アントニオ猪木が創業し、有名レスラーを輩出した新日本プロレスリング(株)の業績がV字回復している。
2018年7月期の売上高が、ドームプロレス全盛期で武藤敬司や蝶野正洋、橋本真也の“闘魂三銃士”が活躍した1998年の実績を20年ぶりに塗り替える見通しだ。
娯楽の多様化などで興行収入が落ち込み、5年前は債務超過の厳しい経営状態だった。
そこから徹底的に無駄を省き、女性や外国人の顧客を増やした。日々の努力の甲斐もあってわずか5年で無借金経営に大きく改善した。