今のレーサーは、ハンドルとサドルの落差が昔より大きい。
フレームも軽いので、事故の時には頭から飛び込み前転して、首や背中を地面に叩きつけられる場合が多い。
そして背骨や首の神経をやられて半身不随、全身不随というパターンが目立つ。
この場合、ヘルメットは役に立たない。首と背骨の問題ですから。

これはツールのトップ選手の事故のパターンから、日本での事故まで共通するパターンではないいのか?
1970年代までは、レーサーの事故は、多くの場合、地面に手をついて、腕を骨折して、鎖骨にひびを入れることが多かった。

『俺は大丈夫』?
しかし、サイクリング協会の会長さん、
『ロードレーサー最高だぜ系の映画の方』、
『ヨーロッパのタイムトライアルやツールのチャンピオンたち』などトップのひとたちが、
重傷を負ったり、大事故をやっているわけでしょう。
サラリーマンや個人商店主などが、フルームのように大腿骨骨折に腕をと肋骨を折って、、、
となったら生活基盤のすべてが崩れる。