キャスバルについては、ここはもうホント〜〜に分かりやすく、
〜大富豪且つサイド3の指導者ダイクンと、美しく優しい母親のアストライア、可憐な妹のアルテイシアに囲まれて何不自由なく暮らしていたキャスバル。
ダイクンは多忙であったが、キャスバルに理想に向けて励む男の生き様を見せて、キャスバルもその父を誇りに思っていた。
ザビ家は政界の重鎮で、よくダイクン家を訪問し、歳の近いガルマとは遊び友達だった。
しかし、デギンやギレンはダイクンの前では温和な顔であるが、その裏でキャスバルには冷たい態度を見せ、キャスバルはザビ家の裏の顔を知り、不安を覚える。
ある時、偶然デギンやギレンがダイクン暗殺の話をしているのを聞き、ダイクンに危険を伝えるものの、ダイクンは一笑に付し「これから独立宣言の演説だ、お父さんの一世一代の姿をぜひお前に見ていてほしい」と言い残して演説会場に向かう。
演説会場で高らかに宣言しようとするとダイクン、突然吐血して急死する。
その後は急転直下、国民の知らないところで財産は没収、地球へ強制移住させられ、無一文のアストライアは身体を売り、キャスバルは重労働の現場で働かざるを得なくなる。
アストライアは売春で悪い病気を移されて極貧のうちに他界。
キャスバルとアルテイシアは孤児院に引き取られ、そこからマス家へ里親に出されたが、そこでも酒飲みの養父と冷淡な養母からの虐待が続く。
キャスバルは成長する中で、父を暗殺し、母を貧死させ、自分達を不幸のどん底に突き落としたザビ家への復讐の念を募らす。〜
という、一昔前のハウス名作劇場でやってたような内容で良くないか?
ちなみにアルテイシアは不幸な境遇の中でも「良かった探し」をして真っ直ぐな性格の良い娘に育ったと思われる。