「1989年、私は大阪のスタジアムで前田と戦った。とても興奮したよ。
私はもう44歳になっていたし、フィックスト・マッチを恥ずかしいとは
思わなくなっていた。猪木とルスカの試合はショーに徹したもので、
アバウトなものだったが、私と前田の試合はよりスマートかつテクニカル
なもので、ひとつ間違えると危険になる。もちろん充分に打ち合わせを
行ったが、何よりも重要なのは信頼関係なんだ」(クリス・ドールマン)