次スレを待つ間にお読みくださいな。
NHKでのインタビューの諌山の言葉。

作品を通して伝えたい思いは?と聞かれて、

「そういうメッセージがあるわけじゃないんですね。
 ただ自分のフラストレーション、よくわからない怒りを漫画にぶつける行為を
 繰り返しているだけですね。

 しいて言えば…、知らないうちに自分も加害者になっているかもしれないよ…
 被害者と思っていたら、加害者だった、とか。
 『ちょっと自分を疑ったほうがいい。
 時としては、自分を信じすぎないほうがいいんじゃないかな』
 そういうのを描こうとしている、とは最近思いますね」

「視点を切り替えることで、
 今までの物語が全く違って見えてくる、ということをやりたかった」

「物語の主人公って、無意識に善人、というわけじゃないですけど
 『主人公の行いは正しい』っていう見方があるけど、
 それって自分の主観と重ねてるからだと思うんですね。
 自分の主観は、基本的に『正しい』と、無意識に思いがちだと思うんですけど
 誰でも被害者になる可能性はあるし
 誰でも、ひどい人間に…ひどい面は誰の中にでもあるんじゃないかと
 そういうことを描こうとしてると思いますね」