>>478
ユミルはフリッツを愛していたが、フリッツはユミルを最後まで奴隷扱いした。
そんなフリッツを、ユミルは自分が死ぬ前に自分の手で殺したかった。
しかし、立場的にそれは不可能だった。

ミカサはエレンを愛していたが、エレンから酷い言葉を浴びせられ、突き放された。

そんなミカサがエレンを殺す場面を、ユミルは見たかった。
自分と似た立場にあるミカサに自らを投影させ、フリッツを殺すことが
できなかった自分の無念をミカサに晴らしてほしかったからだ。

多分。