アルベルト「もちろん、抜かりはない!毎日毎日、アイス売りスタイルで自転車でせっせと…」
  ガラリ
マリーダ「こんにちわアイス!いつもすみませんアイス!いただきますアイスぅ!」
アルベルト「…アルベルトです」
マリーダ「はいっアイスベルトさん!ごちそうになります!」
アルベルト「いや…アイスベルトじゃなくて…いや。いっそマスターと呼んでくれませんか」
マリーダ「ま…マスターアイス?」
アルベルト「甘い!甘いわぁ!だから貴様はアホなのだぁ!…じゃなくて!」
マリーダ「それよりも早くアイス、アイスっ!アーイースーぅううう!」

プル「…またやってるね、この暑いのに」
プルツー「…少し気の毒になるけどな…毎日毎日」
グレミー「うむ…律義かつ便利だな、毎日アイスを宅配するとは。まあ結婚は許さんがな!」
ジンネマン「…いつもながらアイスがからむと、幼時退行するなアイツ…」

マリーダ「食べ過ぎか、冷え過ぎかは重要じゃない。私にはアイスが必要だった。猛烈に暑い、
     残酷で不自由な盛夏を生き続ける為に、私には生き甲斐を感じさせてくれるアイスが
     必要だった…それを笑う事は誰にもできない!」
アルベルト「…ううう。今日もマスターと呼んでもらえなかった……それでも…」
マリーダ「…でも…"それでも"って言えるおまえは…アイスごちそうさまでした!」
アルベルト「…どういたしまして!それじゃまた!」
マリーダ「はいっ!明日もよろしくーーーっ!」

プル「いーなー…あたしにも毎日、パフェもってくる人がいたらいーなー」
プルツー「太っちゃうだろ…」