>>477
で述べた通り、今回の解散政局のポイントは「小池が出馬するかしないか」だった。
従って、ここさえ分かれば、
政局の見通しがほぐれて先行きが見えやすくなる。

>>483はいまから振り返ってみると、
解散の決断をした時点で、官邸と自民党が「小池が出馬しないことを読み切れていた」
ことがうかがえる。

注目すべきは、今回の世論調査で、「小池は都知事を辞めて出馬すべき」という項目は
どの調査機関でも10%程度しか無かった。
つまり、90%は「都知事を投げ出すなどとんでもない」という世論があった。

おそらく安倍周辺か自民党が、解散のはるか前からこの部分の調査を精密に行ってて、
「状況にかかわらず小池出馬に世論は大反発する」という
データがかなりの確度で得られていたのだろう。

もちろんそれが解散決断や小池失速のすべてではないだろうが、
90%という大きな偏りがあるデータを掴んでいたとしたら、
大ファインプレーとしかいいようがない。