが書きましたw
難しい手は一切無用! 戦わないで勝つ囲碁 (囲碁人ブックス) 単行本(ソフトカバー) 2019/5/16 溝上 知親 (著)
内容紹介
相手の難しい手をいなし、サクッと勝つ!
「攻め合いは読めない! 」
「コウは何を目指せばいいの?」
「戦いは終わったの? それとも途中なの?」
「だいたい何で戦っているの?」
戦いは碁を面白くしている要因でもありますが、苦手という方も多いのではないでしょうか?
かくいう、この文章を書いている私もその一人! 正直、碁を難しく、複雑にしている要因でもあると思います。
本書は、「戦いが起きないような打ち方」「起きてしまっても損をせず終わらせる打ち方」
「あわよくば、相手の攻撃をいなして得をする打ち方」を紹介しています。
章立ては以下の通りです。
序章 戦いを終わらせる
第1章 戦いはなぜ起こるのか?
第2章 戦いにしないコツ
第3章 アマの実戦例を見てみよう
第4章 パターン別戦わないコツ
第5章 AIは戦わない! ?
第6章 プロの実戦例を見てみよう
第7章 戦うべき場合
そもそも「戦いはなぜ起こるのか?」という仕組みから丁寧に解説し、最後はどうしても戦わないと損をする場合まで解説しています。
戦いに悩みを持っている方、難しいことはせずサクッと勝ちたい方など、多くの方に読んでほしい一冊です。 やっぱり力碁には負けると思うわ
柔らかい棋風はある程度のところまでしか通用しない 相手が厳しい手で来た時にこっちも厳しく行かざるを得ないだろ
後は普通に打ってるんだけど少しずつ緩んで地が足りなくなるパターンもあるし そうとは限らない
相手が無駄なところで力んできたら無視して他の大きい場所に回ればいい いや黙って受けてたら悪い場合
反発して必然的に難解コースだろ
つまり打ちたくなくても力碁を強要される
逃げるような打ち方は王道ではない そんな場合もあればそうでない場合もある
邪道でも勝てばよい ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています