フェロモンの棺(1/1)

 ぐにゅっ……ぐしゅっ……

『ああ¨っ……うぅ……はあぁッ……!!』

 エンドラ級戦艦の男子更衣室。
室内では談笑し、大きな掌で肩を叩き、時にいたずらで後輩のパンツを下ろすような一幕も見られる。
屈強な男たちの熱い陽気が漂う中、閉じたままの大型ロッカーが一箱あった。
横長に揃った通気孔から覗く大きな目は、男の、大人のそれでもない。
暗闇から覗く幼げな翡翠色の眼光は、困惑と苦悶に彩られている。
目の前から視線を反らそうとすれば、また別の醜態を見せられるだけ…

ぐにゅああ……くちゃっ……

ふしゅぅ……はぁ……ずすぅ………はぁ…

「左の隅の男は己を慰めてるんだ、案外きみに懸想してるのかもしれない」
「彼のモノは、ふふ…思っていたよりも小さいな」
「おやおや……また濡れてきてるんじゃないか?」
『はぁ……あ¨あっ…///』
大型といっても規格はせいぜい高校生が一人隠れていられるくらい、空気は埃っぽく男の汗の臭いが入ってきて、時おり喉に刺さる。
その中でグレミーはリィナを抱えて、バックからアナルを犯していた。
リィナの方はというと、猿ぐつわを噛まされてその上からマスク、喘ぐことも許されずされるがままだ。
脈打つ細い腕は後ろから抱えられて拘束され、目を瞑れば脇腹を擽られて息もままならない。
リィナはドレスを着ているが、そのティアード・スカートは一部が裏の数本のベルトで繋がっており、そこを捲り上げれば裸の尻がお目に掛かれる。
グレミーは腰のねっとりと揺らし、リィナは額に汗を滴らせてくぐもった息を伝える。
環境としては劣悪なものだが、暖かい少女の身体、股間を刺激するヒップとアヌスとスカート、それらの感触と匂いはグレミーに至高の快楽を与えた。
だがリィナにとっては窮屈で、おちんちんで内臓を貫かれ、汗ばんだ身体を弄ばれているだけだ。
『はぁ……う¨っ……はぁぁっ……!!』
いつ男たちに気づかれるとも知れない恐怖……たまに目が合ってるような……それでも責められることが辛い。
踵で足を、お尻で下腹部を叩いて抗議するが、陶酔するグレミーには届かなかった……

 見開いた瞳が助けと許しを乞い、どこからともなく涙の流れる中、更衣室の男たちが部屋を出ていった。
途端にグレミーがベルト下のスカートを剥がし、腰使いが激しくなり、
逃れようとリィナが暴れ、ロッカーが開いた瞬間、スペルマが撃ち込まれた。
足が言うことを聞かないリィナを抱えて壁づけの洗面台まで歩く。
おちんちんを引き抜く瞬間、直腸が肉棒を締め付けた。グレミーがほくそ笑む。
洗面台の蛇口に肛門が当たるように座らせ、マスクと猿ぐつわを外す。
緊張の糸が切れて、息を吸った瞬間……

ゴボッ ゴボボボボっ
プシャーーーーー………

「い、……やアアア!!!」
 腫れた肛門から軟便が冷たい金属に当たり、排水口に落ち、小の方も白い陶面に注がれる。
しかしそこには、おぞましいほどの解放感が満ちていた。

 リィナの滲んだ視界に映ったグレミーは、少女の排泄を見ながら猿ぐつわの唾液に舌を這わせていた。
腸液まみれのおちんちんは湿ったマスクで拭いていた。そこで意識が途切れた。