当初、私は自分が自転車マニアだけあって、松田さんから競技用フレームについてそのこだわりを根掘り葉掘り聞くつもりでいた。
しかし松田さんと話を進めていくうちに、松田さんがGRIT JAPANを通して「本当に伝えたいこと」がみえてきた。

それは競輪用フレームではなく、ロードレーサーでもなかった。

普通のひとが乗る、普通の自転車だったのである。