Oザック
ミノフスキー粒子下における戦場での電波中継機としてハイザックをベースに開発されたモビルスーツ。名前の由来ともなっているバックパックに備えられたリング状の電波受信部で戦艦からの通信を捉え、戦場のモビルスーツへ電波中継する事が出来る。
テツヤ・コムロ技術大尉の提案で製作されテストしてみたところ良好な結果が得られたので3機のハイザックがOザックに改修された。
基本的に戦闘は想定していないため武装は最低限の実弾式マシンガンを装備するに留まる。パイロットには設計もしたテツヤ・コムロ大尉、タカシ・ウツノミヤ中尉、ナオト・キネ少尉が選ばれ前線で戦う味方モビルスーツを補佐した。
OザックからOザックへのリレー式通信も可能で、これによりミノフスキー粒子下における遠距離通信がある程度出来るようになったが戦闘に使えるハイザックをベースにする事のコスト的な意味もあって3機が改造されたに留まる。
最も有名な戦歴としては0093のシャアの反乱時にラー・カイラムからのアクシズ落下の救援信号を88艦隊に中継した事が知られている。
この時3機のOザックがリレー式に通信を繋げたと伝えられているが実際にはキネ少尉のOザックは中継機が故障しており実戦には参加していなかった事が現在では判明している。