これはインディアンのモーターサイクルで陸上絶対速度記録を打ち立てたバート・マンローの伝記映画、
「世界最速のインディアン」のなかでも、そういう風に出てきます。

ダックテールの髪型のロッカーズ風の連中が、バート・マンローの誕生パーティーにどかどかと乱入して、ケンカを売りに来る。

「バート・マンローてぇのはどいつだ?」

「ああ、オレらしいな。」

「なんでも速いんだってな。どんなモン乗ってんだ?Push bikeじゃあねえのか?」

バート・マンローがキレる。

「オマエたちみたいなエテ公にはわからんだろうがな。オマエらのなんかは軽くぶっちぎるぞ。」

「おもしれぇ。賭けてやってみようじゃねぇか。」


まあ、バート・マンローはニュージーランドの人ですが、このあたりの単語はアメリカ文化圏からきている言葉です。

実際、「ローディー」というアメリカ語などもマウンテンバイカーが
「あいつらは道路の上しか走らない」という侮蔑語が発祥です。