だがおかしい。いくら漕いでも大学にたどり着かない。
いつもは5分くらいでつくはずなのに、漕いでも漕いでもたどり着かない。

なにかおかしいと実感した大学生。
だが、ふと気が付けばそこは、採石場だった。
詳しくは、何メートルもある深い採石場跡の入り口に立っていた。

急いで戻らなければと思った大学生は、後ろに振り向く。
だがそこには、あの相撲取りがいた。
大学生は相撲取りに骨をゴキゴキ折られ、死んでしまった。

という夢を見て、大学生は飛び起きた。