>>956それなんだけど、持ち主の2週目由乃は死んでいるから使い物にならない日記の筈
変なのはそこだという事に秋瀬が気付いていないだけの話だけどね
もし使い物になるなら他の所有者の破壊されていない日記を鹵獲するという展開もあった筈
だけどそんな事はしなかった、つまり「普通の未来日記」は持ち主が死んだ時点で使い物にならないという事になる
これは由乃という存在そのものが「異常」だという事に秋瀬が気付かなければならない場面にして
それが何を意味するのかの「答え」を雪輝に伝えなければならない展開なの
ほらループに気づいていないにも関わらず「優しい嘘」というワードを秋瀬が使う場面があったじゃない
その後雪輝がループの話題をしてもあそこまで狼狽しなかったじゃない
これは先述の「答え」を秋瀬に「知られた」と由乃が「誤解」していた事を意味する場面
これは「由乃とは本来なら存在しないはずの存在」が「答え」を意味する代物
コラボで由乃の事を「寓話」扱いされていたのもこのため
言い換えれば「本来の状態」でゲームが進行している1週目世界とは
「由乃が配置されていない世界」だという事を意味する図式
ムルムルが映像で見せた展開はただの「フェイクニュース」の一種
アレは「最初から雪輝に見せる事」を意図した映像にしか過ぎない
12巻で登場した「由乃」を見つけた時、雪輝が救急車を呼ぶ様に仕向けるためのもの
アレは由乃の過去を知り境遇を変えたいと雪輝が考えるきっかけづくりのための映像にしか過ぎない
どうして「由乃は本当は存在しない筈の存在」と言う結論に秋瀬はたどり着けなかったのだろう?
「世界的な探偵」を目指しているなら出来なければならない代物なのに
それも解明済みだ「由乃が存在しない=雪輝はゲームに敗北する」を認めたくないから
パラドックスで書かれているがこれが雪輝の現実
雪輝推しの秋瀬にとってこれは「認めたくない現実」を意味している
つまりね作者は本編の世界と「3週目世界」を「フィクション」をイメージしている
1週目世界を「現実世界」をイメージしているんだ
1週目世界に関する「フェイクニュース」を雪輝に見せている最大の理由は
「雪輝がゲームに敗北する」にして「雪輝でもなければ由乃でもない別の誰か」が勝者になっている世界を書いてしまう事になるから
つまり「由乃が雪輝を守る」云々全般が「フィクション」だと
作者及びKADOKAWA自ら認める事になるからが最大の理由
未だに1週目世界を舞台にした話が登場しないのが最大の証拠
これは「書かない」んじゃなくて「書けない」だけの話
じゃあ何を表現したくて「由乃」をヒロインにしているのか?
ああやって雪輝を守り、邪魔者を殺す姿を描く事で「見栄」を表現しているんだ
ああやって「雪輝と由乃コンビなら奇跡を起こせる」を連想する描写をする事で
「見栄」を貼っているだけの話なんだ
つまり未来日記の本質は「見栄」だと言う話