1999年、「プロレス雑誌大戦争」が出版。
ター山が「天龍が出るならウチは出ない」との馬場との交渉内容を明かした。
さすがの元子でも抗議もできず黙認するしかなかった。
なぜならそれは事実だったから。

2010年、「金権編集長」が出版。
ター山が馬場から金をもらっていたこと、元子に金をせびっていたことを暴露した。
同じくこの件でも元子は抗議もできず黙認するしかなかった。
なぜならそれは事実だったから。

なぜ前者が信じられなくて後者が信じられるのか理解できない。
どちらもター山の著書(前者は竹内との共著)であり、内容を否定できる証拠もない。
前者の内容を否定するなら、それに足る明確な証拠を出してくれないか?
明確な証拠がない以上、両方を信じるべきだろう。


馬場とター山は「利」で結ばれていて、そこに信頼関係など存在しなかった。
利がなくなった(週プロ編集長辞任)ター山を馬場は情け容赦なく切り捨てたし、
ター山も過去の交渉内容、金銭授受を暴露した。

長州と天龍にケンカを売って馬場に着き、その馬場にも砂をかける。
やはりター山は稀代の迷物編集長であったといえる。