破綻懸念、5年連続ゼロ=18年度自治体財政−総務省まとめ
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 総務省は30日、都道府県や市町村の2018年度決算を踏まえ、自治体の財政健全度を発表した。
財政破綻状態に当たる「財政再生団体」は前年度と同じく北海道夕張市のみ。破綻の懸念がある「財政健全化団体」は5年連続でゼロとなった。
 健全度は、夕張市の破綻を受けて制定された自治体財政健全化法に基づき、各自治体の赤字規模や借金の重さなどから判定。基準を満たさなかった場合、健全化計画の策定などが義務付けられる。
09年4月に全面施行された当初は21市町村が財政健全化団体となったが、改善が進んだ。