阿修羅原はヒットマンになるまでは中堅だった。
でもヒットマンとなり、天龍源一郎と長州力を九州男児、いやっ急襲。
こっから道が開けると思うて期待した。
しかしヒットマン後は国際血盟軍団と組まされた。
これは阿修羅原の本意ではなかったそうな。
また外国人とも組み、特にタイガージェットシンとは顰蹙に組まされた。
ここでタイガージェットシンの正式なタッグパートナーになれば良かったが、そうでもなく。
ただ組まされていた感じで。
中堅からは脱したものの中途半端な立場となってしもうた。
主にタイガージェットシンやラッシャー木村と組んだ試合が多くなり。
でもスーパーストロングマシーンと組んだのは良かったと思う。
スーパーストロングマシーンが新日本プロレスリングにUターンしてもうたからこのタッグチームは世界最強タッグ決定リーグ戦のみに。
しかもこの時にゃスーパーストロングマシーンが負傷して途中で戦線離脱。
阿修羅原も不運だった。
でも天龍源一郎と組み始めて勢いが戻った。
龍原砲、天龍同盟として大活躍。
体重も増えて最盛期は138キログラムあったらしい。
その事を後々にアニマル浜口が語っていた。
『阿修羅原は骨格が太くて肉が付きやすい』
『ジュニアヘビー級でもすぐにヘビー級になると思った』
『でもまさか138キログラムになるとは思わなかった』

単純に太っただけとも取れるが。
何れにせよ阿修羅原の解雇は勿体なかった。
もしあそこで解雇にならなければ。
そうなれば天龍源一郎はザロードウォリアーズやスタンハンセンと組む事もなかったかも。
でも天龍源一郎が全日本プロレスリング離脱した時には阿修羅原も同じく離脱してSWSへ移ったはず。