国沢光宏がドイツで大暴れ! ジュニアWRCにフォードでガチ参戦その2
投稿日: 2018年8月19日 TEXT: CARトップ編集部 中村理紗 PHOTO: CARトップ編集部 中村理紗
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手応えは上々「フィエスタR2最高」と波に乗る

 トヨタのヤリス(日本名/ヴィッツ)が活躍するWRC(世界ラリー選手権)の第9戦ラリー・ドイツに、自動車評論家の国沢光宏さんが
フォード・MスポーツのフィエスタR2でスポット参戦中。今回は2日目をリポートする。

 日本でもここ数年で再びイベントが復活する可能性が高いとみられる世界ラリー選手権。そのドイツ戦に国沢さんがWRCのジュニアクラスに挑戦している。

 8月17日(金)、ラリー・ドイツ競技2日目は計6本のSS(スペシャル・ステージ)で争われ、合計距離は101.42km、
リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は449.52kmだった。とくに、朝イチと午後イチのステージであるSS2/5「シュタイン・ウント・ヴァイン」、
SS3/6「ミッテルモーゼル」はラリー・ドイツの名物のひとつ、一面の葡萄畑が広がるステージだ。

 しかし天候によっては非常に滑りやすく危険なものとなる。午後の走行でステージは雨が降った。国沢さんによると「ステージに残っているのにやっと」なほどで、
「ウエット路面でも、どの路面が滑り、滑らないのかがのってみないとわからない」そうだ。雄大で緑豊かな土地に思わずうっとりしてしまうが、
WRC最高峰クラスのドライバーにとっても非常に難関でテクニカルなステージとなるという。

 朝はまずSS2の観戦スポットへ。取り急ぎ第1出走車の走行に間に合うよう競技者たちの本拠地であるサービスパークから現地に向かったが、
すでに町全体が”満員状態”に。というのも小さく道の細い田舎道に駐車場などないに等しく、観客たちはみんな路肩に車を止めて現地にむかうのだ。
ちなみに家や車の出入り口は一切塞がれていなく、家と家の間に数台車がきっちり路駐されていた。マナーがいいのか悪いのやら……