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イオク「黙って聞いていれば貴様ら私をペシャン公だのオジャン公だの馬鹿にしおって!私はかつてラスタルさまに古代中国の英雄の気風があると称えられたのだぞ!」
シュウト「中国の英雄?」
アル「いやな予感が…」
イオク「確か…そう劉備だったか!」

劉備「ぐはあっ!(吐血」
キャプテン「大変だ、劉備が押し入れで血を吐いた!」

イオク「何を隠そう私は部下たちに大変慕われていてな。その人望の高さをラスタルさまは大徳と呼ばれた英雄、劉玄徳に例えてお褒めになられたのだ!(エッヘン」
シュウト「うん…まあ間違ってはいないね、劉備家柄も人望もあるし」
アル「声的には孫権の方が似てるんだけどね」

劉備「うう…だからって酷いだろ。俺、あいつみたいに暴走したり場を引っ掻き回して事態を悪化させたりしないぞ!?」
アセム「あれ?でも歴史本なんかだと、劉備が暴走して夷陵の戦いでやらかしちゃったのが蜀に勝ちの目が無くなった原因だってよく」
劉備「……ビクンビクン(瀕死」
シュウト「アセム兄さんトドメ刺さないで!」
アル「う、うん史実の劉備と劉備ガンダムは関係ないからそんなには!」


ラスタル「まあヤツを誉めたのは、部下達からだけでなく劉備のように民からも慕われる男になってほしいという意味なんだがな…」
ジュリエッタ「あの人、割と自分の知らない人間はどうなってもいいと思ってる節がありますからね、視野が狭いというか」