伝説のシーク負傷→カマタ登板じゃないけれど、この種の「追放」って、
実はスケジュールや契約の問題であることが多いから、素直にプロレスを
見ていた子供の時みたいには受け取れないよなあ

結局1983年になって、鶴見が海外遠征する都合に引きずられたように
突然馬場と上田の遺恨試合が実現、倉持アナが「永久追放」という単語を
連呼する中、まるで猪木との釘板マッチを突然意識したみたいな腕折り
制裁で馬場が勝つけれど、まるで「これでみそぎは済ませた」、みたいに
上田・シン組は堂々と全日で幅を利かせ、四か月後には追放どころか
馬場・鶴田組を破ってインタータッグ王者になってしまう
(上田は日プロ時代以来、10年ぶりのインタータッグ王座返り咲き)

ちなみに馬場の腕折り制裁マッチの時の田鶴浜さん、「そういえば試合前、
馬場くんが腕か足を折ると言ってましたが、ホントだったんですなこりゃ〜」と
試合が終わった頃になって笑って解説してくれたそうですが、そういうことは
もう少し早くお茶の間にw