話題に上がっているUWF本二冊では無いのだけれど、同じ柳澤の本で1976年のアントニオ猪木ってのがある。
プロレスのビルロビンソン戦で猪木の抱いた劣等感、アリ戦が凡戦になった理由、共通して言えるのは猪木のテイクダウン技術の無さだと柳澤は書いている。
これはなぜかと言えば、ゴッチが「プロレスはロックアップからはじまるからタックルは別に教えなくても良いだろう」っていう事に根ざしている
同じ事は同じ師を持つUWFレスラー全般に言える
また藤原は別インタビューだけど、自身について総合に対する自信を問われた時に、「自分にはテイクダウンの技術が無いから無理だろう」と素直に答えてるんだよね
だから桜庭は確かに関節技はUWFで学んだかも知れないけれども、そこに至る前提条件とも言えるタックルはUWFはあまり関係無くて、故にUWFレスラーを代表したムーブでは無いと思う