クロード「よし、リミットと言える期間は過ぎたな。こいつは成功だぜ、ベレト先生、例のものだけどさ」
ベレト『まさかお前…完成させたのか!?』
クロード「先生の身体はどうよ?俺は何ともないぜ。毒抜き装置の作成は成功だ」
ベレト『確かに何ともない…!以前釣ったばかりの毒持ちの魚を試しに装置に掛けてみたが完璧に解毒されてるな。今回の発明は学会で発表してみたらどうだ?』
クロード「それも良いかもな…ん?」コンコン
ディミトリ「今度は何を作ったんだ?」
エーデルガルト「また変なものを作ったんじゃないでしょうね?」
クロード「おう、3人揃うとは珍しい。揃ってどうしたんだ?」
ユーリス「警備システムを強化して欲しくてさ。最近葉っぱのヤツが警備潜り抜けて来ることがあるんだよ」
クロード「マジか…これでもルーテ研究所と協力して相当警備強化してるんだぜ?」
ディミトリ「それはそうとして今度は何を作ったんだ?」
クロード「食糧などの毒抜き装置さ。珍味探しとかに良いかなぁって」
エーデルガルト「珍味ねぇ…ウチの部でもそれ使えるかしら?」
クロード「使えるとは思うぜ、現に自分の身でも実験したしベレト先生も協力してくれたからな」
ディミトリ「まさかと思うが…」
クロード「心配しなくても合意の上だよ。止めたけど先生も協力したいって言うからさ」
エーデルガルト「それなら良いのかしら…?」
クロード「大丈夫だよ。ヒルダ達も事情は知ってるし、毒の特効薬も既に作ってるからな。大顰蹙を買ったが」
ユーリス「あいつらベレト先生のこと大好きだもんな」
エーデルガルト「…一台調理部にも作ってくれないかしら?」
クロード「後いくつかの段階を重ねたいからもうちょい待ってくれ」
ディミトリ「変態対策も進んではいるが日常的なモノも発明しているんだな…」
クロード「ウチは化学同好会だぜ?世間の役に立つモノも作るさ」
ユーリス「後ひとつ聞きてーんだけど後ろのゴツいものと何か作った跡は何なんだ?」
クロード「ああ、前者は適当に作ってみたものさ、まだ未完成だがな。後者の場所では葉っぱ&大賢者対策の最新兵器を作ってるが、今はノールさんに預けてる」
エーデルガルト「最新兵器ね…それで懲りてくれれば良いけど」
ディミトリ「懲りないだろうな…。前者は実験動物がいれば試してみたくないこともないが」
エーデルガルト「なんていうか…複雑な機能してるわね。機械に関してはよく分からないけど」
クロード「おい、迂闊に触るな!動きはするんだから!」
エーデルガルト「え!?ちょっと!それを先に言って頂戴!!」ゴゴゴゴゴ
ディミトリ「結局このオチかー!!」
ユーリス「あ、これ逃れられんわ」