●安倍政権の支持率が都議選後、急落した理由
-都議選の結果から見れば支持30%、不支持50%程度は当然-

都議選の絶対的得票率(棄権者も含めて有権者全体の得票率)は次の通り。

自民党 11%
公明党  7%
棄権  50% 

逆風下で自民党に投票した11%はほぼ安倍政権支持と見ていいだろう。
公明党の支持層は最低でも半分くらいは安倍政権支持と思われる。
棄権した人のうち、2割程度が安倍支持だと仮定する。
都民Fに投票した人は、「都議会自民党が嫌いor消極的に安倍を指示していたが、
小池というヒロインが誕生したので支持した」ことが投票した理由だろうから、
安倍支持層はほぼいないと見る。
他野党は反安倍であることは明らか。

以上の結果を総合すると、東京都議会選挙から次のことが言える。

安倍潜在支持率=自民党(11%)+公明(4%)+棄権者(10%)
          =25%
反安倍率    =100%-25%(安倍潜在支持率)-20%(安倍支持でない棄権者の半分)
          =55%

世論調査はこの数字に近づいている。